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闇文庫

主に寝取られ物を集めた、個人文庫です。

落とし穴 1 プロローグ

 春とはいえ、まだまだ寒さの残る夕暮れ時。
 夫婦と一人の子どもが、夕陽に映える白亜のマイホームを見上げている。由利真一は妻の安希の肩を抱き、安希が今春、新1年生となる男の子と手を繋いでいる。
 真一は安希と大学時代に知り合い、大手商社に就職した後、安希の卒業を待って結婚した。東京本社に勤務、社宅での新婚生活がスタートだった。真一夫婦に漸く長男が生れたものの、両親は孫の成長を見守ることなく他界した。この春、大阪本社への人事異動となり、親の古家を建替えして生れ故郷に戻ってきたのだった。



「安希、そろそろ自治会長さんところにご挨拶に行こうか。」

「そうね。会長さんとあなたは当然顔見知りでしょう。」

「いいや・・僕が小学生の頃、お世話してくれた人たちはもう70代後半になっている。今の会長さんは60歳だそうだ。だから、僕がここを離れてからの人なんだ。」



 向かいの家のドアが開き、初老の男に続いて30歳そこそこの清楚な女性が見送りに出てきた。


「それじゃ、藤崎さん・・・元気をだしてね。遠慮しないで何でも相談してよ。」

「大変お世話になりまして、有難うございます。」



 男は、親しみを込めて女性の両肩に手を乗せた。よく見ると、女性は少しやつれているように見える。何度もお礼を言い、ドアを閉めた。


「おや・・転入届のあった由利さんでしょうか。素敵なマイホームの完成、おめでとうございます。お隣は奥さんですか?これはスラリとしてなんともお美しい。私、自治会長の井島です。」

「どうも初めまして、今ご挨拶にと思っていたところです。由利真一です。妻の安希。そして今年1年生になる息子です。宜しくお願いします。」

「いやいや、此方こそ宜しくお願いします。ここは昔から住民のトラブルが少ない良いところ。お陰さまで、私も10年近く自治会長が務まっております。それじゃ宜しく。」



 向かいの家から出てきた男が自治会長の井島だった。建築業者から前もって聞いていたとおり、頭は白髪で禿げあがり、誰が見ても70歳は超えている老人に見えた。



―――真一夫婦が移り住んでから一月が過ぎた。


 真一の仕事には定時がない。帰宅時刻は午後9時から11時というのが常だった。
 駅に降り、我が家までの道中で井島とよく出会う。服装からして町内パトロール中と思われるのだが、向かいの家から出てくるところを何度も見かけた。今夜もそうだった。


「おい、安希、お向いは藤崎さんだったな。」

「藤崎さん?・・。ええ、奥さんは仁美さんというのよ。彼女がどうかしたの。」


「仁美って、もう知り合いになったのか。」

「当りまえでしょう。主婦はご近所のお付き合いに早く馴染まないと。それで?」


「いやその・・会長さんとお向いをよく見かけるんだ。なんか・・・・。」

「ふーん。それであなた、仁美さんとのこと・・気になってるのね。」

「変だろ。夜だし、いくら世話好きでも奥さんと子どもだけのお家に出入りするのは・・。」



 安希は微笑みながら、近所から聞いた話を夫に伝える。


「仁美さんは、今大変なのよ。旦那さんが飲酒運転で事故って、人が亡くなったって。」

「それは、またえらいことに。」

「旦那さんは、逮捕されているでしょう。仁美さんは被害者家族への謝罪に加えて、小さな子どもを抱えての生活。経済的にも、精神的にも相当悩んでいるらしいの。それで、会長さんは夜間パトロールの途中で必ず立ち寄りしているって噂よ。」

「ふうぅん・・・ご主人が飲酒運転事故をね。でも、そこまでやるかな。」



 真一はまだ何か引っかかる。敏腕営業マンの勘だ。初対面の妻に『なんともお美しい。』などと言う井島が、饒舌すぎて信用できない男と映っている。


 髪はショートカット。長身でジーンズのよく似合う安希が、背を向けて洗い物をしている。
 学生の頃は、丈の短いスカートから伸びる脚線が、男子学生の目を釘付けにしていたものだ。1児を出産して臀部にも程よく美肉がのり、より一層女の魅力を増したように思える。確かに、誰にでも誇れる自慢の妻ではあるが・・・。


「安希、今夜は早く寝ようか?」


 振り向いた安希は、真一にOKのウインクを送った。
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  1. 2014/11/18(火) 08:13:52|
  2. 落とし穴・道明
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落とし穴 2 真一の単身赴任

 9月になった。真一が故郷に戻ってきて半年が過ぎていた。安希もすっかり地域に溶け込み、向かいの仁美さんとも交友が深まって、たまに自治会の「回覧文」の原稿作りを手伝っているらしい。それはそれでいいのだが、会社も嫌味なことをする。
 今日、真一は会社から海外赴任の辞令を受けた。来月からインド駐在だ。このことをなんと妻に話せばいいものか。



「安希、ちょっと座ってくれ。大事な話だ。」

「どうしたの、会社で何かあったの?」


「実は、10月からインドに行くことになった。現地の応援ということらしいが、プロジェクトの進捗を考えると5年ほどは帰れない。」

「5年もですか。家を新築し、子どもも学校に慣れ、私もやっと地域に馴染んできたというのに。」


「うちの会社は、よくこういう人事異動をする。社員が結婚または家を建てた時に計ったようにやる。ローンもあって稼がざるをえない時期なので、少々の負荷をかけても頑張り抜くと考えているらしい。」

「そんな・・・、なにが少々なものですか。」


「で、どうしよう。新築の家だが誰かに貸して、みんなで行くか、それとも・・。」

「みんなで行くって、子どもの学校はどうするの?そりゃ向うにも学校はあるでしょうけれど。それに、この建てたばかりの家を他人に貸すなんて私は嫌よ。」


「そんなに興奮するなよ。・・しかたない単身赴任か。社の先輩たちも新婚さん以外は単身らしい。何といっても、この関門を通過しないとこれから先がないからな。」

「あなた、御免なさい。つい、突然のことで興奮してしまって。あなたが傍にいないのはとても寂しいわ。でも、子どもは日本で育てたいの。」


「いいよ。これが商社マンの宿命さ。ただ、ひとつ心配なのは安希のこと。僕がいなくなって脱線しないかって。」

「何を言ってるの。ははーん。自分に自身がないのね。変なことしたら承知しないから、覚悟しときなさい。」



 最後は冗談っぽく話を終えたが、気にかかる。学生時代に安希に言い寄ったボーイフレンドは沢山いて、ある酒宴の席で強引な男にホテルに連れていかれそうな安希を救ったことがある。それが縁で安希を射とめたのだが、安希にはアルコールが禁物なのだ。酔いが回ると正体をなくす。安希も心得ていて、今では外で飲まないと決めている。



「久しぶりにワインでも飲もうか。赴任祝いに高級品を買ってきた。」


 このように時々、家では安希にアルコールをすすめる。安希を抱きたいと思ったときは尚更だ。貞淑な妻が酒に酔うと色っぽく変身する。そんな妻とのセックスが、楽しみな真一だった。夫婦で十分に夜の時間を楽しめるのは、ひと月しかない。

  1. 2014/11/18(火) 08:15:43|
  2. 落とし穴・道明
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落とし穴 3 自治会長の井島

 午前7時30分。昭和50年代に建てられた建売住宅街の私道を、小学生の登校班の列が通り過ぎる。築後30数年を経過して、建替えを始めた家屋もあり、周辺には活況な雰囲気が漂っている。その中で、自治会長の井島はプレハブの古い小さな家に住んでいた。



「おはようございます。」

「おはよう。」



 登校する子ども達に、毎朝声を掛けるのが井島の日課だ。
 新1年生の子どもに付き添う母親には、御苦労様と労うことも忘れない。


 午前8時30分。パンと牛乳で簡単に朝食を済ませた井島が藤崎宅へと向かう。


「おはよう。仁美ちゃん。お邪魔するよ。」

「会長さん、おはようございます。」


 幾つになっても、男を元気にさせるのは若い女なのかもしれない。井島は酒や女、ギャンブルに手を染めず、コツコツと定年退職まで勤めあげた。退職後は自治会長を退き、夫婦で悠々自適の老後生活を送るという計画をたてていた。しかし、妻の突然の死で、身寄りのないこの男の人生は、目的地を失った。今は以前にも増して地域活動に精を出している。



――――井島が入った部屋には、2台のパソコンが既に起動していた。


「今月の町内クリーン作戦の回覧は、これでどうですか。」


 パソコンが苦手な井島は、自治会の「回覧文書」や「お知らせ」などを仁美に作成してもらい、コピーして町内に配布する。生前の井島の妻に変わって、今は仁美がその役目を担っていた。



「いつもすまないね。うん。これでいこう。・・・ところで、仁美ちゃんの勤め先、なんとかなりそうだよ。」

「そうですか。有難うございます。」


「もといた会社の総務に頼み込んだ。・・・ただ、手当はそんなに期待できないよ。」

「いいえ。今の私には、勤めることができれば十分です。」

「そう。よかった。これ、今日の昼と夜の分。」



 井島がいつも食材を持参して来る。そのお礼に仁美が調理して二人で食べる。世間から見れば、常識を逸脱した共助の関係だ。仁美も町内で良妻賢母と噂になるほどの器量の若妻。不幸な出来事の顛末を興味津津で見ている者も多い。そんな中、自治会長といえども、入り浸る井島との関係を興味本位で噂する者がいて当たり前である。だが住民の間で全く噂にもならない。井島の年齢と枯れた風貌から、もはや世間では女性の対象として考えられない男となっていたのだ。


―――――そんな老人の井島だが。
 
 今も、ネットサーフィンをしている。他人の若妻の隣で平気でエロサイトを開く。会社ならセクハラだ。自治会役員会資料の作成を仁美に頼み、出来上がるまで隣でサイトを楽しむ。まさに、厚顔の破廉恥老人そのものだ。
 そのことに仁美が気付いたのは、パソコンに写しだされた静止画像。
 同年代の女性が裸でソファーに座り両脚を開き、左手を乳房に右手は女陰に。そして、うっとりと恍惚の表情をこちらに向けている。その画面を食い入るように井島が見つめていた。
 仁美が席に戻ると、バツ悪そうに慌てて画面を閉じた。井島が帰った後、ライブラリを開いて確認した。案の定、井島はセーブしていた。ピクチャ内にはもう200枚は超えるエロ画像。ビデオ内にもダウンロードされた数分のエロビデオらしきものもあった。
仁美は、一児を産んだ健康な若妻である。昼間は清楚で貞淑な振りを装ってみても、夜一人になると、セックスの快感を経験した若妻の肉体は疼きだす。この時期に不謹慎とは思いながらも、井島のセーブしたエロビデオや極めつけの絡み画像で、自らを慰めたりもした。不幸な現実からの逃避には、それが特効薬だった。



――――今日は、動画を観ているようだ。



「これは凄い。どう、一緒に見ようか。それとも、夜に一人の方がいいかな。仁美ちゃん。」

「今、な、なんて?・・・会長さん。」

  1. 2014/11/18(火) 08:17:52|
  2. 落とし穴・道明
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落とし穴 4 堕とされる若妻仁美

 仁美は自分の恥部を見透かされたと思い込んだ。自然と頬が恥ずかしさで紅潮してくる。悪いジョークと聞き流すゆとりも完全に失っている。かえって肯定するように、黙って俯いてしまった。



「そうだったの?でも恥ずかしい事じゃない。出産経験がある若妻は、ご主人に可愛がられ、誰でも遣りたい盛りの女体になる。そのことを誰が責められようか。」


 井島は俯く仁美の肩を抱き、「酷い冗談を言ってしまった。」と慰めだした。白い襟足からの若妻特有の芳しい匂いが、老人の鼻をかすめる。井島にスイッチが入った。仁美の耳元に息を吹きかけ、パソコンの音量を上げた。

――――ビデオは、『借金返済のために乳飲み子を抱く若妻が、金持ちの社長に背後から秘所を貫かれ、嗚咽を堪えている。その隣の部屋から、その様子を覗く夫。』という代物。若妻が社長のテクニックに徐々に溶かされている。
 仁美は、井島に強引に肩を引き寄せられ、スカートの内に滑り込んだ井島の手が太股を撫ではじめると、力が抜けていった。



「今日は、仁美ちゃんの就職祝いだ。刑務所にいるご主人にはとても敵わないが、私の粗根もまんざらじゃない。固く、二人だけの秘密にして黙っておれば、心配はないと思う。」



 日頃は食材を提供してもらい、今日は就職の世話までしてもらった相手だ。仁美の抵抗心も萎えさせる。今は喉から手がでるほどにお金が必要なのだ。されるままの仁美の耳に、画面の中で犯される若妻の切ない艶声が絶え間なく届いている。動揺している仁美の女芯をとうとう井島の指が甚振ってくる。



「若い女性が、年寄りの柔らかいタフな一物を経験すれば、病みつきになるんだって。このビデオのようにね・・・。ほら、そろそろクライマックスのようだ。ほんとこのビデオの奥さん、男を喜ばせる切ない表情をしている。仁美ちゃんの顔も・・・。」

「嫌、嫌っ・・・見ないで。」



 既に潤い始めている仁美の女陰に、ごつごつした男の2本の指が挿入される。
 膣内を数回擦りあげた指を、恥ずかしがる仁美に見せる。



「ほら・・・。こんなになって。一度限りだ。目をつぶってくれないか。」

「あっ、あぁぁぁ」



 夫の事故で、恋愛で結ばれた幸福な生活が一瞬にして地獄に落ちた。幼い子を抱え、ネグレクトになるほど思い悩んでいる時、井島が親身に相談にのってくれた。信用しきっていた井島に、エロビデオを見せられながら、甚振られ関係を迫られている仁美。



「あっああん・・・駄目、許して。」

「大丈夫だって、誰にも知られないよ。年寄りの私に任せなさい。ほれほれ。」



 仰け反る仁美。往生前の若妻の舌を吸い上げる井島。逃げ道のない仁美の陥落はもう目前だ。


「ねえ、会長さん・・・。絶対に、これ切りよ。あうぅっ。」

「ああ、会長に二言はなしだ。それにしても、なんと艶のあるいい声だ。まずは指の動きを思い存分に、味わうといい。仁美。」

「あっ、あぁっ、あぁん・・・もう駄目・・・うっぅぅぅん。」



――――――夕暮れ時となった。

 濃密な契りを終えた井島が出てきたところに、夕食の買い物をした安希が戻ってきた。



「会長さん。今まで仁美さんとご一緒ですか。お疲れさまです。」

「お疲れさま!?・・い、いえ、会長としての当然の役目ですから。」


「私にもできることがあれば、お手伝いしますよ。主人が来月から海外に赴任することになって、仁美さんのほかにも、もっとお知り合いができればと思っています。」

「その仁美さん、就職が決まりましてね。今までのように気安く協力を頼めなくなりそうで。今の、そのお気持ち本当に有り難い、是非お願いします。」



 ジーンズにぴったり張り付いた美肉が揺れる。自宅に入る安希の後ろ姿を、好色な視線が追っていた。
  1. 2014/11/18(火) 08:18:55|
  2. 落とし穴・道明
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落とし穴 5 安希からのメール

 インドでの真一の生活が始まった。
 経済成長の著しいインドだが、日本と異なり時間はゆったりと流れている。真一は意外とこの地に和んで、有意義に単身生活を楽しんでいる。宿舎に戻り、日本にいる安希からのメールを開くのが日課である。直接リアルタイムに会話を楽しむことはできなくとも、添付されている写真を見れば、安希と息子が活き活きとしている日常の様子がわかる。
 子どもの成長を伝えようといてしる安希の意図も嬉しく、学校行事や地域の祭りに参加した写真などが多かった。


