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闇文庫

主に寝取られ物を集めた、個人文庫です。

神の悪戯 第1回

それは結婚して10年目、私が36歳、妻が34歳の時の事でした。
残業で遅くなった私がキッチンに入ると、妻は慌てて涙を拭いて精一杯笑顔を作りましたが、私も涙の理由を聞かずに笑顔で返しました。
なぜ理由を聞かないかというと、この様な事は初めてではなかったからです。
妻はバリバリのキャリアウーマンで、いつも明るく溌剌としていましたが、数ヶ月前から急に元気が無くなり、最近ではこの様に私に隠れて泣いている事が何度かありました。
最初に気が付いた時は心配で訳を尋ねましたが、妻は仕事の関係で悩んでいるとしか答えなかったので、妻の仕事の内容までは口出し出来ない私は、ただ励まして明るく振舞う事しか出来なかったのです。
確かに妻の仕事は忙しくなったように思え、たまにしか無かった泊まりの出張も度々あるようになり、その度に妻から元気が消えていく様に感じたので仕事を辞めさせようかとも思いましたが、子供のいない妻には仕事が一つの生き甲斐になっているところもあって言えませんでした。
そんなある日、私が帰ると妻はまたキッチンで泣いていたのですが、今回は私の顔を見ても笑顔を作って誤魔化す事はせずに、余計大きな声で泣き始めました。
「離婚して下さい」
それは私にとって余りに突然の事だったので、何が起こったのかも分からずに言葉も出ませんでした。
「お願いです。離婚して下さい」
妻の目からは更に大粒の涙が零れ落ち、冗談でない事は分かりましたが、私には別れを切り出されるような心当たりがありません。
心当たりが無いと言っても、勿論今までの夫婦生活は良い事ばかりではなく、特に子供が授からない事にはお互い心を痛めていた時期もありましたが、最近では2人で生きてゆく覚悟も出来、子供のいない生活設計も話し合ったり出来るようになっていました。
「急にどうした。理由を教えてくれ」
「何も聞かないで。全て私が悪いの。どの様な条件でも飲みますから、お願い、離婚して下さい」
私は声を荒げて怒ったり優しく宥めたりして、何とか理由を聞き出そうとしましたが、妻は泣きながら謝るだけで決して言いません。
「急にそんな事を言われても返事など出来やしない。明後日は休みだから、明日の夜ゆっくりと話し合おう」
妻はずっと泣いていて、最後には泣き疲れて眠ってしまいましたが、私は眠る事など出来ません。
『何故だ?他に好きな男が出来た?いや、優香に限ってそれは無い。では何だ?仕事で疲れているのか?』
妻は結婚前からずっと今の会社に勤めていて、主任という立場もあってか、ここのところ土日も出勤する事が多く、泊まりの出張もあったので擦れ違い気味の生活だったのは確かです。
『やはりお互いに忙し過ぎたのが原因だろうか?それとも仕事の事で悩んでいて、何もかもが嫌になった?きっと優香は疲れているんだ』
そう考えると仕事での疲れを理由に、ここ2ヶ月ほどはセックスも断わられていました。
『あの明るかった妻が、ここ数ヶ月で暗くなった。それは確かに妻の仕事が忙しくなったのと比例しているが、だからと言って離婚とは・・・・・。やはり他に好きな男が出来た?いや、それは絶対に無い』
妻の会社は圧倒的に女性の多い職場なのですが、それでも当然男性社員もおり、主任になってからは上司や部下の男性と2人で食事に行く事もありましたが、私は浮気を心配した事は一度もありませんでした。
それは妻が、嘘や曲がった事が大嫌いな性格に由るものです。
しかし気が付くと私は、妻の携帯を握り締めていました。
『見たら駄目だ。夫婦でもプライバシーはある』
そう思いながらも携帯を開けてしまい、バックライトが点いた時は心臓が飛び出そうなほどドキドキしましたが、ボタンを押していました。
しかし私の葛藤を他所に、ロックが掛かっていて見られません。
『どうしてロックしてある?いや、これは俺に見られるのが嫌なのではなくて、何処かに忘れた時に他人に見られない様にロックしてあるだけだ』
しかし次に私がとった行動は、携帯よりも見てはいけない、妻が結婚してから時々つけている日記を探すという行為でした。
私は自己嫌悪で苦しみながらも、まるで泥棒の様に物音を立てずに探し回っていて、綺麗に畳まれた色とりどりの下着の下を見た時、とんでもない物を見付けてしまいます。
『どうして、この様な物が』
それは本来なら飛び上がって喜ぶべき、妻の名前が書かれた真新しい母子健康手帳でした。
最近では子供のいない生活設計を立てていると書きましたが、それは仕方なくであって、本音は妻も私も諦め切れていません。
結婚して3年くらいは、何処に行っても挨拶の様に子供の事を聞かれ、二人とも辛い思いをしました。
二人揃って検査も受け、どちらにも異常はないと言われたのですがそれでも出来ず、神を信じない二人が子宝神社に行ってご祈祷まで受けました。
しかし最も辛かったのは5年を過ぎた頃からで、逆に回りが気を使ってしまい、世間話で他所の子供の話題が出ても、急に話を変えてその話題を避けようとしてくれているのが分かります。
特に妻は、後から結婚した妹に次々と3人も子供が出来た事で、実家に帰っても話題の中心はその子供達になった事から、余り帰りたがらないようになっていました。
結婚10年目にしてその妻に子供が出来たのですから、本来なら夫婦抱き合って、泣きながら喜びを分かち合うところなのに、妻は妊娠を隠して私に離婚を迫ったのです。
私の背筋に冷たい汗が流れ、震える声で妻を起こしました。
「これは何だ!」
最初は状況が分からずに寝惚けていた妻も、徐々に頭がはっきりしてくるのと
同時に、顔が蒼ざめていきます。
「ごめんなさい。離婚して下さい」
「離婚してくれと言う事は、俺の子供では無いのか?」
「ごめんなさい。ごめんなさい」
体から一気に力が抜けて、私はその場に座り込んでしまいました。
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  1. 2014/10/01(水) 10:12:26|
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神の悪戯 第2回

「相手は誰だ!」
やはり妻は言おうとはしません。
「私が悪いの。私が責任をとります」
「どうやって責任をとる!」
「どの様な事でも・・・・・・・・・」
「よし。それなら子供をおろして来い」
妻は庇う様に両手でお腹を押えます。
「出来ません。そんな酷い事は出来ません」
「酷い事?俺にどれだけ酷い事をしたのか分かっているのか!」
「ごめんなさい。でもこの子だけは・・・・・・・・・・・・」
後は泣いてしまって話しになりません。
『優香が男に身体を許した。それだけで無く、優香の体内でその男の分身が育っている』
私は妻を責めながらも、まだ裏切られた実感が湧いていませんでしたが、時間が経つにつれて現実に起きている事だと自覚し、大きな怒りが込み上げてきます。
「相手は誰だ!」
私は妻を引き倒して反対向きに馬乗りになると、大きく右手を振り上げていました。
「俺が始末してやる!」
「やめて!言いますから、やめて!」
妻は私の背中を叩きながら、必死に体を捻ってお腹を守ろうとします。
「明ちゃんです!飯島明ちゃんです!」
その名前には聞き覚えがあるどころか、顔まではっきりと覚えていました。
どうして覚えていたかと言うと、彼は私達の結婚式に妻の友人として出席していたのですが、披露宴の間中私を睨みつけていたので、彼の事を妻に尋ねた事があったからです。
その時の妻の話によると、彼は妻が高校の時に引っ越すまで、ずっと同じ団地の隣の部屋に住んでいて、家族同士も仲が良くて親戚以上の付き合いをしていたそうです。
また歳が同じだという事もあり、幼稚園から高校の時に引っ越すまで、毎日一緒に通学していたと言いました。
「彼は優香を好きなんじゃないのか?」
「やめてよ。今でこそ昔の様な付き合いは無くなってしまったけれど、彼とは家族同然で育ったのよ。小さな頃は一緒にお風呂にも入っていたし、歳は同じでも私の事を妹のように思っているわ。私だって同じ。恋愛の対称になんてならないわ」
当時私は、私の知らない幼い頃の妻を知っている彼に、嫉妬した事を覚えています。
その彼の子供が、妻のお腹の中で育っている。
私は絶望感に包まれましたが、それはまた激しい怒りへと変わって行きました。
「奴をすぐに呼べ!」
「彼は関係ないの。私が悪いの。私が責任をとります」
「他人の女房を抱いて、それも子供まで作って関係ないで済まされるか!」
それでも彼を庇って呼ぼうとしない妻に怒りは増し、初めて妻に暴力を振るってしまいました。
「こんな子供は、俺が処分してやる!」
頬を叩かれてテーブルに倒れ掛かった妻が起き上がると、次に私はお腹を殴ろうとしましたが、妻は咄嗟に屈んでお腹を守りました。
「分かりました。明ちゃんに来てもらいますから、お腹の子供だけは・・・・」
妻が電話すると彼はすぐに来ると返事したそうですが、妻の実家近くに住んでいる彼は、早くても車で2時間半は掛かります。
私はその間に、どうしてこうなったのか妻に聞こうとしましたが、妻は激しく泣いてしまって答えられる状態ではありません。
そうこうしている内に車の止まる音がして、驚いた事にそれは彼でした。
彼は玄関を入るなり土下座して、土間に額をつけて謝っています。
「この度は申し訳ない事を致しました」
「やけに来るのが早かったな」
「はい。こちらにマンションを借りていますから。今では半分をこちらで生活しています」
私にはその意味が分かりませんでしたが、彼が立ち上がると同時に殴り掛かっていました。
するとその瞬間、私は殴り掛かった方の腕を捻られて、土間に押え付けられてしまいます。
『合気道?』
私にとってこれ程惨めな事はありません。
妻を寝取られ、子供まで作られて、その男に土間にうつ伏せに押え付けられて身動き出来ないのです。
「明ちゃん!やめてー!」
妻の叫ぶ声で彼はようやく手を放しましたが、起き上がっても私は惨めで顔を上げられません。
「ちゃんと責任は取らせて貰います」
「これだけの事をして、どうやって責任を取る」
「優と結婚して、子供を育てます」
「なに!馬鹿な事を言うな!俺は離婚しないし、子供はおろす!」
「あなた、許して。この子だけは・・・・・この子だけは・・・・・お願い・こんな私とは離婚して下さい」
私は2人に離婚を迫られ、更に惨めになっていきました。
また彼に殴りかかりたい衝動に駆られましたが、余計惨めになる事は目に見えていて出来ません。
  1. 2014/10/01(水) 10:13:27|
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神の悪戯 第3回

今は興奮していて冷静に話せないのを理由に、後日話をする事にして彼を帰しましたが、真意はこの惨めな状況から早く逃げたかったのです。
「満足か!妻に裏切られ、妻を寝取った男に力でも負けて土間に押え付けられて、惨めな姿を晒していた男を見て愉快だっただろ!」
「ごめんなさい。私が悪いの。全て私が・・・・・・」
翌日、とても仕事に行ける状態ではなく、妻も休んだので色々聞き出そうとしましたが、妻は泣いて謝るだけで何も話しません。
「俺の答えが出るまで暫らく別居しよう。但し俺との事がはっきりするまで奴とは会うな。独りになって離婚について考えてやるから、それぐらいは守れ。俺の事を少しでも可哀想だと思う気持ちがあるなら、そのぐらいの誠意は見せろ。約束出来るか?」
「はい。約束します」
最初私が出て行くつもりでしたが、何も悪い事をしていない私が出て行くのは筋違いだと思い直し、妻を出て行かせる事にしました。
しかしいざ妻が出て行くと、暫らく会社の近くのホテルで泊まると言ったものの、彼のマンションに行ったのではないかと気が気ではありません。
あまりの事に頭がついてゆかず、最初は訳も分からずただ怒りを露にしていた私も、冷静になってくると妻を失う現実を知り、情けない事に声を出して泣き続け、いつのまにか眠ってしまいました。
朝になると、妻のいない殺風景な家に更に寂しさが募ります。
その日の午後、私が何も考えることが出来ずに窓から外の風景をぼんやりと眺めていると、家の前にドイツ製の高級車が止まり、降りてきたのは彼でした。
「子供が生まれるまでに結婚したい。離婚しても半年は籍を入れられないから、一日も早く別れて欲しい」
「勝手な事を言うな!」
「俺達のした事が許されない事だと分かっている。でも子供に罪は無い。生まれるまでに、本当の父親と母親が夫婦になっていてやりたいんだ。頼む。離婚してくれ」
「俺は離婚などしない」
「愛し合った仲でも、時が経てば気持ちは変わる。以前はあんたを愛していたかも知れないが、今あるのは長年生活を共にした情だけで、優は俺を愛している。この気持ちは誰にも邪魔出来ない。例え法律がどうであろうと、気持ちまでは縛れない」
子は鎹と言います。
私達に子供がいれば、また違ったと思うのですが、逆に妻とこの男に子供が出来た今、私に勝ち目はないと思いました。
しかし私は妻を諦め切れません。
子供さえ出来ていれば、もっと強い絆があったはずだと思われるかも知れませんが、私達には相手だけを見詰め、二人だけで生きてきたという、また違った強い絆があったのです。
『これは間違いだ。ふとした気の弛みでこの男と関係を持ってしまい、間違って子供が出来てしまっただけだ』
この期に及んでも、妻は私を愛してくれていると信じたいのです。
「お前の子供だと決まった訳では無い」
「他に考えられるか?10年も子供が出来なかった優が、私と関係を持ったらすぐに妊娠した。どう考えても明らかだろ」
そんな事は分かっていました。
私自身、彼の子供に間違いないと思っていましたが、だからと言って妻を連れてゆけとは言えないのです。
「本当に優香を愛しているのか?」
「当たり前だ。あんたよりも数倍愛している」
「そうかな?愛しているなら、優香が困る事は出来なかったはずだ」
「困っている?あんたの前では困っている振りをしているのか?俺の前では、念願だった子供が出来て喜んでいるぞ」
「それは嘘だな。優香はそんな女じゃない。おまえは優香の事を何も知らないらしいな」
すると彼は険しい顔になって私を睨みつけながら、妻に対する想いを話し出しました。
前にも書いたように彼と妻は兄弟同然で育ったのですが、中学に上がった頃から妻に対しての想いは、異性に対する想いに変わっていったと言います。
しかしその想いを打ち明ければ、今までの関係が崩れると思って言い出せず、ずっと我慢していたのですが、高校生になって妻が引っ越して行くと分かった時、思い切って打ち明けました。
しかし結果は、妻は冗談としか取らず、彼もまた「勿論冗談だ。冗談に決まっているだろ」と気持ちを押し殺してしまいました。
「俺は優とずっと一緒にいたくて、優が何処の高校に行っても同じ学校に行けるように必死に勉強した。おかげで勉強では校内一になったから、優と同じ高校に行く為に、親や担任の反対を押し切って、わざと一つランクを落として優と同じ高校に行った。勿論大学も同じ所へ行きたかったが、俺の家は裕福では無かったので、私立でおまけに自宅からは通えない、こちらの大学は無理だった。だから俺は必死でバイトして交通費や宿泊費を稼ぎ、休日は必ずこちらに来て、ずっと優を見守っていた。しかし優は俺の気持ちなど知らずに、すぐに同じ大学の先輩のあんたと付き合い始めた。付き合い始めて半年ほど経った頃、優があんたとホテルに入って行くのを見て、あんた達が出てくるまで寒さに耐えながら、3時間も外で待っていた俺の気持ちが分かるか」
彼が私達をずっと尾行し、隠れて見ていた事を全く気付きませんでした。
「優はあんたと腕を組んで歩き、楽しそうに笑いながら食事して、その後必ず優のアパートかホテルに行く。そんな優を、俺がどんな気持ちで見ていたか分かるか?」
「十数年前の、遠い昔の話しだ。今更何を」
「遠い昔?俺には昨日の事の様に思える」
「それなら正々堂々と、優香に告白すれば良かっただろ」
「勿論そうしたかった。でもその頃の俺は自信が無かった」
彼は私に対して、コンプレックスを覚えていたと言います。
「俺には金も無ければ力も無かった。あんたの様に背も高くないし、顔だって・・・・。誰が見ても優にはあんたがお似合いに見える。だから俺は決めたんだ。高校の同窓会までに変わろうと。卒業して15年後に開かれる事が決まっていた同窓会までに変わろうと。それまでに変われれば、優に告白しようと」
昨年妻が高校の同窓会に行ったのを思い出すと同時に、彼の妻に対する想いの深さを知って、恐怖感を覚えました。
  1. 2014/10/01(水) 10:14:32|
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神の悪戯 第4回

彼の妻に対する想いは、ストーカーに近いと思いました。
ただ妻を想っていた年月を考えれば、もっと根の深いものかも知れません。
彼は妻を振り向かせる為に、考えられる努力は全てしてきたと言います。
仕事も何がしたいかではなく何が儲かるかを考え、二十代で独立して、今では社員を20人抱えているそうです。
妻を守る為に武道を習い、ジムに通って筋肉もつけました。
「当時は俺も若かったから、いつか力尽くでもあんたから優を奪ってやろうと思って習い始めたが、優の気持ちが俺に向かなければ何にもならないと分かったから、優が俺を愛してくれた時に、あんたから優を守ってやる為に強くなろうと目的を変えた。腕力に頼れば負けた時に惨めになるだけだと、あんたも昨日分かっただろ」
彼は見掛けも気にして二重瞼に整形もしたのですが、妻は未だにその事に気付いていないそうです。
「容姿だけ変わっても、そんな薄っぺらな物はすぐに剥がれる」
「変わったのは容姿や身体だけだと思うか?今の俺は、身長以外はあんた負けない。逆に聞きたいが、あんたは俺に勝てるところはあるのか?俺はあんたよりも優を幸せに出来る。現にあんたでは絶対に出来なかった、子供を授けてやる事まで出来た。あんたよりも俺の方が、優と相性がいいらしい」
これを言われると、私には言い返す言葉がありません。
「そうそう。相性と言えば、体の相性もぴったりだったぞ。優は毎回凄く満足してくれて、凄い声を上げていた。もっとも、俺もこの日の為に努力したが」
彼はこの十数年の間に、300人くらいの女性を抱いたそうです。
それも女子高生からプロ、近所の主婦に至るまで、年齢も16歳から60歳まで、あらゆる職業の女性を抱いたと言います。
「勿論優だけの為ではなくて、俺の性欲を満たす為でもあったが、優を一度でも抱く事が出来たら、その時は俺から離れられなくなるほど満足させるのが目的だった。セックスでも優を俺の虜にして、心だけではなくて身体も離れられない様にしてやろうと思った。だからただセックスするのではなくて、どうやったら女は喜ぶのか、どうやったらより快感を得るのかを常に考え、SMから野外露出まで、ありとあらゆる事を経験した。おかげで優の乱れ様は凄かったぞ。一度の挿入で、優は最高何回逝ったと思う?」
「黙れ!」
「幸いこの国では不倫は違法行為でも犯罪では無い。民事だから金で済む。金ならいくらでも出すから、早く離婚して優を開放してやってくれ」
「断わる!」
「そうか・・・・・・・・また来るから考えておいてくれ」
今までは妻の妊娠ばかりが気になっていて、妻が彼に抱かれている姿までは想像しませんでしたが、彼が帰って行くとその事が気になって仕方がありません。
『キスをする時、優香は舌を入れたのか?奴のオチンチンを舐めたのか?指で逝かされた後、俺との時のように自分から欲しがったのでは?』
彼の目の前で、あの妻が大きく脚を開いた恥ずかしい姿を晒し、誰にも聞かせたくない恥ずかしい声を上げていたかと思うと息が詰まります。
妻との事を彼から聞くのは耐えられませんでしたが、妻が何をされたのか気になって、母子健康手帳を見つけて途中で探すのをやめてしまった、妻の日記を探しました。
ようやく見つけた日記は三冊あり、どれも自由に日付が書き込めるようになっていて、結婚当初は毎日のように私への愛が綴られていましたが、しだいに書く間隔が空いてゆきます。
そしてそれは、特別の出来事があった時につけるだけに変わって行きましたが、所々に子供が出来ない辛さも書かれていました。

子供が欲しい。
主人の子供がどうしても欲しい。
いったい何が原因なのだろう。
私と主人の相性が悪い?
そんなことは絶対無い。
私は主人をこんなに愛しているのだから。
これなら原因があった方がましだ。
何か病気があれば排卵誘発剤など、何か薬を処方してもらえるかも知れない。

結婚して6年目ぐらいからは仕事の話題が多くなり、妻が仕事に没頭してゆく様子が分かりましたが、それでも私への愛も書かれていて、その様な箇所を見つける度に目頭が熱くなります。
『この妻が、どうしてあの様な事に』
気が焦る私は、昨年の同窓会があったところまで飛ばしました。

今日は同窓会に行って、懐かしい友の顔を見られてリフレッシュ出来た。
中でも明ちゃんが立派に成ったのにはみんな驚く。
明ちゃんは立派な車に乗って現れ、聞けば独立して社長になったと言う。
勉強ばかりしていてひ弱だった体も、健康の為にジムに通っているとかで筋肉で一回り大きくなり、私を片腕で軽々と吊り上げて見せた。
明ちゃんにせがまれて、帰りにメールを交換したが主人に悪かったかな?
これが逆なら私は嫌だから。

彼は妻に告白する事は無く、妻の日記からは昔話や他愛も無い話を時々メールでやりとりしていた様子が伺えます。
その後も彼は、焦らずゆっくりと妻の中に入り込んで行ったので、結果は分かっているのに、私は小説でも読んでいるかのように『優香。奴の企みに気付け』
と心の中で叫んでいました。
しかし幼馴染みで彼を信用し切っている妻は、気付くどころか兄弟のように暮らしていた昔に戻ったかのような錯覚に陥り、彼を男として見る事は無く、何の警戒もせずに会い始めます。

私が退社すると、会社の前で明ちゃんと偶然会った。
こちらにも得意先が出来たので商談に来ていたらしいのだが、こちらに来たのは初めてで、ホテルに帰る道に迷ったようだ。
これからはちょくちょく来なければならないと言い、右も左も分からないので、美味しい物を食べさせてくれる店を教えて欲しいと言われたので案内してあげた。
結局私もご馳走になってしまい、こんな奇跡のような偶然もあるのだと感激していた私は、主人に連絡するのも忘れてはしゃいでしまって遅くなってしまった。
帰ってから主人に話そうと思ったが、余りに帰りが遅くなったので、別れる時に明ちゃんが言った「俺達は男と女とは思っていないが、ご主人には悪い事をした。俺が旦那なら良い気はしない」と言う言葉が頭に浮かび、咄嗟に主人には残業だったと嘘を吐いてしまった。
あなた、ごめんね。
その代わり今夜はサービスするから。

