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闇文庫

主に寝取られ物を集めた、個人文庫です。

変わってしまった 第10回

帰り道で、私は女将の事を考えていた。
誰とでもこのような関係になる訳では無いと言い訳していたが、名前も知らない男に股を開く女。
以前は普通の主婦だった彼女がこのような女になったのは、青山と浮気した事で貞操観念が無くなったのか。
一度人を裏切ってセックスに溺れてしまうと、その後は箍が外れてしまって裏切る事など平気になり、本能のままに生きてしまうのか。
私は自分の事を棚に上げて、彼女はだらしない女だと蔑んでいた。
その時私は、重大な事に気付く。
それは妻も、彼女と同じ種類の人間ではないのかという事だった。
私は初めて浮気をして朝帰りをしたが、妻を裏切った思いは全く無かった。
言わないだけで、妻が私に何か不満があって青山とこのような関係になったとしたら、妻が浮気したから私も浮気したでは同じ種類の人間になってしまう。
しかしこの時の私は、罪悪感など全く無かった。
それどころか妻の裏切りを考えれば、このぐらいの事は大した事はないとさえ思っていた。
妻を捜すとカーテンが閉められた薄暗い寝室で泣いている。
「まだいたのか。早く出て行けよ」
一晩泣きながら考えたのか、私を見る妻の目が縋る様な目に変わっている。
いくら証拠を突きつけられたとしても、このように早く変わるのは青山がどのような人間か理解出来たのでは無くて、青山の人間性を初めから分かっていたのかも知れない。
自分を誤魔化して認めたくなかっただけだったのが、これで認めざるを得なくなっただけなのかも知れない。
「出て行く所がありません」
「青山は離婚して一人身だから、奴の所に行けば喜んで受け入れてくれるだろ?」
今まではそうなってしまうのを一番恐れていて言えなかったが、妻が青山の正体を認めつつある今なら言える。
妻はそこまで馬鹿ではないと思ったのだ。
「バスの始発まではいてもいいから、取りあえずこの部屋からは出て行ってくれよ。
この部屋に俺と二人だけで居るのが嫌で、千里から寝室を別にしたのだぞ」
いくら皮肉を言っても、気持ちが納まる事は無い。
「子供達とも最後になるから、少しの間でも子供達と一緒にいたらどうだ?」
「子供達をおいて出て行けません」
「高校生と中学生だから善悪は分かる歳だ。子供達も分かってくれるさ。俺が全て話すから」
更に妻に追い討ちを掛けると、妻の赤く硬直していた顔が、今度は一気に青ざめていく。
「いや!そんなのいや!」
「いやでも仕方が無い。全て千里がしてきた事だ」
仮に妻も騙されていたとしても、それと青山に抱かれていた事は話が別だ。
18年も連れ添った私を信用せずに、青山の話を信用したのにはきっと何か訳がある。
私の身の潔白が証明されて青山の非道さが分かっても、その事について一度も謝らないのはなぜだ。
その日私は会社を休んだが、妻も仕事には行かないようで、子供達が出掛けると初めて私に土下座した。
しかしそれは、私を裏切った事への謝罪ではない。
「この家において下さい。お願いします」
「それは出来ない。それよりも仕事に行かなくてもいいのか?会社を首になったら、ここを出てからどのように食べていく?そんな心配はないか。青山の愛人になって、お手当てを貰えば。ただしその金は、青山が借金した金だが」
私は妻を泣かせたいのに、妻は必死に泣かないように我慢していた。
「青山のチンポを散々舐め回していたような、汚れた女の顔など見たくない。それに」
私はわざと汚い言葉で罵ったが、二人の男の嬲り者になった事までは、妻が不憫で言えなかった。
このような事をされても、妻を不憫に思う気持ちが残っている。
やはり私はまだ妻を愛しているのか。
「子供達と離れられません」
「離れられないと言っても、本当の事を知れば子供達から離れていってくれるさ」
「子供達には・・・・・・」
「それに、子供達と暮らしたいだけで、俺とはどうでもいいのだろ?そんな奴と一緒に暮らせると思うか?」
私は謝って欲しかった。
どんなに謝ってもらっても許す事など出来そうもないが、それでも私と離れられないと言って欲しかった。
私は苛立ち、役所が開くのを待って離婚届を貰いに行くと、私が先に署名して妻に渡す。
「どうした。書けよ」
妻はペンを握ったが、離婚届けを目の前にして、離婚が現実のものとなる事をようやく理解したのか、手が震えて書く事が出来無い。
「ここに居させて下さい」
それでも妻は謝らなかった。
この家に居たいと土下座までする妻が、私を裏切って青山と関係を持った事は謝らない。
「ここにいたら奴隷と変わらないぞ。俺は千里に優しくは出来ない。それでも良ければ、家政婦の代わりと俺の性欲処理をするだけの女としておいてやる。ただしそれも暫らくの間だけだから、その間に身の振り方を考えろ」
妻がすんなり離婚届に署名してしまわないかと不安だった。
しかし妻は、それでも良いからここに居たいと言って離婚届には署名しなかったので、私は怪訝そうな顔をしながらも内心安堵していた。
「やはり離婚は・・・・・娘も受験なもので・・・・」
「そうですか。こればかりは強制出来ませんから。あの時は私も興奮してしまって、すみませんでした」
請求金額は可也下がったが、所長の知り合いの行政書士に頼んで、内容証明郵便で青山と今中に交際禁止と共に慰謝料を請求した。
すると二日後には今中本人から謝罪の電話が掛かり、このような事は早く処理したいとばかりに全て認めて、翌日には多い目に書いた請求額の満額を振り込んできたが、青山からは何の連絡もない。
「今中から100万も振り込んできたぞ。千里は余程いい仕事をしたのだな。いくら金持ちでも一晩で100万なんて、いったいどのように喜ばせたんだ?」
私は妻を詰り、妻が泣くのを待ったが妻は泣かない。
私が朝帰りをした日、朝まで泣いて涙が枯れたのか、その後はどのように詰っても、悲しそうな顔はしても泣く事はない。
人一倍涙もろくて泣き虫の妻が、泣かないように唇を噛んで堪える。
しかしそれが私には面白くない。
「今中はすぐに払ってきたと言うのに、青山はどうなっているんだ?一度電話して聞いてみろ」
妻がそのような事を言えるはずが無かった。
不法行為をした仲間なので、美人局でも無い限り聞けるはずがない。
それが分かっていたから、逆に私は妻に言わせようとした。
「早くしろよ!早く振り込めと千里が催促しろ!」
正座している妻の肩を足で蹴り、倒れた妻の髪を掴んで頭を揺する。


  1. 2014/05/29(木) 03:07:00|
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変わってしまった 第11回

私も受話器に耳を近付け、チラシの裏に書いた妻の台詞を妻に言わせる。
「千里か?旦那はどうしている?早く離婚して出て来い」
「主人への慰謝料はいつ振り込んでくれるのですか?」
「何を言っている!そんなものは、破綻した後の事だから払う義務は無いと言って、無視すればいいと言っただろ」
「お金が無いのですか?」
「金などいくらでも有る。俺を誰だと思っているんだ!・・・・・・・おかしいぞ。
近くに旦那がいるのか?」
流石に妻の台詞が棒読みでは気付いたようだ。
「俺だが、慰謝料はいつ払う気だ。今中は振り込んできたぞ」
「人助けをして、どうして慰謝料を払わなければならない。それに離婚もしていないのに、500万なんて法外な金額を請求しやがって」
「金がないなら、正直にそう言えよ。今中は一回だけなのに100万振り込んできた。
それが一ヶ月以上楽しんだお前が500万でガタガタ言うとは、人間落ちぶれたくないな」
「誰が落ちぶれた!500万なんて屁でもない。ただ不当な請求には答えられないだけだ」
「じゃあ調停を申し立てるから、その後裁判で決めよう。裁判になれば500万なんて金額はとれない事は分かっている。でも裁判になれば弁護士もいるだろ。俺は金なんかマイナスになっても構わない。とことん戦ってやる。弁護士料に慰謝料。せいぜい頑張って働いて下さい。社長さん」
勢いよく受話器を置くと、10分後に青山から掛かってきた。
「裁判なんかにしたら、弁護士を儲けさせるだけでお互いに損だ。ここは示談にしようじゃないか」
「しようじゃないか?勘違いしていないか?俺は金なんかどうでもいい」
「いや・・・・示談でお願い出来ませんか」
青山の提示してきた金額は、今中と同じ100万だった。
「話にならん。じゃあ・・・」
「待て。150万でどうだ?」
「だから、今中が100万払ってきたと言っただろ」
当然青山には、私を慰謝しようという気など無い。
ただ裁判との損得を計算しているのだ。
どちらが要らぬ労力を使わず、安く上がるのかだけを考えているのだ。
結局それ以上だと裁判の方が得だと思ったのか、電話では決まらずに翌日青山と会うことになった。
「申し訳なかった。200万払いますから、これで気を静めてもらえないだろうか」
何があったのか、今までと違って青山は終始下手に出る。
心から詫びているはずはないので返事を渋ると、以外にもすぐに金額を引き上げてきた。
「つい面子を気にして意地を張ってしまったが、本当は悪い事をしたと反省している。ご主人のお怒りも最もだから、300万払わせてもらう。私も今苦しくて、これ以上は無理だ。正直に言うと、これも借りなければ払えない。どうかこれで許して欲しい」
私は謝罪を信じた訳ではないが、今の青山には300万は楽なお金ではない。
裁判をすればもっと安く済むだろう。
300万で気が収まるはずもないが、それはいくら貰っても同じ事なので、私はこれで青山から離れようと思った。
青山も憎いが、直接私を裏切ったのは妻だ。
一番重要な妻との事が残っている私には、いつまでも青山と拘っているのは得策ではないと考えた。
「今後一切妻とは拘らないと誓約書を書いてもらう」
「それなら私の会社に来ませんか?慰謝料も今から振り込みますから、今日で終わらせましょう」
青山の顔など何度も見たくなかったので、私もそれが良いと思った。
会社に行く途中の銀行で、私の目の前で300万振り込み、会社に着くと交際禁止とこれで示談が成立した事が書かれた誓約書を二部作り、そこにサインしてお互いに一部ずつ持った。
「ここに書かれた約束は守れよ」
「お互いに。これで今までの事は全てお咎めなしだ」
私が立ち上がると、青山の態度が変わる。
変わったと言っても元に戻っただけなのだが。
「コーヒーぐらい出すから、そう慌てるな。千里の事で聞かせておきたい事もあるし」
「他人の女房を呼び捨てにするな」
「そのぐらいは許してくれよ。千里は会えば必ず俺のチンポを口に欲しがって、美味しいと言って嘗め回していたから他人の気がしない」
私に対して、妻が口での行為をしたがらなかったのを知っていると思った。
この男とコーヒーなど飲みたくはないので早く出て行きたかったが、妻の事を何でも知りたい私は動けない。
「そんな話をする為に引きとめたのか!妻の事で聞かせたい事とは何だ!」
「だからそう慌てるな。どうして俺と千里がこうなったのか知りたくないのか?千里はあんたとのセックスに満足していなかったんだ。他の男とのセックスはどのような味がするのか、ずっと試してみたかった」
二人で得意先などに出かけた時など、何年も前から物欲しそうな顔で青山を見ていたと勝手な事を話し出す。
余りに可哀想だったので、今回のような事をして邪魔をしている理性を取り払ってやって、自分に素直になるように背中を押してやっただけだと。
「千里はあんた以外の男は知らなかっただろ。だから40歳を過ぎて、このまま一人の男しか知らずに老いていくのかと悩んでいた。俺はその悩みを解消してやっただけだ。それが俺とのセックスがあまりに気持ち良かったので溺れてしまって、結果俺に惚れてしまった。俺に初めて抱かれた日、千里はこんなに気持ちの良いセックスもあるのかと、涙を流して喜んでいたぞ。上からも下からも」
「勝手な事ばかり言うな!」
「残念だが本当だ。あんたは知っていたか?千里は背骨の両側を舌先で責められると凄く感じてしまうのを。特に肩甲骨の少し下辺りが感じるようで、オッパイを揉みながらそこを集中的に責めてやると、それだけでシーツに大きな染みを作ってしまうのを」
勿論妻の背中を舐める事もある。
しかしシーツに染みが出来るほど責めた事はない。
妻は背中がくすぐったいらしく、以前しつこく舐めていて、妻が身体を捻って「そこは嫌なの」と怒ってやめてしまった事があったので、それ以来私はあまり背中を責めた事はない。
「入れる前に5分ぐらいチンポをオマンコやクリトリスに擦り付けて焦らしてやると、何とかチンポを中に向かい入れようと、見ているのが恥ずかしくなるぐらい腰を振るのを知っていたか?それでも入れてやらないとどうなると思う?早く入れて欲しくて、聞くに堪えないような言葉を口にするようになるのさ。オチンポ入れてー。
オマンコ寂しいのー」
青山の言っている事が、全て事実だとは思わない。
慰謝料をとられた腹いせに、私を苦しめたいだけかも知れない。
私の気持ちを揺さ振って、妻との仲を壊してまた付き合おうと思っているのかも知れない。
絡み合う二人の姿が浮かんで苦しくなり、青山を殺したいほど怨んでいながら、妻と青山のしていた行為をもっと知りたくて、黙って聞いている自分に腹を立てていた。


  1. 2014/05/29(木) 03:07:52|
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変わってしまった 第12回

青山は私が黙って聞いているのを良い事に、調子に乗って話し続ける。
「千里は後ろから入れられて、尻を叩かれるのが好きなのを知っていたか?口では痛いからやめてーと言いながらも、これをしてやると我慢出来なくなって自分から動き出す」
青山とのセックスは恋人同士のような甘いものではなく、絶えず妻は虐められていたような印象を受けたが、それでも快感に負けて媚をうっていた妻を惨めに思った。
「こうなったのも、全て千里を満足させてやれなかったあんたが原因だ。聞けば首筋を舐めて、オッパイを舐めて、オマンコを指で刺激してから舐めて入れるだけの、中学生のような幼稚なセックスをしていたそうだな。男としてもっと女を満足させてやったらどうだ」
私は悔しかった。
青山にこのような事を言われる筋合いはない。
「そうかな?先日小料理屋の女将を抱いたが、彼女はこんな凄いセックスは初めてだと言ってくれたぞ」
私は悔しさを少しでも紛らわすために、言わなくても良い事を言ってしまった。
「そうか。それは良かったな。でも千里は、俺のチンポのほうが気持ちいいと言った」
小料理屋だけでは分からないのか、それでも青山は動じない。
「これで失礼する。もう会うことも無いだろう」
本心は妻の事をもっと知りたかった。
青山に抱かれている時の、妻の息遣いまでも詳しく聞きたかったが、これ以上顔を見ていたくない気持ちが勝る。
「おまえは青山に、俺達のセックスまで話したのか!」
妻は俯いた。
「舐めて入れるだけの、幼稚なセックスで悪かったな」
妻と付き合い始めたのが25歳の時だったので、当然私は妻が初めてでは無かった。
まだ若かったが、それなりに経験もあった。
しかし妻はそれまでの女達とは違って異常に羞恥心が強く、それまでの女達が感じてくれた事をして嫌がられ、終わった後で実家に帰ると泣かれて困った事がある。
妻に「嫌だと言ったのに、どうして無理やりあんな事をしたの!」と泣かれ、3日も謝ってどうにか許してもらった事がある
その後はそれがトラウマになって、妻の嫌がる行為は避けてきた。
妻が「それは嫌」と言うと、すぐにやめてしまう事が多かった。
口でして欲しい時でも、妻がそのような行為が好きではないのを知っていたので我慢した。
このようなセックスでは、男にとって征服感は得られないが、私は裸で抱き会っているだけでも満足出来るようになった。
女将とのセックスを思い出せば、嫌がる事でも強引にすれば良かったのかも知れないが、妻の要望を全て聞き入れてきたことを、今更幼稚で不満だったと言われても。
「私はそのような事は言っていません」
「俺達のセックスについて、何も言っていないと言うのだな?」
「いえ、無理やり言わされた事はあります。でもあなたを馬鹿にするような事は言っていません」
言わされたというのが気になった。
妻が私達の事を聞かれたのはセックスの最中で、妻はもっと気持ち良くしてもらいたくて、私との行為は気持ち良くないような言い方をしたのかも知れない。
青山を喜ばせて色々してもらうために私を蔑み、青山を必要以上に褒めたのかも知れない。
わたしはそう自分を慰めたが、本当は青山が言うように私とのセックスに不満を持っていたのだろうか。
青山に抱かれて、セックスに目覚めてしまったとしたら。
しかし今の私は妻を抱けない。
それどころか妻の身体が青山の精液で汚されたままのような感じがしていて、抱き締めることすらも出来ないのだ。
当然仕事は辞めさせたが、それはそれで暇な日中に何をしているのかが気になって、仕事の合間に電話を入れる。
その時妻が買い物に行っていたりして留守だと、青山と会っていたのではないかと責め立てた。
青山と会いたければ、離婚届を書いてからにしろと。
しかし一週間も経つと妻に電話することも無くなった。
これは妻を信用したのではなくて、妻の事を考えているのが苦しくなり、極力妻の事は考えないように逃げていたと言った方が正しい。
「仲直りしたの?」
以前のように笑顔はなくなったが、私が無関心を装い、妻が喜怒哀楽を表さない事が、私達の関係がおかしくなっている事を心配していた子供達には、良い方向に向かっていると映ったようだ。
しかし実際は謝らない妻に対しての不信感は大きくなっていて、妻もまた私といると以前よりも塞ぎ込んでしまって目も合わさない。
ここまでしてどうして一緒にいるのだと自分でも思うが、やはり妻を諦め切れない。
私が冗談を言い、妻が優しく微笑むような暮らしはもう来ないと思っているのに。
「来週車が直ってきますから、仕事に出てもいいですか?」
妻は洗い物の手を止めずに突然そう言うと一瞬振り向き、テーブルに会社名と住所や電話番号が書かれたメモを置くとまた洗い物を続ける。
「好きにすればいいだろ。離婚になったらその後困るだろうし」
私は新聞を読みながら依然無関心を装っていたが、実は横目でしっかり見ていた。
「9時から4時までのパートで、休みは日曜と祝日です。20分もあれば通えるので4時半までには帰ってきます」
私は汚い人間かも知れない。
妻が働くと言った時、このような時なのにお金の計算をしていた。
妻が働かなくても、私の稼ぎで何とかやっていける。
しかし当然今までの生活水準は落さなければならない。
これから娘達が進学すれば、尚更お金は必要になる。
それを私は頭の中で、家にいて自由な時間があるよりも、仕事に行っていた方が安心だからとすりかえる。


  1. 2014/05/29(木) 03:08:48|
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変わってしまった 第13回

妻は4時30分までに帰って来ているのかどうか分からない。
また心配を掛けるのが嫌で、聞きたくても子供達には聞けない。
ただ私が帰って来た時には必ず家にいるので、早く帰っては来ているのだろう。
子供がいるとき以外は妻とは話さず、これが世間で言う仮面夫婦なのか。
妻もこのままの生活では良くないと分かっているはずだ。
しかし依然謝る事はせず、何を考えているのかさっぱり分からない。
妻の事なら何でも分かっていると思っていた私も、妻の気持ちが分からない事でそのような自信など遠に無くなり、徐々にストレスが溜まっていく。
それと同時に、女性に対する不信感も増す。
まだ子供が小学校だった時に、運動会で隣に妻の知り合いの可愛い奥さんが座ったことがあった。
この奥さんはとにかく大人しく控えめで、人前で話すのもあまり得意でないのか、私達夫婦の話を聞いては微笑んでいた。
そしてお弁当の時間になって子供達が来た時、私はふと不謹慎な事を考えた事がある。
子供がいるという事は、この奥さんもセックスするのだと。
それは当たり前のことなのだが、その奥さんとセックスが結び付かなかった。
周りで大騒ぎしている奥さん達や煙草をふかしている奥さんからは、男に跨って髪を振り乱し、激しく腰を振っている姿が想像出来るのだが、この奥さんからはそのような姿が全く想像出来ずに、それが余計に私を興奮させた。
しかしそれは妻も同じ事で、他の男達からは大人しい妻のそのような姿は想像出来なかっただろう。
その妻が浮気した。
その妻が夫以外の男に跨って腰を振っていた。
それも二人の男と同時に。
その思いが私を女性不信にする。
会社でも、既婚の女性社員にきつく当たってしまう事がある。
妻でさえそうなので、この女も夫以外の男に股を開いているのではないかという思いから。
実際していなくても、誘われれば簡単に夫を裏切ってしまうに違いないと。
考えた事もなかった妻の裏切から、私の精神は病み始めていたのかも知れない。
そして私は恵理を思い出していた。
私に酷い事をしたけれど、それは娘を想っての事で昼も夜も必死に働く母親。
罪悪感も無く平気であのような事をしたのではなくて、娘の望みを叶えたい一心で、今は後悔している本来真面目な女。
しかし最初に会った時、彼女は真っ赤なブラジャーをしていた。
男もいないのに、あのような下着を身に着けるのか。
もしかすると彼女も青山と。
身近にあのような美人で魅力的な身体をもった女がいて、青山が何もせずに放っておくだろうか。
小料理屋に向かう彼女に車の中から声を掛けると、彼女は無視して通り過ぎようとした。
「あなたのお蔭で、私の家庭は無茶苦茶だ」
すると彼女は足を止める。
「もう許して下さい」
「もう許せ?もうって、恵理さんは俺に何の償いをした。妻の相手の名前を教えただけで罪を逃れたつもりか」
彼女はその場で女将に電話し、私の指示通りに助手席に乗ってきた。
「どこへ?」
「色々聞きたい事がある」
私は彼女への欲望を満たそうとしていたが、いざとなると罪悪感で苦しんだ。
それで罪悪感に負けないように、あえて妻が青山と行ったラブホテルに入る。
「いや!私帰ります!」
「誰にも聞かれない所で話を聞きたいだけだ。ここが駄目なら、恵理さんのアパートで話そうか?母親が何をしてお金を作ったか、娘さんには分かってしまうだろうが」
私は彼女をベッドに押し倒し、無理やりキスをしようとしていた。
「嫌です!やめて下さい!」
「暴れるな!どうせ誰にでも抱かせる身体だろ!青山にも散々抱かせた身体だろ!」
私は妻や青山と同じ所まで落ちようとしていた。
無理やり犯そうとしているのだから、それ以上なのかも知れないが。
「抱かれてなんかいません。やめて下さい!」
私は服の上から、彼女の大きな乳房を掴む。
「嘘を吐け!あんな真っ赤な下着なんか着けやがって」
「あれは青山さんに指示されただけです。派手な下着であなたを誘惑しろと、お金を渡されて指示されただけ」
私は乳房を掴んでいた手は離したが、彼女が逃げないように覆い被さったままだった。
「本当に青山とは関係ないのか?」
「別れた主人以外とは、誰とも付き合った事はありません」
「青山に、何を頼まれた?」
私が彼女から降りて椅子に座ると、彼女は衣服の乱れを直してベッドに座る。
「最初は200万で柴田さんに抱かれろと言われました。私がそのような事は出来ないと断わったら、抱かれなくてもいいから誘惑してくれと・・・・娘の事を女将さんに相談していたから、それを聞いて知っていた青山さんは100万払うと言って」
「小料理屋で?でも女将は青山の・・・・・」
青山にとって人妻を落すのはただの遊びで、女将も何も言わなかったらしい。
これまでにも青山は、店が終わる頃に友人を連れてやって来ては、落とした人妻の自慢をしていた。
「それだけの事に、100万も200万も使うのか」
青山は、昔は一晩に200万も300万使う遊びをしていたと自慢していたらしい。
苦しくなった今でも、私達とは金銭感覚が違うのだろう。
「青山から100万もらって、俺を誘ったという訳か」
「お金は友人の方が・・・・・・・」
「その友人というのは今中か?」
「どうしてそれを?まさか奥様も・・・・・・・」
今までにも、何度もこのような事を話していた事があったと言う。
ダンディーな青山が人妻を落とし、お世辞にも格好良いとは言えない今中がその間の資金を出して、あとでその女を回してもらう。
彼女は立ち上がると、服のボタンを外し始めた。
「ごめんなさい・・・・・・今夜だけで許して下さい」
しかし私はそれどころではなかった。
青山の存在が大き過ぎて、今中の事を忘れていた。
ただ青山の誘いに乗っただけで、今中にはそれ程の悪意は無いと思っていたが、この話が本当ならば今中の責任も大きい。
何より気になったのが今中の会社は今中精器で、妻が勤め始めた会社の社名は佐藤精器なのだ。
私は青山の事を気にするあまり、今中の事をすっかり忘れてしまっていたが、そこが取引関係にある会社だとすれば、ただの偶然だとは考え難い。


  1. 2014/05/29(木) 03:09:48|
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変わってしまった 第14回

