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闇文庫

主に寝取られ物を集めた、個人文庫です。

保健師先生 第17回

夏休み8日目
今日は、雅子がリフレッシュ休暇を終え、出勤してくる日であった。
舟木は彼女に逢うのを楽しみに目を細めていた。

「校長先生、おはようございます」
校長室に入ってきたのは、教頭の堀部だった。
「ええ、おはようございます。先生お元気そうで、よい研修結果がでたようですね。
お顔がそう言っていますよ」

「はい、私が思っていた以上の成果が出たものとうれしく思っています。長年の胸のつかえが吹き飛びました。それで・・・」
堀部は、分厚いA4版の封筒を舟木に手渡し、胸のポケットから白い封筒を取り出した。

「校長先生。私、本日をもって退職致します」
堀部は退職願と表書きされた封書を舟木の机の上に置いた。

「委細は、その封筒の中に記載しております。先生とは、僅かなお付き合いではございましたが、お陰さまで決心することができました。先生は私の後輩でもあり、是非、私のように迷うことなく、どうか立派な教育者になられますよう心から願っております。それでは、お世話になりました。失礼致します」

部屋を出て行こうとする堀部を引きとめ
「教頭先生、ど、どういうことなんでしょうか」

「ですから、委細はあの封筒の中にと。失礼致します」


いつもの、あのセクハラ教頭ではなく毅然とした堀部の姿だった。



校長室の電話が鳴る

「はい、校長の舟木ですが・・・」

「突然恐れ入ります。私、伊藤雅子の夫の卓朗です。実は、妻の雅子がリフレッシュのためと家を出たきり、まだ家に帰って参りません。校長先生なら何かご存知ではないかと。お電話いたしました。」

「えっ・・伊藤先生がまだ・・私にもどういうことか・・」

舟木は、机の上の封書をじっと見つめていた。
  1. 2014/10/10(金) 02:54:33|
  2. 保健師先生(舟木と雅子)
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保健師先生 第18回

 堀部の退職願いの封書を開け、舟木は読み始めた

「私儀、本日をもって本校を退職することを、お許しくださるようお願いいたします・・」

堀部の退職願い文には
堀部は雅子を無理やり連れ回したあげくに、ストリップ劇場に雅子を置き去りにしてきた。雅子は、舟木の思っている様な女ではなく、それはもう一つの封筒を見ればわかるはずであると。自分はこのような事をしたのであるから、もうどうなってもよいが、せめて退職金は別居中の妻が受け取れるようにしてほしいこと。そして、舟木には自分が教育者として果たせなかった夢を追求してほしいと・・
 
「ばかな・・そんなことが・・・」

舟木は、自分の机をこぶしで叩いた。そしてもう一つの封筒を開いた。

中から、大量の写真がでてきた。雅子が様々な男とセックスしているもの、男にまたがり、両の手にうっとりと男根を握っているもの・・・・その写真の雅子の表情は淫乱そのものであった。

「ううっ、うむ・・」  舟木は、天井を睨みつけた。
  1. 2014/10/10(金) 02:55:30|
  2. 保健師先生(舟木と雅子)
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保健師先生 第19回

 萎びた地方のストリップ小屋の舞台に、口と鼻の部分だけが開けてあるマスクを頭から被せられた裸女が引き摺りだされる。
 この裸女の肢体に照明があてられると歓声が起こった。

 場内アナウンスが響く

「只今から、当劇場自慢の素人淫乱人妻の輪姦ショーの始まりです。この淫乱人妻の穴という穴は全てお客様がご使用できるように、当劇場のプロが毎日、調教致しております。ただ、調教を始めてまだ日がそれほど経っておりませんので、この淫乱人妻を十分に逝かせた後のご使用をお願いいたします」

引き摺りだされた人妻は、マスクで目が隠されているものの
先ほどのアナウンスで、場内の男たちがつぎつぎと舞台に近づく気配を感じて
からだ中が、ぶるぶると震えだしていた。
地獄が始まった

次から次と男根を咥えさせられる
からだをいくつもの男の手が這い回る
この女が望んでいない快楽が無限に続く
まさに地獄だ

だが、男の精をあびる頃になると
女は何故か落ち着きをとり戻す
自ら、男にまたがり、男根を導き腰を振り続ける
首をゆらゆらと回転させ、女が逝く瞬間
青白い照明の中に、女の白い肢体が浮かび上がる

女は目の奥に一人の男の姿を見つめて微笑んだ

しばらくして、女の愉悦の叫びが響き渡った
  1. 2014/10/10(金) 02:56:43|
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保健師先生 第20回

卓朗の家に岡山県警から電話が入る。

「伊藤雅子さんの家族の方でしょうか。実は、ある旅館から、お客の女性が車を置いたまま、戻ってこないと通報があり、捜査したところ当人と思われる女性を発見したのですが・・・宿帳の方は偽名でして、車のナンバーから伊藤雅子という女性の自家用車と判り、その確認をご家族の方にお願いしたいのですが」

卓朗の顔から血の気が引いた。


卓郎は、雅子と対面した。
しかし、既に自分の知る妻ではなくなっていた。

恐怖の記憶にさいなまれるフラッシュバック、妄想、淫乱・・・・・
そう、酷いPTSD症状を呈していた。
卓朗はこの病気の治療のため、病院を探し回ったが医師のせりふは同じだった。

「重症で、うちでは診られない」と


さらに12月になって、雅子が妊娠6カ月になっていることがわかった
もう堕胎することもできない
しかし雅子は、父が誰かわからない子を産むことを分っているのかいないのか、ただ微笑むだけであった

雅子の実の両親の希望もあり、実家での通院治療が続けられた

4月、雅子は男子を出産
これを契機に、雅子の両親は将来のある卓朗に離婚を勧め、卓朗は実の両親からもその意を無にせぬよう説得され、長男を卓朗が引き取って離婚が成立した。

それから1年経ち
漸く、雅子に回復の兆しが見え始める


A小学校赴任から3度目の夏が近づく頃、月の光が差し込む自分の部屋のベッドで、1歳4カ月の男の子を抱きしめ、微笑む雅子の姿があった。

雅子には聞こえてくる
「雅子・・雅子・・」と優しく呼ぶ声が・・・

雅子は声の方に頸を傾げ微笑み返す

  それからまた月日が流れた
  1. 2014/10/10(金) 02:58:13|
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保健師先生 第21回

F市の3月定例市議会が開催されていた。
議案の中に、F市教育長に舟木一郎とすることの同意案件が提案され、満場一致で同意された。

F市教育委員会は舟木教育長のもと、懸案の街頭犯罪撲滅に向けて取り組み、成果を上げ、併せて青少年健全育成活動にも地域団体と一体となって活発な活動を展開していた。

教育長室の電話が鳴る
「舟木ですが」

「・・・・・」

「もしもし、教育長の舟木ですが」

「お声は同じですね・・・・」

「えっ・・・君は、もしや・・伊藤先生・・いや雅子か・・雅子なんだね」

「お忘れになっていると思っていましたのに、有難うございます。私が、私が・・」

「どうしたんだ、雅子・・今、どこにいるんだ。君は大変な目にあって・・言ってくれ、今どこにいるんだ」

「私、先生のお顔を思い出すまで時間がかかりました。でも、もういいのです。一度限りの私の思い出です。でも私はあなたを・・その罰を受けてこうなるのは当然でした」

「そんなことはない、逢って話そう。治療中で君のご両親から病院を教えてもらえなかった。今すぐ君に逢いたい。どこにいるだ、教えてくれ」

「先生、私、少しよくなった頃、散歩に出かけて先生をお見かけました。奥さんと、娘さんとお揃いで歩いておられました。しあわせな家庭、私も望んだそんな家庭。先生、お幸せに、お幸せに・・本当に・・」

雅子の最後の声は、涙に消えていた。
  1. 2014/10/10(金) 02:59:22|
  2. 保健師先生(舟木と雅子)
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保健師先生 最終回

雅子は自分のこころの中の女に問いかけていた。
「なぜ貴女は、夫と子どもそしてその両親、自分の両親この恵まれた環境のどこに不満があったの」

「何を聞くの。私はいい女、私を見て私に群がる男がいて当たり前じゃないの。その男と遊ぶのよ。あんたが言っているのは、妻、母であって女ではないでしょ」

「それでは貴女、自分の家族や相手の男の家族はどうなるの。貴女はそれでいいかもしれないけど、周りの人が不幸になるわよ。それが自分にも降りかかるわよ」

「バカね、鼻の下を伸ばして近づいてくる男がわるいのよ。気にしちゃダメ。女は賢いのよ。いざとなったらみんな、相手の男の所為にするのよ」

「でも、相手の人が善い人でこころがときめく相手でもそんなことを」

「もう知らない。のぼせたらダメよ。女はね、逃げ道は必ずつくるものよ。」

「でもそれじゃ・・それじゃ・・私の本当の・・」

 雅子はイヤイヤと頸をふる。
ぼんやりと散歩の途中で、舟木の家族と出会い、舟木の優しい笑顔を見たときはっきり判った。
自分が何を望んでいたのか。
そして、あのストリップ劇場の輪姦ショーの地獄の中で、自分が見た愛しい男の顔が夫の卓朗ではなく舟木であったことを。


ああぁ・・もう今となっては・・私は・・・


雅子は、しばらく旅をしたいと両親に告げた。
ブルーのスカイライン・クーペに乗り、自分が勤めた懐かしいA小学校へ向かった。

7月末の夕刻の爽やかな風が走る
雅子は車から降り、校長室の銀杏の木の幹に佇んだ
月が雲間から覗くと
青白い月光が校長室の中を照らす

雅子の目には、愛し合う二人の男女の姿が映る

涙が流れた、涙が頬をつたい、涙が流れる
その涙がしっかと抱く、我が子の顔を濡らす


「雅子か、帰って来たんだね」

「えっ・・」
雅子が声の方に振り向くと、愛しい男の優しい顔がそこにあった。

「長い休暇になってしまったね。ご両親からお話しを伺ったよ。君は私の子を守ってくれたんだね」

「いいんだよ、もう自分を責めなくて。私の心は、あの夏の日から決まっていたんだ。君を愛している、もちろん今の君をだ」

舟木は、雅子を抱きしめた。
雅子の目から大粒の涙がながれた・・・
                                完
  1. 2014/10/10(金) 03:00:35|
  2. 保健師先生(舟木と雅子)
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父への憧れ 第1回

風薫る5月の連休初日、F市の玄関口であるF駅の中央駅前ひろばで盛大に鉄道高架完成式典が行われた。教育長の舟木も来賓で出席し、自分の考える教育行政の今後のあり方を披露し、万来の拍手を浴びた。この男は既に2年後の市長選の有力候補となっていた。

 駅近くには、都市発展の象徴とも言える高層マンションが聳え立っている。その最上階の南側寝室の窓に、瀬戸内に沈む夕日が赤く輝いた。舟木はベッドに腰を掛け、じっと外の風景を眺めている。

 「ぷちゅ、うむ、ぷちゅ・・・・」

 その足元には、女が膝を着き中腰の姿勢で、男の怒張を頬張り一心に舐め、咥え頬摺りをしている。男は左手で女の髪を優しく撫で、右手で女の乳房を甚振っていた。


 「おまえは、乳房を愛撫されながら、私のものを咥えているときが一番幸せなんだろ。なぁ、雅子、幸せなんだろ、雅子・・」

 
 「ぷちゅ、うむ、ぷちゅ・・・・うっ」


 「そうだ、もっと私を好きになれ、私の精液が欲しいだろ、うん・・」


 男の右手は、乳房に飽き女の白い肌を滑り、陰毛をさわさわと嬲りはじめた。


 「あん・・うん・・・あぁ・・・」


 女の腰が揺れ始めると、その手は豊かな臀部を撫で摩る。
 女のスレンダーな肢体全体がしっとりと汗ばんでくる。


 「うぅーん・・・・」


 女は鼻から息を吐き、上目で男の目を見つめる。
 男は女を四つん這いにし、バックから二本の指で女の中を確かめた。

 「もういいようだな、おまえはすぐにこんなに濡れる。ほらもうヌルヌルだ」


 どうだとばかりに、指が三本に増えた。


 「あぁ、あっ、あぁ、あっあっ・・」


 男は怒張を女の女陰に挿入すると同時に、右手で陰核を擦りあげ、左手で乳房をやわやわと揉み立てる。乳首を摘み、捻る。


 「どうだ、雅子、このスタイルが好きなんだろ。もっと奥を突いて欲しいのか、うん」


 「あぁー、あっ・・・もう、もう・・・」


 男の全身が痺れる。もうすぐだ・・・・・
  1. 2014/10/10(金) 03:01:54|
  2. 父への憧れ(舟木と真希)
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父への憧れ 第2回

 市役所5階の中会議室。新入職員の集合研修が実施されていた。今日はその第3日目の人権研修である。
 教育長秘書の後藤真希が参加している。彼女は新卒の事前研修での成績がずば抜けており、加えて学生時代に弓道で鍛えた体力、愛くるしい瞳を持った才色兼備の女性であった。人事課は市長秘書か教育長秘書か迷った挙句、舟木教育長秘書に抜擢したのである。


研修グループのリーダーが人権ビデオを見た感想をメンバーに聞いている。

「田代さん、感じられたことを率直におっしゃってください」
「僕は、このビデオの制作はよくできていると感心しました。演じている人も・・・」

「つぎに工藤さん」
「私も、今までにないビデオの内容で特ににシナリオが気に入っています・・・・・」

「そうですか、つぎ後藤さん、どう感じましたか」

「私は、このビデオの女性の生き方には賛同を覚えません。女性は男性の道具ではなく自立を目指すべきです。この女性は男性と互いに助け合うパートナーとしての立場を忘れ、従っています。私は、これほど女性を馬鹿にした内容はセクシャルハラスメントどころか男尊女卑そのものを見ている思いです。このビデオは女性の自立を訴えています。このような女性になるなと、全ての女性に・・・」

現場主義を自分の行動の原点としている舟木は、この研修会場での職員の感想に目を細め頷いていた。
舟木は人事課から送られてきた履歴書を思い出していた。
(後藤真希・・父を早く無くし、母子家庭に育った。不幸にもその母も今春病死。身寄りも無く、女ひとりの自立した生活をしている。また、噂ではその知性と美貌から多数の男性職員がアタックしていると聞いたが・・・)