これを機会に、妻は彼と度々会って食事をするようになるのですが、嘘とは怖いもので、この日彼の言葉で私に言いそびれたばかりに、次に会っても最初に嘘を吐いた事がばれて、彼との仲を疑われるのでは無いかという思いが先に立ち、妻は彼と会う度に私に嘘を吐くようになってしまいます。
  1. 2014/10/01(水) 10:15:33|
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神の悪戯 第5回

この時点では妻はまだ彼を男として見ておらず、懐かしい幼馴染がたまたま男だったというだけの、気楽な気持ちで会っていたのが分かります。

今日も明ちゃんから連絡が入って会った。
会えば時間も忘れて昔話に花が咲き、昔に戻った様で楽しいけれど、流石にこう頻繁だと主人に申し訳ない。
家に帰ると嘘を吐いて会っている罪悪感から、主人の顔がまともに見られない。
最初二人で会った時に、正直に言っていれば何て事は無かったのだろうが、今になってはとても言えない。
恋愛感情など全くない関係だと言っても、散々嘘を吐いた事で信じてもらえないだろう。
主人に隠し事をされるのは嫌なのに、私が嘘を吐いているなんて。
明ちゃんには悪いけれど、主人を失ってまで会いたい相手なんていない。
明ちゃんに訳を話して、もう会うのをやめる事にしよう。

翌日妻が電話すると、彼は意外とすんなり承諾しました。
しかしそれから一月ほど経った頃、妻の携帯に彼からメールが入ります。

こちらの得意先との売上が増え、頻繁に来なくてはならないようになり、その度にホテルに泊まるよりも経費削減になるとかで、明ちゃんはこちらにマンションを借りたらしい。
家具は地元の知り合いで買って運んでもらったらしいが、電化製品や細々した物はこちらで揃えたいので、次の休みに買い物に付き合って欲しいとメールが入る。
すぐにメールで断わると今度は電話が掛かってきて、忙しくて何度も買い物に出られそうも無いので、一人だと大変だから無理を言えないかと頼まれた。
メールだと断われたのに、声を聞くと断われずに押し切られてしまった。

妻は私に話そうかと悩むのですが、結局休日出勤で帰りは遅くなると嘘を吐いてしまいます。
私も丁度出張が入っていたので、気にも留めませんでした。

主人に話せない。
話せないと言う事は、明ちゃんを男だと意識している事になる。
恋愛感情は全く無いが、それでもやはり後ろめたい。
絶対に今回限りで会うのをやめよう。

今まで妻は、彼と会った日は楽しかった事ばかり書いていましたが、会わないと決めたからだけでは無くて、今回は余程嫌な予感がしたのか気が進まないようでした。
しかし妻は出張先にいるの私に休日出勤だと嘘を吐いて会ってしまい、次の日の日記には、涙と思われる染みがいくつも付いていました。

私は何という事をしてしまったのだろう。
主人にどうやって謝り、償えば良いのか分からない。
私は人間として最低な、これ以上ない裏切りをしてしまった。
あなた、ごめんなさい。
謝っても済まないけれど、ごめんなさい。

それから数日は何も書かれていませんでしたが、少し落ち着いたのか一週間後に、日記と言うよりは私に充てた告白文が書かれていました。

あれから、あなたの顔を見る度に涙が出そうになります。
私がこんな事をしてしまうなんて。
あなたに謝りたいけれど、それすら出来ません。
私がこんなにずるい女だとは、自分でも今まで思わなかった。
あの事は思い出すのも嫌だけれど、二度としないように反省を込めて書く事にします。
もしも私が先に死んだら、あなたはこれを読むだろうか?
あなた、ごめんなさい。
これを読む前にこれだけは信じて下さい。
こんな事をしてしまって信じてもらえないかも知れないけれど、私はあなたを愛しています。
私が愛しているのは、世界中であなただけです。
あの日買い物が終わって、日用品などの細々したものだけ明ちゃんのマンションに運ぶと、部屋には地元で買ったという大きなベッドが既に置いてありました。
私が買った物をしまってから掃除していると、その間に明ちゃんが弁当を買って来てくれて、2人で食べた後少し休憩しようとベッドに寝転ぶと、お腹がいっぱいになったのと疲れから、2人とも眠ってしまいました。
明ちゃんはすぐに起きたようですが、私はあなたが出張でいない気楽さと、明ちゃんを信用していた事で眠り続け、目覚めると辺りは既に暗くなっていました。
その日買った電化製品は配達が明日になると言われ、部屋の明かりもその中に含まれていたので備え付けの常夜灯だけでは薄暗く、私が帰ろうとして起き上がると明ちゃんが突然覆い被さってきました。
私は必死に引き離そうとしたのですが男の力には勝てず、明ちゃんの下で罵声を浴びせていると明ちゃんが泣き出し、訳を聞くとずっと私の事を好きだったと言います。
その後も明ちゃんは私を抱き締めて放してくれず、中学生の頃からの想い話し続け、いつしか私は抵抗するのをやめてしまいましたが、明ちゃんにキスをされそうになった時、あなたの顔が脳裏に浮かんで自分のしている事が怖くなり、私は明ちゃんを幼馴染みだとしか思っていない事を告げて離れようとすると、明ちゃんは未だに童貞だと言いました。
私以外とはセックスは愚か、キスもしないと決めて生きて来たと言います。
一生私に操をたてて、一生童貞でいようと決めて、結婚もせずに誰とも付き合わなかったそうです。
私は申し訳ない気持ちと、可哀想な気持ちで一杯になってしまい、明ちゃんの頭を抱き締めてしまいました。
すると明ちゃんは、諦めていた気持ちが同窓会で会って揺らいだと告白し、一度でいいから私を抱きたいと言いましたが、私は主人を愛しているので、それだけは絶対に出来ないと断わると、今度は裸の私を抱き締めるだけで我慢する
と言ってまた泣き出しました。
私のせいで誰とも付き合わず、キスすらした事のない明ちゃん。
私のせいで結婚もせず、今後も一生童貞でいる明ちゃん。
部屋が暗かったのもあってセンチメンタルになってしまい、私も涙を流しながら服を脱いでしまいました。
  1. 2014/10/01(水) 10:22:44|
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神の悪戯 第6回

妻は部屋が暗かった事もあって、思ったよりも羞恥心を感じずに脱いでゆきましたが、それは幼い頃に一緒にお風呂に入っていた事も影響していたのかも知れません。
それほど彼に会っている時は昔に戻ってしまっていたのでしょうが、当然その頃とは体形や構造まで違っていて、流石に最後の2枚になると手が止まってしまいます。
すると彼は妻を抱き締め、その抱き締めていた手でブラジャーを外そうとしますが、手が震えていて外れません。
当然これは演技なのですが、彼を信用し切っている妻は、外し方が分からずに緊張して手が震えていると思い、また可哀想になってしまって「落ち着いて。逃げないから焦らないで」と励ましながら、耳元で外し方を教えていました。
ようやく妻の乳房が露になると、抱き締めるだけの約束だったにも拘らず、妻の乳首に唇をつけて吸ってきたのですが、その行為が逆に妻の母性本能を刺激してしまい、妻は何も言わずにその行為を許してしまいます。
妻は彼が童貞だと信じていて、最初は子供をあやす様に頭を撫でていましたが、彼の巧みな舌使いに可笑しな気分になってしまい、そんな自分が怖くなってバスルームに逃げ込みます。
しかし女の扱いに長けている彼は妻が冷静になる時間を与えず、急いで自分も裸になるとバスルームに入ってゆき、妻を抱き締めるとまた乳房に吸い付いて、乳首を舌で転がしました。
妻は感じ始めていたのと、兄弟同様に育った幼馴染に乳房を吸われている不思議な感覚から逃げられず、気付くといつの間にか彼は屈んでいて、少し開いた脚の間に顔を入れて、妻の最も感じる部分に舌を這わせていたそうです。
妻は初めてで何も分からない彼に最後まで感じさせられる事は無いと油断し、その油断から強くも拒まず、このままでは駄目だと想った時には、あと少しで逝ってしまいそうなほど感じさせられてしまっていて、口では拒否しながらも最も感じる部分を押し付けていました。
妻は感じてしまっているのを悟られるのが嫌で、声を出さないようにしていましたが、我慢し切れずに声を出してしまった瞬間、頭の中が真っ白になって崩れ落ち、彼に受け止められて脱衣所に出されました。
暫らく妻を抱き締めていた彼は、妻が一人で立っていられるようになると抱き締めていた手を離し、今日買ってきたばかりの新しいタオルを出して優しく妻を拭くのですが、妻が余韻に浸っていて何も出来ず、されるがままになっているのを良い事に、その間も達してしまってより敏感になってしまっている部分を指で刺激し続けます。
妻は初めて私以外の男に逝かされてしまった恥ずかしさと罪悪感から、この場から逃げなければと思うのですが、そう思った時には時既に遅く、身体には次の波が押し寄せていました。
妻は逃げるどころか、立っていられなくなって自分から彼に身を預け、そんな妻を彼は逞しい体で軽々と横抱きにしてベッドに運び、仰向けに寝かせると今度は身体中に指と舌を這わせ始めました。

この様な事が初めての明ちゃんは、私が何度達してもそれが分からずにやめてくれないので、私は狂ったように声を上げながら、腰は恥ずかしい動きをしてしまっていたと思います。
結局私は、有ろう事か女性経験の無い明ちゃんに数え切れないほど逝かされてしまい、朦朧としていると明ちゃんは「入れさせて欲しい。ここ?ここでいいんだよね」と言って、入って来ようとしました。
私は慌てて起き上がると逃げようと思いましたが、私ばかり気持ち良くなってしまった申し訳ない気持ちから、ベッドから下りずに明ちゃんのを優しく握って動かしていました。
初めての明ちゃんはすぐに終ってくれると思ったのですが、緊張しているからかいつまで経っても終わってくれず、終には口まで使ってしまいましたが、それでも終わってくれません。
私は必死に手と口を使って満足してもらおうとしましたが結局駄目だったので、明ちゃんはまた入れさせて欲しいと言い出しましたが私は強く断れず「避妊具が無ければ、赤ちゃんが出来てしまうから駄目」と変な理由で断りました。
すると明ちゃんは私から離れたので、諦めてくれたのかと思ったら免許書の中から避妊具を出してきて「優とこの様な関係になるのを毎日夢見て、時々新しいのに入れ代えながら、お守りのようにずっと持っていた」と言いました。
それを聞いた私は何故か涙が出きて、黙って横になると脚を開いて膝を立て、明ちゃんを向かい入れる体制になっていました。
明ちゃんは私以外の女性の裸は見たくないと、アダルトビデオすら見た事がないそうで、どの様にすれば良いのか分からずに、ただ自分のを強く握り締めながら私の中心をじっと見ていたので、その姿が余りに可哀想で、私は自ら明ちゃんのを握って中に導き、下から腰を動かして明ちゃんを助けていました。
ごめんなさい。
こんな私は、離婚されても仕方が無い女です。
でもあなたと別れたくない。
あなたにこの事を言えない。
もしもこれを読んだら、あなたは軽蔑するでしょう。
軽蔑されて当然の事をしてしまいました。
卑怯だと分かっていても言えません。
あなたと離れたくない。
あなたを愛してから。

女性経験豊富な彼は妻を騙す事など簡単で、逆に私としか経験のない妻は彼の嘘に気付きません。
おそらくこちらに得意先が出来たと言うのも嘘で、マンションを借りたのもそこで妻を抱くのが目的だったのでしょう。
  1. 2014/10/01(水) 10:23:48|
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神の悪戯 第7回

彼はこの後、毎日のように会いたいとメールや電話をして来ますが、妻は断わり続けます。
すると今度は妻を脅し始めましたが、彼を信用し切っている妻は、それが脅しだとは気付きません。

明ちゃんが主人に会って謝りたいと言ってきた。
冷静になったら主人の事が思い出され、罪悪感で押し潰されそうだと言う。
私だって主人に謝りたい。
でも主人を傷つけたくない。
いや、これは離婚されるのが怖い私の逃げかも知れない。
やはり主人には会って欲しくない。
会われるのが怖い。
主人に知られるのが怖い。

明ちゃんから、明日の休みに自宅に来ると連絡が入る。
おそらく主人に全て打ち明けて謝るつもりだ。
今夜からマンションに泊まると言うので、明日の朝マンションに行くので話を聞いて欲しいと連絡した。
明ちゃんは説得に応じてくれるだろうか?

妻は私に知られないように必死でした。
それが妻の弱味になってしまったのでしょう。
当然彼は妻の弱味を突いて来たと思います。
この後暫らく何も書かれていない事から、私に会って話さないのを条件に、関係を強要されたのでしょう。
再び関係を持ってしまう事で、更に関係を持ち続けなければならない事にも気付かずに。
妻の仕事が忙しくなったと思っていたのは、全て彼に会っていた訳で、泊まりの出張が増えたのもこの頃からなので、それも嘘で彼のマンションに泊まっていた事は想像がつきます。
日記には2ヶ月もの間何も書かれていなかったので、その間彼と関係をもち続け、とても日記を書けるような心理状態では無かった事が分かります。

生理が来ない。
今までにも遅れる事はあったが、こんなに遅れた事は初めてだ。
間違いであって欲しい。
でもあの日、明ちゃんは避妊してくれずに。

10日後、妻は産婦人科の門をくぐります。

やはり妊娠していた。
先生は「おめでとう」と言ってくれたが、私はどうしたら良いのか分からずに途方に暮れた。
あれだけ主人の子供が欲しかったのに出来ないで、皮肉な事に許されない子供が出来てしまうとは。
これは私に対するは罰なのだろう。
でもお腹の子供は、罰で出来た子供だとは思いたくない。
夫はA型で明ちゃんはB型。
私はO型だから、O型の子供が生まれれば誤魔化せると悪魔が囁く。
その様な事をすれば、主人は私の裏切りの結果出来た子供のために必死に働き、全ての愛情を注ぎ込み続けると分かっているのに。
主人が外で子供を作り、連れて来て私に育てろと言っても私には出来ないのに、私は主人にそれをさせようとしている。
それも頼むのではなくて騙して。
どの様な罰を受けようと、例え殺されようと主人に全て打ち明けて、謝らなければいけないと分かっていても話せない。
当然その様な子供は許してもらえないだろう。
この子は、処分しろと言われるに違いない。
そう考えると、この子にとって安全な時期までは知られたくないと思ってしまう。
こんな事を考えている私は地獄に落ちるだろう。
でも主人とは絶対に別れたくないし、授かった小さな命も守りたい。
どの様な罰を受けても。

この頃の妻は、私と別れる事は望んでいませんでした。
しかし何処かで心境の変化が起こり、私との離婚を望むようになります。
妻はしだいに身も心も奪われて、彼との結婚を望むようになったのだと思いましたが、そうでは無い事が読み進む内に分かりました。
  1. 2014/10/01(水) 10:25:14|
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神の悪戯 第8回

妻は徐々に、お腹の子供に異常なまでの執着を見せるようになり、まるで人が変わったようになってしまいます。
私には恐ろしくさえ思えましたが、これが母親になるという事なのでしょう。

私は主人に知られたくないばかりに、明ちゃんに要求されるままずるずると関係を続けていたが、赤ちゃんを宿してからは怖くて出来ない。
しかし明ちゃんは、セックスを覚えたての高校生のように、会えば必ず要求してくる。
勿論覚えたばかりには違いないので仕方ないとは思うが、主人さえ拒否しているのに、要求に応える訳にはいかない。
それで仕方なく手と口で我慢してもらっているが、明ちゃんの旺盛な性欲からして、いつまで我慢してもらえるか分からない。
いったいいつまでこの様な関係が続き、私はどこまで堕ちてゆくのだろう。
主人を失いたくないのに、私は明ちゃんと別れられない。
自棄になった明ちゃんに、主人に話されるのが怖い。
知られて主人のショックを受けた顔を見るのが辛い。
私はこんな酷い女だと、主人に知られるのが怖いのだ。
この期に及んでも、醜い自分を隠したいのだ。
でも別れられない理由はそれだけだろうか?
お腹の中の赤ちゃんの、本当の父親と疎遠になるのが怖いのではないだろうか。
B型の子供が生まれれば、その時点でばれてしまう。
例えO型の子供だったとしても、いつかは主人にばれるような気がする。
この子を、父親のいない子にしたくない。
そのために私は明ちゃんを、保険として取っておこうとしているのかも知れない。
自分でも恐ろしい女だと思うが、この子の為なら何でも出来てしまうような気がする。

妻は自分が全て悪く、自分主導で全ての事が進んでいると思っていますが、全ては彼の思惑通りに進んでいるのです。
そんな妻を哀れにさえ思いましたが、いくら子供を守る為でも妻の嘘には怒りを覚えます。
ただ、妊娠した事で普通の精神状態では無く、母として強くなろうと無理をしているのは分かるのですが。

今日明ちゃんから、主人と離婚して結婚して欲しいとプロポーズされた。
主人を愛しているからそれは出来ないと断わったが、明ちゃんの言った「俺もご主人には悪いと思っている。優達夫婦の仲を壊す気など無かった。しかし子供の事を考えると、本当の母親と父親に育てられるのがベストだと思う。俺はその子の為に、全て捨ててもいいと思っている。その子の為なら、地獄に落ちる覚悟は出来た。優もお腹の子供の為に、一緒に地獄に落ちて欲しい」と言われた事が気になって頭から離れない。

彼は会う度に、妻に離婚を迫ります。
それも子供の存在を利用して。

今日も明ちゃんと会った。
その時明ちゃんに「全ての動物は、子孫を残す為に生きている。俺達も自分の幸せなど捨てて、この子の為だけを思って生きるべきではないか?自分が不幸になるかどうかなど考えずに、この子がどうしたら幸せになるのかだけを考えるべきではないだろうか」と言われて、私は何も答えられなかった。
また「ご主人には怨まれるだろうが、この子が一人で生きて行けるようにさえなれば、その時はご主人に殺されてもいいとさえ思っている。それが親の責任だと思う」と言われては何も言えない。
確かに私は、この子も失いたくないし、主人も失いたくないと思っていた。
そんな身勝手な事を真剣に望んでいた。
明ちゃんの言う様に、この子の幸せを思えば本当の両親が揃っていて、2人で協力して幸せにしてあげるのが望ましいのかも知れない。
この様な罪深い事をしてしまったが、この子には何の罪も無い。
私が主人を愛している気持ちなど、捨てなければいけないのかも知れない。
全てはこの子の為に。

日記はここで終わっていましたが、妻の中での順位は子供が一番で私はその次だと知り、彼よりも私の方が上だと知れば、この様な事をされても未練が残ります。
彼は私達の事を調べたのか、私の勤め先まで知っていましたが、私は妻の幼馴染みだと言う事ぐらいしか知りません。
翌日私は彼の身辺調査を依頼に行き、可也の高額だったのですが、子供がいなかったために多少の蓄えはあったので、一週間の調査をお願いしました。
その帰りに外で食事をして帰ると、家の前に見覚えのある高級車が止まっていて、私が横を通るとドアが開きました。
  1. 2014/10/01(水) 10:26:26|
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神の悪戯 第9回

彼は嫌がらせのように、その場で妻の事を大きな声で話し出したので、近所の手前もあって仕方なく背中を押すようにして家の中に入れると、彼のふてぶてしい態度は一変して、ソファーには座らずにまた土下座しました。
「頼む。早く離婚してくれ。別れてくれれば慰謝料は一千万出す。優の財産分与も放棄させる」
「何度も言うが、俺は優香と別れる気は無い」
すると彼はまたふてぶてしい態度に戻り、ソファーに深々と腰を掛けると、灰皿も無いのに煙草に火を点けました。
「俺と優の子供を育てられるのか?優が俺に抱かれて、気持ち良くてヒーヒー言っていた結果出来た子供だぞ」
「そんな誰にも望まれない子供など、俺は育てる気などない。ただ優香とは別れない」
「そうか・・・・・。それなら、俺に抱かれた優を抱けるのか?それも俺のはあんたの様な抱き方では無いぞ。最初抱いた時は、これが夢にまで見た優のオマンコの中かと思ったら、不覚にも感激してしまって少し早く出してしまったが、次からは他の女とやる時みたいに自分の快感をコントロール出来たから、いつも優は涎まで垂らして“もう終わってー。壊れちゃうー。死んじゃうよー”と俺に許しを請う言葉を口にしたぞ。勿論その程度では許さなかったが」
浮気されると気持ちの部分が一番気になりますが、やはりセックスの部分もそれに負けないほど気になるのです。
私と妻が付き合うようになった時、彼もその部分が気になったのでしょう。
だから彼はその部分を突いて来るのです。
これは彼の揺さ振りだと分かっていながら、妻と彼がセックスしている姿が浮かんでしまいます。
「俺のはあんたのよりも大きいらしい。抱けば必ず“そんな奥まで。大き過ぎるー。裂けちゃうよー”と大騒ぎだった。最近言わなくなったところを見ると、俺の大きさに慣れた様だから、もうあんたのではスカスカで感じないかもな。優は優しいから、感じている様な演技をするだろうが」
大きさだけが全てでは無いと思っています。
しかしこれも気になってしまいます。
「あんたのセックスは前戯も20分もすれば長い方だし、入れてからも長くて15分も動けば出してしまうらしいな。それで女が満足すると思うか?俺なんか最低でも1時間は触ってやって、それも女のツボを熟知しているから、前戯だけで5、6回は逝かせてやる。入れてからも最低1時間は出さずに、動き方にも変化をもたせて突いてやるから、プロの女でも5回は逝く。素人の人妻になると、10回以上は逝ってしまうんじゃないか」
「勝手に言ってろ。お前に俺達の何が分かる」
「そうかな?隠しても無駄だ。優は気を失いそうになるほど感じてくると、俺の質問には何でも答えてくれたぞ。あんたは優が初めてで、最初のセックスでは入れる前に出してしまったらしいな。結婚してからも10分ともたないセックスが続いたから、最近になって少しもつようになり、15分も突いてもらうと優は満足していたようだが、俺に抱かれて本当の快感を覚えてしまったから、今度からはそんなセックスでは、とてもじゃないが満足しないぞ」
私は気にしないようにしようと思いましたが、セックスに関しては気になってしまい、彼の術中にはまっていきます。
「断わっておくが、今話したのは他の女を抱く時で、優には特別念入りにしてやっていたから、優を満足させようと思うと大変だぞ。優はあんたしか男を知らなかったから今まではそれで良かったが、俺に大人のセックスを教えられたから、今までのような幼稚なセックスでは満足しない。あんたに出来るか?出来なければ離婚などしなくても必ず俺の所に来る。現に俺に抱かれてからは、あんたとのセックスでは身体に火をつけられただけで消火してもらえなかった
らしく、抱かれた次の日は必ず優から誘って来た」
彼の言う事が、全て本当だとは思いません。
但し、私については当たっていて、妻が私達のセックスについて話したのは間違いないのです。
私は妻に会って彼の真の姿を話したいのを我慢して、じっと耐えながら調査結果を待っていました。
苦しい一週間がどうにか過ぎ、約束の土曜日に調査書をもらいに行くと、調査員は説明の前にテーブルに数枚の写真を並べます。
「やはりご想像の通り、今週二回会っていました。一度は滞在中のホテルのロビーで1時間ほど。もう一度は一緒に食事に出られ、帰りに公園で抱き合ってキスしているのがこの写真です。その後やはりロビーで一時間ほど話をしていて、男の方は仕切に部屋に行きたがっていたようですが、奥様は二回とも断わって部屋には入れずに、キス以外の関係をもった様子はありません」
妻は必要以上に子供への影響を心配しているだけで、それがなければ部屋に入れていたでしょう。
どちらにしても、彼と会わない約束は簡単に破られた事になります。
私は落胆の色を隠せませんでしたが、この後調査員から、もっと衝撃的な報告を受けます。
「問題はこちらの写真なのですが、男は奥様の他に、今週だけで2人の女と会い、関係をもったと思われます」
調査員は妻と彼が会っている写真を封筒に入れると、今度は違う写真を並べました。
「こちらは男の会社で働いている、人妻のパート事務員です。ご覧の様に昼間仕事中に連れ出して、ラブホテルに入って5時間も滞在していました。こちらは最近借りたマンションの一つ上の階に住む人妻で、ご主人が出張中なのを良い事に、夜男の部屋に来て、出て行ったのは翌朝です」
彼はマンションを借りて間もないというのに、もう同じマンションの人妻と関係を持っていたのです。
妻が妊娠を理由に拒否していた事もあるのでしょうが、彼の不誠実さに更なる怒りを覚え、例え妻と別れる事になっても、この男だけには渡せないと思いました。
  1. 2014/10/01(水) 10:27:39|
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神の悪戯 第10回