彼女は下着だけの姿になると、急いでベッドの布団に潜り込む。
私が近付いて掛け布団を剥ぐと、彼女は恥ずかしそうに前を隠した。
「もういいから服を着てくれ。その代わり、もっと妻の事を教えてくれないか」
妻の事が気掛かりで、そのような気分ではなかったのもあったが、彼女が娼婦のような派手な下着を着けていたなら、そのまま覆い被さっていただろう。
しかし彼女は、綿の白い下着を着けていた。
「何をお聞きになりたいのですか?」
「全てだ。恵理さんが知っていること全て」
彼女は下を向いて黙り込む。
「小料理屋で聞いた事。女将が話していた事など何でもいい。妻のことなら何でも知りたいんだ」
「気持ちは分かります。でも知れば知るほど苦しくなります。私がそうだったから」
彼女の離婚原因は、別れたご主人の浮気だったと言う。
それが分かった時、彼女は全てを知りたいと思った。
いつ、どこで、どのように相手の女を抱いていたのか。
その時どのような言葉を囁き、相手はどのような反応を示したのか。
それはご主人だけに止まらず、相手の女とも何度も会って問い質した。
「自分で自分の首を絞めてしまいました。どれだけ聞いても満足出来ない。聞けば更に嫉妬が増して、それ以上の事を知りたくなってしまう。地獄でした。その地獄から逃れたくて離婚を」
彼女はご主人を愛していたのだろう。
絶対に許せなくて離婚したが、おそらく今でも愛している。
「このままでも地獄だ」
彼女は一度頷くと、ぽつりぽつりと話し出す。
「青山さんは何年も前から奥様を狙っていて、何度誘っても上手く逃げられてしまうが、簡単に落ちる女よりもこのように真面目な女の方が、落ちた時の反応が面白いと言っていたのを覚えています」
パートから正社員にしたのも、より身近に置くためだったに違いない。
「その間彼らは他の奥さんも狙っていましたが、落ちると何度か青山さんが抱いてから、その後今中さんに」
「今中はいつも青山の・・・・・・・・後で?」
私はお下がりという言葉を使おうとしたが、妻も同じ状態なので使えない。
「笑い話のように話していた事があります。昔青山さんが落とした奥さんを騙して、最初から今中さんに抱かせた事があって、その時は婦女暴行で訴えられる寸前までいったそうです。それに懲りて、何度か青山さんが関係を持ってから今中さんが関係を持つように」
彼らはずる賢く、散々不倫を繰り返した後では世間にその事を知られるのが嫌で、泣き寝入りしてしまうと言っていたそうだ。
それに初めて旦那以外の男に抱かれる相手が、全く違う男だったというショックを考えれば、散々不倫を繰り返して堕落してしまった後の方がショックも少ないので、遥かに愚図る事も少ないと。
確かに例え訴え出たとしても、それでは同情などしてもらえずに、被害者と言うよりも尻の軽いふしだらな不倫女と見られてしまう。
「妻と青山の事で何か聞いていないか?つまり・・・二人のセックスの・・・・」
彼女はまた俯いてしまう。
「恵理さん!」
「最初に奥様が抱かれた時、自棄になってホテルの部屋までは行ってしまいましたが、いざとなると思い直して随分抵抗されたそうです。貞操を守ろうと嫌がる女ほど辱める甲斐があると言っていました。快感に負けて屈服した時のギャップも堪らなかったと」
「青山は何をしたのだ」
「そこまでは・・・・・・」
「妻は私が浮気していると思っただけで、自棄になって身体を許してしまったのだろうか」
「それは分かりません。ただ青山さんは仕事に託けて二人きりになる時間を作っては、しつこく奥様を口説いていたようです。一人の男しか知らない人生で良いのかと」
彼女は妻が青山に言い続けられた事で、私以外の男にも興味を持った事が根底にあると言いたいのだ。
しかしそれは責められない。
なぜなら私も、妻以外の女性に興味が無い訳ではないのだから。
「青山さんは、奥様は柴田さんを愛していると言っていました。だから柴田さんが奥様を裏切っていると思わせれば、逆に落し易いと考えたようです。それと・・・・・旦那を愛している人妻の方が・・・・虐め甲斐があるとも」
現に妻は落ちた。
全て青山と今中の思惑通りに。
「妻には当然罪悪感があると思う。しかし妻は未だに謝らないんだ」
すると彼女の顔が更に曇る。
「主人と同じです。主人も最後まで謝らなかった。絶対に離婚はしたくないと言っていましたが、それでも謝らなかった」
ご主人は真面目が服を着ている様な人で、浮気の証拠が出てからも信じられなかったと言う。
「最初の頃は謝らない主人に腹を立て、何度も謝らせようとしました。しかし主人は言ったのです。謝ってしまって非を認めたら、俺が俺ではなくなってしまうと」
彼女は思った。
ご主人の真面目さが謝る事を拒否していると。
非を認めてしまっては、ご主人は壊れてしまうと。
言い換えれば、それだけ自分のやってしまった事を悔いている。
それだけ罪の重さを分かっている。
自分がそのような男だと認めた瞬間、何もかも壊れてしまうほどに。
しかし彼女は許せなかった。
それでは裏切られた方の心はどうなるのか。
裏切られた方は壊れてしまっても良いのかと。
妻も同じなのかも知れない。
壊れてしまいそうなほど罪の意識に苦しんでいるのかも。
そうだとすると、妻が佐藤精器に就職したのは単なる偶然だと思った。
「あのー・・・・先日お店で眠ってしまった時、あの後何かありました?」
「・・・・・いや・・・・なぜだ?」
「柴田さんを奥の部屋に寝かせてから帰る途中、今中さんの車が通り過ぎて行きました。おそらく青山さんも乗っていたと」
妻をもう一度信じようと思った矢先にこのような事を聞かされて、翌日の土曜日に私の足は妻の職場に向かっていた。


  1. 2014/05/29(木) 03:10:56|
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変わってしまった 第15回

そこは小さな町工場で、道を挟んだ前にある空き地には妻の車が止まっていた。
そして看板に書かれた小さな文字を見た私は唖然とする。
『今中精器株式会社協力工場』
窓から中を覗くと5人の工員が働いていたが、みんな年配の人ばかりで妻の姿もなく、事務所のドアを開けると作業服の下にネクタイをした社長らしき男と、妻と同い年ぐらいの事務員が私を見る。
「柴田と申します。いつも妻がお世話になっております」
それを聞いた社長らしき男は立ち上がり、事務員は慌てて電卓のキーを押す。
「あっ、ああ、柴田さんのご主人。柴田さんには銀行まで行ってもらっていますが何か?」
「銀行ですか?今日は土曜日なのに?」
事務員の手が一瞬止まる。
「えっ?そうです。ATMで済む用なので」
男は落ち着かず、明らかに焦りが分かる。
「それなら外で待たせてもらいます。お仕事中申し訳ございませんでした」
私がドアの所でお辞儀をし、頭を上げた時には男の手に携帯が握られていたのを見て、妻は今中と出掛けている事を確信した。
すぐに妻に電話したが、呼んではいても妻は出ない。
妻は携帯が聞こえないほど、大きな声を出しているのか。
携帯に出られないほど、感じさせられてしまっているのか。
30分待っても帰って来ないので、もう一度事務所のドアを開けると、今中の携帯にも繋がらないのか、社長は携帯を耳に当てながら貧乏揺すりをしている。
「どこの銀行まで行きました?」
「いや、帰りに他の用も頼んだもので」
「そうですか。ところで今中にも繋がりませんか?」
社長と事務員が一斉に私の顔を見る。
結局妻が帰って来たのは、4時前だった。
それも今中の車の助手席に乗って。
「佐藤社長、悪かったな」
私は写真で見て知っていたが、今中は電話で話しただけで私の顔を知らないはずなのに、やはり小料理屋で眠ってしまった時に私を見たのか、入って来るなり固まった。
「ご主人?」
今中の後ろを恥ずかしそうに俯きながら入って来た妻も、その言葉で顔を上げる。
「あなた!」
「これは違うんだ。あの時奥さんに迷惑を掛けたから、お詫びに食事をご馳走して」
私の手には、机の上にあったカッターナイフが握られていた。
「何をする気だ!警察を呼ぶぞ!」
「呼べよ。警察が来る前に殺してやる」
その時妻が今仲の前に出て間に入る。
「あなたやめて!犯罪者になってしまう」
妻は私を人殺しにはしたくなかったのかも知れないが、私の目には今中を庇おうとしているとしか映らない。
こんな下衆な野郎でも、身体の関係を持つと情が移ってしまうのか。
私が一歩前に出た時、カッターを持つ手を掴みにきた妻の指から血が出た。
それを見た今中は外に飛び出し、慌てて車を走らせる。
私は呆然と立ち尽くし、事務員に手当てを受けている妻を見ていた。
「二度と帰って来るな!」
本当は今中との事を詳しく聞きたかった。
なぜまた私を裏切ったのかも聞きたかった。
しかし他人を前にして、妻を寝取られた夫が多少でもプライドを維持出来るのはこの言葉しかない。
妻は私から1時間ほど遅れて帰って来た。
「この家にいさせて下さい」
「無理に決まっているだろ!いったい何を考えているんだ!」
「写真を撮られていたから・・・・・・」
私は立っていられない。
妻の内蔵まで見られ、喘ぎ声まで聞かれたと思っただけでもショックなのに、誰にも見せられないような写真まで持たれている。
「離婚しよう」
私から怒りが消えていく。
この苦しみから逃れるには、妻を私の中から追い出すしか方法がない。
「長い間世話になった。今まで本当に楽しかった」
これは素直な気持ちだった。
全てから逃げ出したい私の、正直な気持ちだった。


  1. 2014/05/29(木) 03:11:57|
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変わってしまった 第16回

私から怒りが消えた事で、妻は今までに無い反応を見せる。
「言わないで。そんな事言わないで。怒って。もっと私を責めて」
「いや。本当に幸せだった。こんな事になったが、千里と結婚した事は後悔していない。千里の心が他に向いたのも、俺にも悪いところがあったからだろう」
「そんな事を言ったら嫌。あなたは悪くない。これだって、何か理由があると分かっていた」
妻がバッグから出してテーブルに置いた写真は、裸の私に逆さ向きで重なって、性器を咥えている全裸の女将の姿だった。
「認めさせないで。わたしは悪い女だと認めさせないで。私が淫乱な女だと認めさせないで」
妻は堰を切ったように泣き出し、それは一晩続いた。
しかし夜が開ける頃になると泣き止んで、その後は魂が抜けてしまったかのような状態で喜怒哀楽を表さない。
「落ち着いたか?それならこれにサインしてくれ」
以前貰ってきてあった妻の手が震えて書けなかった離婚届を出すと、妻は躊躇せずにペンを握って書き始める。
「実家に帰るか?」
妻は無表情で首を振る。
「落ち着き先が見付かるまでここにいるか?」
妻はゆっくりとお辞儀をした。
その後の妻は感情の無いロボットのように、炊事、洗濯、掃除などの家事をこなす。
「何があったのか聞かないけれど、もうお母さんを許してあげて。このままではお母さんは」
心配した娘達に言われたが、今の私には返事が出来無い。
このような生活が一週間も続き、妻は相変わらず喜怒哀楽を表さずに今までやって来た事だけを淡々とこなし、家を出て行く気配も無かったので話し合おうと寝室に呼ぶ。
「いつまでこのような事を続けるつもりだ」
しかし妻は返事もしないで、私の前に跪くとベルトを外した。
「何をしている!」
やはり妻は何も話さず、現れた私の性器を口に含む。
見た事もない妻の姿に驚きを隠せず、したいようにさせておくと顔を下げて睾丸まで含み、手は性器を握って器用に動かす。
今まで妻に対して性欲が起こらなかった私も、これには流石に反応を示したが、これはまだ提出していなくても離婚届を書いた事で、他人になったような気楽さがあったからかも知れない。
私の反応を見た妻はまた性器を口に含み、無表情で今度は激しく頭を前後させる。
次に妻はベッドに上がり、立ち上がると衣服を脱ぎ出す。
それはまるで舞台に上がったストリッパーのようで、全て脱ぎ去るとうつ伏せになり、お尻だけを高く上げると両手を後ろに回して性器を開く。
「千里!」
最初私は、この家から出て行かなくても良いように私に媚を売っているのだと思ったが、これは無意識にやっているのだと気付く。
家事も同じで何をして良いか分からない妻は、何も考えずに長年していた事をこなしていたのだ。
そうだとすれば、妻が今やっていることは青山や今中にさせられていた事なのか。
このような事をすれば男は喜ぶと、無意識の内にしてしまっているのか。
妻を見ると今度は性器を片手で開き、もう一方の手の指で擦っていた。
私は妻を惨めに思った。
男の前で最も恥ずかしい場所を自らの指で開かされ、自らの指で擦らなければならない妻を。
私の脳裏に、事故を起こした夜の妻の姿が浮かぶ。
二人の男に冷やかされながら服を脱ぎ、からかわれながら性器を開かなくてはならない妻。
二人の男に上と下とを別々に責められて、恥ずかしい声を上げなければならない妻。
一人の男に跨っている妻に、それを見ているもう一人男が「もっと腰を使え」と囃し立てる。
私に怒りが甦ると、妻の言い訳だろうと思ってさほど気にしなかった言葉が頭に浮かぶ。
「写真を撮られていたから」
私は久し振りに妻と交わる事が出来たが、ただ男を喜ばそうと無表情で腰を使う妻は、まるで人形でも抱いているかのようだった。


  1. 2014/05/29(木) 03:13:02|
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変わってしまった 第17回

私は妻を心療内科に連れて行く。
「奥様は今、自分の中で戦っているのだと思います。このまま放っておくと酷い鬱病になるか、それ以上の・・・・・・・・どちらにしても、既に鬱状態になっていると思われます。このまま放置しておけば、精神的に壊れてしまう可能性も」
妻は通院を続け、2週間後には私が呼ばれた。
「薬やカウンセリングで少しは良くなったと思うのですが、根本の原因を取り除いてやらなければ」
妻がこのようになった経緯は最初に全て話してあったので、先生は妻から更に詳しく事情を聞き、妻の深層心理を探っていたようだ。
「奥様は気付いてしまったのです。ご主人の不倫疑惑は単なる切欠で、他の男性とのセックスに凄く興味を持っていた自分を」
青山は事あるごとに妻を食事に誘ってきた。
しかし女の噂をいくつも聞いていた妻は断り続ける。
「そんなに嫌なら、どうして仕事を辞めなかったのだろう」
真面目だった妻は、普通なら嫌悪感を抱いて退職も考えたのだろうが、片や仕事については一番信頼していると言われていて、他の社員の前でもあからさまに褒める青山に対して悪い印象は持たなかった。
実際パートで有りながら小さな仕入先の事は全て妻に任せていたらしいが、これは妻を側におきたいだけで、青山が仕事に対しての熱意足りない現われだとは気付かずに、それだけ信頼されているからだと勘違いしてしまう。
そして娘が中学に上がり、もっとバリバリ働きたいと思っていたタイミングで、そのような妻の気持ちを見透かしていた青山から、正社員として働かないかと声を掛けられる。
妻は自分の気持ちを分かっていてくれていた事が嬉しくて、更に青山を信頼してしまう。
その後の青山は妻が秘書であるかのように連れまわすようになり、二人でいる事に妻が慣れてくると「俺に抱かれた女は、必ず失神してしまうほど感じてしまう」などと卑猥な話をして妻の身体に火をつけようと必死だったが、人間とは不思議なもので、信頼していない相手にこのような話をされると居た堪れなくても、信頼している相手には笑って聞き流すことが出切る。
そのような話を毎回のようにされ、次第に妻の頭の中には青山に言われ続けた「ご主人以外の男を知らない人生で良いのか」「ご主人では到底味わえないような、素晴らしいセックスを経験してみたいと思わないか」という言葉が強く残った。
そのような事を考えると、40歳を過ぎたという焦りも起こる。
女の盛りなど、もうすぐ終わってしまうと。
遅まきながらセックスの良さを知り始めていた妻は、私以外の男に抱かれている自分の姿を想像してしまうようになっていたが、その相手はほとんどが身近にいる青山だった。
女を喜ばせる秘訣を自慢する、青山のテクニックとはどのようなものだろうと。
しかしそれは想像だけで、妻には私を裏切る事など出来ない。
そのような時たまたま私が仕事でトラブルを抱えていて、家族とは普通に接していたつもりだったが妻には私が変わったと思えた時期があった。
それで車で移動中に世間話程度に青山に相談すると、青山から帰ってきた答えは「女がいるのではないのか。おそらくそうだ。男の俺には分かる」というものだった。
それまで私の浮気など考えた事も無かった妻は動揺し、その様子を見た青山はあのような事を企む。
そしてあの写真を見せられて私に裏切られたと思った瞬間、妻の貞操観念は吹き飛んだ。
妻は「ご主人はずっと裏切り続けていた。それに比べれば一度ぐらい裏切っても罪にもならない」と言う声を遠くに聞きながら、車がホテルの駐車場に入っても、何が起こっているのかさえ分からないほど動揺していたが、いざ部屋に入ると正気に戻り、自分のしようとしている事が怖くなって逃げ出そうとするが、長年狙っていた獲物をようやく手に入れかけていた青山が許すはずもなく、半ばレイプのような状態で抱かれてしまう。
終わった後、妻は下着を着けながら戸惑っていた。
体中を這い回る青山の舌に嫌悪感を覚え、押さえつけられて無理やりされたというのに、訳が分からなくなるほど感じてしまった自分に戸惑った。
私にも聞かせた事のないような大きな声を出し、何回目かには自ら挿入を強請った自分に戸惑った。
自分が凄く淫乱な女に思えた。
しかしそのような自分を認めてしまうと壊れてしまう。
それで、これは先に裏切った私が悪いと自分を納得させる。
必死に抵抗したが、無理やりされたのだと自分を納得させる。
しかし青山はそのような言い訳を許さない。
妻と二人になる度に、その時の妻の反応を話して聞かせる。
抵抗したのは最初だけで、すぐに厭らしい声を上げていた事。
自らも腰を使って喘いでいた事。
そして青山に言われるまま女性器や男性器の名称まで口にして、何度も挿入を強請った事までも。
妻は青山を黙らせたかった。
全てを知っている青山に、消えて無くなって欲しかった。
しかしそのような事は出来るはずも無く、それで妻は青山が自分にとって特別の男だと思う事にしてしまう。
あのように感じてしまったのは淫乱だからではなく、青山が特別な存在だったからだと。


  1. 2014/05/29(木) 03:14:42|
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変わってしまった 第18回

私はそれを聞いても、これもまた言い訳の言い訳ではないのかと思った。
「今回また裏切った事について、妻は何か言っていましたか?」
「言い難いのですが、奥様は二人の男性に・・・・」
先生には全て話したつもりだったが、その事だけは話していなかった。
隠そうと思っていた訳ではないが、あまりの事に話せなかった。
「すみません。その事は知っていますから続けて下さい」
二人を同時に相手するなど、妻には信じられない世界だった。
それで激しく抵抗し、何度も逃げ出そうとするが男二人の力に勝てず、自ら服を脱いで裸体を見せてくれれば今日は許してやると言われ、惨めな気持ちで涙を流しながらも従ってしまう。
しかしそれで許してもらえるはずもなく「嫌だと言いながら、自分から服を脱いで誘っているぞ」と二人に笑われながら、押さえつけられて嬲られ続ける。
そして逆らう気力も無くなった頃、今中に抱えられて大きく脚を開かされている姿や今中と繋がって喘いでいる姿を、記念撮影だと言いながら今中の携帯を手にした青山に撮られてしまう。
「写真で脅されたのでしょうか?」
「いいえ。直接は脅されてはいないと言っていました。しかし奥様は脅されていると感じていたようです」
今中は「あの夜を思い出して、毎日写真を見ながら自分でしている」とか「あの時は興奮していて覚えていないが、千里のはこんな厭らしい形をしていたんだ」とか言って、私のいない昼間に電話してきては、写真の存在をアピールしながら誘ってきた。
しかしそれでも断わり続けると、女将と関係を持った夜に私が留守なのを良い事に青山と二人で現れて、酔って意識の無い私と女将が裸で絡み合う画像を見せた。
私の不倫相手は恵理だと思っていたが、本当は女将の方だったと言いながら。
「あれはご主人が罠に嵌められたのだと、本当は分かっていたと言っていました」
それを言われると私にも罪悪感が湧く。
確かに彼らの企んだことかも知れないが、私は自分の意思で女将を抱いた。
酔い潰れている私を見て思い付いたのか、彼らが来た時には既に女将にされていたのかは分からないが、罠に嵌ったのではなくて自分の意思で小料理屋に行ったのだ。
女将とあのようになるとは夢にも思わなかったが、何かを期待して恵理のいる小料理屋に。
妻はずっと恐怖を感じていた。
今中が自棄になって、あの夜の写真を誰かに見せたらどうしようと。
脅すような事ははっきりとは言わなかったが「母親のこんな姿を見たら、娘さん達は驚くだろうな」などと言われると、今中の気分を損ねて娘に見せられたらどうしようと。
私に打ち明けようと考えた事もあったらしいが、二人の男の嬲り者になりながら、明らかに感じている姿を見られたくなかった。
その恐怖から逃げる為には、今中の誘いに乗るしかないのかと悩んでいた矢先、私と女将の関係を言われ、やはり私が裏切っていたと思い込む事で言い成りになってしまう。
しかしそれらも切欠にはなったが、本当の理由は寂しかったからかも知れないと言っていたらしい。
青山によって更に開発されてしまった妻は、私とは以前の夫婦には戻れない寂しさから、何もかも忘れるぐらい無茶苦茶に抱いて欲しいと思ったのかも知れないと言っていたそうだ。
妻は自分が壊れてしまわないように、私に責められるとあれは仕方がなかったと心の中で反発出来た。
私ばかりが悪いのではないと、心の中で叫んでいた。
しかし私に優しい言葉を掛けられた時、自分が凄く醜い女に思えてきた。
自分を偽っていただけで、全て浮気心から始まった事だと認めざるを得なくなる。
身体が男を求めてしまったのが最大の原因なのに、浮気がばれると全てに勝手な理由をつけて逃れようとする醜い女。
そんな自分を認めた時、妻の心は壊れ始めた。
医者はそこまで言うと黙ってしまう。
「私を呼んだと言う事は、私に何をしろと?」
「奥様は自分を許せない気持ちと戦っていますが、おそらく許せずに一生自分を卑下して暮らすでしょう。しかし本当に許して欲しい相手は、自分ではなくてご主人です」
しかし私には良い返事が出来ない。
心の病も自業自得だと思う気持ちが無い訳ではなく、このまま妻を許す自信など無かった。
「離婚届も書いたと聞きました。もうすぐ他人になる相手なんか、どうなっても良いと言われればそれも仕方ないでしょう。しかし今なら早く治すことが出切る。奥様一人の力では、治すことが出来ても時間が掛かります。本来私の立場からすれば、夫婦の問題には口出し出来ないのですが、お子さんの為にも・・・・・・ここは・・・」
子どもの事を言われると弱い。
このような事をしてしまった妻でも、子供達には掛け替えの無い母なのだ。
「離婚を思い止まって欲しいと言っているのではありません。しかしこのまま別れて、後の事が気になりませんか?20年近くも一緒にいたら、楽しい思い出も沢山あったのではないのですか?」
沢山あったどころか、今回の事が起こるまでは楽しい思い出ばかりだ。
「しかし今回の事が大き過ぎて」
「確かに許される事ではありません。私が同じ様な立場なら、この様なお願いは出来なかったかも知れない。しかし今回の事で、今までの全てを捨て去れますか?今までの事全てを消し去る事が出来ますか?何も全面的に許してやって欲しいとは言いません。何か罰を与えてもいい。いや、返って罰を与えた方が奥様のためには良いのかも知れない」
私は考えてみるとだけ言って医者をあとにした。


  1. 2014/05/29(木) 03:15:35|
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変わってしまった 第19回

確かに妻は、この二週間で可也の回復を見せた。
薬が効いたのか、それとも誰にも明かせなかった胸の内を医師に聞いてもらった事で落ち着いたのか、または両方が良かったのかは分からないが、回復したのは表情にも表れていた。
しかし私と二人だけで部屋にいると、暫らくすると二週間前の硬く無表情な妻に戻ってしまう。
妻の浮気は心の浮気ではなくて、どちらかと言えば身体の浮気なのだ。
心まで奪われたのでなければ、子供達の事も考えて許すという人もいるだろう。
ここで妻を許せば、妻は完治するだろうと思った。
一先ず許した振りだけでもしようかとも思った。
しかし身も心もという言葉があるように、仮に身体だけが裏切ったとしても、私には妻という存在の半分近くに裏切られた思いがある。
いや、それ自体も自分が小さな男に見えないように自分自身に嘘を吐いていて、心の浮気なら心が戻ればやり直せる気もするが、私を裏切って他の男を受け入れてしまった身体は、元には戻らないような気さえしている。
実際にそのような事は有り得ないのだが、他の男に広げられてしまった性器は、元のサイズには戻らないような感覚さえある。
「青山や今中のチンチンは気持ち良かったか?まだ二人のチンチンの感触を、千里の身体は覚えているのだろ?」
当然妻は何も答えられない。
「また何かあったら、青山や今中に抱いて欲しいと思う気持ちがあるのか?」
妻はただ激しく首を振る
「私はあなたが好き。あなたを愛しています」
「そんな事は聞いていない。また二人に抱かれる可能性が有るのか無いのか聞いているんだ」
「もうあなた以外には・・・・・・・・」
「正式に俺と離婚が成立したらどうだ?それでも奴らに抱かれる可能性は無いのだな。奴らではなくても、一生他の男に抱かれる事も無いと言えるか?」
無理な事を聞いているのは分かっていた。
離婚届を出してしまえば、妻は自由になれるのだ。
そうなれば、私は妻に何も言う権利は無くなる。
私にはその事が途轍もなく寂しい。
「離婚届は書いたが、今の俺は何とか千里を許そうともがいている。しかしどうしても許せない。何かペナルティーを与えて許そうと思っても、どのようなペナルティーを与えれば許せるのかも分からない。子供達のために、このまま仮面夫婦で暮らせないことも無いが、そんな暮らしは絶対に嫌だ。それならこのまま離婚届を提出した方がいい」
それには妻も頷いた。
「だから俺は自分に正直になろうと思う。下衆な男と思われてもいい。俺は千里の全てが知りたい。千里と青山の行為。千里と今中との行為。全てを知っても許せるのなら許したい。千里が復縁を望んでいないのなら、それも仕方ないが」
妻はすぐには返事が出来無い。
ただでさえ誰にも知られたくない行為を、一番知られたくない私に話す事など出来ないのだ。
「分かった。終わりにしよう」
「ごめんなさい。私は酷い女です。私は酷い妻です。取り返しのつかない事をしてしまいました。ごめんなさい。ごめんなさい」
私が立ち上がると初めて妻は必死で謝って、私の足に縋り付いて泣く。
「千里は俺の事を全て知りたいと思ったことはないか?」
「知りたい。自分が裏切っていながら、女将さんと何があったのか知りたかった。恵理さんとは結局何も無かったけれど、それでも居酒屋で何の話をしたのか。部屋で飲みながら、何を話したのかまで全て知りたかった」
このような話を続ければ、また妻が二週間前に戻ってしまうかも知れないと思ったが、妻を許せる可能性があるとすれば、全てを知ってからで無いと無理だと思った。
許した振りなら出切るが、心底許す事の出切る可能性があるとすれば、全てを知った上でも許せなければ心底許した事にはならないと思った。
「青山に会えば、奴は自慢するように全て話してくれるだろう。しかし俺は千里の口から聞きたい」
結局自分からは話せなかったが、それでも私の質問に答える形で話し出す。
初めて青山に抱かれた日、可也抵抗はしたがそれは最初だけで、すぐに感じてしまって青山の背中に腕を回してしまった事。
青山にその時の様子を聞かされて、勝手な理由をつけてまた抱かれたが、本当はまた味わってみたいという気が少しはあった事。
青山は異常に性欲が強く、毎日のように誘われるばかりか、昼間抱かれた日でも夜も誘われた事があった事。
得意先などに連れて行かれ、異動するから帰る車の中でも運転席の青山の性器を握らされたり、逆に青山に触られたりしていた事など妻は素直に答えたが、セックスの内容については話したがらない。


  1. 2014/05/29(木) 03:16:46|
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変わってしまった 第20回