(なんだ、これは・・・・。)



 安希がフォトスタジオで撮影したのだろう。立ち姿や座位の写真が添付されている。
 『もうそろそろ、愛妻が恋しくなる頃でしょうから・・・・』とコメントがついている。
 32歳の安希が背筋を伸ばし、正装で私に微笑んでいる。元気そうだ。


(よし、ひとつジョークで困らせてやろう・・。)


――――返信。
『こちらは今、仕事のピークを迎えている。今度、帰国できるのは春になりそうだ。そうなると、健康な私の体が安希の代わりを求めて、暴走するかもしれない。何か、いい方法を考えて欲しい。たとえば、君の艶姿の写真とか。頼む。』



(こんなことを、とても口に出して言えたもんじゃない。メールは重宝だ。安希のやつ、どうするかな。)



 安希のメールの中身は、日常の出来事を細やかに知らせてくる。地域活動に疎い真一にはどうでもよいことに思える。
 ・お向いの仁美さんが働き出して、代わりに会長さんから自治会文書の作成を頼まれたこと。
 ・地域のお年寄りと小学1年生とのクリスマス会で安希が代表して、お礼を述べること。などなど。



 真一は、そんなことは安希の判断でやればよい。家にいない夫・父親の了解は必要ないと安希に返信していた。



――――その後のメールからは。

 真一のジョークを真に受けた安希が、週に一枚写真を送信してくる。
 恐らくセルフタイマーで撮影したものだろうが、『安希の艶姿』らしき写真だ。素面で構えていたのだろう。とても、性欲解消のレベルに遠く及ばない。



―――――返信。

『安希の努力は私に痛いほど伝わっている。そうだ、一度お酒でも飲んでリラックスして撮影してみてはどうかな。』



―――――その次からの添付写真は。

 真一の期待していたとおり一変する。お酒を飲むと妻は変わる。女体が醸し出す雰囲気、目線がそれまでと明らかに異なる。最初に送られてきた正装の貞淑・清楚な安希とのギャップが真一をも魅了する。


(これはいい・・・。ほんとにいい。)




 単身赴任の間に、『我妻・安希の艶姿』写真集ができあがりそうだ。
  1. 2014/11/18(火) 08:20:23|
  2. 落とし穴・道明
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落とし穴 6 エスカレートする艶姿

 年が変わって2月になった。単身赴任も5カ月目になる。安希からのメール便は真一を困惑させるほどになっていた。最初は下着姿。次の段階はヌードに近いがエロさはなかった。しかし、この頃の写真は自慰中の写真。さすがに局部の露出はないが、豊満な乳房を自らの手で愛撫し、パンティで隠れているが明らかに秘所を慰めている。目線はうっとりと此方を向き、真一を誘っているようだ。 妻の写真とはいえ、真一のものは固く勃起していた。


(この写真。堪らない・・・。抱きたい。今すぐに、安希・・・。)



―――――珍しく、安希から電話がかかってきた。


「なにか急ぎの相談事でもできたのか。」

「今日、自治会の役員選挙があって、私が女性部長に選ばれたって会長さんが知らせに。」


「選ばれたって・・。安希はまだ1年そこそこだろう?断れないのか。」

「私も言ったんだけど、全世帯の投票による選挙でしょう。会長さんは無視できないって。」


「どうして安希が選ばれたりするんだ。おかしいぞ。」

「昨年末のクリスマス会の時、お年寄りから新年会の司会を頼まれて引き受けたの。そしたら、自治会の各種団体の主だった役員さんが参加していて、私が評判になったらしいのよ。」


「気をつけろよ。今は女性も職業を持つ時代。安希のように旦那の給料で専業主婦をやれる女性は、地域からみれば希少価値だ。際限なく奉仕を求められるぞ。」

「ねぇ、あなた。こうなった以上1期だけということで、受けてもいいかしら。明日に返事することになっているの。総会の準備があるらしくて・・・。」


「やれやれ、しかたない。1期だけだと念を押しておけよ。」

「はい。そうします。」


「それと・・、お酒は飲めないと皆さんにきっぱりと言っておくこと。安希は、お酒が入ると、この写真のようになってしまうからな。」

「えっっ、ちょっと、あなた。今、何を見てるの。」

「安希から届いた最新の写真だよ。みんなの前で、こんな風になってしまっては家庭崩壊だからな。気をつけろよ。」



 冗談のようで、本気の話だ。真一は浮気などできる男ではない。ゆえに、妻の安希に対しても厳しい夫だ。裏返せば、それほど安希に惚れているということだ。



「分かりました。じゃぁね・・・。」


 久しぶりに元気な安希の声を聞けて、真一は嬉しかった。画面の中の安希に向かって小さくウインクをした。


―――――追信。

『電話で言うのを忘れたが、もう充分に安希の写真は手元に残った。こんな写真はのちのち子どもに見られても大変だ。絶対秘密で誰にも見られてはならない。私に送ってきた写真は、すべて破棄しておくこと。もちろん、パソコンの中も。それと来月帰国する。楽しみだ。』
  1. 2014/11/18(火) 08:22:22|
  2. 落とし穴・道明
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落とし穴 7 見られた痴態

 安希は真一に内緒にしていることがある。

 今日も、隣で井島がネットサーフィンをしている。このパソコンは会長用に自治会経費で購入したものだ。仁美が勤めだし、代役をしだしてから、安希の自宅に持ち込まれている。当然ながら井島が月に何度か訪れる。
 夫に送った自分の写真の手本となったのは、井島がため込んだエロ静止画と動画の女性たちだ。お酒の勢いも手伝い、夫をも唸らせた写真が撮影できたのだ。夫のいない自宅に、他人を簡単にあげることなど真一は決して許さない。だけど、井島と仁美の熱心な頼みを断ることができなかったのだ。



「会長さん、できましたよ。今度の自治会総会資料の原稿。今から印刷しますね。」

「やあ、有難う。お疲れ様。」


「あのう・・。来月、主人が一時帰国するのですが、自宅でこのようなことをしていることを、まだ話してないのです。それで・・・。」

「ええ、此方が厚かましくお願いして申し訳なかったです。総会資料の確認が終われば、片付けましょう。それでいいですね。」


「そうして頂けますか。それじゃ、お昼前なので、30分ほど買い物にでかけます。」

「いいですよ。戻られるまでに確認しておきますから。」



 安希はやれやれと思った。夫の言いつけどおりに、パソコン内に保存していた写真ファイルをすべて破棄したという安心感もあった。隣で平気でエロサイトを見ている井島を不快に思うと同時に、常に露出のない服装で対応するなど、自分なりに警戒もしていた。これまで井島がいる時は、席を立つこともほとんどしなかった。今も用心をして、安希は机の引き出しに鍵をかけ、鍵を真ん中の引き出しに入れて買い物に出た。



―――――約30分後。


「ただいま、戻りました。」


 井島は、総会資料の確認に没頭しているようだ。




「これは、見事だ。素晴らしい。みんな喜ぶよ。」

「有難うございます。」


「60歳過ぎの私でも、こりゃ、ぴんぴんになるわ。」

「えっ!?」


 井島が見ていたのは、安希が夫に送った最後の写真。なぜ、それが・・・・。安希の机の上に、鍵が放り出されている。引き出しを井島が開けたのだ。撮影した写真のプリントアウトを、後で焼却しようと引き出しに入れていたのだ。だから、鍵を掛けたのに。



「安希さん、寂しくて・・・一人でこんなことを。」

「いえ、違います。それは・・・。」


 とても、インドにいる夫に送っていたとは言えない。変態夫婦と思われてしまう。



「違うって?この人、あなたじゃないの。男を誘う娼婦のような女は!」
  1. 2014/11/18(火) 08:23:35|
  2. 落とし穴・道明
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落とし穴 8 持ち逃げ

「実に素晴らしいからだをしてらっしゃる。この艶やかな乳房といい、頬ずりしたくなるような太股の肉感といい。こんな絶品の女体は今までに拝んだことがない。こんな奥さんと離れているご主人はさぞ寂しかろう。私なら毎晩でもしゃぶりつく。」

「やめてください。失礼な!」


 写真と安希を見比べる井島の視線に、安希の顔は紅潮し気は動転している。しかし、恥ずかしい写真を見られていても、生まれつきの快活な気性は怯まない。


「会長さんこそ、勝手に他人の机の中を探るなんて犯罪じゃないですか。鍵の掛っている女性の引き出しを開けるなんて、信じられない。どうゆう神経なの!。」

「そんな風にとられては困る。ただ、保存したいものがあって、USBメモリーでもあればお借りしようとしただけ。たまたま開いた引き出しから、こんな娼婦の真似をしたあなたの裸写真がでてきたら、誰でもビックリしてしまう。盗人よばわりは心外だ。」


「早く、返してください。それ。」

「まあまあ、落ち着いて。私は口の堅い男だし、絶対にこのことを言いふらさない。それに見てのとおりの年寄りだ。若いあなたを、どうのこうのできる筈もない。そんなことより、あなたは私を支えてくださる大切な役員さん。これから互いに助け合っていかねばならないお仲間と思っている。この件は今限りにさっぱりと消し去って、水に流すということで、どうです?」


「消し去る?水に流す?」

「ええ、そのとおり。こんなことをご主人に知られてもまずかろうし、私さえ見なかったことにすれば何ら問題もない。何もなかったことにして今までどおり、気持ち良くお手伝い頂きたい。」


「主人に知られては絶対に困る。会長さんが絶対秘密にしてくださるのなら、私も忘れます。」

「そうでなくっちゃ。仲直り、仲直りだ。では、こんな厄介な写真は今から焼却してきます。私の家にはまだ焼却炉があってね、安心してください。さあ、ご主人が来月帰られることだし、自治会関係のものは片付けましょう。さあさあ・・・。」


 泥棒の逃げ足は速い。大事なお宝を鞄に仕舞い込み、さっさと玄関に向かう。


「すぐに戻ります。あなたは、昼食の支度でもしていてください。では。」

「あの、私もいっしょに・・・。」


 井島は振り向かずに玄関を飛び出していく。安希が追いかけようとしたが間に合わない。

  1. 2014/11/18(火) 08:24:30|
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落とし穴 9 奸計をめぐらす井島

 (こんな美脚をあのジーンズが隠していたのか。見ているだけで涎がでる。)



 安希の裸写真が目の前にある。この男が焼却などするものか。安希が真一へのメールに添付した写真のプリントアウトを、井島が眺めている。一枚一枚食い入るように、捲っていく。



 (にらんだ通り、絶品のからだ。それにどうだ・・この色っぽさときたら・・。)


 A4の光沢紙に写る安希の裸体を指でなぞる。



 (これこそ不老長寿の特効薬。さて、さて、どうするか・・・・。)



 井島は奸計をめぐらす。
 安希の真っ正直な性格を逆手にとり、写真を手に入れたものの、問題はこれから。安希は井島よりも背が高く、体力もありそうだ。あの時、あのまま勢いに任せて押さえつけようとしていたら、返り討ちにあったに違いない。
 華奢な仁美ですら弱みにつけ込み、善意を装いゆっくりと時間を費やした。安希の何か弱点を見つけねばならない。



――――仁美が訪ねてきた。

 「会長さん。夕食をつくりますね。」

 「いつもすまないね。仁美ちゃん。」



 刑務所にいる夫と離婚をするよう誘導したのは、もちろん井島である。
 老人の一人暮らしは寂しい。掃除、洗濯に食事の支度・・・。こんなことぐらいは一人でもなんとかできる。しかし、会話がない。楽しくない。そして希望が見えない。井島は他人の家庭がどうなろうと、知ったことではない。欲しいものは手に入れる。もう残りの人生は長くないのだ。欲望のまま生きる道を選んでいる。



(そうだ。いい手を思いついた。まずは、敵状調査からだな。)



 使い古されたキッチンに向かい、夕食の準備をしている仁美の背に『お前に一役かってもらうぞ』と呟いた。
  1. 2014/11/18(火) 08:25:32|
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落とし穴 10 一時帰国

 3月末に真一が帰国した。休暇も合わせると10日ほどの滞在になる。



「あなた、これ今度の自治会総会の資料よ。」

「ほうぅ・・。田舎の自治会のものとしては立派なもんだ。事業報告に、決算報告、そして新役員名簿と新年度の事業計画に予算案か。会社並みだな。これ、安希がつくったの?」


「そうよ。大変だったわ。会長さんはワードやエクセルを扱えないので、ほとんど私。」

「それはご苦労さまでした。それで安希が女性部長さんで。おぅっ、お向いの仁美さんが副部長さんか。助けて貰えよ。注意しとくが、我が家の中には誰彼なしに入れるんじゃないぞ。変な噂になったら困る。」

「そうね、仁美さんにはしっかり手伝ってもらいます。それに、自宅で役員さんと作業するなんてことも絶対にしない。ほんとに嫌になっちゃう。女性部長の役目というのが、大変いそがしい。いろんな行事の司会から、炊き出しの手配、慰労会の計画など行事の全てに関わっていて、これじゃ、自分の自由になる時間なんて持てないもの。」


「へぇぇ・・それはそうと、次の土、日。家族でドライブしようと思っているんだけど。」

「土、日って?自治会の各種団体の交流会が入ってる。ああ、駄目だわ。御免ね。」



―――――井島と仁美が訪ねてきた。

 井島は安希の女性部長就任承諾のお礼を、夫である真一に。仁美は安希にできる限りの応援をするからと伝えに来た。白色のワンピースを着た痩身の仁美は、白い肌が際立ち清楚そのものだ。真一に、恥じらいながら話す仕草は初々しく輝いて見えた。とても、一児の母とは感じさせない。




「仁美さんはともかく、会長さんも善さそうな人じゃないか。なぁ、安希。」

「確か以前、あなた、二人のこと疑ってたんじゃなかったの。」


「そうだったかな。でも、あの仁美さん、本当に感じのいい人だ。安希とは異質な魅力だな。」

「まあ、男の人って美人には弱いから。その仁美さん、離婚したって噂なのよ。」


「えっそうなの、でも1年近く頑張ったんだ・・。ひ弱に見えても逞しいな、女性は。まだまだ若いし、あの人なら手をあげる男は幾らでもいるだろう。」

「いゃーね。あなた、変なこと考えてる?それになによ。会長さんに、『絶対にお酒は飲ませないように』って。あれじゃ、私が酒乱女のように思われちゃうじゃない。」



 肉感的で行動派の妻と、華奢で抱きしめたくなるような仁美は好対照で自然と比較してしまう。まだ陽は高いが、真一の目は安希を追っている。よくもこの妻が、あのような写真を撮影したものだ。 頭の中に焼き付いている『自慰をする妻』が、今は清純で理知的な若妻だ。




「どうしたの、あなた。そんなにじろじろ私を見て。」

「ところで、あの写真・・・。処分しただろうな。」


「写真?!・・・ええ、あなたからメールが届いてすぐに。」

「そうか。でもアレよく撮れてたな。・・・もう一度、あのポーズできるかな安希。」

「もう、しようがないわね。まだお昼よ。じゃ、今夜ね。」


 
 今からでもと真一は思ったが、夜まで楽しみを延ばした。安希へのお土産に、インド製大人の玩具を買ってきているのだから。
  1. 2014/11/18(火) 08:26:35|
  2. 落とし穴・道明
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落とし穴 11 夫婦水入らず

 由利夫婦の寝室に、ほんのりと橙色のダウンライトが灯っていた。安希が化粧台に向かい髪を梳かしている。こうして寝室で妻を改めて見てみると、ショートカットだった髪が乳房の辺りまでのび、セクシーな熟女に感じる。学生の頃、スポーツ万能だった安希は決して髪は伸ばさなかったものだ。



