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闇文庫

主に寝取られ物を集めた、個人文庫です。

戦い 第1回

私45歳、妻美鈴42歳、結婚21年目を迎えた夫婦です。
私は一昨年より地方の支社に単身赴任をしていますが、新幹線を利用すれば2時間半程で帰れる
ので、余程の事が無い限り週末には家へ帰っています。妻も仕事を持っているのですが、やはり
土・日曜休みなので、月に一度は掃除を兼ねて赴任先へ来てくれていました。娘は遠く離れた所
の大学に行っているので1人暮らしをしていて、1つ年下の息子も昨年の春より大学生となり、
1人暮らしを始めました。
私には変な妄想癖が有り、会った事も無い妻の会社の社長や上司、同僚などと妻が浮気をして、
私しか男を知らない妻が乱れる姿を想像しては、1人興奮していた事もありました。しかし、誠
実で身持ちの固い妻に限って現実に起こる事は考えられず、また現実に起こってしまっては、興
奮するどころか耐えられないと分かっていたので、あくまでも妄想だけのはずでした。
昨年の1月から2月に掛けて、妻に少し不振な事がありましたが、不振な事と言っても普通なら
何でも無い事です。しかし、また私の妄想癖が始まり、赴任先の暇な夜を埋めるために、日記の
様な形式で小説風に書きながら、妻に対する嫉妬心を楽しんでいたのですが、それは妄想では無
くなり、私の戦いが始まりました。
これはその日記を元に書き直した物です。

2月22日(土)
妻の様子が変なので、今日からパソコンで日記を付ける事にしました。ただ、妻といる土曜、日
曜は書けないので後日まとめて書く事にし、これも実際は24日に書いています。
今朝、妻が朝一の新幹線で来てくれて、掃除や溜まった洗濯物を片付けてくれました。いつもは
月初めなので、今月は2回来てくれた事になります。私達は月に一度、妻が赴任先に来てくれた
時にセックスをしていました。
夜、妻に迫ると。
「生理が来たから駄目なの。ごめんなさい。」
「今月初めに来た時は、急に頭が痛くなったと言って駄目で、今日は生理で駄目か?家に帰った
時は、隣の部屋の子供が気になるからと言って出来ないだろ?どうして生理になるのが分かって
いて今日来た?今年になってまだ1回もしてないぞ。」
「ごめんなさい。来週は、勤め先の仲間が辞めたので、土曜日に気の合う者だけで送別会をする
の。もうそんな歳でもないし我慢出来るでしょ?」
性欲も有りましたが、それよりも妻を抱いていると何とも言えない安心感が有り、この思いは単
身赴任をしてから、一層強くなったような気がします。

2月23日(日)
昨夜、文句を言い過ぎたので、妻は怒って早くに帰ってしまいました。少し言い過ぎたかと思い
ますが、セックスが出来なかったからだけでは無いのです。今年になって、妻が何か変わったよ
うな気がしていました。何が違うのかと聞かれても答えられないのですが、長く夫婦をしている
私には分かります。妻も決してセックスが嫌いでは無く、むしろ好きな方でした。あれの時は、
普段の清楚さからは想像が付かないほど激しく、上に跨った時の腰使いは誰が想像出来るでしょ
う。現に昨年末、子供達がいない夜にした時は、妻が3回目の絶頂を迎えた後に私も放出したの
ですが、妻はまだ許してくれず咥えてきて、もう一度させられたほどでした。
その妻が、もう2ヶ月も無いのに平気な顔をしている。妻に限って浮気は考えられないと思いな
がらも、何か嫌な予感がして仕方が有りません。

3月1日(土)
妻は朝から、私が持ち帰った1週間分の洗濯物を洗ってくれています。まだ先週の事を怒ってい
るのか、昨夜帰ってから何となく不機嫌そうだったのですが、昼食を2人で食べている頃から笑
顔も見せるようになり、少しほっとしました。妻の事を疑っているのに、知らぬ間に機嫌を取っ
ている自分が情けないです。
息子は友達と出掛けて、夜まで帰らないので妻を誘いましたが。
「こんな昼間から何を考えているの?信じられない。」
あっさりと断られてしまいました。
夕方から妻は送別会に出掛けて行き、一人になってしまったので暇を持て余した私は、妻の下着
をチェックしようとタンスを調べました。自分の下着の入っている場所も知らないので、いくつ
か開けて調べていると、やっと妻の下着が入っている引き出しを見つける事が出来、浮気をして
いると下着が変わると聞いた事が有ったので、もしやと思いましたが、普段見慣れた物しか無く
安心しました。まだ本気で疑っていなかった私は、探偵にでもなった気分で他のタンスの引き出
しも、隅から隅まで調べる事にして、一番下の引き出しを開けると、昔着ていた衣類や普段あま
り着ない物が入っています。一番奥に懐かしいセーターを見つけて出してみると、その下には隠
すように綺麗な箱が有り、そこには見た事も無い下着が入っていました。アダルトショップで売
っているような物では無いのですが、ハイレグなど、色も形も普段見た事も無いような派手な物
ばかりです。妻は本当に浮気をしているかも知れないと思い、下着の事を問い詰めたくて寝付か
れなかったのですが、ベッドで横になり、色々な事を想像している内に眠ってしまいました。

3月2日(日)
朝目が覚めると、妻は隣のベッドでまだ寝息を立てています。起こさないようにそっと寝室を出
て、脱衣場に行って籠の中を調べると、先に脱いだ筈の私の衣類より下に、黒い小さな固まりを
見付けて手に取って広げると、見た事も無いパンティーとブラジャーでした。それも、パンティ
ーは洗ったらしく、まだ濡れています。居ても立ってもいられず、寝室に戻って妻を起こしまし
た。
「夕べは何時に帰ってきた?」
「1時頃だと思います。遅くなってごめんなさい。名残惜しくて。」
「嘘をつけ。1時までは俺も覚えている。それより美鈴に下着集めの趣味は有ったか?」
「ごめんなさい。私の勘違いかな?2時だったかも。それより何なの?朝から変な事ばかり聞い
て。下着集め?そんな趣味は有りません。」
「それなら、タンスの一番下の引き出しに入っている箱の中は何だ?それと、この下着はどうし
て洗った。本当に送別会だったのか?」
濡れた黒い下着を投げ付けました。妻は一瞬驚きの表情をしましたが、その後泣き出し。
「酷い。私が浮気でもしていると言いたいの?私はあなただけを見て来たのに。下着も隠してい
たのじゃ無くて、予備に置いて有ったのです。1枚駄目になると、あそこから1枚出して使って
いました。この下着を洗ったのは、帰りの車でトイレに行きたくなり、家までもつと思ったけど、
少し・・・・・・・・。もういいでしょ。あなたは私の事をそういう目で見ていたの?」
下着の件も、予備にしては今までの物とは違い派手な物ばかりで到底納得出来ませんが、浮気の
確証が有った訳では無く、また、女の涙には勝てずに、後ろ髪を引かれる思いで赴任先に戻りま
した。
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  1. 2014/08/22(金) 17:37:54|
  2. 戦い・MM
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戦い 第2回

3月6日(木)
会社から戻ると、毎晩妻の事を考えてしまいます。妻が知らない男に抱かれている姿を想像して
しまい、嫉妬で狂いそうになります。私しか知らない妻の姿を、他の男も知ってしまったのかと
思うと、今迄のように嫉妬を楽しむ余裕など有りません。
無性に妻を抱きたくなり、妻を確かめたくなり、電話をしました。
「年度末で、暫らく土日のどちらかしか休めそうも無いから、今月だけ土日は美鈴が来てくれな
いか?」
「そちらには行きません。あなたに疑われたまま会う気になれません。」
「来月の5日まで帰れないぞ。それまで1回も来ないと言うのか?」
「お互い頭を冷やすのに、丁度いいじゃないですか?」
こんな時に1ヶ月も会えない苦しさから逃れたくて、まだ浮気していると決まった訳では無いと、
自分に言い聞かせました。変なもので、これを書き出した時は無理に妻を疑おうと自分に言い聞
かせていましたが、本当に浮気している可能性がある今は、逆に妻の行動を浮気では無いと否定
している自分がいます。

3月15日(土)
土日のどちらかは休めると思っていましたが、今週も、来週も休めそうも有りません。来週の3
連休は大学が決まった息子の引越しですが、友達に手伝って貰うので心配要らないとメールが来
ました。
夜10時頃電話をすると息子が出たので、手伝いが出来ない事を謝り、妻に代わってくれるよう
に言うと、仕事仲間と食事に行くと言って出かけたまま、まだ帰っていないと言われました。0
時にもう一度電話を掛けると誰も出ません。息子の部屋には電話が無いので、眠ってしまって聞
こえないのだろうと思いましたが、私達の寝室には電話が置いてあるので、帰っていれば妻は起
きるはずです。妻の携帯に掛けてみると、なかなか出ません。諦めて切ろうとした時に妻の声が
聞こえました。
「なに?今頃電話してくるなんて。何か有ったのですか?」
「いや、別に。家に掛けたのだが誰も出なかったのでな。食事会だって?」
「そう。友達と居酒屋で食事していて遅くなっちゃった。もう帰ります。」
居酒屋にしてはやけに静で、微かにBGMが聞こえます。それに、電話に出た時の妻の息遣いは
可也乱れているように感じました。私は動揺して、その後何も言わずに電話を切ってしまいまし
た。

3月29日(土)
31日まで掛かると思った仕事も、ようやく昨日で片付きました。
あれからの私は地獄の日々で、仕事で疲れていても、マンションに帰ると妻の事を考えてしまい、
深夜まで寝付けないのです。心身ともに疲労困憊していましたが、休みになった事を告げずに赴
任先を発ち、家に着いたのは夜9時を過ぎていました。
息子は既に1人暮らしをしていて、妻が1人で待っているはずの家は留守だったで、合鍵で開け
て入ると、疲れから食事も摂らずに眠ってしまいました。

3月30日(日)
目が覚めたのは午前6時でした。しかし妻はまだ帰っておらず、コーヒーを煎れて、トーストと
目玉焼きを食べていると、暫らくして帰って来た妻は私が居る事に驚き、何も言わない私に必死
で言い訳を始めました。
「友達に、相談に乗って欲しい事が有るから家に来て欲しいと頼まれて、話が長くなってしまっ
たので、帰っても誰もいないのなら泊まっていってと言われたので泊めてもらったの。帰れるの
なら連絡してくれれば早く帰って来たのに。ごめんなさい。」
そう言い終ると返事もしない私を残して、慌ててシャワーを浴びに行きました。気付かれないよ
うにバスルームに行き、いきなりドアを開けると、物音に気付いた妻は両手で前を隠した格好で、
背を向けてしゃがみ込んでいて、真っ赤なパンティーだけがシャワーに打たれています。
「あなた。急に何なの?恥ずかしいから出て行って。」
「下着を洗っていたのか?また少し漏らしたのか?それにしても見た事も無い派手なパンティー
だな。」
妻は無言で俯いていました。キッチンに戻って冷めたコーヒーを温め直して飲んでいると、戻っ
てきた妻は、また一生懸命言い訳を始めました。
「本当は、気分転換になるから時々色々な派手な下着を穿いていたのだけど、こんなのを着けて
いる事を知られると、いくら夫婦でも恥ずかしいから隠してあったの。それで、あなたに見つか
らない内に洗濯して隠そうと思って。この前は嘘をついてごめんね。」
妻の浮気を確信しましたが嫉妬心は復讐心に変わり、意外と冷静な事が自分でも不思議でした。
復讐しようにも、相手が分からず証拠も無いのでは誤魔化されるだけです。
「もう分かった。美鈴を信じるよ。それより2人だけだから今からどうだ?」
その気にはなれないのに、妻の反応を見るために言うと。
「ごめんね。こんな昼間は嫌なの。誰かお客さんが来るかも知れないし、落ち着かなくて。」
想像どおりの答えでした。
「来週は私が行くからその時ね。」
この前までは、もう行きたくないと怒っていたのに、やはり後ろめたいのか、優しい口調の妻に
戻っていました。
  1. 2014/08/22(金) 17:39:01|
  2. 戦い・MM
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戦い 第3回