舟木は、「ふっふ」と笑った。そして

「後藤君、すばらしい・・・・。皆さん、ビデオのシナリオや演出、役者の感想を聞いているのではないよ。若い皆さんの感性と人権感覚がこのビデオを視聴してどう感じたかが大事なのです。新入職員の皆さん方は、それぞれ自分の持つ感性・感覚からの叫びを話さなければ意味がありません。後藤君のように感じたことを素直に・・・・続けてください。私はこれで」
  1. 2014/10/10(金) 03:07:03|
  2. 父への憧れ(舟木と真希)
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父への憧れ 第3回

広い教育長室の舟木のデスクには、正面に家族の写真が飾られている。中央に舟木、その隣に夫に寄り添う妻の綾子、その隣に長女、舟木の隣に次女。そう四人の家族、みんな幸せ一杯の笑顔である。その写真を見つめ、舟木は机の書類に目を向けた。

「失礼します。後藤です」

「どうぞ」

舟木は真希を見ることなく、書類を読み続けている。赤いペンを持ち、書類の内容に校正を加える。
真希は、その姿をじっと見つめ
「お茶をお持ちしました。応接テーブルでよろしいでしょうか、それとも・・」

舟木はまだ目を上げない。

「いや、ここに・・」

真希は、舟木のデスクに近づきそっと差し出す。

真希のしなやかな指先が舟木の視界に入る
舟木は目をすっと走らす。手首、二の腕・・・頸、口元、鼻、耳・・肌が白い・・
視線が合った
舟木は微笑む
真希は目で「どうぞ」と言った
そして、真希の目はデスクに飾られている舟木の家族の写真へ

舟木は、部屋から出て行く真希の後ろ姿を眺めている
流行のパテントレザー靴から伸びるしなやかな両脚の膨らみ、白い透き通る肌
それを包む黒色のフレアスカート、ホワイトのフリル付きの袖が、真希の腕を一層細く美しく見せる
そして胸の膨らみをことさら強調している

(いい娘だ・・・・・・)

真希は自席に戻ると、教育長のスケジュールを確認していた。
スケジュール表に舟木の姿が映る。凛々しく、真剣に執務する舟木の姿。自信に満ち溢れ、ゆったりとした物腰、優しい微笑み、家族への愛情・・・・・

(ああ・・お父さん、お母さん・・・私、頑張っています  
でも・・・少し寂しい・・・私も、お父さんやお母さんと一緒に・・・私、私にも・・)
真希は幼い頃に死別した父の面影をダブらせ、優しい父を思いだしていた。
真希の父は正義感が強く真っ直ぐな性格で、常に高い理想を掲げそれを追求していた。母は父を支え、誰にでも優しかった。真希はその父の熱い情熱と母の優しい眼差しを引き継いだ娘だった。
  1. 2014/10/10(金) 03:10:23|
  2. 父への憧れ(舟木と真希)
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父への憧れ 第4回

退庁時刻を過ぎ30分経過しても舟木は部屋から出てこない。
真希は教育長室に入り、舟木がまだ残って仕事をするのか確認しようとした。

「まだ、残られますか。珈琲をお入れしましょうか」

「後藤君か・・いや、いい・・・そうだ、君の今夜の予定が無ければ一度食事をご馳走しよう。いつもありがとう・・・どうだい」

「えっ・・食事をですか?」

「予定があるのならまたにしようか」

「いえ、ありがとうございます。でも、ご家族とはよろしんですか」

「今日は金曜日だ。家族は明日でいい。それじゃ・・・そうだな、Pホテルのロビーで7時でどうかな、あそこの料理は美味いぞ。そうしよう」


Pホテルのレストランにピアノ演奏が流れる
落ち着いた雰囲気に包まれ、目の前の料理を二人は十分に堪能していった
真希は舟木からワインを勧められ、徐々に酔いがまわりはじめている
普段の真希ならガードが固く決してこれほど飲んだりはしない
しかし、今夜は舟木が勧める安心感からか限度を超えようとしていた

(それにしても、この安らいだこの気持ちは・・・)
真希はこれまで経験していない雰囲気に酔っていた

「後藤君、これから美味しいお酒を飲みにいこう。1軒だけ付き合ってくれるかい」

「ははい、よろこんで御供します」
(ふふっ、少し回り始めているな。お酒には弱いと聞いていたが・・・)


舟木は馴染みのスナックを出て、タクシーで真希が一人で住んでいるマンションに送っている。
真希はうとうとし始め、目が閉じたり開いたりを繰り返す。10分ほど走るとすっかり目は閉じ頭を舟木の肩に預けていた。舟木は真希の髪に自分の頬をあてた。

(可愛い娘だ。うむ・・乳房はやはり大きいな・・)
舟木は、左手で真希の肩を抱き、右手でそっと乳房を優しく揉み始めた。

「うっうむ・・・」真希の口が開く

舟木の右手は真希の太腿を摩りスカートの中へ伸び
ストッキングの感触に手は喜び奥へ更に奥へと
やがて、真希のしなやかな両脚の付け根の部分を撫で上げ
指先でゆるやかにパンティ越しに女の部分を摩り始めた


真希は夢を見ていた
幼い頃亡くなった父に優しく抱かれている夢を
気持ちがいい、ああなんて安らかで気持ちがいいんだろう

「真希、お家についたよ。さあ、お父さんと久しぶりに一緒に寝よう。
真希はよく頑張っている。グッスリおやすみ。お父さんが側にいるからね」

(うれしいわ、有難うお父さん・・・)
  1. 2014/10/11(土) 00:47:03|
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父への憧れ 第5回

分譲マンションの5階の真希の寝室の窓から早朝の風が入る
朝の光がベッドの上の娘の顔を照らし徐々に全身に広がる
娘の両脚が少し開くとその下のシーツに鮮血が染みついている
娘の耳に浴室のシャワーの音が聞こえる

「真希ちゃん、お目覚めかい」
浴室から、シャワーで濡れたままの裸の舟木が出てきた

「えっ、あっ・・教育長・・・これは・・」

「硬いなぁ、パパでいいよ、パパで  ・・・真希ちゃん」

「どう、どうなっているんでしょうか」

「昨夜のことは覚えていないようだね。よく自分のからだとベッドの周りを見てごらん。初めてだったんだ・・・・・真希ちゃんは夢心地だったようだが、パパは血を止めるのに大変だったんだぞ」

真希の眼に、ベッド周辺の血のついたティッシュが映った。慌てて自分のからだを確認する。

「イヤーッ・・・・・なんで、なんで・・どうして、こんな・・」

「ふふ・・真希・・私がパパではいやかい・・」

舟木は裸のまま、錯乱している真希を抱きしめる
優しく娘の裸の肩を撫でる
そして、髪を手で梳く
右手で顎を持ち自分に向かせる
いつもの優しい大きな瞳から涙が流れている


「何も心配することはないよ、真希・・・今日からパパと娘だからね」


そっと、娘の唇に自分の唇をあてる
そして、娘の耳元で囁く

「さぁ、この朝の光の中でもう一度、親子の絆を深めようじゃないか。パパの愛情をしっかりと焼き付けるんだ。いいね・・・パパは決して真希を悲しませたりはしない。安心して信じなさい。大好きだよ、真希・・」


舟木は再び真希の裸身を抱きしめ、覆いかぶさっていった。
  1. 2014/10/11(土) 00:48:09|
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父への憧れ 第6回

季節は秋になった。
今日も先ほど真希が朝のお茶を置いていったところだ。
(いい女になっていく。色香がでてきた・・乳房もお尻ももっと大きくしてやろう・・
それにしても、先日のショッピングではハシャギよって、あんな所で娘の沙織と出会うなんて危なかった。たまたま、雅子も同伴だったから何とか誤魔化せたが・・・・危ない、危ない・・・・)

舟木は市の政策会議に出席のため席を立った。
この政策会議の出席メンバーは、市長、副市長、教育長の三名である。市の重要施策の方向付けと方針を決定するのであるが、今回は、来年度で任期満了となる市長の最後の年にふさわしい施策を何にするかが重要テーマであった。

「舟木君、何かいい事業提案はないかなぁ」

「市長、最終年度となりますと単年度で事業を完結しなければなりません。次期市長が継続して複数年度で事業を充実させるなら私には腹案がありますが・・・」

「そうだなぁ・・私は、今のところ私の後継は副市長をと考えている。君の大学の後輩だから、是非協力をお願いするよ。副市長はもちろん私の施策の継続充実を図ってくれると信じているので、それでいいね、副市長」

舟木の顔色が変わった

「ええ、有難うございます・・今のところ民間での立候補の動きもないようですし、市内部からとの見方が大勢です。小党の候補が出てもそれは問題ないかと。それに、大先輩の舟木教育長のご指導を頂いて私の不得意な教育行政にも力を注ぎたいと考えています。先輩宜しくご指導の程を・・」

舟木の立ち直りは速い

「そうですか・・市長は次期後継に副市長をと。分かりました。それでは次回に私の腹案をまとめてみます。私も副市長が市長になられるのでしたら、協力は惜しみません」

(市長の腹はそうだったのか。これはうかうかとしておれんぞ・・・馬鹿が、この時期に腹の内をみせるとはおめでたい奴らだ)

しかし、市長は舟木の心を見透かしたように、とどめを刺した

「実は、私の後継は舟木教育長をと考えていたんだがね・・・・・不愉快な情報が入ってね。君の・・・・。そして事実関係を調べてもらった。このことは誰にも言えない。君を教育長に推薦したのは私だから・・・・・。今の任期満了つまり来年の秋で、君は退任してもらう。これは私のできる君とご家族への温情だ。君の奥さんの実家には私は大変お世話になったんだ。君の奥さんにも知らせない。後は君自身の問題だ。いいね・・・・」

 舟木の目は開いたままであった。
  1. 2014/10/11(土) 02:19:33|
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父への憧れ 第7回

舟木は久しぶりの自分だけの時間を我家の書斎で過ごしていた
妻と娘二人の楽しそうな会話が耳にとどく
のどかで屈託の無い三人の声は絵に描いたような幸せそのものだ

ああ、俺だけ何時からこんな人間に・・・・・
そうだ、あの時からだ
校長に昇格し赴任先の歓迎会でチラッと見えた
ヤングミセスの雅子のスカートの奥
しなやかな両脚を包むストッキング・・その先に見えた白いパンティ
ああ、あれが切欠か。馬鹿か俺は・・・

俺はそれまで
迷うことなく妻を愛し、娘を育て幸せな家庭を築くことに専念した
老後は妻と二人で仲むつまじく・・・・と
それが俺の望みであり人生の最終形であると思っていた
一般の家庭の殆どがそう願っているように

それがどうだ
あの時から、俺がやったことは・・・
今までの俺と違う新しい俺が出てきてしまった
しかし、市長に情報が入っていたとは思わなかった

まあ、いいか
そろそろ終わりにしよう。いい夢を見せてもらった・・・

やはり、俺は元の俺に戻ろう・・その方がよさそうだ
妻、娘を大切にする夫であり、父に・・・・・

雅子、真希とさよならか・・・
雅子のあのすばらしい肢体、実の父のように私を慕う真希

もう一人の俺が言う
「お前は、それで本当にいいのか・・・・」

ああ、さよならか・・・
  1. 2014/10/11(土) 02:20:47|
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父への憧れ 第8回

舟木の妻の綾子は幸せであった。
夫が校長から教育長に出世しても、家族への愛情はなんら変わっていない。

(ああ、何て幸せなの・・ただ・・)

ただ・・そうだ  
夫婦生活の事だ
夫は若い頃から、自分本位の性行為をした
新婚旅行のとき、処女の証である破瓜の出血が無かったことを夫に言われた
自分が、夫に疑われたことにショックを受けたが夫もその後も気にしていた
その後
何度かフェラチオを求められやってみたが、どうも夫には良くなかったらしい
夫はバックが好きなようだが、私は嫌いだった
なぜなら、自分を見失い如何しようも無くなるのが怖かった
だから・・・・・

でも、小学校の校長に昇格してから夫の求めは激しくなった
私のことなど関係なく求めてくる、回数も多くなった

この4月からはまた変化があつた
これまでの一方的に欲情する日と、反対に優しく抱いてくれる日がある
これは、お仕事の事情か・・・私には・・・いや・・・やはり夫は変だ


「お母さん、前の日曜日、お父さん神戸で見かけたよ」


「えっ、その日は確かお仕事で・・・・ああ、そうそう、確か三宮でと」


利発な次女の沙織が続ける

「それがね。婦人物売り場でね。女性二人と一緒に楽しく服を選んでいたの。一人はさぁ私より若くて、お父さんと腕を組んでいたわ。もう一人の女性はお姉ちゃんより少し上で三十過ぎぐらいかな、綺麗な女性よ。若い女性がパパ、パパと私が子どもの頃のように言うもんだから・・・それで、私、声をかけちゃった。お父さん楽しそうね。てね・・・・ふふふふ」


「それで、本当にお父さんだったの?それで、お父さん何て」


「それは、お父さんに直接聴いてよ。私、興味ないもの。」


「沙織ちゃん、このことはお姉ちゃんには内緒よ。お姉ちゃんはお父さんのこととなると煩いから、お願いね。」


「ハーイ、分かりました・・・でも、三人とも慌ててたわ・・・ふふふふふ」


「もう、この娘ったら・・・」


綾子の胸に不安がよぎる。
  1. 2014/10/11(土) 02:22:11|
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父への憧れ 第9回

 その夜、舟木家での家族四人の夕食が始まった。
 食卓テーブルの舟木の前には、好物の秋刀魚とお漬物・・・がおかれている。冷酒を飲みながら箸をつけ始める。
 綾子は、お味噌汁とお茶、娘たちにご飯を運ぶ。
 長女の香織は舟木の横の席で、既にご飯を食べだしている。その向かいに次女の沙織がお味噌汁に箸をつけ、漸く綾子が舟木の前の席に着いた。全員がテーブルを囲んでいる。

 証券会社につとめる沙織が、今日の職場窓口での接客の話を、郵便局に勤める姉に話し出した。

 「今日の窓口のお客様、いきなりカバンをカウンターにおいて、これで投資信託を買っておいてって・・・一千万円をぽんと。あるところにはあるのよね・・」

 「郵便局はまだまだそこまでは・・・でも、地域のお顔がわかった人がお客さまなのでこれはこれで和やかでいいわよ・・」

 「沙織は私より相当年収が上だから、ブランドのバッグや時計なんか買っちゃって、私にも時々は貸してよね」

 「そんな・・・私の趣味よ、お姉ちゃんではちょっと・・・ああ、そうだ、それなら・・・パパ、ねぇ、パパ・・お姉ちゃんにもいい服を買ってあげて・・」
いきなり、次女の沙織が舟木に言った