「ロングに変えたのか?」

「ええ、もうこの頃は激しい運動もしないし、この方が落ち着くの。」


 真一もラガーマン。レギュラーには選ばれなかったが、体格は引けを取らない。腰回りと太股、腕の筋肉はいまだ衰えを知らず、大柄な安希さえも軽く抱き上げることができる。
 二人は夕食ではたっぷりとワインを楽しみ、およそ半年ぶりのセックスへの期待に燃えていた。その時刻がきた。安希が長い首元に香水をかけ、真一の方に振り向いた。



「あなた・・・」


 二人の愛のカタチは、オーソドックス。軽いキスから始まる。真一は安希をいたわり優しく愛撫を繰り返す。体格のいい真一に抱かれると、グラマーな安希も一輪刺しの花のようだ。互いの性器を刺激し合い、デープキスに移行していく。肌を接することが暫く絶えていた二人は、互いの肌の感触を確かめあうように、手と口で愛撫を繰り返していく。



「安希・・。そろそろ見せてくれないか。あんな写真の安希を見たのは初めてで、正直非常に興奮した。」


 ダブルベッドの上に寝そべり、安希を見つめる真一。
 あらかじめ用意したワインを一口飲むと、安希は椅子に腰かけ見事な円錐形の乳房を露わにした。豊満な乳房を両手で緩やかに揉みほぐし、目線はじっと真一を見つめている。



「あなた・・・。私、一人で寂しかったの。」


 愛する妻に、一人寝の寂しい思いをさせている境遇を真一は嘆いた。
 安希のしなやかな長い腕が下に伸び、パンティの隙間を指がくぐり抜ける。恐らく、指が陰核を慰めているのだろう。口元が開き、はぁはぁという息遣いが伝わってくる。俯き、一心に快楽を貪る妻。長い髪の間から垣間見える愉悦の表情はあの写真の妻の顔だ。 これまでのセックスで、これほど女の性を露わに見せたことがない。恥じらいながら、男を誘うメスの匂いを漂わせる妖艶な妻が目の前にいる。真一の奥から溜まりにたまったものが込み上げてくる。もう堪え切れない。いきり立つ男根を聳えさせたまま、真一は安希の口元に近づけていく。



「欲しかったんだろ。これが。」

「あなた・・。」


 安希は上目づかいに、真一を見上げ男根を口に含んでいく。愛しく、舌で舐めあげ、ピストンを繰り返す。



「最高だ。安希・・・。気持ちがいい。出すよ。」



 真一の白濁を、無心に飲み込んでいく。『はっはっ』という夫の息遣いが耳に届く。夫の回復力の早さを安希は十分に心得ている。萎れ始める夫の男根への愛撫を続けていた。
 真一の滞在期間はあっという間に過ぎ去る。束の間の逢瀬を惜しむ夫婦の契りは、激しく連夜繰り返され、性の遊びと戯れに耽る。永久に続くであろうこの関係に、幸福の絶頂感を噛みしめていた。
  1. 2014/11/18(火) 08:27:32|
  2. 落とし穴・道明
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落とし穴 12 井島からのメール

 真一がインドに戻ってきた。
 これまでと同じように、妻の安希からのメールが届く。ただ、忙しいのだろう。間隔が長くなっていた。
 一方で、自治会長の井島からのメールが届くようになった。日本を発つ時、ここのアドレスを教えた。なんでも、ネットサーフィンだけでなく、メール交換もやってみたいとのことだった。自治会行事の様子から安希の協力のお礼など、日常のお知らせが多かった。



――――今日届いた井島からのメールには。

『本日は、藤崎仁美さんの写真を添付します。
 仁美さんはご存知のとおり離婚されましたが、新しい伴侶との再 出発を望まれています。もしも、由利さんの会社の同僚で良き人 がおられましたら、是非ともご紹介お願いします。
 藤崎仁美さん。年齢31歳。5歳の女の子あり。別添の写真のとお り、美人で器量よしのお方です。宜しく。      井島。』



 すぐに添付写真を開ける。
 幼い女の子と手を繋いだ仁美が此方を見つめている。
 清楚で、誠実な雰囲気を漂わせる色白の和風美人だ。
 このように写真で見ると益々、長身で行動的な妻の安希とは好対照に思える。



(仁美さんに同僚を紹介して欲しいって?)


 仁美の写真に見惚れている自分がいる。
 なぜか素直になれない自分がいる。向かいに住む美しい女性が、結婚して幸せになることにどうして協力的になれないのだろうか。



―――――返信。

『井島会長さんへ
 了解しました。仁美さんに相応しい人を此方でも探してみます。
ただ、この写真一枚では話をするにも、少しもの足りないように思います。
 日常のスナップ写真とか、もう少し送っていただければ助かります。では。』




 真一は、井島への返信メールを送信して、我に返った。
 どうして、こんな返信をしたのか。無関心でいれば良かったのに。
 気を取り直して、文面を改めて読み返してみる。
 なにも、怪しまれるような不都合はない。安希には悪いが、こちらも一人住まいは寂しいのだ。密かな楽しみの一つ二つはあってもどうってことはない。それに誰にも害を及ぼさないのだから。




――――妻の安希からは近況を知らせるメールが届く。

・仁美さんとコンビで自治会行事を切り回していること。
・他の役員さんも安希たちにとても協力的であること。
・子ども会のスポーツ大会で手配ミスをしたが、井島会長に上手にフォローして貰ったこと。などなど。事細やかに安希が知らせてくる。


 しかし、今の真一の関心は妻や子の様子ではなく、井島からのメール。いや、添付されるであろう仁美の新しい写真。赴任生活と仕事のストレスは、このような邪な密かな楽しみへ真一を引きずり込んでいく。真一が裏切りへのスタートラインに立った瞬間である。
  1. 2014/11/18(火) 08:28:40|
  2. 落とし穴・道明
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落とし穴 13 井島への奉仕

(旦那がいなくなって、もう3カ月か・・・。一時帰国の間は、さぞやセックスに明け暮れたにちがいない。あの豊満な肉体じゃ、そろそろ薬が欲しくなる頃だ。)



――――井島の家。


 安希が仁美に頼まれて、井島の家で片づけを手伝っている。なんでも井島が植木の剪定をしていて、梯子から落ちたらしい。暫くは、静養が必要とのことだった。訪問した時の井島は両手に包帯を巻き布団の上に寝転がっていた。仁美は台所で洗い物をしている。



「すまないねぇ。今日は安希さんも来てくれたのかい。お世話になります。」

「いいじゃないですか。困った時はお互い様でしょう。でも、思ったより片付いていますね。」


「いつも、仁美ちゃんに助けてもらっているので。」

「知らなかった。仁美さんがそんなに?」




 安希は井島のいる部屋の拭き掃除を頼まれ、仁美は台所、洗面所そしてお風呂の掃除を受け持っている。



「なるほど、それで要領の分かっている場所を仁美さんがやってる訳ね。」



 台所から洗面所に場所を変えた仁美から声がかかる。



「お願い、安希さん。今から洗濯しようと思うの。会長さんの下着を持ってきてくれない。」

「下着って?」


「ちょっと安希さん。今私が身につけている物だよ。新しいのはそれ、その引き出しの中。」

「えっ、それを私がするの?」


「お願いね。安希さん。いつもは私がしてるんだけど、手が離せなくて。会長さんは汗かきなのでついでにからだも拭いてあげて・・・。私は先に、お風呂場を片付けますから。」

「ほんとに情けないことで。安希さん、お世話になります。」



 躊躇した安希だが、意を決して動き出す。濡れ手拭いに乾いたタオル、そして新しい下着を整えた。仁美もやっていることだし、淡々とボランティア作業と考えることにした。
 世話がしやすいように井島は寝巻を着ていた。安希は、表情を変えずに井島のパンツを抜き取った。仰向けになった井島の腰の上に、バスタオルを掛け、上肢、下肢と丁寧に拭いていく。ついでに、夫の真一にもよくやるマッサージも付け加えた。井島のからだは外見と異なり、60代の老人にしては、よく鍛えられている。筋肉にも弛みがない。



「安希さん、上手だな。経験あるのかな?」

「学生時代にバドミントンをやっていて。試合の合間に互いにマッサージを。会長さんの筋肉は柔らかく、見た目よりずっとお若いですね。」


 先ほど井島のパンツを抜き取った時、嫌でも白い毛に混じって60年も使われてきた老人の黒い男根の姿が目に入っている。以前に恥ずかしい写真を見られた相手。もしかしてと気がかりだったのだが、井島も恥ずかしいであろう男根を自分が目にしたという優越感が帳消しにしていく。



「安希さん。申し訳ないが仁美ちゃんを呼でくれないか。小用を足したくなった。」

「小用?ですか・・・。」

  1. 2014/11/18(火) 08:29:49|
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落とし穴 14 覗き見

 仁美に支えられトイレに井島が入っている。どうも手が使えないからということらしい。さすがに、小用の手伝いまで私にされると頭もあげられなくなる。でも、どうして仁美さんならいいの?と疑問が湧いてくる。仁美自身は、『何とも思わないから』と言うのだが気になる。トイレの扉は少し空いたままだ。安希は好奇心で近づいて行く。


「いくらなんでも、安希さんにこれは頼めないから。すまないね。」



 男性の小用便器の前で寝巻の前を開け放ち、華奢な仁美を支えにして立っている。仁美は左腕を井島の腰に回し、前にしゃがんでいる。井島は仁王立ちで右手を仁美の肩に置いている。時折、包帯に包まれた手が仁美の首筋から胸元に滑り落ちる。変な動きだ。仁美の右手は恐らくあの黒い男根に添えられているのだろう。ただ、老人の小用にしても時間がかかり過ぎる。なにやら仁美の右手がゆっくりと動いている。



「出ないな。さっき、安希さんにマッサージしてもらってたら、目の前にボリュームのある乳房が揺れてて。私の粗根でも勃起しかけて恥ずかしいから。」

「あの安希さんがお相手ならわかります。あまり長くなると安希さんが不審がります。」



(勃起!勃起って・・・もしかして、センズリの手伝いを仁美さんが。)



――――答えは直ぐにでた。


「じゃ、仕方がない。生でいくか。仁美ちゃんの名器で締められたら直ぐに終わる。」


 仕方ないと、仁美は足元にパンティを降ろし、少し中腰で壁に手をつく。安希の方向からは横向きとなり、先ほど凋んでいた黒い男根が今は大きく反り返っているのがはっきりと見える。



「手が使えないから、自分で開いてくれるかな。」

「ええ、わかりました。早く済ませてくださいね。」


 仁美はスカートを捲りあげ、両脚を少し開く。そして細い指で女陰の扉を開く。仁美の表情は逞しいオスの精を求めるメスの媚を放っている。
 安希の目には、腰のくびれから流れるような豊満な女の白い尻、それに狙いを定める黒光りした男根。挿入を待ち焦がれる媚のメスの視線。男根の先端が女陰の入口に当てられると、仁美の指は自らの陰核を擦りはじめた。ゆっくりと、鬼頭部分が女門を2度3度出入りしたあと、ずぶずぶと女陰の中に消えていく。仁美の背に覆いかぶさった井島が、耳元で小さな声で呟く。



「見てるぞ。見てる。思いっきり脳裏に焼き付けてやれ。痺れさせろ。」


 一瞬、『はぁ?』と不思議な表情を向けた仁美の腰を抱え込み、これでもかと激しい挿入を繰り返す井島。老人の性は粘々と長い。やがて、白い尻に白濁を浴びせる。



――――先ほどまで感じていた安希の息遣いも失せた。その扉の隙間に振り向き、井島が微笑んだ。



(さぞ今夜の一人遊びは激しかろうな。しかし、そんなものでは益々満たされまい。)
  1. 2014/11/19(水) 02:34:01|
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落とし穴 15 懇親旅行への誘い

――――久しぶりの安希からのメール。


『あなた、お元気ですか。子どもも私も元気です。
ひとつ相談です。夏に新役員で1泊の懇親旅行が計画されています。私は今年から役員になったので是非にと誘われて困っています。仁美さんは気晴らしに行きたいらしくて・・・・。私が行くとなれば、女性は2名で総勢10名です。
それと、会長さんが梯子から落ちて静養する事態がありました。幸い腰を打ったものの軽傷で、指や手の怪我ですみましたが、もう少し休まれるようです。その静養中、家事の事など会長さんに仁美さんが付きっきりになって、自治会の方は私一人でやり繰りしました。
ねぇ・・絶対にお酒は飲まないから、私も参加していいかしら。お願いします。
                             あなたの安希より』



 真一は安希のメールを読んで、安希の相談事よりも会長の静養の方が気になった。


(なるほどそれで、しばらくメールが来なかった訳か。こちらから、お見舞いのメールでも送ろう。)




――――井島へのメール。

『安希から聞きました。静養されているということ、心からお見舞い申し上げます。幸いお怪我も軽いようで良かったですね。
  さて、仁美さんの件、その後いかがでしょうか。こちらにも、仁美さんが気に入られるかどうかは別にして、それなりの同僚もおります。紹介するためにも、是非とも複数枚の写真を送っていただいたら助かります。プライベートな写真も含めて、同僚が釘付けになるようなものがあれば、一番いいですが・・・。秘密は首をかけて厳守しますので。
              それでは、お身体大切に    由利真一     』



 おっと、送信しようとして真一は気づいた。これでは、仁美さんの件が中心だ。そして、自治会懇親旅行について、『足手まといになると思いますが、安希も連れて行って下さい。良い気晴らしになります。』と付け足した。




――――井島からの返信。

『お気を煩わせました。申し訳ない。
 安希さんの懇親旅行への参加。了解しました。足手まといどころか、大変助かります。
 それと、仁美さんのお相手の候補がいらっしゃるとのこと、有り難いことです。
 写真については、今度の懇親旅行の時にたっぷりと撮影してきますが、手元の分を取り敢えず添付します。
 首を掛けて・・秘密厳守ということですので、次は期待していてください。 井島』



(少し、会長さん・・・誤解されているかな。)



 添付されていた写真は2枚。仁美が一人で写っている。
 恐らくこれは夏。ショートパンツにサンダル。そして大きな帽子。茶目っ気たっぷりに笑顔を振りまいている。こんな笑顔は恐らく旦那が事故を起こす前だろう。それほどに、全く曇りがない。素足の白さが陽に輝いている。
 もう一枚は、浴衣姿で夕涼みの風情。川の浅瀬で足先を清流が音をたてている。浴衣の裾が濡れぬように少し持ち上げ、太股あたりまで肌が覗く。恥ずかしげに両脚をくの字に揃え、視線を川面に落としていた。


 清々しい、良い写真だと真一は見惚れた。肌の白さは安希以上かもしれない。華奢だが女性のふくらみは十分あると見てとれる。この仁美の写真で、ますます真一の秘めた思いが膨らんでいく。
  1. 2014/11/19(水) 02:35:40|
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落とし穴 16 井島への談判


「はぁぁぁっ・・・もう、嫌。」


 老人の井島と仁美の肉交を覗き見して以来、夜になると安希の瞼にはその時の情景が浮かんでくる。
 決して逞しいとは言えぬ井島の男根だが、挿入に合わせた仁美の腰の動きは快楽を求め、極めて卑猥で性欲の塊と化していた。それが、脳裏に焼き付き浮かんでくるのだ。当然、安希の欲求に火をつける。
 今夜も、いやこの頃は毎晩、真一が買ってきた性の道具を使って自らを慰める。だが、燃えきれない。欲求不満のストレスが全身に蓄積されていくようだ。
 なぜ仁美があんな年寄りの井島とセックスをするのかと、自問してみても答えは見つからない。日頃の清楚な仁美からは考えられないほど、性に貪欲な情婦になり下がっていた。