4月5日(土)
今週はこちらに来るはずの妻が、昼を過ぎても来ません。
昼過ぎに電話が有り。
「あなた、ごめんなさい。行こうと思って準備していたけど、急に気分が悪くなってしまって。
更年期障害かな?早い人はもう私の歳でも有るって聞くし。」
「そうか・・・・。それより、もう子供もいないのだし、美鈴もこちらで暮らさないか?離れて
暮らさなくてもいいだろ?」
妻が仕事を辞めれば、今は子供達にお金が掛かるので、経済的に苦しくなるのは分かっていまし
たが、なぜか無性に寂しくなった私がそう言うと。
「ごめんね。それは出来ないわ。今の仕事が好きだし、今辞めると会社に迷惑も掛けてしまう。
お願い、続けさせて。もう少しで、あなたも戻って来られるでしょ?」
その夜は7時に電話しましたが、妻は出ません。その後何回も電話しましたが、結局妻は出ず、
携帯も電源を切られていて繋がりません。どうやって証拠を掴むか考えながらベッドに横になり
ましたが、浮かんでくるのは、妻の白い裸体が他の男によって貫かれている姿です。妻が男に跨
り、腰を振っている姿です。

4月6日(日)
悔しさでとうとう眠れず、朝まで何回も電話し続けましたが、妻が電話に出たのは、もう朝の8
時を過ぎていました。
「何処かに行っていたのか?夕べ9時頃に電話したが出なかったな。携帯も切られていたし。」
7時から朝まで、何回も電話した事を隠して聞くと。
「・・・・・・・ごめんなさい。あなただったの?ちょうどトイレに入っていて、電話が鳴って
いるので急いで出たけれど間に合わなくて。携帯が切れている?充電不足で電池が切れているの
かな?見てみます。・・・・・・それより何か急用でも有ったのですか?」
「いや。急に美鈴の声が聞きたくなって・・・・・。」
「いい歳をして何を言っているの?変な人。」
あの誠実だった妻が、簡単に嘘を言える女になってしまった事へも、強い怒りを覚えました。

4月12日(土)
昼過ぎの新幹線で帰ってきました。夕食は久し振りに2人で外食して、帰りに車を止めて、キス
をしようとしましたが。
「ちょっと。こんな所でやめてよ。人に見られたらどうするの?私達そんなに若くないのに。」
家に帰って風呂に入り、妻を誘うと。
「あなた。本当にごめんなさい。あれが来ちゃったの。」
「いつもは22日前後のはずだろ。本当なのか?」
「ええ。やっぱり更年期かな?不規則になるって聞くし。本当にごめんね。」
私はキスだけでもと思い、強引に妻に抱き付いてキスをしようとすると、妻は私の顔を両手で押
して、キスを拒みました。
「ごめんね。その気になってしまうから。今度ね。」
「もういい。もう寝る。」
何故か妻は涙を流していました。妻は浮気相手を愛してしまい、私とはキスさえも嫌なのだろう
かと思うと、嫉妬、悔しさ、怒りで体が震えました。

4月13日(日)
今日は朝から同僚に会うと嘘を言い、電話帳で調べた興信所に行きました。1件目は、どうも胡
散臭そうだったので説明だけ聞いて保留にし、2件目に行くと、最初に行った所より感じが良く
料金も少し安いのですが、それでも結構な金額です。今週の月曜から日曜まで頼むつもりでした
が、余りに高額で、妻に内緒ではどうにもなりません。男と会う日が特定出来れば小額で済むと
言われ、結局、次の金曜日と土曜日の2日間だけお願いしました。勿論、日曜日までずれ込めば
延長してもらいます。
「さっき携帯に電話が掛かって、何か仕事上のトラブルが有ったようなので、来週は帰れない。
美鈴に来て欲しいが、違う支社に出向く事になるだろうから来ても会えないと思う。新幹線代も
勿体無いから来週は来なくていいぞ。電話を掛ける事も出来ないかも知れないから、何か有った
ら携帯に電話してくれ。」
そう言い残して、赴任先に帰りました。これで妻は自由に行動出来るはずです。

4月19日(土)
夜7時に、妻が男とラブホテルに入ったと、興信所から携帯に電話が有りました。やっと証拠を
掴める喜びと、本当に妻が浮気していたとゆう失望感が入り乱れ、急いで新幹線に飛び乗って家
に帰りましたが、当然、家は真っ暗で誰もいません。すぐにでもラブホテルに行って怒鳴り込み
たい心境でしたが、十分な証拠が取れないといけないので、我慢するように興信所から言われて
いて動けません。今頃妻は・・・・・・・と思うと悔しさで、眠れぬ夜を過ごしました。
  1. 2014/08/22(金) 17:41:11|
  2. 戦い・MM
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戦い 第4回

4月20日(日)
妻は朝の8時に帰ってきました。
「えっ・・・・・・。あなた・・・・・・・どうしたの?お仕事は?」
「ああ。昨日で片付いた。それよりまた朝帰りか?一晩楽しんできたのか?俺の知らない男に跨
って、一晩中腰を振っていたのか?」
「あなた。何を言っているの?違います。そんな事はしていません。」
「分かった。分かった。もういい。こんな淫乱な母親だったと知ったら、子供達もどう思うだろ
うな?可哀想に。お前達は絶対に許さんからな。徹底的にやってやる。一生怨んで、きっと後悔
させてやる。」
「あなた。何を言っているの?勝手に勘違いをして、子供達に変な事を言わないでくださいね。
私はただ友達の家に・・・・・・・。いったいどうしたのです。」
「ほう。お前の友達はラブホテルを経営しているのか?」
その時、携帯が鳴りました。
「はい。すぐにお伺いします。」
「興信所からだ。相手の男も分かったそうだ。夕べのお前達の行動も、全て写真に写せたとさ。」
「えっ・・・・・。興信所?」
妻は床に座り込み、泣き出しました。
「俺は今から興信所に行ってくる。お前は子供達と、お前の両親を呼んでおけ。お前が何処に行
って何をしていたのか、みんなで写真を見ながら聞こうじゃないか。相手の男も呼んでおけよ。」
興信所で報告書と写真を受け取り、説明を聞いて帰ると、玄関に男物の靴が脱いであります。急
いで部屋に入ると若い男が私に気付き、土下座しました。怒りが頂点に達していた私は、いきな
り顔を蹴り上げ、仰向けに倒れた男を更に蹴ると、泣きながら立っている妻の頬を平手で叩き、
頬を押さえて座り込んだ妻と、顔を両手で覆って、声を出して泣いている男を見て、やっと興奮
も少し収まり。
「子供とお前の両親には連絡したか?」
「お願いですから、子供達と両親には・・・・・。お願いです。」
「駄目だ。こんな子供と同じような若い奴と・・・・・。子供達にも、親にも、会社の仲間にも、
友達にも、近所にも、お前の本当の姿を教えてやる。俺は恥を掻いてもいい。散々コケにされた
のだから、これ以上落ちる所は無い。お前はこうゆう淫乱な女だと、みんなに教えてやる。今朝
まで楽しんでいたラブホテルの部屋も、SMの部屋だそうだな?いつもそうなのか?お前達がそ
ういう趣味なのも、全てみんなに教えてやる。」
「お願い。誰にも言わないで。子供達には言わないで。生きていられない。」
「生きていられなければ死んでもいいぞ。例え死んでも、みんなにはどんな女だったか教えてや
る。お前の両親にも、自分達が育てた娘がどんな女なのか分からせてやる。」
妻は激しく泣きながら。
「両親の事は言わないで。お願い。お願い。」
相手の男をよく見ると、色白でひ弱そうな、いかにも真面目そうな男です。
「おい。お前の住所氏名と電話番号、車の車種もナンバーも分かっているから、もう逃げても無
駄だぞ。」
「・・・・はい・・・・逃げた・・り・・しません・・・・・今日は・・・お願いが・・・・・。」
「馬鹿かお前は。お願い?お詫びだろ?・・・・泣くな、聞き取り難いだろ。名前は、鈴木健一
と言うのか?お前の歳と、仕事と、家族構成を聞かせろ。」
「歳は・・24歳・・・・職業は・・・・中学の・・・教師を・・・・・。家族は・・高校生の
時・・・・父が死に・・・・それ以来・・・小学校の教師をしている・・・・母と・・・・2人
暮らしで・・・・・。」
「まだ若かろうと、母子家庭で育とうと、中学の教師だろうと、責任はきっちり取って貰うから
な。一生償わせてやる。今日はもう帰ってくれ。お前を見ていると殴りたくなる。来週お前の家
に行くから、後の事はその時話をしよう。」
赴任先には妻も連れて戻りました。