妻の精神状態を気にしながらも、私の知りたい気持ちは抑えが利かない。
「あとは青山に聞く」
「お願いです。彼とはもう会わないで」
「それなら千里が話すか?青山のチンチンはどうだった?俺のチンチンと比べてどうだった?」
終に聞いてしまった。
このような事を聞くのは男として惨めなことだが、妻が他の男を求めた事で、男としてのプライドなど吹き飛んでいた。
「比べたことなど有りませんから・・・・・」
「比べる気がなくても違いは有るだろ。大きさとか太さとか」
私は合格発表を待つ受験生のように、息を殺して妻の返事を待っていた。
「少し大きかったです」
少しというのは、妻が渡しに気を使ったのだろう。
少しぐらいの違いなら、同じぐらいだったと言うはずだ。
「太さは?色は?」
「少しだけ太くて・・・色は・・・真っ黒で・・・・・」
やはり妻の性器が広げられた感じがした。
青山の長くて太い、真っ黒な性器が何度も何度も出入りし、妻の性器はその感触を覚えてしまった。
「今中のは!今中のチンチンはどうだった!」
私は何に拘っているのか。
「社長の程は・・・・・大きく無かったです」
私は少しほっとしたが、それは一瞬だけだった。
「ただ太さは・・・・今中さんの方が・・・・・」
私の怒りは大きくなった。
そのような事でと思われるかも知れないが、それが私の正直な気持ちなのだ。
私の脳裏に真っ黒な塊が妻の性器にめり込む光景が浮かび、妻の精神状態など考えられなくなって、詳しい行為を聞きだそうとしていた。
まずホテルに入ると、服従した証に妻からのキスを求める。
嫌々抱かれるのではない証拠に、必ず青山の前に立って自らの手で服を脱ぐ事を義務づけられ、下着姿になると次に青山の服脱がせて「今日もこのオチンチンで、千里を可愛がって下さい」と言わされてから、性器にキスをさせられる。
とにかくホテルに入ると青山には絶対に服従で、少しでも逆らうと子供のように膝に抱えられてお尻を叩かれた。
しかし妻は、そのような行為にすら感じてしまい、その後膝に抱えられたままで性器を触られるのを、心待ちにしていたと言う。
全てを支配したい青山は、妻が逝きそうになると必ず「まだ逝くな!」と言い、自由に気を遣る事を許さない。
それでも妻が逝ってしまうと厭らしい言葉で詰ったが、それすら妻には快感だったと言う。
「避妊はしていただろうな」
今中はいつも避妊具を使っていたが、青山はたまにしか避妊具を使わないで、ほとんどがお腹や顔に出していた。
特にお尻に掛けるのが好きで、後ろからされた時は避妊具を使ったことがないらしい。
一度失敗して中に出されてしまった事があったが、次の生理が来たので安心した。
「今中にはどのような事をされた!」
青山と違い、普段の今中は温厚で優しいらしい。
しかしいざセックスとなると青山よりも支配欲が強く、ほとんど奴隷のような状態だった。
今中は自分では何もしないで、ただ横になって体中を舐めさせる。
避妊具を着けるのも妻の役目で、結合さえも上に跨った妻にさせる。
当然動くのも妻がほとんどで、今中は下から細かく注文を出す。
それは後ろから繋がった時も同じで、膝立ちになった今中にお尻を向けて繋がった妻が動き、今中が動くのは妻を追い込む時だけだ。
「そんなセックスでも感じたのか」
私の全身から力が抜けてゆき、私はそう小さな声で呟いた。
「ごめんなさい。私はおかしいの。私の身体は普通じゃ無いの」
「出掛けるから付き合え」
私は妻を助手席に乗せると、あのホテルに車を走らせる。
「いや!ここはいや!」
「俺は出張先で恵理と会った時、スケベ心が全く無かった訳ではない。その様な事にならないようにと絶えず注意していたのは、裏を返せばそのような事を考えていた事になる。現に若い恵理と話していて、俺は凄く楽しかった。居酒屋の帰りに恵理が酔って私の腕に捕まった時、俺は腕に当たる恵理の胸ばかりが気になった。ホテルの部屋で二人きりになった時、何度押し倒して豊満な胸に顔を埋めようと思ったか知れない」
私は車の中で、妻への裏切りを全て話した。
「あの写真の後、俺は朝まで女将を抱いた。あの小料理屋に行ったのも、恵理とどうにかなりたいという思いもあった。あの時は自棄になっていたが、そのような事は理由にならない。それを認めると俺が浮気しているかと思って青山に抱かれた、千里の言い訳も俺の中で認めなくてはならないから。現に酔いが醒め掛けて、女将が裸で俺の上に覆い被さっていると分かった時には千里のことなど頭に無かった。俺は欲望だけで女将を抱いた。それも妖艶な女将のテクニックに酔い痴れて、今までに経験した事がないほどの興奮を覚えた。今までの千里とのセックスなど比べ物にならないような、激しいセックスで女将を責め続けた」
私は彼女達との出来事や、その時の気持ちを正直に全て話した。
これから妻に全てを話させようとしている私は、自分の事だけ隠しておく事は卑怯な気がしたのだ。


  1. 2014/05/29(木) 03:17:45|
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変わってしまった 第21回

本当なら回数など関係なく、裏切ったのは同じだと言いたいのだが、私は回数にも拘ってしまう。
増してや妻は二度までも裏切った。
その上、妻の浮気には継続性があった。
普段は男女平等を口にしながら、男の浮気と女の浮気は違うとさえ思ってしまう。
だから私の浮気と妻の浮気は、それぞれ個別に考えようとしていた。
妻が裏切ったから私も裏切ったとすれば、妻は私が裏切っていたと思っていたから裏切ったという論法が通る。
その前から私以外の男に抱かれたかったとしても、そのような思いをさせた私にも責任が発生し、それこそ玉子が先か鶏が先かで、突き詰めれば妻と結婚したこと自体悔やまなければならなくなる。
結婚自体が間違いで、妻との結婚を望んだ私も自業自得だという事になる。
極論で言えば、私達の結婚によってこの世に生を受けた、娘達まで否定しなければならなくなる。
「俺の浮気が許せないか?許せないなら許せないと言えばいい」
「私にあなたを責める資格などありません」
「そうか。俺はこのまま千里を許すことなど出来ない。俺はここでの事が一番気になっている。ここでの事を振り切れなければ、俺は前には進めない」
頭を抱えて泣きじゃくる妻を残し、私は独り車から降りた。
「ここに来た事で離婚が決定的になるかも知れないが、このままでもおそらく離婚する事になる。俺がここでの事を振り切れれば、微かな望みはあるかも知れない。微かな望みに賭けるか、それともこのまま離婚を待つかは千里が決めればいい」
そう言い残してホテルに入って行った。
そして待つこと30分、弱々しくドアがノックされる。
「部屋に来たと言う事は、全て話す事にしたのだな?」
妻は恐る恐る頷く。
あの日妻は、青山と初めてこのホテルに入る。
普段の青山は、このような他のカップルと顔を合わせなくても済むようなワンルームワンガレージのホテルは避け、わざわざ人気のある混んだホテルを選んだが、それは待合室で妻を辱める事が出切るからだった。
しかしあの夜は、誰にも会わずに済むので安堵したと言う。
そして部屋に入っても、青山はいつものように妻に服を脱げとは言わずにビールを飲む。
必ず妻の運転で来ていた青山は、ビールを飲むのは珍しい事ではなかったが、そのような時でも必ず妻に服を脱ぐように指示し、下着姿かトップレスでお酌をさせていたので不思議に思った。
そして30分ほどすると部屋のドアが3回ノックされ、それが合図だったのか「来た来た」と言って妻にドアを開けさせる。
妻は訳も分からずドアを開けると、そこには何度か会社に来ているのを見た事のある今中が立っていた。
今中は妻の全身を舐めるように見ると中に入ってきて「何もしないで待っていてくれたのか?」と言ったので、今中が何をしに来たのか察した妻は部屋を出て行こうとした。
ところがドアの所で後ろから青山に抱き付かれ、加わった今中に足を待たれてベッドに放り投げられる。
妻は自分の置かれた状態が信じられずに動揺して、ベッドで布団に顔を伏せて泣いていたが、二人を見るといつの間にかパンツだけになっていたので、このままでは二人にされてしまうと思い、再び逃げようと隙を突いてドアに向かって走った。
しかしまた青山に捕まってしまい、抱えられるようにしてベッドまで連れ戻された時に信じられないような言葉を聞く。
「これ以上逃げようとするなら縛ってしまうぞ」
この言葉で妻の抵抗は止んでしまう。
浴衣の紐で身動きがとれないように縛られて、二人の男に何をされるのかと思っただけで身が竦む。
「そんな酷い事はしないで」
「それなら暴れるな。何も二人でどうこうしようと言うのでは無い。千里は俺だけの女だ。そうだろ?」
青山の女である事を認めたくは無かったが、二人にされる事を思えば妻は頷くしかなかった。
「千里が余りに厭らしい身体をしてので、今中にその厭らしい身体を見てもらって自慢したくなっただけだ」
二人の前で裸になる。
妻にその様な事が出切るはずがない。
しかし何度も縛ると脅されれば、彼らの言う事を聞くしかなかった。
「どうやって脱いだのか、実際にやって見せてくれ」
妻は驚いた顔で私を見る。
話すだけでも辛いのに、実演して見せろと言ったのだから無理もない。
「青山と今中には見せられて、夫の俺には見せられないか」
妻は恐る恐るベッドに上がった。


  1. 2014/05/29(木) 03:18:45|
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変わってしまった 第22回

私がこのような事をさせておきながら、暗い表情で服を脱いでいく妻を見ていると胸が締め付けられる。
なぜならそれはベッドの脇に座って下から見上げ、羞恥の極致にいる妻を更に辱めようと冷やかす二人の姿が見えていたからだ。
それは妻にも見えているのか、いつの間にか目に涙が溜まっていた。
「そうやって下着姿になったのか?」
妻は全裸になるように言われたようだが、流石に下着は外せなかった。
すると青山がベッドに上がって妻を押し倒し、後ろから羽交い絞めにすると今中がブラを外す。
「次は下を見てやろう」
妻は足で蹴りながら抵抗したが、怒った青山にまたあの言葉を言われてしまう。
「縛ってしまおう。大きく足を開いた形で縛ろうぜ」
それを聞いた妻が恐怖で抵抗を止めてしまうと、今中はパンティーのゴムに手を掛けて、一気には脱がさずに辱めながら徐々に下げる。
「おや?パイパンか?いやマン毛が出てきたぞ。千里さんはマン毛が薄いんだな」
二人は全裸になった妻の手を引いて、ベッドから降りると小さなテーブルの前に立たせ、自分達は椅子に座って、青山はビールを、今中はノンアルコールビールを飲み始める。
「酌をしないか!それともセックスの方がいいか?」
妻は全裸でお酌をさせられたが、二人の要求はこの程度では終わらない。
「大人しい顔をしていても、千里はスケベだから大きなクリをしているぞ。見てみる
か?千里、少し足を開いて今中に見てもらえ・・・・・そうか、縛られたいのだな」
妻は縛られるのを避けたい一心で、立ったまま少し足を開く。
「それでは見えないだろ。今中の目の前に腰を突き出して、自分で皮を剥いて見てもらえ!二度と言わない。今度逆らったら縛る」
妻に同じ事をさせていたので、私の目の前にはピンクのクリトリスが顔を現した。
妻は本当にこのような事をしたのか。
今私の目の前でこのような事をしている事さえ信じられないのに、本当に二人の男の目の前でこのような姿を晒したのか。
二人は妻の惨めな姿を見ながら、更に身体を批評したりして辱めただろう。
青山は得意になって、妻の性感帯を詳しく説明したかも知れない。
私の知っている妻は、このような事をするぐらいなら死を選んだに違いない。
いくら縛ると脅されたとしても、自らの手でこのような事の出来る女ではなかった。
何度も青山に抱かれた事で、羞恥心まで薄れてしまったのか。
それとも青山の手によって鎧を脱がされてしまった妻の、これが本当の姿なのか。
そのような事を考えていると、私が何も言わなくても無言でベッドに片手をつき、もう一方の手でお尻を開いて肛門を見せた。
次に妻はベッドに上がると、立て膝で座って大きく脚を開く。
妻は半ば自棄になって、あの夜二人にさせられた事を次々と私にして見せているのだと思ったが、その時私は妻の異変に気付いた。
妻の目からは涙が消え、顔に全く表情が無いのだ。
「もういいからやめろ」
しかし妻はやめようとはせずに、膝の下から両手を前に持っていく。
何とかやめさせようと私が近付いた瞬間、妻は両手で性器を左右に開いたが、開かれたそこからは中に溜まっていた愛液が、結露が窓ガラスを伝うように肛門に向かって流れ出す。
「千里・・・・・・・・」
妻はベッドの端まで来て、脇に立つ私の前に腰掛けると、ベルトを緩めてパンツと一緒に一気に下ろす。
妻はお乳を欲しがる赤子のように、一心不乱にむしゃぶりついたが、私の性器は反応しない。
「うーん・・・・うーん」
妻はその事に不満を示すような唸り声を上げながら、口の動きを速めると共に舌を激しく使っていた。
「千里!やめろ!」
私は妻の頭を掴むと、思い切り後ろに突き倒す。
「私・・・・・・私・・・・・」
妻の顔に表情が戻り、うつ伏せになって泣き出したが、妻が今まで座っていた跡には、少し漏らしてしてしまったのかと思うほどの染みが出来ていた。


  1. 2014/05/29(木) 03:19:37|
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変わってしまった 第23回

私はその後の事も知りたかったが、妻のこのような姿をこれ以上見ていられなかった。
この後二人同時に相手をさせられたのか。
以前見た事のあるAVのように、青山に乳房を揉まれながら今中に性器を嬲られる妻。
今中に後ろから責められながら、口には青山を受け入れる。
そして青山に跨っている妻を見て、終った今中が「自分から腰を使っているぞ」と冷やかす。
そのような光景が次から次に脳裏に浮かび、私自身が耐えられなくなったのだ。
しかし私は妻の精神面を考えて、これ以上このような事をさせるのをやめるのだと心の中で嘯く。
私は妻の事を考えるのが嫌で、青山や今中に対する怒りを新たにしていた。
青山は放っておいても自滅すると思ったが、今中は痛くも痒くもない慰謝料をさっさと払って、何もなかったかのように今も平然と暮らしている事だろう。
そう考えると仕事どころでは無くなり、会社を抜け出すと足は自然と今中の会社に向かっていた。
上場企業ではないが今中の会社は思っていたよりも大きくて、受付の隣には警備員までいる。
「お約束は承っておりましたでしょうか?」
「いや」
「今はお会い出来ないと言っておりますが」
無視して入って行こうとする私は、警備員と揉み合っていた。
その時後ろから、一人の老人が声を掛ける。
「どうした?」
「今中茂樹に会わせろ!」
老人はしばらく私の顔を見ていたが、周りの者の制止を振り切って私をエレベーターに乗せる。
「社長、危ないです」
「大丈夫だ」
そこは二階にある応接室で、この老人が父親だと分かった私は、矢継ぎ早に今までの事全てを話した。
「また青山か」
そう呟くとお茶を持って来た女性社員に、すぐに今中を呼ぶように告げる。
そして5分もせずにやって来た今中は、入って来るなり私の顔を見て固まった。
「妻に訴えさせる事にした」
「あの話なら終っているだろ」
「ただの不倫ならな。妻を脅して、二人で嬲り者にした事が分かった。その後も何とか関係を持とうと、その時撮った写真で脅していたらしいな」
「あれは合意の上だ。奥さんもヒーヒー言って喜んでいたぞ。それに写真で脅した覚えはない。奥さんから、身体が寂しいから抱いて欲しいと言ってきた。第一脅した証拠でもあるのか?」
「じゃあ裁判所で」
「何が裁判だ!逆に名誉毀損で訴えてやる!奥さんは可也欲求不満だったようだな。
いつ抱いても凄い乱れようだったぞ。俺は奥さんの欲求不満を解消してやっていただけだ。」
その時、それまで黙って聞いていた老人が立ち上がって今中に近付く。
「自分の女房が他の男に抱かれるのは嫌なものだ。もしも翔子がそうなったらお前はどう思う」
翔子とは今中の奥さんのようだ。
「翔子はそうならない。あんな誰にでも股を開くような淫乱女とは違う」
それを聞いた私は思わず今中を殴ろうと立ち上がったが、その時父親が老人とは思えないような力で殴った。
「私の育て方が間違っていた。あんなくだらない男とつるんで、こんな事ばかりしやがって。副社長を解任して、一年間の出向を命じる」
「親父、何を言っているんだ!」
「社内では社長と呼べ。一年間佐藤精器で、工員として働け」
「正気か?俺は次期社長だ。この歳になって、今更工員なんて出来るか!俺に油塗れになって働けと言うのか」
「油の匂いが嫌いか?私はあの匂いが好きだ。油塗れになってここまできた」
「時代が違う。そんな事は俺がやらなくても誰でも出切る」
「それならやってみろ。今のお前に何が出切る。お前は柴田さんの気持ちを考えた事があるか。逆の立場だったらと考えた事があるか。佐藤社長にしてもそうだ。佐藤精器は今苦しい。お前の機嫌を損ねたら、家族も従業員も食わせていけないと思って、こんな嫌な頼みを聞き入れたんだ。お前にその気持ちが分かるか」
今中は、私が会社に来た事が全ての原因だと言いたげに私を睨む。
「佐藤社長の下でネジの一本でも磨けば、他人の気持ちが少しは分かるだろう。それが嫌なら、すぐに役員会を開いて解雇する。強姦や脅迫で訴えられれば、それが証拠不十分で不起訴になっても、解雇するには十分過ぎるほどの理由になる」
今中が部屋を飛び出して行くと、老人は私に向かって土下座する。
「どうか訴えるのだけは許してやって欲しい。私が必ず罰を与える。それは青山に対してもだ。奥様に対して、きちんと謝罪させて慰謝料も払わせるから、ここはこの老人に免じて気を鎮めてもらえないだろうか」
この男は他人を引き下がらせる術を知っている。
これは息子可愛さに演技をしているのかも知れない。
息子の経歴に傷をつけないように、土下座までしているのかも知れない。
しかし私にも証拠はなく、老人が言う様に不起訴になる可能性が大きい。
下手をすれば妻の淫乱さだけが知れ渡り、今中や青山は無罪放免となってしまう。
私は油塗れになりながら、一代でこの会社を築いた男に任せることにした。


  1. 2014/05/29(木) 03:20:31|
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変わってしまった 第24回

私は妻の待つ家に帰るのが怖かった。
青山と今中の事を任せた以上、私は妻とだけ向き合わなければならない。
離婚届を書かせても、それを提出しようともしない私。
離婚すると言いながら、全て話せば許せるかも知れないような事を言う。
未だに妻を諦め切れない私は「もう裏切らないでくれ。俺だけを見てくれ」と縋りつきたい。
しかし男である私は「お前のような淫乱な女とは暮らせない。離婚届を出して、正式に別れるから出ていけ!」と叫びたい。
この相反する気持ちが、私を家から遠ざける。
そのような事を公園のベンチに座って考えていると、優しそうな顔をしたお母さんが、子供を連れてやってきた。
子供を砂場で遊ばせている光景は、今までならなら微笑ましく見ただろう。
しかし今の私は、全く違う事を考えてしまう。
あの優しそうな奥さんも、妻のような状況になれば自ら性器を開いて見せるのだろうか。
二人の男に無理やりされても、感じてしまって獣のような声を張り上げるのだろうか。
反対側を見ると妻と同年代に見える、メガネを掛けたの真面目そうな奥さんが小さな
犬を散歩させている。
あの奥さんも、チャンスさえあれば旦那以外の男に抱かれたいと思っているのか。
真面目そうな顔をしていても、頭の中はセックスの事で一杯なのかも知れない。
実際不倫していて、男と会ってメガネを外せば、涎を垂らしながら自ら激しく腰を使うのか。
絶対にこのような事は有り得ないと思っていた妻が他の男を求めた事で、どんなに真面目そうな女でも、一皮剥けば淫乱に違いないと思ってしまう。
そのような事を考えていると子供連れの奥さんの、上下に揺れる乳房が気になって仕方がない。
犬を連れて散歩している奥さんの、歩く度に左右に揺れるお尻を目で追ってしまう。
目の前にいる二人の奥さんが裸にされて、男に組み敷かれる姿が浮かび、一人興奮して股間を硬くしていた。
妻が男達の嬲り者になった事が泣きたいほど悔しくて、相手を殺したいほど憎んでしまうのに、それが他人の奥さんだと興奮してしまう自分に気付く。
家に帰りたくない私の足は、自然と小料理屋に向かっていた。
「ごめんなさい。まだ開けていないの。6時からだから・・・・・」
振り向いた女将は、私だと分かって一瞬固まる。
「恵理ちゃんなら来ないわよ。辞めてしまったから」
私は恵理に会いに来たのだと知る。
その証拠に落胆していた。
娘のために必死に働く母親。
夫以外に身体を開かなかった女。
しかしそのような彼女も、離婚してから身体が寂しかったに違いない。
あの時ホテルで強引に押し倒していたら、おそらく彼女は。
そのような思いから、上手く彼女を誘えばホテルについてくるような気がして、ここに来た事を自覚した。
しかしここには彼女は来ない。
アパートに押し掛けるのは彼女の娘に悪い。
本当は真面目そうな女が乱れる姿を見たかったが、仕方なく狙いを女将に切り替えて、着物姿の時とは違って髪を肩まで垂らした女将の身体を舐めるように見ていた。
私を罠に嵌めた話を避けたい女将は、気を取り直して平然と振る舞おうとしたが、私に背を向けている事で動揺が分かる。
「あれは仕方なかったのよ。私もあんな事はしたく無かったけれど、言われた通りにすれば別れてくれると言ったから」
黙っている私が不気味に思えたのか、痺れを切らした彼女は勝手に話し始める。
彼女が別れたかった事に気付いていた青山は、裸で私と重なれば二度と来ないと言ったそうだ。
実際あれ以来ここには来ていないと言う。
「俺とセックスして見せろと」
「そこまでは・・・・・・・青山達は私達が裸で重なっている写真を撮ったら帰って行ったわ。あれはあの後私が我慢出来なくなって勝手に・・・・・・」
ようやく振り向いた女将は、私の厭らしい目付きに気付いたのだろう。
「分かったわ。今日はお店を休みにするから許して」
女将は私の前を通り過ぎて、私が入って来た入り口まで行くと鍵を掛ける。
「シャワーを浴びたいから、ビールでも飲んで待っていて」
カウンターに座った私の横に来ると、ビールとコップを置いてシャワーを浴びに行こうとする。
「シャワーはいいから脱げ。裸になって酌をしろ」
私が手首を掴むと、必死にその手を振り払おうとする。
「何を言っているの?それなら奥に行きましょう」
「いいからここで脱げ!」
「そんな変態のような真似が出切る訳無いでしょ!もう帰って!」
「酔って意識のない男に、勝手に跨るような変態が偉そうな事を言うな!いいから脱げ!」
私の鬼気迫る表情と異常な要求に恐怖を感じたのか、手首を掴まれたまま今度は横に座って身体を密着させ、片手でビール瓶を持ってお酌をする。
「機嫌を直してこれでも飲んで。その後奥でゆっくり楽しみましょう。償いを兼ねて一生懸命サービスするから」
「俺達は離婚する事になった。あの写真が切欠だ。人生もうどうでも良くなった。今の俺には復讐する事しか残されていない」
私が嘘をついて狂気を演じると、彼女のビールを持つ手が微かに震える。
「脱げよ。裸になって酌をしろ」
「分かったから放して。柴田さんは、そう言うのが好きなのね」
私に逆らわない方が得策だと思ったのか、彼女は服を脱いでいったが、流石の女将もこのような店先では恥ずかしそうだった。


  1. 2014/05/29(木) 03:21:37|
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変わってしまった 第25回

結局女将は裸にはなれず、上下黒の下着姿で横に座ってきた。
「これでいいでしょ?さあ飲んで」
私は無言で彼女の背中に手を回し、ブラジャーのホックを外すと女将から剥ぎ取る。
女将は一瞬私を睨んだが、すぐに作り笑顔になって右手で胸を隠しながら、左手に持ったビールを注ぐ。
私は右手に持ったグラスを一気に空けると、左手で下着の上から性器を触る。
女将は咄嗟に胸を隠していた手で私の手を押さえたが、暫らく触っていると抑える手の力は抜けていき、息遣いも乱れてくる。
「酌をしろよ」
「えっ・・・・・ええ・・・・」
カウンターに置かれたビール瓶に手を添えて、快感に堪えていた女将がそれを持ち上げた瞬間、私は下着の脇から指を差し込んだ。
すると女将のそこからは大量の愛液が漏れ出し、指を入れて欲しいのか私の首に抱き付いて腰を浮かせる。
「早く注いでくれよ」
「だめー」
女将の腰は私の指を求めて妖しくくねる。
「中も触って欲しい・・・・指お願い・・・指を中に・・・・・」
「俺を変態のように言っておきながら、このざまは何だ」
「ごめんなさい・・・・・でも我慢出来ない・・・・・凄く感じちゃって・・・・」
布団の上ではなくてこのような場所で弄られる事に、次第に女将も興奮して来ていたのだろう。
女将の黒いパンティーを抜き取って、カウンターの上に座らせると大きく脚を開かせた。
「こんなのいや・・・・・・恥ずかしい」
「こんなにグッショリ濡らして、何が恥ずかしいだ」
「だめ・・・もう逝きそう・・・・・・逝く・・逝っちゃう」
女将は私の頭に抱き付いて、二度三度腰をピクピクさせると急に静かになった。
女将はしばらく余韻を楽しみたいようだったが、この体勢は丁度私の顔に女将の乳房が押し付けられていて息苦しさを感じたので引き離すと、カウンターから降りて夢遊病者のようにふらつく足で下に潜り込み、私のチャックを下げると既に硬くなっていた性器を器用に取り出す。
そして女将は躊躇する事無く口に含み、頭を前後させながらベルトを外した。
鍵は掛かっているが、もしも他の客が入ってきたら何と思うだろう。
このような場所で私はズボンとパンツを膝まで下げられ、その前に屈んでいる女将は全裸なのに靴下とサンダルは穿いているという滑稽な格好で、激しく頭を動かしながら口でサービスしているのだ。
「出すから飲め!この後チンチンが欲しければ飲め!」
やはり私は、前回のようにはもたないと思った。
しかし女将は、あの時のようなセックスを期待しているのだろう。
それで一度出しておき、女将の中に入った時に少しでも長く持ち堪えようという意識が働いたのだ。
「俺が回復するまで、少し遊んでやるからここに寝てみろ」
テーブル席の上に寝かせて色々なところを嬲り続け、30分後にはそのテーブルに手をついてお尻を突き出した格好の女将の後ろで腰を動かしていた。
その間、何人かの常連客が入って来ようと扉に手を掛け、鍵が掛かっている事が分かると外から女将を呼ぶ。
「今日は臨時休業か」
女将は彼らに聞こえてしまわないように、声が出ないように手を噛んで我慢するが、私はそのような女将を虐める事に興奮を覚え、誰か来ると逆に意地悪く腰の動きを早くした。
女将が目当てで来た客かも知れない。
そう思うと優越感に浸ることが出来、更に腰の動きは早くなり、声が出てしまわない
ように必死に我慢する女将が更に妖艶に見えてしまって終わりが近付く。
「出してもいいか?」
「出して・・・・もう出して・・・・」
性器の大きさやテクニックでは青山には勝てない。
それでも女将が私を向かい入れたのは、一度の挿入でいつ終わるとも知れない連続した快感を得られると期待したからに違いない。
ここが寝室なら、当然「まだ出さないで」と言っただろう。
しかしこのような状況では、流石の女将も早く終る事を期待した。
「中に出していいか?」
「中はだめ・・・お尻に・・・早くお尻に・・・もう・・もう・・・・」
女将は快感をコントロール出切るようだ。
何度も何度も逝きたいのだろうが、この一度で終わりなら、それはそれで深く逝こう
とする。
正気の私には前回のような快感を与える事など到底出来ないが、この状況が私を救ってくれた。
この商売では、女将がフリーでいる事も大切な事なのだろう。
圧倒的に女将を目当てに来る客が多いので、青山も外で会うか、ここに来る時は店が終わった頃に来た。
私はただ我慢出来なかっただけなのに、女将は客にこのような事が知られないように、私がわざと早く終ったと勘違いしている。
興奮している私には、快感をコントロールする事など出来なかっただけなのに、あれだけ虐められても私の事を優しいと言う。
不倫とはこのような物なのか。
ことセックスに関しては、妻には出来なかったような事が、女将に対しては何でも出来てしまう気がする。
キッチンで洗い物をしている妻を見ていて、俗っぽいが裸にエプロンで洗い物をして欲しいと思った事がある。
しかし妻には頼めなかったし、頼んでも妻も嫌がって受けなかっただろう。
それが女将とは、あのような場所でセックスまで出来てしまう。
妻とお風呂に入っていて、性器を洗って欲しいと思った事があるが、結局は背中を流してもらうのが精一杯だった。
しかし女将には性器だけを丁寧に洗わせ、その後前に立たせると大きく足を開かせて、女将の性器を悪戯しながら洗ってやっている。
女将もまたそれが嫌そうではなく、私を誘うかのように少し腰を動かしながら、艶っぽい目で見詰めてくる。
私以外とのセックスでは、やはり妻もそうだったのだろうか。
青山に虐められながらも、目では青山に縋っていたのか。
一度逝けば次が欲しくて、声を出してお強請りしたのか。
私との時では恥ずかしくて開けないほど、大きく脚を開いて自ら性器を晒したのか。
「今度はベッドで・・・・・・・・」
やはり女将はこれだけでは満足出来ずに、2階の寝室に誘ってきた。