(仁美さん、きっとなにか弱みを握られて、強制されているんだわ。)



 今の安希が考えられる結論は、至極当然なのかもしれない。それでないと、30歳近く年齢差のある井島と仁美。仁美が好んで井島なんかを選ぶはずがない。自分も性欲の不満に陥っている若妻であると認めたとしても、仁美の姿は浅はかで到底受け入れられるものではない。


(相談にのってあげよう。そして、あの井島から仁美さんを助け出してあげなければ。)




――――翌日。

 早速、仁美を訪ね。何か困っていることはないか。悩んでいることはないか。と尋ねる。さすがに、自分が井島と仁美の肉交を見ていたなどとは言えない。遠回しに尋ねても、仁美は安希の想像する答えが返ってこない。むしろ、井島にはお世話になっている。家事の手伝いなどはそのお返しをしている。などと、井島を庇う返事をしてくる。


(こうなったら、会長に直談判しかないわ。見たことを話して、止めさせよう。)




――――井島宅で安希と井島が向き合っている。


「会長さん。今お話しした通り、私が見たことは誰にも秘密にします。ですからもう仁美さんにはあのようなことはしないで下さい。」

「そう。仁美ちゃんとのあの肉交を見てたのか、安希さん。」


「ええ、あまりにも小用の時間が長かったものですから、様子を見に行ったら・・。」

「で、どう感じた?仁美ちゃん、嫌がってたかな?」


「当りまえじゃないですか。どう考えても60歳の会長さんと仁美さんがあんなこと。あり得ない。どんな事情があるにせよ、もう止めるべきです。」

「違うなぁ。それは。私は仁美ちゃんに頼まれて少ない精を出さされている。彼女はああ見えて、淫乱な女なんだよ。安希さんの目は節穴か。用心した方がいいよ。」


「よくもそんなことを。信じられない。彼女の名誉のためにも、今の撤回してくだい。」

「じゃ、今度の親睦旅行で嘘か本当か見極めたらいい。自分の目でね。お酒でも飲んでいないと、素面じゃまともでいられないよ。セックスの味を知った30女は、真面目そうに見えても、からだが自然と疼いてしまうもの。安希さんは大丈夫なのかな?」

「止めてください。失礼な。」


 安希は井島に一蹴された。
  1. 2014/11/19(水) 02:36:46|
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落とし穴 17 親睦旅行の夜

 安希は井島の自信たっぷりのいい訳に尻尾を巻いた。それでも、仁美を淫乱女などと言い放ち、自分の目を節穴とまで突っぱねられては意地でも引き下がれない。



「宴会の後で覗きにくるといい。鍵は開けとくから・・・」


 井島は余裕たっぷりだ。
 安希は、無理やり言い含めて仁美を連れ込むに違いないと思った。



――――そして男性8人、女性2人の役員親睦旅行の夜の宴会が始まった。どういう訳か、普段あまり話をしない副会長の二人が盛んにお酒を勧めに来る。



「毎回、この宴会はコンパニオンで盛り上がってる。今回は美人の女性部長と副部長さんが参加されるというので、遠慮したんだ。その分、お二人には精々頑張ってもらわないとなぁ。わっはははは。」


 どうやら安希と仁美をコンパニオン代わりにしようと思っているらしい。仁美を見ると、既に男性役員からお酒を勧められている。井島が仁美のところに来て、『こんな場では飲んでおかないと、白けてしまうぞ。』などと大声で話し、無理やり飲ませ手を引いて舞台に上がる。仁美の肩を抱き、デュエットを強要する。なんと破廉恥な男。やはり、仁美をなにかで縛りつけているに違いない。と安希は確信を持つ。
 舞台の上では、井島が仁美に抱きつきキスを迫る。嫌がる仁美は助けを求めて安希のところに逃げてきた。



「仁美さん。舞台の上であのスケベ顔を力一杯、叩いてやったらよかったのに。」

「そんなこと、とても私は。」



そこへ、井島が千鳥足で追いかけてくる。



「途中で逃げ出したりして。罰金だぞ。罰金。そうだ、罰に飲み比べだ。いいな。」



 そうだ。そうだ。と二人の副会長も囃したてる。
 井島が先に空け、その杯を仁美に差し出すと、横からその杯を安希が奪い取る。アルコールには自信のある安希だ。相手の井島はもうベロベロに近い状態。お酒で潰してしまえば、今夜、仁美を襲う心配もなくなる。そう思った。




「会長さん。私は女性部長。副部長の仁美さんに代わって勝負をお受けしましょう。まさか、相手を見て逃げたりはしないでしょうね。」


 面白くなってきたと副会長達は、やんやと喝采を送る。『ならば受けて立とう』と井島も気合を入れた。



――――二人の勝負は延々と続く。いつのまにか宴会場には、井島と安希と仁美。そして野次馬の副会長二人の5人。場所を会長の個室に移して続行することとなった。



「任しておいて、私はお酒には自信があるのよ。」



 心配する仁美に、そう告げ部屋に入ると、奥の部屋からそわそわと井島と二人の副会長が出てきた。ちらっと見えたが、どうも会長の客室は奥にベッドルームがある。入口には畳の客間があり、窓際にはホテルの庭園が眺望できる歓談の間も設けてあった。



「安希さん。強いね。驚いたよ。」

「会長さんこそ、もう出来上がっていると思ってましたが。どうしてどうして。」


 趣向を変えて、アルコール度の高い泡盛でどうかと副会長が提案し、二人は了解した。安希は泡盛というお酒を飲んだことがない。
  1. 2014/11/19(水) 02:37:59|
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落とし穴 18 安希、酔い潰れる

 泡盛を初めて飲んでみて、安希は口当たりの良い飲みよいお酒と思った。泡盛樽が2種類用意され、副会長一人ひとりが井島と安希に注いでゆく。泡盛はアルコール度が非常に高く、用心しないと酔いが一気にまわる。
 泡盛勝負となって、井島のペースが落ちてきた。一杯を空けるのに10分をかける。常に安希が待つ状態となった。3杯目を飲み干した頃より、時折副会長が安希の肩を軽く撫でたりして、体に触れてきた。もう一人の副会長が『これは、世紀の大勝負。』と写真を撮りまくって、囃したてていた。傍では仁美が心配そうに見守っている。



――――7杯目の決着。

 先に飲み干した安希に向かって、井島が何か言っている。どうやら『参りました。』と言っているようだが、顔はニヤニヤ笑っている。周りを見渡すと仁美の姿は見えず、両サイドには二人の副会長が安希の腕をつかんでいるようだ。安希の耳元で『部屋まで送って行くよ。』と言われた気がする。『大勝負の記念だ。』と井島がカメラのフラッシュを光らせた。
 そこで、安希の意識は飛んだ。何時に部屋に戻ったのかも分からない。ただ、酔いが回り夢うつつの中で、からだが火照って女の芯が蕩けるような記憶が残っていた。



――――翌早朝。

 安希は目覚めた。まだ頭がズキズキしている。見渡すと隣に寝ているはずの仁美の姿が見えない。一気に酔いが醒める。



(しまった。まさか会長の部屋に。でも、私以上に会長は酔っていたはず・・。)



 安希はよろけながら会長の部屋へ急ぐ。ドアには鍵が掛っていない。中に入ると無造作に飛び散ったスリッパと綺麗に揃えてある1対が目に入る。



(来ている。仁美さんがここに。)


 入口から中の様子を窺うと、奥のベッドルームの方から話し声が聞こえてくる。



「仁美。もうこれで何回目だ。覚えているか?」

「さあ、忘れました。」


 
 そおっと覗くと、大の字に仰向けに寝ている井島の上に、騎上位の仁美が腰を揺らしている。初めて目にする仁美の乳房が、大きく上下に振れている。その振れを楽しむかのように井島の手が下から支えにいく。仁美は顔を横に背け、腰だけを振り続けていた。



「どうして顔を背ける。いつもの仁美の逝く顔が見えないじゃないか。」

「私、もう・・・こんなこと。嫌なんです。」


「嫌なもんか。こんなに私のものを締め付けているじゃないか。」

「心は嫌でも、からだが求めてしまう。もう止めたい、安希さんが疑っている。」


――――仁美が発した『からだが求めてしまう。』という言葉は、安希にはショックだった。井島が言ったように淫女の本性なのか。



「安希さんのことは心配いらない。それより、子をつくる決心はついたか?」

「そんなこと、人として出来るわけがありません。」



 安希はその場で茫然と立ちすくむ。60歳の井島が仁美を妊娠させようとしている。
  1. 2014/11/19(水) 02:50:05|
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落とし穴 19 木霊でしょうか

 目の前で延々と繰り広げられる老人と熟女の肉交。
 井島の言った通りだった。仁美は嫌がるどころか自ら男を求めて、からだを開く。浅ましいと感じた。



(がっかりだわ。熱くなった私が馬鹿らしい。それにしても仁美さん、ほんとに情けない。)



 信じていた人間の醜い部分を見せつけられ、真剣になった自分に腹が立ち、ふしだらな仁美に対して憤りが収まらなかった。




――――自治会親睦旅行から数日後。井島から真一へのメールが届く。


『由利さん。お待たせしました。
 自治会親睦旅行で撮影した写真を送ります。
 これらの中には仲介人としての由利さんにだけお見せするものもあります。
 本人には内緒で写したものでありますので、お約束どおり、秘密厳守でお願いします。                 井島』



(会長さん、なんか大げさだなぁ。)



――――真一は添付されている写真を一枚一枚開いていく。

 最初の写真は安希と仁美さんが二人で写っている。
 安希は相変わらずにジーンズ姿。一方、仁美さんはミニスカート姿だ。共に魅力のある女性だが、真一は見慣れた妻には関心が向かず仁美の方に気が走ってしまう。清楚な雰囲気が気に入り、スカートから覗く素足に見惚れてしまう。


 2枚目の写真は、仁美を横写しに撮ったものだ。スラリとした立ち姿ながら胸の膨らみが強調されている。バックは新緑の木々。目線は遠くを眺めていて清々しい。


3枚目の写真は・・・。(おおっ・・これは盗撮だ。)

 湯気がたなびく露天風呂。湯面から浮き上がる上半身の白い肌に湯粒が光る。形の整った円錐の乳房は白く光り、仁美の手が髪を撫でている。


――――思わず、真一は唾を飲み込んだ。


 4枚目の写真。他に人が居ないのだろう。湯面での全裸の立ち姿。ハッキリと見てとれる。乳房の膨らみ。豊満な尻肉。くびれた腰。そして湯水が滴る絹草。


5枚目の写真。(何だ。コレは!!)

 全裸の仁美がベッドに寝ている。接写だ。遠くに仁美の顔、そして女の秘所が写っている。


6枚目。7枚目。・・・10枚目。
 全てベッドの上での全裸写真。仰向け、うつ伏せ。横向き・・・。まるで素人ヌード写真の発禁物だ。



 真一の度肝を抜く写真ばかりだ。かつて、安希が自慰ヌードを送ってきたがその比ではない。白い仁美の裸体に釘付けになる。真一はパンツを降ろし、右手で怒張を握る。白濁の的はアップにした目の前の仁美の白い裸体だ。



  (ふぅぅぅ・・・。久しぶりだ。こんな充実感。)



――――その時。再び井島からのメールが届く。


  『どうです。気に入られましたか?誰しも、抱きたくなる女性です。是非とも良き伴侶のご紹介をお願いします。』

  『追伸。実は、この盗撮は私が撮影したものではありません。私のカメラで役員の誰かが撮影したようです。困ったものです。どんな意図があって盗撮したのかはわかりませんが、他に安希さんのもありました。これは誰にも見せずに破棄します。   井島。』
?
  1. 2014/11/19(水) 02:51:18|
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落とし穴 20 敵はインドにあり

  (何だって!!安希も撮られてた?)   


――――井島への返信。

 『ちょっと待って下さい。会長さん。
  安希の盗撮写真もあるのですか?それなら、破棄する前にそれも送ってください。』



――――真一は必死だ。


井島  『駄目です。とてもお見せできません。』

真一  『私は安希の夫です。安希のことは全て知っておく必要があります。
他人である会長さんが既にご覧になっているのですから、余計に見なくてはなりません。』



井島  『そうはおっしゃられても、お見せして私が憎まれては困ります。どうか、
忘れてください。』

真一  『じゃ、こうしましょう。私は如何なる場合も会長さんを責めたりしません。
お約束します。また、このことを安希には絶対に話しません。』



井島  『いいのですね。本当にそれで。ご夫婦仲がどうなっても知りませんからね。
じゃ、今から写真を送ります。こちらの原本は破棄します。』



――――そして、井島から安希の写真が送られてきた。


 最初の数枚は宴会中の写真のようだ。
 あれほどお酒は飲むなと言っていたのに。なんだ!!悪い癖がでている。自分の姿がどうなっているのか分かっていない。浴衣から乳房が覗きそうじゃないか。



 次の数枚は場所を替えているのだろうか。雰囲気が違う。
 これは何を飲んでいるんだ。目がトロンとしてしまって。えっっ。触られているじゃないか。分からないのか安希!!。
 ありゃ、コレはなんだ。


――――明らかに男の手の隙間からが安希の乳房がはみ出し、鷲掴みされている。浴衣の裾は乱れ太股も露わだ。その柔肉の上にも男の腕が見える。指先は奥に隠れて見えず、秘所を弄っているようだ。それでも、安希はカメラ目線。



 最後の数枚は、布団の上だ。
 安希は全裸にされ、二人の老人に嬲られている。一人は豊満な乳房に食らいつき、一人は片脚を押し上げ女陰に吸いついている。安希は目を閉じ、顎を上げている。一見昇天しているようにも見える。


――――駄目だ。これはもうどうしようもない。懇親旅行に行かせたのが間違いだった。安希を嬲っている老人たちは、恐らく自治会の役員に違いない。そうなると、見つけ出し謝罪させたところで、同じ地域ではもう暮らしていけない。そんな恥辱にはとても耐えられない。



(どうするんだ。真一。どうする真一!!。)


――――井島から再びメールが届く。

 『さぞやショックでしょうね。やはり、ご覧にならなかった方が幸せだったかも。
 でも、変貌した淫らな奥さんをもう見てしまいました。これは事実です。
約束通り、私を責めないで下さいよ。
 ――――ここからは年寄りの助言として聞いて下さい。
 暫くは、奥さんと距離をおきましょう。
興奮状態で話し合うと取り返しがつきません。時間が必要です。このことを知っている人間は、当事者と私と真一さん。辛いことですが、真一さんが騒ぎ立てなければ表沙汰にはならないでしょう。それが賢明。
 ――――こんな時ですが、仁美さんをそちらに行かせます。
 そちらに、夫に相応しい同僚がいらっしゃるということですので会わせてあげて下さい。仁美さんは良きあなたの話し相手にもなるでしょうし。      では。』
  1. 2014/11/19(水) 02:52:34|
  2. 落とし穴・道明
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落とし穴 21 刺客を放つ

 親睦旅行を境にして、安希と仁美のこれまでの良好な信頼関係は崩れた。
 安希が浴びせる軽蔑の眼差しは、仁美と井島とのドロドロした肉体関係に気付いたサイン。そして、仁美と安希の距離が広がっていく。
 安希が真一にメールを送っても生返事しか返ってこない。電話をかけても『仕事が忙しい。』の一点張りだ。そんなこんなで益々ストレスが高じ、女性部長である安希が副部長の仁美に、より一層冷たく当たる。