4月21日(月)
夕べは疲れて、何も聞かずに眠りましたが、妻は眠れなかった様子で目が真っ赤です。
「会社には辞めると電話しておけよ。」
「ごめんなさい。許して下さい。さっき同僚に電話して・・・・・・・親戚に不幸が出来たから
・・・・・・・何日か休むと・・・・・・。」
「お前は平気で嘘がつける女になったな。まあいい。俺が帰って来るまで一歩もここから出るな。」
仕事が終わり急いで帰ると、妻はまだ泣いていましたが、そんな妻に質問を浴びせました。
「あいつと何処で知り合った?」
「彼は大学生の時に、私の勤めている会社へアルバイトに来ていました。今年の新年会で偶然隣
どうしの部屋になって、彼の宴会が先に終わり、みんなとも顔見知りだったので、彼だけ私達に
合流したのです。お酒も飲めないし帰りが遅くなる事も考えて、一度家に戻り、車で行っていた
ので、帰る方向が一緒だった彼を乗せて帰り・・・・・・。」
「お前の運転という事は、お前がホテルに誘ったのか?」
「違います。途中、彼が相談に乗って欲しい事が有ると言ったので、路肩に車を止めて話を聞き
ました。彼の悩みは、オチンチンが小さくて風俗にも行けず、ましてや女の子と付き合う事も出
来ないので未だに童貞で、将来結婚も出来ないだろうと言う悩みでした。最初私は、からかわれ
ていると思っていたのですが、彼の顔を見ると真剣で、目には涙も溜まっていました。その後彼
は泣きながら、私に憧れを持っていた事や、私ならこんな事を相談しても馬鹿にしないと思って
打ち明けた事を話して、男として大丈夫なのか試させて欲しいと言いました。」
「それで淫乱なお前は、待っていましたとばかりにホテルに連れ込んだ。」
「お願い、そんな言い方しないで。当然私は強く断りました。でも、何度も何度も泣きながら、
真剣に訴えてくる彼を見ている内に、何か母性本能のような物が出てきて、今ここで見せてくれ
て、話が本当なら考えてあげると言ってしまいました。」
「あいつは見せたのか?本当に悩むほど小さかったのか?」
「彼がズボンとパンツを一度に下げたので見てみると、あなたのしか知らない私でも、流石に他
の人より小さい事が分かるぐらい、小さい事に唖然としましたが、硬くなった時はまた違うだろ
うから、もう元に戻すように言うと、試して下さいと言いながら私の手を掴んで、オチンチンを
触らせました。性的な物からではなくて興味から、硬くなるように手でしてしまったのですが、
緊張しているのか一向に硬くならないので、夢中になっていた私は彼に言われるまま、口も使っ
てしまい・・・・・・・・。」
「口も使った?いくら母性本能からだとしても、よくそんな事が出来たな。本当は若い男とした
かったのだろ?本当に小さかったのか?・・・・それからどうした?」
「私、どうかしていました。ごめんなさい。ごめんなさい。・・・・・・・・口でしていると硬く
なって、ある程度大きくはなったのですが、それでも彼の話したとおり、硬さは有っても可也小
さく、そんな事をしている内に、自分でも何をしているのか訳が分からなくなっていて、ラブホ
テルに行ってしまいました。部屋に入ってベッドを見た時、やはりこんな事は許される事では無
いから、何もしないで出ようと思いましたが、彼を見ると“これで大人になれる。それも、ずっ
と大好きだった美鈴さんにしてもらえる。”と泣きながら喜んでいて、また可哀想になってしまい、
関係を結んでしまいました。」
いくら可哀想でも、私には許せる事では有りません。私しか知らない妻の中に入り、私しか知ら
ない妻の顔を、他の男に見られたのです。
「そうか。お前は可哀想な人なら、誰にでも股を開くのだな。可哀想な人間なんて世の中に沢山
いる。今から連れて来たら、順番に相手をしてやるのか?お前みたいな女と結婚した、俺が1番
可哀想な人間だろ?」
妻はただ泣くだけで何も答えません。
「本当に小さかったのか?そう言っているだけで、本当は気持ち良くて何回も達したのだろ?お
前の話は信用出来ないからな。」
「最初は彼に自信を付けさせようと思って、感じなくても演技するつもりでした。でも彼のアレ
が小さいので、スキンが緩くて外れないか気になっている間に、1人興奮していた彼は出してし
まいました。私は達しませんでした。本当です。」
自分の物で妻を感じさせる事が出来ずに、すぐに出してしまった彼の失望は相当なもので、もう
1度だけ付き合って欲しいと、泣きながら頼んでくる彼が可哀想になり、また会う約束をしてし
まったそうです。
本当に母性本能からだったにしても、当然妻と相手の男を許す事は出来ません。まだ聞きたい事
も山ほど有りましたが、妻が裸で若い男に手ほどきをしている姿が浮かび、耐えられなくなった
ので、今日はここまでにしました。
  1. 2014/08/22(金) 17:42:11|
  2. 戦い・MM
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戦い 第5回

4月22日(火)
この日も会社から帰ると妻に質問責めでした。
「あいつと何回会った?会う度にしていたのか?」
「・・・・・・20回以上は・・・・・でも、毎回ラブホテルに行っていた訳ではありません。
ホテルに行っても悩みを聞いてあげたりするだけで、関係を持つ事はほとんど無かったです。」
「朝帰りの時も?違うだろ。」
「・・・・・・・はい・・・・・・その時はセックスもしました。でも、彼はすぐに出してしま
って、30分程度の行為です。勿論私は達する事もありません。いい訳にはならないけれど本当
です。ごめんなさい。許してください。」
「歳が可也上だと言っても、若い男が女と一晩一緒にいてそれで済むのか?言ってみろ。」
「・・・・・本当です。あとはほとんど話をしていて・・・・・ただ眠る時は、彼が安心出来る
からと言うので、抱き締めてあげて寝た事もありましたが、それも裸ではありません。私も彼も
下着を着けて、浴衣も着ていました。」
「本当か?SMの部屋で?信用出来ないな。」
「ごめんなさい。本当です。あの日はあの部屋しか開いて無くて・・・・・・・入ってみて、彼
も私も驚きました。・・・・・・・・私は彼の事を息子のように思って・・・・・彼には恋愛感情
などありません。それだけは信じて下さい。もう二度と会いません。許して下さい。」
妻を許した訳ではありませんが、彼で達しなかった事やほとんどセックスもしていない事、また
恋愛感情も無かったと聞いて、何故かほっとしている自分に気付きました。
まだ妻を愛していて離婚は考えられなかった上に、今の話を聞いて怒りも少し収まり、心の中で
はこの時点で、許さなければ仕方ないと思いました。
「最後に聞くが、美鈴はこれから、俺との関係をどうするつもりだ?」
「もう二度と裏切りません。都合のいい考えだけれど、このまま夫婦でいたいです。一生を掛け
て償わせて下さい。怨まれたままでもいいから、夫婦でいたいです。お願いします。」
「俺は一生この事を忘れないだろう。度々思い出して、色々な仕打ちもするだろう。それでもい
いのか?」
「どんな事をされても、私が悪いのだから喜んで罰を受けます。どんな事をされても、どんなに
怨まれてもいいから、お願いします。お願いします。」
妻を許す事にしても、彼に対する怒りは妻の比では無いので、後は相手との決着をどう付けるか
という事で頭がいっぱいです。

4月26日(土)
今日の午後、彼と話し合うために妻と朝早く赴任先を発ち、午前中に家に着きました。妻を家に
残して、私1人で彼の家に行くつもりでしたが、彼から電話があって、謝罪に来たいと言いまし
た。私は彼が言うように、謝罪する方が来るのが礼儀だと思い、提案を受け入れました。
午後1時位に彼はやって来ましたが、私が上がるように言っても、土間で土下座をしたまま顔も
上げません。どうにか部屋に通しても、妻とは目を合わせる事も無く、また土下座をして謝罪の
言葉を繰り返しています。妻も彼と目を合わせる事も無いのですが、時々心配そうな目で、彼の
方を見る事はありました。
私は彼が少しでも逆らったり、逆切れしたりした時は学校へも行き、徹底的にやるつもりでした
が、私がどんなに罵声を浴びせても、その度に謝罪する子供と同じような歳の彼を見ていて、彼
の事も許さなければ仕方が無いのかと思い始めていました。
「お金で済む問題とは思っていませんが、ここに百万預かってきました。もう二度と連絡もとり
ません。会う事もしません。約束しますのでどうか今回の事はこれで許して下さい。お願いしま
す。誓約書も書きます。お願いします。」
「預かってきた?」
「いいえ、違います。緊張していて言い間違いました。すみません。」
教師になって1、2年で百万は、楽な金額では無いと思い、誠実さも少し分かって、彼もまた、
許さなければ仕方ないと思いました。

4月27日(日)
許したと言っても、やはり妻と彼の事が気になり、今日も朝から質問ばかりしていました。
「どうして俺とはキスすら拒んだ?」
「ごめんなさい。どんな理由があっても私の身体は汚れてしまいました。こんな身体では申し訳
なくて。あなたに悪くて・・・・・それで・・・・・・。」
妻は質問する度に泣いて謝りましたが、気になる事は全て聞いて、早く忘れるように努力しよう
と思います。

4月29日(火)
今日は祭日なので、赴任先のマンションに1人でいます。妻を連れて来たかったのですが、勤め
を続けさせる事にしました。仕事を続けさせる事は、経済的な理由も有りましたが、妻の精神的
な事も考えて、今までの生活に戻るのが1番良いと判断したからです。あの時は興奮して、子供
達に全て話すと言いましたが、それをしてしまっては妻の居場所が無くなり、本当に死んでしま
い兼ねないので、本心では有りません。
昼ごろ電話をしましたが、妻は出なかったので携帯に電話すると、そこは浮気していた時に電話
から聞こえていたのと同じで、静かでBGMが聞こえています。
「今何処にいる?また会っているのじゃ無いだろうな。」
「違います。連絡したとおり今日は仕事です。今昼休みで近くの喫茶店にみんなで来ています。
本当です。信じてください。信用出来ないのなら、今課長と代わります。」
「いや。そこまではいい。」
自分が休みだったので、妻が出勤なのを忘れていました。それでも念の為に彼から聞いておいた
携帯に電話すると、今日は子供達の部活を看ていると言われ、確かに子供達の声も聞こえていま
した。妻を1人残してきても、妻の様子とあの男の態度を見る限り、接触を持つ事は無いと信じ
ている積もりでしたが、まだ日が浅いせいか完全には信用出来ないでいます。

5月5日(月)
今年のゴールデンウイークは、カレンダーどおりの休みしか無かったので、いま赴任先のマンシ
ョンに戻ってきました。2日の夜には娘と息子も帰ってきて、久し振りに親子4人が揃い、妻の
一件も忘れて楽しい時をすごし、今朝、娘と息子は戻って行ったので昼間から妻を誘うと、妻は
泣き出しそうな顔で頷きましたが、そのような妻を見て、結局私がその気になりませんでした。
妻に対して嫌悪感のような物があり、妻を抱ける日が来るのかと少し不安です。
  1. 2014/08/22(金) 17:43:18|
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戦い 第6回

5月9日(金)
仕事から帰ると妻から電話が有り。
「あなた、ごめんなさい。明日も仕事になってしまいました。明日帰ってきても留守にしている
と思います。出来る限り早く帰りますので、お願いします。」
「また休日出勤か?ここのところ、いつ電話しても残業で帰りが遅いみたいだし、お前また変な
事をしてないだろうな?」
「本当に仕事です。あなたが心配になるような事ばかりでごめんなさい。今凄く忙しくて・・・・・・。
あの時に休んでしまって迷惑を掛けているので、断り難くて・・・・。」
「仕事なら仕方ないが、俺はまだ完全に美鈴を信用出来ないでいる。本当に反省しているなら、
俺に疑いを持たせるような事は出来るだけやるな。明日の朝帰るから、仕事が終わり次第帰って
来いよ。」
「ごめんなさい。早く帰ります。」
土曜日に妻がいないのなら、帰らないでおこうかと思いましたが、妻を見ないと何か不安で、帰
る事にしました。

5月10日(土)
昼前に家に着いたので、途中のコンビニで買った弁当を食べていると、妻から電話が有り。
「あなた、お昼は何を食べています?コンビニのお弁当?ごめんなさいね。こちらに帰ってきて
もそのような物を食べさせて。今課長に誘われて近くの喫茶店で食事しているのですが、残業や
休日出勤の事を相談してみたら、あなたに話しがしたいと言うので代わります。」
「ご主人ですか?課長の野田と申します。奥様にはお世話になっております。実はこの不況で早
期退職者を募り、新規採用を抑えたのでどの部署も人手不足で、残業をしないとどうにも成らな
い状態でして、特にうちの部署は酷くて、休日出勤までお願いした次第です。お恥ずかしい話、
奥様は私より仕事が出来ますので、ご主人には悪いと思いながらも、ついお願いしてしまいまし
た。ご主人の不満も分かりますが、どうかご無理言えないかと・・・・・・。ご主人の会社はど
うですか?」
「妻の事を良く言って頂き恐縮です。私の所も同じような物で、サービス残業ばかりしておりま
す。お聞きとは思いますが、単身赴任をしておりますので、つい不満を言ってしまい恥ずかしい
限りです。私もサラリーマンですので事情は分かります。妻のような者で良ければ、宜しくお願
いします。わざわざ電話頂き、ありがとうございました。」
私が帰って来た時は妻にいて欲しいのですが、妻の上司から言われれば、こう答える他ありませ
ん。妻が本当に仕事だと分かり、少し気持ちが落ち着きました。妻は7時に帰って来たのですが、
疲れているのか元気が無く、外食を進めましたが、夕食ぐらい手料理を食べてもらうと言って、
すぐにキッチンへ行ってしまいました。