「沙織!パパ、パパって、ふざけてるの?お父さんでしょ・・・」

「いいえ、パパ、パパってね、お姉ちゃんもお父さんに甘えちゃいなさいよ・・そうしたら、お父さん何でも買ってくれると思うよ」

「沙織ちゃん、やめなさい。それはお母さんが言わないようにと・・・」

「うん・・何か変ね、どういうことなの沙織、何か私に隠してるの?沙織もお母さんも・・・お父さん」
長女の香織が舟木に促す

「まぁ、いいじゃないか。お母さんが作った美味しい料理だ。楽しくいただこう、なぁ綾子・・・」
舟木は妻の綾子に振り、妻の様子をうかがっている

「ええ、そうしましょう・・・・あなた、食事の後で少しお聞きしたいことが・・」

「うん、いいよ。しかし美味なぁ・・なぁ綾子・・」

 「お父さん、ちょっと何か何時もと違うわね・・沙織、沙織、言いなさいハッキリと・・お姉ちゃんの私に内緒なの、沙織!」

 「香織ちゃん、ちょっと・・」

 「香織、いいじゃないか、沙織はふざけているんだよ・・・なぁ、沙織」

 「お父さん、私は嘘は言ってません!お母さんにも神戸で見たことを話したわ。そうよ、お父さんが二人の女性と楽しそうにショッピングをしていたことをね」

 「なんですって!沙織、そうなのお父さん」

 「私見たのよ、お父さん本当に楽しそうで、私より若い女性がパパ、パパってお父さんの腕に・・もう、私たちのお父さんを自分のお父さんのように・・」

 「やめなさい、沙織。お前の話し方だとどうも誤解を生みそうだ」

 「あなた・・・・」

 「ああ、神戸でのことか・・・。驚いたよ、あんなところで沙織と出会うんだから。何か心配しているのか。何でもないよ・・・・」

 「その女性二人って・・・」

 「綾子、心配いらないって・・。今年私の秘書になった職員と親子の真似事をしていたんだ。お父さんを早く亡くして身寄りも無い娘で、日頃のお礼を兼ねてね。ショッピングがしたいというものだから、A小学校で保健師をしていてセンスの良い先生に同伴して選んでもらっていたんだ。そこへ沙織が・・・」

 「あなた・・その日は確かお仕事と・・」

 「もちろんだよ。仕事は済ませてから神戸へ行ったんだ・・綾子、まさか・・・」

 「あなた、私、何か引っかかるの、この頃のあなた少し・・・」

 「馬鹿な、俺は教育長だぞ。おまえ、子どもの前だぞ・・お前の考えているようなことはありえない。どれだけ綾子や娘を愛しているか、お前は分っているはずだ・・」

 「お父さん!お母さんをお前と呼ぶのはやめて!教育者なんでしょ。中身はどうだか分らないけど、上辺はね。インターネットでいろいろやっているでしょ。知ってるんだから・・・本当に私いやなのそんなの。人前ではしゃぁしゃぁと善いことを言ってるし・・」

 「香織!お前が子どもの頃、お父さんがどれほど可愛がったか忘れおって・・」

 「もう、香織ちゃんやめて・・・後は、お母さんがお父さんと・・・」
  1. 2014/10/11(土) 02:28:32|
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父への憧れ 第10回

舟木は夫婦の寝室で優しく綾子を抱きしめている

 「さっきは、声を荒げてしまった。さっきの話はまた別のときにしよう。心配はいらないよ・・しかし、どうも香織とは通じなくなった・・如何してなのか分らない。私は何も昔と変わっていないつもりなんだが。そう、香織は二人の最初の子・・二人で大事に、大事に育ててきたよなぁ・・・それが、どうして私をあのように毛嫌いするのか・・」

 「あなた、香織が高校受験の時、少し不安定になったことがありましたね。あの時、あなた、あの子をしっかり抱きしめてお父さんがいる限りお前を守ってやると言ってましたね。あの子泣いてあなたにしがみついていました」

 「うん、わたしも覚えている。びっくりしたよ。聡明な香織が錯乱していたから・・・」

 「あの子、あなたが大好きなの・・だから、いい父、いい男でいてほしいのかな。私も、あなたが大好きよ・・だから、いい夫、いいお父さんでいてほしいの・・・」

 「分っている・・・綾子、私は昔も今も何も変わってはいないよ、君だけだ・・・・何も心配はいらない」

 好きだよと夫の目が囁く
 妻が着ているナイトウェアーを丁寧に脱がしていく
 唇を近づけると妻は眼を瞑る、優しくうなじにキスをする

 (さあ、どう料理するか・・こいつはまだ世間知らずだ・・・・・)

 「綾子、素晴らしい素敵な身体だ。この乳房、この髪、この匂い・・
そうだ、もらったワインを一緒に飲もう・・・乾杯だ」

 舟木はワイングラスを綾子に差し出す
 その中には、雅子との行為の時に飲む媚薬が入っている

 (そら飲め、今夜、お前は本当のセックスの味を知ることになる。イカせてやるよ何度もな・・・・)


 夫婦の寝室は男と女の匂いで蔓延していた
 綾子は今夜、夫の責めにもう既に3度逝かされていた
 今、夫の怒張を頬張り舌を使い、夫の命ずることに忠実に従っている
 

 「綾子、もうまた欲しくなってきたのだろう・・・うん・・・そうか、そうか」
 舟木は怒張を綾子の口から引き抜くと、綾子を四つん這いにしバックから攻め立てた

 「ああっ、うむ、うん・・・ああっ・・あなた」

 「おい、綾子、この体位は嫌いではなかったのか・・どうしたんだ今夜は・・」

 「あああぁぁ・・・もう、もう、私、もう、私・・・あなた」

 「俺がどんなにお前を愛しているか分かるだろう。俺を信じろ・・」

 「あなた、あなた・・もう、もう・・あああぁぁぁ」

 「まだだ、もう少しだ。我慢しろ。もう少し耐えるんだ・・・・綾子」

 「あなた、あなた・・・あああぁぁ」

 「どうした綾子、逝くのか・・逝くといってみろ。まだ、口にしたことはなかったろ・・・いつも、淫らな姿を私に見せようとはしなかった・・私はお前の女を女を見たかった・・逝けよ、綾子・・女になるんだ・・綾子・・大好きだ・・綾子」

「ううっ・・ああぁぁ・・」

「どうしても、言わないなぁ・・言わないと今夜は終わらないぞ・・今夜こそ、綾子の女を見せてもらう、、、どうしても・・・・・」

綾子が夫に初めて自分をさらけ出した
「あなた・・ああぁ・・あなた・・いい、い、逝くぅ・・」

「とうとう言ったなぁ・・・俺はお前のこの姿が見たかったんだ、ずうっと・・・・
もっと早くに・・・それが、それが残念だ・・・綾子、愛している」

綾子が逝く瞬間、舟木は乳房を思い切り鷲?みにし、怒張を女陰深く突き上げる
綾子は両の手でシーツを握り緊めたまま荒い呼吸から安らかな息に変わる
舟木は妻の手の甲から優しく握ると、再び妻の乳房をやさしく包む
そして、妻の髪を撫で瞼に唇を触れる

貞淑で良妻賢母の綾子のこんな姿を冷静に見るもう一人の舟木がいた。
(お前はこれで良かったのか・・・お前の大切な妻をこのように愛して・・・
いや、これでいいんだ・・・本当のことは絶対に知られてはならないんだ・
絶対に俺のしたことを妻や娘には言えない・・・どんなことがあっても・・)
  1. 2014/10/11(土) 02:29:55|
  2. 父への憧れ(舟木と真希)
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父への憧れ 第11回

 早朝の教育長室の舟木のデスクに、真希は一輪の花を飾る
そして、真希は右手をお腹に当てたまま幸せそうな舟木の家族の写真を見て微笑んだ

 しばらくして、舟木が登庁した
 「あっ、後藤君おはよう、いつも早いね・・・・おっ、花を飾ってくれたんだ、有難う・・・・そうだ、少し大事な話しがあるんだ、何時ものところで食事をしよう・・・今夜は大丈夫だね?」

「はい、大丈夫です・・・私からもお話ししたいことが・・・・」

「そう・・じゃあ7時に」


 
 舟木の長女の香織は、最近の母・綾子の様子が変わったのを敏感に感じていた。

 「沙織、最近のお母さん何か感じが変わったと思わない?」

 「そうね・・お姉ちゃん、お母さん何時も疲れているというのか、艶かしいというのか、そんな感じになって・・・」

 「あなたもそう思う?・・・お父さん何かしているのかなぁ。あの神戸での二人の女性のことをお母さんなんにも言わないし・・・・」

「お姉ちゃん、お父さんはショッピングをしていたと・・・」

「沙織は馬鹿ね・・・家族の私たちとショッピングに今までに何度行ったの、最近は全く無いでしょ。きっと何かあるわね。もし、お母さんに何かしていら・・・」

「お姉ちゃん、考えすぎよそれは・・・」

「一度、その女性に直接逢って見ない?ハッキリするわよ、何も無いならそれでいいんだし・・・私、少し情報を集めてみるわね、それから二人に会いましょう」

「そうね・・・ただ、神戸で見た私の印象は本当に楽しそうにショッピングをしていたんだけど・・・・・分ったわ、お姉ちゃん」
  1. 2014/10/11(土) 02:56:26|
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父への憧れ 第12回

季節は冬になった
舟木は大きな決断を迫られていた
真希が妊娠していたのである。
真希は舟木との子の出産を望んでいる。既に妊娠20週を超えた、リミットは後4週である。どうしたものか・・・・決まっている・・・どう説得するか・・・

12月、Pホテルの大広間で市議会議長を務め、地方自治の功績により叙勲を受けた市議会有力者の盛大な祝賀会が開催された。祝い太鼓が鳴り響く、尺八と三味線がはやし立てる・・・主役は高らかに両手を上げ会場から退場していく・・・その主役が舟木をホテルのスナックに誘った。。

「舟木君、市長から聞いたよ・・君に僕は期待していたんだが、市長になる気が無いんだって・・・」

「はぁ・・、いろいろ考えるところがありまして、妻孝行をして晩年をと思っています」

「それも大事なことだが・・・それより、50万市民が君の手腕に期待しているんだがそのことも君は考えたのかな」

「私のような者に、そのような・・・」

「市長は、後継に副市長をと考えているようだが、彼はすかん・・・。人間味がない。行政改革、財政再建と市民の希望する事業に耳を傾けないし、議会を全く無視する姿勢だ。彼が、市長になると本市はつまらない市になってしまうぞ。君はそれでも奥さんの方をとるのか・・・」

「おっしゃることは良く判ります・・・」

「私は、君が校長になった時からその行動力、市民を巻き込んでいく魅力、そしてなによりもこの地域を思う君の熱意に感じ入っていたんだ」

「有難うございます・・でも、市長から・・」

「うん・・君、もしかして何か弱みでもあるのか・・」

「えっ・・いえ・・」

「君の今の表情からして、何か弱みをにぎられているなぁ・・・なんだいそれは、私は今までこの市の裏も表も見てきた男だ、言って見なさい・・・・」

「先生、実は・・・・・・・・・・・・」

「ふーん、地域を巻き込んで児童の安全対策に取り組んできたあの君がね・・・・・人の上半身と下半身は人格が異なるとはよく言ったもんだ・・・・・・・でも君、そんなことぐらいで君が今まで努力し、市民の君に対する期待を反故にするのか。」

「そんなことぐらいと・・しかし、市長は既に・・・・」

「はははは・・市長は既に過去の人だ。これからは、副市長か君かだ。君は太陽の光の中で活躍してこその人物だ、君のご家族もだ・・・・しかし、君の下半身が相手した女性は月の光の中で暮らす人間だ。けっして太陽の前には現れてはならないんだ。月の光の中で生きる定めなんだ・・・そう思わないかい、君、舟木君!私がいいようにしてあげよう、いいね、君は表で頑張るんだ・・・裏のことは私が何とかしよう、これで決まりだ。さあ、飲もう・・私は君のお父さん、お母さんに最初の選挙で大変お世話になった・・・・君には私以上の人間になってほしい。君のご両親に恩返しを私にさせてくれ・・頑張るんだ」

「有難うございます・・・先生・・・」

「舟木君、いいかい・・約束だ。君が市長になるまでその女性達の部屋にはいくな。表の世界で逢っていろ。いいね・・・・」

翌月、伊藤雅子は離島の小学校に後藤真希には山間部にある図書館への人事異動が発令された。この異動を現市長は舟木がかたをつけたと受け留め、教育委員会職員は不始末を起こし左遷されたと噂した。
  1. 2014/10/11(土) 03:01:43|
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父への憧れ 第13回

F市議会の9月定例会の最終日に、1期4年勤めた舟木教育長の退任の挨拶に市議全員が聴き入っていた。

「私は、議員皆様のご支援とご協力を得て、4年間全力で児童の安全確保に取り組んでまいりました。漸く、その成果があらわれ・・・・・」

舟木の退任の挨拶に議員全員が立ち上がり惜しみなく拍手を送った。

そして、舟木は言った
「私は、私が生まれ育ったこのF市の発展のため、来る来春の市長選に立候補致します。なにとぞ議員皆様の暖かいご支援をお願い申しあげます・・・・」

「そうだ、舟木頑張れ。応援するぞ」

「よく決意した。あなたならやれる。頼んだぞ・・・」

保守系、革新系を問わず議員から支援の声が上がった。
副市長は市長の顔をみたが、市長は下を向いた。
現市長の後継は副市長から舟木へ流れが変わった。

翌年4月のF市の市長選挙は舟木に対抗する候補者は小野党の候補者のみとなり、舟木の圧勝となった。
  1. 2014/10/11(土) 03:02:37|
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父への憧れ 第14回

 F市秘書室の市長室のデスクには、舟木新市長の家族の写真が飾られていた。
 中央に舟木、その左腕をしっかりと両手で抱きしめている妻の綾子、その左に利発な次女の沙織、舟木の右には父の右手を両手で握り父の顔をみつめる長女の香織が写っている・・・・みんな笑顔で太陽の光がさんさんと降り注いでいる