――――井島の家。

「仁美ちゃん。この頃なんだか辛そうだな。安希さんと何かあったの?」

「わかりません。親睦旅行から帰って来てから、私に厳しくなったみたい。」


「そう・・。バレチャッタかな。」

「辛くて堪らない。潔癖な安希さんですから。」



 井島が奥から鞄を持って来た。そして机の上に札束を並べる。



「これは、死んだ家内と余生を楽しむための資金として用意した物。全部、仁美ちゃんにあげる。
 これを持ってインドへ行き、由利さんを頼りなさい。」

「なぜ、そんなことを。訳を話して。」


「実はね。内緒で由利さんに再婚の相手を探してもらってたんだ。此間、仁美ちゃんに相応しい人がいるって連絡がきた。ちょうど良かったんだ。ここを離れる潮時だよ。」

「そんなこと・・・私はもう結婚なんて。」


「幸せを求めることを諦めるんじゃない。それが他人を傷つけることになってもだ。こんな老人の私との関係など、取るに足らぬ出来事。大丈夫、あなたは必ず気に入られる。」

「そうでしょうか。ほんとうに。」


「ああ、そうだとも。向うで骨を埋めるつもりで由利さんを頼りなさい。いいね。」

「安希さんに軽蔑され、本当に惨めになりました。おっしゃるように、インドに行きます。」


「これで仁美ちゃんとは、お別れだな。どうか最後に、前からの頼みをきいてくれないか。」

「それは・・・・。」


 井島の仁美への頼み事。それは、子づくり。井島の家は子が生れなかった。原因は亡き妻の方にあったが、井島は責めもせず妻を愛した。地域の子ども達を我が子のように可愛がったのもその為だ。



――――暫くして、仁美が子どもを連れて町内から消えた。

 自治会の中で噂が流れる。向かい合わせで暮らす安希とのトラブルに嫌気をさし、地域を離れた。いや、井島会長が仁美を暫くどこかに匿っていると。地域はそんな噂話に関係なく、秋の行事を控えて一層忙しくなる。安希には噂など気にしている余裕はない。夫の真一のことも忘れるほど、行事に追いまくられていく。
  1. 2014/11/19(水) 02:53:30|
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落とし穴 22 君子豹変す

 インドの首都にある一流ホテル。そこで真一は仁美を待っている。井島の話では、インドに永住する覚悟での渡航ということだった。まだ探してもいない再婚の相手を紹介しなければならない。自責の念で一杯だ。なにしろ仁美は魅力的な美人とはいえ『子連れ』というハンディがあるのだから。


――――ロビーに女の子の手を引き仁美が現れる。異国の地での再会は真一の心も躍る。


 真一がお相手を連れてこれなかった言い訳を、仁美は静かに聴いていた。相手をこれから探すのと、既に見つかっているのとでは雲泥の差だ。仁美の顔が明らかに落胆の色に染まる。



「もういいです。真一さん。私の考えが甘かったのです。気にしないで。それでは。」

「待って!仁美さん。これからどちらに?」


「そうね。私はもう日本へは帰りたくない。あんなところ何も良いことがなかった。井島さんが沢山お金をくれたの。いっぱい使ってその後は・・・・・。」

「駄目だ。そんなふうに考えちゃ。再出発しようと来られたのでしょう。住むところは私がお世話します。働くところも考えますから。嫌でなければ、それまで私の家を使ってください。」



 真一の顔を真っ直ぐに見つめる仁美。



「あなたの顔を見てると、幸せ一杯で活動的な安希さんを思い出す。幸せな家庭を目のあたりにすると、不幸な私が余計に惨めになる。」

「私の家庭が幸せなもんか。先を思うと苦しくて堪らない。私も同じだよ。」



 本当に真一が苦しそうな表情をした。そんな真一を仁美はじっと見つめていた。



――――真一の住まい。

 流石に、大手商社が用意したインド長期駐在のための館だ。日本でいう3LDKのマンション。
 こんな館に男の一人住まい。贅沢だ。恐らく、家族で駐在する社員のために会社が手配したものだろう。


「お帰りなさい。真一さん。今日も早いですね。」

「ただいま。楽しみなんだ。仁美さんの料理が。」

「そうおっしゃって頂いて、とても嬉しいです。」
 


 仁美は真一の好意に甘えることになって、1週間になる。『真一さんを頼れ』と言った井島の言葉通りに従っている。子どもを日本人学校に通わせ、朝には真一を会社に送り出す。まるで一般家庭の日常生活だ。違うところは、円満な共同生活だが夫婦関係がない。あくまで仁美の仮の宿だ。真一の倫理、道徳という聖壁を越えさせるには、誑かす誰かが背中を押さなければならない。



――――井島からのメール。

『由利さん。少しは癒されましたか。
 そんなちっぽけな癒しでは、あなたのうっ憤は解消されない。汗を流して働く夫をよそに、安希さんは余程あの時の快感が忘れられないのか、年寄り二人と宜しくされているご様子。そんな妻に遠慮はいらない。
 ―――目の前の女を抱けばいい。我慢することはない。犯してしまいなさい。
 ―――抱きたいのでしょ。その女をあなたのものにしてしまいなさい。
    安希さんのように遊び、戯れる、それこそが生きる力の源ですよ。  真一さん。』


 毎晩、パソコン画面に大写しにした仁美のヌードをネタに密かに欲求を解消していた。写真の女性が同じ屋根の下で同居していることが、一層性欲を掻き立てる。辛くとも凛として媚びない女性を己が怒張で突き刺し、自分のものにしてみたい。清らかなものを汚し、破壊する。そんな男の略奪欲望が湧いてくる。



――――怒張への手淫が止まる。真一の視線は自室の扉の先、仁美が眠る部屋に向く。今夜はまだ射精していない。ギンギンに漲る性欲のはけ口を求めて、今、真一が席を立った。
  1. 2014/11/19(水) 02:54:49|
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落とし穴 23 サンタが家にやって来る

 自治会行事の最盛期も過ぎ、忘年会シーズンを迎えていた。女性副部長の仁美がいなくても安希が一人で行事を切り盛りした。この町では役員が自治会の集会所に集まり、ささやかな忘年会を12月早々に行った。全ての役員から安希の働きに感謝と慰労の言葉が寄せられた。


――――今夜はクリスマス・イブ。真一のいない我が家で安希は息子と二人で過ごしていた。


「安希さん。居るかい?」
 

 二人の老人が安希の家を訪れる。安希は息子を寝かした後、リビングでくつろいでいた。



「あら、お二人してこんな時刻に何か御用ですか?」

「他でもない。私らは副会長の役職を井島さんから仰せつかっているが、この年齢だ。何のお役にも立ててない。せめて、大活躍の安希さんにはお礼をしたくて、こうしてワインと料理を買って来たんですよ。」


「それは有難うございます。でもそんなお心遣いはなさらないで。私は私の役目を果たしているだけですから。」

「まあそう言わずに受け取ってください。クリスマスと言ったって私らは独居の老人。今、二人で飲んでいたところ、この夏の懇親旅行で安希さんの飲みっぷりを思い出して、お届けしようと思ったわけです。」



 二人の副会長は共に80歳前後。気の良いご老人と町内でも評判の人物である。安希は真一に『他人を家にあげるな。』とは言われていたが、このまま帰すわけにはいかない。



「それじゃ。少しだけお付き合いしましょうか。どうぞお上がり下さい。」

「それは有り難い。お言葉に甘えて忘年会も兼ねて3人で盛り上がりましょうか。」


 安希は相手が高齢者という安心感も手伝って、好きなお酒のピッチもあがり上機嫌だ。副会長二人も若い安希を肴に同様にお酒が進む。安希の家を訪ねる前から飲んでいた老人二人は、相当酔いが回っている。



「安希さん覚えているかな。会長との泡盛勝負。すごかったなぁ。あれだけ酔っていてはしかたがないが、あの時の写真、会長から見せて貰ったかな。」

「あの時の写真?ですか。いえ・・まだ。」



副会長A 「そ、そうなの?まあ、役員同志だから怒らないでね。会長はずるい。自分は水を飲んで、安希さんには本物を飲ますんだから。お陰で私らもちょっと悪戯させてもらったけど。」

副会長B 「そうだよなあ。最初に安希さんの写真を見せられて。酔うとこんな風になるって言われて。自分はすることがあるから水にしてくれなんて。女相手にあれは卑怯だよ。」



副会長A 「安希さんを二人で抱えて部屋に送って行ったら、チャンスだから写真を撮っておこうって言い出して。私ら演技させられた。なあ。」

副会長B 「ああ。私が安希さんのおっぱいで。この人がまぁその、下の方を受け持ったんだ。いろいろポーズさせられて。重い安希さんを部屋に送るだけでへばっているのに。」



――――ここまで上機嫌で話していた安希の頭の中が真っ白になる。グラスを持つ手が怒りで震えだす。しかし、緊急事態のサイレンを鳴らす理性が、安希に『ぐっと堪えて話を聴きだせ』と訴えてきた。



「じゃあの時、会長は泡盛を飲むふりをして、時間をかけて水を飲んでらしたのですね。」

「ああそうだよ。」


「お二人が最初に見た私の写真って、どんな写真でした?」

「うん、安希さんが大きなおっぱいを手でもってて、椅子に腰かけてたよ・・確か。」


――――それは、井島が直ぐに焼却すると言って持ち去った自慰中の淫らな写真だ。



「今のお話。お二人はどなたかに話されました?」

副会長A 「いいや。私らは口が堅いだけが取り柄。それに会長からきつく口止めされておりますからな。」

副会長B 「おい。もうそろそろお暇しようか?明日にこたえるぞ。今夜は安希さんと話ができて楽しかった。有難うね。」



――――副会長二人がひょろひょろと帰っていく。この二人はお人好しで天国が近い。

 クリスマス・イブの夜に偶然知らされた衝撃の事実。安希は朝まで眠れない。
  1. 2014/11/19(水) 02:56:01|
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落とし穴 24 井島邸討ち入り

 仁美を誑かす井島にしてやられた。こんなことをとても真一に相談などできない。考え抜いた挙句に、安希は自分が写った写真を取り返そうと大胆な行動に出る。



「会長さん。いらっしゃいますか。安希です。」

「やあ、安希さん。今日はエプロン姿でどうしたの。」


「私の家が片付いたものですから、会長さんところのお手伝いでもと思って。」

「そ、そうなの。年末の大掃除を手伝ってくれるの。それは有り難い。」


 井島が静養していた時、仁美とこの家の掃除をしたことがある。便器を拭く手が止まる。今掃除をしているトイレの中、井島と仁美の肉交を初めて目撃したときの思いが蘇る。あれも自分に覗かせようと、初めから扉を開けていたのではないか。全ては仕組まれていたのかも知れない。



「そんなところまで磨いてもらって申し訳ない。『お世話をします。』って、真面目面して、淫乱に腰を振って、こんな老人の少ない精を搾り取る。あんな女狐が、自治会から居なくなってすっきりしたよ。今頃は、どこかで誰かの旦那の精を一生懸命吸い取っているに違いない。」



 手を休めた安希の後ろに、井島が立っていた。安希は井島の家の隅々まで探してみたが、肝心のお宝が発見できない。まだ、探していないのは『ここはかまわないで。』と井島が言ったパソコンのある部屋のみ。このままでは副会長二人の話を出して、井島の悪巧みを責めねばならない。確たる証拠が出ない限り、相手が白を切ればどうしようもない。なにか手だてはないものか。



「安希さんの主婦姿も粋なもんだ。熟女の魅力がはち切れそうだな。」



――――そうだ。良い手がある。

 安希は、ぴったり張り付いたジーンズのお尻を突き出し、ゆらゆらと左右に振る。まるで仁美が井島にさせられていたポーズ。思った通り井島の視線は安希のお尻の動きに釘付けだ。


「あのう。会長さん。」

 と安希は井島に振り返る。井島は慌てて目をそらす。


 
「水洗いをするし、寒いかなあと思って厚着をしてるんですけど、少し汗かいちゃって。隣のパソコンの部屋で着替えをしてもいいですか。」

「着替えをするって?上着を脱げばいいんじゃないの。」


「少しむれちゃって。ジーンズの下のパンストを脱ぎたいの。それと上の方も少し。」

「パ、パンストを脱ぐ!・・・・・どうぞ、使っていいよ。」



――――シメシメ、ひっかかった。

 しかし、井島は安希の傍から離れないのに決まっている。どうにかして追っ払わないと。
 部屋に入ると、安希は上着から脱ぎ始める。ブラジャーまで外すとセーターを地肌に身につける。井島の気配が伝わってくる襖に、安希は背を向けている。ジーンズを足元に落とし、スラリとした自慢の両脚を交互に抜く。お尻を襖の方に突き出しパンストを膝まで降ろす。まぶしい太股の白さと黒のパンストの卑猥さが覗き魔の目を釘づけにした。



「会長さぁーん。私、喉が渇いた。ビールのおねだりして良いかしら。エビスお願い。」


 襖の方に振り返り、安希は呼びかける。案の定、襖は少し隙間が開いていた。


――――玄関付近から。


「安希さん。エビスは置いてない。直ぐに買ってくるよ。ついでにお摘みもサービスだ。」
  1. 2014/11/19(水) 02:57:16|
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落とし穴 25 情けは禁物

 井島はコンビニへ急ぐ。往復すれば20分はかかる。息を切らして戻ってくると、着替えを済ました安希が、庭の焼却炉で何かを燃やしている。



「お帰りなさい。エビスありました?」

「何を燃やしているの?」


「ああ、これね。着替えをした部屋に、青少年の教育上良くない写真が沢山あって。きっと会長さんなら燃やされると思って、今、私が。」

「は、はははは・・それ、安希さん見たの?」


「ええもちろん。今日はコンタクトを入れてないので輪郭しか分からないけど。世の中には、私に良く似た女性が居るものですね。会長さん。それと、パソコンの中もついでに掃除しておきました。引き出しの中にあったUSBメモリーは、ほれ、ここに。」

「そ、それは良い事をされました。流石わが自治会の女性部長、安希さんだ。」



 安希はしてやったりと、満身の笑顔で仁王立ちだ。上背も老人の井島より高く、まるでジャンヌ・ダルクのようだ。



「ところで・・へへ。幾らなんでもアウトルックの中身までは触ってないでしょうね。」

「ええ、そこまではしていません。悪爺さんといえどもプライバシーまでは犯せません。」

「そうですか。一段落ついたところで休憩しましょう。さあさあ、こちらへ。」



――――井島の捻り技。


 勝利の美酒は美味しい。これまでの不安が解消し、そして安全地帯まで辿りつけた安心感が安希を心地よく酔わせる。



「安希さん。パソコン素人の私ですが、ちょっと前からメールをやりだしましてね。」

「あら、そうなんですか。でも悪爺さんの相手をしてくれるような人が、よく見つかりましたね。」


「今日はきついなあ。実は居たんですね。その、もの好きなお人が。」

「へぇぇえ。」


「私、その人にある女性の再婚の世話を頼みましてね。ところが真面目な人でしたが、その女性にゾッコンになって、ミイラになってるじゃないかと心配しているんです。」

「まあ、なんて悪趣味なことを。そんな話、聴きたくないわ。」

「いいんですか聴かなくて。その相手というのは、あなたのご主人、真一さんですよ。あらぁ、嘘?って、思ってらっしゃる。ならば、ご主人からのメールをお見せしましょう。」


 
――――悪爺の一発逆転の逆襲が始まった。


 井島の目がギラギラと輝き、網の中でピチピチ跳ねる獲物を睨んでいる。
  1. 2014/11/19(水) 02:59:16|
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落とし穴 26 追いつめられる安希