  1. 2014/05/29(木) 03:22:36|
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変わってしまった 第26回

私は女将の寝室で、時間も忘れてとても妻とは出来なかったような事をさせ、小料理屋を出たのは午前2時を過ぎていた。
そして真っ暗な夜道で女将の乱れようを思い出していると、家に帰らなければならないという思いからか全て妻と重なってしまう。
女将も私とは会いたくなかっただろう。
しかしいざ始まってしまうと、何もかも忘れて貪欲に快感を貪っていた。
妻も最初は拒む素振りを見せたかも知れないが、結局は快感を得たいがために、青山や今中に言われるままに何でも受け入れたに違いない。
別れたがっているとは言っても、女将はまだ完全には青山と切れていない。
私には青山の女を甚振っていると言う快感もあった。
これが未だに別れた夫を愛している恵理なら、快感は倍増したかも知れない。
青山が離婚した女将を手放さなかったのは、おそらく別れてからも、最初の頃は別れた夫を愛していたからだろう。
他人の妻を辱める快感。
他の男を愛している女を甚振る快感。
大人しく真面目な女を淫らに乱れさせる快感。
妻はそれら全てを満たしていた。
それで今中は、私が知った後も諦め切れなかったのだ。
これが他人の奥さんなら、想像するだけで興奮してしまう。
しかし勝手だとは思っても、自分の妻ならこれほど悲しい事はない。
このような時間では妻は眠っているはずで、そのような妻の顔を見ずに済むと思っていたが、家に着くと玄関とキッチンだけに明かりが灯っていた。
「起きていたのか?」
「お食事は?」
「ああ、腹が減った」
妻は並んだ料理を温め直す。
「千里は?」
妻は食欲がないと言って、私が食べるのをじっと見ていた。
私は逃げ出したかった。
離婚して妻の事を忘れられれば、私は楽になれると思った。
しかし離婚した後の事を考えてしまう。
離婚した事を青山や今中が知り、妻も寂しさから自棄になって。
妻がまだ私を愛してくれているとすれば、彼らにとっては魅力があるに違いない。
今の青山にはそのような力はないが、今中なら青山が女将にしたように、妻を囲う事が出切る。
好きな時に妻を抱き、自分の思い通りの女に変えていく。
妻も生きていくために今中に媚を売り、今中の気に入るような化粧をして、今中が好きな下着を着けて待つ。
考えただけでも狂いそうだ。
やはり私は、このような妻でも愛していると実感した。
愛しているからこそ憎いのだ。
「しばらく別居しよう。別居してこれからの事を考えよう」
妻を自分のものにしたままで妻から逃げる。
結局妻を一人にするのが心配で、私一人が家を出た。
最初は一ヶ月のつもりで契約したマンションも、妻との事を先延ばしにしたくて契約し直す。
その間子供達は定期的に来てくれていたが、妻とは一切会っていない。
そして一月半経った頃、娘が神妙な顔で訪ねて来た。
「帰って来て。このままだとお母さんが・・・・・」
「千里は元気にしていると言っていたじゃないか」
娘達は私に心配掛けまいと嘘を吐いていた。
妻はご飯を作らなくなり、今では掃除洗濯など何もしないので全て娘達がしていた。
「お母さんが悪いのでしょ?」
何もしない事を娘が責めると妻は私への謝罪の言葉を繰り返すだけで、泣いてしまって話しにならないと言う。
「いや、お父さんにも悪いところがあった。これはお互いに・・・・・」
「嘘!お母さんは何をしたの?まさか・・・・・」
娘達も薄々気付いているのだろうが口には出さない。
妻と話しに行くと言うと娘達は気を利かせて、マンションに残ると言うので私一人が久し振りの我が家に帰った。
娘達の言っていた事は本当のようで、キッチンなども一応は片付いてはいても、きれい好きの妻が片付けたのでは無い事が分かる。
そして寝室の前まで来た時、中から妻の声が聞こえてきた。
「逝ってもいい?・・・・逝く・・・逝く」
「千里!」
男がいるのかと思って勢いよくドアを開けると下半身だけ裸の妻が、ベッドの上で脚を開いて自分で触っていた。
「いやー・・・見ないでー・・・・逝く・・・逝く・・・逝くー」
逝く寸前だった妻は指の動きを止められず、私の見ている前で達してしまった。
辺りを見るとこれが私達の寝室かと思うほど物が散乱していて、ゴミ箱からは入り切らない大量のティッシュが零れ落ちている。
おそらく妻は、子供達が留守になると自慰を繰り返していたのだろう。
私は情けなくなり、泣いている妻を無視して部屋を片付け、掃除機を掛けていると妻が部屋を飛び出していこうとしたので後ろから捕まえた。
すると妻からは何度も繰り返し自慰をしていたのか、濃縮された女の匂いがした。
「洗ってやるから来い!」
私は妻を裸にして、自らも裸になって妻の白い肌が赤くなるほど擦る。
そして手に泡を乗せると、今まで妻が触っていたところを優しく洗う。
「千里・・・・おまえ・・・・・」
私が洗えば洗うほど、妻のそこは石鹸とは違うものでヌルヌルになっていく。
そして私が立ち上がってシャワーで流そうとした時、妻は屈んで私の性器を口に入れた。
「やめろ!」
しかし妻は、私の性器を咥えたまま首を振る。
何とか私を硬くさせようと妻の動きは激しさを増し、口の中に唾を溜めて、クチュクチュと音まで出して刺激する。
私の性器は見る見る膨らんでいったが、それは妻に女将の姿を重ね合わせていたからかも知れない。


  1. 2014/05/29(木) 03:23:28|
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変わってしまった 最終回

その後私は家に戻り、妻も別居してから行かなくなっていた心療内科に通い始める。
それからは週に一度は青山と完全に別れた女将を抱き、他の日は毎日のように妻を抱いた。
しかし半年が過ぎた頃、女将は他に男が出来たのか急に店を畳んで姿を消す。
私は女将を抱く事で妻とのバランスを保っていたつもりだったが、女将がいなくなってもそれほど落胆はしなかった。
それは妻の変わり様に原因があるのかも知れない。
普段の妻は以前の妻に戻りつつあるが、夜の妻は全然違う。
毎晩のように私に謝り、私の言う事ならお尻の穴にまで舌を入れる。
そのような趣味は無かったが、成り行きでしてしまった本来そのような目的の為にあるのでは無い穴にまで私を受け入れた。
何でも私の言い成りになる妻。
それも悪くないが、私は昔が懐かしい。
妻と対等に付き合い、お互いに相手を思い遣っていた頃が。
いつかそのような時がまた来るのか。
以前の私は、間違いなく妻を愛していた。
しかし今の私は、このように変わってしまった妻を本当に愛しているのか。
ただの独占欲だけで、一緒に暮らしているのではないだろうか。
昼間は優しく出来るように成った気がするが、夜になると思い出しては無理難題を吹っ掛ける。
それを考えると、復讐と性の捌け口の為に妻を縛り付けているのではないだろうか。
しかしその答えはまだまだ出そうもない。
今は必死で尽くしてくれる妻もが、その内答えを出してくれるかも知れない。
二人が歳をとってセックスなどしたく無くなった時、本当の答えが分かるのかも知れない。
それまでは妻を愛していると信じるようにしよう。
歳をとってから後悔しないように。


  1. 2014/05/29(木) 03:24:30|
  2. 変わってしまった・柴田
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変身 第1回

初めて投稿します。

一昨年の夏ごろから私たち夫婦に起こった事件について書かせていただこうと思います。実話6割、妄想4割といったところですが、よろしければお読みください。

私45歳、妻、紀美子42歳、見合いで結婚して18年になります。
私が言うのもなんですが妻ははっきりした顔立ちの美人で、会った途端に気に入り、一ヵ月後にはプロポーズをしていました。
その後2人の子宝に恵まれ、まずまず夫婦仲は円満に推移してきたのではと思います。

紀美子は容姿が優れているだけでなく気立ても良く、料理も上手で、本当に良い妻を得たものだと思い、私も結婚してからは浮気することもなく妻一筋で過ごしてきました。

妻についてただひとつ物足らなかったことは、セックスが淡白だったことです。
妻は結婚する時は処女で、私もあまり経験がなかったため、新婚初夜は上手くいきませんでした。
その後悪戦苦闘の末、やっと結ばれたのは新婚旅行の最終日でした。
その時の体験がかなり苦痛だったのか、妻はその後ずっと、セックスに対しては積極的になれませんでした。
2人の息子の妊娠、子育て中は数ヶ月に一度という具合で、今なら完全なセックスレスといって良いでしょう。私もなんとなくそんな状況に慣れてしまい、子育てが一段落してからも夜の生活は1、2ヶ月に一度という間隔でした。

私は人並みに性欲はある方ですので、妻とのセックスだけでは欲望を解消することが出来ません。それでずっと妻に隠れて自分で処理してきたのですが、40歳を過ぎる頃から、急に焦りのようなものが出てきました。

年を取るといずれ性欲は衰え、いずれセックスは出来なくなります。
男としての自分の一生を考えた場合、これで良いのだろうかという気持ちが生まれてきたのです。

元気なうちにもっとたくさんの女を抱いてみたい。かといって素人に手を出すのは危険ですし、そもそも妻を裏切るようで気が進みません。

そこで風俗なら良いと自分に言い聞かせたというわけではないのですが、結婚以来足を踏み入れていなかったソープランドへ行ってみることにしました。


  1. 2014/05/29(木) 03:29:59|
  2. 変身・KYO
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変身 第2回

久しぶりのソープランドでの体験がどういうものであったかは、『妻物語』の趣旨に合いませんので詳しくは書きませんが、結婚前に行ったようないかにも欲望処理の場所といった感じではなく、昔からは考えられないような若い綺麗な女の子が、恋人のようなサービスをしてくれるのにすっかりはまってしまいました。

その頃収入が増え生活に余裕が出来てきたこともあり、かなり頻繁に通うようになりました。何人かの馴染みの女の子が出来、妻とのセックスも益々疎遠になりました。

一昨年の夏のある日、長めの海外出張とその後体調を崩したりでしばらくご無沙汰行ってしていた店に足を運びました。その日初めて付いた女の子がにこやかに挨拶し、おもむろに私の服を脱がせ、フェラチオを始めようとしたときに妙な顔をしました。

「どうしたの?」
「うーん……」

女の子は首をかしげながらしばらく私の陰毛を掻き分けるようにしていましたが、やがて顔を上げました。

「お客さん……ケジラミがあるよ」
「えっ?」

女の子は器用に指先を使い、小さな白いものをつまむと私に見せました。

「ほら……卵」

想像もしなかった展開に私は動揺しました。

「まだほとんどいないから、すぐに薬を使えば大丈夫だよ」
「そう……ごめんね」

故意ではないですが、もう少しで大事な商売道具(?)をしばらく使い物にならなくするところでした。私は恐縮しました。

「前にこの店にきたのはいつ?」
「ここはしばらく来ていないな……あ、別の店に一ヶ月半くらい前に行ったけど」
「それは違うわね……そこでもらったんなら、もっとひどくなっていると思う。これだと10日か2週間くらいかな?」

女の子はそう言うと私に服を着せていきました。

「良くなったらまた遊びに来てね」

部屋を送り出された私は、入浴料を全額返され、店の車で駅まで送ってもらう途中、店員さんに薬局で薬まで買ってもらいました。私がその間考えていたのは、どこでケジラミを移されたのだろう、ということでした。

ちょうど私は2週間前、妻と久しぶりにセックスをしていたのです。


  1. 2014/05/29(木) 03:31:10|
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変身 第3回

家に帰った私は動揺が収まらず、妻の顔をまっすぐ見ることが出来ません。

「今日は遅くなるんじゃなかったの?」
「ちょっと予定が変更になって……」

下手な言い訳をすると、食事もそこそこに自室に向かい、インターネットで「ケジラミ」について調べます。

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『ケジラミ』

原因:ケジラミという寄生虫が性的な接触により感染。まれに衣類、寝具を介して感染する。

潜伏期間:1~30日間

診断と治療:
・ ケジラミの卵を検出する。
・ スミスリンパウダーかスミスリンシャンプーを使い約10日で治ります。だが卵には効かないので、孵化にかかる1週間程度の間隔を空けて数回行う必要がある。
・ 陰部を剃毛して軟膏を塗る。また卵の孵化の時期を待って殺虫する。
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スミスリンパウダーもスミスリンシャンプーも店員さんに買ってもらっています。泌尿器科に行く代わりにソープでケジラミの診断と治療をしてもらったようなものです。

しかし私は「性的な接触により感染」という言葉が頭から離れませんでした。

自分ではまったく気がつかなかった、つまり痒みがなかったわけですから出張前に行った別の店で移されたという可能性は低いことになります。すると誰に移されたか……?

「まさか……妻から」

ここ一ヶ月半の間で私が性的な接触を持ったのは妻だけです。果たしてケジラミは妻から移されたのか、もしそうだとしたら、妻は誰から移されたのか?

「紀美子が浮気……?」

私の頭の中で一つの仮説が言葉の形をなしました。

いや、それはソープの車で送られる途中、ずっと頭の中にあったことです。まさかそんなことはと否定していたのですが、「妻の浮気」という言葉が急に私の胸を締め付けてくるような感覚に襲われました。


  1. 2014/05/29(木) 03:32:18|
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変身 第4回

「紀美子に限ってそんなことは……」

自分が風俗に通っていながらそういう風に考えるのはどうかと思いますが、私は紀美子が自分以外の男と関係を持つなどということは考えたこともありませんでした。その頃私はこの「妻物語」に出入りしており『本性』、『戦い』、『なぜ』などの名作に興奮させられていましたが、それはあくまで自分と妻の間には起こりえない物語ということで楽しんでいただけなのです。

妻はその地方ではお嬢さんが行くといわれている短大を卒業した後、大手の地方銀行で窓口業務をしていました。どちらかというとおっとりしたタイプの妻はお年寄りの客に受けがよく、成績もそれなりに良かったようです。その手の仕事には良くある話ですが「息子の嫁に」といわれた事も一度や二度ではないということでした。

私との見合いしたのが就職後3年目の春、その年の秋には私たちは結婚していました。

ウェディングドレスに身を包んだ妻は本当に美しく、見合いで結婚するということに私が感じていた少しばかりの鬱屈を吹き飛ばすほどでした。その後新婚旅行で先に述べたようなささやかなトラブルはありましたが、夫婦生活は円満そのものだと思っていました。

今回の出来事がきっかけで私は現在の妻の生活について振り返ってみました。

2人の息子を中高一貫の私立、しかも同じ学校に行かせていますので、教育費の負担は我が家にとって相当なものです。しかしながら幸い私の収入は人並み以上であり、妻も下の子が手がかからなくなってからは、以前勤めていた銀行の本店へパートに出ていますのでなんとか暮らしていけます。

現在のマンションでの生活も10年以上になり、妻の生活圏はマンションでの子育て仲間、パート先、学校での付き合いと意外に拡がっており、会社と自宅を往復するだけの私よりはむしろ交友関係は広いようです。

妻のことを美人だと、何度も惚気るようなことを書いて気が引けるのですが、普段の妻は化粧ッ気もほとんどなく、自分の服もあまり欲しがらず普段着のようなものばかり着ていますので、どちらかといえば地味な印象です。顔立ちはバレーボールの菅山かおる選手(年齢はだいぶ違いますが)の目元をはっきりさせたような感じです。

しかし身長もあり(165センチ)、きちんと化粧をしてそれなりの格好をして出かけると見栄えがします。40歳を過ぎた妻ですが、一緒に歩くのが誇らしくなるほどです。

そういうこともあって、私は妻にたびたび新しい服を買ってやろうかと提案していたのですが、妻は息子の教育費のことが気になるのか「もったいないから私はいい」と、首を縦に振りませんでした。

しかしここ半年ほどでしょうか、妻と外出するときに、私が見たこともない派手なブラウスやワンピースを着ていることが何度かありました。

「それ、いつ買ったの?」
「この間……バーゲンで安くなっていたからお小遣いで買っちゃった。ごめんなさい」
「いや……よく似合っているよ」

今まで私がこういった服を着て欲しいと思っていたものを妻が自分で購入し、着てくれていることを単純に喜んでいたのですが、ある時妻が、こどもが生まれてからは絶対にといってよいほどはかなかったミニスカート(といっても、膝が見える程度ですが)をはいてきたのにはさすがに驚きました。


  1. 2014/05/29(木) 03:33:24|
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変身 第5回

妻の外見上の大きな変化は他にもありました。それは今までほとんどかまうことがなかった髪形です。

妻はずっとショートヘアで、ナチュラルなカールがかかっていました。美容院代も節約していたのか、ある程度延びたら短く切るというのを結婚以来ずっと繰り返してきたのですが、ある日会社から帰ると、妻の髪が急に明るい栗色になっており、一気に伸びていました。

「どうしたの、それ」
「なんのこと?」

妻は平然としています。

「髪の色、前からそんな風だっけ?」
「あら、ずっと前から染めているわよ。あなた、気がつかなかったみたいだけれど」

確かに妻の髪のことをそれほど気にしたことはなく、美容院に行った時も翌日まで気づかずに、妻に叱られたことがあったほどです。
しかし、さすがに今日の変化はいつものものとは違います。

「もっと黒かったよ」
「そういえば今日は、少し明るくしてもらったかな……」

そういいながら妻は私の視線を避けるように首を傾けました。

「美容院に言った割には、短くなってないみたいだけれど」
「今日はほとんど切っていないのよ。少し伸ばしてみたいの……ほら、私ももう年でしょう。ロングに出来るのもそろそろ限界かなと思って」
「ふーん」

伸びたように見えたのはストレートパーマをかけたせいでしょうか。
随分印象が違って見えます。

繰り返しになりますが、私は妻にもっとお洒落に気を配って欲しいと思っていましたので、その時の妻の変化は単純に嬉しく思いました。新しい髪形は確かに妻に似合っており、一気に5歳ほどは若々しく見えるほどだったのです。

しかし今回、「妻が浮気しているのでは?」という仮説のもとで改めて考えて見ると、ここのところの妻の急激な外見の変化には、なんとなく不審を感じてしまいます。

ケジラミに付いては早めに処置したのが幸いしたのか、悪化することはありませんでした。それでも絶対大丈夫だろうという確信を得るまで念のため薬は長めに使いました。

その後ソープには一度だけ行きましたが、前回の「事件」のせいかあまり気分が乗らず、自然に足が遠のきました。

人肌が恋しくなった私が久しぶりに妻を誘ってみようと思ったのは、一昨年の秋頃です。それこそ「事件」が起こる2週間前以来ですから、約3ヶ月ぶりのセックスとなります。

妻は少し躊躇っていましたが、やや強引にベッドに侵入し、抱きしめてキスをしているうちに息が荒くなってきました。


  1. 2014/05/29(木) 03:34:17|
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変身 第6回

妻のパジャマの上衣を脱がすと、裸の上半身が露わになります。妻の乳房はやや小ぶりですが、反面年のわりに垂れていません。若い頃は大きな乳房に憧れていたのですが、妻くらいの年で裸が綺麗に見えるのはどちらかというと貧乳気味の身体でしょう。

久しぶりのセックスでもあるし、妻の容貌の変化に新鮮さを感じたからかもしれませんが、私もいつもよりは丁寧に愛撫します。妻の唇から耳の後ろ、うなじ、胸元と丁寧にキスをし、そして乳首を吸うと既に十分かたくなっています。滑らかな腹部、お臍と舌を這わせ、一度身体をひっくり返して背中を攻めます。妻の半裸身は時折ブルッ、ブルッと小刻みに震え、かなり感じているのが分かります。

私はいつもとは違う妻の敏感な反応にすっかり有頂天になり、浮気疑惑のことなど頭の中から消え去っていました。妻の身体を表返し、次に下半身を攻めようとパジャマのズボンを引き下ろした私は意外なものを見ました。

「……」

それはいつもの色気のない下着とはまったく違う、黒いお洒落なパンティでした。繊細なレースはいかにも高級そうでしたが私が驚いたのは前の部分がシースルーになり、妻の陰毛がすっかり透けて見えていたことです。寝室でもっとお洒落をして欲しいと何度もいったことはありますが、妻はいつも恥ずかしそうに笑って首を振るばかりでした。こんな下着を身に着けている妻を見るのは初めてです。

驚きは驚きですが、その時は興奮のほうが先に立ち、私は妻のパンティを一気に剥ぎ取りました。そこで私は更に驚くものを発見します。

それは短く揃えられた妻の陰毛です。下着越しには気づかなかったのですが、長さは2センチもありません。いつも妻はその部分については自然のままで、クンニリングスのときに口がジャリジャリするほどです。「一度剃ってみたら」などとふざけて言ったこともあるのですが、下着のことと同じで、笑って拒否されていました。

私の興奮は更に高まります。太腿の裏からふくらはぎ、足の指まで丁寧に口吻するといよいよ妻の女の部分を攻めます。始めは最も敏感な箇所は避けて周囲を攻めると、妻はさももどかしげに下肢をくねらせます。指をそっと妻の陰裂に差し入れてみると、そこはもうお湯が湧いたようになっています。

「今日はどうしたの? 随分感じているじゃないか」
「嫌……」

妻は恥ずかしげに顔をそらせます。

「おマンコはもうぐしょぐしょだよ」

私がわざと卑猥な言葉を囁くと、妻は「ああ、エッチなことを言わないで……」と溜息をつくようにいいます。

セックスに関しては淡白だと思っていた妻が、私の技巧で燃え上がっていると思い、ますます興奮は高まってきました。私は妻の股間に顔を埋めると、すっかり屹立を示しているクリトリスを吸い上げます。

「あっ、ああっ……」

妻は悲鳴をあげると両手で私の頭を押さえました。


  1. 2014/05/29(木) 03:35:19|
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変身 第7回

情けない話ですが、この年まで私は妻をエクスタシーにまで導いたことがありません。

クリトリスを攻めることによってそれらしい状態にさせたことは何度かありますが、妻は本当の絶頂を極める前に「怖い……」といって私の行為を中断させます。かといって膣での行為は「痛い」という先入観があるためか、積極的ではありません。体位も「痛いのは嫌」ということでほとんど正常位だけです。もちろん騎乗位や後輩位も試したことはありますが、結合が深いと痛いらしく、嫌がるのです。

正常位のみのセックスはマンネリと化し、妻との行為は妻の肉体を使った自慰行為同然になっていました。刺激が少ないため、射精にまで持っていくのが大変なのです。私は頭の中で様々な卑猥なことを想像しながら、妻と交わっていました。

しかしその夜は妻の積極的な反応から、いつもとは違う体位を試してみようという気になっていました。そこでソープでよく行っていた騎乗位に再挑戦してみることにしました。
妻がすっかり潤ったのを確認した私は仰向けになり、妻を上に乗せ上げます。妻は「えっ?」と怪訝そうな表情をします。いつもはここで拒否されるのですが、私が妻の大き目のお尻に手をかけて上に導くようにすると、妻はさほど抵抗もせず、私と身体を合わせてきました。

私のモノは興奮のあまりすっかり硬直しています。筒先をあてがうと、妻はまるで自分で深さを確かめるようにゆっくりと呑み込んでいきます。

「あ、ああ……いい……」

妻がいつものような結合の深さによる痛みでなく、明らかに快感を訴えだしました。深々と私を呑み込んだ妻はお尻を円を描くように蠢かせていきます。

「気持ちいいか」
「うん……」
「どこが気持ちいい?」
「クリトリスと……おマンコが気持ちいい」

妻は小さいけれどはっきりした声で答えました。

私は行為の最中に、妻に卑猥なことを言わせるようにしたことが何度もありますが、妻はなかなかいおうとしませんでした。押し問答のようなやり取りを繰り返し、ようやく「……気持ちいい」と言わせるのが関の山で、「クリトリス」とか「オマンコ」といった卑語は滅多に口にしませんでした。

しかし今夜の妻は私の求めにあっさりと、自分からそんな卑語を口にし、そんな自分に煽られたように荒い息を立てています。私の興奮は益々高まりました。

「紀美子のオマンコに何が入っている?」
「ああ……あなたのオチンチン」
「ちゃんと、『紀美子のオマンコに、あなたのオチンチンが入っています』と言ってみろ」
「紀美子の……紀美子のオマンコに、あ、あなたのオチンチンが入っていますわ」

そういった途端妻は驚くほどの緊縮力を発揮し、私のものを締め上げてきました。

私は始めて味わう妻の奥深い感触に衝撃を受け、思わず射精しそうになるのをぐっとこらえました。妻の肉体がこれほどのものだったのか……私は今まで妻の何を知っていたのだろう。

「もっと、ギューッと締めてみろ」
「はい……」

妻は頷くと全身を弓のように反らせ、繰り返しその部分を収縮させます。その度に妻の口から「ぎゅーっ」「ぎゅーっ」という擬音語が洩れます。

「あ、あ……」
「イキそうか」

妻は無言でガクガクと頷きます。

「イクのならイクといってみろ」
「あ……ああ……イっちゃう、イっちゃうよ……」

妻はそう叫ぶと上体を倒して私に抱きつくと、全身を激しく痙攣させました。


  1. 2014/05/29(木) 03:36:15|
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変身 第8回