5月11日(日)
昨夜の妻は夕食の片付けが終わると今日は疲れたと言い、お風呂に入るとほとんど話らしい話も
しないで、謝りながらベッドに入って寝てしまいました。今朝起きてからも、私の持ち帰った衣
類を洗濯したりしていて、私と同じ部屋には一緒にいないので、話どころか顔も見せません。
昼食の時、やっと妻と話が出来たのですが、私の話には上の空でやはり元気が有りません。
「大丈夫か?凄く疲れているみたいだな。」
「大丈夫です。少し疲れているだけですから。それよりも・・・・・あなたに・・・・お話が。
やはりいいです。ごめんなさい。」
「なんだ?言い掛けて気持ちの悪い。もう、大抵の事では驚かないから言ってみろ。」
「このような事をしてしまって言い辛かったので、諦めていたのですが、今度の土曜日に温泉で
私の行っていた女子高のクラス会があるのです。このような事をしてしまい断ったのですが、昨
日、仕事だとは知らない紀子から電話があって、私が行かないなら面白く無いので紀子も行かな
いと言われて・・・・・まだ間に合うから一緒に行こうと言われて・・・・・・いいえ。ごめん
なさい。今の私は行ける立場ではありませんでした。忘れてください。・・・・ごめんなさい。」
そう言われると、逆に寛大なところを見せてしまい。
「俺も知っている親友の紀子さんだろ?行ってくればいいじゃないか。美鈴も疲れているようだ
し、気分転換になるだろ?行って来いよ。」
「いいの?ありがとう。ごめんね。」
妻はこの事が気になっていて、気持ちが沈んでいたのだと思いましたが、本当に疲れているのか、
私が行く事を許してもなお元気が無く、お礼を言う時も俯いたままで、私と目を合わさない事が
気になりました。

5月14日(水)
今日は少し早く帰れたので妻に電話をしましたが、やはり妻は元気が無く。
「どうした?一度医者にでも見てもらった方が良くないか?」
「大丈夫です。仕事の事で少し悩みがあって・・・・・それで少し・・・・ごめんなさい。」
「それならいいが、クラス会は大丈夫か?行けるのか?」
「はい・・・行けます・・・・身体はどうもありません。ありがとう・・・ごめんなさい・・・
ごめんなさい・・・・・心配掛けて・・・・・ごめんなさい・・・・・。」
「なんだ?泣いているのか?」
「あなたが優しいから・・・・・ごめんなさい・・・・・。」
妻が泣いた訳は本当に優しくされたからでは無くて、何か私に隠し事をしている罪悪感から泣い
たような気がしてなりません。電話をして余計に心配になりました。

5月16日(金)
まさかとは思いましたが、彼の携帯に電話してしまいました。
「君に聞きたい事があるので明日の夜会えないか?」
「その節はすみませんでした。何か・・・・・。」
「いや。今回の事とは関係が無いのだが、君の勤めている中学に偶然知人の子供が通っていて、
その子の事で相談したい事が・・・・・・・・。」
「虐めか何かですか?それなら明日でも明後日でもいつでもご都合の良い時間を言って下さい。」
「・・・・いや、やめておく。まだ知人に頼まれた訳ではないので、はっきりしてからにするよ。」
言った事は勿論嘘です。また妻を少し疑い出していた私は、もしかすると彼と温泉に行くのでは
無いかと思い、彼の反応を見たかっただけですが、彼の返答から、明日妻と会う事は無いと確信
しました。

5月17日(土)
あれからずっと妻の事を考えていましたが、考えれば考えるほど悪い方に考えてしまいます。
妻のプライベートでは、いい歳をして嫉妬深い男と思われないかと、ほとんど電話を掛けた事は
有りませんでしたが、今はそのような事を言っていられる心境ではなく、夜電話を掛けました。
「身体の調子はどうだ?楽しくやっているか?紀子さんとはもう何年も会っていないから変わっ
ただろうな。携帯で写真を撮って送ってくれないか?美鈴のもカメラ付きだったよな?」
「・・・・はい?・・・・・写真ですか?・・・・・・分かり・・ました。」
妻の声は相変わらず沈んでいました。数分して送られてきましたが、それは、旅館の部屋らしい
所で写っている、浴衣を着た妻一人の物です。浴衣姿の妻は私が見ても色っぽく、しばらく見入
っていましたが、やはり妻1人なのは納得出来ずに電話しました。
「ごめんなさい。みんなで写ろうと思ったのですが、温泉に入ってみんなスッピンなので断られ
てしまって・・・・・・ごめんなさい。」
電話を切ってからもう一度妻の写真を見ると、画像が良く無くはっきりは見えませんが、妻は化
粧をしているようです。一層不信感が募り、明日日帰りで帰る事にしました。
  1. 2014/08/22(金) 17:44:22|
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戦い 第7回

5月18日(日)
朝1番の新幹線で帰り、途中駅から電話をして、彼に先日の事で相談に乗って欲しいと嘘をつい
て来てもらう事にしました。家に着くと彼は既に来ていて、車の中で待っていました。妻が彼と
一緒で無い事は分かりましたが、妻が塞ぎ込んでいる訳を知っているのでは無いかと、家の中に
入ってもらいました。あの誠実だった妻が浮気をした事は今でも信じられません。その妻が彼と
別れてすぐに、違う相手と浮気する事は無いと思っていましたが、色々質問しても彼の返答は弱
弱しく、俯いたままなので、何か隠していると思い。
「何か隠しているな?そうか、分かった。今までの事を教育委員会に行って話して来る。」
「それだけは止めてください。お願いします。女手1つで育ててくれた母を失望させたくありま
せん。お願いします。それだけは・・・・・・・。」
「それなら話せ。妻の事で隠している事があるだろ?話してくれればそのような事はしない。」
彼は泣き出し。
「すみませんでした。嘘をついていました。・・・・・・私は奥さんと浮気していません。」
「浮気していない?どういう事だ?訳が分からん。正直に話せ。」
「実はある人に頼まれて・・・・・・。たぶん奥さんは今その人と・・・・・・・。」
「でもお前と妻がラブホテルに入るところも、出てくるところも興信所が写真に・・・・・・。」
「その人に頼まれて奥さんを迎えに行き、少ししてから私はその人の車で帰り、また朝に迎えに
行って送り、その人は後から自分の車で帰りました。」
「本当か?まだ信用出来ない。部屋のキーも受け取り、一緒にエレベーターに乗って行ったと、
興信所から聞いている。」
「奥さん1人では恥ずかしいだろうから部屋まで送って、その人が来るまで待つように言われて
いました。」
「どうしてその様に手の込んだ事を?」
「ご主人が疑い出したと奥さんが言われたそうで、探偵でも付けられていると困るからと言って。
もしもの時自分は助かるようにしたのだと思います。奥さんは、私が送り迎えをしていた本当の
理由は知らないはずです。」
「その男は誰だ?どうして教師のお前がそこまでした?」
「その人の名前と、理由は言えません。ごめんなさい。母を悲しませてしまう。私の口から、そ
れだけは言えません。ごめんなさい。許して下さい。」
彼が走って出て行った後、1人残された私は失望と悲しみで声を出して泣きましたが、やがて悲
しみは怒りに変わりました。
妻は夜10時に帰ってきて私に驚き、何か言い掛けましたが私が思い切り頬を張ると、ばれた事
を悟ったのか泣き崩れましたが、更に服を剥ぎ取ろうとすると、狂ったように泣きながらそれを
拒みました。
「誰と温泉に行っていた?お前がその様な女だったとは。嘘で固めて裏切り続けやがって。汚れ
た身体を見せてみろ。クソー。」
ブラウスと黒いブラジャーを剥ぎ取ると、乳房に何箇所かキスマークや噛まれた痕のような物が
赤く残っています。さらによく見ると、手首や足首も微かに赤くなっていたので、私の脳裏には、
温泉旅館の部屋で、妻が縛られた格好で顔も分からない男に責められている姿が浮かび、悔しく
て、また妻を平手で殴りました。

5月19日(月)
妻に罵声を浴びせ続けていて、正気に戻ったのは0時を過ぎていました。妻の顔を見ると腫れて
いて、口の中を切って唇から血が垂れています。少し落ち着いた私はハンカチを出して血を拭き
取るように言い、問い正しました。
「相手は誰だ?そいつも徹底的にやってやる。相手を言え。」
妻も2時間泣き続けたので少し落ち着いたのか、涙は流していますが割と冷静な口調で。
「ごめんなさい。彼の名前だけは言えません。ごめんなさい。ごめんなさい。」
「まだ庇うのか?頭に来た。」
また手を上げましたが腫れた顔を見て、もう殴れませんでした。
「それだけは言えません。どのような罰も受けます。許して下さい。彼の事だけは言えません。」
「そうか。それならどの様な手を使っても必ず調べて、地獄に落としてやる。」
私は聞きたい事がまだ沢山あったのですが、妻がまた激しく泣き出したので、落ち着くのを待ち。
「相手の事は置いておいて、どうしてあの先生と浮気したと嘘をついた?どうしてあのようにス
ラスラと嘘をつけた?正直に話せ。」
「それは・・・・・・彼が・・・・・・。」
「話を聞いても聞かなくても、もう美鈴とは終わりかもしれない。でも知りたい。」
「別れるのは嫌です。許して下さい。離婚は嫌です。ごめんなさい。ごめんなさい。」
「それなら尚の事、正直に話してくれ。」
「彼は以前奥様に浮気された事があって、奥様が相手を愛してしまった事、相手とのセックスが
気持ち良かった事、会う度に何度も関係を持った事を聞き出し、凄くショックを受けたそうです。
ですから、あなたが興信所に行っている間、先生のが小さくて感じなかった事や、同情からで相
手を愛していない事、会ってもあまり関係を持たなかった事にすれば、あなたは必ず許してくれ
ると言われました。その上歳が離れているので、別れて相手と結婚する心配もしないだろうと。」
「相手を庇い、ばれる心配があっても続けていたと言う事は、相手が好きなのか?俺の事を嫌い
になったのか?」
「違います。あなたを愛しています。こんな事をしておいて言い難いのですが、家庭も壊したく
無かった。あなたに不満はありません。本当です。あなたが好きです。」
「では何故こんな事に?どうして俺を裏切る?」
「ごめんなさい。私にも分かりません。あなたを愛しているのに、どうしてだか分からないです。
あなたを好きなのに、彼の事も・・・・・・・。ごめんなさい。ごめんなさい。」
彼の事も好きだと言い掛けたと思い、言いようの無い寂しさに襲われました。この後何度も妻を
問い詰めましたが、結局相手の事は言わずに朝を迎え、会社に嘘をついて何日か休む事を電話し、
少し休もうと横になった時妻の携帯が鳴り、それは妻の上司からのようで、今日は休む事をお願
いしていました。妻の顔は腫れて少し青あざになってきたので、しばらくは行けないと思います。
横になっていて眠ってしまい、目が覚めたのは夕方でした。妻は腫れた顔を冷やしながら泣いて
いて、寝ていないようです。先生をしている彼に連絡を取ると、私と会うことを意外とあっさり
承諾してくれたので、妻を残して会いに行き、待ち合わせ場所で彼の車に乗り込むと。
「ご主人がまた連絡してくると思っていました。今度会ったら全て話そうと覚悟していました。」
「そうか。ありがとう。実は今日、脅迫してでも聞き出そうと思っていたのだが・・・・・・・。」
「自分の蒔いた種です。もう逃げない事にしました。奥さんの相手は野田です。たしか奥さんの
上司だと思います。私は昨年、新任の教師としてこの学校へ赴任して来ました。新任なのにすぐ
にPTAの係りにさせられ、何も分からない私はお母さん達と上手く付き合う事ができずに悩ん
でいました。その時役員の1人だった野田の奥さんに優しくされ、誘われるままに関係を持って
しまいました。女の人が初めてだった私は、彼女の身体に溺れてしまい、やがて探偵を付けられ
て発覚し、慰謝料も分割ですが払い終わりました。先月初め野田に呼び出され“今不倫をしてい
て、ばれるかもしれない。俺が不倫したのもお前達のせいだ。ばれないように協力しろ。もしば
れた時はお前が身代わりになれ。そうしないと学校、教育委員会、PTAに生徒の母親と不倫し
た教師を処分しろと言いに行く。”そう脅されました。」
「そうか。妻から聞いた事にして、あんたの名前は出さない。ありがとう。」
急いで家に帰り。
「おい、相手が分かったぞ。課長の野田だそうだな。あんなもっともらしい電話までして来やが
って。なんて悪賢いやつだ。分かったからにはキッチリ責任は取ってもらう。」
「いいえ、違います。野田課長ではありません。違います。」
「まだ庇うのか?そんなにあいつが好きか?それなら明日会社に行って確かめてやる。」
「それだけは・・・・・お願い、それだけは止めて下さい。お願いします。お願いします。」
妻の泣き声を聞きながら、どう決着を付けるか考えました。
  1. 2014/08/22(金) 17:45:30|
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戦い 第8回