家に帰ってから妻に電話すると、帰って来た妻は開口一番、また離婚を迫ります。
「結論を出してくれたのですね。離婚してもらえるのですね。財産分与は放棄します。他に慰謝料も払います。あなたが気の済む金額を言って下さい」
財産分与を放棄すれば、妻はお金が無いので慰謝料を払えません。
それでもこの様な事が言えるのは「金なら俺が出すから、慰謝料を払って早く別れろ」とでも彼に言われたのでしょう。
お金の問題だけで済むはずも無いのに、妻を奪うにはとにかくお金を儲けようと考え、実行してきた彼らしい考え方です。
「金さえ払えば、人の心などどうでも良いと思っているのか?金をやるから、黙って別れろか」
「違う・・・・・・」
「何が違う?そう言う意味だろ?」
「ごめんなさい・・・・・・本当にごめんなさい」
妻の目から涙が溢れ、それは頬を伝いました。
「離婚はしない。しないと言うよりも、その事について考えるのをやめた」
「なぜです。なぜこんな私と別れてくれないのです」
「自分に聞け。優香は最低限の約束も守れないのか。俺の苦しみを、少しも分かっていない。他人の痛みも分からずに、どうやって子供を育てる」
妻には当然思い当たる事があり、謝る事しか出来ません。
「どうして約束を破った!」
「子供の事で大事な話があると言われて」
「これがその大事な話しか?俺達はまだ夫婦なんだぞ!」
私がテーブルにキスをしている写真を置くと、妻はそれを見て一瞬固まった後、俯いてしまいます。
「公園で話そうと言われて、突然・・・・・・・ごめんなさい」
「優香の言う事は、一切信用しない事にした。ホテル暮らしをやめて家に戻って来い。そして少しでも償え。離婚するかどうかは分からないが、そうすればその事について考える事ぐらいはしてやる」
私と別れるつもりの妻は、俯いているだけで返事をしなかったので、私は別の写真を出しました。
「このホテルに入っていく女は、奴の会社の事務員だそうだ。それも彼女には夫も子供もいるらしい。こちらは借りたばかりのマンションの、上の階の奥さんらしい。これが夜入って行くところ。これは朝出て来たところだ」
妻は写真を見て絶句してしまいます。
しかし暫らくすると、小さな声で彼を庇い始めました。
「マンションの奥さんは、時々誘ってくると言っていました。私とあの様な事にならなければ、誘惑にも乗らなかったのでしょうけれど、私と関係をもってしまった事で、あの歳で覚えてしまったから。私が断わり続けていたから、明ちゃんは我慢出来なくなって」
マンションの人妻とは妻が顔を合わせてしまう可能性もあるので、ばれた時の言い訳に、予め彼女の方が迫って来ているように匂わせておいたのでしょう。
お腹を擦りながら話す妻は、彼を信じているというよりは、子供の父親を誠実な男だと信じたいのかも知れません。
「まだその様な事を信じているのか?奴は童貞なんかじゃなかったのだぞ。それどころか、優香と関係をもつまでに、何百人という女と関係があった」
「そんな事無い。明ちゃんは、この子の父親はそんな嘘を吐くような男じゃない」
やはり妻は、子供の父親を悪く思いたくないようでしたが、裏を返せば、彼の事を疑い始めているのかも知れません。
「明ちゃんは最初震えていたし、どうすれば良いのかも知らなかった」
「女の扱いに慣れているからこそ出来た演技だ。優香は何度も達したそうだが、一度や二度の経験しかない男に、そんな事は出切ない」
「違う。明ちゃんは私を喜ばそうと、訳も分からず、ただ必死に我慢していただけ。私が何度も達してしまったのは、明ちゃんが慣れていたのではなくて、私が我慢出来ずに勝手に何度も気持ち良くなってしまっただけで・・・・・」
妻がこの様に、セックスについて露骨な話をしたのは初めてです。
「どうして奴に、俺達のセックスについてまで話した」
「そんな事は話していません。そんな事を話すはずが無いでしょ」
この時の妻は顔を上げ、私の目を睨みつけて話したので、嘘は吐いていないようでしたが、彼が知っていた事を考えると、妻が話したに違いありません。
おそらく妻は彼に夫婦のセックスについて聞かれた時、何を聞かれて、自分が何を話しているのかも分からないほど、激しく感じさせられてしまっていたのでしょう。
終わる事無く押し寄せてくる快感の中、早く楽にして欲しくて、彼の質問に対して無意識に答えていたのかも知れません。
そうだとすると、彼に抱かれて感じさせられてしまっている時の妻は、普通ではとても出来ない様な恥ずかしい格好も、彼に言われれば平気で晒し、私との時には言った事が無い様な恥ずかしい言葉も、彼が望めば口にしてしまっていた事でしょう。
  1. 2014/10/01(水) 10:29:16|
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神の悪戯 第11回

戻ってきてからの妻は、仕事で遅くなっても今までの様に店屋物で済ませる事もなく、家事も仕事も、セックス以外の私の世話も完璧にこなしていました。
しかしそれは私と離婚したいが為に、償いのつもりで頑張っているのだと思うとやり切れません。
「奴に会ってきたのか?」
「残業です」
「以前もそう言って俺を騙して、奴に会って抱かれていたよな」
そう言いながらも、彼と会っていない事は態度などから分かっていたのですが、メールや電話などで連絡は取り合っていると思っていたので、帰りが遅い日は嫌味を言ってしまうのです。
他にも、毎日のように何かに付けて嫌味を言って妻を虐め続けていましたが、やはり一番多かったのは、私の中で気になっていた、彼とのセックスについてでした。
「奴のチンチンは俺よりも太いのか?」
なんと惨めで情けない質問だと思いながらも、聞かずにはいられません。
「奴のは長いのか?返事をしないという事は、奴のは大きかったという事だな。
大きいのは気持ち良かったか?」
妻が答えないのは、せめてもの情けだったのかも知れませんが、何も言わずに俯いている妻に対して怒りが増し、口調が強くなって行きます。
「気持ち良かったから、何度も逝ったのだろ!淫乱なくせに、今更何を上品振っている。大きいのは気持ち良かったのだろ!長いから奥まで感じたのだろ!答えろ!答えないか!」
否定すればいつまでもこの様な話が続くので、妻は耐えられなくなって、消え入りそうな小さな声で答えました。
「良かったです・・・・・・・」
私は妻が否定すると、この言葉を口にするまで責め立ててしまいますが、いざ肯定されると更に落ち込んでしまうのです。
妻を責めれば責めるほど、妻の心が離れて行ってしまうような気がして不安は大きくなり、思い悩んだ末に私のとった行動は、サバイバルナイフを買って来て、妻が気付くようにわざとテーブルの上に置いておくという事でした。
少し遅れて帰って来た妻は、ナイフに気付いて立ち尽くしていたので、私は予定通りうっかり置き忘れたような振りをして、慌てて手に取ると妻に隠すようにして奥の部屋に消えました。
思った通りナイフの効果はてき面で、帰宅が遅くなる時は必ず何度も電話してきて、彼と会っているのではない事を証明するようになりました。
私は離婚するかどうかの決断が出来ずにいましたが、お腹の子供は待ってくれません。
やがて妻のお腹も目立ち始め、お腹が大きくなるに連れて、私の苛立ちも大きくなっていきます。
「少し触ってやるから裸になれ」
「いや。今は許して」
「触るだけだ。何ヶ月もセックスしてもらっていないから、淫乱な優香はもう限界じゃないのか?もうそろそろ淫乱な血が騒ぎだして、奴に会いたいのだろ?だから少し触ってやると言っているんだ。早く脱げ」
強引に裸にさせると妻のお腹は醜く張り出し、乳首や乳輪は黒ずんで、とてもその様な気が起こる姿ではありません。
これが私の子を宿していたのなら、その様な姿も愛しく感じるのでしょうが、私には妻をこの様な醜い体にされてしまったという思いが強く、妻の身体を汚くさえ思ってしまうのです。
「何だ、その身体は。触る気が失せた。自分でオナニーして見せろ」
「出来ません。許して。許して下さい」
この様な虐めを繰り返していましたが、そのくせ妻が家を出て行ってしまうのではないかと心配で、妻が部屋に入ってくる直前にナイフを出して眺めているなどして、彼と会ったり家を出て行ったりすれば、何をするか分からないという狂気を演じ続けていました。
いよいよ妻が産休に入り、私は出産に協力する気が無いので、妻は実家に帰って出産する事になりましたが、その事で私の不安は最高潮に達していました。
なぜかと言うと、実家から数キロしか離れていない所に、彼が住んでいるからです。
私の目は届かなくなり、もし彼が訪ねて来ても、何も知らない義父と義母は大歓迎するでしょう。
彼は妻と2人きりになるとお腹に耳を当てて、夫婦のように子供の将来について妻と語り合うかも知れません。
私が近くにいない事で2人とも私の存在など忘れ、彼は妻の事をママと呼び、妻も彼をパパと呼ぶかも知れません。
「私は明後日実家に帰らせてもらいます。ですから最後のお願いです。どうか離婚して下さい」
「離婚してどうする?やはり奴と再婚するのか」
「分かりません」
これは私を刺激しない為に言っているだけで、子供のためにも彼と再婚する事は間違いありません。
「奴が好きなのか?愛しているのか?違うだろ。子供の父親として必要なだけだろ?」
妻は肯定も否定もしませんでした。
「まあいい。俺と賭けをしないか?O型の子供が生まれたら、俺とこのまま暮らす。B型の子供だったら離婚してやる」
決心が着かない私は、思い切って産まれてくる子供に任せる事にしました。
「出来ません。例えO型だったとしても、あなたを裏切って出来たこの子を、
あなたに育ててもらうなんて出来ません。私のような酷い女ではなくて、あなたには誠実で素敵な人と幸せになって欲しい」
妻はどちらの血液型の子供が生まれても、本当の父親と育てたいのでしょう。
B型なら無理ですがO型なら調べずに、私の子供として育てようという思いは妻の言葉で砕かれてしまい、私はまた強がってしまうのです。
「誰が育てると言った?俺は一切手を貸さない。ただ一緒に暮らすだけだ」
「離婚して下さい。この子には本当の父親が必要です」
「それが本音か」
ここまで言われると「離婚してやるから出て行け」という言葉が喉まで出掛かりましたが、妻への未練が断ち切れずに飲み込んでしまいました。
  1. 2014/10/01(水) 10:30:26|
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神の悪戯 第12回

翌々日、私が会社に行っている間に妻は一人実家に帰って行きましたが、あの大きなお腹では不安になり、彼に迎えに来てもらって、実家近くまで送ってもらったのかも知れません。
妻が帰ってから二週間後に「陣痛が始まったので、病院に連れてきました」と義母から電話があり、私が生返事をしていると、妻が世話になるお礼も言わず、一度も連絡すらよこさない私への不満を漏らしましたが、義母には理由を言えません。
翌日、今度は妻の妹から「お義兄さん、おめでとう。元気な男の子よ」と電話がありましたが、私はそれにも生返事で返します。
「お義兄さん、どうしたの?お姉ちゃんに一度も会いに来ないし、子供が生まれたというのに、今も少しも嬉しそうじゃない。こちらには、いつ来てくれるの?」
「ああ、嬉しくないし、子供の顔なんて見たくない」
私は離婚しなかった時の後の関係も考えて、誰にも言わないつもりでいましたが、それでも嬉しい振りまでは出来なかったので、ただそれだけ言うと勢いよく受話器を置きました。
そして次の日、妻からメールが入るのですが、それは血液型を知らせるメールだと分かっていたので、私は合格発表でも見るかのように、恐る恐る開きます。
すると私の目に飛び込んで来たのは、なんとA型という文字でした。
いつしか私はO型を望んでいたのですが、まさかA型などとは夢にも思っていなかったので、最初頭が混乱してしまいましたが徐々に喜びが湧き上がり、すぐに確認のメールを送ると、子供はA型に間違いなく、信じられなければ先生に直接確かめて欲しいと返信されて来ました。
『俺の子供だった。十年も出来なかったのに、よりにもよって、なぜこんな時期に』
これは妻が、明という私以外の男を受け入れた事で、ホルモンのバランスが変わって出来たのかも知れません。
初めて私以外の男の精子を浴びて、ホルモンの分泌が活発になったのかも知れません。
あるいは私の方に原因があったとすれば、妻が隠れて泣いていた事で本能的に夫婦の危機を感じ取り、牝を盗られないように牡としての生殖活動が活発になったのかも知れません。
専門家ではないので私の想像など間違っているとは思うのですが、十年出来なくてこの時期に出来たという事は、妻の浮気と全く関係が無いとは言い切れないと思いました。
複雑な感情から喜びは消えてゆき、私はこの様な悲運を怨むようになります。
結局私は残念な事に、父親にはなっていませんでした。
妊娠を喜び、妻のお腹に耳を当てながら子供と話し、その子の将来を夢見ながら父親になってゆく期間が無かったので、急に我が子だと言われても、父親になった実感など全く無かったのです。
一瞬喜んで確認のメールを送ったのは、こういう時は喜ぶものだという既成概念に囚われて、嬉しいような錯覚を起こしただけで、実際は子供に対する愛情も湧かず、我が子だった喜びよりも、これで妻は彼とは一緒にならないだろうという安心感の方が大きくて、嬉しくて泣いてしまいそうな顔をしていても、心の中では妻に対する復讐を考えていたのです。
私は妻にメールを送りました。
(子供は明の子では無かったというだけで、俺の子供だとは限らない。何しろ優香は、あんな奴にでも簡単に股を開いてしまうような女だから、他の男とも関係をもたなかったという保障は無い。何しろ俺を平気で裏切り、あんな男に抱かれて涎まで垂らしていた女だから。そんな女が産んだ子供は、誰の子供か分からない。だから俺は、そんな女が産んだ子供は我が子だとは認めない)
これでも私は気が済まず、すぐにまたメールを送ります。
(連れて帰って来ても俺には育てる気もないし、可愛がる事も無いだろう。出来ればどこか養子にでも出して欲しいが、それは優香が認めないだろうから、連れて帰って来るなら一人で育てろ。そのような理由で、俺は子供の顔など見に行かないし迎えに行く事も無いが、一生罪を償わせる為に離婚する気は無いので、動けるようになったら一日も早く帰って来い)
日記に書いてあった私への想いが真実なら、私の子供だったと分かった時、妻は地獄から天国に登った気持ちだったでしょう。
私を裏切った事など忘れるほど、喜びで舞い上がったと思います。
しかし私はその妻を、また地獄に叩き落しました。
その後妻からは何の連絡も無く、二週間が過ぎた土曜日の昼過ぎ、コンビニに行って昼食を買って帰って来ると、玄関に一人の女性が立っていました。
「智ちゃん?久し振りだな」
それは妻の妹でしたが、俯いたまま顔を上げません。
家の中に入れてコーヒーを煎れてやると、ようやく顔は上げたものの私を見る事は無く、ただ黙って座っています。
「智ちゃん、どうした?」
「お姉ちゃんと離婚してあげて」
「聞いたのか?」
私が一度も顔を見せない事で隠し切れなくなり、妻は事の次第を全て両親に話し、妹は義母から聞いたそうです。
「それは出来ない。離婚せずに側に置いて、一生償わせる」
「でも、そんなのいつまでも続かないわ。このままではいつか別れる事になる。それなら少しでも早く別れて、お互いに別の新しい人生を歩んだ方がいいと思うの」
「優香に頼まれたのか?」
妹は、小さく首を横に振りました。
「お姉ちゃんが毎日泣いていて、とても見ていられないの。このまま戻っても、お姉ちゃんが毎日泣いていると思とと・・・・・・・・。それに、父は怒ってしまって口も利かないし、母は寝込んでしまうし」
「これは優香以外、全員の意思なのか?」
「ううん」
これは妹の考えで、みんなには私が妻を許してくれるように、説得してくると言って出掛けて来たようです。
表向きは妻との関係の修復を目的に来たのですが、妹の本当の目的は、お互いの幸せのために離婚を勧める事でした。
それで一緒に来るという旦那に「男のあなたが行くと、返ってお義兄さんは引っ込みがつかなくなるから、私が一人で行って、お姉ちゃんの為に何日掛かっても必ず説得してくる」と嘘を吐いて一人で来たそうです。
  1. 2014/10/01(水) 10:31:21|
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神の悪戯 第13回

妻との離婚を迫る妹を拒否し続けていると、いつしか外は暗くなり始めていました。
「お願いします。お姉ちゃんと離婚してあげて。このままでは2人とも幸せになれない。お姉ちゃんはどの様な形でも、両親揃っていてやりたいと思っているかも知れないけど、このままだと子供だって幸せになれないと思うの」
来た頃は俯いたりして目を逸らし、ポツリポツリと話していた妹も、この頃になると縋る様な目で私の目を見ながら、必死に説得を続けます。
「普通こんな裏切りをされたら、旦那から別れを切り出すのだろうが、俺は優香しか知らなくて、優香だけを想って生きてきたから、普通よりも怒りが大きいのかも知れない。智ちゃんに言うべき事では無いが、折角来てくれたから正直に言うと、怒りの限界を超えてしまって、逆に別れずに一生側に置いて、死ぬまで償わそうと思っている。優香を飼い殺しにしたいとさえ思ってしまう」
これは私の強がりです。
妻に未練があるだけなのに、浮気されても縋り付くような情けない男だと、妹に思われるのが嫌で強がっているのです。
「だからそれでは、お義兄さんも幸せになれないわ。お願い、離婚してあげて。お姉ちゃんが悪いのは分かっていても、二人きりの姉妹だから、お姉ちゃんの事を考えるとこのままでは帰れない」
「それならご飯を食べに行かないか?」
私は横目で、買って来ていたコンビニ弁当を見ました。
「ごめんなさい。お義兄さんはお昼もまだだったのね」
妹は立ち上がると、私に一番近いスーパーの場所を尋ねました。
「どうせ外食かお弁当ばかりでしょ?今夜は私が腕を振るうわ」
「それはありがたい。ここのところ、一人寂しくこんな物ばかり食べていたから」
その夜妹の手料理に舌鼓を打ち、食事が終わると酒の飲めない妹はすぐに後片付けを始めたので、私は洗い物をしている妹の後ろ姿を見ながら残りのビールを飲んでいました。
『パンティーのラインが見えないという事は、智ちゃんはTバックを穿いているのか?』
そんな事を思い始めると、時々揺れる張りのあるお尻が気になってしまって仕方ありません。
「ホテルに泊まるつもりだったけれど、どこも予約していないし、遅くなってしまったから泊めてもらってもいいかな?」
妹が高校生の時から知っていたので、何歳になっても可愛いだけで女として見た事はありませんでしたが、お尻を見ていておかしな気持ちになっていた私は、急に聞かれて返事に困りました。
「俺は構わないが、ご主人はいいのか」
「何が?」
「何がって、兄妹だと言っても義理の仲だし」
私は咄嗟に、妹を女として意識している様な事を言ってしまい、恥ずかしくて俯くと、妹も恥ずかしそうに小さな声で言いました。
「逆に主人から、ホテルに一人で泊まるのは心配だから、泊まりになる時はお義兄さんの所に泊めてもらえないのか?と言われたぐらいだから大丈夫」
更に妹の声は小さくなっていきます。
「それに・・・・お義兄さんとそんな関係になる事は・・・・有り得ないし」
私がお風呂に入ってから焼酎を飲んでいると、座敷に布団を敷きに行っていた妹が、着替えを持って顔を出しました。
「少し付き合わないか?」
「ええ。ほとんど飲めないけれど少しだけなら。でも、先に風呂をもらってもいい?」
妹を女として意識した事で、お風呂が気になって落ち着かず、私の中の悪が騒ぎ始めます。
『お尻を見て、想像しているだけでいいのか?大の男が、想像しているだけでは寂しくないか?今なら裸だから、こんなチャンスはない』
しかし私の中の善も応戦していました。
『何を考えている。いくら妻に浮気されたと言っても、そんな事が許されるはずがない。義理でも相手は妹だぞ』
また悪が叫びました。
『何を躊躇している。義理の妹なんて他人じゃないか。妹だって最初会った頃の、初心で可愛いだけの女子高生じゃないから、男一人の所に泊まろうと思った時点で、そのぐらいの覚悟は出来ているはずだ。早くしないと風呂から出てしまうぞ』
善も易々とは譲りません。
『優香と別れるならそれでいい。でも別れられないのなら、ばれた時に話が複雑になるだけだ。第一お前のしようとしている事は、明よりも酷い事だ』
しかし私は、悪に勝てませんでした。
『今のお前は酒に酔っている。今なら酔いを言い訳に出来る。暫らく女の温もりから遠ざかっていて、酒に酔っている時にこんなチャンスが来れば誰だってそうなる。どの様な理由があるにせよ、こんな時に泊まる妹も悪いんだ』
実際少し酔っていて気は大きくなっていましたが、判断が出来無いほどは酔っていませんでした。
しかし私は酔いを理由に、パジャマと下着を急いで脱ぐと、お風呂のドアを開けてしまいます。
すると私がそこに見たものは、妻以外では初めて目の当たりにする、全裸の女性の姿でした。
それもその女性は、妻の実の妹なのです。
妹は子供を3人産んでいるからか、大きな乳首をしていましたが、それでも妻より4歳も若いので綺麗な身体をしていて、最後に見た妻の身体が醜かっただけに、天使のように見えました。
「なに?お義兄さん?いやー」
妹は身体を洗っていましたが、泡も流さずに胸を両手で隠すとお風呂に飛び込んでしまいます。
「今日はご馳走になったから、背中を流させてもらおうと思って」
「嘘です。駄目。お義兄さん、駄目」
それもそのはず、私のチンチンは妹の裸を見ただけで、既に硬くなってしまっていたのです。
「駄目、駄目。お義兄さんやめて。絶対に駄目」
私は強引にお風呂に入り、今度は慌てて出ようとする妹を、逃がさないように強く抱き締めていました。
  1. 2014/10/01(水) 10:32:18|
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神の悪戯 第14回