なんとか射精をこらえた私は妻の身体が弛緩するのを待っていったん抜き、コンドームをつけて同じ体位で再び挿入しました。エクスタシーの余韻に浸っていた妻も、私が下からゆっくり突き上げるようにすると、たちまち淫らに腰を振り始めます。

「気持ちいいか?」
「はい……」

妻は子供のように素直に頷きます。

「紀美子のオマンコが気持ちいいです、と言ってみろ」
「いや……」

そこで私が激しく突き上げると妻は悲鳴をあげて「紀美子のオマンコが気持ちいいですっ」と答えます。

「あ……ああ……」

一度イったせいで敏感になっているのか、妻はたちまち頂上近くまで追い上げられます。再び強い収縮力を発揮しだした妻に、コンドームをつけてやや落ち着きを取り戻していた私のものも、限界近くまで追い込まれます。

しかし、妻の肉壷の素晴らしさはどういうことでしょう。ソープ嬢に金を払ってセックスをしてきたのが馬鹿馬鹿しくなるほどです。
私はこれまでの妻との結婚生活でどうしてこんなことに気づかなかったんでしょうか。

「またイキそうか」
「イキそうッ……」

妻はそういうとまた私にしがみつき、全身をぶるぶる震えさせます。
私も妻の絶頂に合わせて緊張を解きます。私は自分のモノがまるで妻の身体の中に吸い上げられるような錯覚に、「ううっ」と情けない声を洩らしていました。


激しい行為が終了して、私はベッドの中で裸の妻を抱きながら、軽くキスをしていました。そのうちに興奮も収まり、パンティや陰毛のことが気になってきます。

「紀美子も随分お洒落な下着を穿くようになったんだね」
「ああ、あれ?」

紀美子は無邪気に微笑みます。

「あなたも下着にお洒落しなさい、っていっていたでしょう。最近のパンツはどれもローライズ気味で、今までのような下着じゃ駄目なの。
だから多少値が張るけれど、少しずつ買うようにしているの」

何だか分かったようなわからないような理由です。

「ここの毛はどうしたの?」

私は妻のその部分に手を触れます。

「嫌ね……変なところばかりチェックして……」

妻はそういうと私の手を軽く払います。

「スポーツジムに行くようになったでしょ。最近のウェアって、割と大胆なものが多いから、みんな結構きちんと手入れしているのよ」

理屈は通っているようですが、なんとなく釈然としません。スポーツジムに行き始めたのはもう一年以上前なのですが、どうして今さら気になりだしたのでしょうか。

私はケジラミの治療法に「剃毛」というのがあるのをぼんやりと思い出していました。


妻を一晩で二度もエクスタシーに導くことの出来た私は、まるで妻の身体に溺れるように毎週求めるようになりました。妻も始めは躊躇っていますが、結局は求めに応じて私を受け入れます。

「ねえ……急にどうしてこんなにするようになったの」
「それは……」

ある夜の行為の終了後、妻が私に尋ねます。

「正直言って、紀美子とのセックスがこんなに気持ちがいいとは思わなかった。どうして今まで気づかなかったのか自分でも不思議だ」
「そう……」

妻は微笑します。

「紀美子だって、今までずっとイケなかったのが、どうして急にイケるようになったんだい?」
「そんなの、わからないわ」

妻はそう言うと恥ずかしげに私の胸に顔を埋めます。

「あなたが……そんな風にさせるのよ」

私と妻はまるで蜜月のようなときを過ごし、浮気疑惑はすっかり頭から消えていました。


  1. 2014/05/29(木) 03:37:13|
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変身 第9回

再び私が妻の行動に疑念を抱くようになったのは、特に何かきっかけがあったわけではありません。頭の片隅にあった様々な疑問、矛盾点が徐々につながり、大きな疑惑へと変化していったのです。

妻は週のうち3日はほぼフルタイムに近いパートに出ていますが、それ以外の日も平日はマンションの友達と食事をするとか、学校の役員の用事があるとかで家にいることは余りありません。週末はさすがに家にいることが多いですが、それでも月のうち2、3回は何かの会合や食事会、趣味の集まりといった理由で家を空けます。

確かに学校のPTAやクラブの父母会の役員をしているのは事実ですので、家を空ける理由はあります。

しかし、妻の最近の外見の変化、そしてベッドの中での人が変わったような積極性に私の中で再び妻に対する浮気疑惑が芽生えてきました。

(浮気をしているとしたら相手は誰? パート先の上司? 役員仲間の父兄?)

私の妄想は次第に膨らみます。

浮気相手と連絡をする手段の定番は携帯電話かメールです。妻もしばらく前から自分専用の携帯を持っており、しょっちゅうメールを打っています。女友達と連絡に使っているということで、私の前でも堂々と打ちますし、時々は面白いメールがきたといって私に見せたりもします。

これで浮気相手との連絡にも使っているとしたら、かなりの大胆さです。おっとりしているという妻に対する認識は改めなければなりません。

携帯のメールや着発信履歴を確認するのは夫婦とはいえプライバシーの侵害です。私は罪悪感を「妻が無実だということを確認するだけだ」という理屈でごまかし、ある日の夜中、妻がぐっすりと寝入ったときに妻の携帯をチェックしました。

着発信履歴はほとんどが私や、2人の息子との間のもので、怪しいものは1件もありません。メールも全てチェックしましたが、これも確かに女友達とのたわいのないやり取りばかりで、男性との交信はいっさいありません。

(やはり紀美子に限って……疑った俺が馬鹿だった)

私はすっかり安心して床につきました。

それからしばらくたった年も明けたある日の休日、妻が久しぶりに昔社宅で一緒だった友達と昼食をとるという理由で外出をしている間に、私専用のPCが急に調子が悪くなりました。

(ウィルスにでも感染したかな?)

私はPCをネットから外し、セキュリティ走らせました。ディスクを全部チェックするにはしばらく時間がかかります。

急ぎの調べものがあるのですが、PCが回復するまでどうすることも出来ません。2人の息子もクラブで留守だったため私は妻に与えているノートPCを無断で借りることにしました。

妻も時々PCを使ってネットで買い物をしたり、ワードやエクセルでPTAの名簿整理や書類作成をしたいということで、安いPCを買ってあげていたのです。

(あれ?)

LANケーブルをつなぎPCを立ち上げると、いきなりパスワード入力画面が出ました。

(セキュリティをかけているのか。でもどうして?)

私は試しにユーザーIDに「kimiko」、パスワードは妻の誕生日を入れてみました。

エラーです。

(……)

パスワードを私の誕生日に変え、2人の息子の誕生日を試しましたが駄目です。段々意地になってきた私は、今日はカバンの中に入れ忘れたのか、テーブルの済に紀美子が使っているピンク色の手帳があったのを見つけ、カレンダーをチェックしました。

妻は家族はもちろん、私の両親と自分の両親の誕生日にも必ず贈り物を欠かしません。その管理のためかカレンダーにはケーキの形をした小さなシールが貼られていました。その日付を私は順に入力していきました。

いくつめかの数字でセキュリティは解除され、見慣れたウィンドウズの画面が現れました。

(今の数字は……)

正しいパスワードである「0715」という数字、7月15日は私の両親の誕生日でも、紀美子の両親の誕生日でもありません。私は手帳に張ってあるシールの数が、9つであることに気づきました。4人家族の我が家と、互いの両親の誕生日を入れても8つしかありません。妻には祝うべき誕生日がもう一日あるというのでしょうか。

デスクトップは極めてあっさりしており、マイコンピュータやマイドキュメント、インターネットエクスプローラー、アウトルックルックエクスプレス、そしてワードとエクセル以外には「新しいフォルダ」というものしか見当たりません。


  1. 2014/05/30(金) 00:40:24|
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変身 第10回

私はまずアウトルックエクスプレスを起動してみましたが、受信メールはほとんどがショッピングサイトや旅行サイト、懸賞サイトなどからのメールばかりです。友達との連絡は携帯で行っているのでしょうか。プライベートなやり取りはまったくといっていいほどありませんでした。

次に私はマイコンピュータを開き、Cドライブのプロパティをチェックしてみました。

(あれ?……)

80GBあるハードディスクの2分の1以上が既に使用されていました。OSや基本的なプログラム、そしてメールのやり取りやワード、エクセル文書の作成だけではこれほど使うはずがありません。

(動画でも落としているのかな……)

私は試しに、50MB以上のファイルを検索してみました。

たちまち10個以上のファイルが検出されました。いずれのアイコンも動画であることを示しています。それぞれのサイズは600MBから、大きいものは2ギガバイト以上もあります。どのファイル名も「20040715」とか「20041204」といった、年月日を示すと思われるあっさりしたものです。

私は試しに一番新しい「20041224」というファイルをダブルクリックしました。メディアプレイヤーが立ち上がり、動画が開始されます。いきなり飛び込んできた映像に、私は頭を殴られたような衝撃を受けました。

画面の中では妻が、ラブホテルの一室のような場所で裸のまま恥ずかしそうに立っていたのです。

いや、裸という表現は正確ではありません。妻は身体全体がまるでギフトででもあるように、赤とピンクのリボンのような衣装をまとっていました。キラキラ光るリボンは首の周囲と胸でちょうど蝶のような形を作り、褌のように股間を割っています。手足の先にはやはり同じ色の、やや細めのリボンが巻きついていました。

「後ろを向いてご覧」

ノートPCのスピーカーからいきなり男の声がしました。かなり大きな音に私は慌て、妻がくるりと後ろを向いた瞬間にメディアプレイヤーを閉じました。

私はドクッ、ドクッという音まで聞こえてきそうな鼓動を必死で押さえながら、デスクトップにある「新しいフォルダ」を開きました。

そこにはメールソフトのアイコンと、「写真」「ビデオ」というサブフォルダがありました。「写真」というサブフォルダをクリックしてみると、やはりそこには日付の付されたフォルダが10個ほどもあります。私はやはり一番新しい「20041224」というフォルダをクリックしました。

そこのはJPEGの画像ファイルが約100枚ありました。それぞれが2MBほどもありますから、500万画素クラスのデジカメでの画像でしょう。

私は自然に手が震えてくるのを押さえ、一枚の画像を開きました。

悪い予感──いや、当然の予想が的中しました。それは素っ裸の妻が男の上にまたがり、しっかりと繋がっている写真でした。妻はもはやイク寸前なのか目を潤ませ、恍惚の極致といった表情をしています。私は耐え切れなくなり、画像を閉じました。

もはや妻の裏切りは疑う余地もありません。証拠を保全しなくては、そう考えた私は自室から、余っている外付けハードディスクを持ってくると、妻のPCに接続しました。

USB接続のため、あっという間に認識は終わります。私は「新しいフォルダ」の中の「写真」、「ビデオ」、そしてメールソフトの内容をすべて外付けハードディスクにバックアップしました。容量が大きかったため、バックアップにはかなりの時間がかかりましたがどうにか成功し、妻のPCを終了させるとハードディスクを外しました。その頃には私のPCもウィルスの駆除に成功しており、回復していたので、妻のPCデータをバックアップしたハードディスクを自分のPCに接続しました。

私は「ビデオ」というフォルダを開き、そこにある「20041224」というファイルをダブルクリックします。先ほどの映像が再び開始されました。

自分のPCの、19インチの液晶画面で見て改めて驚いたのは画像の鮮明さです。プロ用の機材を使っているのでしょうか。妻の裸身がまるでそこに存在しているかのように見えます。一瞬ひょっとして浮気ではなくて、AVにでも出演しているんではと考えたほどです。

「後ろを向いてご覧」

男の声がしました。外部スピーカーを通すと鮮明に聞こえます。年は中年のようですが、かなり張りのある声です。

妻はくるりと後ろを向きました。お尻の上でやはり蝶の形が作られていますが、やはり後ろも褌状で、妻の大き目のお尻は丸見えです。

「前を向いて」

妻は言われたとおりに前を向きます。そんな妻の男に対する従順さを見ていると、激しい怒りと嫉妬がこみ上げてきます。


  1. 2014/05/30(金) 00:45:03|
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変身 第11回

「挨拶」

妻は何事か話し出します。

「声が小さい!」

男に叱咤され、妻は声を大きくします。

「メリークリスマス、健一さん。クリスマスのプレゼントは紀美子自身です。今日はたっぷりご奉仕させてください」

妻はさも恥ずかしげにもじもじしながら挨拶します。それがまるで男に対する媚態のように見えて私の怒りは一層増していきます。

しかし、私は画面から目をそらすことが出来ないでいます。確かに燃えるような怒りと嫉妬、そして悲しみを感じているのですが、映像を止めることが出来ないのです。

「いつも奉仕しているのは俺のほうじゃないか」
「そんな……」

妻はわざとらしく身体をくねらせます。

「いつもの挨拶をしてみろ」
「ハイ」

妻は直立不動の姿勢をとります。

「チンポ大好きの淫乱人妻、○○紀美子に今日もたくさんエッチなことをしてください。よろしくお願いします」

妻の信じられないような言葉に私は驚愕しました。そんな私をよそに男と妻のやり取りは続きます。

「今日は何回イクんだ?」
「2回……」

妻はもじもじしながら答えます。

「淫乱人妻の○○紀美子は、イクのが2回くらいじゃあ物足りないだろう」
「ハイ、淫乱人妻の○○紀美子は、イクのが2回では物足りません」

妻は男の言うことをオウム返しに答えます。心なしか妻の身体が上気し、ピンク色に染まってきたような気がします。

「それじゃあ何回だ?」
「3回……」

妻は消え入るような声で答えます。

(何でそんなことをいうんだ。紀美子、お前はそういった卑猥なやりとりを一番嫌がっていたんじゃないのか)

「3回だと? この前は何回イった」
「この前って……」
「忘れたのか? 今月の初めの週末に2人で伊東に行ったときのことだ」

(今月初めの週末だと?)

ビデオはファイル名や、画面の中の妻と男のやり取りから先月の24日、つまりクリスマスイブに撮られたものと思われます。今月初めの週末というと12月4日と5日……。

(あの時妻は、女友達と旅行に行くと……)

私はすっかり混乱しました。

「あの時はあなたが……一晩中」
「何を言ってるんだ。紀美子がもっと、もっととせがんで離さなかったじゃないか」
男はそういうとクスクスと笑い出します。

「何回イったか、覚えていないのか?」
「8回……」

(8回?)

次から次へと判明する衝撃の事実に、私は心臓が口から飛び出そうになりました。

「一晩で8回もイク淫乱人妻の紀美子は、3回イクくらいじゃ物足りないだろう」
「ハイ、一晩で8回もイク淫乱人妻の紀美子は、3回イクくらいじゃ物足りません」
「じゃあ何回イクんだ?」
「4回……」
「それくらいで許してやりたいところだが、今日はクリスマスイブだから特別に5回イカせてやる」
「そんな……今晩は家に帰らないと」
妻の顔色が変わります。

(クリスマスイブの夜……何をしていただろうか?)

確かその日も日帰り出張が入り、帰宅も深夜になっていたはずだ。
タクシーで帰って来た私を、まだ起きていた妻は「世間はクリスマスイブなのに大変ね」といたわりながら迎えてくれました。

しかし、それまで妻は男と会っていたのです。

男と妻は何度か押し問答を繰り返した末、妻は諦めたように口を開きました。

「淫乱人妻の紀美子は今晩、5回イクことを誓います。ちゃんとイクまで帰さないでね、あなた」
「よし、その言葉を忘れるなよ。1回イク度にちゃんと数を数えるんだぞ」
「わかってますわ……」
妻は頬を赤らめて答えます。


  1. 2014/05/30(金) 00:46:05|
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変身 第12回

私は耐え切れなくなり、メディアプライヤーを停止させました。

(淫乱人妻……チンポ大好き……5回イク……)

これが本当にあの清楚な妻の口から出た言葉でしょうか。妻に良く似た別人が出演しているAVを見たのではないでしょうか。

しかし、今見た画像と音の鮮明さ──15年以上一緒に暮らした妻の顔と声を間違えるはずがありません。私はPCの液晶画面の前で頭を抱えてうずくまりました。

(やはり……最近の急激な妻の変貌は、男のせい……)

急にお洒落になった妻、今まで見たこともない下着、髪形の変化──すべては男がいたからなのです。

(するとやはり……あのケジラミも……)

私は震える手でマウスを操作し、「ビデオ」というフォルダの一番古いファイル「20040715」を開きました。

いきなりベッドの上で大股開きになっている裸の女の姿が視界に飛び込んできました。女の股間にはタオルのようなものが置かれています。

「熱いー熱いわーー」
「我慢しろ」

悲鳴のような声はやはり妻のものです。続いて男の叱咤するような声が聞こえます。

パンツ一枚の男が画面に現れ、妻の股間からタオルを外します。男は片手にシェービングクリームの瓶と髭剃りを持っています。妻の陰毛は以前と同様自然のままですが、タオルで蒸らされたせいか、肌に張り付くようになっています。

私は初めて男の姿を目にしました。黒縁の眼鏡をかけ額の上がったやや腹の出た中年男です。私より少し年上でしょうか。私には見覚えのない顔ですが、妻のパート先の上司だったとしても、PTAの父兄だったとしても、私は面識があるわけではありません。

男はシェービングクリームの泡を妻の陰毛に吹き付けました。

「いやーーやっぱり。剃らないでーー」
「今さら何を言うんだ。さっき納得しただろう」

男はそういうと妻の太腿をピシャリと叩きます。

「だってーーあの人に何ていったらーー」
「そんなことは自分で考えろ。かえって旦那も喜ぶかも知れんぞ」

男は妻の言葉を無視して髭剃りを手に持ち、妻の陰毛をゆっくりと剃り上げていきます。

「ケジラミの治療はここの毛を全部剃るのが一番いいんだ」
「そんなーーあなたがうつしたんでしょう」
「だから俺が治療してやっているんじゃないか。ありがたく思え」
「こんなのいやーー」

妻はそういってむずかるように尻を悶えさせます。

「馬鹿、動くと危ないじゃないか」
「だってーー」
「さっき誓ったことを忘れたのか? 健一さんの誕生日を祝って紀美子は赤ちゃんのような姿になります。あそこの毛もお尻の穴の周りの毛も全部剃って、健一さんにプレゼントしますと何度も誓っただろう」
「だってーーだってーー恥ずかしいーー」

妻はいったんは覚悟したようですが、いざ剃られるとなるとよほど抵抗があるのか、必死で拒みます。

「そんなに暴れちゃあ剃れないじゃないか」

男は焦れたようにそう言うと、いったん画面から姿を消します。

再び現れた男は、ゼリーのような色をした棒を何本か手にしています。

「紀美子は今日は抱いてもらえないから拗ねているんだろう。今抱いたらお互いケジラミが治らないからな。その代わりにこれで可愛がってやろう」

男は妻に大小さまざまな棒を見せつけます。

「いやーー」

妻はさらに激しく抵抗します。

「じっとしていろ。いつものように一度イったら落ち着く」
「そんなこといってるんじゃないーー剃られるのが嫌なのーー」

男はそう言うと妻の上半身に取り付き、うなじや乳房にチュッ、チュッと音を立てて接吻を注ぎ込みます。執拗な愛撫が続き妻はついに「あーん」と甘い声を上げ始めます。


  1. 2014/05/30(金) 00:46:58|
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変身 第13回

「どうだ、気持ちいいか」
「き、気持ちいいーー」

妻ははしたなく声を上げています。大股開きにされた妻の足は荷造り用の紐のようなものでベッドに固定されています。そんなあられもない姿のまま、夫以外の男に愛撫され、喜悦の声を上げているのです。

男はゼリーのような色の太い棒で妻の股間をくすぐるようにします。
よく見るとその棒の先端はペニスを模しており、柔軟性のある張り型だということが分かります。

「どうだ、にせチンポが欲しいか?」
「ほ、欲しいです……」

妻はさも切なげな声を上げます。

「欲しければちゃんといつも教えているように言ってみろ」
「ハイ……」

素直に返事をする妻。私は今見ている映像が現実のものだとはとても信じられません。

「エッチな人妻の紀美子に、にせチンポを下さいーー」

散々じらされた妻は悲鳴のような声で張り型をねだります。思考停止のようになっている私は、さっきのビデオのように淫乱人妻といわなかったのはなぜだろうなどと、場違いなことを考えていました。

「今日からはこんな風に言ってみろ」

男は妻の耳元に口を寄せます。

「そんなーー言えない」
「いえなければずっとこのまま生殺しにしてやるぞ」
「いやーー我慢できないーー」
「それならちゃんと言うんだ」

男に叱咤された妻はついに強制されたその言葉を口にします。

「チンポ大好きの淫乱人妻、紀美子のオマンコににせチンポを下さいーー」
「もっと大きな声で!」
「淫乱人妻紀美子のお、オマンコに、にせチンポを下さいーー」

男はにやりと笑うと張り型を妻に挿入していきました。弾力のある長い張り型は、面白いように妻の身体の中に呑み込まれていきます。
妻は「ああっ、ああっ」と明らかに悦びを告げる声を張り上げながら、豊満な尻を淫らに揺さぶっています。

「この小さいほうは何に使うか分かるか?」

妻の裸身に寄り添うようにしながら、思う存分張り型で責め上げていた男は、やや細めのピンク色の棒を妻の頬に押し付けるようにしました。

「あ、ああーん。わかりません」
「わからないか」

妻の切羽詰ったような嬌声を聞いて、男はくっ、くっといやらしい笑い声を上げます。

「これはこっちの穴を責めるためのものだ」

男は妻の前を責めながら、空いている手でピンク色の棒を持ち、妻の尻の狭間をつつきます。

「いやーー、お尻はいやです」

妻は再びむずがるように尻を振ります。すると男はそんな妻の動きを制するように張り型の動きを早めます。

「あーん」

再び妻の嬌声が部屋中に響きます。

「一度ここの味を経験してみろ。病み付きになるぞ」
「だってーー絶対痛いわーー」
「紀美子が毎日出しているウンチのほうがよほど太いぞ」
「そんなことないーー変なこといわないで」

妻は次第に絶頂が近づいてきたのか、ベッドの上で身体を弓なりにします。

「ああっ、もうっ、イっちゃうっ。イってもいいですかっ」
「まだ駄目だ」
「ああーー我慢できないっ。イカせてっ。イカせてくださいっ」

絶頂を達することの許可を男にねだる妻。これは一体現実の出来事でしょうか。私の頭の中に同じ疑問が繰り返し湧きあがってきます。

妻がまさに絶頂を極めようとしたその時、男は張り型を妻から引き上げました。


  1. 2014/05/30(金) 00:48:01|
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変身 第14回

「いやーー。どうして……」

快感をいきなり中断させられた妻は、駄々をこねるようにお尻を振ります。

「ちょっと手が疲れたから休憩だ」
「意地悪しないでーー」

妻は今にも泣き出しそうな声を上げています。私が妻のことをセックスに関しては淡白だと思っていたのは大変な誤りだったのでしょうか。

男は妻を散々焦らすと再び張り型で責め、絶頂寸前で責めを止めるという行為を繰り返します。妻はまさに半狂乱になりながら男の愛撫を求めてます。ついに屈服した妻は男の言うとおりの卑猥なおねだりの言葉を吐かされます。

「淫乱な人妻紀美子のオマンコと、お尻の穴をいっしょにいじめてください」
「ほう、紀美子はケツの穴も責めて欲しいのか」

男はわざとらしく聞き返します。

「意地悪ーー」

妻はもどかしげに豊かなヒップをプリプリと振ります。男は妻の耳元に口を寄せ、何事か囁きます。妻は「あーん」とうなじを見せながら首をのけぞらせると、カメラに向かってはっきりと顔を向けます。

「淫乱な人妻紀美子のオマンコと、け、ケツの穴をにせチンポで一緒にいじめてくださいっ、お、お願いしますっ!」

男は2本の張り型を器用に操作し、妻の前後の穴を同時に責め始めました。妻はああっ、ああっとまるで獣のような声を上げて悶えぬいています。

「ああっ、き、気持ちいいっ」
「どこが気持ちいいんだっ」
「お、オマンコっ」

妻はガクガクと尻を揺さぶりながら、強制された卑語を──いや、もはや強制されているとはいえません。しっかりと自分の意志で口走ります。

「ケツの穴はどうだっ」
「き、気持ちいいっ」
「ちゃんというんだっ」
「け、ケツの穴も気持ちいいですっ」

(ケツの穴……)

お嬢さん育ち、箱入りで育った妻から発せられたとは到底信じられない言葉です。しかし確かにそれは耳慣れた妻の声でした。

妻はまるで自分の言葉に刺激されたように、一気に絶頂に駆け上がっていきます。今度は男も焦らすことはなく、責めの手は緩めません。

「ああっ、イクっ、イキますっ。紀美子、イっちゃいますっ」

妻はそう叫ぶと全身を電流に触れたようにガクガクと波打たせました。2つの穴に挿入された張り型が妻の痙攣に合わせてブルッ、ブルッと震えています。男が張り型から手を離しても、妻の身体は2本のそれをキューンと喰いしめたまま落しません。

男が唇を求めると、妻はうっとりとした表情で合わせていきます。
呆然と画面を見つめていた私の心に、熱い嫉妬心が蘇ってきました。

「気持ちよかったか?」
「ハイ……」
「素直に剃毛させるか」
「ハイ……」

妻は男の言うことにすべて素直に頷いています。

男は張り型を妻の身体から引き上げると、再び剃刀を取り上げ、快感の余韻に酔っている妻の陰毛を剃り上げていきます。

「シェービングクリーム以外に、紀美子のおつゆがたっぷり出ているから剃りやすいぞ」

そんな男の卑猥なからかいにも抵抗を示さず、妻はまるで剃毛そのものを楽しんでいるようにうっとりと目を閉じています。

「ほら、だんだん赤ちゃんみたいになってきたぞ」
「……」
「ちょっとケツを持ち上げてみろ」

妻は男の指示に従い、大きな尻をぐいと持ち上げます。妻の双臀の狭間に秘められた肛門が画面にはっきりと映し出されました。

「ケツの穴の周りのムダ毛も剃ってやる。思い切り足を開け」
「ハイ……」

妻は限界まで足を開いていきます。翳りを失った妻の女陰と肛門がこれ以上ないというほどあからさまに晒されます。私はまるで裏ビデオを見ているような錯覚に陥りました。しかし、ここに映されているのは他ならぬ私の妻なのです。

  1. 2014/05/30(金) 00:49:01|
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変身 第15回

呆けたように液晶画面を見つめていた私は急に我に返りました。

私はのろのろとマウスを操作し、メディアプレイヤーを停止させます。画面一杯に広がっていた妻の白い尻の残像が私の視界を占領しているような錯覚に陥ります。

妻を始めてエクスタシーに導いたあの夜に違和感を覚えた、短く揃えられた陰毛──それは、男に剃毛されていたからだったのです。

もちろん、7月に剃っても妻を三ヶ月ぶりに抱いた秋には、普通は元に戻っているでしょう。ということは、妻はその後も男から剃毛されていたことになります。

私がケジラミの治療のせいでソープにも行かず、妻も抱かないでいた約2ヵ月半の禁欲生活の間、妻のその部分は何度も赤ちゃんのようなツルツルの状態にされていたのです。

いつの間にか、外は薄暗くなっていました。あと1時間もすれば妻は帰ってくるでしょう。

2人の子供はクラブの新年会で、夕食まで済ますと行って出て行きましたから、今晩は夫婦2人だけで夕食を取ることになっています。

「ビデオ」というフォルダの中では一番古い「20040715」の映像を見た私は、それが妻と男が初めて関係した日の出来事ではないということがわかりました。

この時点で妻はすでに男から毛ジラミをうつされています。ビデオの中で確かに妻は男に向かってそういっていました。つまり、去年の7月15日以前から妻と男は関係を持っているということになります。