 井島は真一からのメールを開き始めるが全部は見せない。見せられる筈がない。メールそのものに、明らかに安希を裏切る内容のものは無いのだから。また改竄できる能力もなく、正しく真一のメールは現物そのものだ。



――――開いたメールは、『相応しい相手が居る。秘密は厳守。多数の写真を送れ』。これしか玉は無い。


「私は、仁美さんが可哀そうで、ご主人に再婚のお相手を探してくれるようお願いしましてね。そうしたら、ほれこのように相応しいお相手が見つかったと。」

「仁美さんのお相手を?そんな・・・。主人は仁美さんのことなど一言も私に。」



――――ほぅぅぅ。真一は安希には知らせていないのか。こりゃ使える。


「お話しされていない?それはどうしたことか。なんだかご主人に下心がありありだ。恨まないでくださいよ。最初に依頼したのは私だが、その後はあなたのご主人の要望に沿って動いたまでで。」

「そんなことより、会長さん。遣り取りを最初から順に見せてください。」


「まあそう慌てずに。安希さんが言うように私はとんでもない悪爺。こんなの全部見せたら、あなたに殺されちまう。」

「会長さんのことなどどうでもいいの。大事なのは主人のこと、主人が心配なの。」

「私のことはどうでもいい?それは私が何をしていても無罪放免ってことかな。約束するか?」


 最近、自分には届いていない夫のメール。早く見たい一心で『約束する』と答えた安希に、井島は証拠を見せろと無理難題を言い出した。そんな証拠など見せようがない。



――――井島は安希の虚を突き、一気に突撃を開始する。


「鈍い女だなぁ。メールを見た後で私にどうのこうのと何癖をつけようのない状態にできればいい。ってことだ。例えば、へっへへっ、安希さんのベストフォーカス。二人の年寄り相手のあの真似事ができればいいなぁ。」

「どうしてそんなこと、出来る訳がありません。」


「ならいいのかな。ご主人の本心が覗けるメール見れなくて。私は、あなたの約束の担保を抑えたいだけ。もう直ぐ夕暮だ。時間がないぞ。子どもが家にいるんだろう。諦めてさっさと帰るか?どうするんだ。ご主人は、『絶対秘密にするから、あの女狐のプライベート写真を沢山送れ』と言って来たんだぞ。」



 突然聴かされた夫の不審な行動。明らかに安希は動揺し、さきほどまでの威勢が弱まる。そんな安希の姿を見て、まだ昼の2時だというのに井島が雨戸を閉めだす。安希に考える時間を与えない。



「それに、ここが肝心だ。今あの女狐はインドに居る。あなたのご主人の所にね。」

「何ですって!?仁美さんと主人が一緒にいるって・・・。」



(もう少しだ。もう一押しだ。思い込みを利用して騙し討ちだ。ざまーみろ。)



――――それから2時間が経った。

 とうとう安希が井島の術中に嵌ってしまった。だが素直には従わない。駄目だ、駄目だと、井島は無理やり純度の高いお酒も飲ませる。それでも脱がない安希の衣服を無理やり剥がしていく。本気で抵抗されれば小男の井島など弾き飛ばされる。パンティ姿にしたところで、布団の上に追い立てる。さらに口移しで酒を飲ませる。安希は『ハァハア』と混乱の極みの息遣いが激しくなる。



「ご主人は明らかに裏切っているんだぞ。あなたに知られたくない女狐との秘密を見たくはないのか!益々時間がなくなるぞ。自分で脱がないのなら、そのパンティを脱がせてやろうか?」



 井島は煽りに煽る。
 それにしても、布団の上で凌辱を待つ涎の出そうな絶品の肉体。長い両脚をくの字に曲げ、豊満な乳房を隠すように両腕で囲む。それでもなお、安希はまだ観念したようには見えない。



(やっとここまで来たが、念のため一発喝を入れてやる。小男の私が大女を犯すか。堪らねぇ。)


――――最終段階の仕上げ。それは絶対服従させるための暴力だ。


 井島はいきなり安希の顔を張り、怯んだ隙にパンティを剥ぎ取る。井島が抑えたい絶対の担保、それは豊満な肉をしゃぶり尽くし、安希の体内への念願の射精と決めている。
  1. 2014/11/19(水) 03:01:20|
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落とし穴 27 貞操辛々

 立場は井島の方も土俵際だ。実際に真一からのメールはたいしたことは書かれていない。真一を盗撮写真で煽り通していたのは井島なのだから。それに、仁美を送り込んだ後の状況も全く分からない。どういう訳か真一も仁美もなにも知らせてこないのだ。
 井島は降って湧いた敵失に乗じての勝負。先手、先手で安希を錯乱させて、肉体交渉を持ち『後の祭り』にしなければならない。しかし安希に少しでも余裕が生まれれば、こんな茶番など見破られてしまう。



――――目の前の布団の上に、老人の甚振りを待つ極上の女体が横たわっている。


 若ければ『侵略すること火の如く』姦れたのだが、老人の粗根ではそうはいかない。今少しの溜めが必要だ。獲物が息を吹き返さないように、ここは老獪な手管を使う。



「改めて眺めてみると、何と見事な乳房よな。この大きさ、この形。町内の親父どもの羨望の的なんだよ。」



 節くれだった老人の手が、安希の乳房をやわやわと揉みほぐす。舌でぺろぺろと乳首を舐めだした。白髪まじりの頭が、やわ肌の乳房の谷間でうごめき、大きく息を吸う。



「ああぁぁ・・・。極楽、極楽。つぎは、観音様とのご対面だ。」

「うっ、嫌っ!」



 真っ白な肉布団の上を、小男がゆっくりと愛撫を施しながら女陰を目指して下っていく。フサフサとして艶のある絹草に、顔を左右に振り鼻口で感触を味わっている。安希は目を瞑り、屈辱に耐えているようだ。
 待ちに待った観音様とのご対面だ。その姿、周囲に漂う芳醇な匂い、全てをゆっくりと味わう井島。


――――さぁ。そろそろ舌で女陰の味見といくか。

 これもまた見事な長い脚。透き通る白さと肉付きが堪らない。その脚を手で押し広げ唇を女陰に近づけるこの瞬間、この時が待ちに待った至福の・・あわあわ・・・。


――――その時だ。周囲に音が鳴り渡る。

 ピンポンパンポン・・『自治会より、お知らせします。ただ今、年末の特別警戒の実施中。最近、ひったくり、痴漢など女性を狙った悪質な事件が多発しております。くれぐれもご用心ねがいます。被害に会わぬよう、ご家族みんなで話し合い、互いに気を付けましょう。繰り返します・・・・』
 家のすぐ横の電柱に設置された町内放送用のスピーカから流れてきた。2分は止まらない。


――――うるさい!こんな時に。今、町内放送をしたやつ。気の利かぬ馬鹿は誰だ!

 もともと基盤のない無理筋の強引な攻め、日常の平凡な風が吹いても足元が崩れる。


「ええっ、うっわぁ!!息が詰まる。」


 押し広げられていた安希の両脚が、きつく揃えて寝返りを打つ。井島は柔らかい太股に挟まれたまま、仰向けに引っくり返った。不意の両脚挟み投げをくらった井島は漸く起き上る。


「痛いじゃないか。いきなりこんな姿勢から投げるなんて。首を捻ったらどうするんだ。」

「悪質で狡猾なエロ爺さんがそれくらいのこと、かわせぬ筈はありません。それにしても危なかった。会長さんのお話しについつい、誘いこまれていたようで。」

 
「なんだ、もうする気がないか?なら、ご主人のメールは見せないぞ。」

「未練がましいその様子だと、大したことは書かれてなさそうですね。あの優しい主人が、隠れて邪なことをすると少しでも思った私が恥ずかしい。それじゃ。」


――――最高の料理が胃袋に入ることなく、香りだけ鼻をかすめて去っていく。

 恨めしく未練たっぷりに、衣服を身につける安希の後ろ姿を追う井島。安希は着終えると井島に一瞥して部屋を出ていく。目を落とす布団の上に何か落ちていた。


(おや、これはUSBメモリー。こりゃまだチャンスがありそうだ。次は必ず。はは、はっははっ・・・)
  1. 2014/11/19(水) 03:02:33|
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落とし穴 28 この子は誰の子?

 強気な態度で井島の家を後にした安希。
 しかし、夫が安希に何も知らせず、仁美の再婚相手を世話していたという事実は変わらない。そして、老人の井島と肉体関係を持つ仁美がインドに居る。夫と間違いが起きるのではないかと胸騒ぎがしてならない。早く主人に仁美と井島の関係を伝えねば。



――――えっ!!主人からメールが届いている。

 『安希、
  突然だが、別れてくれ。もう既に私は離婚届にはサインをした。
  息子のことや財産の分与など、1月に帰った時に話し合おうと思う。
  それまでに、君の考えを整理しておいて欲しい。』



――――それより1カ月前のインド。台所で仁美に妊娠の兆候が表れていた。


「どうしたの?仁美さん。もしかして『つわり』!!」

「病院で診てもらわないと、確かなことは言えないけど・・・。たぶんそうよ。」



 仁美は『私たちの子よ』と微笑み返すが、真一の心臓は凍る。妻の安希から気持ちが離れかけたとは言え、日本には子どももいる。

 真一が仁美と関係を持った夜。いや、正確には井島のメールに煽られ、強引に仁美を抱いてしまったのだが。我に返った時には、仁美の女陰からは真一の白濁が滲み出ていた。
 泣き崩れる仁美に自分の想いを告げると、仁美は驚きながらも真一の意を受け入れてくれた。そんな仁美に、2度目の白濁を女陰深くに流し込んだ。
 真一の精を体内に受けた仁美は、真一の胸に顔を埋め、からだを預けてきた。その時は、美女を手に入れた征服感と満足感で一杯だった。しかし、家庭を持つ責任ある男の行動ではない。



――――沈痛な表情を見せる真一に向かって。


「心配しないで、真一さんには迷惑はかけない。」

「いや、君一人に押しつけられる問題じゃない。」


「だって、日本には安希さんと息子さんが居る。お別れの時が来たのよ。お腹の子は、私一人でも立派に育ててみせるわ。」

「そんなことをさせられない。二人で育てよう。」


「無理よ、安希さんが絶対に許しません。あなたとは別れるのがベストなの。」

「いや、駄目だ。安希とは離婚する。だから、私と一緒になって欲しい。仁美さん。」

「私もあなたと人生を共にしたい。でも、安希さんを不幸にして、あなたを奪い取るようなこと、とてもできない。今のあなたの言葉で十分よ、真一さん。」



 だが、病院での検査で仁美の妊娠は現実のものとなり、男としてのケジメをつける時と、真一は仁美を選び安希との離婚を決意した。自由奔放過ぎる安希と、従順で淑やかな仁美。酒に酔っていたとはいえ、地域の老人たちと放蕩三昧の安希とは未来が見えない。



―――― 夫から届いた短いメールを、日本にいる安希は何度も読み返す。

 信じていた夫、真一からの三行半。

 『こんなメール。真一さんがする訳がない。きっと仁美さんに騙されているに違いない。』
 そう自分に何度も言い聞かせる。
 真実が全てを糾す。今はそう信じる他は無い。息子のためにも、私のためにも。
  1. 2014/11/19(水) 03:03:37|
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落とし穴 29 インド連合軍

 真一から面談の日時と場所の知らせが届いた。場所は自宅ではなく、国際空港近くのホテルである。
井島の家から持ち帰った筈のUSBメモリーが見当たらない。それさえあれば、井島の企みを証明する証拠になったものをと悔しくてならない。



――――世間では正月気分が抜けきれない中旬の日曜日。


 安希は息子とともに真一より先に面談場所に入る。暫くして、真一が入って来るのを見て、安希は驚き興奮は頂点となる。
夫が女の子を抱き、夫と腕組みしている女がいる。あの仁美だ。全くの非常識、いや挑発行為そのものだ。夫をここまでコントロールするには、どのような手管を駆使したのか今の安希には想像もできない。唯、やはり仁美に騙されていることは間違いないと確信した。子ども二人を別の場所に移動させ、安希が仁美を睨みつける。



「仁美さん、お久しぶりね。あなたが急に町内から居なくなって皆さん驚いていらしたわ。でも、私と主人との大事な話し合いの場に、どうしてあなたが居るのかしら。」

「安希、それは私が仁美さんに同席をお願いした。君と離婚するのはこの人と再婚するためだ。」

「仁美さんと再婚するために、私と別れるって。それ、どういうこと?」



――――怒り心頭で睨みつける安希に対して、視線を合わせず、すました顔で真一との腕組みを離さない仁美。



「あなた、その人はね。井島会長とできているのよ。私はこの目で見たのよ。」

「馬鹿なことを言うな。安希。仁美さんに対して失礼だろ。嘘をつくのもいい加減にしろ。いいか、あれほど酒は飲むなと言っていたのに、この写真はなんだ。説明してみろよ。」



――――安希の言葉など全く聴く様子などない真一が、テーブルの上に並べた写真。それは自治会親睦旅行の時の淫らな写真だ。



「どうしてこんな写真を、あなたが持っているの?」

「そんなことはどうでもいい。それより、この淫らな女は誰なんだ。君じゃないのか!君に抱きついている、この老人たちは自治会の人じゃないのか!もう、そんな所へ私は死んでも恥ずかしくて戻れない。」

「そんな写真があることは最近になって私も知った。でも、そんなことした記憶はないの。」

「記憶がないだと。話にならない。だからお酒は飲むなと言っていたんだ。」


―――― ここで弁解は無意味。火に油だ。



「あなたは信じないだろうけど。会長に狙われている仁美さんに代わって、私がお酒の相手をしたの。そうよね、仁美さん。そうしたら、相手が卑怯な手を使ってそんな風になっちゃったの。弁解はしないわ。」

「真一さん、私もお酒を飲まされて朦朧としていたので、あの時のことは良く覚えていません。でも、勝負がついて記念の写真を撮ることになって、副会長さん達に乳房さらし、触られても平気な安希さんには幻滅したのは覚えています。」


「だからそんなこと覚えてないの。」

「覚えてないってどういうことだ。見ろ、この写真を。安希は目を開けて、カメラ目線じゃないか。そんな言い訳は通用しないぞ。これで堪忍袋の緒が切れた。」



――――真一が興奮して、不埒な行為をたたみかける。


「安希、ふとんの上で裸の君を弄んでいる老人たちの写真を見て『もう終わった』と思った。独身の頃から君は周囲の関心を集めていた。自由奔放な性格と肉体的な魅力に私も心を奪われた。あの時の君は道を外れないしっかりとした女性だった。だけど、顔見知りの地域の人とこんな関係になっていては、私はこの先、君と共に歩んで行けない。そんな母親には息子も渡せない。仁美さんも了解してもらっている。」

「真一さんは、真偽も確かめずに、私の不貞行為を理由にして、子どもも取り上げ仁美さんと再婚するつもりなのね。」
  1. 2014/11/19(水) 03:04:39|
  2. 落とし穴・道明
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落とし穴 30 妻軍奮闘

 一方的に安希を責める真一。相変わらず真一の影に隠れ、後方支援に専念する仁美。いよいよ真一がサインした離婚届を安希に渡すタイミングが迫ってきた。頃合いよしと、仁美が久しぶりの帰国で寄りたいところがあると言って席を立ち、玄関へ歩いて行く。その仕草を安希は注視していた。