妹は口では拒否していましたが、なぜか大した抵抗しませんでした。
逆に私はその事で我に返り、自分のしている卑劣な行為が恥ずかしくなります。
「智ちゃん、ごめん。後ろを向いているから、その間に出てくれ」
妹が激しく抵抗していれば、冷静になれる時間もなくて、事に及んでしまっていたことでしょう。
しかし身体を硬くしてじっとしていた事で、恐怖で体がすくんでしまっているのだと思った私は、猛烈な自己嫌悪に襲われたのです。
妹が出て行ったのを音で確認すると、私は何杯も頭から冷水を被って外に出ました。
『俺は何て事を・・・・・・・智ちゃんは、当然怒っているよな』
私は妹に合わす顔が無く、当然妹は怒って帰る仕度をしているものだと思っていましたが、妹は泊まりを覚悟で持って来ていたパジャマを着て座っていて、優しく微笑んでくれていました。
「お義兄さん。あまり飲めないけど、付き合うから飲み直す?」
妹は少し飲んだだけで真っ赤になりましたが、それでも無理をして付き合ってくれ、やがて涙を流して始めました。
「ごめん」
「違うの。そうじゃないの」
私にされた行為を思い出して泣けてきたのだと思いましたが、そうでは無いとすれば、妹の涙の理由が分かりません。
とにかく泣いている理由が先ほどの行為では無い事に安堵感を覚え、ほっと胸を撫で下ろすと、懲りもせずに今度は涙を流している妹に女の色気を感じてきてしまい、時折漏らす啜り泣きの声すらも、あの時の声に聞こえてきてしまいます。
するとお風呂で見た裸体を思い出してしまい、パジャマを着ていても妹が裸に見え、前の部分が急速に膨らんでしまいました。
「智ちゃん、付き合ってくれてありがとう。今日は疲れただろ?もう休みなよ」
恥の上塗りは嫌だったので、体の変化に気付かれる前に別の部屋に行ってもらおうと思いましたが、妹は立ち上がると私の前に来て右手を差し出します。
「お義兄さん」
「なに?」
「だって・・・・・・そのままで眠れるの?」
妹は気付いていたのです。
「ごめん。お風呂で見た智ちゃんを思い出してしまって」
妹が私の目を見ながら小さく一度が頷いたので、私も右手を出して妹の手を掴みました。
『風呂に入って行ったのもそうだが、今の俺は優香に裏切られて、普通の精神状態じゃない』
自分にそう言い訳しながら、妹の手を強く握って立ち上がると、妹は私の手を引っ張るようにして座敷に連れて行き、自分が眠るはずだった布団に私を仰向けに寝かせました。
「その代わり手だけよ・・・・手で我慢して」
「本当にいいの?」
「そんな事いわれると・・・・・・決心が鈍るから」
妹は酔っているのか、または私を哀れに思ったのかは分かりませんでしたが、この時の私にはどちらでも良い事でした。
「下だけでいいのに、上も脱いだの?」
私が横になったままパジャマのシャツを脱ぐと、妹は少し笑顔を見せて私の腰の横に正座し、残ったズボンとパンツを一緒に抜き取ったので、私のチンチンは勢いよく飛び出しました。
すると妹は恥ずかしそうに横を向いてしまい、何もしてくれないで、ただじっとしています。
「智ちゃん。こんな格好で放っておかれると恥ずかしいよ」
「だって・・・・お義兄さんのが・・・・・もうこんなに・・・・・」
妹が横を向いたまま、時折横目で見ながら掌で擦り出すと、じれったい様な快感が頭まで突き抜けます。
「もっと強く頼めるかな」
恥ずかしそうな仕草を見せていた妹も、ようやく覚悟を決めたのか私の方に向き直り、優しく握ると恥ずかしいほどじっと見詰めながら、上下に扱き始めました。
しかし扱いてくれる速さが増すと、私は少し痛みを感じて腰を捻ってしまいます。
「痛かった?ごめんなさい」
妹は暫らく動きを止めて、硬くなって上を向いている物をじっと見ながら考えていましたが、急に頭を下げたかと思うと、一気に口の中に収めてしまいました。
次に妹は唾液を塗り付けるように舌を使い、起き上がるとまた扱き始めます。
「どお?これで痛くないでしょ?」
「ああ、気持ちいいよ」
妹は私の顔を見て少し微笑み、また乾いてきたと言って口に含んで唾液を付けると、起き上がって扱き始めます。
その様な行為を繰り返され、私は出してしまいたい衝動に駆られましたが、その時彼に言われた「長くても15分も動けば出してしまうらしいな」という言葉を思い出し、必死に出したいのを我慢しました。
「お義兄さん、良くない?」
「そんな事はないよ。凄く気持ちいい」
必死に我慢していた私もこの会話で気が弛み、我慢の限界を迎えてしまいます。
「智ちゃん出る。駄目だ、出てしまう」
「待って。少し我慢して」
妹はティッシュを用意してなかった事に気付き、右手は強く握ったまま左手を伸ばしてバッグを引き寄せると、中からハンカチを出して当てました。
「いいよ。出していいよ」
私は一年振りの快感に身震いし、勢いよくハンカチの中に吐き出しました。
「たくさん出たね。まだ残ってる?どお?」
妹は出した後も手を止めず、軟らかくなるまで優しく扱き続けてくれます。
「もういいよ。ありがとう」
「使っていたハンカチでごめんなさい。ティッシュを出そうと思ったのだけれど、それでは間に合わないと思って」
満足した私が起き上がろうとすると、なぜか妹は両手で胸を押して阻止します。
私は妹の意図が分からず顔をみましたが、妹は目が合わないように横を向いてしまいました。
  1. 2014/10/01(水) 10:33:21|
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神の悪戯 第15回

2人の間に沈黙の時間が流れ、それは1分ほどだったのかも知れませんが、私には30分にも感じました。
「智ちゃん、どうした?」
ようやく私が声を出し、体の力を抜いて起き上がらない意思を示すと、妹は私の胸に当てていた手を離して、だらしなく垂れてしまっている物をまた握りました。
「智ちゃん・・・・・・・」
「お義兄さん、じっとしていて。汚れちゃったから綺麗にしてあげる」
そう言うや否や口に含むと、妹は舌まで絡めてきます。
「智ちゃん、やめなよ」
しかし私も口で拒否しているだけで、横たわったまま頭を持ち上げて、妹の口の動きをじっと見ています。
徐々に妹が強く吸いながら頭を上下させ始めると、私はまた快感に包まれましたが、流石に出した直後では、大きくはなってきても先ほどのような硬さはありません。
すると妹は口を離して立ち上がり、パジャマのシャツを脱いでしまったので、掴めば少し手に余るぐらいの乳房が露になりました。
妹は妻よりも肌が白く、綺麗な身体をしていましたが、やはりお風呂で見た大きな乳首は見間違いではなく、それが返って厭らしく見えて、私は硬さを増してゆきます。
「お義兄さん、そんなに見ないで」
私が食い入るように見ている事に気付いた妹は、慌てて胸を隠すと私に背を向け、一度大きく深呼吸してからパジャマのズボンに手を掛けました。
するとそこには、赤くて極小さなパンティーが現れたので、私は驚くと同時に息を飲みました。
私が驚いたのは、普通の主婦では普段絶対に穿かないような、卑猥な下着を妹が身に着けていた事もあるのですが、それよりもお風呂に乱入した時に、脱衣場に置いてあったパジャマの間から少し見えていた、白い下着ではなかったからです。
「智ちゃん・・・」
「お願いだから、何も言わないで」
妹はそう言うと何か吹っ切れたかのように、大胆にも私の顔を跨いだ四つん這いの格好になって口に含んできたので、布に覆われてはいてもその布は薄い為に、妹の最も恥ずかしい部分が薄っすらと確認出来ます。
目の前数センチのところでこの様な物を見せられては、柔らかい唇の感触も相まって、私は更に硬さを増していました。
とうとう見ているだけでは我慢出来なくなった私が、人差し指を一本当てて中心をなぞると、複雑に絡み合っていた襞は簡単に解け、中から蜜が溢れ出した
ために薄い布切れには染みが広がり、張り付いてしまって妹の形まではっきりと見えてしまいます。
「駄目ー。お義兄さんは何もしないで」
妹は一旦口を離して拒否する言葉を言いましたが、逃げる事もせずにまた口に含んできたので私は布を横に退けて、妻よりもやや黒ずんでいて、大きく外に飛び出している襞を両手で大きく開くと、頭を持ち上げて中を覗き込んでいました。
妹の中は充血しているかのように赤に近い色をしていて、お世辞にも綺麗だとは言えませんでしたが、乳首と同じで肌の白さとのミスマッチが返って卑猥に見え、思わず吸い付いてしまって蜜をすくい取る様に舐め始めると、妹の口の動きも激しさを増していきます。
いつしか私は妹のお尻を強く抱いた格好で奥まで舌を入れ、妹も頭を上下させながら激しく舌まで使い、どちらが先に相手を逝かせられるかの勝負でもしているかのようになりましたが、それは一度出している私に分があり、次第に妹は私を責める動きが鈍くなって、一旦口を離してしまうと口に含む事すらも出来なくなってしまい、ただ可愛い声を上げ続ける事しか出来なくなっていました。
やがて妹は一際高くて大きな声を出すと、全身の力が抜けてしまい、私に全体重を預けましたが、明に夫婦のセックスについて指摘され、自信を無くしていた私は、初めて妻以外の女性を感じさせる事が出来た事で有頂天になり、妹を横に降ろすと今まで舌を入れていた所に指を入れ、中を掻きまわしながらその上の、包皮に包まれた小指の先ほどの硬く尖った部分に吸い付いていました。
「嫌・・・・・お義兄さん・嫌ー」
しかし妹の「嫌」は甘えた声で、とても拒否する言葉には聞えません。
私はその甘えた声を聞いて我慢出来なくなり、起き上がると汚してしまったパンティーを抜き取り、足を大きく開かせて一気に中に入れました。
「嫌、嫌。お義兄さん駄目」
今度の「嫌」は口調が強く、完全に拒否する言葉です。
「そのままは駄目。出来ちゃう」
普通なら押さえの利かないところまで来ていましたが、子供が出切るかも知れないと言われれば、その様な事に敏感になっていた私は引き下がるしかありません。
仕方なく私が名残惜しそうに引き抜くと、妹は重い身体を起こして先ほどのバックを引き寄せ、財布を出すとその中から避妊具を取り出しました。
『智ちゃんは、どうしてこんな物を持っているんだ?』
私は不思議に思いましたが、この時はこれで再開出来るという喜びの方が大きく、その事を追求する事も忘れて、黙って妹のする事を見ていました。
  1. 2014/10/01(水) 10:34:39|
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神の悪戯 第16回

妹は避妊具の封を切り、手で出してくれた時のように腰の横に座ると私に被せ、優しく撫でるようにして着けてくれます。
そして避妊具を着け終えるとチンチンを握ったまま私に跨り、お尻を前後に動かして位置を合わせ、ゆっくりと腰を落しました。
可愛いと思っていただけの妹が私に跨って、自ら中に収めて器用に腰を使って歓喜の声を上げている。
私はチンチンへの直接的な刺激だけではなくて、目でも強烈な刺激を受けて、否が応でも興奮は高まり、すぐに限界を迎えようとしていました。
「お義兄さん気持ちいい?いいのよ。出したくなったら出してもいいのよ」
そう言われると、逆に「私を逝かせるまでは出さないで」と言われている様で、妹のペースで進むこの体位を避けようと、起き上がると妹を強く抱いて後ろに倒し、上になって強く突きました。
私はこの格好だと多少はどうにかなると思っていましたが、妻しか経験の無かった私は、この普通に見える体位の特徴を忘れてしまっていました。
『妹は自ら体の中に収めたが、今は俺に入れられている。妹は腰を振って感じていたが、今は俺に感じさせられている。俺に上から押え付けられているので、途中で逃げたくなっても自分の意思ではどうにもならない。全ては俺次第だ』
この格好は男の征服欲を存分に満たす事が出来、私は妹の快感をコントロールしている錯覚を起こしていましたが経験不足はどうにもならず、自分の快感すらコントロール出来ないで、知らぬ内に動きを早めてしまっていました。
『もう我慢出来そうに無い。いや駄目だ。奴は一度の挿入で、女を何度も逝かせると言っていた』
頭の中で明の言葉が渦巻き、何とか動きを遅くして耐えようとは思うのですが、意思とは逆に更に腰の動きは早くなってしまい、情け無い事にせめて一緒に終わってくれるように頼んでいました。
「智ちゃん、出そうだ。頼むから智ちゃんも逝ってくれ。もう我慢出来ない。智ちゃんも・・・・智ちゃんも・・・・」
すると妹も頂上が近い事を告げ始め、私の身体を持ち上げるほど背中を反らすと、次の瞬間一気に崩れ落ちました。
私から快感の波が遠退くと、明のようなセックスが出来なかった事への落胆が大きく、そのことばかり考えてしまって、妻の妹と関係を持ってしまった事の重大性に気付きません。
「ごめんなさい。お義兄さん、ごめんなさい」
気付くと妹は泣いていて、泣き声は更に大きくなっていきます。
『そうだ。俺は優香の妹としてしまったんだ』
妹の涙でようやく事の重大性に気付くのですが、それでもまだこの時は、それほど深刻には捉えていませんでした。
「どうして智ちゃんが謝るの?智ちゃんは俺のために・・・・・・・」
「違うの・・・・違うの」
翌朝私が起きると妹の姿は無く、始発もまだ無い時間なので何処に行ったのか心配しましたが、キッチンに行くとテーブルの上に置手紙がありました。
(お兄さんごめんなさい。お兄さんの顔を見られないので、黙って帰ります。こんな私を許して下さい。)
妹はどうして謝ってばかりいるのか分かりませんでしたが、夜になってようやくその理由を知る事になります。
「久し振り」
仕事が終わって退社すると、会社の前に止まっていた見覚えのある高級車のウインドーが開き、中から大きな声で呼び止められました。
一緒に退社した同僚の目もあったので、促されるまま助手席に乗り込むと、彼は薄ら笑いを浮かべながら車を走らせます。
「何処へ行く」
「俺のマンション」
「何をしに」
「怖いのか?安心しろ。何もしやしない。そろそろあんたに腹を括ってもらおうと思って、邪魔の入らない所でゆっくりと話がしたいだけだ」
「俺が腹を括る?」
マンションに入ると隣の部屋に見えている、大きなベッドが気になって仕方ありません。
『あの上で優子は・・・・・・・』
「ベッドが気になるのか?大きなベッドだろ。部屋に入れるのに苦労したそうだが、あの大きさで正解だった。何しろ優は激しかったからな」
所詮負け犬の遠吠えだと思って聞き流そうとしましたが、次の言葉を聞いて、そうはいかなくなってしまいます。
「四隅の脚が少し上まで出ていて、先に丸い物が付いているだろ?買った時はそこまで考えなかったが、あれがまた便利だった。どう便利だったのか分かるか?そう、優が感じ過ぎて暴れる時は、あの四隅に紐を結んで優の手足を縛るんだ」
妻が裸でベッドに縛りつけられ、彼に弄ばれている姿が浮かびます。
「貴様!」
「おっと。暴力はやめようぜ。暴力では何も解決しないと教えてやっただろ」
例え負けても飛び掛るべきなのでしょうが、土間に押え付けられた惨めな姿を思い出し、強く握った拳を情けなく緩めてしまいました。
  1. 2014/10/01(水) 10:35:56|
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神の悪戯 第17回

私は殴り掛かれなかった情けなさを隠す為、冷静な振りを装います。
「話って何だ?慰謝料の話しか?」
「慰謝料?余程金が欲しいとみえるな。金などいつでもくれてやるが、その前にちゃんと離婚してもらわないと」
私の子供だった事で諦めたと思っていましたが、彼はまだその事を知らないのかと思いました。
「聞いていないのか?子供は俺の子供だったのだぞ」
「それがどうした?離婚するかしないかでは、慰謝料の額も変わってくる。俺は離婚した時の金額を払うつもりだから、早く離婚してくれよ」
「それがどうしたって、子供はお前の子では無かったのだぞ」
彼は自分の子供ではなかったと知っても、まだ妻をまだ諦めていなかったのです。
「俺も最初聞いた時には耳を疑い落胆もした。しかしすぐに、そんな事は問題では無いと気付いた。たまたま子供がいなかっただけで、例え優が5人の子供の母親だったとしてもプロポーズしていた。父親が誰であろうと、優の子供なら我が子も同然だ。俺の優に対する愛は、そんなちっぽけな物では無い」
例えそれが歪んでいても、彼の妻に対する愛は深いと知りました。
私には他人の子供を育てる自信はありません。
今は自分の子供にさえ、愛情を持てないでいるのです。
しかしそれは、裏切られた事が大きく影響しているとも思いましたが、妻が私と付き合い結婚した時、それが彼の一方的な愛だったにしても、彼も裏切られた気持ちで一杯だった事でしょう。
しかし彼は、ずっと妻を諦められないでいた。
彼は妻の子供なら、自分の子の様に育てられると言っているのです。
『優香と付き合っていた頃、突然俺ではなくて奴と結婚していたら、俺は諦めずに変わらぬ愛を持ち続けていただろうか?』
私は妻に対する愛において、彼に劣っているのではないかとさえ思いましたが、そうかと言って引き下がれるものではありません。
「お前はそうでも、優香はお前との再婚を望んでいない。優香はお前を愛してはいない。抱かれてしまったのもお前を哀れに思っただけで、その後お腹の子供の父親だと勘違いしてしまい、お前を愛した訳ではなくて子供の父親が欲しかっただけだ」
「いや違う。優は本当の自分に気付いていないだけだ。何百人もの女を抱いてきた俺には、肌を合わせれば奥底に隠された気持ちまでよく分かる。口では愛していると言いながら、俺ではなくて俺の持っているお金を愛していた女。好きだと言いながら、社長婦人という肩書きが欲しかっただけの女。他にも俺とのセックスに溺れていただけの女。俺を愛しているのは本当でも、俺の上辺だけを愛していた女。色々な女と付き合ったが、思っていた通り優は他の女とは全く違っていた。優とのセックスは、今までの女とは全然違った。最初の内こそ羞恥心が邪魔していたが、あんなに感じてくれる女はいなかった。あんなに激しく、心から感じてくれる女は優だけだった」
私の脳裏に、妻と彼の壮絶なセックスが浮かんで来ます。
「やはり優は、俺を愛してくれていた。優は優しい女だから、あんたに悪いと思う気持が邪魔をして、自分の気持ちに封をしてしまっているだけだ。罪悪感から、自分の気持ちに気付こうとしないだけだ」
これは彼の思い込みかも知れませんが、セックスの経験の乏しい私には、この事についての反論は出来ませんでした。
「勝手な事ばかり言うな!何を言われても俺達は離婚しない」
「往生際の悪い奴だ。優は俺を愛している。生まれたままの姿になって全てを曝け出し、何もかも忘れて感じてしまっている時に、本当の自分が出るものだ。優ほど激しく俺を求めた女はいない」
「話にならん。勝手にそう思い込んでろ」
「そうか。これ以上優を悲しませたくないから、あんたが黙って引き下がってくれる事を望んだが、それなら仕方が無い」
「何の事だ!」
「自分の胸に手を当てて考えろ。いくら優の愛が俺に移ったからって、なにも智美と」
顔から血の気が引いて行くのが、自分でも分かりました。
『妹との事を知っている?いや、そんなはずが無い。俺を見張っていたか何かで、妹が家に泊まった事を知っているだけだ』
その時彼は立ち上がり、大きくカーテンを開けました。
『まさか!』
ベランダには二枚のパンティーが乾してあり、一枚は白いTバックで、もう一枚は赤くて小さな物です。
『間違いない。あの赤いのは妹の・・・・・。それに、家に来た時、妹は確かTバックを・・・・・・・』
「智ちゃんもいっしょにー。智ちゃんも逝ってくれーか?」
彼はその下着を眺めながら、そう呟きました。
『奴は私が口にしてしまった言葉まで知っている。盗聴器?それなら、あの下着は何だ?妹は奴に話した。だとすると、妹は奴と?』
私の思考回路は、完全に混乱していました
  1. 2014/10/01(水) 10:37:10|
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神の悪戯 第18回