さらに妻が男から毛ジラミをうつされたということは、男には妻以外にも女がいるか、風俗で遊んでいるという可能性が大きくなります。

ビデオを見ている間はあまりの衝撃に、男に対する感情は麻痺したようになっていたのですが、そんないい加減な男が妻を弄んでいたということへの怒りが急に湧いてきました。

本気の不倫ならば良いという訳ではないのですが、私が唯一無二の女性と感じてきた妻が、性的な嬲りものとなっているということは、許し難いことでした。

妻も妻です。こんな脂ぎった、セックスしか頭にないといった感じの男となぜ関係をもったのでしょうか。

私の中の清楚で優しく、美しく上品な妻のイメージが音を立てて崩れていくようでした。

私は改めてビデオのフォルダの中の映像ファイルをチェックしました。映像ファイルはぜんぶで11個ありました。やはり一番古いものは今見た昨年の7月15日のもの、一番新しいものは同じく12月24日のものでした。

これがそれぞれ男の誕生日とクリスマスイブの日付であるということが、妻と男の親密さを表わしているようで私をうちのめしました。

先程のビデオで、妻は前後に張り型を呑み込まされて激しくイキながら、恋人同士のような熱い接吻を男と交わしていました。それが私を深い絶望の淵へと叩き落とすのです。

ファイル名から判断して、妻と男はだいたい月2回のペースで会っているようでした。昨年のカレンダーでチェックすると、曜日はまちまちですがどちらかといえば土曜か日曜が多いようです。

そうはいっても7月15日は木曜日、12月24日は金曜日ですから、2人の「記念日」なら平日でも都合をつけて会うのでしょう。

私はふと「20041204」という名のファイルが2つあることに気づきました。

正確にいうと「20041204a」と「20041204b」というものがあるのです。

どちらも容量は2ギガバイトを超えています。

(そういえば、2人で温泉旅行へ行ったと言っていた……)

12月4日と5日、つまり土曜から日曜にかけて妻と男は2人で温泉に出掛けていたのです。

妻は私には、短大時代の女友達数人で久しぶりに旅行に行くと説明していました。私は他愛もなくそれを信じ、妻が土産として買ってきた温泉饅頭を子供達と一緒に食べたのです。

なんという間抜けな夫でしょうか。土産物屋で男と2人、仲良く手を組んでいる光景が目に浮かびます。妻と男は土産を買いながら、
寝取られた哀れな亭主のことを笑っていたのでしょうか。妻と男に対する怒りが一層強く込み上げてきました。

私は思わずその「20041204」という名のビデオファイルをクリックしようとするのを必死で抑えました。妻はクリスマスイブのビデオの中で、旅行では一晩中責められ、8回イったと告白していました。

妻と男の情事の極限が記録されていると思われるそのビデオを今観てしまうと、私はこれから帰ってくる妻を殺してしまうかもしれません。こんな淫乱女のために人生を棒に振り、愛する子供までが世間から後ろ指を指されるようになるなど割りが合わない、と私の理性が囁いています。
  1. 2014/05/30(金) 00:49:55|
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変身 第16回

しかし、その淫乱女は私が誰よりも愛した妻なのです。いえ、正直に言うとビデオの中のすっかり変貌した妻を見せつけられても、その思いは変わらないのです。

すっかり思考停止の状態に陥った私は、無意識のうちに「写真」のフォルダをクリックしていました。マウスは自然に「20041204」というサブフォルダに移動します。サブフォルダの中には200枚以上の画像ファイルがあります。

画像ファイルは整理しやすいよう、撮影順に自動的に番号が振られているようです。私は一番若い番号の画像をクリックしました。

液晶画面一杯に妻の姿が現れました。それは、私が恐れていたような、あるいは心のどこかで期待していたような裸や下着姿ではなく、私がこの冬のシーズン初めに買ってあげた、お気に入りのグリーンのコートを着て、車の前でにこやかに微笑む妻の立ち姿でした。

これから2人で温泉へとドライブを楽しむところなのでしょうか。
幸せそうな表情で写っている姿は、先ほど見た男の上で素っ裸で恍惚の表情を浮かべている妻の姿態よりも、ある意味ショックでした。

写真の撮られた場所は私にも見覚えのある駅前の公園です。男は大胆にも私の家の近くまで妻を迎えにきたのです。

次の画像をクリックします。アップになった妻の顔が画面一杯に広がります。やはり妻は少し恥ずかしげな顔をカメラに向け、にっこりと微笑んでいます。

(どうして他の男にそんな顔を見せるんだ)

次の画像をクリックします。車のボンネットに片手をつき、モデルのようにポーズを取る妻。男のものと思われるその車は、メルセデスベンツのAクラスでした。小さ目のその車体さえ妻と男の親密さを示しているようで、私の心は激しい嫉妬に焼かれます。

次の画像をクリックした私は、一瞬目を疑いました。

妻は今度はボンネットに片手をついたまま、カメラに向けたお尻を思い切り突き出していました。なんと妻は空いた手でコートとスカートを持ち上げ、黒いシースルーのパンティを丸出しにしています。

何と妻と男は、我が家の近くの公園で野外露出まで楽しんでいたのです。

私はぶるぶる震える手で次の画像をクリックします。今度はカメラが妻にぐっと寄り、画面一杯に薄いパンティに包まれた妻のお尻が映し出されます。

私は最悪の予感を覚えながら次の画像をクリックしました。そこに現れた画像はやはり妻の裸の尻でした。突き出された大きな尻に完全に打ちのめされた私は、急いで画像を閉じました。

急に、妻を失うかもしれないという恐怖と悲しみが私を襲いました。
それは先程感じた妻に対する怒りよりもはるかに激しい感情でした。
いや、私は既に妻を失っているのかもしれないのです。

殺しても妻を失う。殺さなくても妻を失う。私はどうしたら良いのか分からなくなりました。

(とにかく、少し落ち着かなくては……)

考え事をしている間にだいぶ時間が経ってしまいました。妻が帰って来るまであと1時間もありません。小説やドラマでは登場人物はこんな時大抵煙草を吸います。しかし、私は気管が弱く煙草を吸わないので、珈琲をいれることにしました。

妻にどうやって対処するかを、あと1時間弱で決めなければなりません。日常的な動作をすれば人は落ち着くものなのでしょうか。珈琲豆を挽き、珈琲メーカーにいれ、スイッチを入れる。落ち着いたのは良いのですが、ショックが大きかったためか、私の思考は完全にストップしています。

珈琲がポットの中に溜っていくのをぼんやり見ていると、いきなり玄関のチャイムがなり私は飛び上がるほど驚きました。

「ただいま」

妻が帰って来ました。予定より早い帰宅に何の心の用意も出来ていなかった私はうろたえました。あわてて玄関に行き、内鍵を外します。

「お、お帰り」
「一人にさせてすみません」

妻は例の男との温泉旅行でも着ていたグリーンのコートを脱ぎながら、居間に入って来ます。

「あら、珈琲をいれていたの?」

テーブルの上で珈琲メーカーがポコポコと音を立てているのに気づいた妻が、明るい声で尋ねます。

「私の分もあるかしら?」
「あ、ああ……」
「ありがとう」

妻はそういうといそいそと珈琲カップやソーサー、ミルクなどを用意します。私はふと気になって妻のノートPCの位置を確認しました。いつも置かれている棚の上にあるのを見て胸をなでおろします。

  1. 2014/05/30(金) 00:51:14|
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変身 第17回

私は無意識のうちに珈琲を2人分入れていたことに気づき、自分が腹立たしくなります。私が2人分の珈琲を入れ、妻とお茶の時間を楽しむのは休日の午後の週間になっています。日頃家事をほとんど手伝わない私のアリバイのようなものですが、妻はいつも素直に喜んでくれています。

ショックで思考が停止していたため、何も考えずにいつもの通り2杯分を入れたのでしょう。予定よりも早く妻が帰って来たこともあって、私は完全に出鼻をくじかれた感じでした。

私は仕方なく、妻と2人分のカップに珈琲を注ぎます。妻は白い小さな手提げ包みを出してくると、テーブルの上に置きます。

「ケーキを買って来たの。あなたの好きなチーズケーキ。2人分だから少し張り込んじゃった」

いつもは食欲旺盛な2人の息子の分を外す訳にはいきませんから4人分になります。今日は息子たちの帰りが遅いので内緒で2人で食べましょう、という意味を込めて妻は秘密めいた笑みを浮かべます。

私は妻がケーキを皿に載せる様子をぼんやりと見つめています。妻の屈託のない笑顔、少し甘えるような笑顔、ビデオの中の恥ずかしげな笑顔、幸せそうな笑顔、そして先程の秘密めいた笑顔、笑顔だけでも妻はさまざまな表情をもっているのだ、などということを考えているのです。

「どうしたの、人の顔をじっと見て。何かついているのかしら」

妻は笑いながら「どうぞ」とケーキの載った皿を私の前に置きます。

「……今日は随分早かったんだね」
「小夜子の子供が風邪気味らしくて、だいぶ治って来たんだけれどあまり遅くなると心配だからって早めに切り上げたの」

小夜子さんというのは妻の短大時代の友人です。たしか妻よりも結婚は遅く、まだ下の子は小学校の低学年だったような記憶があります。

といっても私は、妻の交友関係は詳しくありません。小夜子さんは妻とはもっとも親しい友人といってよく、妻は現在の職場のパートの枠が空いた時、小夜子さんを紹介し、たしか今は課は違うものの同じ本部で働いています。

従って小夜子さんは妻の学生時代の友人であり現在のパート仲間、そしていわば世話好きな妻は小夜子さんの子育ての先輩ともいえますから、妻の話題にはしょっちゅう登場します。

小夜子さんは私達が今のマンションに越してくる前と、越してからそれぞれ2度ほど、泊まりに来たこともあります。

私は妻が買って来たチーズケーキを口に運びます。こんなことをしている場合ではない、ビデオや写真のことを妻に問い詰めなければ、と気持ちは焦ります。しかし、目の前でいつものように楽しげに、今日会った友人たちの消息を語る妻を見ていると、これがビデオの中で前後の口を張り型で責められ、よがり泣いていた女とはとても同じ人間に見えず、言葉が出てこないのです。

まるで家族が留守中にAVを観ていたところ、いきなり妻が帰って来たので慌てている、そんなばつの悪ささえ感じてしまうのです。

「どうしたの、さっきからぼんやりして」

妻が小首を傾げます。40歳を過ぎた妻ですが、そんな可愛らしい仕草も不似合いではありません。まして最近の妻の外見の変貌ぶりは著しく、30代前半といっても通るほどです。

明るい栗色の髪はすでに肩まで伸びています。化粧の仕方も変わったようで、少し派手目のメイクが妻のはっきりした顔立ちを引き立てています。

「いや……」

私は意味のない返事をします。すると妻は一瞬視線を棚の方へ向けました。それはまるでPCの位置を確認したかのようでした。

その時私の心に、妻は今日も男と会っていたのではないかという疑念が生まれました。いや、どうして今までそのことに考えが至らなかったのかわかりません。

PCの位置を確認した妻に私の直感はそれに間違いないと囁きます。
しかし、どうにも一歩踏み出す勇気が湧いて来ません。

ここで妻を問い詰めれば間違いなく修羅場になります。ビデオと写真、証拠は押さえていますので、私が負けることはないでしょうが、今爆発すると息子たちが帰って来るころになっても感情はおさまっていないでしょう。すると息子たちも妻の汚い姿を知ることになります。

(もっと……ちゃんと確認しよう……)

私は自分にそう必死で言い聞かせます。すべてのビデオを、すべての写真を、すべてのメールのやり取りを確認した訳ではありません。
ひょっとして妻が男に何かの弱みを握られ、脅されてあのような行為を強いられていたのかもしれないのです。

自分をそうやって無理やりに抑えた私でしたが、心の底ではそうではないということはとうに分かっていました。ドライブに出掛ける前の幸せそうな表情、クリスマスイブのとんでもない衣装に身を包んで男の前で見せた媚態、そして激しくイキながら男と交わした熱い接吻、それらはきっかけはどうあれ、妻自身が男との行為を心から楽しんでいたことを示しています。
  1. 2014/05/30(金) 00:52:08|
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変身 第18回

結局私には勇気がないのです。妻を失いたくない、今の幸せを壊したくないのです。とっくに失っているかもしれない、壊れているのかもしれないということを認めたくないのです。

妻が何か私に話しかけています。そんなことをぼうっと考えていた私は妻の言葉が聞き取れません。

「……それで……申し訳ないのですが」

妻がすまなそうな顔付きで私に謝っています。私と別れたい、男と一緒になりたいと頼んでいるのでしょうか。私の心臓がビクンと跳ね上がりました。

「何だって? 何が申し訳ないんだ」
「あら、聞いていなかったんですか」

妻が大きな目を丸くします。

「あなたは時々上の空になるんだから……××(妻の実家の姓です)の父が急に明日から一時帰宅出来ることになったので、しばらく帰らせていただきたいんです」
「え?」
「母は一人で大丈夫だというのですが、やはり看病でだいぶ疲れているようで……食事やおトイレの世話も大変で……」

妻の父はしばらく前から入退院を繰り返していました。正月には帰宅出来るはずが急に容態が悪化し、年末年始は病院で過ごすことになったのです。

それがここ数日でだいぶ回復し、急に帰れることになったようです。
義父はこれが自分の家で過ごせる最後の正月かもしれない(といってももう1月の8日ですが)と気弱になっているようです。

私も義父には随分世話になっており、妻からそう言われると帰るなとは言えません。また、そう言う事情ならなおさら今日、修羅場を演じる訳には行かなくなって来ます。

ひょっとして妻は私が何か気づいたことを察知し、義父の病気を理由に先手を打って来たのかも知れません。そこまで妻が腐ったとは思いたくないのですが、裏切りの証拠を見せつけられた私はそんなふうにも考えてしまいます。

「いいよ、帰っておいで」
「ありがとうございます」

妻はパッと表情を輝かせます。

「いつまで帰るの?」
「勝手を言って申し訳ないのですが……水曜日まで……」
「わかった」

明日は日曜日、明後日(11日)の月曜日は祝日です。その間ゆっくり今後のことを考える時間は取れます。

私は今後妻に対してどのように対応するにしても、とにかく妻のことは全部知っておきたいと思いました。特に先月の温泉旅行。出発から野外露出プレイまで演じた妻が、旅館でどのような痴態を演じたのか、知らないままではいられないのです。私は明日と明後日で残りのビデオや写真をすべてチェックするつもりでした。

「今日も留守番をさせたのに、また不自由をさせてすみません」

そんな気遣いを今までは妻の優しさからくるものだと思っていたのですが、今は素直には受け取れません。愚かな私を腹の底で笑っているのではないかと思ってしまうのです。

私はいきなり立ち上がり、珈琲を飲み終えた妻の肩に手をかけます。

「どうしたの?」

怪訝そうな表情を向ける妻の唇をいきなりふさぎます。かすかにチーズケーキの甘酸っぱい味がします。

「駄目……」

私は妻を立たせると強く抱きすくめ、ソファの上に押し倒します。

「服が皺になっちゃう……」

オレンジ色のブラウスに手をかけ、荒々しく剥ぎとろうとする私の手を妻は両手で抑えます。

「自分で脱ぐわ」

妻は私の手をやんわりと払いのけてブラウスを脱ぎます。白いレースに縁取られたコーラルピンクのブラジャーが露わになります。いかにも高級そうなブラジャーですがそれほど淫らな感じはありません。

(今日は会っていなかったんだろうか……)

私はブラのホックを外し、妻を上半身裸にします。妻の裸身を明るいところで見るのは久しぶりです。セックスのときも妻は恥ずかしがって、電気をつけさせようとはしません。あの男に対しては何もかも見せているのに。

私は妻の身体に浮気の痕跡を探します。妻の柔肌のどこかにキスマークはないか、男に甘く噛まれた痕はないか……。
  1. 2014/05/30(金) 00:53:05|
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変身 第19回

「そんなに見ないで……恥ずかしい」

妻は両手で小ぶりの乳房を隠します。

(何が恥ずかしいだ……お前は「淫乱人妻」だろうが……)

「スカートを脱げ」

妻は私の乱暴な口調に戸惑ったような表情を見せますが、素直にスカートを脱ぎます。

妻のパンティはブラジャーとお揃いのコーラルピンクで、やはり綺麗なレースの縁取りがあります。私はそれに両手をかけて一気に引き下ろします。

「嫌っ」

いきなり全裸にされた妻は悲鳴のような声を上げてしゃがみこみます。

「まっすぐ立て」
「あなた……今日はどうしたの? 変だわ」
「言うとおりにするんだ」

妻は少し脅えた表情で私を見ると、言われたとおりに立ち上がります。しかし、両手でしっかりと前を隠したままです。

「隠すな。ちゃんと見せろ」
「そんな……」
「いうことが聞けないのか」

妻はしょうがなく手をどけ、両脇に垂らします。私はいつの間にかビデオの中の男のような命令口調になっています。

私は妻の正面像を丹念にチェックすると後ろを向かせます。背中からヒップにかけてのラインは妻の身体の中でもっとも私が好きな箇所です。思わず見惚れてしまいそうになりますが、当初の目的を思い出し、浮気の痕を探します。

しかし結局、それらしい痕はどこにもありませんでした。

妻は不思議そうな顔を私に向けています。私は心の中の動揺を誤魔化すように妻を抱きすくめると、ソファの上に押し倒しました。

「子供たちが帰ってくるわ……」
「今日は遅くなるはずだろう」
「夕食の支度をしなくちゃ……」
「後でいい」

(この女を抱けるのは今日が最後かもしれない……)

私は先ほど、自分が妻を追求しなかった本当の理由がやっとわかりました。私が心から愛した女、妻ともう一度セックスがしたかったのです。修羅場を演じていたら妻を二度と抱くことは出来なかったでしょう。

「ああ……」

うなじから胸元、そして乳首に接吻を注ぐと、妻は早くも切なげな声を上げ始めます。妻の秘部に手をやると、早くもそこはぐっしょりと潤っていました。

(どうしてこんなに濡れるのが早いんだ)
(今日も男に抱かれていたからじゃないのか)

妻の愛液で濡れた指先で、硬く尖ったクリトリスをゆっくりと愛撫します。妻の喘ぎ声はますます大きさを増していきます。

「ああ……いいわ……」

(そんな顔を男にも見せていたのか)
(今も男に可愛がられていることを想像して感じているんじゃないのか)

妻と男に対する腹立たしさが私の愛撫を荒々しくさせます。しかし妻はそんな私の乱暴さにもかかわらず、いつもよりも興奮するのが早く、振幅も大きいようなのです。

(男に仕込まれたからか)

そんな言葉が頭の中に浮かびますが、艶っぽさを帯びた妻の動きに、私もすっかり煽られていきます。

私は妻をソファに横たえると、両手を両腿にあてて思い切り開かせます。まるで男に剃毛されたときのようなポーズです。

「こんな格好……」

妻は悲鳴のような声を上げて足を閉じようとします。私はそうはさせじとばかりに、いきなり妻の秘苑に口を押し付けました。むっとするような妻の香り、甘ささえ感じさせる妻の果汁。急に泣きたくなるような悲しみが込み上げてきました。

少なくとも今この時は、私の中に妻に対する怒りはありませんでした。妻のその部分をこの目に焼き付けておきたい、この舌で味わっておきたい。狂おしくなるような思いが私を駆り立てました。

「ああっ、あなたっ」

クリトリスを強く吸い上げられた妻が私の名を呼びます。まるで私をまだ愛しているかのように。
  1. 2014/05/30(金) 00:54:00|
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変身 第20回

私は妻を後ろ向きにさせ、ソファに頭を埋めるような姿勢を取らせました。後背位から妻を犯そうと思ったのです。

突き出された妻のお尻が圧倒的な迫力を感じさせます。妻は結合が深くなるためか「痛い」といって後背位を好みません。妻のお尻が好きな私はたまにはバックで攻めてみたいのですが、いつも逃げられてきました。

しかし今日の妻はなにか覚悟を決めたように素直にお尻を突き出し、私が侵入するのを待っています。

妻の女陰だけでなく、双臀の狭間に秘められた肛門までが堂々とさらけ出されています。私はまたビデオの一場面を思い出し、怒りが込み上げてきました。

残酷な気持ちに駆られた私は指先で妻の愛液をすくい取ると、あらわになった肛門をくすぐるようにします。

「いや……」

思いがけない箇所を攻められた妻は、私の指先を避けるようにヒップを揺さぶります。これまでも私は妻とのセックスで悪戯心を起こして妻の肛門を攻めたことはありますが、常に拒絶されてきました。

(男の前ではおかしな玩具までくわえ込んだだろう)

妻はしばらくの間消極的な拒否を示していましたが、やがて諦めたように尻の動きを止めます。私はゆっくりと指先を妻の肛門に沈めていきます。

「あーん」

妻は甘えるような声を上げると私の指先をきゅーんと締め上げ、ゆるやかに尻をくねらせました。そんな淫らがましい妻の姿が腹立たしく、私は上半身で妻の身体を押さえ付けるようにすると、片手で肛門を攻めながら空いた方の手で乳房を揺さぶります。

「あっ、ああんっ……」

妻はいよいよ情感が迫ってきたのか、甘いすすり泣きの声を上げ始めます。あの7月15日のビデオ以来、妻は男によってずっと肛門の性感を開発されてきたのでしょうか。私にはずっと隠してきた淫らなものをすっかり引き出されたように、妻は悶え泣いているのです。

「お尻の穴が感じるのか」

妻は黙って首を振ります。それを見た私が指を一気に第二間接まで突っ込むと、妻は「ああっ」と悲鳴のような声を上げます。

「正直に言わないとここを犯すぞ」
「いや……」
「なら、ちゃんと答えるんだ」
「……感じます」

妻は蚊の鳴くような声で答えます。

「もっと大きな声で、紀美子のお尻の穴が感じますと言ってみろ」
「ああ……ひどい」
「いわないと犯すぞ」
「あ……いいますわ……だからそれは許して」

ついに屈服した妻は「紀美子のお尻の穴が感じます」とはっきりした声で私に告げます。

紀美子はそんな言葉に自分の情感がかきたてられたのか、「ああ、熱い、熱いわ」とほんのりピンクに染まった裸身をくねらせます。

私は男と同じように妻に「ケツの穴」という言葉を吐かせたかったのですが、それは思いとどまります。そうすると私が既にビデオを観たということが妻に分かってしまうかも知れませんし、そこまで妻を貶めたくないという気持ちもあったのかも知れません。

私はすっかり硬直したものを妻の中に挿入しました。深々と貫かれた妻は「ああっ」と声を上げて背中を弓なりにそらします。まるで妻ではない別の女を犯しているような錯覚に陥った私は、乱暴にピストン運動を始めます。

「あっ、ああっ」

妻のその部分は私をなだめるように優しく包み込み、私に反撃するようにリズミカルに締め付け、また私に甘えるように絡み付いてきます。

「いい、いいっ」
「気持ちいいのか」
「気持ちいいっ」
「どこが気持ちいいんだっ」
「ああっ、オマンコっ、オマンコが気持ちいいっ」

いつもなら妻がこんな反応を示すようになると、征服感に満たされ有頂天になるところです。しかし今日の私は暗い怒りと深い悲しみで一杯でした。

これでこの女を抱くことはできなくなるのか。プロの女でも感じることができなかったこの奥深い感触を味わうことはできなくなるのか。
  1. 2014/05/30(金) 00:55:26|
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変身 第21回

「ああっ、あっ、イキそうっ。イっちゃいそうっ」

妻が切羽詰まった声を上げ始めます。キューンと締め付けてくる妻に思わず引き込まれそうになった私はいったん抜こうとします。

「いやっ、抜かないでっ」

妻はそうはさせじとばかり私の下腹部にヒップを押し付けてきます。

「しかし……」
「いいのっ、今日はいいのっ。一緒に、一緒に、紀美子の中にきてっ」

哀願するような妻に応えて、私は改めて妻に深々と押し入ります。
ついに快感の堰を突き破られた妻は全身を硬直させます。

「ああっ、早くっ」

妻の声に引き込まれるように私も絶頂に達します。身体そのものが妻の中に引き込まれるような圧倒的な快感。妻が「イクっ」と声を張り上げるのに合わせて、私も「ああっ」と情けない声を上げていました。


その後、私と妻は激しいセックスの後、一緒に風呂に入りました。
恥ずかしがり屋の妻は明るい場所でのセックスだけでなく、私と風呂に入ることも嫌がります。ごくたまに妻と2人で温泉に行った時、家族風呂に入る程度です。

妻は私の身体を丹念にスポンジで洗いました。背中を洗っている時にふざけたように乳房を押し付けて来たのが、一瞬ソープでの女の子の行為を思い出させました。妻が恥ずかしそうな笑みを浮かべながらペニスを手を使って洗っていた時、私の中で再び怒りと興奮の交じった感情が湧き上がって来ました。

これも男に仕込まれた行為なのか。男と2人での温泉旅行で、同じように2人で風呂に入り男のペニスを洗っていたのか。いや、それは2人の情事の際の習慣になっていたのではないのか。

私は回復したモノを妻にしゃぶるように命じました。妻はある程度予想していたのか抗いもせず、私のモノをアイスキャンディのように嘗め始めました。

妻にフェラチオされるのは初めてではありませんが、いつもなら少ししゃぶっただけで「もう、おしまい」と恥ずかしそうに口を離すのが常でした。しかしその時の妻は私のモノをさも愛しそうに、延々としゃぶり続けるのでした。

先程放出したばかりの私のそれは、たちまち回復していきます。

鈴口を舌先でくすぐるように嘗めたり、玉袋をくわえ込んで舌の上で転がしたりしていたかと思うと、いきなり喉に届くほどに深く呑み込み、まるで口が性器になったように激しく上下させます。

風俗の女顔負けのテクニックに私は耐えられなくなり「出すぞっ」と妻に告げました。

妻は口を離すかと思ったのですが、うん、うんと頷くようにすると口の動きを速めます。私は2回目とは思えないほどの量を妻の喉奥に注ぎ込んでいました。

その後、2人で夕食を取りました。妻は料理が得意で、その日は子供が外食するということでしたので、食卓の上には私の好物ばかりが並びました。

妻とのセックスも最後だが、妻の手料理を味わえるのも恐らく今日が最後だろうと思うと、私は暗澹たる気持ちになりました。

妻はそんな私の気持ちに気づかぬ風で、今日久しぶりに会った友人たちの近況を明るく話します。

間もなく子供達が帰って来ました。私は内心の動揺を必死で隠し、子供たちの前では出来る限り普通に振るまいます。

夜、私達は同時にベッドに入りました。妻は流石に疲れたのか、すぐに「お休みなさい」といって目を閉じます。

私の中に妻を滅茶滅茶にしてやりたいという暴力的な衝動が生まれて来ました。私はベッドを出ると、パジャマを脱ぎ捨てて妻のベッドには入り込みます。妻は「えっ」というような驚いた表情をしましたが、私に抱きすくめられると無言で抱き返して来ました。

温泉旅行で8回イったという妻。私は妻を一晩中嬲り抜いた男に挑戦するような気持ちで責め上げました。しかし舌や指先を使って2回イカせたところで私は我慢できなくなり、妻の中に押し入りました。妻が3回目の絶頂を私と同時に迎えた後、私は妻を抱いたまま力尽きたのです。

翌日の朝、妻が実家へ帰った後、私は自分の部屋のPCの前で腑抜けのように座り込んでいました。

一日で3回も射精したのはいつ以来でしょうか。ソープでもほとんど経験できなかったことです。私は妻を責め抜こうとして、逆に妻に精気を吸い取られたような思いでした。

2人の息子はそれぞれクラブと、友達と映画に行くと言って外出しています。中学生や高校生の男の子にとって母親の一時的な不在は寂しいというよりも開放的な気分になるのでしょう。

  1. 2014/05/30(金) 00:58:31|
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変身 第22回

しかしこれがずっといなくなるとどうでしょうか。妻が男と暮らすために家を出たとすると、2人の息子はおそらく家族を裏切った妻を許すことはないでしょう。妻と子供たちの絆は永遠に断たれてしまうかも知れません。子供たちが負うであろう心の傷を思うといたたまれない気持になります。

私も妻の裏切りを到底許すことはできませんが、子供たちのために何か出来ることはないか、という気持も湧いて来ました。

私はようやくマウスに手を伸ばし、バックアップしてあったメールソフトを立ち上げます。最初は例の温泉旅行のビデオファイルをチェックしようと思っていたのですが、気力が出ないのです。
それに昨日、妻が本当に男と会っていなかったのかということも気になります。さらに今日、実家に帰ると言って出て行ったことも信用できません。たとえ本当に実家に帰るのだとしても今日と明日は休日ですから、途中どこかで男と落ち合うことは簡単にできます。
いや、先月のように一泊してくるかも知れません。

もしそうなら、男と連絡した痕跡がメールソフトに残っているでしょう。「健一(この時点では私は男の名前をどんな漢字で書くのか認識していませんでした)」という男の素性を探る手掛かりもあるはずです。
妻と男は本気なのか遊びなのか、男は独身なのか、それとも妻子もちでいわゆるW不倫なのか、それによって対処の仕方も違うと思いました。

ソフトはライセンスがPCに紐づけられていないようで、すんなり起動画面が立ち上がりました。

しかしその途端ダイヤログボックスが開き、IDとパスワードを要求して来ました。

(……)

二重にロックがかかっているのです。随分念入りだと感じました。

妻はPCに関してはごくごく初歩的な知識しかもっていません。専用のPCを買い与えた当初、オフィスやIE、メールソフトの使い方はすべて私が教えました。

PCやメールソフト起動時のパスワード設定を、妻が自力で行ったのでしょうか。

画像やビデオのファイルについても変と言えば変です。ファイルはもともと男がもっていたと思われますが、どうやって妻のPCに移動させたのでしょうか。

デジカメのファイルだけでも一日分が200メガバイトはあります。
ビデオは大きなファイルが2ギガバイトです。ネット経由でやりとりするのは困難です(今なら光ファイバなどの高速ブロードバンドを使えば可能ですが、2004年の夏から冬にかけてはブロードバンドの普及期で、高画質・長時間のビデオファイルのやり取りはまだ一般的ではありませんでした)。

おそらくビデオも写真も、男のPCと妻のPCを直接接続させて移したのでしょう。妻のPCの設定も男が行ったに違いありません。
私が買い与えたPCに刻印を残すように自分の名前をパスワードとして設定する男、それを笑顔で見ている妻の姿が目に浮かびました。

私は起動時と同じく、IDに「kimiko」、パスワードに「0715」と入力しました。当然解除されると思っていたロックはそのままです。

(あれ?)