5月20日(火)
朝9時に妻の携帯から電話すると。
「美鈴どうした?不都合な事でも起こったのか?」
「美鈴?不都合な事?今から家に来い。話がある。用件は分かっているはずだ。」
「あっ、ご主人。いえ。今から仕事で。今からは無理かと。今からは・・・・・・。」
「仕事?人の家庭を無茶苦茶にしておいて、仕事だと?それならいい、今から俺がそちらに行く。」
誰か近くに来たのか、口調が変わり。
「いいえ。今から御社にお伺い致します。」
「御社?会社ではまずいのなら、すぐに来い。」
野田が来たのは11時を過ぎていました。部屋に入り腫れた妻の顔を見て全て悟り、立ったまま
頭を下げて謝罪しています。
「大きな会社の課長までしていて、謝り方も知らんのか?」
野田が慌てて土下座したのを見て近くに行き、蹴り倒して馬乗りになり、妻の時とは違い拳で2
発殴りました。次に拳を振り上げた時、その腕に妻が両手で縋り付き。
「あなた、もう止めて。許して下さい。どんな償いもします。何でもします。お願い、許して。」
野田は私が離れると、ハンカチで鼻血を拭きながら、ゆっくりと起き上がって正座しました。
「どうしてこうなった?妻が好きなのか?遊びか?」
「私の家は家庭内別居しているようなもので、最初は相談に乗って貰っていましたが、その内に。」
「好きになったのか?お互いに好きという訳か。いいぞ、離婚してやる。今から連れて行け。た
だ俺も長年親しんだ身体だ、名残惜しいので最後に1度だけさせろ。」
妻の着衣を荒々しく剥ぎ取ろうとすると、妻は泣きながら抵抗します。それでも下着だけの格好
にして野田を見ると、俯いたまま黙っていて顔を上げません。
「お前も見慣れた裸なので、あまり興奮しないかも知れないが、どうだ?いい身体だろ?40歳
を過ぎているとは思えないだろ?この身体を譲るのだから安くは無いぞ。美鈴、身体の中まで散々
見せた間柄だろ?恥ずかしがらずに、いくらで買って貰えるか立ってよく見てもらえ。」
妻は膝を抱えて泣いています。
「申しわけ御座いませんでした。許して下さい。離婚までは望んでいません。もう二度としませ
んので、許して下さい。」
「あなた、ごめんなさい。もうしません。ごめんなさい。」
野田は、明日また来るので、今日はもう許して欲しいと言いました。
「明日までに考えておくから、お前もよく考えて来い。それと、離婚するつもりでいるが、もし
離婚しない時でも、こいつはもう家政婦としてしか置くつもりは無い。家政婦を抱く訳にもいか
ないから、女を抱きたくなったら金が掛かる。慰謝料は多い目に頼むな。」
こんな妻でも今までの生活を考えてしまい、情けない事にまだ未練があって、別れられないと思
っていても、汚い言葉で強がりを言ってしまいます。別れる気は無くても、別れると言って二人
に対して強がる事だけが、妻を寝取られた私に残されたプライドでした。野田が逃げるように帰
ってから。
「美鈴、これからどうしたい?俺は別れたいが、お前はどうだ?お前にお願いがある。もし別れ
たら子供達には出来るだけ会わないで欲しい。お前のような人間にはしたく無いからな。」
私は女々しいと分かっていても、子供の事まで持ち出して繋ぎ止めようとしました。別れたくな
いのは未練だけでなく、自分だけが不幸になり、また妻が野田と付き合い、最悪再婚でもして幸
せになる事が許せない思いもあります。本当に女々しい男です。
「離婚だけは許して下さい。家政婦でもいい。ここにいたいです。あなたが好きです。お願いし
ます。離婚だけは・・・・・・。彼とは別れます。忘れるように努力します。」
「忘れるように努力する?何だそれは。もういい。」
「ごめんなさい。あなたに悪いと思いながらも、正直に話しました。もう二人では絶対に会いま
せん。ごめんなさい。ごめんなさい。」
「お前はあいつのどこに惹かれた?セックスか?あいつは上手いのか?」
「違います。最初、昨年の忘年会が終わってから、聞いて欲しい事があると言われて、二人で喫
茶店に行きました。彼は奥様が浮気してから奥様を許せない事、それでもまだ愛していて別れる
事が出来ない事を打ち明けてくれました。彼は仕事も出来、人望もあって強い人間だと思ってい
ました。決して人前では弱みをみせませんでした。その彼が私の前では涙まで流し、気がおかし
く成ってしまいそうだから助けてくれとまで言いました。その後何度か仕事が終わってから、悩
みを聞いてあげる様になり、次第に関係も持つようになってしまいました。彼には以前から憧れ
の感情は持っていました。でもそれは愛情とは違い仕事が出来る強い男への憧れでした。でも私
だけに弱みを見せてくれる彼を助けてあげたい、心がいっぱいになった時は、少しでも楽にして
あげたいと思って会っている内に・・・・・・・・・・・・。ごめんなさい。」
「それが愛情だろ?愛してしまったのだろ?そうでないと俺を裏切ってまで旅行に行くか?」
「いいえ、愛しているのはあなた1人です。旅行に誘われてから、あなたに優しくされて、自分
が嫌で仕方がありませんでした。もうこの様な関係は止めなければと思いながらも、会いたい誘
惑に勝てず、あなたに申し訳ないと思いながらも・・・・・・・・。」
妻の言う意味が私には理解出来ません。二人の男を好きになったと思い。
「会いたいという事は好きという事だろ。俺との関係はそのままで恋人にも会いたい。それが許
せると思うか?あいつを助けるために俺をあいつと同じ目に合わせたと言う事は、俺より好きな
んだろ?あいつとはセックスをして、俺にはさせなかったと言う事は、そういう事だろ?」
「ごめんなさい。ごめんなさい。彼を嫌いではありません。いえ、好きです。でも愛情とは違い
ます。愛しているのはあなただけです。あなたを拒んだのも罪悪感からです。彼に抱かれた身体
であなたに抱かれる事は、あなたに悪くて出来ませんでした。あなたに誘われる度に罪悪感でお
かしく成りそうでした。ごめんなさい。ごめんなさい。」
「お前の話は到底理解できん。あいつに抱かれる時に罪悪感を持つのが普通だろ。言い訳しても、
結局はあいつに抱かれたかっただけだろ?このまま安定した生活を送りたいが、好きな人に抱か
れたい。好きな人に抱かれた身体を、好きでも無い俺に触られたくない。そうだろ?そんなに俺
を苦しめて楽しいか?面白いか?離婚してもお前とあいつだけは、絶対に幸せにはしない。幸せ
になりそうな時は、あいつを殺してでもお前を後悔させてやる。絶対に許さん。」
「そんな事言わないで。ごめんなさい。殺すなんて、そんな怖い事言わないで。離婚なんて言わ
ないで。ごめんなさい。ごめんなさい。」
その後泣き続けていた妻は簡単な夕食を作りましたが、自分は食べませんでした。二人を別れさ
せる事は出来ても、気持ちまでは縛れない事に苛立ちます。話を聞けば余計辛くなっても、妻と
話していないと本当におかしく成ってしまいそうで、少し落ち着いた妻に。
「あいつは離婚して、お前と一緒になるつもりだったのか?」
「それはありません。私の事を好きだと言ってくれましたが、彼も愛しているのは奥様だと思い
ます。最近になって“妻に裏切られ悩んだが、俺も他に好きな人が出来た事で、妻との関係も良
くなってきた。”と言っていましたから。」
「俺をこんな目に合わせて、自分は楽になったのか?そんな事は許さない。ぶち壊してやる。」
「お願いですから止めて下さい。私はどの様な罰も受けます。一生懸命償います。ですから、お
願いします。お願いします。」
まだ野田を庇う妻に怒りが増し。
「お前、あいつの事を知っているのか?今度の事もお前と先生に罪を被せて、自分だけ助かろう
としていた卑怯な奴だぞ。そんな奴と俺を比較されるだけでも頭にくる。」
「知っていました。先生をまだ憎んでいて許せず利用した事も、自分は逃げようとした事も。そ
こが彼の弱さです。卑怯だと分かっていても・・・・・・・・。」
妻は何か熱病にでも罹っているような状態で、私は理解に苦しみました。
「下種な質問をするが、お前は抱かれて感じたのか?あいつの物を咥えたのか?何度も絶頂の声
を上げたのか?手首が赤くなっていたが、縛られるような行為もしていたのか?それも感じたの
か?俺にばれなければ、まだ二人で会っていたと思うか?」
大粒の涙を流しながら全てに頷く妻を見て、無意識に右手を振り上げてしまいましたが、殴られ
る覚悟で目を閉じた妻を殴る事は出来ずに手を下ろすと。
「ごめんなさい。あなたをこんなに苦しめて。許して下さい。私は殺されても文句言えません。
私が一緒にいると、あなたを苦しめてしまう。あなたが楽なら離婚してもいいと今思いました。
離婚されても、殺されても仕方が無い人間です。ごめんなさい。ごめんなさい。」
離婚や死ぬ覚悟までした妻を、どうしたら良いのか分からず途方に暮れました。
  1. 2014/08/22(金) 17:46:38|
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戦い 第9回