舟木はデスクの一番上の引き出しから2枚の写真を取り出して眺めている
一つは、A小学校の銀杏の木の幹に佇む一人の女性・・・カメラに向かって微笑んでいる
もう一つは、一輪の花を手に持ち教育長室のデスクの横で頸を傾げる若い女性・・・

時は流れ、市長就任2年目の夏が来た
舟木市政は、市長の現場主義の徹底すなわち「当たり前のことを、当たり前に、ただし徹底的に事業を遂行する。現場に出向き現状を見て現場の意見を聞き判断する」この姿勢で突っ走ってきた。財政の再建も、地域の活性化もそして市民との協働のまちづくりも軌道に乗っている。まさに、舟木の行政手腕が開花したのだ。

夕方近く、舟木のデスクの電話が鳴った

「市長の知り合いという女性からのお電話ですが、おつなぎしましょうか?」

「はい、つないで・・・・もしもし、市長の舟木ですが・・・・もしもし・・・」

「お元気そうですね・・・」

「・・お名前を・・どなたでしょうか?」

「あなたのお声が聴きたくて・・とうとう・・・・ごめんなさい」

「えっ・・・雅子か?雅子なんだね・・・元気だったかい」

「ええ・・何とか、でも連絡もしてはならないと言われていたから寂しかった」

「すまない・・真希はどうした?真希は子どもをどうした、雅子は何か知っているか?」


月が昇りはじめた

「ええ・・真希ちゃんは母親になりました・・自分の意思で母親に・・あなたの子の・・」

「そうか・・・雅子、雅子、君は今どうしてる・・」

「私は、あなたの部屋を照らしている月を見ながらあなたと話しをしている・・・」

「えっ・・」

舟木は、市庁舎前の庭園の中に月を見上げている女性を見つけた

「そこにいるのか・・・雅子」

雅子は煌々と灯がともる市長執務室の方に顔を向けた

「雅子、逢いたかった・・・君のマンションはあの時のままにしてあるんだ・・」

「あなた、あなた、私の愛しいあなた・・・あなたの愛しい娘さん二人が私に逢いに来ました、真希ちゃんにも逢ったって・・・いい娘さんたちね、あなたを慕っているわ・・・だからもう私は・・・」雅子は、舟木の方をしばらく見つめ立ち去って行った。
  1. 2014/10/11(土) 03:03:37|
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父への憧れ 最終回

その夜

舟木の書斎のドアをノックしていきなり娘の香織と沙織が入ってきた

「お父さん、不潔、汚い・・・・」

香織の目は、舟木を睨みつけている。沙織は俯いていた。
その後ろから妻の綾子が舟木をじっとみている。

「・・・・・・・・」

「お父さん、お母さんが可愛そう・・・なんて事をしたの・・・・・・・
あの保健師の先生のマンションでお父さん何をしていたの!そして、私より若い真希さんをどうしたの・・・・お母さんに自分の口から言ってよ。謝ってよ。沙織と私、二人からちゃんと聞いたんだから・・・・・」

「落ち着いて・・お父さんは香織が何を言っているのか・・」

「じゃ、二人から聞いたことを言うよ。二人ともお父さんの事をいい人だって言ってた。保健師の雅子さんはお父さんは悪くないって、自分から誘ったって、そして子どもも・・・・真希さんも、お父さんのこと大好きだって、それでお父さんが最初の男で赤ちゃんが・・・・・うむ、うううううう」

「やめなさい、香織・・・・・・・あなた・・あなたの口から話して・・・」

「綾子、すまない・・・私は雅子に誘われて君を裏切ってしまった。真希があまりに甘えるものだから、真希が望むものだからつい・・・」

「あなた・・あなた・・教育者よね。それでいいの?・・・あなた、人間としてそれでいいの?・・・私やあなたの娘が愛した人はそんな人じゃない・・・ねえ、あなた、私の愛したあなた・・・それでいいの?・・・・あなたは私を抱いた、でも、私の肉体を抱いていた・・・・ある時は雅子さんの代わりに、またある時は真希さんの代わりにね・・・・」

「綾子、どうするつもりだ・・・・・」

「あなた、あなたは妻の私や娘に何をしたの・・・・・今のあなたを私は絶対に許せません。だから・・」

「だから?」

「雅子さんと真希さんがどれ程あなたに思いを寄せているか・・・・あなたは酷い人ね・・・・・・でもあなたには私や香織や沙織もいる。この娘たちもあなたを慕っているの・・・」

「わかっている、しかし・・・・」

「私は待っています。あなたと私の娘二人と・・・本当に私たちを愛したあなたが戻るまで・・・・いつまでも・・・一人一人にちゃんとしてあげて・・・・・お願い」

「綾子、おまえ・・・俺はみんな大好きなんだ、だからみんな幸せにしたかった・・綾子、綾子、すまない・・・綾子・・綾子、俺はどうしたらいいんだ、どうしたら・・・」

「あなたは頑張ったわ・・・市民全体のために、それはそれでみんな分ってくれる・・・でも、雅子さんや真希さんを泣かしてまでやる価値のあることかしら・・・・・私たち家族のことは後でいいわ・・・・今あなたが人間としてしなければならないことを思い出して・・・・・・・・」

「うむむむ・・ああぁぁぁ・・・・お父さん・・・」

真っ先に、長女の香織が泣きながら舟木に抱きつき、続いて沙織が・・・父を真ん中にして妻と娘二人の家族4人は這い出すことのできない深い地獄の底へ沈んでいった。

                                    完
  1. 2014/10/11(土) 03:04:41|
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地獄の底から 第1回

 舟木綾子は、シャワーを浴びバスタオルを身体に巻いて居間に出てきたところだ。
夫の一郎は東京出張で今日は帰ってこない。そんな気楽さから今夜の夕食は学校からの帰宅途中にコンビニに立ち寄り簡単におむすびと摘みと缶ビールを買ってきた。夫の一郎は45才で大手企業の研究開発部門勤務、綾子は42才で小学校教諭、高校生と中学生の娘がいる。
季節は3月、綾子は学年末の通知簿の整理に追われていた。

(あら・・留守番電話の表示が点滅している・・)
見知らぬ電話番号であったが、再生ボタンを押した

「・・駅前の居酒屋さつまですが、先ほど常連のお客様が舟木綾子様のお財布をコンビニの前で拾われまして、失礼とは思いましたが財布の中に運転免許証があり、ご住所がお近くでしたので警察に届けず電話番号帳で探して電話を致しました。よろしければお店まで取りにお越しいただけませんでしょうか。宜しくお願いします」

女性の声であった。綾子は財布の無いことを確認した。
(どうしようか・・夫はいないし、8時半か・・とにかく夫に相談してみよう・・)

携帯に出た一郎は
「そうだなぁ、財布の中には1万円の現金とカードと免許証・・・・お礼にうーん1万円をして受け取って来いよ、その居酒屋はよくしらないが・・・駅前なら心配なさそうだ。拾った人がおかしな事を言い出したら警察に言えばいい。直ぐにまた僕に電話しろよ」

「そう、わかったわ。それじゃこれから直ぐに行くね。また電話するね」

綾子はワンピースに着替え、居酒屋さつまに向かった。
  1. 2014/10/15(水) 02:04:52|
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地獄の底から 第2回

「ごめんください」
綾子は居酒屋さつまの暖簾をくぐり、お店の中に入った。若い女将さんが、スーツ姿の恰幅の良い50歳代の男性の相手をしていた。お客はその男性ひとりであった。

「いらっしゃしませ」     
女将が声をかけた

「あのう、電話頂きました舟木ですが・・・・・」

「ああ、財布の落し物・・・これです。確認してください。拾われたのがこの人、橋本さんです。常連のお客さまで、おかしな人ではないので電話しました。安心してください」

「橋本です。まぁ座ってビールでも飲んでください。奢ります・・・」

「いえ、そんな・・・主人と相談しまして、些少で失礼とは
思いますがお受け取り下さい」


橋本は無遠慮に封の中を覗き、頷いて綾子を見た。

「こんなお礼なんてよろしいのに・・・まあ、これも何かの縁
どうぞビール1杯でも飲んでください。なぁ女将、何かお出しして・・・」

「この橋本さんはね、あの橋本建設の社長さんでご贔屓いただ
いてるの・・・ひろったのがこの人でよかったわね」


 綾子はどうしようかと迷ったあげく、橋本が地元の有力建設会社の社長であることがわかり、財布も戻った安心からここで夕食をと考えた。

「わかりました・・・・・有難うございます。ちょっと失礼します、出張先の夫に連絡を入れますので・・・・」

夫に報告の電話をして、綾子は橋本の横のカウンター席に座った。


「それじゃ奥さん、ああ綾子さんだったね・・・乾杯」

「乾杯・・」



 生ビールが綾子の喉を潤す、女将が出す手料理はどれも美味しく、食とアルコールがどんどんと進む
(久しぶり、こんなに飲むなんて・・・・)

 綾子がお店に入って2時間近く経った
 既に女将は暖簾を降ろしている
 お客はこの二人以外に今日は誰も来ていない

「女将さん、橋本さん、今日はどうも有難うございました。
ご馳走さまでした。それではそろそろ失礼しますう・・」

「奥さん、ご機嫌のようですが大丈夫?それじゃ、最後に
もう一度乾杯して、握手でお開きだ。女将あのとっておきの
お酒を用意して・・」


 綾子は言われるまま最後の乾杯をし、橋本と握手をした。
 その時、足元がふらついて橋本に寄りかかっていた・・・
 (あら・・私、少し酔ってしまったのかしら)


「大丈夫かね?ああ、女将ちょっとの間、休ませてあげて
くれないか、お客さんもいないし」

「そうですね・・ここではちょっと・・・二階を使ってください。私は下の片付けをしますので橋本さんお願いね」

女将は橋本の顔をみて片目を瞑った
  1. 2014/10/15(水) 02:13:30|
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地獄の底から 第3回

「それじゃ、奥さん。女将もああ言ってくれてる、ちょっと休んで帰られたらいい。二階まで私が連れて行ってあげよう」

「いえ、なんとか一人で帰りますので・・・」
再び、綾子はふら・・ふら・・と橋本の腕によりかかってしまう

「かなり酔っているようだね・・ここは信用のあるお店だ、安心して・・少し休めば酔いも冷めるよ・・・」

「それではお言葉に甘えて、少しだけ休ませて・・・」
(なぜかしら・・私だいぶ酔っているわ)

橋本は女将に向けてウインクを返した


雅子を抱きかかえて階段をゆっくりと上っていく、橋本の右手は綾子の腰からお尻のラインをさりげなく往復している・・・
階段の途中で一度止まると、その手は自然にわき腹を通り右の乳房にあてられた

(うーん、柔らかいそれにこの髪、好い匂いだ・・シャンプーをしている、既に風呂を使ってきたのか・・しかし、この乳房の感触と先ほどのお尻の手触り・・今夜は楽しめそうだ)

「ああ・・ううん・・」

橋本は、介抱を装いながら綾子の乳房を揉みはじめていた

「奥さん、大丈夫かね・・もう少しでゆっくりと休めますよ、さあ、もう少し階段を」

階段の踊り場で綾子のからだ全体を確かめるように両手でしっかりと抱きしめ、綾子の耳元に息を吹きかけ再び、階段を上り始めた

二階に上がると洋間があり、お店で使用する雑貨ものが乱雑においてある。部屋の中央あたりに簡易なソファーがあった・・そう、病院の待合にあるような

「さあ、奥さんここで少し休んだらいい・・」

橋本は綾子をソファーの上に仰向けに寝かせた。照明を薄明かりに変え、再び綾子の耳元で囁く

「そうだ、今夜ご主人は出張先だったね。それなら朝までゆっくりと休んだらいい・・女将にお願いしておこう・・」

「はぁ・・ええ・・」

綾子は既に返事もできないほど、朦朧とし気分が高揚していた。

この女、慌てて出てきたんだな、下で飲んでいるとき時々
この透き通るような白い生足が見えてたまらなかった
いい手触りだ

橋本は少しめくれ上がったワンピースから延びる両脚を少し広げ、足首、脹脛そして脛と撫で上げる

「うう・・ううん・・・」

「奥さん、苦しいんだね・・もっと楽になるように服を脱がしてあげよう、いいね・・」

「ああ・・」


 綾子は既に夢の中にいる・・・
  1. 2014/10/15(水) 02:14:35|
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地獄の底から 第4回

簡易ソファーの上、42歳の貞淑妻のしなやかで豊満な白い肢体が横たわっている
気持ちよく呼吸をする度に形のよい乳房が上下する
乳首の色は薄く、まだ夫の愛撫しか知らない
陰毛は薄く白い太腿の付け根にひろがり男を誘う

腰のくびれからすっと太腿にかけて男の手がすべる
(いい女だ・・)

女将の雅子が部屋に入ってきた。
「この奥さん気に入ったわ、運転免許の写真も美人だけど実物はそれ以上ね・・・とことん、やっちゃて、可愛そうだけど・・・これからのことを考えると、私に絶対服従する女が必要なの・・でも、橋本さんついてるわね、こんないい女とこれからもやれるんだから、私の言うことをちゃんと聞いてよね」

「分ってるよ、女将・・それで、これからどうする?好きにしていいか?」

「待って、この女が離れられなくなるシナリオを考えないとね」

「女将は怖いなぁ・・で、どうするの?」

「そうね・・有無を言わせないようにしないと
決定打は中だし、それは朝方ね・・・それまでの間はこの媚薬を使っていい気持ちにさせて・・・・いい、常にカメラとビデオに写るようにね・・・」

橋本は雅子から渡された媚薬を2本の指に塗りつけ、綾子の女陰深く丁寧に塗りつける

しばらくすると綾子の女自身はしっとりと濡れている
ごくりと橋本は喉をならした
服を脱ぎ裸になると綾子の肢体を撫で回し、乳房を揉み上げ乳首を口に含む

「ああ・・・あなた・・・」
綾子は夢の中で愛しい夫の名を口にした

橋本は中年の粘っこさで綾子の肢体を舐めまわし、乳首を尖らせ指ではじく

「ああ、あなた、あなた・・・」

橋本はシックスナインの体位をとり、丁寧に綾子の女陰をひろげ女将がビデオとカメラに写していく
同時に、自分の怒張を綾子の口先に持っていく
綾子は自然と怒張を手で摩りはじめ口に咥えた・・・・・・ビデオがまわる