私は彼に経済力で負け、腕力でも負けました。
しかし妻を抱かれた今の私には、何と言ってもセックスで劣る事を言われるのが一番の屈辱でした。
「普通は女が『もう出してー。もう許してー』と言うものだが、男が『出るー。いっしょに逝ってー』と言うか?情け無い男だ」
私はテーブルを叩いて立ち上がりましたが、彼は平然と話を続けます。
「こんな事が分かれば優だけでは無くて、おじさんも悲しむだろうな。おばさんなんて、俺と優がこうなったと聞いただけでも寝込んでしまったそうだから、こんな事を聞けば、死んでしまうんじゃないか?」
私は馬鹿でした。
ばれれば大変な事になると知りながら、自分は可哀想な被害者で、このぐらいの事は許されると自分を偽っていたのです。
私は今頃になって、妹と関係を持ってしまった重大さに気付くのです。
「お前だって同じだろ。優香ばかりでなく、智ちゃんまで・・・・・・」
子供の喧嘩のようですが、自分を庇う為には彼を責めるしかありません。
「俺が智美と?そんな事をする訳が無いだろ。そんな優が傷付くと分かっている事をするものか。平気で姉妹としてしまう、鬼畜のようなあんたと一緒にするな」
「それなら、その下着は何だ!」
「これか?これは智美が、洗って忘れて行った下着だがどうかしたか?智美は俺の事を本当の兄のように思っているから、俺には全て話してくれて、こんな物を乾していっても平気なのだ」
おそらく嘘なのでしょうが、彼の話では妹は家を出た後、朝早過ぎて電車も動いていないのに気付き、彼がこちらに来ているかと思って電話したそうです。
そして、たまたま仕事で来ていた彼に迎えに来てもらい、昼まで休憩していったと言います。
「嘘だ。仮に本当に兄のように思っていたとしても、そんな物を乾していくか?」
「残念だろうが本当だ。この様な下着を家で洗って乾す訳にもいかず、捨てるつもりだったらしいが、勿体無くなって洗って乾していったのを忘れていった」
私は徐々に、これは2人が仕組んだ事だと思い始めていました。
「最初からそう打ち合わせてあったな?お前ら2人で俺を・・・・・・・」
「おいおい。やることをやっておきながら、今度は責任転嫁か?俺の事を悪く言うのは仕方ないが、どうして智美まで悪く言う。なぜ智美がこの様な下着を買ったか分かるか?智美は優の代わりに、少しでもあんたに償いをしようと思って、あんたを喜ばす為にこんな恥ずかしい下着まで、わざわざ用意して行ったのだぞ」
話しが出来過ぎていると思い、彼と妹を疑っていたのは事実ですが、彼が言う様に、この事の責任から少しでも逃げたかったのも事実です。
「いや、あんなに朝早く出て行ったのに、おまえのところに昼間でいた事もおかしい」
「そこまで言わせるのか?仕方ない。それなら教えてやろう。智美はあんたを慰めるつもりで行ったが、それでもいざ始まってしまうと、自分も満足したくなってしまったそうだ。ところが余りに下手で少しも感じない。諦めて感じている演技をして終わらせようと思ったが、今度は女みたいな情け無い声を上げ始める。身体は疼いたまま鎮めてもらえず、その上余りに男らしく無いので気味が悪い。朝早くに家を出たのも、二度と抱かれたくなかったからだ。また寝息に挑んでくるような気がしたから、その前に逃げ出したのさ」
『妹は奴と関係があるはずだ。それに妹は、俺との事を簡単に話すような女では無い。何かで脅されている?』
そうは思っても、証拠は何もありません。
妹が彼との関係を隠し、私との関係を話せば私だけが悪者になります。
私はどうしたら良いのか分からず、逃げるようにドアに向かって歩き出しました。
「3日待ってやる。それまでに返事が無ければ、全て優に話す。返事があっても良い返事で無ければ、あんたの正体を皆にばらしてやる。勿論智美の旦那にも」
最後の言葉を聞いて、私は愕然としました。
それは妹の旦那の事を忘れていたのです。
私は自分がしてしまった事の本当の意味を知り、この時初めて心から後悔しました。
妹は既婚者なのです。
妹が来てから旦那の事を話していたのに、その後は興奮していて、その様な分かり切った事を忘れていました。
私が彼を殺したいほど憎むのと同じで、この事を知れば妹の旦那も私を憎むでしょう。
いいえ、義理の関係でも身内にこの様な事をされれば、怒りは私の比では無いかも知れません。
妻が私を裏切らなければこの様な事にはならなかったという思いから、妻に対する罪悪感は全くありませんでしたが、妹の旦那に対する猛烈な罪悪感で、どの様にして家に帰ったのかも覚えていませんでした。
  1. 2014/10/01(水) 10:38:34|
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神の悪戯 第19回

家に着くと後悔は増し、眠る事など出来ません。
『これは奴の仕組んだ事かも知れない。しかし俺が妹を抱いた事に変わりない。優香に裏切られて寂しかったのもあったが、その様な事は旦那には何の関係も無い。俺は何と言う事を・・・・・・』
私は選択に迫られていました。
私と離婚しても妻が彼と再婚するとは限らないので、彼の要求を飲んで離婚する。
これは何か勝算があって私に要求した恐れがあり、妻と彼が子供と手を繋ぎ、仲良く3人で歩いている姿が浮かんで来て出来ません。
 妹に頼んで、今回の事を否定してもらう。
これは妹次第で、妹が脅されていて私と関係をもったとすれば、聞き入れてくれるはずがありません。
 彼や妹が何を言おうと、見に覚えが無いと言って否定し続ける。
これは何か証拠を握られていた場合、余計不利になってしまいます。
私はこれら逃げる事ばかり考えていましたが、妹の旦那への罪悪感もあって、出来そうにないと思うようになっていきます。
 このまま放っておいて、成り行きに任せる。
これは怖くて出来そうにありません。
先が見えない事が、怖くて仕方ないのです。
結局私の出した答えは、例え旦那に殴られようと、義両親にどう思われようと、正直に話すことでした。
しかしこれも、私が誠実な男という訳ではありません。
いつ、どの様な事でばれるかも知れない事を、ずっと隠し通して生活する自信がないのです。
このままだと、気の弱い私は一生脅えながら暮らすでしょう。
これからは休まなければならない日も多くなると思い、日曜に出社した私でしたが、早くも翌日に休みをとって車を走らせましたが、途中で妹の旦那は会社に行っている時間だと気付きました。
私はその様な事も分からないほど動揺していたのです。
真っ先に旦那に謝ろうと思っていた私でしたが、仕方なく先に妻の実家に向かう事にしました。
「すまん。娘を許してやってくれ」
玄関に出てきた義父は私の顔を見るなり土下座してそう言い、その声を聞いて出てきた義母も声を出して泣きながら、並んで土下座して額を床に擦り付けていました。
「あなた!」
久し振りに見る妻は、バリバリのキャリアウーマンだった颯爽とした姿は陰を潜め、可也やつれて見えます。
「何を突っ立っている!この馬鹿娘が」
義父は呆然と立ち尽くす妻の髪を掴み、頭を床に押さえつけました。
「ごめんなさい。あなた、ごめんなさい」
しかし私は、この後起こる事を考えると、怒りを表す事すら出来ません。
それどころか、自分の事をどの様に切り出せば良いのかばかりを考えていました。
「話があって来た」
「こんな所では何ですから、どうぞ上がって下さい」
裸足のまま下りて来た義母に、腕を引かれて奥の部屋に通されると、そこにはベビーベッドが置いてあり、中には元気そうな赤ちゃんが寝かされていました。
「見てあげて」
義母は私に子供を見させ、何とか考えを変えさせようと必死だったのです。
「あなたの子供よ。あなたと優香の子供よ」
私が小さな小さな掌に指を一本当てると、強い力で握ってきます。
『これが俺の子供か?俺の息子なのか?』
その時息子が笑ったように見えました。
私は目頭が熱くなり、涙が毀れそうになりましたが意地でも泣けません。
「ただいまー。お姉ちゃんどうしたの!こんな所でどうしたの!」
その時玄関の方から、妹の叫ぶ声が聞えました。
「智ちゃん?」
すると義母が、小さな声で呟きました。
「子供達を学校に送り出して・・・・帰って来たの」
「えっ?」
「あなた達には言わなかったけれど・・・・・・・・・・」
消え入りそうな声で話す義母によると、半年ほど前に妹の旦那が人妻と浮気したのが発覚し、怒った妹は実家に帰り、朝子供達が学校に行くまでと、夜眠るまでの間戻るだけで、あとは嫁ぎ先の義母が子供達の世話をしているそうです。
「智ちゃん、話がある」
「お義兄さん!」
玄関に戻って、何も言わずに泣き伏している妻を宥める妹に声を掛けると、妹は驚いた顔をした後、小さく頷きました。
  1. 2014/10/01(水) 10:39:45|
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神の悪戯 第20回

妹と車で実家を出て、公園を見付けた私は駐車場の隅に止めました。
「明にマンションへ連れて行かれた」
「明お兄ちゃんが!」
妹は知らなかったようで、驚いた声を上げましたが、すぐに俯いてしまいました。
「俺達の事をどうして話した。明とどの様な関係だ」
「約束が違う・・・・約束が・・・・・・・・」
妹はそう何度も呟くだけで答えません。
「お義兄さん・・・・ごめんなさい」
「他人に話されて困る様な事をした俺も悪かったが、どうして明なんかに話した」
妹は泣き出し、結局私の質問に答え始めたのは、車を止めてから30分近くも経ってからの事でした。
「明と付き合っているのか?」
「それはありません」
「それならどうして、あのマンションに下着が?」
妹は顔を上げ、驚いた表情をして私の顔を見ました。
「そんな物まで・・・・・・約束が違う・・・・・・」
「いったい明と何の約束をした?」
はっきりと答えない妹に、業を煮やした私は賭けに出ました。
「今から旦那を呼び出してくれ。俺と一緒に謝ろう。旦那が浮気して実家に帰っていると聞いたが、それでもやはりしてしまった事の責任は取らないと」
「やめて。そんな事をしたら離婚になってしまう」
妹は意地になって家を出たものの、旦那と離婚する気は無いと言います。
子供達の将来を考えても、離婚は考えられないと言うのです。
「それならどうして戻らない?」
「戻れない・・・・・・・・・」
戻れない訳を聞いても、妹はそれ以上話さなかったので、私は質問を変えました。
「もう一度聞くが、明とはどの様な関係なんだ?体の関係もあるのだろ?」
「違う。明お兄ちゃんは相談に乗ってくれただけ。主人が浮気した時に、相談に乗ってくれただけ」
妹は頑なに否定し続けます。
「分かった。旦那の会社に行こう」
「それは出来ない主人は今でも『許して欲しい。もう戻ってきてくれ』と毎日謝ってくれる。でもこの事を知れば・・・・・・・」
私は自分の立場も忘れて、妹を脅していました。
「だから本当の事を話してくれ。話してくれれば俺の気持ちも変わるかも知れない」
「私はどうすればいいの?話さなければお義兄さんが。話せば明お兄ちゃんが・・・・・・・・・」
「明に脅されているのだな?」
妹の旦那が浮気した事を知り、私の気持ちも少し楽になっていたので、答えなければ本当に謝りに行く気でエンジンを掛けると、妹は助手席からハンドルを掴んで阻みます。
「話します。話ますから主人の所には・・・・・・・・」
私がエンジンを止めると、妹は少しずつ話し始めました。
「半年ほど前に、主人が浮気しました。一度だけの関係だったのですが、それが相手のご主人にばれて・・・・・・・」
相手の女性に「主人に知られてしまいました。私のパート先の社長が間に入ってくれて、その事で今日お邪魔すると言っています」と言われ、妹の旦那は隠し切れなくなって自ら妹に告白し、その時来たのが明でした。
『もしかして、その奥さんは』
私の脳裏には調査員が撮って来た、彼とホテルに入って行くパート事務員の顔
が浮かんでいました。
「私も驚いたけれど、明お兄ちゃんもまさか私の主人だとは思っていなかったので凄く驚いて、親身になって相談に乗ってくれました」
彼は慰謝料の事まで「子供が3人もいては離婚出来ないだろ?今回智美も慰謝料を取れる代わりに、相手の旦那もご主人に請求出来る。普通この様な場合、男が多く払うのが普通だから、結局智美の家計から差額を払う事になってしまう。何とか俺が行って来いの、とんとんで済むようにしてやるよ」と言って、頼りになるところを見せました。
その後も妹は何度か相談に行き、実家に帰ったのも「暫らく別居して、旦那に危機感を持たせた方がいい。今回の問題を軽く済ませると、味を覚えてまたしてしまうぞ」と言われたからだそうです。
「明とはその時からか?」
「別居してから・・・・・・・寂しかったの。主人に裏切られた事や、子供達とも朝夕しか会えなくなって寂しかったの。最初こそ拒んだけれど、すぐに感じてしまって何もかも忘れられたの。私寂しかったの」
妻に裏切られて妹を抱いた私には、妹を責める事など出来ません。
  1. 2014/10/01(水) 10:40:54|
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神の悪戯 第21回

最初は喫茶店などで相談に乗ってもらっていた妹も、昔の付き合いもあって信用し切っていた事から、誘われるまま何も考えずに一人暮らしの彼の自宅に行ってしまいます。
「この部屋で話そうと言われて、通されたのは寝室でした」
ベッドを見て驚いている妹を、彼は後ろから抱き締めてベッドに押し倒しました。
当然妹は抵抗したのですが、まさか彼がこの様な事をするとは夢にも思っておらず、あまりの驚きで体がすくんでしまって、激しくは抵抗出来なかったと言います。
その後は彼に呼び出される度に抱かれ、別居を解消したくても、彼に「まだ別居していろ。その方が俺と会い易いだろ」と言われると彼が怖くて、言う事を聞かざるを得なかったそうです。
「明の何が怖かった?関係をばらすと脅されていたのか?」
「脅されてはいませんでした。でも・・・・・・・・・・」
妹は彼の異常さに気付いたそうです。
「あの時私の事を優と呼ぶの。それで気持ち悪くなった私が拒否したら縛られて・・・・・・」
彼は怒り狂い「俺に抱かれている時は優だ!分かったか!」と言って、縛られて自由の利かない妹の身体を弄びながら、何度も「私は優です」と言わせたのでした。
確かに妹は妻に似たところがあります。
いつも見ている私はそうは思いませんが、知らない人は見間違う事がよくありました。
これは妻が妊娠して拒み続けた事で、妻を抱けなくなった彼は妹を妻だと思って抱いていたのかも知れません。
もしもそうだとすると、これも全て彼が仕組んだ事で、妹も旦那も彼の罠にはまった事になります。
「智ちゃんの旦那は、どこで浮気相手と知り合った?」
「会社を出た時に道を尋ねられ、説明してもよく分からないと言うので、たまたま帰る方向と同じだった主人は、近くまで一緒に行ってあげたそうです。そしたら『お礼にお茶でも』と誘われて、色々話している内に意気投合してしまってメールアドレスを交換したら、毎日のようにメールが来るようになって」
出社時に、会社の前で道に迷ったような振りをして切欠を作るなど、やはり妻の時と似ています。
「俺と関係を持ったのも、明に言われたからなのか?」
妹は申し訳無さそうに頷きます。
「明に脅されたんだな?」
「脅されてはいません。でも・・・・・・」
「でも何だ!」
私の口調が強くなると、妹も叫ぶように言いました。
「写真まで撮られているの!恥ずかしい写真まで撮られていて、明お兄ちゃんに逆らう事なんて出来ない!」
彼は決して直接脅したりはしないのですが、この様な時には必ず不気味な笑みを浮かべながら言うので、逆らうと何をされるか分からないという、威圧感があったそうです。
「離婚するように、勧めて来いと言われたんだな?断わったら俺に抱かれて、弱味を作れと言われたんだな?」
「離婚を勧めたのは、何度も言われている内に、離婚した方がお姉ちゃんもお義兄さんも幸せになれると思ってしまったから。でもそこには、自分の保身もありました。別れを切り出しても聞いてくれなかった明お兄ちゃんが、お義兄さんが離婚を決めたら、お姉ちゃんの為にも私との関係を切ると言ってくれたから。いいえ、そう思い込むようにしていただけで、本当は私だけが逃げたかったのかも知れない」
妹は自分が抱かれていただけでなく、姉である妻も抱かれていたと知った時、猛烈な絶望感に襲われた事でしょう。
妹は半年も苦しんでいた訳で、それも妻の告白により、姉妹揃って彼の毒牙に掛かっていた事を知ってからは並大抵の苦しみでは無くなり、普通の精神状態ではいられなかったと思います。
そのような精神状態の時に、私を説得出来ればその苦しみから抜けられる様な事を言われれば、自分だけの事を考えて行動してしまったとしても、それは責められないと思いました。
「じゃあ俺に抱かれたのは?」
「お義兄さんの家に行く前に、マンションに寄れと言われていたので立ち寄ると『無理にとは言わないが、優に代わって慰めてあげたら?それが姉妹の責任だと思う』と言われて下着を渡されました。それも『旦那は暫らくして無いだろうから、すぐにそうなった時の為にシャワーを浴びて、白いのはここで穿いて行ったら』とまで言われて」
妹は断われずにシャワーを浴びて穿き替えたものの、私と関係を持つ事など出来ないと思っていました。
しかし私の意思は固く、とても説得は無理だと諦めた時に、説得も失敗に終わって何事もなく帰ったのでは、抜けられるどころか今よりも辛い状況になるのではと思い、私に抱かれる事を覚悟したようです。
「朝早くに帰ったのも、そうしろと明に言われていたのか?」
「結果を早く聞きたいからと」
「智ちゃんが指示通り俺と関係を持った事を知って、明は別れてくれたか?」
妹は何度も首を横に振りました。
「お義兄さんの意思は固いと言ったら顔付きが変わって、慰めてやったかと聞かれたので頷いたら、本当かどうか調べてやるから脱げと言われて・・・・・」
「そうか。でも、なぜあんなに事細かに話した?俺の口にした葉までも」
「ごめんなさい。狂いそうだったの。何度もされて、言わないといつまでも終わらないと言われて、聞かれた事に答えないと狂ってしまいそうだったの」
同じ様な事を、妻からも聞いた事を思い出していました。
  1. 2014/10/02(木) 01:29:48|
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神の悪戯 第22回

実家に戻ると、妻と義母は玄関に正座して待っていました。
「優香の事は信用出来ないから、奴と会っていなかったか智ちゃんを連れ出して聞いた」
私は妹との事を言えませんでした。
私に脅されながら、決死の覚悟で話してくれた妹がその気にならない限り、私からは言えないと思ったのです。
「会っていません。生まれる前に一度お見舞いに来て、その時は何も知らずに通してしまったけれど、優香に今回の事を聞いてからは会わせていません」
そう答えたのは義母でした。
私はなぜか我が子を見ているのが怖く、その日はわざと息子の寝ている部屋を避けて誰かと何かを話すでも無く、一人で今後の事を考えていると、妹夫婦が不憫に思えて来ます
妹夫婦は、今回の事では被害者です。
旦那も無理やり女に襲われた訳では無いので、断らなかった事は自分の否です。
妹にしても、彼を信用してしまった事は自分の否であり、最初は無理やりだったとしても、二度目に強く断らなかったのは快感に負けたのかも知れません。
しかし妻の事が無ければ彼もこの様な事まではせず、今でも仲の良い普通の夫婦だったでしょう。
妻がこの様な事をしなければ危害は及ばず、つまりは妻に隙を与えた私の責任でもあるのです。
私達夫婦がしっかりしていれば、妹夫婦もこの様な事にはなっていなかったはずです。
もう私達夫婦だけの問題では無いと思い、妻を妹と行った公園の駐車場に連れ出しました。
「俺は智ちゃんを抱いた」
俯いていた妻は顔を上げて、運転席の私を見ました。
「俺は責められても仕方が無いが、これも明の仕組んだ事で、智ちゃんは明に脅されてした事だ」
その時妻が、一瞬驚いた顔をしました。
驚くと言う事は、未だに彼をそのような事をする人間だとは思っていないという事です。
「智美が脅されて?それが本当なら、まさか智美も明ちゃんと・・・・・・」
「本当なら?話にならん!」
「ごめんなさい。決してあなたを信じていない訳では・・・・・・」
私は彼が妹夫婦にしてきた事を全て話しましたが、妻は私に逆らえないので反論出来なかっただけで、まだ半信半疑のような顔をしていました。
「優香は俺を愛していると言うが、それは子供の父親が俺だったからだろ?」
「違う。私はあなただけを・・・・・・」
日記などから分かっていても、何度も確かめたいのです。
「それが本当だとしても子供が明の子供だったら、今頃優香は明と幸せな家庭を築こうとした。あんな男と夫婦になって、毎晩に抱かれても良いと思っていた。違うか?」
妻は何も答えません。
「そうか。抱かれても良いと思っていたのではなくて、毎晩でも抱いて欲しいと思っていたんだ。俺とでは経験出来なかったほど、感じさせてもらっていたらしいから、子供に託けて、それが離婚したい一番の理由だったんだ」
やはり妻と彼のセックスの事が気になって頭から離れず、すぐにそちらの話になってしまいます。
「違います。あの頃私は、後の事は何も考えられなかった。お腹の子供の事だけしか考えられなかった。どうしたら子供が一番幸せになれるか、それしか考えられなかった」
「もう一度聞く。子供の事を除いても俺が好きか?」
「私はあなたが好き。あなたを愛しています」
私は妻を交えて、彼と話し合う決心をしました。
「奴の家に案内しろ!」
妻もこのままでは駄目だと思っていたのか、すんなりと私を案内しました。
「案内させて言うのも変だが、よく奴の家を知っていたな」
妻が俯いてしまった事から、ここに来たのが初めてでは無い事が分かります。
おそらくマンションだけでなく、私に出張だと嘘を吐いてここに泊まった事があるのでしょう。
「奴の会社は?」
私は自宅に隣接していると勝手に思い込んでいましたが、会社は別の場所にあるようで、今度は妻に会社の場所を聞きました。
すると妻は携帯を出して、ここに来るように電話を掛けます。
「消してなかったんだ。奴と縁は切れないという事か。裸で抱き合った仲だから仕方ないか」
「違います。何の意味もありません。でも、あなたの気持ちを考えれば、削除どころか携帯を代えるべきでした。ごめんなさい」
奴はすぐにやって来ましたが、私を見て怪訝そうな顔をしました。
「優が会いたいと言ってきたから嬉しくて、会議を中止してまで急いで飛んで来たのに、あんたも一緒か」
経済力、腕力、セックスで敵わないこの相手に、勝てるとすれば夫婦の絆だけだと思いましたが、これは妻次第のところがあり、妻の携帯に彼の番号が残っていた事で不安になった私は、心臓がいつもの倍の速さで動いていました。
  1. 2014/10/02(木) 01:35:13|
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神の悪戯 第23回