5月21日(水)
あれから妻と言葉を交わす事はありませんでしたが、昼に野田から電話で、午後6時に来たいと
連絡があり、妻に。
「色々考えたが、離婚はしない事にした。」
「ありがとう。ごめんなさい。もうしません。」
「勘違いするな。お前を許した訳では無い。離婚してお前が幸せになる事が許せないだけだ。離
婚すれば大手を振ってあいつと楽しむつもりだろ?一生手元に置いて償わせてやる。一生苦しめ
て後悔させてやる。もう妻とは思わない。」
「それでもいいです。あなたが少しでも楽になれるなら、どの様な事をされてもいいです。あな
たが側にいる事を許してくれれば、私は側にいたいです。」
野田は時間通りに来て、部屋に通すとすぐに土下座して謝っています。
「どうするか考えて来たか?俺も考えたがお前から話せ。」
「もう二度と二人で会わない事と、仕事以外は連絡しない事を約束します。誓約書も書きます。
それと慰謝料として、前回お支払いしたのと合わせて百五十万お支払いします。これでどうかお
許しを頂きたいのですが。」
「25回したとして6万か。おい美鈴、お前を1回6万で買ってくれたぞ。」
「そういう意味では・・・・・・。すみません。」
「それはいいが、前回?あれは先生が、もう妻には会わないと言って払った分だ。誓約書もある。
何か勘違いをしていないか?まさか自分の不倫を人に身代わりさせる様な、汚い人間はいないだ
ろ?それとも、好きだと言いながら好きな人を放り出して、自分だけ助かろうとしたのか?」
「すみません。そのとおりです。卑怯な人間なのです。」
「まあいい。どちらにしてもそんな条件では納得出来ない。お前は何歳だ?それと奥さんの歳も
教えろ。」
「私は49歳で妻は40歳です。それよりどうすれば許して頂けるのでしょう。」
「俺の条件か?それは奥さんだ。お前は奥さんに浮気されて苦しんだ。でも妻を抱いて苦しみが
減った。そうだな?俺は今お前と同じ心境だ。とても苦しい。そうかと言って、お前の様に他人
の家庭を壊してまで楽になりたいとは思わない。また美鈴のように誰にでもすぐに股を開く女は
そうはいない。でも俺も浮気をして楽になりたい。意味が分かるだろ?金はいらない。百五十万
円分、お前の奥さんを買ってやる。ただ顔と身体を見るまでは、25回になるのか100回にな
るのかは決められない。今すぐにここに呼べ。それ以外の条件は飲めない。」
勿論、私にその様な気はありません。ただ、妻からまだ奥さんを愛していると聞いて、野田が嫌
がる事を言いたかっただけです。
「それだけは許して下さい。他の条件なら何でも聞きます。お願いします。」
「駄目だ。お前の奥さんも美鈴と一緒で、すぐに股を開くのだろ?自分だけ俺の妻を抱いておい

て、自分は嫌なのか?まあお前に同意を求めている訳ではない。俺はそう決めたのだ。お前がい
ない間に強姦してでもそうする。それと言い忘れたが妻とは離婚しない事にした。手元において
一生苦しめる事にした。いままで散々楽しんだから、今からの人生、楽しい事は何もさせない。
土日も夜も働いてもらう。その金で俺は楽しむつもりだ。野田、お前は顔が広そうだから、夜の
バイトを何か知らないか?最近はこいつの歳でも金になる所があるらしいじゃないか。もう俺以
外に抱かれたから、誰に何回抱かれようがいいと思っている。」
野田は涙を流しましたが、その位では気も晴れません。
「すみませんでした。許して下さい。妻の件も美鈴さんの事も許して下さい。美鈴さんにその様
な事をさせないで下さい。お願いします。お願いします。」
「駄目だな。俺はもう決めたと言っただろ?それに美鈴は了解している。どんな償いもすると言
っている。何でもするから、ここにいたいと言ったよな?」
妻は大きな声を出して泣き出しました。
「話は終わった。もう帰ってもいいぞ。帰らないのか?今から美鈴に掃除させる。一人前に服を
着ているのも気に入らない。美鈴、服を脱げ。裸で掃除しろ。まだ帰らないのならお前も見てい
け。美鈴、お前の好きな野田も見ていてくれるそうだ。早く脱げ。今から一生家の中では裸でい
ろ。」
野田は居た堪れないのか帰って行きました。私はベッドに寝転び、どうして心にも無い事が、次
から次に口から出るのか考えていたら、妻が入ってきて服を脱いで裸で掃除を始め。
「私はあなたの言うとおり何でもします。夜のお勤めにも行きます。ですから奥様の件は許して
あげて下さい。彼の奥様にそのような酷い事はしないで下さい。お願いします。」
夜9時に今からもう一度来たいと電話があり、途中まで来ていたのか10分ほどで来ました。
「美鈴。お茶を持って来い。」
妻は寝室から慌てて服を着て出てきたので。
「お前の言う事は嘘ばかりだな。俺の言う事は何でも聞くから、奥さんの件を許してくれと言っ
たばかりだろ?お前が裸で掃除を始めたので、そうしようかと思った俺が馬鹿だった。」
妻は彼と目を合わさないように、俯きながらお茶を持って来ました。
「どうして裸で来ない。こいつには縛られて色々されたくせに、まだ恥ずかしいのか?どうして
俺に逆らう?さっきの話は無かった事にする。」
こんな事を言っていては、妻の気持ちが更に離れて行く事は分かっていました。それでも、野田
の前では、特に虐めないと気が済みません。
「美鈴さんを虐めないで下さい。お願いします。今までの私は卑怯でした。私はどの様な償いで
もしますから、どうか美鈴さんを許してあげて下さい。お願いします。お願いします。」
「他人の家庭に口を出すな。お前が美鈴を庇う事自体気に入らない。それより何をしに来た?話
は終わったはずだ。」
「帰って妻に全て話しました。妻は自分の事があるので私を責めずに自分を責め、狂った様に泣
いていました。もう別れる事になるかも知れません。妻を抱かせる事は出来ませんが、他の条件
を言って頂ければ、出来る限りの事をさせて頂きます。慰謝料もご希望の額を言って下さい。そ
れでどうか許して下さい。美鈴さんもどうか許してあげて下さい。」
「それなら、美鈴には働いて貰わないといけないから、お前が会社を辞めろ。それと慰謝料1億。
毎日10万ずつ俺の赴任先まで持って来い。その度に1発ずつ殴らせろ。それで今回の事は許し
てやる。」
「そんな無茶な。慰謝料1億なんてとても無理です。それに会社を辞めると慰謝料も払えません。」
「さっき、他の事なら何でもするから言ってくれと言っただろ?だから言っただけだ。出来ない
なら初めから偉そうに言うな。」
「もう駄目です。裁判を起こして下さい。第三者に入って貰わないと私では・・・・・・・・。」
「何だ?逆切れか?謝りに来たと思っていたが、喧嘩を売りに来たのか?頭に来た。裁判なんか
しない。非合法な事でも何でもしてやる。俺の人生を無茶苦茶にされて、もう怖い物はない。警
察に捕まってもそれはそれでいい。徹底的にやってやる。それとお前が言った分、美鈴に返って
行く事が分からないか?おい美鈴、腹が減ったからコンビニで何か買って来てくれ。ただし下着
は着けるな。コンビニに着いたらスカートを上げてお兄ちゃんに“これで少し安くして”とお願
いしてみろ。」
自分でも歯止めが利かなくなっていて、言う事がどんどんエスカレートしてしまいます。無理難
題を言ってしまい、どこで決着を付ければいのか自分でも分からなくなっていました。
「すみません。興奮してしまって言い過ぎました。許して下さい。慰謝料も今の私には2百万が
限界です。それも分割をお願いしないと払えません。毎日は無理ですが毎月持って行きますので、
その時に殴って頂いて結構です。もう二度としない事を誓約書に書き、その後また私に出来る事
があれば、追加して書き直す事も約束します。どうかそれで許して下さい。美鈴さんにも酷い事
をしないで下さい。お願いします。」
妻の目にはどう映ったでしょう。理不尽な旦那と誠意ある恋人。私が怒れば怒るほど彼が良く見
えたと思います。私は冷静さを欠いて、酷い対応をしてしまいました。
  1. 2014/08/22(金) 17:48:57|
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戦い 第10回