私はふと思いつき、パスワードに男の名を入力して見ました。やはり解除されません。妻の名、男の名、妻の誕生日、そして男の誕生日を使ったあらゆる組み合わせを試して見ましたがやはり解除されません。

念のために私や子供たちの名前や誕生日を入力してみましたが、同じことでした。

疲れた私は、メールソフトのロックを解除するのをとりあえず諦めました。やはり覚悟を決めてビデオをチェックする必要があります。
それも最も長く、最も過激と思われる温泉旅行のビデオを。その中に男の素性を示す手掛かりがあるのかもしれないのです。

私はふと思い立ってリビングルームへ行くと、棚をチェックしました。やはり妻のノートPCはなくなっています。義父の介護をするために実家に帰るのにどうしてPCが必要なのでしょう。男と連絡を取るためとしか思えません。

携帯での連絡は便利ですし、着発信履歴を消してしまえば通話の痕跡は残らないように思えますが、電話会社から送付される通信料が明らかに増えますし、発信記録を取り寄せればある程度のことはわかってしまいます。

携帯メールもパケット通信料が増えることに加え、入力を容易にするために変換辞書に過剰なまでの学習機能がありますから(たとえば「あ」と入力すれば「愛してる」、「け」と入力すれば「健一」と変換されるなど)、男との浮気の連絡に使うのは危険です。

私は気持を落ち着けるためにインスタント珈琲をいれ、部屋に戻ります。一口飲んでから深呼吸をして「20041204a」というビデオファイルをクリックします。

メディアプレイヤーが起動し、画面に妻の姿が現れました。場所は昨日見たデジカメの画像と同じ公園の脇のベンツの前です。この冬私が買ってあげたグリーンのコートを着た妻はビデオカメラの方を見て、困ったような微笑みを浮かべいます。
  1. 2014/05/30(金) 00:59:45|
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変身 第23回

その時は、具体的にどうすると決めていた訳ではありません。しかし今まで見たビデオや写真から、妻とはもう今までのような夫婦ではやっていけないと感じていました。

だからといって妻と離婚するのか。夫婦としてやっていけないのなら理屈ではそういうことになるのでしょうが、妻に裏切られたいわば被害者である自分が、家庭崩壊という不条理にみまわれなければならないというのが納得出来ないのです。

妻の相手である男の家庭も崩壊させてやる。そして出来ることなら妻を一生、座敷牢のような場所に閉じ込めて苦しめたい。淫乱女と化した妻が牢の中から、男を求めて悶えるのを見ながら笑ってやりたい。そんな思いまでが頭の中に生まれます。

ビデオの画面が変わり、場面はいきなり室内になります。2人は旅館に到着、もう部屋の中に入ったようです。

私はそこでいったんビデオを止め、「写真」のフォルダの「20041204」のサブフォルダを開きます。昨日確認した数枚のファイルを除いた一番古いファイルを選び、そのままダブルクリックしようとしましたが思い直し、マウスを右クリックします。デジカメなどで撮った写真をファイル名順にスライドショーで見せるソフトをインストールしていたことを思い出したのです。

メニューの中から「アプリケーションで開く」を選び、そのソフトを選択します。ウィンドウズのデスクトップは消え、画面一杯にスライドショーが開始されました。

幸い、公園前での野外露出の写真はあれで終わりのようでした。妻は見晴らしのよい展望台のような場所に立っています。晴れた冬の朝の空は空気が澄んでいるせいか、妻の後ろに富士山がくっきりと見えます。

美しい風景を背景にした妻の写真が何枚か続きます。たまに子供達と一緒に、あるいは妻と2人で旅行に行く時、私が妻の写真を撮ろうとすると妻は恥ずかしがって撮らせようとしませんでした。しかし、はっきりした顔立ちを引き立てるようなメイク、良く手入れされた明るい栗色の肩までの髪でイメージが一変した妻。性能の良いデジタルカメラで撮られたその姿は幸せそうで、自信に満ちてさえ見えます。

次の写真は男と妻が寄り添って、腕を組んでいる写真でした。近くにいる誰かに撮影を頼んだのでしょう。シャッターを押した人は男と妻が本当の夫婦であることを疑いもしなかったに違いません。それほど2人の間には自然な親密さが感じられました。

私は耐え難いほどの孤独感に襲われました。もはや妻は私のものではない。私の手から離れて、まさに見も心も男の妻「春日紀美子」になっていたのです。

私はスライドショーを停止させ、ビデオを再開させました。旅館の部屋は派手さはないものの、高級感のある和室です。妻がまるでレポーターのように部屋を案内するのをビデオカメラが追いかけます。

特筆すべきは、部屋に備え付けられている露天風呂でした。おそらくこの旅館の売りものだと思われます。コートもジャケットも脱いだ、パールホワイトのシャツブラウスと黒いミニスカート姿の妻が露天風呂の前で恥ずかしげに佇みながら、カメラに向かって語りかけます。

「……旅館自慢の露天風呂です。あなた、後で紀美子と夫婦水入らずでゆっくり入りましょう」

妻はそう言うとにっこりと微笑みます。完全に夫婦気取り、いや、夫婦そのものです。春日という男がやに下がっているのが目に浮かぶようです。

ビデオの場面は切り替わり、妻は畳の上に正座しています。妻はカメラに向かって深々とお辞儀をしました。

「あなた……こんな素敵な旅館に連れてきていただいて、ありがとうございます。紀美子、感激いたしましたわ」
「そうか」

男は妻の言葉に満足そうに笑います。」

「俺と紀美子の新婚旅行だと思うんだ、わかったな」
「わかりました」

妻は素直に頷くと、再びお辞儀をしました。

「ふつつかな女ですが……末永く可愛がってください。よろしくお願いいたします」
「よし、紀美子が満足するまで可愛がってやるぞ。立って服を脱げ」
「えっ、もう……ですか。まだ明るいですわ」
「何を勘違いしている。さすがにチンポ大好きの淫乱人妻は考えることが違うな。もう俺にハメてもらいたくなったのか」
「……違います」

妻は恥ずかしそうに頬を赤らめます。

「今日はもう一つ、俺にお願いしなければいけないことがあっただろう。素っ裸になってからやるんだ」
「ハイ……」

妻は立ち上がると、シャツブラウスのボタンをゆっくりと外し始めました。パンティとお揃いの黒いブラジャーが姿を現します。生地はシースルーであるため、妻の大き目の乳首がくっきりと浮かび上がっています。

  1. 2014/05/30(金) 01:00:48|
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変身 第24回

妻はまるで楽しんでいるように、時々カメラをちらちら見て微笑みながら服を脱いでいきます。シャツブラウスを脱ぎ、ブラジャーを取ると妻の小ぶりの乳房が露わになります。

「相変わらず紀美子のオッパイは可愛いな」
「……意地悪」

妻は拗ねたような声を出すと、男のほうを軽く睨みます。

「紀美子のオッパイは貧弱だが、尻は凄く大きい。大きくてセクシーだ。俺は尻の大きい女のほうが好きだ」

上半身裸になった妻は男の言葉には答えませんでしたが、くるりと後ろを向き、黒いミニスカートに包まれたお尻をカメラに向かって突き出すようにすると、スカートに手をかけ、お尻をくねくねと揺らしながらゆっくりと下ろし始めます。

妻はお尻が大きいのがコンプレックスでしたが、今はむしろそれを誇張するように男に見せ付けています。男からお尻の大きさを誉められているからでしょうか。

シースルーのパンティに包まれた妻のヒップがすっかり姿を現します。妻は床に落としたスカートから足を抜くと、今度はパンティに手をかけます。

妻は焦らすようにパンティを脱いでいきます。剥き卵のような白い妻のお尻が徐々に現れてきます。呆然と画面を見つめていた私は、いつしか股間が勃起していることに気づきました。

(こんな……)

妻が他の男の前で痴態を晒すのを見て興奮するなんて──私は自分が情けなくなりました。妻がまるで私に向かって挑発しているような錯覚に陥ったのです。

すっかり裸になった妻は、ビデオカメラに向かってゆらゆらとお尻を振っています。私は昨日、妻の中に三度も放出したのにもかかわらず、今すぐビデオの中の妻のお尻を鷲づかみにして、思う存分犯したくなるのでした。

「一度前を向いてみろ」

妻は素直に男に従い、くるりと前を向きます。腕を両脇に垂らしているため、妻の秘部は薄い繊毛から透けて、割れ目がくっきりと見えています。

「だいぶ伸びてきたな」
「ハイ……」
「今日、風呂の中で剃ってやろう」
「……お願いします」

妻は恥ずかしそうに俯きます。

11個の映像ファイルのうち最初のものである7月15日のビデオで既に、妻は男から「ケジラミの治療」と称して陰毛を剃られ、前後の穴を張り型で責められて絶頂に達するというとんでもない痴態を晒していました。それなのに未だに男の前ではしばしば恥らうような態度を見せます。私は妻のその態度が男を挑発しているようにも思えるのでした。

「そんなお願いの仕方じゃ駄目だ。何度いったら分かるんだ」

男がやや語気を強めてそう言うと妻はびくっとして顔を上げ、「ごめんなさい……」と詫びます。

「あなた……いつもお世話をかけてすみません。紀美子のむさくるしいマン毛をお風呂の中で綺麗に剃ってね。紀美子、今夜は赤ちゃんのような姿で、生まれ変わったような気持ちであなたに抱かれたいの」

そこまで言うと妻は再び羞恥に頬を染め、顔をそらします。

「まだいうことがあっただろう」
「ああ……」

妻の溜息の熱さがディスプレイ越しに伝わってくるようです。

「前の毛だけじゃなくて……お、お尻の穴の周りの毛も……忘れずに剃ってね。お願い」
「よく言えたな、紀美子」

男は妻に近づくとぐいと抱きしめ、熱い接吻を注ぎ込みます。男はまるで恋人同士のように妻と口吻を交わしながら、片手で妻の秘部をまさぐります。

「もうこんなにびしょ濡れになっているぞ」
「嫌……」
「恥ずかしい言葉をいわされて興奮したのか。本当に紀美子は淫乱な人妻だな。いや、淫乱なだけではなくてマゾの気もあるぞ」
「ひどい……マゾだなんて」
「股を開いて濡れているところを見せろ。証拠写真を撮っておくんだ」

男はデジカメを取り出すと、レンズを妻の股間に近づけます。

「もっと股を開け」

男は妻の秘部に向かってパシャ、パシャとシャッターを切ります。
妻は羞恥の極といった風情で歯を喰いしばって耐えています。
  1. 2014/05/30(金) 01:02:08|
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変身 第25回

「指でマンコを開いてみろ」

妻は男に言われたとおり、ストリッパーが特出しをするように指で陰裂を開きます。襞の中まで晒した妻を男は何枚も写真に撮ります。

ようやく撮影が終わりました。男は、興奮のあまりハア、ハア、と荒い息をついている妻の顎を持ち上げます。

「こんな写真を撮られたら、これからはいくら上品な奥様面をしてもムダだな、紀美子」
「ハイ……」
「濡れマンコの写真を撮られて興奮したか?」
「はい、淫乱人妻の紀美子は、濡れマンコの写真を撮られて興奮しました」
「チンポ大好きが抜けているぞ」

男は妻の尻をピシャリと叩きます。男の片手は妻の秘部を弄んでいます。

「……チンポ大好きな淫乱人妻、春日紀美子は、濡れマンコの写真を撮られて興奮しました……ああっ」

そこまで言った妻は軽くイったのか、電流に触れたようにブルブルと身体を震わせました。そこをすかさず男が唇を求めると、妻は男にしがみつくようにして口吻を交わします。

「今度はケツの穴の写真を撮ってやる。後ろを向け」

男は再び妻のお尻をピシャリと叩きます。妻は子供のように素直に後ろを向きます。

「足を大きく開け」
ピシャリ!
「上体を傾けろ」
ピシャリ!
「両手で尻の肉を思い切り開け」
ピシャリ!

男は命令を下すたびに妻のお尻をスパンキングします。液晶画面に妻の尻が大写しになります。男に言われたとおり両手で思い切り尻たぶを開いているため、妻の菫色の肛門が丸見えです。

「そのままじっとしているんだ」

男はデジタルカメラを妻の尻に向け、何度もシャッターを切ります。
シャッター音のたびに妻の肛門はフルフルと息づいているようです。

男はようやくデジカメをおきましたが、妻は姿勢を変えることを許されず、肛門を晒したままです。

「そのままお願いすることがあっただろう」

男にまた尻を平手打ちされ、妻は「ハイ」と頷きます。

「……あなた、今晩はあなたとの新婚初夜ですから、紀美子の処女を捧げますわ」

私は紀美子の衝撃を受けました。処女を捧げる? 一体どういうことでしょう。

「でも……前の処女は紀美子はもう失ってしまいましたから、後ろの処女を捧げます。あなた、どうか紀美子のお尻のバージンを奪ってください」

(紀美子……)

私は信じられない妻の言葉に呆然と液晶画面を見つめていました。

昨日私に抱かれたとき、妻はお尻の穴を責められて明らかに快感を訴えていましたが、私がお尻の穴を犯すと言ったときにははっきりと拒絶しました。

しかし、妻は男に対して肛門の処女をこの旅行の間で捧げると誓っていたのです。前の穴は夫と共有するのは仕方がないが、お尻は男が独占するというのです。

私は妻の裏切りを知ってから、妻が男を愛しているのは間違いないと思っていましたが、ひょっとして私への愛の間で揺れているのではと淡い期待を持っていました。15年以上の夫婦の絆はそれほど簡単には崩れないと信じたかったのです。

しかしこれではっきりしました。妻は私よりも男を選んだのです。
私の心の中に悲しい諦めとともに、妻に対する復讐心が明確な形をとって生まれてきました。

「ケツの穴を俺に犯されたいのか」

またピシャリと尻を叩かれた妻は「ハイッ」と大きな声で答えます。

「マンコを犯されるだけじゃ物足りないというのか。ほんとに紀美子は淫乱だな」
「あなたがそういえと……」

再び男のスパンキングが妻の尻に飛びます。

「あっ、ハイ、マンコを犯されるだけじゃ物足りませんわ。ケ……ケツの穴も犯してくださいっ」

妻の叫ぶような声がスピーカーから響きました。
  1. 2014/05/30(金) 01:03:11|
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変身 第26回

「紀美子がそんなに頼むのなら、後でたっぷり犯してやろう。しかし、その前に腹ごなしの散歩だ。服を着ろ」

妻はうなずいて、パンティを穿こうとします。

「馬鹿野郎。俺は服を着ろといったんだ。下着を着けろとはいってない」
「えっ……でも……」
「淫乱人妻……いや、今日と明日は俺の妻なのだから、人妻はおかしいな。淫乱妻の紀美子は散歩をするときに下着なんか要らないだろう」
「はい……淫乱妻の紀美子は、散歩のときは下着は要りません。ノーパン、ノーブラがふさわしいですわ」

妻が素肌の上から黒いミニスカートとパールホワイトのシャツブラウスを着たところでビデオの場面が変わり、妻がタオルで前を隠しながら、個室についている露天風呂に入っているシーンになります。

散歩のときはビデオは持ち出さず、デジカメだけを持って出かけたのでしょう。私は妻が散歩のときにどんなことをさせられたのが気になり、いったんビデオを止めます。例の「20041204」というサブフォルダをクリックし、すでにチェックしたファイルは飛ばしてスライドショーを開始させます。

スライドショーの時間はいったん、宿までの旅程に戻ります。展望台の上で2人仲良く腕を組んでいた後は、昼食に立ち寄った蕎麦屋での妻の様子が撮られています。

妻は写真が苦手でしたが、特に食べているところを撮られるのを嫌いました。しかし妻はここでは、男の前で美味しそうに蕎麦をすすっているところまで撮らせています。その姿になぜか私は、セックスしている姿よりも生々しいものを感じました。

昼食を終えた妻が蕎麦屋の前でポーズを取っている写真もあります。
古い民家風のそれなりに凝った建物ですが、特に記念写真を撮るような場所ではありません。蕎麦屋に出入する客たちが怪訝そうな表情で妻のほうを見ているのが分かります。私は嫌な予感を覚えました。

やはり思ったとおり、次の画像は妻がシャツブラウスの前を開き、黒いブラジャーを押し下げて乳房を露出させているものでした。さすがに周囲の人に気づかれるのを恐れているようで、妻は不安げな表情を見せています。

蕎麦屋での写真は終わり、次は旅館の前で妻が佇んでいる写真です。
旅館は歴史のありそうな立派な建物で、部屋の中の様子といい、宿代は相当かかるでしょう。大きな看板には「霽月(せいげつ)館」と書かれています。

「霽月館」という旅館の名は私も聞いたことがあります。土曜の夜などは1年前から予約しないと取れない、伊東でも有名な旅館です。
宿代は2人で10万円近いでしょう。教育費のかかるこども2人を抱えた私にはとても連れて行けない高級旅館です。

次の写真は旅館の中で仲居さんの姿も写っています。妻はチェックインしているところらしく、宿帳に名前を書いているようです。

(どうしてこんなところを写すのだろう……)

宿帳に名前を書いているところを写真に撮るなど、普通はしません。
不審に思っていた私ですが、次の画像が現れるとその理由がわかりました。

妻は、男の名の横に自筆で黒々と「春日紀美子」と記した宿帳をカメラのほうに向けて、にっこりと微笑んでいます。私はもう○○紀美子ではない、もはや身も心も春日健一の妻だということを高らかに宣言しているようです。

耐えがたいほどの屈辱感と敗北感に打ちひしがれている私の目に、衝撃的な画像が飛び込んできました。

それは淫蜜をたたえてキラキラと光っている、妻の性器のクローズアップでした。クリトリスが屹立し、小陰唇が充血して膨らんでいるのがはっきりと分かります。

少しずつ角度を変えたその部分の画像が続いた後、妻が肉穴をまるで財布の口を開くように、指先でオープンしている画像が現れました。妻の肉襞は白っぽい樹液ですっかり濡れており、膣口から溢れそうなほどです。

食虫植物を思わせる妻の性器、貪欲さまで感じさせるそんなものがあの可愛かった妻の身体の一部だということが信じられません。しかもそれは男に視姦されてはしたなく蜜まで流しているのです。

次に現れたのは妻の肛門のクローズアップです。妻は尻たぶを両手で開くようにして肛門を露出させ、豊満な尻をカメラに向かって突き出すようにしています。

細かい襞で縁取られた妻の肛門は形も崩れておらず、まるで菊の花を思わせます。この形ならいまだ男の肉棒による凌辱は受けていないのかもしれません。

しかしその一方、男の視線を受けて恥ずかしげに窄まっているそれは淫らというよりなにか皮肉な滑稽ささえ感じさせます。排泄器官まであからさまに晒した妻の姿がたまらなく卑猥で、哀れでした。

ビデオの中で男に従い、いわれるままに猥褻な言葉を発し、淫らなポーズをとらされる妻の姿を見るのもショックですが、日常的な場面からいきなり臓物まで晒すような卑猥な姿へ転換するスライドショーも私にとっては堪えました。
  1. 2014/05/30(金) 01:04:22|
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変身 第27回

ビデオの中で妻が性器や肛門のクローズアップを撮られているのが分かっていても、実際に高画質なその写真を見ると、妻の変貌が現実のことだということを突きつけられるようなのです。

写真はようやく妻と男が散歩している場面に移ります。散歩というのでてっきり私は2人が旅館の外に行くのかと思っていたのですがそうではなく、妻と男は旅館の広い庭を散策しています。時々浴衣に半纏姿の泊り客が写真の隅に写っています。和風の庭の中でシャツブラウスと黒いミニスカート姿の妻はやや違和感があります。

ノーブラ、ノーパンのせいか妻の表情はいくぶん硬めです。私はてっきり旅館の庭で野外露出を演じるのかと思っていたのですが、そういう写真はなく場面はまた室内に移りました。

次は夕食の場面で、浴衣姿で豪華な食事を前に嬉しそうに微笑む妻の姿が写っています。グラスに注がれたビールを飲み干す妻。

ちなみに妻は極端に酒に弱くビール一口で顔が真っ赤になり、グラスに半分も飲むとてきめんに気分が悪くなります。しかし画面の中の妻はその限界を超えた酒量であるはずのビールを一気に飲んで、飲み干した証拠を見せるようにグラスを逆さまにして微笑んでいます。

ほんのり顔が赤くなった妻が男に肩を抱かれた姿が写っています。
おそらく三脚とタイマーを使用して撮ったのでしょう。男の視線がまるで画面越しに私を挑発するように思えました。

私はふと気づき、スライドショーをいったん閉じるとビデオを再開させました。部屋の中でシャツブラウスと黒いミニスカート姿の妻が立っています。

「気をつけ!」

男の号令で、妻は直立不動の姿勢をとります。

「股、開け!」

今度は妻は両肢をコンパスのように、ミニスカートの生地の限界まで開きます。

「スカートを上げろ!」

妻は素直に両手でスカートを持ち上げます。ノーパンの妻の裸の下半身が露わになります。

「マンコ、突き出せ!」

男の言われるままに身体を反らせ、秘部をこれ見よがしに突き出す妻。男は妻に近寄ると片手で上体を支えるようにしながら、残りの手で妻の秘部をまさぐります。

「どうした、もうベチョベチョじゃないか」
「……」
「なぜこんなに濡らした、答えろ」
「あなたに……いつオッパイやあそこを……」
「淫乱妻があそこなんて気取った言い方をするな!」

男は妻のヒップを思い切り抓ります。

「い、痛いっ。オ、オッパイやオマンコを見せろと命令させるのか
と思うと……身体が……」
「自然に濡れてきてしまうのか」
「ハイ……」

妻はもじもじと身体をくねらせます。

「紀美子は、淫乱でマゾなだけでなく、露出狂だな……」
「ああ……ひどいわ」

妻は男の言葉に興奮をかきたてられたかのようにさらにくねくねと身体を揺らせます。

「あなたが……あなたがこんな風にしたのよ。責任をとって」
「もちろん責任はとるさ」

男は妻の秘部を嬲りながら、そういいます。

「今日と明日だけじゃない。ずっと俺の妻でいろ。淫乱で、マゾで、露出狂に調教してやった紀美子の面倒を一生見てやるぞ」
「嬉しいわ……あなた」

妻は男の言葉に更に興奮が高まってきたのか、喘ぐようにいいます。

「紀美子をずっと健一さんのものにして。もっと、もっと淫乱になるように紀美子を作り変えてっ!」
「マゾで露出狂にもしてやるぞ」
「わ、わかりましたっ。好きなようにしてっ」

そう叫んだ妻は男に唇を求められ熱い接吻を交わします。指による責めで絶頂に達したのか、妻は男から唇を離すと「イクっ」と叫び、身体を震わせました。お気に入りのスカートは妻の花蜜ですっかり濡れてしまったでしょう。そこまで見た私は衝動的にメディアプレイヤーを停止させました。
  1. 2014/05/30(金) 01:08:34|
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変身 第28回