玄関に入り、すぐ横の応接室に通されましたが、どこも男の一人暮らしだとは思えないほど綺麗に整頓され、掃除がゆき届いています。
「わざわざ来てくれたという事は、離婚を決意してくれたのか?」
「離婚など」
私が言い掛けると、それを遮るように妻が言いました。
「明ちゃん、もうやめて。私は主人を愛しているの」
「嘘だ!優は好きでも無い男に身体を許す様な女じゃない。違うか?旦那に悪いという気持ちが邪魔しているだけで、本当は俺を」
「違うの。私は主人を」
妻は何度も私を愛している事を説きますが、彼を嫌いだとは言わない為に彼も諦めず、押し問答は延々と続いていました。
『優香が俺を愛しているのは分かる。でも、明の事を悪い奴だとは思っていない』
痺れを切らした私は、話に割り込みました。
「いい加減にもう諦めろ!お前は優香を手に入れるために、何人泣かせば気が済む!」
「俺が誰を泣かせたと言うのだ」
「妹夫婦。それに、妹の旦那と浮気させられた、お前の会社に勤めている写真に写っていた奥さんも」
彼は一瞬目を見開いて私を見た事から、やはり私の推測通り妹の旦那と浮気した人妻は、写真の人妻と同一人物だと確信しました。
「変な言い掛かりはやめろ。智美には困っていた時に相談に乗ってやっただけだし、君枝は偶然智美の旦那と浮気して、それの尻拭いをしてやっただけだ」
「君江さんというのか?その君枝さんは、確かお前とホテルに入って行くところを、俺が頼んだ調査員に写真に撮られた奥さんだよな」
「あの時の俺はどうかしていた。優にセックスを拒否されて、誰でも良かったんだ。彼女の旦那は二年前に倒れてずっと植物人間状態だったから、欲求不満で俺を誘ってきた。智美の旦那を誘った時もそうだったのだろう」
彼は自分で墓穴を掘りました。
「確か智ちゃんの旦那が浮気した時、相手の旦那にばれてお前が間に入ったそうだな。植物人間の旦那にどの様にしてばれて、意識の無い旦那は何と言った
んだ?慰謝料の話までしたそうじゃないか」
「それは・・・・・・・・植物人間の様な状態だったと言っても、そのぐらいは分かる程度だったらしい。俺は君枝を信じていたから、君枝に聞いた通り動いていたから分からないが」
彼の焦り様、今までと違う歯切れの悪さからも嘘は明白だったのですが、妻は何も言わずに俯いていました。
「君枝さんの話も聞きたいので、ここに呼んでもらえないか?会社にいるのだろ?それとも嘘がばれるのが怖いか?」
「俺は嘘なんか吐いていないから別に構わない」
私は妻との絆を見せ付けるつもりだったのですが、それが今一つ上手く行かないと思うと、今度は彼の悪行を妻に分からせようと必死でした。
写真で見た君江さんは化粧も派手で、服装も体の線を協調した派手な物を着ていましたが、少ししてやってきた彼女は化粧も服装も地味で、大人しい感じの普通の奥さんという印象です。
「初対面なのに失礼な事を聞くが、君江さんはこの男と付き合っているな。この男に頼まれて、いや命令されて妹の旦那と付き合っただろ?」
私がストレートに質問をぶつけると、終始俯いているだけの彼女は、激しく首を横に振りました。
「正直に言ってくれ」
「私・・・・・・・主人が脳溢血で倒れてから・・・・寂しくて・・・・時々・・・・男の方が・・・・・・・・・・・欲しくなってしまって・・・・・・・」
彼が彼女を呼んだ時点で、そのぐらいの事は気付くべきでした。
その様な事は打ち合わせ済みで、彼女に言い含めてなければここに呼ぶはずなど無いのです。
「社長は・・・・事情を知っているから・・・・・私を可哀想に思って・・・・心を鬼にして・・・・・私と・・・・・・・・」
彼女は脅えているのか小刻みに手は震え、時々上目遣いに彼を見ます。
「他の部屋で君江さんと話をしてもいいか?」
「どうぞ。君江、奥の和室に案内してやれ」
このままでは引っ込みの付かない私は、彼の前でなければ多少話してくれるのではないかと微かな望みを持って彼女を連れ出しましたが、本当は一先ずこの場から逃げて、打開策を考えたかったのかも知れません。
「奴から脅されているのだろ?」
やはり彼女は俯いたまま首を振ります。
「本当の事を話してくれないか?」
その後、私が何を聞いても彼女は首を振るだけで、話すどころか声も出さず、時間だけが過ぎてゆきます。
「ご主人は、本当に浮気の事を知っているのか?今からご主人の所に行って話そう」
すると彼女は、この部屋に来て初めて言葉を口にしました。
「最後まで・・・・・・・・・・裏切ったまま・・・・・・・・」
彼女は小さな声でそう呟き、正座している膝に置いた手に、大粒の涙が落ちました。
  1. 2014/10/02(木) 01:36:34|
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神の悪戯 第24回

私は「最後まで」の意味を考えていました。
「ご主人とは別れたのですか?」
「主人は10日前に・・・・・・・・・」
彼女の言葉に嘘は無いようです。
私は彼女に同情して黙ってしまいましたが、私達夫婦の問題だけでは無いので、このまま終わらせる訳にも行きません。
「事情は聞いていると思うが、俺達夫婦が壊れるだけで無く、このままでは妹夫婦も壊れてしまう。君江さんは、子供は?」
「3人います」
「失礼ですが、君江さんは何歳ですか?」
「42歳になりました」
「そうですか。それじゃあお子さんは、もう大きいのですね」
「上二人が高校生で、下は中学生です」
「妹夫婦のところも3人いますが、まだ小さい」
すると彼女は声を出して泣いた後、ぽつりぽつりと話し始めました。
「まさか40代半ばで脳溢血なんて考えてもみませんでした。人のいい主人は友達の保証人になって騙され、頑張って2人で返していこうと、私も今の会社に勤め始めた矢先でした。それなのに主人が倒れ、騙された借金の他に、主人の入院費も・・・・・・。その時社長は、まだ勤め始めたばかりでどの様な人間かも分からない私に、お金を貸してくれて・・・・・・・」
私には彼女が逆らえない理由が、手にとる様に分かりました。
「君江さん、もういい」
しかし彼女はやめません。
「子供達を、高校ぐらいは出してやりたかった。人並みの生活をさせてやりたかった」
これは真実を告げられない彼女の、精一杯の回答だったのです。
私は聞いていられなくなり、泣いている彼女を残して戻ると、彼の大きな声がドアの外まで聞えてきました。
「抱いて欲しくて、優から来た事だってあったじゃないか!」
「あの時はどうかしていたの」
「それなら聞くが、赤ちゃんが出来てもいいと言ったのも嘘か!」
『優香が奴の子供を望んだ?』
「あれは明ちゃんが」
私が思い切りドアを開けると、妻は急に黙ってしまいましたが、彼は話を続けます。
「結果的に俺の子供じゃなかったが『明ちゃんの子供が欲しい』とまで言ってくれただろ!」
「やめてー。もう言わないでー」
「優香、帰るぞ!」
妻とやり直す気になっていた私は、妻が妊娠を望んだ事を聞いて動揺し、妻も話を聞かれた事で何も話せず、車の中には気まずい雰囲気が流れ、このまま帰れない私は、またあの公園に車を止めていました。
「奴の誘いが断れなかったのではなくて、優香からも誘った事があったのだな」
「誘ったなんて・・・・」
「言えないか。終わったな」
「どうかしていたの。あなたの顔を見ていると辛くて。その事で仕事もミスばかりで、何もかも忘れたかった。そして気がついたらマンションに行っていて」
私に対する罪悪感から、また彼と関係を持ってしまう妻の気持ちが分かりません。
「もしそうだとしても、その時優香は俺ではなくて奴を選んだ。奴とのセックスはそんなに良かったのか?何もかも忘れさせてくれるぐらい、そんなに凄かったのか?」
私は否定して欲しかったのですが、妻は涙を流すだけで何も言いません。
「本当は奴の子供が欲しかったんだ」
「逆です。子供が出来てしまわないかと、いつも不安だった。その事が怖かった」
「奴ははっきりと言ったぞ。優香が『明ちゃんの子供が欲しい』と言ったと」
「違うの。それは違うの」
黙ってしまった妻に怒りを覚え、私は車を走らせました。
「待って。少し待って」
「待ってどうする。また言い訳を考えるのか?」
「言います。何でも話しますから」
駐車場から出掛かった所に車を止めると、妻が話し始めました。
「最初に、これだけは信じて。あなたとのセックスの方が気持ち良かったです。
明ちゃんとは、あなたとしている時の様な安心感や、愛を感じる事は無かった。
明ちゃんとよりもあなたとの方が、数倍気持ちよかったです」
しかし私には慰めに聞こえ、信じる事は出来ません。
「何度も逝かせてもらって、俺とは経験出来なかったほど感じさせてもらったのだろ」
「いつも明ちゃんは「もう終わって」と言っても終わってくれずに、私は何度も達してしまいました。凄く乱れてしまいました。でもあなたとの方が気持ち良かったです。上手く言えないけれど本当です」
やはり私には信じられません。
これは離婚を回避したい妻が、嘘を吐いているのだと思って聞いていまし
  1. 2014/10/02(木) 01:37:35|
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神の悪戯 第25回

妻は隠す事をやめ、セックスについても具体的に話し出します。
「あなたは大きさを気にしていたけれど、正直明ちゃんのは大きかったです」
「大きい方が気持ちいいのだろ?」
「確かに全て塞がれた様な感じで、中が一杯になった感じで凄かった。でも大きさだけじゃない。あなたとの方が、私には気持ち良かった。私はあなたとのセックスの方が好き。大きさや形を問題にするなら明ちゃんは軟らかくて、あなたの方が硬いわ。でもそんな事じゃないの」
赤裸々な告白に、私の方が引いてしまいます。
「奴の子供を望んだのはどうしてだ!」
「違うの。あれは・・・・・・・」
妻はいつものように愛撫で何度も逝かされ、彼が入って来た時には、避妊具を着けているかどうかも分からない状態でした。
すると彼は動きながら、妻に言ったそうです。
「今日はコンドームを切らしているから生で入れている。中で出してしまいそうだから、ここでやめよう」
怖くなって一度は頷いたのですが、あと少しで達するところだった妻は、彼が動きながらゆっくりと抜いていくと、思わずそれ以上後退しない様に、腰に脚を絡めてしまいました。
「優、いいのか?赤ちゃんが出来てもいいのか?」
「駄目!やめて」
しかし彼はそのままやめず、意地悪く奥まで入れて激しく動いてから、また徐々に後退させました。
「いや!」
「中で出すぞ。いいのか?中で出してもいいのか?」
そう言いながら激しく動くので、もう妻には後の事まで考える余裕はありません。
「出して・・・出して・・・・」
「赤ちゃんが出来てもいいのか?」
「出来てもいい・・・出して・・・・中で出して・・・・赤ちゃんが出来てもいい」
これに味を占めた彼は、次の時もわざと避妊具を用意しませんでした。
「やめてもいいか?」
「やめないで・・・このまま・・・このまま逝かせて」
「赤ちゃんが出来てしまうぞ。いいのか?」
「いいから・・・もっと動いて・・・お願い動いて」
「でも、コンドームを買い忘れたから出来た子供なんて可愛そうだ。そこには2人の意思がないと。やはりやめよう」
しかし妻は、もうやめられないところまで追い込まれていました。
「あと少しなの・・・・・意地悪しないでー」
「意地悪なんかしていない。子供が可哀想なだけだ。優が俺の子供を欲しいのなら、このまま動いてやる」
いくら逝く寸前の妻でも、流石にそれは言えません。
すると彼は、更に激しく動いて妻を追い込み、妻が最後の言葉を口にした瞬間、動くのをやめて引き抜き、先だけが入っているところで止めました。
「いやー・・・・いやー」
「俺の子供が欲しいのか?どうだ?このままやめるか?」
終に妻は、あの言葉を口にしてしまいます。
「欲しい・・明ちゃんの子供が欲しい」
『こんな事を口にしてしまうほど、追い込まれてしまうのだろうか?私との子供を諦めていた優香は、本当に奴の子供が欲しかったのでは』
妻を乗せて実家の前まで行くと、私は降りずに妻だけを降ろしました。
「あなた、行かないで。一緒に連れて帰って」
何も言わずに一人家に帰ると、また妻への不信感が大きくなっていきます。
妻は彼とのセックスよりも、私とのセックスの方が気持ちいいと言いました。
しかし、子供が出来てしまってもいいと思えるほど、彼とのセックスでは感じてしまったと言います。
その事が私には、どうしても理解出来ません。
彼とのセックスは素晴らしく、妻は彼のテクニックの虜になってしまった。
このままだと彼の子供を身篭ってしまうかも知れないと思った時、快感に負けただけではなくて、彼の子供でも良いから欲しいと思ってしまった。
しかし生まれてみると私の子供だったので、子供の事を考えると離婚は避けたく、私を愛していると言って機嫌をとった。
そう考えれば、全ての話が納得出来ます。
結局子供の父親なら男は私でも彼でも良く、そうなると彼の方が経済的に余裕があるので、子供にも最高の教育を受けさせることが出来、妻自身も毎晩最高のセックスで癒してもらえて、本当は彼の子供でなかった事を残念に思っているのではないかと皮肉れてしまうのです。
『あんなに愛し合っていたのに、まだこんなに愛しているのに、優香とは終わったのだろうか?あんなに望んでいた子供まで出来たのに』
愛は条件では無いと思いたくても、妻の愛が信じられずにいました。
自棄になりかけている私の考えは違っているのかも知れませんが、妻を信じず、この様な事を思う時点で、夫婦は終わってしまっているのかも知れません。
毎日その様な事ばかり考えてしまい、一人で家にいるのが寂しくて耐えられず、毎晩誰かを誘って飲んで帰り、それでも眠れずにまた酒を飲んで寝るという生活を続けていて、10日と少し経った土曜の朝、前日の深酒が少し残っている体に鞭打って会社に行く準備をしていると、一人の女性が訪ねて来ました。
  1. 2014/10/02(木) 01:39:13|
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神の悪戯 第26回

彼女は終始俯いていて、一言も言葉を発しません。
『君江さんが、どうして彼女がここに?』
私が中には入るように言うと、彼女は素直に従いましたが挨拶すらせずに、やはり無言で俯いています。
「いつもは休みだが、どうしても月曜までに仕上げておきたい仕事があって、今日は出社する事になっている。2時ごろには帰れると思うので、折角朝早くに来てもらって申し訳無いが、大事な話ならそれまで時間を潰していてもらえないだろうか?」
彼女は頷きましたが動こうとはしなかったので、追い立てるのも悪い気がしてここで待っていてくれるか尋ねると、今度は大きく頷きます。
私は会社に向かいましたが、無用心にもよく知らない彼女に家の鍵まで渡して出掛けられたのは、彼女が涼しそうな瞳をした、色っぽい美人だったからかも知れません。
『彼女が俺の家を知っているはずが無い。当然これは明の指示だ。するとこれは、明の罠に違いない。奴は何を考えている』
仕事中もその様な事ばかり考えてしまうので、半日で切り上げるつもりが家に着いたのは5時を過ぎていて、ドアを開けようとすると鍵が掛かっています。
『遅くなってしまったから帰ったか』
合鍵で開けて入ると、散らかっていた靴などが全て下駄箱に入れられ、玄関が綺麗に掃除されていて塵一つ落ちていません。
『そう言えば奴の家も』
彼の家が綺麗に掃除されていたのは彼女にさせていたと想像がつき、彼女が帰った事に一安心して表に出ると、もしも何か用が出来て先に帰る時は、鍵を隠しておいてもらう約束をした植木鉢の下を見ましたがありません。
私は慌ててまた玄関に入って下駄箱を開けると、そこには彼女の靴が入っていました。
「君江さん、遅くなって申し訳ない」
しかし彼女からの返答は無く、彼女を探すとどの部屋も綺麗に掃除されています。
『まさか他人の家にはじめて来て、キッチンには・・・・・・』
キッチンのテーブルの上には、スーパーの袋が二つ置いてあります。
『智ちゃんの時と同じだ』
そしてキッチンの奥のバスルームからは、シャワーの音が聞こえていました。
私がキッチンに座って彼女が出て来るのを待っていると、20分ほどして出てきた彼女は若者が穿く様なジーンズのミニスカートを穿いていたので、どうしても細身の彼女の綺麗な足に目が行ってしまいます。
「帰っていらしたのですね。ごめんなさい。お掃除していて汚れてしまったので、勝手にシャワーをお借りしてしまいました」
「それはいいが、これは明の指図だな。何を考えている?」
「いいえ、一言謝りたくて。私の意思で・・・・・」
彼女が俯いてしまった事で、それ以上聞かなくても答えは分かっていました。
「君江さんの立場も分かるが、それにしても芝居が下手だな」
「美味しくないかも知れませんが、夕食を作らせて下さい」
私は彼女のしたいようにさせ、料理をする彼女の、下着が見えそうで見えない太腿を見ながら、妹の時の事を思い出していました。
『もしかすると、智ちゃんの時のように・・・・・』
彼の罠に違いないと思いながらも、初めて妻以外の女性を抱いてしまった私は、それも妻の妹を抱いてしまった私は、妻の愛を信じられずに自棄になっていた事もあって、自分には彼女の立場を考えての事だと言い聞かせながら、その様な事を考えてしまっていたのです。
結局彼女と一緒に食事をしましたが、2人に言葉はありません。
「駅まで送っていこうか?」
片付けが終わっても帰ろうとしない彼女に声を掛けると、彼女は立ち上がって
服を脱ぎ始めます。
「君江さん!」
彼女は黒いブラジャーと、同じく黒いTバックを穿いていて恥ずかしそうに腕を前で交差させて立っていました。
『奴の趣味はTバックなのか』
私は年上の女性に魅力を感じない方でした。
しかし彼女は細身の体に、妻や妹よりも大きな胸をしていて、整った顔の目尻の皺までもが色っぽく見えます。
『明は何か企んでいるに違いないが、彼女を抱いたところで、智ちゃんまで抱いてしまった俺にこれ以上何がある』
妻以外の女性の味を覚え、既に体が反応してしまっていた私は『毒を食らわば皿までだ』と自分を納得させていました。
「君江さん。俺とそうならなければ困るのか?」
本性を見せるのが恥ずかしい私がそう言うと、彼女は私に抱き付いてきました。
  1. 2014/10/02(木) 01:42:23|
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神の悪戯 第27回

妻に不信感を抱き、毎日寂しく酒で誤魔化していた私は、荒々しくブラジャーを上に押し上げて、少し垂れ気味の大きな乳房に吸い付きました。
「お願い・・・ここでは嫌」
そう言われた私が彼女を連れて行ったのは、有ろう事か妻と2人だけの神聖な場所だったはずの寝室です。
しかしこれは、興奮して闇雲に連れて行った訳ではなくて、まだ私に隠し事をしていそうな、妻に対しての復讐でもありました。
「痛い・・・優しくして・・・・・・優しくして下さい」
寝室のベッドに押し倒すと妻の事を思い出し、悔しくて乱暴に乳房を揉みしだいていた私は、彼女の言葉を聞いて我に返り、優しい愛撫に切り替えました。
「嬉しい・・・何もかも忘れさせて・・・何もかも」
その言葉で今度は彼女が可哀想になり、彼女にこんな事をしていても良いのかという思いが起こります。
『おそらく彼女は、俺に抱かれて来いと言われたに違いない。俺は彼女の為でもあると自分に言い訳しているが、そんなのは俺が抱いた事にしておけば済む事だ』
しかしそう思うだけで欲望には勝てずにやめられず、代わりに彼女の身体を更に優しく扱いました。
すると彼女は大きな声を上げ始めたので下を触ってみると、細い布では吸収し切れずに両側の太腿まで濡らすほど溢れさせています。
「欲しい・・・これが欲しいの」
妹の時もそうでしたが、私は彼から妻とのセックスを聞かされてから、セックスでは敵いもしない彼を変に意識していて、女は何度も逝かせないと駄目だと思うようになっていました。
しかし彼女は、私のオチンチンを両手で強く握って仕切に要求して来たので、まだ一度も逝かせていない事が気になっていながら、我慢出来ずに布を横に押し退けて彼女に入りました。
「硬い・・・凄く硬い・・・・いい・・いい・・・・硬い・・・・・」
おそらく彼女は彼に何十回、いや何百回とされているので、私のチンチンでは物足りないのではないかと心配していましたが、彼女の言葉で妻の言っていた「あなたの方が硬い」という言葉を思い出し、気を良くして激しく突き続けてしまった為に、早くも限界を迎えそうになっていました。
『このまま出してしまっては・・・・』
「君江さん、避妊具を着けていないのでごめん」
「いいの・・・このまま出して・・・このままでいいの・・・私ももう・・・・」
彼女はそう言いながら更に締め付けてきたので、私は彼女から抜き去る勇気がありません。
『子供の欲しかった我が家には避妊具は無い。彼女が妊娠してしまったら。これが奴の狙いだったら』
しかし彼女の中で出したい欲望には勝てず、後の事など考えられなくなってしまって、彼女も一緒に逝って欲しいと願うだけになっていきました。
「君江さん・・・・・・・・・」
私は「君江さんも逝ってくれ」と頼もうとしましたが妹の時の事もあり、その言葉を飲み込んだのですが、彼女は私の気持ちを察してくれたかの様に一際大きな呻くような声を出すと、次の瞬間一気に体の力を抜きました。
「こんなのじゃ物足りなかっただろ?」
すると彼女は首を振ります。
「素敵だった。優しくしてくれて主人を思い出しちゃった。主人はいつも私を大事にしてくれて・・・・・・・・・」
そこまで言うと彼女は涙ぐんだので、ご主人の話から離そうとしました。
「本当の事を言ってくれていいんだ。俺は下手だし早いし、満足出来ないだろ?」
また彼女は首を振ります。
「社長の事を意識して言っているのですか?確かに社長のセックスは凄いけれど、いつも乱暴なの。あの時女は乱暴に扱われると興奮すると思っているらしいけれど、そんな女ばかりじゃない。私はいつも嫌だった。いやだ!私ったら何て恥ずかしい事を・・・・」
そう言って両手で顔を隠す彼女は、私よりも6歳も上には見えないほど、凄く可愛く見えました。
「あん!」
私が無防備になった胸の先にある乳首を摘むと、今度は慌てて乳房を隠し、悪戯っぽく私を睨みます。
「服を着ていた時は分からなかったけれど、君江さんは身体は細いのにオッパイは・・・・・・」
「そんなに見ないで。このオッパイがコンプレックスなんだから。学生の頃はよくからかわれたし、夏服になるとじろじろ見られるし」
たった一度の繋がりでも、お互いに恥ずかしい姿を晒してしまった事で、こんなに親しくなれるのかと思うほど私は緊張感が弛み、彼女は雄弁になっていました。
「あっ!出てきちゃう」
中で出してしまった事を思い出して私の顔から笑みが消えると、彼女は逆に微笑みました。
「本当に大丈夫なのよ。私・・・・ピルを・・・飲んでいるから」
本当は「ピルを飲まされている」と言いたかったのでしょう。
安心した私は枕元のティッシュを取ると、彼女の下半身に座って愛液と精子で汚れたTバックのパンティーを脱がせました。
  1. 2014/10/02(木) 01:43:57|
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神の悪戯 第28回