5月22日(木)
目が覚めても妻と野田への怒りは変わりませんが、冷静さは取り戻し、昨日の事を考えていまし
た。妻の心を私だけに振り向かせたいのに、怒りに任せて心にも無い事を言ってしまい、逆に妻
の心を彼に向けてしまったのではないかと悔やみました。二人を引き離す事が出来ても、心を引
き離す事が出来なければ、私の心は満足しません。そうかと言って、妻に泣いて縋り付く事はプ
ライドが許さないのです。
寝室を出てキッチンへ行くと、妻は裸で朝食の支度をしていました。私に気付いて振り向き、朝
の挨拶をした寂しそうな目には涙が溜まっています。寝室で昨日の事を反省したはずなのに、妻
を見ると嫌味を言ってしまいました。
「どうした?寂しそうな目をして。あいつと今までの様に付き合えないのが、そんなに寂しい
か?あいつを忘れる事が出来なくて苦しいのか?」
「朝から泣いていて、ごめんなさい。ずっとあなたの事を考えていました。あなたと付き合い出
してから、今までの事を思い出していました。結婚出来た時は本当に嬉しかった。あなたがいれ
ば、他には何もいらないと思いました。私はどうしてこんな女に成ってしまったのだろうと考え
ていました。あなたは短気な所もあったけど、優しい人だった。いいえ、今も優しい人です。そ
れを私が・・・・・・。彼の助けに成りたいと思って、あなたに対してこのような酷い事をして
しまい、傷付けてしまい、どう償えばいいのか分かりません。あなたが望む事は何でもするつも
りです。彼の事はまだ忘れられません。またあなたに怒られるけど正直な気持ちです。でも、あ
なたを失ってまで、彼と続ける気はありません。裏切っておいて信じて頂けないでしょうが、あ
なたの方が大事です。あなたを愛しています。彼の事は忘れるように努力します。必ず忘れます。
自分でもこんな考えは許されないと分かっています。逆の立場だったら、私は耐えられないと分
かっています。でも、もうあなたに嘘はつきたく無いから、今はそういう言い方しか出来ません。
ごめんなさい。ごめんなさい。」
「正直に話しているのは分かる。でもな、お前の正直な気持ちが、努力しなければ忘れられない
という事が我慢出来ない。俺は今まで美鈴だけを見てきた。美鈴も当然そうだと思っていた。し
かし美鈴は他の男も見ていた。人の心までは縛れない。美鈴の心まではどうする事も俺には出来
ない。それでも我慢出来ないんだ。それともう1つ。下品な話だが、美鈴のあそこは俺だけの物
だった。そこに他の男が入った。美鈴の絶頂を迎える時の顔や声は、俺にしか見せないはずだっ
た。それをあの男にも見られた。女のお前に理解出来るかは分からんが、その事もどうしようも
無く辛い。ただの独占欲かも知れないが、気が狂いそうなほど辛い。お前に分からなくても、あ
の男はその辛さを知っているはずだ。知っていながら自分の事しか考えずに俺を傷つけた。俺に
あと少しの勇気があれば、今の生活を捨てられる勇気があれば、包丁で刺していただろう。プラ
ットホームで俺の前に立っていたら、電車が来る寸前に背中を押すと思う。お前に俺の気持ちが
分かるか?」
「ごめんなさい。ごめんなさい。そんなに苦しめてごめんなさい。取り返しの付かない事をして
しまいました。許して下さい。あなたが言ったように、もう一生楽しい事が無くてもいい。許し
て下さい。お願い。お願いします。」
「お前があの男を忘れられないのと同じで、何を言われても、何回謝られても今は許せない。許
せる時が来るのかどうかも分からない。1つ言える事は、あの男だけは一生許さん。許す気もな
い。これから一生復讐を考えながら生きて行くと思う。きっと復讐の機会を伺いながら生きて行
くだろう。野田が先生に罪を被せたのも、復讐の1つだと思う。もしもの時の為に復讐と保身の
一石二鳥を早くから考えていたに違いない。あの男が今も先生を許せないのと同じで、俺もこれ
からずっと復讐を考えながら生きて行く。俺だってそんな人生は送りたくない。そんな人生は嫌
だ。でも誰がそうさせた?誰が悪い?俺か?俺がお前達の関係を認めて、笑っていれば良かった
のか?俺だってこんな人生・・・・・・・・・・・・・・もういい、服を着ろ。」
「あなたのこれからの人生を駄目にしてしまった。こんなにも苦しめてしまった。私はどうした
らいいの?どうしたらあなたの心を楽に出来るの?一生復讐を考えて生きるなんて、そんなあな
たにしてしまった私は、どうやって生きていけばいいの?ごめんなさい。許して下さい。忘れま
す。彼の事は忘れます。あなただけを見て生きて行きます。だから許して。許して。」
「簡単に忘れると言うが、それならどうしてもっと早く忘れなかった?忘れようとしても忘れら
れなかったのだろ?今はそう言うだけで、簡単に忘れる事は出来無いだろ?それと同じだ。俺に
どの様な復讐が出来るのかも分からん。ただ、今の俺の正直な気持ちだ。」
寝室に戻り、今後の事をずっと考えていました。その時携帯が鳴り、見ると私の会社からでした。
「ここ何年か一度も有給を取っていなかったので、日曜まで休みを貰っていたが、明日どうして
も出社して欲しいと頼まれたから、俺は今夜の新幹線で戻る。美鈴も仕事を辞めさせて連れて行
くつもりだったが、ここに残って会社に行け。情けない話だが、子供を2人共私大に入れてアパ
ート暮らしをさせる事が出来たのも、お前の収入もあったからだ。今の会社を辞めて違う仕事を
探しても、今の収入は無理だろう。でも、それだけでは無い。一緒に暮らしても俺はお前を24
時間監視する事は出来ないから、会おうと思えば会える。結局お前の気持ちが変わらなければ同
じだ。身体の関係は勿論だが、心の繋がりが無くならなければ同じだ。昔の歌にもあったが逢え
なくなって尚更募る恋心という事もある。毎日仕事で顔を合わせて、それでも何の感情も無くな
れば本物だと思う。お前とあの男が毎日顔を合わせる事は正直辛い。しかし、自分でも甘いと思
うが、お前の気持ちが変わる事を信じようと思った。今の気持ちに切りを付ける為ならあいつと
2人で話をしてもいい。ただ甘い言葉や、身体の関係は許さん。そうは言っても隠れてホテルに
行く事は出来るがな。でも、もうこれ以上俺の人生を辛い物にしないでくれ。またそうなった時
は、今度は復讐だけの人生になってしまう。他には何も無くなってしまう。結局物理的に引き離
す事は出来ても、美鈴の気持ちが俺だけに無いと、この問題は俺の中で解決しない。悔しいが美
鈴の心まではどうにもならない。美鈴に任せるしかない。」
「もう二度と裏切りません。また信じてくれるあなたを裏切る事はしません。ごめんなさい。ご
めんなさい。必ずあなただけを見られる様になります。私も昔の様にあなただけを見ていたい。
ごめんなさい。ごめんなさい。」
  1. 2014/08/22(金) 17:50:07|
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戦い 第11回

5月31日(土)
昨夜から妻が来ています。先週も金曜の夜に来ました。妻からの申し出で、今までとは逆に、た
まに私が帰り、後は金曜の仕事が終わり次第妻が来るようです。あの時は偉そうに言ったのです
が、妻を残して来た事で毎日夜になると妻を疑い、2人が仲良くベッドで話をしている光景が浮
かび、辛い日々を過ごしていました。妻に色々と聞きたいのですが、話せばおそらく嫌味を言っ
てしまうので、妻とは必要最小限の会話しかしません。その事で妻も笑顔を見せずに、暗い表情
で何か考え込む事が多く、更にその事で私は、あの男の事を考えているのでは無いかと勘ぐり、
悪循環から抜け出せません。以前は綺麗な花を見掛けただけでも、笑いながら2時間もその事で
話が出来たのですが、そのような日々は、もう来ないのでは無いかと思ってしまいます。

6月1日(日)
野田とは月初めの日曜に、慰謝料を持って来させる約束をしていたので、初めての慰謝料を、約
束どおり午前中に持って来ました。殴る約束をしていたのですが、妻にその様な姿をもう見せた
く無いので、それはしない積もりでした。しかし、野田の謝る姿を見せるために妻を玄関に呼び、
野田が入ってきて顔を見ると怒りが込み上げ、鳩尾を思い切り殴ってしまいました。その瞬間、
野田ではなく妻が声を上げ、野田は殴られた所を押えて屈み込みましたが、妻がどう思ったかは
気になっても、野田に対しての罪悪感はありません。無いどころか、まだ殴り足りない自分を怖
く感じました。野田は玄関の土間で土下座して謝り、お金を手渡すと足早に帰って行きました。
妻を見ると、野田に対する同情からか、こんな私にしてしまった罪悪感からかは分かりませんが、
涙を流しています。涙の訳を聞きたいのですが怖くて聞けません。妻に対しても、当然まだ怒り
があるのに、妻に悪く思われなかったか気にしている、情けない私がいます。顔を見れば殴って
しまうので妻を気にして、来月から振込みにさせようかと考えてしまう、情けない私がいます。

6月27日(金)
仕事が終わると新幹線に飛び乗り、久し振りに我が家に帰って来ました。妻はあれから毎週来て
くれていたのですが、やはり妻も私も必要最小限の会話しか出来ずにいました。今日着いてから
も、挨拶を交わした程度で、私はお風呂に入ってから、寝室でテレビをぼんやりと見ていたので
すが、しばらくすると風呂上りの妻が私のベッドの足元に座り、深刻そうな顔で話し出しました。
「今日仕事が終わってから、あれから初めて課長と2人で話をしました。ごめんなさい。」
「お前の気持ちに切りを付けるためなら話してもいいと言ったが、どこでどの様な話をした?」
「喫茶店ではあなたに悪いと思ったので、駅のベンチで10分ほど話しました。本当です。」
「いや、疑ってはいない。2人で話をしても隠しておけば、俺には分からない事だから。それを
話してくれると言う事は、正直に話しているのだと思う。」
「ありがとう。あれから毎晩1人で色々考えました。そして分かった事は、仕事が出来る課長に
対しての憧れと、同情から付き合っていたのだと分かりました。課長は女子社員に人気がありま
す。課長に憧れている若い女子社員も多いです。そんな課長にとって私は特別な人間であり、課
長を救えるのは私しかいないという優越感もありました。やはり愛情では無いと知りました。愛
しているのはあなた1人だと言う事も再確認出来ました。愛している人に、なんて酷い事をして
しまったのだと悔やみました。会社で毎日顔を合わせてもお互いに変な意識があったので、それ
が嫌で、もう課長と2人で会っても大丈夫だと思った私は、この事を打ち明けて気持ちを切り替
えようと思いました。課長は分かってくれたのですが、その時に課長から、あの後奥様は子供を
連れて実家に帰り、ずっと話し合いを続けてきたけれど、離婚する事になったと聞かされました。
来週離婚届けを出すそうです。それを聞き・・・・・・・私・・・・・・・。」
「美鈴、どうした?また可哀想になって付き合いたくなったか?自分も離婚して責任を取り、あ
いつと一緒になって助けてあげたいと思ったのか?」
「違います。課長と付き合う事は、もう絶対にありません。あなたと別れたくありません。ただ、
同罪の私だけ・・・・・このままでいいのかと・・・・。課長の奥様は私に対して、慰謝料も請
求して来ませんでした。私はこのままで・・・・・・課長だけ・・・・・・・・・・・・。」
「同罪だからあいつと同じ様に俺と別れたいという事か?慰謝料を取るなという事か?」
「違います。あなたとは別れたくないし、何も悪く無いあなたを、私が傷付けてしまったから、
あなたの気が済むようにして欲しいです。何が言いたいのか、自分でもよく分からないです。何
がしたいのか分からないです。ごめんなさい。ごめんなさい。」
妻は焦点が合わない目でじっと壁を見詰めています。妻自身気付いているかどうか分かりません
が、以前野田の事を彼と呼んでいたのが、課長と呼ぶようになっているので、妻の告白は本当だ
と思います。しかし、妻が見詰める先に何が見えているのか分からず、困惑してしまいました。
離婚すると聞いて最初は不幸を喜びましたが、愛する人と別れた野田に何か不安も感じます。
  1. 2014/08/22(金) 17:51:10|
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戦い 第12回