部屋の中は女と男の匂いが蔓延している
延々と続いた女と男のまぐわいも終わりに近づいた
橋本は綾子の両脚を肩に抱え、怒張を綾子の女陰深く突き入れピストンを繰り返している
「ああ、ああ・・・あなた・・あなた・・」

「奥さん・・・さあ、受け留めるんだ・・しっかりとな」

橋本は精を放つ・・・綾子の顎があがり胸を突き出した、その柔らかい乳房に橋本の太い指がくいこみ力いっぱい握り緊めた

「いい・・いい・・逝くう・・」

綾子の顔の表情と女陰から流れ出る橋本の精をカメラのフラッシュが追っかける
  1. 2014/10/15(水) 02:15:38|
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地獄の底から 第5回

 翌早朝、窓から入る早春の冷気が、タオルケットで包まれた白い肢体を刺す
綾子が眼をゆっくりと開けた・・・
昨夜のセックスの快感の余震が続いている

「えっ、ここは・・・」
綾子はタオルケットを握り緊めた


「お目覚めのようね・・でも、早く中の物を処理しないと妊娠しちゃうわよ、この人の子を生むならいいんだけど・・・なんせ、あなた、あなたとしがみついていたから私焼けちゃったわ・・・・」


雅子が言ったその横で、パンツ一丁で腹の出た橋本がタバコをふかしていた。


「奥さん、すばらしかったよ、逝く逝くと言って締め付けてくるもんだから外だしができなくてね・・・でも本当に気持ちよかったよ、これからも宜しくな」


綾子は震えながら女陰に手を伸ばす、男の精と思われるねばねばしたものが手に触れる


「ああ・・あなた方、何て事を・・私に! 許さない・・許さない・・警察に」


「何言ってるのよ、ビデオを再生して自分で見てみなさいよ。これが強姦か和姦か、あなたの主人や警察がどう判断するかを、あなた、あなた、逝く、逝くだものね・・・」


「そんな!・・私は夫と思って・・・」


「それより、シャワー室へ早くしないと妊娠よ、いいのそれで・・・私が手伝ってあげる・・橋本さんあなたも来るのよ、ちゃんと仕上げのビデオと写真をとってよ」


タオルケットを雅子に毟り取られ、裸のまま綾子は二人に連れ出された
そしてシャワー室の中で、同性の雅子に女陰を執拗に掻き回され、水を掛けられ、時々乳房を甚振られ乳首を捻られる

「もうやめて、もういや・・・」


「何を言ってるの、ちゃんとしないと妊娠よ・・・・いいの」


雅子から開放される頃には、綾子は反発の気力も失せ、従順な下僕となっていた。
  1. 2014/10/15(水) 02:16:36|
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地獄の底から 第6回

今、綾子はびしょ濡れのまま裸で簡易ソファーの上にいる


「さあ、橋本さんもう一度お願いね・・・今度は旭の中でつながるのよ、いいビデオができるわ・・・素材がいいからね・・・橋本さん優しく奥さんを抱いてあげて、奥さんもいいわね・・・ねっとりとフェラチオから始めて美人の顔にぶっ掛けてラストにしましょう・・・さあ、始めて」


橋本は小躍りで綾子の前へ
今は垂れている男根を綾子の口に近づける
綾子はいやいやをするが両手で顔を挟み込まれる


「何を嫌がっているの・・・そんなことじゃ時間が経つばかりよ、今日あなたの主人が帰ってくるんでしょ?急がないと帰れないわよ・・」


綾子にはもう選択の余地は無くなっていた。
雅子の指示どうりに、綾子は両手で橋本の男根に刺激を与え、舌先で突付き、息が詰まり吐き気を生むほど喉の奥まで頬張る
橋本は傅く美女が咥える怒張を上から眺め、その下に見え隠れする乳房を揉み始める
綾子の鼻からは切ない息が響く


「美女にこのようにされると、中年でもぴんぴんだなぁ・・
もうしばらくがまん、がまん」


綾子の目から涙がこぼれる
漸く逞しくなった男の怒張が綾子の口からゆっくりと引き抜かれる
綾子の人生を変える男の怒張がトンネルから出てきた
別れを惜しむ連絡船の紙テープのように
男の怒張には女の唾液の糸が太く細く幾筋も光った
  1. 2014/10/15(水) 02:17:39|
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地獄の底から 第7回

舟木一郎は東京本社への出張から我家に帰宅した。

「綾子、これ東京のお土産だ・・君のために赤坂のデパートで買ったネックレス、君に似合うといいんだが・・・」

「ありがとう・・あなた・・・」

「どうした・・あまり元気がないな、学期末の成績付けに疲れたのか?」

「ええ、そうかもしれないわ・・・・それに、今学校はいろいろ難しいことが沢山あって、私の同期で早期退職された先生もいるし・・・」

「なんだ、そんな事を考えているのか・・・・綾子には共働き、子育てと無理をさせたからなぁ・・・でも、子育てもひと段落している時期だし、学校を辞めて何かしたいことでもあるのかい?」

「そうね・・、実は昨日私の財布を受け取りに行ったでしょ。その時、そこで夕食をご馳走になったんだけど、その女将さんが事業を拡大するんだって・・・」

「えーと、確か駅前のさつまとかいう居酒屋の?」

「ええ、今度居酒屋を閉めて、創作料理のお店と高級スナックを併設して事業をはじめるんだって・・・駅前の一等地を借りてもう改装工事も始まり、手伝ってくれる人を探していると・・・」

「なに?、綾子、それを君が・・、料理と男がお客の商売だぞ、小学校教師の経験しかない君がどうして」

「女将さんが出してくれた料理を私が美味しい、美味しいと・・・私が創って主人に食べさせてあげたいと言ったの、そうしたら橋本さんが女将の元で事業を手伝いながら料理を習ったらと・・・」

「その橋本さんというのは?」

「あっ、ごめん、私の財布を拾ってくれた橋本建設の社長さん、女将さんの今度の改装工事も請け負っているって・・・」

「橋本建設の社長?・・あっ、僕も会社の上役から聞いたことがある・・確か、我社の地元協力会の会長は商工会議所会頭の石見という人なんだけど、この石見さんは影の市長とも言われて警察やヤクザとの武勇伝があり我社も一目置いている・・・・その石見さんの確か腹心とかで・・」

「橋本さんてそんな人なの・・・・・じゃ女将さんは・・・」

「さあ?・・でも、綾子、えらい人と知り合いになったなぁ・・・それに、気に入られているようだし・・・・・」

「分らないわ・・それで、このような話はご主人抜きでは決まらないだろうから、一度お食事でもと言われているの・・・あなた、食事いいかしら?」

「えっ、食事を一緒に?ちょっと急な話だなぁ・・綾子が水商売の事業の手伝いなんて・・しばらくよく考えよう、もう少し僕も会社で聞いてみるよ、それからにしよう・・な」
  1. 2014/10/15(水) 02:18:49|
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地獄の底から 第8回

翌日、舟木が出社すると取締役所長から呼出しを受けた

「舟木一郎君か、単刀直入に話すが、今朝、地元協力会の会長が是非君に応援してほしいと言ってきているんだ」

「応援とはどのような?」

「会長は、商工会議所の会頭であることは君も知っているな・・今度、第3セクターの事業会社の事業を拡大して、ホテル事業、旅行業務・・・など幅広くやられるそうだ、そこで君には情報処理の技術部門を中心に応援してほしいと、具体的には、この4月より我社から出向して商工会議所勤務ということになる。事業が軌道にのれば我社に戻るということだ」

「えっ、所長それは急なお話で・・・」

「悪く思うな、いい話しだ・・でも、どうしてだろう・・・君は、会長とは付き合いがあるのか?」

「いえ、面識もございません。ただ・・・」

「ただ?」

「いえ、ひょっとすると私の父、母が・・いや、妻が・・」

「まあいい、この異動は君にとっては非常にチャンスだ。あの会長の下で働くのだから・・・・時間はあまりないが今の仕事を整理して、4月から頑張りたまえ、期待している。それじゃ」

4月から舟木一郎の商工会議所への出向が決まった。
  1. 2014/10/15(水) 02:19:57|
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地獄の底から 第9回

綾子はあの日以来、執拗に橋本から誘いを受けているが何とか断り続け、児童一人一人に思いを込めて学期末の通信簿の記載をしている。

一郎からこの4月に商工会議所への出向の話を聴かされ、是非に橋本社長との会食を進めるよう言われた。そして、橋本社長たちと舟木夫婦の会食の日程が決まり、綾子は学校を退職せざるを得ないと考えていた。

ただ、橋本と無理やりとは言え関係ができたことを、一郎に悟られることだけは何としても守りとうしたかった。なぜなら、清廉潔白な夫の性格からしてどの様なことになるか、綾子は想像できるからだ。

綾子は思った
(あの日のことは、忘れたい・・2度と橋本社長と関係は結ばない。橋本社長がビデオや写真で強要してきても撥ね付ける。全てを明らかにするならそれでいいと逆に開き直る。世間から見れば、私より橋本社長が受ける損害の方がはるかに大きい。だから、何とか無かった事にしてしまうのが最善であると・・・・しかし、どうして夫が商工会議所に出向するのか、まさか橋本社長の指しがね?それに、夫までが学校を辞めてさつまの女将の事業を手伝えとは・・・・・私は、橋本社長や女将から離れたいのに・・夫は何を考えているのか・・)

一郎と綾子はベッドにいる
一郎の胸に綾子は頬をあて、左手で一郎の乳首を愛しく愛撫している

「あなた・・私、本当に学校を辞めていいの?」

「えっ?それは綾子が言い出した事じゃないか、たまたま、今度僕が商工会議所へ出向となるから僕も賛成したんだ」

「どうして賛成なの?」

「うん・・前にも言ったが、商工会議所の会頭は我社の地元協力会の会長で、その腹心がその橋本社長だそうだ・・・そして、商工会議所の会頭は影の市長とまで言われている怪物だ・・そんなところへ僕が出向???僕にも理由が分らないが、社内ではチャンスが来たとさ・・・それで、綾子が橋本社長の考えや行動を知らせてくれれば僕も方針を立てやすいと・・・」

「それじゃ、あなたは私を使って出世の道具にすると・・・」

「綾子何を言うんだ。あくまで君の意思で手伝うかどうかは決めればいい。僕は自分の力をためしたい・・・君が君の意志で学校を辞めて事業を手伝うならということなんだ、僕は君を使ってなどとは決して思っていないよ。綾子は綾子でいいんだ。君の人生だ・・」

「そうなの・・・じゃ、今度の会食で私が判断していいの?」

「そうだ、それでいい・・・綾子にとっても大事なことだから」
  1. 2014/10/15(水) 02:21:12|
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地獄の底から 第10回

駅前のPホテルのレストランでの舟木夫婦と橋本社長、女将の雅子4人の会食もテーブルには食後のデザートと珈琲が置かれている

雅子が言った
「綾子さんのご主人て、優しそうで素敵な旦那さんね・・・・綾子さんが一筋なのも頷けるわ、このご主人に美味しい料理を創ってあげたいとの思いもね・・・」

一郎が返す
「いえ、そんな・・・・でも女将さん、いや雅子さんがこのように若くて美しい女将さんとは想像していませんでした」

「お世辞でもうれしいです・・・  さあ、食後はどうしますか・・・」

橋本社長が
「私の馴染みのお店を貸しきって今夜は楽しく過ごそうや・・・どうです?奥さん」

「えっ、私は主人次第です・・・あなた」

「綾子・・折角の機会だし、もうしばらくお言葉に甘えようか」

4人はホテル最上階にあるスナック街のドアを開けた
お客は誰もいないが、ピアノの演奏が耳に届く
こじんまりとしたシックな高級スナックである
2つあるボックス席の1つに一郎、綾子、一郎の前に雅子、その横に橋本が座った
直ぐにロックが届く
ママが後は任せるね、雅子・・・・・と言って店から出て行った
4人は、それぞれ互いの前の人と話しはじめた
しばらくして

「舟木さん、奥さんをダンスに誘ってもよろしいかな・・・」

「妻はダンスなど、とてもとても・・・・いいんですか?」

「大丈夫です、ここには4人しかいません・・・いや、失礼、私がリードします。さぁ奥さん踊りましょう」と綾子の手を取った・・・

二人を見送る一郎の横顔を雅子は微笑んで見ている
  1. 2014/10/15(水) 02:22:22|
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地獄の底から 第11回

雅子は綾子が居た一郎の横に座って一郎の顔を正面から見つめる
一郎は目をそらして俯きかげんに雅子の口元から喉、胸、腰と目を落として行くと
ドレスから覗くしなやかで透き通るような白い太腿に釘付けとなった
それを察したのか少し雅子は大胆に太腿を一郎の脚に摺り寄せた
(えっ!)

一郎は雅子の目を見るとそのバックに橋本に抱かれチークダンスを
踊る綾子の姿がぼんやりと映った
雅子は一郎の目をじっとみつめたまま、一郎の手を取り自分の太腿へと導く
(あっ!)