彼女の陰毛は髪と同じで柔らかく、薄い為に恥ずかしい部分が全てはっきりと見えてしまっています。
「恥ずかしいから嫌」
「大丈夫。拭いてやるからもっと脚を開いて」
彼女は恥ずかしそうに横を向いてしまいましたが、それでも脚を少しだけ開きました。
「もっと開かないと拭けないだろ?ほら、こうやって」
私が大きく脚を開かせると、今度は枕で顔を隠してしまいます。
私は優しく周囲を拭いてから、指をV字にして彼女を大きく開き、中も拭くような振りをしながら奥まで覗き込んでいました。
「嫌。恥ずかしいからそんなに開かないで」
彼女を見ると、枕に隠れて泣いているようでした。
「ごめん。中も綺麗だったから・・・・・つい」
「違うの。主人も終わった後、よくそうやって優しく拭いてくれた」
「明は?」
言ってしまってから、常に彼を意識している自分を恥ずかしく思いましたが、彼女は小さな声で答えてくれました。
「社長は、そんな事は絶対にしません。それどころか・・・・・」
「それどころか?」
「自分の汚れた物を・・・・・・・」
「拭かせるの?」
「違います。こうさせるの」
そう言うと私を押し倒し、私のオチンチンを口に含んでしまいました。
「嬉しい。もうこんなに」
私も彼女のお尻を抱いて、まだ私の出した物が残っていないか心配しながらも、そこに吸い付いて応戦します。
「もっと欲しい・・・・もっといっぱい頂戴」
結局朝まで彼女と絡み続け、二人とも昼過ぎまで眠ってしまい、目覚めると食事もせずにまた交わって、ようやく外で食事をしてから駅まで送って行きました。
『またやってしまった。優香との距離がどんどん離れていってしまう』
私は彼女を抱いた言い訳を、心の中で全て妻の裏切りのせいにしていました。
しかしこれは妹を抱いた事で、妻以外の女性の味を知ってしまった私が、その興奮を忘れられずにやった事なのです。
これは彼が仕掛けた事かも知れませんが、彼女を抱いている時の私はその様な事は関係なく、ただ本能に逆らえずに快感を貪っていたのです。
その後、私からは何の行動も起こさずに彼の出方を見ていましたが、彼からは一切何の連絡も無く、翌週の土曜日になるとまた彼女が現れました。
「また奴が俺の所に行けと?」
彼女は素直に頷きます。
「奴の目的は何だ?」
彼女も分からないようで、困った顔をして首を横に振ります。
「でも、今週も行けと言われた時・・・・・・・・・・嬉しかった」
私は彼女を抱き締めて、キスをするとその場に押し倒していました。
「こんな所では・・・・・誰か来たら・・・・」
「それじゃあ、鍵を掛ければいい?」
「だめー」
「まだ昼間だから嫌なの?」
「そうじゃなくて・・・・・・ベッドで・・・・優しくして」
「結局は、して欲しいんだ」
「いや。恥ずかしい」
「俺も早く抱きたい。寝室まで我慢出来そうもないから、そこのソファーで」
私達は先週関係を持っていた事で羞恥心も幾分薄れ、一週間振りに逢った恋人同士のように激しく絡み合い、満足したはずなのに外に食事に行こうと一緒にお風呂に入っていて、お互いの身体を洗い合っている内にまた始まってしまい、食事から戻ると今度は寝室に行って、ベッドの上でじっくり彼女を責めていました。
私達は新婚当時にも経験しなかったほど絶えず裸で抱き合って、お互いの引き摺っているものを忘れ様としているかのように慰め合い、結局また夜明け近くまで交わっていましたが、眠りについて3時間ほど経った頃にチャイムが鳴ったので、疲れて寝息を立てている彼女を残して玄関に行くと、こちらから呼び掛けても返事がありません。
「どなたですか?」
仕方なくドアを開けると、そこに立っていたのは妻でした。
「優香!」
しかし妻は返事もせずに、ただじっと玄関の隅に揃えて置いてある彼女の靴を見ています。
「そんな所に立っていないで入れよ」
私は内心ドキドキしながらも、その様な素振りも見せずに平静を装って言うと、妻は目に涙をいっぱい溜めて、何も言わずに走って行ってしまいました。
私は追いかけようにもパジャマ姿だったのでそれも出来ず『全て優香が悪いんだ。あいつは自業自得だ』と自分に悪ぶってドアを閉め、寝室に戻ると気不味さを振り払うかのように、眠っている彼女の大きな乳房に吸い付いていました。
「なに?もう起きたの?駄目ー・・・もうくたくた・・・駄目・・・駄目だってばー」
その3日後に妻から封書が届きましたが、中には一通の手紙も入っておらず、ただ何も書いてない離婚届だけが入っていたので、私も妻に電話する事も無く、署名捺印して送り返しました。
  1. 2014/10/02(木) 01:47:37|
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神の悪戯 第29回

次の木曜日、私が会社から帰って鍵を開けていると電話が鳴りだしたので、妻かと思って急いで家に入って出るとそれは明でした。
「ご無沙汰。智美から聞いたが、やっと離婚届けに署名したらしいな」
「まだ妹を追い掛け回しているのか?」
「いや、電話で聞いただけでもう会ってはいない。今の俺は優香一筋だから」
おそらく私と妻の仲が崩壊寸前なのを知り、チャンスがあると思った彼は妻に嫌われないように身の回りを綺麗にしたか、または妻に頼まれて別れたのでしょう。
「早速だが、慰謝料として一千万払おうと思う。俺は人が良いから、他所の家庭を壊して黙って放ってはおけない。まあ壊したと言っても、本来の有るべき姿に戻してやっただけだが。別れる事が出切るという事は、所詮それだけの関係でしか無かったという事だ」
私が何も言わなくても、わざわざ彼から慰謝料の事を言ってくるのは、おそらく妻に誠意のある男だと思わせたいからなのでしょう。
「慰謝料か。そうだな。君江さんの借金はいくらある?」
「俺が全て肩代わりしてやると言うのに断わって、貯金はおろか保険まで全て解約して払ったらしいから、足りない5百万を貸してやっただけだ。金のない奴は悲しいよな。たったの5百万で、今まで旦那にしか見せた事のない恥ずかしいところを、自分で開いて見せなければならない」
「それなら慰謝料は、その5百万と一千万を合わせた一千五百万だ」
「おいおい。裁判をすれば、3百万が良いところだぞ。それを、優の価値が他の女と同じだと思われると嫌だから、一千万払ってやると言っているのに」
「もう5百万円分ぐらいは、君江さんを好きにしただろ。それに優香の価値は、5百万を渋る程度なのか」
私はその様な事を聞き入れるとは思っていませんでした。
ただ、彼の言い成りの金額で決着を付けるのが、気に入らなかっただけなのです。
しかし彼は余程お金を持っているのか、すんなりとその条件を飲みます。
「まあいいか。これであんたの顔を見ないで済むと思ったら安いもんだ」
「お互いにな」
私が彼を見ると妻と絡んでいる姿を想像してしまって怒りを覚えるのと同じで、彼も私に対して同じ様な思いがあるのかも知れません。
「明日にでも君江に借用書は返して、朝一に一千万は振り込むから、もう優には付き纏うな」
「付き纏うなか。その一千万は振り込まずに、借用書と一緒に君江さんに渡してやってくれ」
「やはり君江に惚れたな?」
私は一瞬、言葉に詰まりました。
「図星か。こうなるような気がしていたよ」
彼の狙いは、これだったのかも知れません。
妻との仲が上手くいかず、自棄になっていたところに君江さんのような女性が現れれば。
それも妹と関係を持ってしまった事で、罪悪感が薄れていた時に。
心身ともに寂しくなっていたところに、その両方を満たしてくれる女性が来れば。
妻が来てから、彼の目的は私が他の女性に気が移ったと、妻に思わせる事だと思っていましたがそうではなく、私の気持ちを妻から引き離すのが本当の目的だったのかも知れないと思いました。
しかしこの時の私には、その様な事はどうでも良かったのです。
「彼女はいい女だ。性格もいいし、料理も上手くて家庭的だ。何と言っても美人だし、オッパイも大きい。何より彼女はセックスが上手い。俗に言う床上手だ。彼女がもう10歳若ければ、俺も彼女に惚れていたかも知れない。そうそう、彼女は単にセックスが上手いだけではなくて、良いオマンコを持っているだろ?入れただけで絡み付いてくるし、逝く前は凄い力で締め付けてくる」
この時私は、妻が抱かれていたと知った時と同じような怒りを覚えました。
「君江もあんたの事が満更でもないようだし、せいぜい可愛がってやってくれ。優の事は心配しなくてもいいぞ。あんたが君江を可愛がる以上に、俺が沢山可愛がってやるから」
私は聞いていられずに、一方的に受話器を置きました。
『今週も彼女は来てくれるだろうか?』
私は妻の事を考えるのが嫌で、君江さんの事を考えようとしていました。
私が彼女にお金の工面をしたのはただの同情だけでなく、彼女と縁を切りたくないという下心もあったのです。
『これで自由になった彼女は、もう私の所には来ないかも知れない。いや、そんな女じゃない。君江さんは、助けてもらって何も言ってこないような女じゃない』
少し不安になりながらも翌日の私は、明日の土曜日に来てくれる事を心待ちにして、酒も飲まずに家に帰ると玄関に彼女の姿がありました。
「どうした?もう来なくてもいいのに」
私が良い男を演じて心にも無い事を言うと、彼女は泣きながら抱き付いてきたので、私も抱き締めて家の中に入りました。
  1. 2014/10/02(木) 01:48:52|
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神の悪戯 第30回

彼女は私に強く抱き付いたまま、泣きながら何度も呟いていました。
「ありがとう。ありがとう」
「奴のところは辞めたか?」
「はい。早く新しい仕事を見付けて、一生懸命働いて、何年掛かってもお金は必ず返しますから」
「あのお金の事はいい。借金が無くなっても、奴からの月々の手当てもなくなるから、子供が3人もいたら大変だろ?」
「大丈夫です。返済してもらっただけでなくて、一千万も貸して頂いたので。それに上の娘も来年卒業で助けてくれるし。今まで子供達の顔をまともに見られなかったけれど、やっとこれで・・・・・・・・」
私は恥ずかしくなりました。
消えてなくなりたいほど恥ずかしくなりました。
彼のように強制しないだけで、私はお金で彼女との関係を続けようとしていたのです。
善人ぶっているだけ、考えようでは彼よりもずっと卑怯な男かも知れません。
私が彼女を引き離すと、彼女は寂しそうな目をして私を見ます。
「もうこの様な事はやめよう」
「どうして?私が何か気に触る様な事を・・・・・・」
「いや。俺は奴と同じ様な事をしていた。君江さんと縁が切れない様に、お金で恩を売ろうとしていたんだ。奴の事を悪く言っていたが、俺も奴と変らない酷い男だ。君江さんは、もう子供達だけの母親に戻ってくれ」
「それならせめて週に一度ぐらいは、お掃除やお洗濯だけでもさせて下さい」
「それも断わる。遠いからここまで来るだけでも大変じゃないか。その分子供達の為に時間を使ってやれ」
「それならお金は借りられません。何もせずにあんな大金は」
彼女は週末来て、身の回りの世話だけでもさせて欲しいと言いますが、毎週彼女を目の前にして、ずっと我慢出来るかどうか自信がありません。
「やはり駄目だ。お金の事は気にしなくてもいいから」
「それならお返しします」
彼女の決心は固く、押し切られる形で承諾しましたが、内心彼女に毎週会える事は嬉しかったのです。
この後彼女が作ってくれた食事をして、お風呂に入っていると彼女が入って来たので、あんな偉そうな事を言いながら一瞬期待してしまいましたが、彼女は服を着ていて私の背中を流してくれただけで出て行ってしまいます。
『俺は何を考えているんだ。情けない』
しかし一人寂しく寝室にいると和室で寝ている彼女が気になり、彼女との甘く激しいセックスを思い出してしまい、下半身までもが反応してしまって寝付かれずにいると、突然寝室のドアが開いたかと思うと、入って来た彼女は真っ白なブラジャーとパンティーしか身に着けていません。
「君江さん!」
彼女は私の目を見詰めながらブラジャーを外し、パンティーに手を掛けると一気に下げて足から抜き取り、生まれたままの姿を隠そうともせずに立っています。
「君江さん!もうそのような事は」
「あなたは社長と一緒なんかじゃない。私はお金の為に身体を売っていたのと同じです。売春婦と同じ事をしていました。お金のために、恥ずかしくて死にたくなる様な事もさせられました。社長に命令されれば、どの様な恥ずかしい行為でも受け入れていました」
「違うだろ。それは子供達のために」
「いいえ、同じ事です。でも今は違う。これは借金を返済してもらったからじゃない。お金を貸してもらったからじゃない。今は私の意思で。私が抱いて欲しくて。だから私は何も疚しい事はしていない。仮にあなたとの関係が子供達に知られたとしても、私は胸を張っていられる」
「分かったから、もう何も言うな」
「私の汚れた身体じゃ駄目ですか?社長に抱かれていた身体では駄目ですか?私の身体では満足してもらえないのですか?」
ベッドから出ると、私も裸になりました。
「そんな事は無い。見てごらん。あんな偉そうな事を言いながら君江さんを想って、この部屋に来てからずっとこの状態だ」
「嬉しい。あなたに喜んでもらえるように、一生懸命しますから。あなたに満足してもらえるように、どの様な事でもしますから」
彼女はそう言うと私に駆け寄り、跪くと既に硬くなっているチンチンに手を添えて口に含んでしまいました。
その後彼女は土曜も働ける仕事に就いたので、仕事が終ってからの遅い時間に来て私の性欲を満たしてくれ、翌日は掃除や溜まった洗濯をしてくれるのですが、その間も私がしたくなると嫌な顔もせずに私の要求に応えてくれます。
私はこの様な生活に満足し、最初の内は週末が楽しみで仕方なく、この様な暮らしが永遠に続く事を望んでいたのですが、3ヶ月が過ぎた頃から彼女とのセックスが終わると、必ず妻の事を想うようになっていきます。
『今頃優香も、俺が君江にした様な事を明にされているのか。いや、もっと凄い事を・・・・・・・・』
一人の夜は尚更で、彼に散々奉仕させられた後、上に跨がされて腰を振らされている妻の姿までもが鮮明に浮かんで来ます。
昼間街を歩いていても家族連れを見掛ける度に、彼が息子を抱いて妻と楽しそうに散歩している姿が浮かびます。
『子供はいつごろ話せるようになるのだろう。話せるようになったら、息子は奴の事をパパと呼ぶのか』
そう思うと、あまり愛情を感じなかったはずの息子が愛しく思え、私の指を力一杯握っていた、柔らかく小さな手の感触を思い出します。
「君江。掃除なんかいいから、こっちに来いよ」
「昨夜あんなに激しかったのに、朝は朝であんな事をするから遅くなってしまって、お掃除する時間が・・・・・」
「嫌ならいい」
「違うの。ごめんなさい」
今までの私は、彼女を抱く事を純粋に楽しんでいましたが、この頃には彼女の身体に寂しさをぶつける事も増えてきて、彼女も私の変化に気付いているようでした。
  1. 2014/10/02(木) 01:50:12|
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神の悪戯 第31回

それから更に2ヶ月が過ぎ、私は独りだけの時だけではなくて君江さんが来ている時も、妻や息子の事を考えてしまう事が多くなっていましたが、彼女はそんな私にわざと明るく振る舞っているようでした。
そしていつもの様に彼女が来るのを待っていた土曜の夕方、妻の事を考えてしまうのが辛くて『今夜はどの様に君江を責めてやろうか』と彼女とのセックスの事ばかり考えようとしていると、突然玄関のチャイムが鳴りました。
『今日は早く仕事を切り上げて来たのか?』
急いで玄関に行って鍵を開けると、入って来たのは君江さんではありません。
「優香!」
「今日は君江さんの代わりに来ました。宜しくお願いします」
『君江の代わり?優香と君江がどうして?また奴が絡んでいるのか?』
私は訳が分からず、声も掛けずに料理を作る妻を目で追っていましたが、流石に2人だけで向かい合って食事をしている時は気まずく、その場から逃げ出したくなります。
「風呂に入る」
「用意してきます」
妻はまるで家政婦のように、言われた事を淡々とこなしていきます。
「おーい、背中を流せ」
妻の顔を見た時から、ずっと抱き締めたい衝動に駆られていたのですが、明が絡んでいるのではないかと警戒していた事と、君江さんに対する後ろめたい気持からその感情を押し殺し、何も感情を表さない妻にわざときつく当たっていました。
「君江の代わりに来たのだろ?君江はいつも裸で洗ってくれたぞ」
妻は一旦脱衣所に出ると、裸になって入って来ました。
久々に見る妻の身体は、乳が溜まっているのか乳房がぱんぱんに張っていて、以前よりも可也大きくなった以外は最後に見たお腹の突き出た醜い体形ではなく、ほとんど昔のプロポーションに戻っています。
昔に戻ったと言うより乳房が大きい分、見た目は良くなっているかも知れません。
妻はこの時も顔では平静を装っていましたが、流石に恥ずかしいのか急いで私の背中に回ってしまいました。
「もう背中はいい。今度は手でここを洗ってくれ」
妻はその要求にも素直に従いましたが、やはり恥ずかしいのか前には来ずに、後ろから両手を伸ばして洗うので、チンチンへの刺激と背中に乳首が触れる事で、どんどん硬さを増していきます。
『おかしい。奴の指示で来たのなら、性的な事は拒否するはずだ。奴の妻に対する想いは妹や君江とは違うから、妻が私にこの様な事をするのは一番嫌なはずだ。それならもっと』
「もういいですか?」
「ああ、お湯で流してくれ」
私が立ち上がって妻の方を向いたので、丁度立膝になっていた妻の顔の辺りに硬くなったチンチンが来ます。
「早く」
「何を・・・・・・?」
「君江の代わりに来たのだろ?何も聞いていないのか?君江は洗った後いつも口でしてくれて、必ず飲んでくれていたぞ」
妻は俯いたままそっと手を伸ばして掴むと、ゆっくりと顔を上げて唇を近付けていきます。
『やはりおかしい。奴がこんな事を許可するはずがない。優香は奴の指示で来たのではないのか』
妻は興奮する事も無く、やはり淡々と作業をこなし、その機械的な動きが逆に新鮮で、私が出してしまうとそれを残らず飲み込んでしまい、もう一度優しく手で洗ってくれてから出て行きました。
妻を追う様に私も出ていくと妻は夕食の片付けをしていて、荒い物の手も止めずに振り向きもしないので、私も声を掛ける事無く寝室に行きましたが、当然眠る事など出来ません。
すると一時間ほど経ってから入って来た妻は透けた白いネグリジェを着ていて、その下には何も着けていない為に黒い陰毛が目を惹きます。
「何だその厭らしい格好は。それも明の趣味か?まあいいから早く脱げ。そんな格好でただ立っていても始まらないだろ」
妻はゆっくりと脱いでいきます。
「脱いだら早くここに来い」
しかし抱き付こうと駆け寄ってきた妻を、私は手で押して制止してしまいます。
「流石、平気で男に股を開く女は違うな。お前はいつもそうやって男に抱きつくのか?君江なんか、抱いてもらう前には必ず挨拶をするぞ。」
君江さんとのセックスで少し自信をつけていた私は、今までの寂しさを、妻を虐める事で晴らそうとしていました。
「宜しく・・お願い・・します」
「何をお願いするんだ?」
妻の目から涙が溢れ、これがここに来てから初めて妻が表した感情でした。
「優しくして・・・お願い、優しくして」
一度感情を表した妻は、堰を切ったように泣き出しましたが、私はそんな妻を無視します。
「もう挨拶はいいから、俺の方にお尻をむけて四つん這いになって、指で開いて中まで見せろ。君江は明と切れていたが、それでも俺が疑いを持たないように、いつも『あなたと逢えなかった間、他の男に抱かれていないか中まで調べて下さい』と言って、必ず自分から開いて見せてくれたぞ」
妻は泣きながら四つん這いになりましたが、自らの手で開く事が出来ません。
「そりゃあ見せられないだろ。昨夜も明に抱かれたばかりなのだろ?」
妻は激しく首を振ります。
「違うか。昨日ではなくて、今日ここに来る前に抱かれたのか。いったい何を企んでいる!」
妻は掛け布団を引き寄せて身体を隠すと、ぽつりぽつりと話し始めました。
  1. 2014/10/02(木) 01:51:23|
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神の悪戯 第32回