「真一さん。ひょっとして、あの人、妊娠でも?」


――――そら来た。ここからが正念場と真一が身構える。



「ああ、子どもができた。4か月目になる。私の子だ。」

「あなたの子?そう思っているのね。」



 単純な夫だ。呆れかえるほど完全に操られている。『真一殺すに刃物はいらぬ。ウインク一つすればよい。』状態だ。夫をこれほどまでにした仁美。彼女の肉体にそんな魅力があるのか、遊びを知らず真面目に生きてきた男のひ弱さか。女の安希には妻を捨て、女に走る夫の変身が理解できない。こんな夫と幾ら話をしても、埒がない。



「会長さんから聞いたわよ。私に内緒で仁美さんの再婚相手の世話をしてたって。それが、その女性に手を付けた。気がつけば妊娠。全くお目出度いお人好しね。」

「私を馬鹿にしたいのか安希。そもそもは君の放蕩三昧が起因だぞ。それに比べて仁美さんは苦しい境遇から人生の再出発を・・・。」



「もういいわ。今の真一さんに何を話しても分かってもらえない。あなたの頭の中はあの女の裸体で満たされているようで気分が悪くなる。こんな場所に再婚相手を同席させる非常識に気付かないくらいに、女体に溺れている馬鹿な男。」

「なにぃ・・・。」



―――― 千年の恋も色褪せる。


 これまで、こんな夫を見たことがない。スポーツマンで、賢くて誠実、浮気もせず仕事中心のマイホームパパ。それがどうだ。妻以外の女に有頂天になり、寝たことによって馬車馬の如き暴走。人生を180度転換しそうな変わりよう。



「真一さん。以前のあなたはどこへ行ってしまったの。今のあなたは余りにも情けなく哀れだから、とてもサインには応じられない。この離婚届は家に持って帰ります。それと、最後に一つ、あなたが持って来た写真。確かに老人たちが私のからだを嬲っているかの様子。でも、意識のない私に群がっているだけで、私には嬲られた覚えもなく、心も、からだもあなた以外の男性に許したことは一度もない。あなたの方はどうかしら。」

「安希!」



――――井島の家には仁美が立ち寄っている。


「お久しぶりです会長さん。」

「連絡が取れなくて、やきもきしてたんだよ。その様子じゃ、出来たのか?」

「はい、真一さんの子。それで、真一さんは安希さんと離婚の話し合いを。」



 井島は仁美を抱き寄せ、少し膨らみのある仁美のお腹を擦る。その手がそのまま仁美の乳房に回る。



「そうか。真一さんの子がね。仁美ちゃんは再婚したいって訳か。」


「それで厚かましく、会長さんに助けて頂きたくてお願いに来ました。」

「助けるって、どうして欲しいの。」

「真一さんが安希さんと離婚できるように、お手伝いを。」

「離婚の手伝いをね。・・・・、了解だ。協力しよう。」



 井島が仁美の肩を抱き、奥の部屋へと導く。仁美の妊娠はすでに安定期に入っている。



「仁美ちゃん。段取り話は、ゆっくりと奥で話そうじゃないか。さぁさぁ。」
  1. 2014/11/19(水) 03:05:53|
  2. 落とし穴・道明
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落とし穴 31面従腹背

 真一との話し合いを打ち切り、自宅に戻ってきた安希。家庭のある夫でありながら、まるで女を初めて知った若者のように思い込んで突っ走る。頭が冷えるまで放っておくしかない。
 問題はその後のことだ。あれこれと思案してみても、溜まるのは胸中にうっ憤ばかり。当然、その捌け口は仕掛けの張本人である井島に向かう。



――――昼間というのに雨戸が閉まっている。季節は真冬、日中も寒さが厳しいとはいえ、雨戸を閉め切るほどではない。


(あの時と同じ・・・・。きっと女が訪れているのだわ・・。)




 玄関に人の気配がする。
 『それじゃ。元気でな。』『会長さんも、お元気で。』ドアが開くと仁美が出てきた。玄関正面に立ち睨みつける安希を見て、一瞬驚いた仁美。だが、直ぐにすまし顔に戻る。井島に頭を下げると仁美は娘の手を引いて去っていった。



「安希さん。そんな怖い顔しないで、話があるんだろ。まあ、お上がり。」

「会長さんはお疲れじゃないんですか?雨戸まで閉め切って。厭らしい。」


「えっ!?はっははは。その闘志。安希さんは健在だな。私もあなたに本音で聞きたいこともある。どうする?」

「じゃ、お邪魔します。」



――――通されたのは奥の間。仁美の匂いが籠っている。安希はさっさと雨戸を開け、外の冷気と入れ替える。井島が切り出した。


「あなたは勘が鋭い。だから正直に話すよ。今日の仁美ちゃんの要件は、あなたに離婚を認めてもらえるように力添えして欲しい。ってことなんだ。」

「そして、ここで身重のからだをあなたに差し出した。」


「うっ・・。まぁ。仁美ちゃんも必死なんだ。子どもも出来て、なによりも安定した家庭生活を求めているんだよ。」

「その子は主人の子なんでしょうか。主人はそのように盲信しているようですが。」

「安希さん。そんなことより肝心なのは、あなたの正直な気持ちだよ。仁美ちゃんと情を通じたご主人と、婚姻生活を続ける意思があるかどうかだ。こんな状況を作り出した私や、仁美ちゃんに腹が立つだろうけど、仁美ちゃんの方を向いてるご主人を許せるかどうかだ。私は罪滅ぼしに、安希さんの意向に沿って働きたいと思っている。幸い、今ならご主人とも話ができるしね。」



――――厭らしい二股男だ。こんな男の言うことは信用できない。しかし、安希の真一に対する気持ちが揺らぎ始めていることも事実だ。



「男はね。外の女と遊ぶし、しっかりした奥さんにはとことん子どものように甘える。辛抱して大事に至らない家庭が大半だけど、今のご主人は仁美ちゃんに首ったけ。そんなご主人に見切りを付け、新しい人生を始めるという道もある。相手の女に我慢がならず、心の離れた主人を取り戻そうと躍起になる奥さんも多いのは事実。安希さんの気持ちはどうなんだ。」

「さぞや、会長さんの奥さんも苦労されたんでしょうね。」


「うちの家内か?家内は死に際に『あなたと会えて良かった』と言ってくれたよ。嘘つきと思っているだろうが、本当に家内オンリーでね。一切遊ばなかった。身も心もおまえに惚れ込んだってやつを通した。」

「じゃ、仁美さんとは。」

「ああ、あれは初めての浮気。いや、そのとおり。家内が死んだ今でも、あれはやはり浮気だな。」



――――ふうぅん。今でも、奥さんを愛しているんだ。
  1. 2014/11/19(水) 03:07:03|
  2. 落とし穴・道明
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落とし穴 32窮鳥懐に入る

 『家内一筋』という井島の話は嘘であっても、『いつまでも君に恋心』と真一に言われたことを思い出す。今となっては白々しいが、本来夫婦というものは互いにそうあって欲しいと安希は思う。



「私の撒いた種だ。後味が悪い結果にしたくない。」

「それじゃ、正直に教えてください。仁美さんのお腹の子の父親は主人なの。」

「それは・・・。仁美ちゃんは真一さんの子と言っていたが。違うと思う。」


――――思った通り、井島の子だ。本当に馬鹿な主人。



「だけど、今はそれをどうのこうのと言ってみても水掛け論だ。肝心なのはご主人がそう思い込むほど、仁美ちゃんに惹かれていることが離婚したい本当の動機だと思う。」


――――それが安希の怒りの原点だ。真一の心が仁美に向いている限り、離婚せずとも仁美に走る。



「それから、主人はどうして仁美さんと、こんな関係になったのかしら。」

「それは私がご主人の希望に沿って、仁美ちゃんのプライベート写真をたくさん送った。その中には盗撮物もある。健康な男なら生唾ものの写真ばかり。海外赴任で身の堅い人ほど、知り合いでお向いの美人ママのヌード写真。密かにマスを掻く絶好のずりネタになる。そんなところに本物が届き私が煽りに煽ったものだから、『堪えきれなくて』ってところだな。」


――――全く腹が立つ。結局、背中を押したのは井島じゃないか。



「それじゃ、あなたが今回の騒動の元凶。だったら元に戻してよ。」

「覆水盆に返らずだ。とても、私一人の力でどうなるものでもない。仁美ちゃんも安希さんへの妬みと、欲に目がくらんで本当の狐になっちまっているからな。この私に身重のからだを提供して、色仕掛けで味方に引きずり込もうとする。そんな狐がご主人にとりついているんだ。おお、怖い、怖い。ご主人を助け出してやりたいよな。安希さん。」



――――そんな狐にしたのはいったい誰よ。全く無責任なエロ爺が。もう今更責めてみても始まらない。いま大事なのは解決の手掛かりだ。


「会長さん。私の気持ちは最初から決まっています。どんなことをしても、主人の心を仁美さんから取り戻したい。それが妻である私の思い、絶対に負けたくはない。」

「あっさり、ご主人を見限ってくれたら話は簡単だったが。そうも、ならんわな。で、どうする。その方法だ。」


――――方法など、安希にはとても思いつかない。気持ちの整理が漸くついただけだ。見透かしたように安希に向かって、井島がとんでもない提案をする。



「相手は狡賢い女狐。それを破るには小細工抜きの堂々の正攻法。女体勝負だよ。あなた自身のからだで、ご主人の身も心も清め、取り戻せばいいんだ。」

「女体勝負って?」

「相手は貧相な女体を小賢しく、見事な女体のように見せかけているだけ。一方、あなたは太鼓判を押せる見事な女体だ。安希さんに飽きが来ているとは言え、ご主人も二人並べて抱いてみれば、化かされていたことに気づくはず。」



――――飽きが来ているとは酷い言い様。それに『仁美と女のからだで勝負しろ』なんて。全くこの男の考えそうなこと。
  1. 2014/11/19(水) 03:08:13|
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落とし穴 33 安希のプライド

―――― 呆れている安希にはお構いなく、女の武器を使って男を取り返すという邪道な道を、もっともらしく井島はとうとうと語る。


「ご主人を虜にした仁美ちゃんだが、なぜそれができたのか本人は恐らく分かっちゃいない。何だと思う?それは『ジェラシー』だ。ご主人はジェラシーに弱い。」


――――主人は嫉妬で仁美の虜になったと?


「男はね。一度捉えた女にはいくら魅力があっても、関心がなくなるもの。未練がましく寄ってこられては一層ウザイだけ。それが今の安希さんだな。そして新しい新鮮な女に興味が移る。しかし、そのウザイ女が自分に興味を示さず他人へと逃げだせばイラつくんだ。独占欲とでもいうか、心の底から込み上げてくる、羨み、悔しさ、できることなら元に戻したいと思うだ。そんな気持ちをご主人に味遭わせるってことさ。」



――――主人が私をそんな風に見てる?そうかもしれない。主人は自分に興味を示さない仁美に自分勝手に恋い焦がれていったと。私にもそんな振りをして主人の気を引けと言うのね。全く馬鹿な主人だが、このまま二人に良いようにされては我慢がならない。


「おや、ちっとは、やる気顔になったな。ご主人が日本にいる間にケリをつけなくちゃならない。その段取りは私がさせてもらうよ。」

「私は何をすれば。」


「そうだな。安希さんは今日から1週間、特訓だ。ご主人に抱かれた時、あなたの素晴らしさを十二分に再認識せるための訓練だよ。コーチは私が手ほどきしてあげる。」

「特訓?訓練て?あなたがコーチ!どうしてそんなこと・・・。」

「できないか。仁美ちゃんは私を踏み台にして女の魅力を蓄え、変身した女狐。これぐらいの事で躊躇するようではとても敵わないよ。」



――――ありえない。私を抱きたいという魂胆丸出しじゃないの。とんでもない。


「抱きたいだけとでも、思っているのかな。私はあなたの隠れた魅力を引き出し、ご主人にあなたを再認識させたいんだ。今夜10時に、お宅に行く。嫌ならその時追い帰せばいい。」



――――自宅に戻り安希は悩む。井島など信用できない。しかし、なんとしても夫を自分にもう一度振り向かせたいのは本音だ。それが安希のプライドであり、夫を手玉に取った仁美への仕返しにもなる。そんな闘争心がふつふつと湧いてくる。
とうとう井島との約束の時刻がきた。夫婦関係崩壊の危機に乗じて、世話をかってでる。そして隙をみて関係を結ぶのが常套手段の井島だ。


「どうぞ、とにかくお入り下さい。」

「お邪魔しますよ、息子さんはもう寝かしたのかな。」



――――厚かましさは天下一品。ずかずかと他家の寝室へと階段を上っていく。慌てて後から安希が寝室に入ると、ツインのベッドの夫側にちゃっかりと腰をおろしている。


「私、どうしても会長さんとは・・・・。」

「分かる、分かる。今夜は、なにもしないで帰る。少しの間、ご主人との楽しかった思い出話を聴かせてもらって、愛しい男役になるための参考にする。すまないがお酒を一杯馳走してくれないか。」



――――どこまで厚かましい男か。自分勝手に安希の愛しい男役になるといい。夫婦の寝室でお酒を飲み、真一との楽しかった恋人時代からの話しを聞きだそうとする。安希が警戒しながらもしぶしぶ応対できるのは、襲われても跳ね返せる自信があるからだ。


「安希さん、のどが乾いてしまった申し訳ない。少しお水を頂けないか。」


 安希が寝室を出ると、井島は飲みさしの安希のグラスに透明の液体を1滴落とした。



――――『決心がつかないのなら、つけさせるまでだ。数分後には、寝室の妻のベッドで眠る安希の裸体を井島が眺めていた。』
  1. 2014/11/19(水) 03:09:31|
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落とし穴 34 夢のまた夢

――――『何度見ても素晴らしい女体。眠れる美女か。白雪姫。このからだの価値もわからぬ旦那には、もう2度と抱かせてやるもんか。』



 仁美から貰ったインド土産、即効性睡眠剤の持続時間は短い。その方が井島には好都合。意識のある女を抱くっていうのが醍醐味ってもんだ。前回の失敗に懲りて、用意した布ロープで安希を『人の字』に縛り付ける用心深さ。手を後ろで縛り、乳房の上下にロープを通すと、絞り出された巨乳ははち切れんばかりだ。足首とベッドの脚とをそれぞれロープで結び、ベッドの上に見事な人の字が描かれている。これなら、どんなに非力であろうとも完璧に女を支配できる。



『おや、お目覚めかな。』

『会長さん。卑怯な!!また騙したのね。』


『あなたのためを思って、時間の制約があるなかでベストな方法を選択したまで。』

『早くロープを解いてちょうだい。早く。』

『そうはいかない。今夜は実技指導の初日だよ。』



――――『嫌な男に抱かれ感じまいと苦悶する女体。それが次第に奥から蕩け出し、自ら男を求めていく妻・・・・そんな情景を旦那に見せつけながら、妻を抱くことができれば、盗人冥利に尽きる。この歳になっても好きなエロビデオのストーリーだ。』



『今はリハーサルだが、これは本番でも使う媚薬。外国産で効用は抜群らしい。一つは突起部分、つまり乳首と陰核に、もう一つは女陰の内面に擦り込んで使用する。一度塗ったら病みつきになるらしいぞ。』

『そんな変なもの使わないで!』


『そんなに言うのなら、止めてもいいが。私相手に甘いキスをするというのが条件だ。』

『お願い、そんなもの使わないで。』



――――『それではと・・安希の上半身を抱き起こし、唇を合わせていく。大きく開かされた両脚の間に潜り込み、正面から乳房を愛撫する。乳首を摘み弾く。思いのままに乳房、項に舌を這わす。長い、長い時間をかけて蕩けさす・・・・』