目は見つめたままだ
そして、太腿で男の手を摩り女の園へと誘導する
まだ目は見つめたままだ
一郎の視界に綾子が橋本に抱きしめられているように映る

雅子のもう一方のしなやかな手が一郎のズボンのチャックを下ろし
男根を取り出し、直に握り緊める
(うっ、何を・・)

一郎の手は雅子の手に導かれ既に女陰に達している
その手を白い柔らかい太腿が締め付ける
一郎の男根を握っている細いしなやかな指が上下運動を繰り返している
二人はまだ目を見つめ合ったままだ

橋本とダンスをしている綾子は
橋本に豊かな臀部を両手でしっかりと捕まえられている
そして、綾子の耳に熱い息を吹き込まれていた
綾子は両腕を前に組み乳房を守ろうとする・・
その姿が男の胸にからだを預けているように映る
橋本の手は綾子の腰から臀部の曲線を何度も往復し、お尻の割れ目を擦り始めた
(いやぁ)
と綾子が橋本に顔を向けた瞬間、橋本の唇が綾子の唇を襲った


一郎の視界にチークダンスをする二人の男女がキスをしている姿が飛び込む
男の手はいやらしく女のお尻を抱きかかえている
女は手を男の胸にあて、喘いでいる
男の右太腿が女の太腿を割って入り女の中心部分をリズミカルに擦っている
(綾子・・何をしているだ)

一郎の手の親指が雅子の陰核に触れ、二本の指が女陰の奥へ吸い込まれる
いつのまにか、雅子が一郎の怒張を咥えている・・・・
乳房を一郎の太腿に押し付け、怒張を喉元深く誘い込む
「ああっ・・・そんなに・・いや、俺は何をしているんだ・・・」

もう遅すぎた・・・・・・一郎の男根の奥から精がどくどくと走り出していた

その時
「いや、いや、いやぁ・・・あなたぁ!」

一郎が顔をあげると、橋本から逃げ出してきた綾子の泣き顔がそこにあった
綾子が雅子に憎しみの目を向けると、雅子はその目を見ながら唇についた一郎の精の残りを舌で舐った。その顔は般若の相に変わった・・・・
  1. 2014/10/15(水) 02:23:31|
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地獄の底から 第12回

4月1日、商工会議所の会頭室では石見会頭がこれから立ち上げようとしている新事業の応援スタッフが集まっていた。
応接テーブルを囲んで中央に石見会頭、左から顧問の飯田、その隣に経理の東、右隣に常務取締役の大西、総務部門担当の石田、その隣に技術担当の舟木、そして会議所所員2名が座っている。

総務の石田が
「会頭、本日は第3セクターの新事業への応援スタッフが集まりました。ご挨拶を・・」

石見会頭は
「今日は、新事業立ち上げのためのスタッフの勢ぞろいだ。一応の分担は決めているが、分担に拘らず全力をあげて欲しい。まずは自己紹介を兼ねて忌憚のない意見を言ってくれ」

「常務の大西です。不動産事業を嘱託の女性と二人でやってきました。不動産事業は高収益をあげ、その財産をもってこの度の事業に・」

怒声が飛ぶ
「常務!自慢話はせんでいい・・・何を言っているんだ・・・席を外したまえ!」

「は、はい・・・それでは失礼します」
大西常務は退席した

続いて
「顧問の飯田です。大手通信メーカーの部長で退職しました。現在は地元会社の常勤監査役ですが、社長が応援をしてこいとの命令でやってまいりました・・・」

「経理の東です。銀行に勤めておりましたが、命により出向してまいりました・・・・」

最後に舟木が
「技術担当の舟木です。私は情報処理関係を得意としておりますが、このようなプロジェクトに参加でき身の引き締まる思いです。石見会頭のご指示に基づき全力を尽くしますので宜しくご指導をお願いいたします」
舟木は石見会頭の考えのままに全力を尽くすことを会頭に告げた。

「舟木君、君のお父さんは晩年運送業でご苦労された・・・・また、お母さんには私が会頭に成りたての頃、いろいろお世話になった。女性全体の指導者でみんなのお母さんだった、私もお母さんと呼んでいたよ・・・・・君は、そのお母さんの面影とお父さんの意志を継いでいるようだ」

「会頭、有難うございます」

「皆さんの事務室は会議所内に設けてある。時々私も行くつもりだ。この事業は私の人生の最後の仕事としたい。みんな頑張ってほしい・・・頼んだよ・・」
  1. 2014/10/15(水) 02:24:35|
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地獄の底から 第13回

綾子は小学校を3月末で退職した・・・しかし、雅子の店には行かず家にこもっている
夫の一郎が雅子とあのような行為をするとは今でも信じられない。
あの後、綾子は一人でお店を飛び出し家に帰ってきた
夫は直ぐには帰らず、帰宅は零時を過ぎていた。
夫は、雅子から私と橋本のことを聴いたのだろうか・・・・
あのビデオを見せられたのだろうか・・・・
帰ってきた夫は
「すまなかった・・・あんなことになるなんて、僕どうかしていたよ」
と言ったきりで、その後は何もなかったかのように4月に会議所へ出勤した

その後も橋本からは電話がかかってくる
しかし、綾子は応じていない・・・もう決して応じるつもりはない

夫は時々遅く帰ってくることがあった
決まってお酒を飲んでいる・・・・・・
ある夜のこと

「あなた、今夜もお酒を飲んでいるの?お食事は食べるの・・」

「いや、頂いてきた・・・・綾子、今夜は久しぶりに・・」
一郎があの日以来、初めて綾子をベッドに誘った

今、綾子は喉の奥深く一郎の怒張を咥え込み、乳房を揺らし夫の精を求めている
雅子に飲み込まれたあの夫の精を自分に取り戻そうとしていた
その妻の姿を見て
一郎は両手で頭を抱え込み怒張を妻の喉の奥へ突き立てている

「綾子、どうしたんだ・・・なんだか今までの君と少し違うようだ、こんなに深く・・」

「うん、うん・・・」

一郎はあの夜の雅子と比較している
吸い付くようにくわえ込む、そして一郎の目をじっと見つめている
なんという女だ・・・肌が透き通るように白く、未だに太腿の感触が手に残る

あの夜、妻の綾子が飛び出した後、雅子は橋本社長に帰宅を促し雰囲気直しに一郎にお酒を進めた。
一郎は酒をあおった・・・・気がつくと、雅子と裸で抱き合っていた
雅子はしなやかな若い肢体を一郎に絡みつける
そして呟いた
貴方はもう私のもの・・・・貴方の心に私がいる、もう私から離れられないと
そして一郎の怒張を自らの手で女陰に導き再び一郎の精を搾り取った

(だめだ・・俺はどうかしていた・・俺には妻の綾子がいる・・貞淑な妻、綾子が・・)

「綾子、すまなかった・・・君だけを愛している」

「ええ、わかっています・・・あなた・・私だけのあなた」
綾子は夫の上になり、夫の怒張を女陰に導き腰を緩やかに前後に振り、いとおしく夫の唇を指で撫でる。
  1. 2014/10/15(水) 02:25:39|
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地獄の底から 第14回

 橋本社長と雅子は改装が完成した創作料理の「瀬戸」と並びにある高級スナック「雅」で談笑していた。

 「女将、いやママかな?あの綾子を再三、誘っているんだが断れ続けているんだ。何とかいい方法はないかなぁ・・」

「橋本社長はえらくご執心なのね?そんなにあの奥さんが気に入ったの?」

「小学校の先生をしていて、美人で貞淑な奥さんであの身体だ、たまらんよ・・・なぁ、ママ・・何かいい手は無いものかなぁ・・」

「そうね・・・私の方もあのご主人を何度か誘い出すことはできるんだけど、凄く、妻思いの人で、いい男・・・だから私も惹かれちゃうのかなぁ・・・・」

「なんだ、ママもか・・・・しかられるぞ」

「何言ってるの、私の旦那はもう70を超えているのよ・・・好きにしろっていつも言ってるわ。怒ったりはしないわ・・・・ 仕方ないわね、あのビデオと写真を一郎さんに見せて綾子から引き離そうかな・・・もし、うまく落とせたらその様子を綾子に見せつければ、社長の方もうまく行きそうね」

「面白くなってきたなぁ・・・・頼んだぜママ・・」
  1. 2014/10/15(水) 02:26:54|
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地獄の底から 第15回

ここは雅子のマンションのリビングである。

一郎は、妻綾子のセックス場面の写真を見せられ動揺した。
雅子から綾子が家庭内で貞淑な妻を装っているが、一郎に内緒で男と淫蕩に耽っている様子がわかるビデオがあり、それを見ればハッキリすると・・・・

一郎は雅子のマンションを訪れている
今、食い入るようにビデオに写る綾子と橋本社長のセックス映像を見ている・・・
そのそばで雅子は、一郎の顔を覗き込み一郎の手をとり愛撫を繰り返している。

「ああ・・綾子、どうして・・・・」
橋本社長の怒張が綾子の女陰に挿入され、ピストンが続く・・・・
綾子の切ない声が一郎の耳に木霊する
(もうだめだ・・・・)

雅子は一郎の服を脱がしていく
「もっと見るのよ・・・貴方の妻がどんな女か・・よく見て・・」
雅子は自らも全裸となって、一郎の手を乳房に導く

ビデオの映像は綾子の逝く瞬間が近づいていた
雅子は仰向けに寝そべり、両脚を広げ一郎を誘っている

「ああ、綾子・・・・・君は、僕を騙していたのか・・・」
一郎は雅子の女陰を見つめた
この女を犯してやる・・・・・・一郎は雅子に覆いかぶさっていった



玄関の扉が開き、橋本社長に引かれるように綾子が入ってきた。
綾子は、橋本社長から夫一郎と雅子の関係を伝えられ、疑るなら目で確かめろとここまでついて来てしまった

リビングの扉を少し開けると、絨毯の上で雅子を犯すように責める夫一郎の姿が目に飛び込んできた。
(ああ・・あなた、どうしてこんなことを・・・)

気が動転している綾子の背後から、橋本はブラウスのボタンを外し、ブラジャーを押し上げ、乳房を手で揉み始める
鼻を髪に押し付け、綾子の匂いを嗅いだ
(ああ、この匂いだ)
綾子の両の乳房を下から持ち上げるように両手で甚振りだす
(どうだ、観念しろよ・・・この乳房のこの感触だ)

一郎は雅子のしなやかな両脚を大きく広げ、怒張を力強く打ち込み射精の態勢に入った
雅子の女陰は一郎の怒張を奥へ奥へと引っ張り込む

頃はよしと
橋本は、綾子のパンティの中に手を滑り込ませ、顔の向きを変え綾子の唇へ舌をねじ込もうとした・・・その時


「パーン・・」と綾子は平手で橋本の頬を強く打った

「えっ・・・」

一郎が音のしたドアの方に目を向けると、綾子が眼に涙を溜め乳房を両手で隠し、じっと自分をみている姿があった。
  1. 2014/10/16(木) 04:04:07|
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地獄の底から 第16回

 「あなた、あなた・・・・私はこの人たちに騙されて犯されたの・・・」

「綾子、今何と・・・・・」
一郎は腰を引き、怒張を雅子の女陰から抜き出そうとした
しかし、雅子の白い腕が頸に回り、長い両脚はしっかりと一郎の腰に巻きついてきた
そして雅子の膣が怒張への収縮を繰り返し、一郎は痺れた
(あっ・・・)

一郎は、無念の精を雅子の女陰深く放った
雅子は自らの女陰から滴り落ちる男の精を綾子に見せつける

「どう・・あなたの愛しいご主人のものよ・・・私が頂いちゃった」

「雅子さん!貴女って人は・・・」

「これでお互い様かしら?違うわね・・・私はこれで2度目、一度目は貴女のご主人に優しく、本当に優しく愛されたのよ・・・貴女も見たでしょ、一郎さんはもう私のもの・・今から隣の寝室で橋本社長にたっぷりと可愛がってもらいなさい」

今がチャンスと見た橋本は
「さすがママだ・・・さあ、奥さん、行こうか」
橋本は、さきほど叩かれた頬をさすりながら綾子に近づいた
今度は、乳房を隠す綾子の両腕を荒々しく払いのけ、ギュッと柔らかい乳房を握りつぶす
「痛い・・・」

「言うことを聞かない女には、今からたっぷりとお仕置きだ」

橋本は綾子にたたみかける
一郎の見ている前で、綾子の衣服を剥ぎ取り全裸にするとディープキスを迫る
両手は豊満な臀部をしっかりと抱きかかえている
呆然自失の貞淑妻の甘い口内を堪能すると、よろける綾子の腰を抱き寄せ

「ママ、しばらく寝室を拝借するよ・・・・・ママはご主人を頼んだよ」
意気揚々と寝室のドアの奥へと綾子を追い立てていった。
  1. 2014/10/16(木) 04:04:59|
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地獄の底から 第17回

綾子が橋本と寝室に入ってから40分が経過した
寝室のドアは開け放たれたままで、男女のまぐわいの様子が一郎の耳に届く

一郎は後悔していた
何故このようなことになってしまったのか
雅子の色香に惑わされたのか・・・綾子を助けないでいいのか
いや、もう遅い・・・

寝室から荒々しい雰囲気が伝わる
「ああ・・あなた、助けて・・ あなた・・」

一郎はこぶしを握り緊める
しかし、雅子が一郎の背中に乳房を押し付けるように背後から抱きしめている
動けない


徐々に綾子の抵抗が弱まっていく
遊びなれた男の本格的な女責めの気配が漂いはじめる

今夜の橋本は媚薬を使わず、自慢の怒張で女を堕とすつもりだ
堕ちるまで何度も何度も責め立てる
男の力、怒りそして優しさを織り交ぜた愛撫を繰り返す
これまでの経験でこのような貞淑な夫一途の人妻はいなかった
それ故に、今夜は何としてもそれを木っ端微塵にし自分の女にと

 90分が経過した
 一郎の腕は震えている、その腕を雅子がしなやかな指で摩る
 「いいのよ・・誰だってこうなるわ、一郎さん・・貴方だけしか知らなかった奥さんではもうないのよ、嫌でしょ、そんな女・・・嫌なんでしょ貴方は・・・」


 寝室から綾子の屈服の叫びがリビングにいる一郎の心に響いてくる
 橋本は何度も体位を変化させながら、綾子の乳房を揉み陰核を摩り
 自慢の怒張の挿入を繰り返している

 「どうだ、この体位は旦那にしてもらったことはあるか・・・」
 橋本は屈曲位から松葉崩しに体位を変化させ女陰深く挿入する

 「ああ・・・もう・・・ぁぁ・・・いや・・」

 「松葉崩しは体位の王様だそうだ・・男には分らんが・・・・・どうだ綾子」

 「うん・・・うむ・・・ああ・・・もう・・もう」

 「そうか、逝きたいのか・・綾子の旦那はとうとう助けにこなかった。でも安心しろ、私が旦那のかわりにお前を大事にしてやろう・・それでいいな・・・・」

橋本も限界に近づいていた何と言ってももう若くはない
体位を正常位に戻し、いよいよ最後の精の放出に向かう
そして綾子の心に刻み込むように会心の大噴射を放った
  1. 2014/10/16(木) 04:05:50|
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地獄の底から 第18回

商工会議所の石見会頭率いる第3セクター新事業支援チームの仕事は日増しに厳しさを増していった。
今日も、石見は市長との懇談の後、この事務室を訪れている。この事務所には常務を除くスタッフが詰めている。
彼の会社は地元の中小企業であるが、舟木の会社がこの市に工場進出してから急速に成長した。これを、地元を売って大企業と結託したという批判も交わし、優良企業に成長させ現在は息子の専務に任せ、自分は商工会議所の会頭として職務にまい進している。