完全に妻を失ってしまった。私が愛した妻はもうどこにでもいない。
今いるのは春日という男に身も心も捧げる一匹の淫らな牝でした。

私はこれまで妻のどこを見ていたのでしょう。人間は15年以上も共に暮らした相手を、こうも残酷に裏切ることができるのでしょうか。

今まで「妻物語」で楽しんできた不倫妻とその夫の物語。それは実話であれフィクションであれ私にとっては「他人事」でした。しかし、それが我が身に降りかかって来たとき、これ程辛いものとは想像もしていませんでした。

私にとって最も辛かったことは信頼する相手に裏切られたことによる衝撃、妻が私が思っていたような人間ではなかったことからくる失望よりも、愛するものを失ったという喪失感と悲しみでした。

そう、あれほどの妻の変貌振りを見せられても、私は妻への愛を捨て切れていないのです。この耐え難い苦しみを断ち切るためには、同時に妻への愛も断ち切らなければならないと思いました。

そのために私は妻の醜い姿を直視し、自分とは縁のない存在だと思わなければならないと考えました。

写真が庭での散歩の場面からすぐに食事の場面に移っているということは、その間はビデオで埋められていると思われます。

その一部、着衣のまま男に秘部を嬲られ絶頂に達する妻の姿はたった今見た訳ですが、食事前に浴衣に着替えているからには、2人で部屋に備え付けられている露天風呂に入ったに違いありません。

そういえば先程、ほんの短い時間ですが妻がタオルを身体にあてて露天風呂に入っている場面がありました。私は深呼吸をしてビデオを再開させました。

妻は全裸になって露天風呂の前に仁王立ちの姿勢をとっています。
露天風呂は前面が完全に海に面しているため、目隠しは一切ありません。夕日にキラキラ光る海を背景に立つ妻の裸身は、思わず見とれてしまうほどです。

画面の中に男が現れます。男は片手に剃刀やシェービングクリームの入った洗い桶を、もう一方の手に手拭を持ったやはり全裸の姿です。

だいぶ前から気づいていましたが、男は2台のビデオカメラを使って妻を撮影していると思われます。1台は固定、1台は手持ちで撮っているようですが、撮影は相当手慣れておりまた編集も巧みであるため、映像の流れは極めてスムーズです。

しかし、ここでは妻の陰毛を剃るため男の手が塞がることから2台とも固定で撮影されます。

1台のカメラは妻の秘部をクローズアップで撮るよう調整されており、もう一台のカメラは妻のバストショットを収めるようになっています。

「あなた……チンポ大好きの淫乱妻、春日紀美子のむさくるしいマン毛を一本残らずお剃りになって、早く赤ちゃんのような姿にしてちょうだい」

もはや「春日紀美子」という言葉を聞いても大きな感慨はありません。まるで他人の夫婦を覗き見しているような気分でした。

男は妻にシェービングクリームを吹きかけ、丁寧に剃り上げていきます。妻も最初のビデオで見せたような抵抗は見せず、うっとりしたような表情で男にされるがままになっており、時折腰を浮かして男の作業に協力したりしています。

「ああ、、あなた、、紀美子のクリトリスに間違って傷をつけたりしては嫌よ」
「そんなへまをするもんか。ほら、もっとマンコをしっかり突き出せ」
「これでいい? あなた……あっ、悪戯してはいや……綺麗にしてからゆっくりすればいいじゃない」
「はは、悪い、悪い」

妻と男はそんな言葉を交わしながら淫らな遊びに酔っているようです。

私は妻と男はいつからの関係なんだろうかと考えてみました。この、まさに夫婦のような親密さに至るまで、2人の間でどれほどの密会が交わされたのでしょうか。

私はふと、この「霽月館」という旅館が、土曜の夜などは1年前から予約しないと取れないということを思い出しました。妻と男が泊まった12月4日はまさに土曜日です。

すると2人は、1年以上前からの関係なのでしょうか。1年前の12月もやはり妻と男はどこかで関係を持ち、1年後はこの旅館に泊まろうと約束を交わしたのでしょうか。

もしそうだとしたら私は妻に、想像以上に長い間裏切られてきたことになります。この1年間の妻の笑顔、妻の優しさ、それはみんな偽りだったのでしょうか。

ビデオの中の妻はすっかり剃り上げられたあげく、自ら男に対して剃り残しのチェックをお願いしています。妻の恥丘から肛門の周囲に至るまで念入りに点検した男は「よし」といって妻のヒップをパシッと平手打ちします。
  1. 2014/05/30(金) 01:09:24|
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変身 第29回

場面は変わり、妻は露天風呂の洗い場で、風呂の縁に腰をかけた男の前に正座しています。

「あなた……綺麗にして頂いて有難うございます。お礼として、たっぷりご奉仕させていただきますわ。チンポ大好きの春日紀美子に、あなたのザーメンをいっぱい飲ませてね」

妻はそういうと男に深々とお辞儀し、髪をぱっと後ろに払って男のペニスにむしゃぶりつきます。

「おっ……随分うまくなったじゃないか……さすがはチンポ大好きの淫乱妻だ」

そういいながら男は妻の頭に両手を当て、髪の毛をぐしゃぐしゃにします。妻はうっとりした表情で男にしゃぶりつき、舌を犬のように大きく出して男の玉袋をペロペロと嘗め、また口をすぼめるようにして激しく上下させます。それは昨夜私に対して発揮したのとまったく同じ技巧です。

「あなた……後ろを向いて」

妻の言葉に男は後ろを向き、尻を妻のほうへ突き出します。何をするのかと見ていた私は次に妻が行った行為に驚愕しました。

妻は男の双臀を開くようにすると、男の肛門に接吻したのです。

「どうだ、俺のケツの穴の味は」
「ああ……美味しいですわ」
「もっと舌先をすぼめて、ケツの穴に押し込むんだ」
「ハイッ」

なんということでしょう。男の排泄器官にまで奉仕する妻──娼婦でさえ嫌がるような行為を進んで行うとは──あの清楚な妻がここまで堕落するとは信じられないことでした。

たっぷりと男の肛門に奉仕した妻は、再び前を向いた男の肉棒をしゃぶります。

「もっと強くしろっ」
「……ハイッ」
「そうだ……いいぞ……おお……もう、出すぞ……いいか、全部呑み込めよ」

男はそう言うと「ううっ」と声を上げ、妻の口の中に一気に欲望を放出しました。妻は一滴もこぼすまい、といった風に男の射精を必死で受け止めています。妻のうっとりした表情が大写しになったところで長い一本目のビデオは終わりました。

私はどっと疲れがこみ上げてくるのと同時に、不思議な興奮を感じていました。今まではビデオの中の妻の痴態を見ても怒りと悲しみが湧くだけで、勃起することはほとんどなかったのですが、今は私のペニスは昨夜3回も射精したとは思えないほどの硬化を見せていました。

いえ、正確には一度、妻がビデオの中で焦らすようにパンティを脱ぎ、妻の白いお尻が徐々に現れる場面で私は興奮しました。それはまるで妻が目の前で私に対して挑発しているように感じたからなのです。

それでは今、妻が男に奉仕しているところを見て興奮したのはなぜでしょうか。

それはやはり、妻が私に対して奉仕しているような錯覚を感じたからだと思います。昨日の妻の絶妙なフェラチオ──ビデオの中で妻は、私に対して行わなかった肛門への奉仕まで演じていますが、そのことがむしろ、より私を興奮させたのではないかと思います。

私は「妻物語」の愛読者ですが、決して寝取られ志向ではないと思っていました。むしろ自分を裏切った妻やその相手に復讐するというシチュエーションに興奮するほうです。不倫を盾にして妻を従属関係に置くというのが好みなのです。しかし何故か最後には妻とはハッピーエンドになることを望むのが我ながら複雑ですが。

私はふと、男がビデオや写真の中で妻に対して行っている行為が、日頃私自身が妻に対して試みてみたいと思って果たせなかったものだということに気づきました。

妻に対する言葉責め、軽い野外露出、剃毛などのソフトなSM、明るい場所でのストリップやコスプレ、いずれも私が妻に行ってみたいと思っていたことです。

実際に妻に対して冗談交じりに提案したこともありますが、妻はそんな変態的なことは出来ない、恥ずかしいといってどれも拒絶してきました。どれも変態的というほど大層なものではないのですが、確かに完全に正常な行為とはいい難いので、私もそれ以上強く要求することはありませんでした。

しかし妻が男に命じられて演じている行為は、いずれも不思議なほど私の嗜好に一致するのです。妻の不倫相手になった男がたまたま私と趣味が一致する男だったのでしょうか。

もしそうなら、私の要求は聞けないで、男の要求は聞けるのはなぜでしょうか。やはりそれは私よりも男を愛しているから、ということなのでしょうか。

私はその回答が知りたくてビデオの後半にあたる「20041204b」というファイルを開きました。
  1. 2014/05/30(金) 01:10:26|
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変身 第30回

部屋には既に豪華な布団が敷かれています。その横で真っ赤な下着を身につけた妻が正座をしています。ビデオ後半はいよいよ男とのセックスシーンのようです。

下着は撮影の角度からはよく分かりませんが、それまで着ていた黒のシースルーのものよりはずっと小さいと思われます。

部屋は煌々と明るく、備え付けの電灯以外に男が用意した撮影用のライトが灯されているようです。セックスの際はいつも明かりを消すように訴えていた妻が、こんな明るい場所で男に抱かれるということが信じられません。

「あなた……今夜はチンポ大好きな淫乱妻の紀美子を、思い切り可愛がってください。よろしくお願い致します」

そういうと妻は深々とお辞儀をしました。

「よし、可愛がってやるから今夜の紀美子の目標を言ってみろ」
「ハイ……」

紀美子は少し恥ずかしげに目を伏せましたが、すぐに顔を上げて口を開きます。

「一つ、淫乱妻の紀美子は今夜、最低8回はイクことを誓います」
「一つ、淫乱妻の紀美子は今夜、愛する夫であるあなたにお尻の処女を捧げることを誓います」
「一つ、淫乱妻の紀美子は今夜、お口、オマンコ、お尻の3つの穴を使って、愛する夫であるあなたに3回は気持ち良くなっていただくことを誓います」
「以上、3つの誓いに違反した場合は、どのようなお仕置きも喜んでお受けすることを誓います」

そこまで言い終えた妻はとろんと潤んだ瞳をカメラに向けます。妻はそんな屈辱的な言葉をはかされることで明らかにマゾヒスティックな悦びを感じているようです。

「立って見ろ」
「ハイ」

妻は素直に立ち、気をつけの姿勢をとります。

妻の下着姿の全貌が明らかになりました。赤い上下の下着は透けてはいませんが面積は非常に小さく、妻は裸同然、いや、むしろ裸よりも恥ずかしい姿だと言えます。

「そのブラジャーはどうなっているんだ」

男の問いに妻は無言でほほ笑むと、ブラジャーに指をかけました。
ビデオカメラが妻の胸にズームインしていきます。

赤いブラジャーは生地にラメが入っているようで、キラキラ光るそれは下着というよりは踊り子の衣装を思わせます。

驚いたことにそのブラジャーは前が割れるようになっており、妻の茶色の乳首が布地の間から飛び出しました。既に興奮しているためか、乳首は堅く勃起しています。

男は数回妻の乳首を揉み上げるようにしていましたが、やがて妻の下半身にビデオカメラのレンズを向けます。

妻のはいているパンティは、ストリッパーのやはりバタフライのような小さいもので、事前に剃毛していなければ黒々とした陰毛が横からはみ出していたことでしょう。

「パンティーはどうなっているんだ」

妻はやはり無言でほほ笑むとパンティーに指をかけます。想像した通りパンティーの前の部分は大きく開き、妻の無毛の陰裂が丸出しになりました。

「さすが淫乱妻の下着は普通とは違うな。そんな助平な下着をどこで買って来たんだ」
「これは……あなたが……」
「俺がどうした? 俺はそんなものを買ってやったおぼえはないぞ」
「ああ……ごめんなさい。紀美子が、紀美子が自分で買いました」

男は妻を言葉で責めながら、同時に片手でパンティの割れ目越しに妻の秘部を嬲り、空いた手の平で乳首を転がすようにしています。
それだけで妻は情感が迫って来たようで、「あっ、あっ」とこらえ切れない喜悦のうめき声を上げ始めます。

「自分で買ったということは紀美子はこんな助平な下着が好みだということだな」
「ハイ……淫乱妻の紀美子は助平な下着が大好きです……ああっ」

妻の興奮はますます高まり、鼻息が荒くなっていきます。

「初めてのときはいかにも貞淑そうな白い下着をつけていた癖に。明るいところで抱かれるのも、マンコを近くから見られるのも嫌がっていた癖に。あの時の紀美子は猫を被っていたのか」
「ハ、ハイっ。猫を被っていましたっ。本当は淫乱なのを隠していましたっ」

興奮して妻は叫びます。

私は男と妻のやりとりで、2人が初めて関係を持った時の様子のほんの一端を知りました。私が心の底で本当に恐れていたのは、妻が結婚した当初から私が考えていたような人間ではなかったということです。それならば私と妻の15年以上の結婚生活はすべて無意味なものとなってしまいます。
  1. 2014/05/30(金) 01:11:33|
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変身 第31回

そうでなくても、今回の男が初めてではないという可能性もありました。妻の昼の顔と夜の顔が全く違う、あるいは夜の顔も私に見せるものと他の男に見せるものが違うということです。

しかし恐らくは、妻は今回、春日という男と出会うことで変貌させれれたようです。このようなことにもささやかな安堵を感じてしまうのはこれまであまりにも衝撃的なことが多かったからでしょうか。

しかしどうして妻は変わってしまったのでしょうか。私との行為では淫らになれなかった妻が、男とでは淫らになれるのはなぜでしょうか。それほど男の妻に対する調教が巧みだったということでしょうか。

「紀美子のような淫乱妻に一晩付き合ったのでは流石の俺も体力がもたん。最初の一回目は見ていてやるから一人でイけ」
「そんな……」

妻は嫌々と首を振ります。すでに妻の小ぶりの乳房は完全に露出し、パンティは身体を隠す役割は一切果たさなくなっています。

「淫乱妻はチンポでないとイケないのか? 一度一人でイカないといつまでもハメてやらないぞ。それでもいいのか」
「あっ……それは嫌です。我慢できません」
「それならやるんだ。まずこう言ってから始めろ」
「ああ……」

耳元で何事か囁いてくる男に、妻は首筋まで真っ赤にしながらかぶりを振ります。何度か催促された妻はようやく諦めたように口を開きました。

「あ……あなた……チンポ大好きな淫乱妻、春日紀美子がマンズリをかいてイクところを見ていてください。お、お願いしますっ」

男に秘部を嬲られながらそう言った妻は、「ううっ」と声を上げ身体をブルブル震わせました。自分の発した淫らな言葉と男の玩弄がシンクロし、絶頂に達したのでしょう。

画面が変わり、妻は布団の上で蛙のように脚を広げ、横たわっています。豊満な尻の下には枕が当てられ、妻の無毛の秘部ばかりでなく、双臀の狭間に秘められた肛門までが露になっています。

妻は右手に持ったローターを乳首にあて、左手に持ったバイブで膣口からクリトリスをゆっくりと愛撫しています。2つの器具から発せられるジーッというモーター音が次第に妻のハア、ハアという喘ぎ声にかき消されていきます。

ビデオカメラの一台は妻の股間から全身を写し出す位置に、もう一台は男が手に持っているようでローターやバイブの動き、また喘いでいる妻の顔を写しています。

相変わらず男のビデオ編集は巧みで、まるで本物のAVを見ているようだ、などと変なところで感心してしまいます。

「黙ってマンズリをかいてるんじゃない。今どんな気持ちなのか、どこが感じるのか、ビデオを見る人間がちゃんと分かるように実況するんだ。上手くやらないとこのビデオをアダルトビデオの業者に持ち込むぞ」
「ああ、嫌……それだけはやめてーー外を歩けなくなっちゃうーー」
「分かったら始めるんだ」
「ハ、ハイ……チンポ大好きの淫乱妻、か、春日紀美子は、今ローターを乳首にあてて、お、おバイブをオマンコに当てていますっ」
「そんなことは見ていれば分かる」

男は妻のヒップをピシャリと叩きます。

「どんな気持ちか、どこが感じるのかを伝えろといっただろう。真面目にやらないと紀美子のマンズリビデオが全国のビデオショップに並ぶが、それでもいいのか」
「いやーー、わかりました。ちゃんといいます」

男は妻が持ったバイブに手を添えるようにして、ぐいぐいと出し入れさせると、妻は悲鳴のような声を上げて男に屈服します。

「き、紀美子の淫乱な乳首が、ローターのブルブルする刺激で、ビンビンに感じていますわ。ク、クリトリスもおバイブのダイナミックな動きに……ああ、き、紀美子、もう、負けちゃいそうっ」
「流石に淫乱妻は表現力が豊かだな」

男は楽しげに笑いながら、旅行カバンの中から小さな羽帚を取り出します。

「この前の復習だ。紀美子の性感帯を上から順番に言え。間違えたらお仕置きだからな」
「いやーー、今それをされたら」
「イってしまいそうなのか」

妻は声を上げることもできず、ガクガクと頷きます。

「全部言い終わるまでに気を遣ってもお仕置きだからな。今日はアナルセックスをするんだから、お仕置きは浣腸がいいだろう」
「浣腸なんて嫌ーー」
「なんだ、紀美子は経験があるのか」
「ありません、でも嫌ーー」
「嫌なら最後まで我慢するんだ。言っておくが途中でローターやバイブを身体から離してもお仕置きだ。いいか、始めるぞ」

男がそう告げると妻は覚悟を決めたようで、ぐっと歯を食いしばります。少しでも気を緩めたらイキそうになるのを必死でこらえているようです。
  1. 2014/05/30(金) 01:12:25|
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変身 第32回

「一番上はどこだ」
「み、耳たぶ……」

男が羽帚で妻の耳たぶをくすぐると、妻は「ヒッ」と声を上げて首をすくめます。

「そんな答え方じゃ駄目だ。ちゃんと教えた通りに言わないか」
「わ、わかりました。ち、チンポ大好きの淫乱妻、春日紀美子の一番上の性感帯は耳たぶです」

再び男の羽帚による攻撃が妻を襲います。妻は何とかイクのをこらえたようです。

続いてうなじ、腋の下、胸元、乳首が順に責められます。妻が自分の性感帯をはっきりと告げるたびに私は何か複雑な気分になって来ました。妻とのセックスでそれぞれの箇所を愛撫したことはありますが、そこが性感帯であるということをはっきり意識していたでしょうか。私は妻の身体について無知であったことを思い知らされました。

性感帯を順に執拗に責められた妻はもはや懊悩の極致といった感じで、素っ裸をガクガクと痙攣させています。あと少し責めればあっけなく絶頂を極めてしまうでしょう。

「さて、次は……」

男の羽帚が妻の下腹部から下に降りてくると、妻は恐怖に目を見開きます。

「クリトリスとオマンコは勘弁してやろう。さすがにそこを責めるとあっと言う間にイってしまうだろうからな」

妻は一瞬安堵したようですが男の羽帚が双臀の狭間に触れると、途端に「アアッ」とうろたえたような声を出しました。

「どうした? クリトリスとオマンコは勘弁してやるが、次は駄目だぞ。いくら淫乱妻の紀美子でも、まさかこんな所を責められてイクはずはないからな」
「ハ、ハイ……」

妻の声は恐怖と緊張、そして押し寄せる快感に震えています。私は思わず画面に引き込まれていました。

「それじゃあ、次の答えをいってみろ」
「ハイ……チンポ大好きの淫乱妻、春日紀美子の上から10番目の性感帯は、お、お尻の穴ですっ。ああっ……」

いきなり男の責めが開始されました。妻は電流に触れたように激しく身体を震わせています。

「1分間我慢すれば浣腸は許してやるぞ。どうだ、我慢できるか」
「が、我慢……しますっ」
「そうだろうな。いくら淫乱妻だといっても、まさか、ケツの穴を責められてイクほどの変態女じゃないだろう」
「ハ、ハイッ……」

妻は必死で絶えていましたが、30秒もたたないうちに降参します。

「あ、ああ……も、もうっ。駄目っ」
「イキたいのか」
「ハイッ、もう、我慢できませんっ」
「お仕置きは浣腸だぞ、いいのか」
「は、ハイっ。か、かまいませんっ」
「よしっ、それなら思い切りイケっ」

散々焦らされていた妻は「イクッ」と叫ぶと、魚が跳ねるような激しさで全身をガクガクと震わせます。これほどのオルガスムスを感じる妻を見るのは初めてでした。

その後のビデオは妻と男のセックスシーンが延々と続きました。一晩中妻と男は愛し合っていたようですが、ビデオには妻の絶頂シーンを中心に編集が施されていました。妻はイク度に男からそう言うように命じられているのか、「チンポ大好きの淫乱妻、春日紀美子、3回目、イかせて頂きますっ」などと叫ぶのでした。最後は声が涸れるほどになった妻は「8回目、イかせて頂きますっ」と叫んで男に抱かれながら失神するのでした。


妻は一番目の誓いどおり一晩で8回の絶頂に達しましたが、「20041204」と名づけられたビデオには妻の浣腸シーンや、アナルセックスのシーンはどこにもありませんでした。念のために写真のファイルもチェックしましたが、それは妻と男の翌日のスナップがほとんどでした。前日のような刺激のある写真もほとんどなく、私には妻と男が旅館の前で仲良く手を組んでいる場面や、土産物屋で楽しそうに買い物をしている場面が心に痛かった程度です。

その日と翌日にかけて、私は妻と男の記録、つまり7月15日から12月24日までのビデオと写真を全てチェックしました。私にとってはどれも衝撃的なものでしたが、やはり男と妻が1泊旅行をした12月4日のものがもっとも刺激の強いもので、始めにそれを見た私は不感症気味になったのか、他のものについてはいくぶん冷静さを持ってみることが出来ました。

いよいよ連休明けの11日となりました。私は会社に電話を入れ、急病のため休むと伝えました。年明け早々、また三連休の後で急に休暇を取るというのは勤め人として褒められたことではありませんが、妻と男のことにけりをつけない限り、落ち着いて仕事も出来ません。私はスーツを着ると、いつもの会社とは違う方向、妻のパート先である銀行に向かいました。
  1. 2014/05/30(金) 01:13:24|
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マラソンを愛する妻・スポーツトレーナー (3)
妻が汚れてしまった・常陸の親方 (10)
妻は専務のおもちゃだった・道騎士 (6)
妻の二人の夫・妻を愛する夫 (27)
見えない檻・生き物係り (30)
美樹がやられた・無能な夫 (41)
愛妻を・・・・川島クロード (12)
序破急・中務 (75)
月の裏側・久生 (14)
婚約者の調教動画が見つかって (12)
官舎 送別会・公務員 (5)
撮られていた妻・スネ夫 (8)
夫婦の恩返し・赤とんぼ (8)
1話完結■職場関係 (20)
■義父または近親 (65)
妻は義父のモノ・クスコ (3)
イトコと親友に、そして・・・ ・正光 (16)
巨乳妻・ゆうき (18)
家族遊戯・六郎汰 (14)
疑わしい行動・圭太 (9)
妻の絶頂・こうくん (5)
■隣人または友人 (491)
はちきれそう・ゆう (7)
仕掛けられた糸・赤いかげろう (6)
本当のこと。・一良 (14)
リフォーム・とかげ (22)
友達・悦 (13)
悪夢・覆面 (10)
ビデオ・はじめ (4)
言えない真実、言わない真実・JOE (17)
私しか知らなかった妻・一樹 (3)
妻の秘密・光一 (54)
清楚人妻 一夜の陵辱劇 ~親友に騙された~・仁 (6)
俺が負けたので、彼女が手コキした (5)
惨めな自分・子無き爺  (6)
田舎・マス夫 (16)
秘密・POST (14)
新妻の幻想・TAKA (4)
遠方よりの友・ちかこmy-love (11)
管理組合の役員に共有された妻・エス (136)
団地・妄人 (50)
抱かれていた妻・ミリン (18)
パーティー・ミチル (33)
友人・妄僧 (7)
甘い考え・白鳥 (22)
乳フェチの友人・初心者 (6)
1話完結■隣人または友人 (7)
■インターネット (54)
チャットルーム・太郎 (19)
オフ会・仮面夫婦 (10)
ターゲット・アイスマン (5)
奇妙な温泉宿・イワシ (14)
落書きの導き・マルタ (4)
1話完結■インターネット (2)
■旅先のアバンチュール (63)
バカンス・古屋二太郎 (7)
妻との旅行で・けんた (5)
無題・ざじ (10)
A温泉での忘れえぬ一夜・アキオ (18)
露天風呂での出来事・不詳 (2)
たった1度の体験・エロシ (9)
旅行・妄人 (12)
■医者・エステ・マッサージ (62)
孕まされた妻・悩める父親 (7)
とある会で。 ・けんじ (17)
亜希子・E-BOX (14)
子宝施術サービス・かえる (23)
1話完結■医者・エステ・マッサージ (1)
■借金 (56)
私達の出来事・不詳 (9)
私の罪・妻の功・山城 (9)
失業の弱みに付け込んで・栃木のおじさん (3)
変貌・鉄管工・田中 (5)
借金返済・借金夫 (5)
妻で清算・くず男 (5)
妻を売った男・隆弘 (4)
甦れ・赤子 (8)
1話完結■借金 (8)
■脅迫 (107)
夢想・むらさき (8)
見えない支配者・愚者 (19)
不倫していた人妻を奴隷に・単身赴任男 (17)
それでも貞操でありつづける妻・iss (8)
家庭訪問・公務員 (31)
脅迫された妻・正隆 (22)
1話完結■脅迫 (2)
■報復 (51)
復讐する妻・ライト (4)
強気な嫁が部長のイボチンで泡吹いた (4)
ハイト・アシュベリー・対 (10)
罪と罰・F.I (2)
浮気妻への制裁・亮介 (11)
一人病室にて・英明 (10)
復讐された妻・流浪人 (8)
1話完結■報復 (2)
■罠 (87)
ビックバンバン・ざじ (27)
夏の生贄・TELL ME (30)
贖罪・逆瀬川健一 (24)
若妻を罠に (2)
範子・夫 (4)
1話完結■罠 (0)
■レイプ (171)
輪姦される妻・なべしき (4)
月満ちて・hyde (21)
いまごろ、妻は・・・みなみのホタル (8)
嘱託輪姦・Hirosi (5)
私の日常・たかはる (21)
春雷・春幸 (4)
ある少年の一日・私の妻 (23)
告白・小林 守 (10)
牝は強い牡には抗えない。・山崎たかお (11)
堅物の妻が落とされていました・狂師 (9)
野外露出の代償・佐藤 (15)
妻が襲われて・・・ ・ダイヤ (6)
弘美・太郎棒 (11)
強奪された妻・坂井 (2)
痴漢に寝とられた彼女・りょう (16)
1話完結■レイプ (5)
■不倫・不貞・浮気 (788)
尻軽奈緒の話・ダイナ (3)
学生時代のスナック・見守る人 (2)
妻・美由紀・ベクちゃん (6)
押しに弱くて断れない性格の妻と巨根のAV男優・不詳 (8)
妻に貞操帯を着けられた日は・貞操帯夫 (17)
不貞の代償・信定 (77)
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