『あっあうん・・』

『どうだ。上手いだろう。ご主人とは年季が違う。おや、安希さんのあそこからお汁が出てるんじゃないか。早すぎるぞ。こりゃ相当溜まっているな。』



――――『約束を守ることなどどこ吹く風。仁美のインド土産の効能を試させてもらう。安希のからだを悶え狂わせたいのだ。』


『や、やめて。何を塗ってるの!』

『この媚薬で、ご主人を虜にしたと仁美ちゃんが話してた。本当かな、塗られた女陰は怒張をぴくぴくと締め付け、怒張に塗れば精力を蘇させるって。』

『あっあぁぁぁ・・・。やめて。』



――――『安希の淫声を聞きながら、井島は己が粗根にたっぷりと媚薬をまぶしていく。』


『おおおぉぉ・・・。これは素晴らしい。流石、インド媚薬。この堅さなら安希さんを満足させられそうだ。』

『あっあぁぁっ。駄目。堪忍して。』

『いや、直ぐに入れてやる・・・・。それでお前は私の女だ。もう諦めな。』



――――『あっうっうぅぅぅぅぅ・・・・』



「ああ!?・・・えっっ!!。」


「会長さん。大丈夫ですか?にやにやして、大そう寝言を言ってたわよ。」

「寝言!?」


「昨夜は驚いちゃた。気を失ったように眠ってしまうんだもの。」

「私が寝てしまった?」


「はい。ぐっすりと。それで、私考えたんですが。やはり主人のことは自分で決着をつけたいと思います。会長さんにも話し合いの場に、同席をお願いしたいのですが、協力頂けますか?」

「同席?ああ、させてもらうよ。」



――――ようやるわいな。中身を入れ替えやがった。はっはははは。
  1. 2014/11/19(水) 03:10:58|
  2. 落とし穴・道明
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落とし穴 35 苦渋の断捨離

ホテルの会議室に関係者4人が向き合っている。真一のとなりに仁美が座り、その向かいに井島、そして安希が真一の正面だ。


――――真一が切り出す。


「安希、離婚のこと考えてくれたか?」

「ええ、考えたわよ。」


「承諾してくれるのか?」

「あなたがサインした離婚届はここに。あなたの気持ちが私に無い事がわかればサインするわ。その前に確かめたいことがある、それで今日は会長さんにも同席をお願いしたの。」



――――安希の一番槍は仁美へと向かう。


「仁美さん。そのお腹の子の父親は主人で間違いないのかしら。あなたの目の前に居る人が父親じゃないの?」

「何を言い出すんだ。安希。」


「だって、前にも言ったでしょ。仁美さんは会長と肉体関係があるのよ。」

「―――そのことか。仁美さんが話してくれた。親身に助けて頂いたお礼に出来ることをしたと。私はそのことで仁美さんを不埒などと思わない。生きていくためにしたことと思っている。」



―――――何とお人好しな。相変わらず疑うことの出来ない主人。


「仁美さんに尋ねているの。お腹の子の父親は主人なの?」

「―――ええ、この子の父親は真一さん。一晩に二度愛し合って授かった子どもなの。」


「よくも、そんなこと。」

「一度目は強引に犯され、普段の優しい真一さんとは思えなかった。でも、心情を告られ二度目には、私も真一さんを受け入れて。」



―――――聴きたくない。そんな作り話は。


「本当なんだ、安希。最初は、会長さんのメールに刺激されて仁美さんを犯したようなものだ。しかし、その後は本当に愛し合えた。この人と共に生きたいと思ったんだ。」

「呆れるわ。あなたって本当にお人好し。馬鹿がつくくらいにね。」

「なんとでも言え、もう仁美さん無しには人生が考えられない。」



――――仁美もお腹の子の出生が疑われたままにしておくつもりはない。


「安希さん。お腹の子の父親が会長さんと思われているようですが、会長さんはもうお歳です。セックスはできても、身籠らせる力は・・・。」

「ああ、その通りだ。私にはもうそんな力は残っていないんだよ。安希さん。」



――――こんなところで、井島が出てきた。


「皆さんには本当に申し訳ない事をした。全ては私が種を撒いた。でも、真一さんと仁美ちゃんがこんなに愛し合う仲になってしまったんだ。二人のために堪えてくれないか。安希さん。」

「ど、どうして私が耐えねばならないのよ!ねえ。私は真一の妻よ。」

「安希さん。未練があるんだね、ご主人に。なら、私が悪魔になろう。どうだろう真一さん。安希さんに、どれほど仁美ちゃんを愛しているか見せるしかない。」



―――――井島の提案は、安希の未練を断ち切るには真一の覚悟を見せねばならないと迫る。裏返せば安希にも妻の座に固執せず、完全な決別を促している。仁美が真一の手を取り、決断を迫る。
  1. 2014/11/19(水) 03:12:07|
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落とし穴 36 魑魅魍魎

 目の前のベッドの上で、夫の真一と仁美が愛の証を見せつける。離婚成立に向けて安希に対して決定的なダメージを与えようとするものだが、これは妻である安希への完全なる冒涜だ。仁美の淫術に嵌ったように、唇を合わせ、背後から怒張で貫く。押し入れる度に、嬌声とも苦悶ともとれる仁美の呻き声が安希の耳に伝わってくる。



安希――――妻の安希から見れば浮気相手の女との情交を妻に見せつけるなどという行為に従う真一。何のために戦っているのか馬鹿らしくなってくる。安希を蔑ろにする夫に対しても憎悪がめらめらと燃えあがる。


 ソファに腰をおろし、茫然自失で男女の営みを安希が眺めている。かつて、仁美と井島の肉交を目にして嫌悪を覚え、仁美を助けようとして罠に嵌められた安希。その仁美が今、自分の夫を寝取っている。逃げ出したい思いと、このままにしておくものかという意地が交錯する。その傍らで安希の横顔を井島がながめている。 



井島―――――そろそろ良い頃合いだ。完全に自暴自棄で気力を失ったようだ。肩に手を置いても、尻を触ってもピクリともしない。先ほどトイレで、インド土産の媚薬を己が粗根にしっかりと塗してきた。


 井島の指先にも媚薬がたっぷりと付けられている。そうっと肩口から乳房を犯し始める。嫌、という安希の抵抗も弱々しく無言で乳首を責める。目が合うと、『あれを見てみろ』と真一と仁美の肉交へと視線を移す。安希は引きずられるように目をベッドの上の二人に戻す。井島は余裕たっぷりに媚薬を乳房に塗していく。



仁美―――――ベッドの上では、仁美と真一の情交がいよいよクライマックスを迎えようとしている。真一の射精が近付いていた。仁美は安希と井島の様子を一瞥すると、顔を背後の真一に向け、放出を誘う。そして、自分の白い臀部の上に放出される夥しい精液を安希に見せつけようとしている。『来たわ。よーく見て。あなたの前夫の想いが私の臀部にこんなによ。』と。仁美は放出直後の真一の怒張を、すぐさま口で咥えにいく。



安希―――――あぁぁっ、恨めしい、憎らしい・・・!嫌な井島が私の乳房を弄んでいる。パンティの中にも、もうどうでもいい。


 井島が安希の唇を奪う。何処にこんな力があったのか、ソファの上で安希に覆いかぶさっている。片手で乳房を握りしめ、もう片方はパンティの中で蠢いている。嫌がり、顔を背ける安希に対し、井島の舌は項、乳首そして唇と変幻自在に動き回る。安希の抵抗は弱まりパタリと止まる。安希の目から無念の涙がこぼれ出た。その視線の先では、仁美が丁寧に真一の怒張の汚れを舌で清めている。玉を手に入れ勝ち誇った女と条件闘争しかできぬ沈んだ女の目が交差した。



井島―――――やっと、観念したようだな。たっぷりあそこにも媚薬を塗り込んでやる。旦那の前で、お前を善がらせてやる。


 井島が無抵抗な安希の衣服を剥いでいく。見事な裸体を真一に見せつけるためだ。



真一―――――もう元妻と言ってもいい安希が井島に嬲られている。これまで幾度となく吸いつき愛しんだ、見事な円錐形の乳房を、井島が揉みしゃぶっている。嫌がる安希の唇を犯し、夫である自分だけのものであった女陰を指で掻きまわしている。親指に媚薬を塗ると、執拗に陰核に擦りつけている。『あっぁぁ』と反応する安希の呻き声が真一の耳にも届く。



仁美―――――そんな痴態を眺めている真一の男根を、今も丁寧に仁美が清めている。この人に井島に逝かされる安希を見せつけることで、現妻との完全な決別となることを望んでいる。自分に取って、将来に悔いを残さぬための魔女の所業か。思った通り、真一には安希への未練が残っている。真一の男根が力を蘇らせてくる。それでいい。この精も再び私か吸い取るまで、何度でも出尽くすまで。



 この期に及んでも、安希は井島の老根を受け入れようとしない。嫌いな井島に挿入などされては、これから生きていけない。最後の力を振り絞って井島との体位の転換を図る。だが、結果的に井島の老根との距離を保つことはできたものの、皮肉にも安希が上位のシックスナインとなった。井島が嬌声をあげ、安希の臀部に腕を回ししっかりと抱えるように、顔面に引きつけていく。
  1. 2014/11/19(水) 03:13:35|
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落とし穴 37 死力を尽くして

 井島は眼前の柔肉に舌を這わそうと、逃げられぬように両腕で安希の臀部を引き寄せる。しかし、安希は両手を駆使して前へ前へと逃げようとする。


「こうした方が、じゃじゃ馬の安希さんにはお似合いよ。」


 何時の間に傍にきたのか、仁美が安希の腕を後ろ手に紐で縛りにかかる。縛り終わると憎らしげに乳房を思い切り握りつぶす。仁美とは比較にならない豊満な乳房に憎しみを込める。


「痛い。」

「痛いって?こんなになっていて、素直にならないから痛い目にあうの。会長さんの怒張を口の中に入れるまで続けるわよ。」

「止めて、仁美さん。」



――――じゃ、咥えなさいと。仁美が無理やり井島の老根を安希の口元へと近づけていく。安希が老根の切っ先をかわす度に、仁美が乳首を思い切り捻りあげる。とうとう安希の抵抗にも限界の時が来た。無理やり、仁美が安希とキスをした。


 その様子をベッドに寝そべり、無気力に眺めている真一。その顔が歪んで見える。これまで大切に守り続けてきた自分の宝物を、井島と仁美に壊されている気分が広がってくる。



「安希さん。分かるでしょう。この味。真一さんが今しがた、私の口の中で2度目の射精をしたのよ。その残り味。あなたも、会長さんの精を口で受け止めるのよ。」



――――安希に対する仁美の憎しみが表れている。かつて、井島との肉交を覗かれ、それ以後徹底して敬遠されてきた蔑視の恨みを今晴らさんとしている。


『もう駄目だわ、抵抗するほど相手を喜ばせる。』――――安希が屈服した。




――――二組の男女のペアの位置が変わった。今、ソファに座っているのは真一と仁美。ベッドの上で、女性上位で腰を振らされているのは安希、上下に揺れる乳房を井島が下から鷲?みで愉悦に浸っている。


 漸くにして、念願の挿入を果たした。あんなに自分を嫌っていた安希に自ら腰を振らせる。思い返せば、自治会に引っ越ししてきた時に見染めた人妻。ここまでの道のりを思い返しながら豊満で柔らかな乳房を揉みしだく。このまま、直ぐに射精する訳にはいかない。男の意地だ。媚薬の効果か、井島の怒張を締め付け、射精を促す女陰の感度は抜群だ。最後のとどめは、旦那に見せつけながら突き刺してやらねばならぬ。もう、頃合いだ。



――――安希の動きを制し、バックスタイルにする。60歳の老根も、安希の淫汁を十分に染み込ませ、今や湯気の立ちそうな剛直に見える。これも媚薬の効果だ。待ち受ける安希の女陰に挿入する前に、こちらを眺めている真一に『どうだ』と見せつける。


『おやなんと、若者よのう。また、勃起している。何度でも、仁美に吸い取られれば良い。』




―――――女陰の位置口付近で、2度3度浅く食い込ませる。亀頭部分を挿入したまま、好きな乳房を揉みしだく。安希は堪らず腰を引く。それが自ら求めたように見える。じらすように井島が腰を引く。安希が求める・・・。安希の淫汁に濡れた老根が強靭な鋼のように真一の目に飛び込んでくる。真一の勃起が益々堅くなる。


『これぞ、人妻盗人の冥利極まれり。辞められねぇなぁ。』




―――――これ以上は体に毒と。井島が自ら安希を責め始めた。髪が乱れのた打ち回る女体。濡れ光る井島の老根がひと際膨張する。



『やめろ、やめてくれ!』と真一の『夫の心』が叫んでいる。
  1. 2014/11/19(水) 03:14:52|
  2. 落とし穴・道明
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落とし穴 38 肉の終焉-完

―――――終わった。何もかもが。


「真一さん。凄いわ。3度目でも息が詰まる勢いよ。」


 井島渾身の大射精に合わせるように、真一も仁美の口内に大放出したのだ。疲れ果てて、ガックリとソファに沈む真一だが、視線はベッドに横たわる安希の女体から離れない。


「なんとも素晴らしい女体。外見も中身も想像通りの絶品だ。安希さん。」


 井島が凌辱した安希の女体を褒めあげ、乱れた髪を愛おしく撫でている。


「さあ、安希さん。疲れているだろうが、夫婦最後のお務めだ。あちらで、離婚届にサインを済ませてしまおう。」


 真一と仁美のソファの前のテーブルに、真一のサインがある離婚届が広げられる。そのテーブルの前に、井島に抱きかかえられ裸の安希が近付いてくる。足が運ばれる度に、安希の太股には女陰から溢れだす井島の白濁が線を引く。


「まあー。会長さんたら。余程、安希さんにご執心だったようね。見ちゃいられない。ねえ、真一さん。」




―――――乱れ髪をざっくりと掻きあげ、女陰から漏れだす白濁を拭こうともせず、真一の前に立つ安希。これほどの凌辱を受けても、艶を失うことのない女体に手を回し愛撫し続ける井島。


「さあ、早くサインを。さあ、安希さん。」



―――――ペンを握らせ、離婚届を手前に引きよせる。井島はその間も安希の女体から離れず、乳房を弄ぶ。安希がサインをしようとした時だ。


「止めろ、安希。サインはしないでくれ。お願いだ。安希。」


 真一は、声に出してはっきりと安希に告げた。


「私が馬鹿だった。どんなに君を愛しているか今、痛いほど気付かされた。どうか、サインはしないでくれ。」

「急に何を言い出すのよ、真一さん。もう安希さんはこんなにぼろぼろよ。」



―――――離婚届にペン先を止めたまま、安希の視線が真一を貫く。その目の色は妖艶で、どんな男をも引きずり込み沈めてしまうほど暗く深い。だが、真一に甘えるように安希の顔は微笑んだ。


「さよなら、真一さん。私を裏切ったあなたとはもう人生を共に歩めない。息子は私が立派な男に育てるから安心して。―――それから私からのあなたへの最後の忠告。私、これから直ぐに病院に行って避妊処置をしてもらう。あなたも、仁美さんの子どもが生れたら自分の子どもか確認することね。――――あと、金銭面のことは厳しく請求させてもらうから覚悟しといてね。」



―――――言い終わると、事務的にさっさとサインを終わらせる。そのまま、衣服を身につけると、仁美と井島に最後の捨て台詞を放つ。


「そうそう。仁美さん、あなたを愛していないこんな男でよかったら、どうぞご自由に。それと会長さん、あなたにはしっかりと罪と責任を償ってもらう。―――それにしても期待外れ、演技はできても、そんな老根ではどんな薬を使おうとも、とても私を満足などさせられないわ。」


                     完
  1. 2014/11/19(水) 03:16:09|
  2. 落とし穴・道明
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