(うむ・・・)

「舟木君、頑張っているかね・・・少し疲れているようだが・・・」

「いえ、会頭そのようなことはございません」

「それならいいが・・・・今夜、わしと中華でも食べよう、7時だ、いいね」
会頭の指示は絶対だ

「それと、秋には現場を取り仕切る人材を迎える予定だ。私の代わりと思ってくれ」

会頭の口から知らされたのは、地元新聞社から取締役専務待遇で迎えるという。記者時代にこの地域の支社に勤務し当地にも明るく、何と言っても日刊紙をバックにする人材であった。

昼になった。
舟木は商工会議所からたたき上げで常務となった大西と食事をしていた。

「舟木君、君はまだ若いし会頭について頑張るんだぞ・・」

「はい、そのつもりです。この秋、来られる新専務のもと仕事がまた忙しくなりそうですね、常務・・・」

「君、今何と言った・・・新専務とか?」

「常務はまだお聞きではなかったのですか?今日、会頭が事務室に来られてそのように・・・・」

「そうか・・・秋に専務がね。舟木君、私は会頭と二人三脚で今の第3セクターの会社を立ち上げ、不動産事業で高収益をあげてきたと自負している。しかし、どうも私の役目は終わりのようだ・・舟木君、君は実にいい男だ、周りにすかれていない私とよく食事もしてくれた、私の君への餞別だと思って聞いてくれ」

「常務そんな、急に・・」

「私はもうこの会社では役に立たないと会頭は判断したのだろう。私は今月で退職する。未練はない。そこでだ・・・君は会頭をどの様にみているのかな?」

「私には大きすぎて・・・」

「よく頭に叩き込んでおきなさい・・・この市ではどんなに偉い人がいろいろ言っても、最終的には会頭の言う通りになる。だから、迷うな・・・それと、会頭について精一杯頑張れ、きっといいことが君に帰ってくる。会頭には正直に仕えろ嘘は通用しない、本当に役に立つ人材になれ・・・最後に、スナック「雅」のママには気をつけろ、会頭の女だ。会頭が間違ったことをするとしたらあの女の仕業だ・・・いいね」

「えっ!・・・「雅」のママが会頭の女!」
  1. 2014/10/16(木) 04:08:10|
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地獄の底から 第19回

会頭に中華料理をご馳走になり、一郎は帰宅したところだ。

妻の綾子は創作料理店「瀬戸」で働いている。午後10時からは高級スナック「雅」の接待に回る。帰宅は家族が寝静まる頃となる。週に1日、夫婦の寝室の綾子のベッドが朝まで空になる。

あの日以来、夫婦はすれ違い、会話を交わしていない。妻の綾子は妖艶な女に変身していく。
ときどき、一郎を見つめる妻の目が一郎の心の臓を刺す。
(もう、綾子とはだめだ・・・・僕だけのあの清楚で貞淑な妻、綾子)

二人の娘のために、婚姻生活を続けているというのが今の夫婦の状態か・・

一郎も雅子に深夜に呼び出される・・狂ったように情交に耽った
(その雅子が会頭の女だったとは・・・・もうどうしようもない)


会頭との食事では、一郎は会頭の顔を見ることができなかった

「舟木君、やはり元気がないなぁ・・・家庭に問題でもあるのか?私にできることがあるなら力になるよ」

「有難うございます。ご心配なく・・家庭のことは私が何とか・・」

「家庭のこと? 私は君に期待している、つまらん事で男の夢を失っては駄目だ」

「はい、頑張ります」

石見は目を瞑って聞いていた・・
  1. 2014/10/16(木) 04:09:01|
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地獄の底から 第20回

 高級スナック「雅」は賑わっていた。
 ボックス席の酔客相手に、綾子が接客する様子を橋本と雅子は眺めていた。

 「ママ、綾子も水商売が板についてきたようだね、あれだと指名が多いだろう」

 「そうね、外見は貞淑な人妻だけど・・・中身は男に目覚めた肢体、それが男性を惹きつけるようね・・」

 「そろそろママ、久しぶりに私に相手をさせてくれないかなぁ・・今夜でも」

「そうね、でも社長知ってるかしら・・会頭が綾子の旦那を気に入っているって」

「何だって?会頭が旦那を・・・」

「そうよ・・一郎さん、今、会頭直属のプロジェクトチームの一員だって」

「えっ!あの第3セクターの会社の新事業のか?」

「そうなの・・どうも会頭は一郎さんのご両親と懇意だったみたいね」

「それはまた・・」

「それで、もう橋本さんは関わらない方がいいと思うの、あとは私が何とかするわ」

「そんなぁ」

「何言ってるの!会頭に睨まれたら大変よ・・可愛い部下の妻をめちゃくちゃにしたんだから・・あなたが」

「待ってくれよ、そうしろと言ったのはママじゃないか・・・」

結局、橋本は雅子に従わざるを得なくなった・・・・それほど会頭が怖いのだ
  1. 2014/10/16(木) 04:09:51|
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地獄の底から 第21回

今夜も綾子は雅子のマンションに泊められている
週に1度、女の修行と言われ色々な男と関係を持たされている
時には、複数の相手もする

今綾子は目の前にいる男に目を合わせ、ドレスから覗く白い太腿を捩り男を誘う仕草をさせられている・・・雅子の叱責が飛ぶ
「だめだめ・・もう少し色っぽく誘わないと!」

「ごめんなさい・・・」

「綾子、形に拘っているんじゃないの・・・あなたが本当にその気になることが肝心なの・・・・・そうね、相手の人をあなたが愛しいと思う一郎さんだと思えばいいのよ」

「はい・・・・」
綾子が変わる

「少しよくなったわ・・その調子よ・・・・続けて」

雅子は、綾子が貞淑な妻から変身していく様を見続けている
(そうよ、これでいいわ・・・もう一郎さんは綾子を絶対に許しはしない・・・・彼は汚れた女は許せないから・・・)

綾子は、勃起した男の怒張を口にくわえ込んでいる

そう、つぎは・・・・
綾子は自身の豊満な乳房を手で揉み上げ、口を少し開く
そして、背筋を伸ばし両の手で後髪を掴む仕草をし胸を強調する
目は男を見たままだ
男は魅入られたように綾子にむしゃぶりついていった

「うっ・・うっ・・」
男が綾子の女陰を指でかき混ぜている

「綾子さん、どう・・・もう、私と同じくらいに一郎さんを悦ばせれるようななったかしら」

「あっ・・・あっ・・」

男が綾子の乳首を捻り、陰核を口で吸い上げ、激しく指を挿入している

「ここまでよく頑張ったわね、ご褒美に私、一郎さんをあきらめてもいいわ、それには私の指定する人と付き合って・・・・もし、その人があなたを気に入ったなら私の負け、一郎さんには近づかないわ・・その人高齢で気むずかしい、そんな人の心をあなたが掴めるほどいい女になったことを証明することになるんだものね」

「ああ・・逝く・・逝く・・・」
男の手が勢いを増した

「それじゃ・・いいわね・・・後で段取りを説明するから・・・思いっきり逝きなさい」
雅子は綾子の豊満な乳房を搾り出すように握り緊め乳首を捻った
  1. 2014/10/16(木) 04:10:45|
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地獄の底から 第22回

金曜日だというのに綾子が珍しく早く帰宅した。

「あなた、明日から接待で旅行に行くことになって・・・」

「・・・・・・」

「何時もは、ママでないと駄目な大切な人らしいの・・・でも、ママがどうしてもって」

「・・・・・・」

「ごめんなさい、でもこれが終われば私たちもとの生活にもどれるかも・・・」
綾子は明日着ていくのか、最近では購入しない清楚なワンピースを買い、ヘアスタイルも変えていた

翌朝、雅子の車が綾子を向かえに来ていた
綾子は、一郎の記憶に残る清楚で貞淑な妻であった頃の服装とメイクを施し、雅子の車に乗り込んだ。発車の直前、サングラスをかけた雅子が一郎のいる窓を見上げた。

(何が、ママの大切な人だ・・・綾子を変身させた、君の男の好みなんだろ・・・・
もう駄目だ、耐えられない・・こんな生活・・)
  1. 2014/10/16(木) 04:11:47|
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地獄の底から 第23回

その夜、綾子は玉造温泉の高級旅館の夜具の上で接待の相手を待っていた
雅子からは、優しい人だから心配はいらない
それに、もうお歳だから無理もしないと
その人に気に入られるかどうかが肝心で気に入られなければ帰されると
(あなた・・御免なさい、でも雅子さんからあなたを・・・)

その時、襖が開き白髪の老人が浴衣姿で入ってきた
夜具の上の女を老人は見た
「どうした・・泣いているのか?」

「いえ、少しこれまでのことを・・・」

「そうか・・・名前はなんというのかね」

「綾子です。雅子ママからお世話をするようにと」

「それは聞いている・・そう、苗字は確か・藤木・」

「舟木です・・・舟木綾子です。どうぞお願いいたします」

「なに舟木?舟木綾子?」
 そう言って老人は綾子の顔をじっと見つめた・・

「そうか、舟木綾子さんか・・お酒を用意してくれるか、あなたも飲みなさい」

「私はそんな・・・」

「いいから・・私はあなたのご・・・いや、いい・・今夜は折角だから、私の側でゆっくりと休みなさい・・・」


綾子は裸になり老人に肌をあわせると、優しく老人の手が肩を抱いた
(雅子、どうしてこんなことを・・・もしや・・・)

老人は、自分の腕の中で、安らいだ表情で眠る綾子の顔を見た
(一郎君・・・君の悩みはこのことか・・いい奥さんだが・・・)


翌朝、綾子が目覚めると老人の姿はなく、置き手紙があった。

(私は急用ができたので先に出る。あなたは、折角だから観光を楽しんで帰ったらいい。雅子ママが何か言ってきたら、まだ私と観光していることにと・・・それと、困ったときにはと携帯電話の番号が記載されてあった)

 そうこの老人は石見会頭である。会頭は新事業に取り組むメンバーについて、徹底した身元調査をし、信用のおけるメンバーを集めたのである。当然、舟木の家族構成も熟知しその妻の顔写真も見ていたのである。
  1. 2014/10/16(木) 04:14:19|
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地獄の底から 第24回

綾子が旅行に出てすぐに、雅子から一郎は呼び出されていた。
雅子によると、妻の綾子は橋本社長と温泉旅行に行っていると
また、あの服装は橋本社長の好みで清楚な人妻を連れ回したいとのことであった。

「一郎さん、もう綾子さんは橋本社長の愛人よ。そんな奥さんとこれからもやっていけるの」

「・・・・・・」

「別れちゃいなさいよ・・スッキリするわ」

「・・・・・・」

「綾子さんと初めて出会ったとき、清楚で貞淑な奥様だと思ったわ・・・・でも今はねぇ、スナックで指名されると別室へ行くんだけどそこでねぇ・・・ビデオ見る?すごいのよ・・・」

「・・・・・・」

「一郎さん、離婚しちゃいなさい。もし、あの女を抱きたければスナックで指名すればいいの・・・もう、何でもするわよ」

「もう・・もう・・やめてくれ」

「これ離婚届の用紙・・・それと、これは婚姻届の用紙、私のサインはもうしているわ」

「なんだ、これは・・結婚!そんなことできるわけないだろう!雅子は会頭の女なんだろ・・・」

「あら、知ってたの・・・貴方もそれで私を抱いたなんて度胸があるわね」

「馬鹿な!僕が君を抱いたのではない!君が僕を・・・」

「そんなこともう如何だっていいじゃない。ハッキリしていることは、舟木一郎が会頭の女とできているということ。そして、貴方の妻は誰とでもセックスする女になってるってこと。私は会頭に結婚することをお願いするつもりよ・・・・・あの人も別のいい女ができれば私を離してくれるはず、その為に私はいろいろと・・・」

「でも、どうして僕と結婚なんだ?」

「私は日陰の女だから、綾子さんが嫉ましかったのかもしれない・・・でも人生で一度ぐらい、心から愛しいと思える男の人と巡りあいたいと思っていたわ・・一郎さんとの出会いはあまり良い切欠ではなかったけれど、私の心の中で次第にあなたが・・・そして、あなたの心が欲しくなったの・・愛しい人と結婚して妻になる、そう一郎さんの妻になりたいの・・・一郎さんは私のことをどう」

「なんだ・・それじゃ、綾子はどうなるんだ・・雅子は自分勝手なことを」

「一郎さん、今の綾子さんを許せるの?もうあの女は沢山の男性とセックスをしているのよ、そんな女は嫌でしょ・・あの女のからだを知ってる男は沢山いて・・・・あなたはあなただけの女でないと嫌な人なんでしょ・・沢山の男の唾のついた女」

「もういい!言うな!・・・しかし、雅子・・・君という女は・・・」
  1. 2014/10/16(木) 04:15:10|
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地獄の底から 第25回

日曜日の夕方、綾子は帰宅した
何時になく綾子は明るかった・・・沢山のお土産を買っている

「ねぇ、あなた・・・出雲大社に寄って来たの、本殿で巫女さんが鈴を鳴らしながら舞っているのよ。全国からカップルが来ていたわ。式を挙げるために・・・・それとこれで私たちも、なんとかなると・・」

「綾子・・・大事な話がある、よく聴いてくれ・・・・君は変わった、僕は変わっていない、僕はこんな生活は続けていけない・・・・別れよう」
一郎は離婚届の用紙を机に広げた

「私のサインはもうしてある。娘二人の親権は私が取る・・綾子は、まだ42歳だ、残りの人生を君の好きなように生きればいい・・・僕以外の男とね」

「離婚?あなた!あなた・・突然になぜなの・・・私が変わった?私は変わってなんかいないわ!あなたと一緒にいたいの、これからもずっと・・・・私はそのためにいろいろと我慢してきたの、それにこのようなことになったのは私だけの所為ではないわ!」