妻は私と明の自宅に行って以来、一度だけ自分から会いに行ったものの、後は待ち伏せされて数回会っただけだと言います。
「そうか。一度は自分から抱かれに行ったか」
「違います。智美の携帯に頻繁に掛かってきていたので、智美とは金輪際関わらない事を約束してもらいに行きました」
妻の携帯は怒った父が壊してしまい、実家の電話に掛かってきても義父が絶対に取り次がなかったために、彼は妹に電話して来て様子を聞いていたそうです。
やはり義父は男の分だけ、妻に裏切られた私の気持ちを一番理解してくれているのだと思いました。
「智ちゃんとはどうなった?」
「電話は勿論、一切の関わりを絶つと約束してくれて、写真も返してもらいました」
おそらく彼は妻を諦めること以外は、妻に気に入られたくて要求を飲んだのでしょう。
「待ち伏せとは?」
「散歩に出た時とか、健太の検診に出掛けた時などに・・・・・・」
『息子は健太と言うのか』
私は息子の名前を初めて知りました。
勿論気にはなっていましたが、愛情のない振りをしていた私は意地を張って聞かなかったのです。
「待ち伏せされた時は、奴の家について行ったのか?」
「違います。明ちゃんが一方的に話して来るだけで、私はほとんど話していません。私は、あな・・・・・・健太の顔を見られないような事はしていない」
妻は私の顔を見られないような事はしていないと言いたかったのでしょう。
「それなら君江が来ている事を、どの様にして知った?」
「自分の名前だと父が破り捨てると思ったのか、あなたの名前で手紙が来て」
「何が書いてあった」
妻はドアの所まで掛け布団を引き摺りながら身体を隠して行き、次に入って来た時にはきちんと服を来ていました。
「これがその時の手紙です」
妻が私に渡した封筒には3枚の便箋が入っていて、そこには妻に対する想い、私と君江さんと深い付き合いをしている事、このまま妻が身を引いた方が、私が幸せになれる事などが熱く書かれていました。
(こんな事をしてしまって勝手な言い分だが、男は自分を裏切って他の男に身体を許してしまった女を絶対に許しはしない。仮に優と元の鞘に納まっても、ご主人は一生苦しみ続ける。その点君江は、そんなご主人を癒せる女だ。嘘だと思うなら、週末行って見てくるといい。ご主人の幸せそうな顔を見られると思う。もう優も諦めて、中学の時の約束通り俺と結婚しよう。今の俺は優を幸せに出来る。実家を出て俺の所に来てくれ。優を幸せに出来るのは俺だけだ)
妻はこれを読んで考えた末、自ら身を引いたのかも知れません。
「中学の時に、奴と結婚の約束をしたのか?」
「そんな約束はしていません。明ちゃんが勝手に。ただ・・・・・・・・」
「ただ何だ!そもそも、お前が未だに奴を『明ちゃんと』と親しげに呼ぶのが気に入らない!奴が俺に何をしたのか、もう全て知っているだろ!ただの後は何が言いたかった!家が隣同士で仲良く育った他に、奴とお前の間に何があるんだ!」
妻は俯いてしまって何も話しません。
「もう離婚していて他人なのだから、別に話したくない事は話さなくてもいい。もう帰ってくれ。早く帰れ!」
私は「帰れ」と言ってしまってから『しまった』と思いました。
なぜならそれは本心ではなく、帰られてはこれが妻と最後になってしまうような気がしたからです。
『俺はまだ優香を愛しているのか?』
すると妻は願いが通じたかのように一歩も動かず、また話し出したのでほっと胸を撫で下ろしましたが、妻が話し始めた内容は、平凡な中学時代を送って来た私には衝撃的なものでした。
「明ちゃんの。いえ、ごめんなさい。彼の中学時代のあだ名は『オナ』で、私のあだ名は『リカちゃん』でした」
明るく活発な女子大生で、その後は溌剌としたキャリアウーマンだった妻からは想像も出来ませんが、妻は中学2年になった頃から、イジメにあっていたと言います。
最初の内は、5人の女子から嫌がらせをされる程度だったのですが、次第にクラスの女子全員からイジメを受けるようになります。
彼女達の虐め方は陰湿で、先生はおろか男子にも気付かれないように虐められていました。
そして夏休みの夕暮れ時、最初にイジメを始めた中の一人から、仲直りをしようと体育倉庫に呼び出されます。
妻は喜んで飛んで行きましたが、そこには最初にイジメを始めた5人と、3年生の不良グループの3人の女生徒が待っていて、妻に言い掛かりをつけて来ました。
「あんた、私達が『売り』をやっている事をみんなに話して、馬鹿にしていたそうだね」
勿論妻には知らぬ事で『売り』の意味さえも分かりません。
「私たちの事を、お金で処女を売った汚い女だと笑っていたそうじゃないか」
「そんな事知りません。私は何も言っていません。誰がその様な事を」
「こいつらが教えてくれたよ」
リーダー格の女が目配せすると5人は妻の身体を押さえつけ、3年生の二人が妻の服を脱がせていきました。
  1. 2014/10/02(木) 01:53:00|
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神の悪戯 第33回

リーダー格の女が笑いながら見ている前で、7人の手によって全裸にされた妻は、大きく脚を開いた格好で押さえつけられていました。
「私達は確かにスケベ親父に処女を売ったが、それでもまだ相手は人間の男だ。しかしあんたは、こんな物で処女を失くすんだよ」
リーダー格の女は理科室から持って来た試験管を出し、妻の大きく開かれた脚の間に座ります。
「じっとしていなよ。暴れたら中で割れてしまって、大変な事に成るよ」
そう言われた妻は怖くて動けず、ただ泣く事しか出来ませんでしたが、いよいよ先が少し入ってきたと思った時に、入り口が開いて叫び声が聞こえました。
「やめろー!」
その声の主は、日頃から妻の様子が変なのを心配していて、義母から学校に行ったと聞いて嫌な予感がして駆けつけた彼でした。
しかしその頃の彼はひ弱だった為に、助けるどころか逆に押え込まれてしまいます。
「こいつは誰だい?」
「優香といつも一緒に登校して来る、隣のクラスの明という男です」
「そうか・・・・・・・それは面白い。こいつのズボンとパンツを脱がしてしまいな」
彼はベルトを外されて、下半身だけを裸にされてしまいます。
「彼女を助けたいか?助けたければここでオナニーして見せな。手を放してやるけれど逆らうと、大事な彼女がどうなっても知らないよ」
妻を見ると依然試験管を当てられていて、暴れれば割れると言われたのが怖くて動けずにいます。
「早くしなよ。まさかやり方を知らないのか?こうやってするんだよ」
リーダー格の女は彼のチンチンを握って扱き始めましたが、この様な状況で変化するはずもありません。
「出すまで許さないよ。そうだ。目の前で大好きな彼女のオマンコを見ればその気に成るだろ。彼女を彼の顔の上に跨らせて、彼にオマンコを見せてやりな」
「いやー。やめてー」
しかし妻は両腕を抱えられ、髪の毛を引っ張られて彼の所に連れて行かれ、顔の上に中腰で跨った状態にされてしまいます。
「ほら。大好きな彼女のオマンコだよ。いつも想像してオナニーしていたんだろ?」
すると彼のチンチンに変化が現れます。
「ほーら、大きくなってきた。誰か彼女のオマンコを開いて、彼に中まで見せてやりなよ」
彼の足を押えていた女が手を放しても、もう彼は抵抗せずにじっと横たわっています。
そして妻がその女の指で開かれると、彼は更に硬さを増していき、リーダー格の女は笑いながら手の動きを早くしました。
「みんな見てごらん。こいつは本当に出してしまいそうだよ」
その時女は急に手の動きを止めて、彼から離れてしまいました。
「あとは自分でやりな。彼女を助けて欲しかったら早くしなよ」
彼は8人の女に冷やかされ、笑われながらも自分で扱き始め、瞬きもせずに妻の開かれたオマンコを見ながら射精してしまいました。
その後妻は、試験管を自分で突っ込んだ事のある女と噂を流され、理科の実験に使う試験管から『リカちゃん』とあだ名をつけられ、彼はその様な妻の姿を想像しながら、毎晩オナニーをしていると噂を流された為に『オナ』と呼ばれるようになりました。
私はその時の妻のショックを考えると、可哀想で抱き締めたくなりましたが、まだ意地を張っていて出来ません。
「その時に傷付いた者同士、結婚の約束をしたのか?」
「いいえ」
その後妻へのイジメは徐々に減っていったのですが、隣のクラスでは『オナ』というあだ名をつけられた彼に対するイジメが始まります。
「私が原因で彼へのイジメが始まったから、毎日彼の部屋に行って孤独な彼に『私がいるから』とか『一生私がそばにいるから』とか言って慰めていました。
私は兄妹の様な感情で言っていたのだけれど、彼は異性として意識していたみたいで・・・・・・・」
その後妻と彼は励まし合い、虐めていた連中が行けないような学校を目指して猛勉強を始めます。
妻と彼には、絶対に知られたくない共通の秘密があったのです。
これを聞いて、妻を虐めていた連中に怒りを覚えると同時に、妻と彼の深い心の繋がりを感じました。
妻が彼の事を、心底悪い人間だとは思えない理由も分かったような気がします。
彼は多感な思春期に、8人もの女生徒の前でオナニーをさせられ、しかも射精までしてしまった事が、その後の人格形成に影響を及ぼしているとすれば、妻にも責任が無いとは言えません。
妻もその事に対して責任を感じているとすれば、彼を憎み切れないのも頷けます。
  1. 2014/10/02(木) 01:54:20|
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神の悪戯 第34回

私は頭の中で、ある仮説をたてていました。
妻もずっと明を好きだったのではないかと。
しかし彼を見ていると忌まわしい記憶が甦ってしまい、それから逃げたくて彼からの愛を拒絶していたのではないかと。
本当は明を愛していても、彼と付き合い一緒になる事は傷を舐め合っているようで許せなかった。
「優香も明を愛していたのだろ?俺と付き合ったのも、明を見ていると当時の事を思い出してしまうので、奴から逃げただけじゃないのか?もう俺とは離婚が成立しているのだし、明と一緒になっても何の問題も無い。それなのに、なぜここに来た?君江と何を話した?」
「大学生の時、あなたのデートの誘いにOKしたのは、今考えるとあなたの言った様に彼から逃げたかったのかも知れない。彼から逃げたかったと言うよりも、過去から逃げたかったのかも知れない。でも会う度にあなたを好きになっていったの。結婚したのもあなたを愛していたからで、決して彼や過去から逃げたかったからじゃない。今でもあなたが好き。彼とあの様な事をしてしまって信じてはもらえないだろうけれど、私が愛しているのは今でもあなただけです」
「でも子供の父親が明だったら、俺とは別れる事が出来た。現に今も簡単に別れられた。ただそれだけの愛だったんだ」
「私はあなたを愛していました。でも子供が出来て彼の子供だと思った時、あなたは許してくれないだろうと思った。そうしたら子供の将来が心配になって。生まれながらに父親のいない子供が可哀想で」
長年子供が授からない事で苦しんでいた、妻の気持ちも理解出来るつもりです。
もう諦めていた子供が出来、子供の事しか考えられなかった妻の気持も少しは理解出来るつもりです。
しかし夫婦になると言う事は、ただお金や生活を共有し、子供の為だけに一緒にいるだけでは済みません。
相手の人生なども全て共有し、身体も相手に捧げるのです。
「優香は明を愛してはいないと言うのだな?奴とは兄妹の様な感情しか無いと言うのだな?明を男として見ていなかったと言うのだな?」
「・・・・はい」
「夫婦に成るという事はセックスもするのだぞ。お前は兄妹でセックスをするつもりだったのか?毎晩兄に抱かれようとしていたのか?」
「それは・・・・・・・」
「現に結婚しなくても奴に抱かれているじゃないか。奴に感じさせられて、俺には聞かせた事が無いような凄い声まで上げていたのだろ?お前は兄に抱かれて、歓喜の声まで上げるのか?兄に跨って、自ら腰まで振れるのか?嘘を吐くな!お前だって奴を異性としてずっと意識していた。お前はメスとして、オスとしての奴を求めた。だから俺と別れて結婚しても良いと思った。お前の身体は奴を夫として、十分向かい入れる事が出来たんだ。それが奇跡的に俺の子供だった為に、父親としての俺を求めただけだ。違うか!」
「違う!違う!私はあなたを愛している!私が愛しているのはあなただけ!」
私は妻の服を荒々しく剥ぎ取ってブラジャーとパンティーだけの姿にすると、子供を叱るかのように膝に腹這いに乗せて、お尻を何度も平手で叩きました。
「奴の子供だったら、今頃お前は奴を愛していた!そうだろ!」
「違う!私はあなたを・・・・痛い・・・やめて・痛い」
「奴の子供だったら、今頃奴に甘えてセックスをお強請りしていた!」
「お願い・やめて・・・・痛いです」
しかし私は、妻のお尻を叩き続けます。
「何だ、この厭らしい下着は!本当は奴に抱かれたいくせに、こんな下着で俺を誘いやがって!」
妻は黒いレースの下着を着けていたのですが、お尻を叩いている内に指が大事な所に当たってしまい、指先に湿り気を感じたので見てみると、その部分だけが濃い黒になって湿っています。
「こんな事をされて感じているのか!いつからそんな淫乱になった!こんな事をされて感じるように、奴に調教されたのか!」
「違います!・・・痛いからやめてー」
叩くのをやめてパンティーを下げ、指を2本当てると難なくヌルリと入ってしまいます。
「何が違うだ!こんな事をされて濡らす女になりやがって!」
中で指を曲げて前後に動かすと、妻のそこはどんどん潤ってきます。
「やめて・・・いや・・・・」
私が指の動きを速くすると、速さに比例して妻の声も大きくなっていきます。
「尻を叩かれただけで、濡らす女になりやがって!こんな話をしている時でも、こんなに濡らしてしまう女になりやがって!」
「違う・・・私はそんな・・・・・・」
「何が違うだ!これでも違うと言うか!」
「いやー・・・こんなのいやー・・・いや・いやー」
嫌と言いながらも妻は飢えたメスになっていて、自らも腰を動かしながら登り詰めてしまいました。
  1. 2014/10/02(木) 01:55:20|
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神の悪戯 第35回

妻は気だるそうに私の膝から降りるとパンティーを直し、床に座り込むと泣き出しました。
「昨日君江さんが来たの。そして君江さんは言ったの。あなたは君江さんを私だと思って抱いていると。普段でも私の事ばかり考えていると」
確かに最近の私は妻の事を考えていました。
君江さんの身体に、寂しさをぶつけた事もあります。
しかし君江さんを妻だと思って抱くような、そんな失礼な事はしていないつもりでしたが、彼女はそう感じていたのでしょう。
「私は嬉しかった。凄く嬉しくて、何も考えずに来てしまった。でも、あなたの顔を見たら怖くて感情を出せなかったの。君江さんの勘違いじゃないかと。やっぱり君江さんの勘違いだった。あんな事をしてしまって許してもらえるはずが無い。そんな事は分かっていたのに」
妻は寝室を飛び出して行ってしまいましたが、私は後を追う事が出来ません
それは意地を張っていただけではなく、君江さんの名前が出た事で彼女を思い出してしまい、彼女に対して後ろめたい気持ちから動けなかったのです。
『俺は君江を、ただの慰み者にしていた訳ではない。俺を裏切った優香が嫌になり、優しい君江を愛したから関係を続けていたんだ。今の俺は君江を・・・・・』
そう自分に何度も言い聞かせていましたが、玄関の辺りで物音がすると、私は君江さんの事も忘れて部屋を飛び出していました。
「どこへ行く!お前は君江の代わりに来たのだろ。自分だけ満足してさっさと帰ってしまうのか?本当に勝手な奴だ」
この時の私には、この様な言い方でしか妻を引き止められませんでした。
「分かりました」
妻は玄関にバッグを置き、俯いたまま寝室についてきます。
「早く脱げ。裸になってそこに横になれ」
妻に覆い被さって乳房を乱暴に掴むと、乳首の先から乳が飛び散りました。
『これは息子の』
神聖なものを触ってしまった気がして、性欲はどんどん失われていきましたが、私の口から飛び出した言葉はそうではありません。
「やめた。奴に散々突っ込まれた穴に入れる気なんて起こらない。散々奴の精液で汚された身体を抱く気にはなれない。優香だって、本当は俺なんかに抱かれたくないだろ。今夜はもういいから明日は早く起きて、洗濯と掃除はちゃんとしていけよ」
結局この日は別々の部屋で寝て、朝起きると妻は洗濯機を回しながら朝食の準備をしていました。
「おはよう・・ございます」
妻を見ると目が真っ赤で、眠れずに夜通し泣いていたようです。
妻はこのあと家中を掃除し、昼食の準備を始めた時に玄関のドアを乱暴に叩く音が聞こえました。
「開けろ!優が来ているだろ!開けろ!」
近所の手前もあってドアを開けると、彼は私を押し退けて勝手に入っていってしまいます。
「優の実家に行って中の様子を伺っていたが、どうも様子が変だったのでもしやと思って来てみたが、やっぱりここに来ていたか。優、帰ろう。優を幸せに出来るのはこの男じゃない。こんな所にいても幸せにはなれない」
すぐに彼の後を追って肩を掴むと、彼が手首を掴んで捻った為に私は仰向けに倒れ、馬乗りになった彼に両腕を押え付けられて自由を奪われてしまいました。
「放せ!」
「優に付き纏うなと言っただろ!もう優に近付くな」
「放して!この人に何かあったら、私は絶対にあなたを許さない!」
妻を見ると、両手で包丁を握り締めています。
「優!」
「もう私に付き纏わないで!」
妻は包丁を前に突き出した状態で、彼に向かって走り出しました。
「優香やめろ!健太はどうなる!」
私の声で妻は立ち止まりましたが、鋭い眼差しで彼を睨みつけています。
『嘘じゃなかった。優香は俺を・・・・・・』
しかし私を助けようとしたのは、私への愛からだけでは無い事を次の言葉で知ります。
「どうして?人を力で押え付けるのは、体だけでは無くて心まで押え付けてしまう事を知っているはずなのに。それなのに・・・・・・もう二度と私の前に現れないで!」
「優・・・・・俺は・・・・・」
彼は妻の視線から逃げるように俯くと、立ち上がって玄関に向かって歩き出しました。
  1. 2014/10/02(木) 01:56:24|
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神の悪戯 第36回

彼が帰って落ち着いた妻は「来週も来ます」と行って帰って行きましたが、その後妻が姿を見せる事は無く、電話すら掛けて来る事はありませんでした。
私はそれ以来君江さんとも別れ、妻との思い出が詰まった家に独りでいるのが堪えられずに、1年後には家を売却してアパートに住み、その翌年には働く気力も無くして会社を辞めてしまいます。
その後はしばらく何もせずにぶらぶらしていましたが、私が会社を辞めた事を知った大学時代からの友人に、新しく始めた会社を手伝って欲しいと頼まれて、もう一度人生をやり直してみようと決断して、遠く離れた地方都市に引っ越しました。
そして最後に妻の顔を見てから7年近い歳月が流れ、こちらの生活にも慣れた私は仕事が終って馴染みの定食屋に向かうと、途中にある学習塾の前に2人の少年が立っています。
するとすぐに一台のワゴン車が止まり、助手席から母親が降りて来て一人を乗せて走り去りました。
『こんな時間まで勉強か。今の子供は大変だ。でも今日は週末だから、家族揃って食事かな?』
すると残った方の少年は、車道に一歩出てその車をいつまでも見ていました。
「車道に出ては危ないぞ。誰か待っているのか?」
「お母さんが、帰りは迎えに来てくれるの。でもお母さんはお仕事が忙しいから・・・・・・」
その時横断歩道を走ってくる一人の女性が、こちらに向かって手を振りました。
「ごめん。仕事で遅くなってしまって」
しかしその女性は近くまで来ると急に立ち止まり、落としたバッグを拾おうともせずに、呆然と立ち尽くしています。
その20分後には私の真向かいの席で、大人のカレーライスを頬張る息子の姿がありました。
「辛くないか?」
「辛いけど美味しい」
息子は顔を上げてそう言うと、また一生懸命食べ始めます。
「そうか」
息子は一口食べる度に水を飲み、夢中でカレーライスと格闘していました。
『この子はさっきの幸せそうな家族を、何を思って見送っていたのだろう』
私は眠ってしまった息子を背負い、妻の済むマンションの階段を上っていました。
「今日はご馳走様でした。コーヒーでもどうですか?」
「でも・・・・・・いいのか?」
「この子と2人だけだから」
「2人だけ?」
『いつもこの子は、一人この部屋で母親の帰りを待っているのか』
私は思い切って聞いてみました。
「明とは?」
「彼は・・・・・死にました」
あの日の帰り、彼は駐車してあった大型トラックに、ノーブレーキで突っ込んだそうです。
それは妻に言われた事を考えていて気付かなかったのか、または意識的に突っ込んだのかは分かりませんが、どちらにしても死ぬ直前まで妻の事を考えていた事でしょう。
妻は多くは語りませんが、おそらく自殺だと思っていて、それで責任を感じて会いに来なかったのだと思います。
自分だけ幸せになろうとする事を、悪い事だと思ったのかも知れません。
「やはり彼を好きだったのか?」
妻は俯いているだけで、私の質問に答えてはくれません。
「もういいじゃないか。昔の事だ」
「あなたに悪いと思っても、彼がどの様な酷い事をしても、やはり私は嫌いにはなれなかった。でも彼に対する気持ちは、本当に愛とは違っていたの。私が愛していたのは・・・・・・・」
妻は息子を託児所に預け、出産から1年後には仕事に復帰したそうです。
しかし借りたアパートが私達の暮らしていた家から近く、私が君江さんと続いていると思っていた妻は、近くにいるのが耐えられずに転勤願いを出しました。
そして転勤となった街がここなのです。
私は運命を信じません。
それは何でも運命だと片付けるだけで、成るべくして成ったと思っていたからです。
しかし流石に今は運命を信じています。
この様な偶然があるなんて、他には説明が付きません。
「ありがとう」
「何がです?」
「健太を育ててくれて」
それからの私は、妻が仕事で遅くなる日は息子を迎えに行って一緒に食事をします。
今まで放っておいた時間を取り戻すかのように、休日は必ず息子の行きたい所に3人で出掛けるのですが、まだ父親だとは名乗っていません。
名乗っていないと言うよりは、まだ父親らしい事を何もしていないので名乗れないのです。
妻に対しても正式にプロポーズしたいのですが、息子の気持ちを考えると焦らずじっくり考えて進めようと思います。
そのくせ週末の夜は、息子が眠ると既に夫婦になってしまっている私達です。


  1. 2014/10/02(木) 01:57:28|
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売れない芸人と妻の結婚性活・ニチロー (25)
ココロ・黒熊 (15)
妻に射精をコントロールされて (3)
疑惑・again (5)
浮気から・アキラ (5)
夫の願い・願う夫 (6)
プライド・高田 (13)
信頼関係・あきお (19)
ココロとカラダ・あきら (39)
ガラム・異邦人 (33)
言い出せない私・・・「AF!」 (27)
再びの妻・WA (51)
股聞き・風 (13)
黒か白か…川越男 (37)
死の淵から・死神 (26)
強がり君・強がり君 (17)
夢うつつ・愚か者 (17)
離婚の間際にわたしは妻が他の男に抱かれているところを目撃しました・匿名 (4)
花濫・夢想原人 (47)
初めて見た浮気現場 (5)
敗北・マスカラス (4)
貞淑な妻・愛妻家 (6)
夫婦の絆・北斗七星 (6)
心の闇・北斗七星 (11)
1話完結■不倫・不貞・浮気 (18)
■寝取らせ (263)
揺れる胸・晦冥 (29)
妻がこうなるとは・妻の尻男 (7)
28歳巨乳妻×45歳他人棒・ ヒロ (11)
妻からのメール・あきら (6)
一夜で変貌した妻・田舎の狸 (39)
元カノ・らいと (21)
愛妻を試したら・星 (3)
嫁を会社の後輩に抱かせた・京子の夫 (5)
妻への夜這い依頼・則子の夫 (22)
寝取らせたのにM男になってしまった・M旦那 (15)
● 宵 待 妻・小野まさお (11)
妻の変貌・ごう (13)
妻をエロ上司のオモチャに・迷う夫 (8)
初めて・・・・体験。・GIG (24)
優しい妻 ・妄僧 (3)
妻の他人棒経験まで・きたむら (26)
淫乱妻サチ子・博 (12)
1話完結■寝取らせ (8)
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