「君の言うとおりだ・・・・しかし、自分勝手だと思うかもしれないが、僕は今の君とはやっていけない」

「そんな!私はあなたを取り戻すために・・・」

「すまない・・・僕を何と言って責めてもいい・・でも、今の君を僕はどうしても愛せない。誰とでもやる女が僕の妻なんて我慢できないんだ・・」

「誰とでもやる女?あなたは私をそのように見ていたの・・・でも、私のあなたに対する気持ちはあなただけを・・・・でもいきなりどうして離婚なの?」

「正直に話そう・・・実は雅子から結婚を求められている・・・応じるつもりだ」

「えっ!雅子ママと結婚!・・・そんな、あなた・・そんな、どうして・・」

翌朝、綾子の姿はなく、テーブルの上の離婚届には綾子のサインが記載されていた。文字は震え涙で滲んでいた
  1. 2014/10/16(木) 04:16:02|
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地獄の底から 第26回

高級スナック「雅」のビップルームに、一郎と雅子そして石見会頭がいる。

雅子が切り出した
「幼い頃から私を大切に可愛がっていただきまして有難うございます・・・私、会頭から受けたご恩は決して忘れません・・ 私、舟木さんと結婚します」

そして舟木もつないだ
「会頭、申しわけございません・・・」


「舟木君、君には奥さんがいたはずだが・・・」

「はい、妻の綾子とは離婚いたします。既にこのように本人がサインをし、提出するだけとなっております。また、離婚届と同時に雅子さんとの婚姻届を出すつもりです」

「ほう・・本当にそれでいいんだね・・・・舟木君」

「会頭のお許しが頂ければそのようにと」

「そうか、分った・・・ただ、先だって旅で世話をしてくれた舟木綾子という女性が私を頼ってきている・・そう、君の奥さんだ」

「えっ!綾子が会頭と?」

「すべては雅子の仕組んだことなんだろうが・・・しかし、舟木君が雅子のことをそこまで思っているのなら私がどうこう言えることではない・・・そうなると、雅子は舟木君の妻に専念し、君の奥さんは私の世話をしながら、料理店とスナックを仕切ってもらうことになるが・・・・」

「私はそれで十分です・・・好きな人と夫婦になれるんですもの・・会頭、有難うございます」

「舟木君もそれでいいかね?」

舟木は目を瞑って応えた
「はい・・・・」

「舟木君、雅子は私以外の男は知らない、君が二人目の男だ、雅子を泣かすようなことを君がしたら、私は絶対に許さないからね・・・・綾子さんは大変ショックを受けているようだが私に任せなさい、いい奥さんだ、君に一途だから・・私はそんな女が大好きなんだ・・・何とかしてあげたい」

「宜しくお願い致します・・」
一郎は俯いたまま、唇を噛み締めた。
  1. 2014/10/16(木) 04:17:21|
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地獄の底から 第27回

一郎の二人の娘は母のもとへと父から去って行った。

一郎に親権があるとはいうものの、新しい後妻の雅子を義母とは認められないのは当然であった。

一郎の妻として雅子は、それまでの生き方とは異なり生まれ変わったかのように献身的に一郎に仕えている。あの雅子がである・・・・

一方、一郎の属するプロジェクトチームに新しく専務を向かえ本格的に新事業に取り組みだしていた。
第3セクターの事業会社の資本金の増資問題、公共団体からの補助金の獲得など舟木は石見会頭の指示に従いネゴシエーションを繰り返していた。
漸く、舟木の出身会社から大口の増資も決まり、また行政からの補助金の獲得も議会を通過し、いよいよホテル事業を開始することとなった。
ホテル事業は前妻の綾子が取り仕切るスナック「雅」があるビルの3階より上を改装して50万都市の玄関にふさわしいシティーホテルの営業とし、1階にはホテルロビーと旅行業務を取り扱う事務所を構え、あわせて大手証券会社が出店を予定するなど、石見会頭のプロジェクトは強力なリーダーシップのもと着々と課題を解決していった。

会議所の会頭室に舟木は呼ばれた
「舟木君、雅子とはうまくいっているようだね」

「はい、雅子ママ・・いや、雅子は変わりました・・・・ママ時代とは全く異なる女性に思えます」

「そうか、よかった・・・雅子を私は少女時代から知っている。あの子は私の馴染みの城之崎の旅館の娘でね。ご両親が事業に失敗して亡くなられたんだ、雅子が高校生のときに・・私に相談してくれれば何とかしてあげたんだが・・・それから私が雅子の世話をしてきた、いい子だったんだ雅子は・・それから、綾子さんだが何とかショックから立ち直って頑張っている、君の娘さん二人がお母さんを元気づけているからね、でも綾子さんはまだ君を忘れられないようだ、時々見せる寂しそうな姿が・・・そうだ、一度逢ってやっては・・・」

舟木の目頭が熱くなった

「私はもうこの歳だ、女をどうこうしようとは思っていないが・・・君は本当にこれでよかったのかい」

「会頭、ご心配をお掛けしております・・・」
(舟木は辛くてこの話を打ち切りたかった)


「話は変わるが・・・舟木君、今の仕事を本格的にやってみないか?」

「はぃ?」

「出身の会社を退職して、このまま事業を続けていくのはどうかね・・・私は、君のご両親もよく存じている、立派なご両親だ・・地域のために頑張られた・・君はその血を引き継いでいる、人を大切にし、わが身を捨てて社会に貢献するご両親の血をだ・・もし、決断するのであれば次の総会で、私は会長に退き、君を代表取締役社長にする、よく考えて返事をしてほしい」

「会頭、考えさせて頂きます・・・」
  1. 2014/10/16(木) 04:18:15|
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地獄の底から 第28回

一郎は雅子と自宅の食卓で食事をしている
雅子の創る料理は美味しい
何よりも、幸せそうな笑顔を一郎に振りまく・・・・それが一層食事を楽しくする

「雅子、今日会頭が私に今の会社の社長にならないかと言われた・・どう思う?」

「えっ、会頭があなたを社長にと・・・うーん、私には分からない」

「なんだ、つめたいなぁ・・・もっと真剣に考えてくれよ」

「うーん、御免なさい・・今の私には仕事のことは分からない、今の生活が幸せ過ぎて・・・御免なさい、自分のことばかり言って」

「いや、いいんだ・・・雅子、お前・・変わったなぁ」

「えっ?私が変わった?」

「ううん・・・いいんだ、気にしないで」

「あなた・・会頭は綾子さんのこと何か言ってた?」

「ああ・・もう大丈夫だって、娘二人も綾子を助けてるって」

「そうなの・・・綾子さんを娘さんが助けてる・・」
雅子は俯いて、寂しそうな目をした

雅子が一郎の胸に手を当てている
一郎の手は雅子の髪を撫でている
二人は先ほどまでの夫婦のセックスの余韻に浸っている

「雅子、本当に君は変わった・・・僕を本当に愛しているのか?」

「何を聞くの・・当たり前でしょ、あなたは私が初めて好きになった人よ」

「うん・・でも、会頭が初めてでは?」

「会頭は私を大事にしてくれました・・・ただそれは、高校生の私を助けた足長おじさんだったの・・・・私は甘えたわ、私の父のように・・・でも、二十歳になったとき、無理やり私を抱いたの会頭が・・・・・それから、私、性格が変わった・・・意地悪な女に、嫌な女に・・・・そんな私にしたのは自分だと会頭は苦しんでいたわ、私はそれをいいことに好き勝手なことを随分とやってきたわ・・・・そんな私を私自身、嫌で堪らなかった」

「そうか、そんなことがあったんだ。それで会頭は君を不幸にしたら許さんと」

一郎の目は寝室の天井をぼんやりとみつめている

「雅子、僕は苦しい・・・綾子や実の娘のことを思うと堪らなくなる・・・雅子、僕が綾子にしたことは決して許されることではない・・・苦しいんだ」

雅子が一郎を抱きしめる
「あなた・・あなたが悪いんじゃない・・そうさせたのは私だから、私が強引に綾子さんからあなたを奪ったの・・・だから謝りに行こうと思っているの、許しては貰えなくても、心から謝りたいの」

「そうか・・君もそう思っているのか・・・でも、やはり僕が原因だ、精錬潔白だけが取柄の青二才だった僕の責任だ・・」

一郎は雅子の上に被さり、きつく雅子のからだを抱きしめ、目を見て言った
「僕は雅子を離さない・・僕が死ぬまで離さない・・君を好きになった」

「ああ・・・嬉しい・・有難う、あなた」

夫婦の寝室に、再び愛し合い睦み会う男女の吐息が流れた
  1. 2014/10/16(木) 04:19:30|
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地獄の底から 第29回

春がめぐってきた
間もなく、シティホテルの大広間で第3セクターの事業会社の舟木新社長の披露パーティが開催されようとしていた。
既に、市の関係者並びに第3セクターの役員、地元有力者は集まっていた。今、石見会頭がホテル玄関に到着した。
舟木新社長は、にこやかに石見を出迎え握手をしようとした。その時、石見が倒れた・・
救急車を待つ間、舟木は石見を抱きしめていた

「うーん・・舟木君か」

石見が息もし難い容態のなかでつぶやいた

「舟木君・・いいか、よく聴いてくれ、私は雅子に償わねばならない、人としてやってはならないことをした、君に雅子を任せた、頼む、雅子を幸せにしてやってくれ」

「会頭、そのことは十分承知しております・・・お任せ下さい」

「それと・・綾子さんのことだ、いいかね・・私は彼女には一切、触れていないからね・・・・今でも、君のことを思っている女だ・・そんないい女に手は出せんよ」

「綾子が今でも僕のことを・・・・」

「そうだ・・彼女も雅子に負けずいい女だ、君は二人のいい女から慕われている・・羨ましい男だ、君は」
石見は、微笑み意識を失った
  1. 2014/10/16(木) 04:20:30|
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ある少年の一日・私の妻 (23)
告白・小林 守 (10)
牝は強い牡には抗えない。・山崎たかお (11)
堅物の妻が落とされていました・狂師 (9)
野外露出の代償・佐藤 (15)
妻が襲われて・・・ ・ダイヤ (6)
弘美・太郎棒 (11)
強奪された妻・坂井 (2)
痴漢に寝とられた彼女・りょう (16)
1話完結■レイプ (5)
■不倫・不貞・浮気 (788)
尻軽奈緒の話・ダイナ (3)
学生時代のスナック・見守る人 (2)
妻・美由紀・ベクちゃん (6)
押しに弱くて断れない性格の妻と巨根のAV男優・不詳 (8)
妻に貞操帯を着けられた日は・貞操帯夫 (17)
不貞の代償・信定 (77)
妻の浮気を容認?・橘 (18)
背信・流石川 (26)
鬼畜・純 (18)
鬼畜++・柏原 (65)
黒人に中出しされる妻・クロネコ (13)
最近嫁がエロくなったと思ったら (6)
妻の加奈が、出張中に他の男の恋人になった (5)
他の男性とセックスしてる妻 (3)
断れない性格の妻は結婚後も元カレに出されていた!・馬浪夫 (3)
ラブホのライター・され夫 (7)
理恵の浮気に興奮・ユージ (3)
どうしてくれよう・お馬鹿 (11)
器・Tear (14)
仲のよい妻が・・・まぬけな夫 (15)
真面目な妻が・ニシヤマ (7)
自業自得・勇輔 (6)
ブルマー姿の妻が (3)
売れない芸人と妻の結婚性活・ニチロー (25)
ココロ・黒熊 (15)
妻に射精をコントロールされて (3)
疑惑・again (5)
浮気から・アキラ (5)
夫の願い・願う夫 (6)
プライド・高田 (13)
信頼関係・あきお (19)
ココロとカラダ・あきら (39)
ガラム・異邦人 (33)
言い出せない私・・・「AF!」 (27)
再びの妻・WA (51)
股聞き・風 (13)
黒か白か…川越男 (37)
死の淵から・死神 (26)
強がり君・強がり君 (17)
夢うつつ・愚か者 (17)
離婚の間際にわたしは妻が他の男に抱かれているところを目撃しました・匿名 (4)
花濫・夢想原人 (47)
初めて見た浮気現場 (5)
敗北・マスカラス (4)
貞淑な妻・愛妻家 (6)
夫婦の絆・北斗七星 (6)
心の闇・北斗七星 (11)
1話完結■不倫・不貞・浮気 (18)
■寝取らせ (263)
揺れる胸・晦冥 (29)
妻がこうなるとは・妻の尻男 (7)
28歳巨乳妻×45歳他人棒・ ヒロ (11)
妻からのメール・あきら (6)
一夜で変貌した妻・田舎の狸 (39)
元カノ・らいと (21)
愛妻を試したら・星 (3)
嫁を会社の後輩に抱かせた・京子の夫 (5)
妻への夜這い依頼・則子の夫 (22)
寝取らせたのにM男になってしまった・M旦那 (15)
● 宵 待 妻・小野まさお (11)
妻の変貌・ごう (13)
妻をエロ上司のオモチャに・迷う夫 (8)
初めて・・・・体験。・GIG (24)
優しい妻 ・妄僧 (3)
妻の他人棒経験まで・きたむら (26)
淫乱妻サチ子・博 (12)
1話完結■寝取らせ (8)
■道明ワールド(権力と女そして人間模様) (423)
保健師先生(舟木と雅子) (22)
父への憧れ(舟木と真希) (15)
地獄の底から (32)
夫婦模様 (64)
こころ清き人・道明 (34)
知られたくない遊び (39)
春が来た・道明 (99)
胎動の夏・道明 (25)
それぞれの秋・道明 (25)
冬のお天道様・道明 (26)
灼熱の太陽・道明 (4)
落とし穴・道明 (38)
■未分類 (569)
タガが外れました・ひろし (13)
妻と鉢合わせ・まさる (8)
妻のヌードモデル体験・裕一 (46)
妻 結美子・まさひろ (5)
妻の黄金週間・夢魔 (23)
通勤快速・サラリーマン (11)
臭市・ミミズ (17)
野球妻・最後のバッター (14)
売られたビデオ・どる (7)
ああ、妻よ、愛しき妻よ・愛しき妻よ (7)
無防備な妻はみんなのオモチャ・のぶ (87)
契約会・麗 (38)
もうひとつの人生・kyo (17)
風・フェレット (35)
窓明かり ・BJ (14)
「妻の秘密」・街で偶然に・・・ (33)
鎖縛~さばく~・BJ (12)
幸せな結末・和君 (90)
妻を育てる・さとし (60)
輪・妄僧 (3)
名器・北斗七星 (14)
つまがり(妻借り)・北斗七星 (5)
京子の1日・北斗七星 (6)
1話完結■未分類 (1)
■寝取られ動画 (37)

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