7月3日(木)
会社の帰り道、携帯が鳴りました。
「あなた。今日課長から“この日曜日はどうしても抜けられない用が出来たので、今月は振込み
にさせて欲しい。明日振り込みたいので、口座を教えて欲しい。”と言われたので、あなたに聞い
てからでないと分からないと答えておきました。」
頭に来た私は、野田の携帯に電話して抗議すると。
「もう殴られるのは嫌だ。もう充分だろ?遠い所までわざわざ持って行くのも嫌になった。今月
から振込みにさせてもらう。振込みが駄目なら、月に一度どこかで美鈴さんに渡してもいいぞ。」
今まで誠実に対応していた野田の変わり様に驚きましたが。
「約束が違うだろ。約束を破るつもりか?」
「約束?誓約書に書いた事は守る。月に一度支払うとは書いたが、持って行くと書いてあるか?
それに暴力は犯罪だ。不法行為を正式な文章に書ける訳が無い。殴られてもいいと書いてあるか?
今度からその様な事があれば、きちんと対処させてもらう。」
そう言うと一方的に切られてしまいました。私は急いでマンションに戻り、妻に電話すると。
「あれから電話があって、あなたによく謝ったら許してくれたので教えて欲しいと言われ、口座
を教えました。今後はもう振込みでいいと言ってくれたと、凄く喜んでいて、あなたは寛大な人
だと、自分にはとても出来ないと褒めていました。あなた、すみませんでした。」
私は妻に何も言えなくなり、もう一度野田に電話すると。
「いい人になれて良かったじゃないか。今回の事を会社に言ってもいいぞ。就業中に不倫してい
れば別だが、うちの会社は、個人の問題だと言って注意で済む。結局利益優先で無理な配置換え
もしない。昇進には影響するだろうが、もうどうでもいい。聞いていると思うが、俺は離婚した。
何のために偉くなって、誰のために金儲けするのか分からなくなった。どうして離婚を承諾した
のか教えようか?それは他にも好きな人がいるからだ。別れた妻との関係に疲れた。俺を裏切っ
た女は忘れて、次の恋愛に進もうと思ったからだ。」
野田は言葉使いも変わっていました。これは私への挑戦状だと思い。
「お前が離婚しようと不幸になろうと俺には関係ない。ただ妻にはちょっかいを出すな。」
「勿論、誓約書に書いた事は守る。俺も裁判沙汰は嫌だし、いい加減な男と思われて、あの人に
嫌われたく無いからな。仕事以外では2人で会わないし、仕事以外の連絡もしない。ただ部下と
多少のコミュニケーションをとるのは、仕事の内だと思っている。上司にそう教えられてきた。
それと、駅で話した時のように美鈴さんの方から来た時は、俺に言われてもどうしようもない。」
「勝手にしろ。妻には会社を辞めるように言う。」
「その方がいい。自信が無いのだろ?信用出来ないのだろ?俺達夫婦もそうだった。俺は妻をず
っと疑って暮らしてきた。妻は過ちを悔い改めたのに信用出来なかった。妻も今回の事で俺が信
用出来なくなった。そんな夫婦が上手く行くはずが無い。あんた達も別れた方がいいぞ。会社を
辞めて何処に行っても同じだ。その内、男に道を尋ねられたのを見掛けただけでも疑うようにな
る。俺は誓約書どおり誘ったりはしない。ましてや無理やり関係を持とうなんて思ってもいない。
ただ、美鈴さんが自分から来てくれた時は、全てを投げ出す覚悟で受け入れる。また固い絆で結
ばれたのだろ?違うのか?自信が無いなら辞めさせろ。そうやって疑いながら暮らせ。その内俺
達みたいになるから。その方が好都合だ。離婚してくれれば堂々と付き合える。」
これは妻を辞めさせない為の、心理作戦だという事は分かっていました。しかし野田の言ってい
る事は、全て間違いではありません。これから妻と夫婦を続けていく為の良い試練で、これで妻
に何も無ければ、また元の関係に戻れる気がします。それに、関わらない方が良いと思っていて
も、これだけ言われて逃げる事は負け犬のような気がし、婚姻届1枚だけで繋がっていると思わ
れる事にも我慢出来なかったので、彼の作戦にあえて乗る事にしました。
「お前の言う通りかも知れないな。もう妻はお前と付き合う事は無いから、会社を辞めさせる事
は無いな。目の前にいながら、どうにも成らない苦しみを精々味わえ。」
野田に対して強がりを言いましたが、今回の件で、私に見せた顔と妻に見せた顔が違う事が、少
し気掛かりです。
「どうかな?あっ、それと、以前犯罪行為をして捕まってもいいような事を言っていただろ?俺
は別に構わないぞ。その方が美鈴さんに哀訴を付かされ、俺には好都合だ。」
もう野田に関わらず、会社を辞めさせて逃げれば良いのに、自分で自分が嫌になるほど負けず嫌
いな、くだらないプライドの為に逃げる事が出来ないのです。

7月6日(日)
一昨日の夜から妻が来てくれて、午後2時ごろ帰って行きました。野田の事が刺激になり、妻へ
の怒りを抑えて出来るだけ会話をしようと努力したのですが、話が続きませんでした。まるで初
めて会った者同士のような会話です。妻が帰ってから、何故この様な苦しい思いをしながら、離
婚したくないのか考えました。離婚すれば野田と付き合う可能性もあるので、それが許せない思
いも有ります。しかし、それよりも妻の事を愛しています。裏切られた悔しさは勿論あり、復讐
心もあるのですが、それでも妻のいない人生は考えられないのです。妻と別れた後の事を考える
と、今以上に苦しいのです。それならもう許せばいいと分かっていても、素直に許せないのです。
妻を見る度に、この身体を好きにさせたのかと思うと許せないのです。今日も昼食の準備をする
妻を目で追っていました。もう野田とは何も無いと思っていても、私の視線に気が付く度に目を
逸らす妻に、疑いを持ってしまいます。私が全てを過去の物として、新しくスタートを切れば、
妻が付いて来てくれる自信はあるのですが、それが出来ないでいます。
  1. 2014/08/22(金) 17:53:04|
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戦い 第13回

7月10日(木)
今日は早く帰れたので自分で夕食を作っていると、野田から電話があり。
「一応美鈴さんに関した事は、報告させてもらおうと思って電話したのだが。昨夜は悪い事をし
てしまった。すまん。美鈴さんとも妻とも別れてから溜まっていてな。久し振りに美鈴さんでス
ッキリさせてもらったよ。彼女の身体は堪らんな。ご主人には悪い事をした。あれから美鈴さん
と身体の関係は持っていないのだろ?美鈴さんも寂しいんだ。」
それだけ言うと一方的に切ってしまいました。動揺した私はすぐに妻に電話して。
「昨日は何処に行っていた?何時に帰って来た?今、野田から電話があった。」
「えっ、課長から?いつもどおり会社を出て、近くのスーパーには寄りましたが、家に着いたの
はいつもより20分ほど遅かっただけです。課長が何か?」
「本当か?野田と一緒じゃ無かったか?あれからお前と、夫婦の関係を持っていない事も知って
いたぞ。」
「本当です。スーパーでお向かいの奥さんと会いました。奥さんに聞いてください。本当です。」
「それならいい。」
野田に掛け直し。
「どうして嘘をつく?妻は会社から真っ直ぐに帰った。」
「嘘?何か勘違いをしていないか?俺は昨夜、美鈴さんの身体を思い出して、久し振りに自分で
してしまった事を報告しただけだ。一度出したのにその後、美鈴さんと最後に行った旅館での事
を思い出したら、この歳で恥ずかしい話だが、またしてしまった。思い出して自分でするのも、
ご主人に悪い気がしたから電話させてもらっただけだ。すまなかったな。」
「でもお前は夫婦の関係が無い事も・・・・・・・。」
「ああ、あれか。別れた妻が浮気した時、俺達もそうだったから、持っていないだろ?と聞いた
だけだ。もしもそうなら美鈴さんも寂しいだろうと思ってな。余り放っておくと知らんぞ。美鈴
さんは昼の顔と違い、夜の方は激しい事をあんたが1番知っているだろ?一度一緒に、温泉にで
も行って来たらどうだ?普段行っていたラブホのああいう部屋もいいが、温泉旅館というのは、
いいぞ。和室に浴衣は色気があって堪らないぞ。下着を着けさせなかったので、浴衣の合わせ目
を絶えず気にしている姿がまた色っぽかった。」
「お前と言う奴は・・・・・・許さん・・・・。」
「黙っていては悪いと思ったから報告したのに、思い出して自分でしても罪になるのか?」
野田への怒りで、夕食の準備も途中で止めてしまい、ベッドに寝転んでいると、見てもいないの
に、旅館の部屋で妻が浴衣の紐で縛られ、野田に大事な所を舐められている姿や、我慢出来なく
なった妻が、野田の物を頬張る姿が浮かび、妻への怒りも覚えました。我慢出来なくなり、妻に
電話すると。
「先ほど・・・・課長から電話があって・・・・・・あなたの事を・・・・・・。」
「野田は何て言った?はっきり話せ。」
「はい・・言い難いのですが・・・・また思い出させて悪いと思いながらも、最近連絡もしてい
なかったので、謝罪しようと思って電話したら、一方的に有りもしない私との事を疑い、喚き散
らすので、心配になったと・・・・・・。これも全て自分のせいだから、どうか一度あなたを、
カウンセリングに連れて行って欲しいと言い、掛かった治療費は、全額請求してくれと言われま
した。」
妻には、野田からの電話の内容を全て話しましたが、どちらを信用するのか聞くと。
「勿論あなたを信用します。でも、課長はどうしたのでしょう。その様な事を言う人でも、その
様な酷い嘘をつく人でも無いのですが・・・・・。」
「酷い嘘をつく人では無い?お前と一緒に俺や別れた奥さんに、半年もこれ以上酷いのは無いと
いう嘘をついていたのにか?あいつの事をそう思っていると言う事は、お前も俺についていた嘘
を、大した嘘では無いと思っているのだな?反省も嘘だったという訳か。」
「いいえ、ごめんなさい。私達は酷い嘘をついていました。半年も裏切っていました。ごめんな
さい。私が間違っていました。ごめんなさい。」
私を信用すると言いながら完全には信用しないで、野田を庇うような言い方に怒りを感じました。
「野田にはもう気が無いと言いながら、結局はそう言う事か。あいつとお前はお似合いかも知れ
ない。嘘で固めて裏切り続けていた者同士は信じ合えるのだな。俺が嘘をついたか?今までにお
前を傷付ける嘘をついた事があったか?あいつはどうだ?お前はどうだ?もう俺達は駄目かも知
れない。明日は、今度の休みはもう来なくていい。一度じっくりと今後の事を考えたい。お前も
久し振りにあいつと会えばいい。俺の所に来ても、いつも不機嫌そうな顔をして。本当は休みぐ
らい、あいつと楽しく過ごしたいと思っていたのだろ?それとも平日の昼間、時間を作って楽し
んでいるのか?俺と目を合わさないから、やましい事が有るのでは無いかと思っていたが、そう
なのか?これ以上慰謝料を取られないように、土日だけは我慢しろと野田に言われていたのか?」
「あなた、ごめんなさい。その様な事はしていません。本当です。信じてください。私が間違っ
ていました。許して下さい。私が間違っていました。ごめんなさい。」
私は言ってしまってから、シマッタと思いましたが、言い過ぎたという言葉が出ません。頭に来
て思ってもいない事を言ってしまったという言葉が言えません。こちらに来て欲しいのに、今言
った言葉を取り消す事が出来ませんでした。

7月11日(金)
来るなと言っておきながら、それでも来てくれるのでは無いかと、淡い期待を持っていましたが、
やはり妻は来ませんでした。来ないと今度は、来るなと言われても反省していれば来たはずだと、
怒れてきます。仮に来ていたら、来るなと言ったのにどうして来たと、やはり怒っていたと思い
ます。野田の嫌がらせについて、あの時はただの嫌がらせだと思っていましたが、よく考えてみ
ると、私と妻を揉めさせる為に、電話して来たのだと気付きました。妻の不倫が発覚し、少し落
ち着いた頃から、妻と野田は会うと何を話し、どの様なセックスをしていたのか詳しく知りたく
なりました。また、単身赴任前は子供を気にして、妻とラブホテルへ行った事もありましたが、
SMの部屋は行った事が無く、その様な行為もした事が無いので、インターネットで調べて知識
を得ましたが、実際妻が何をされたのか詳しく知りたかったです。ましてや、隠れてホテルに行
く不倫カップルとは違い、温泉に2人で行った時は夫婦の様に堂々と振舞っていたはずです。そ
の時どのような事をし、どの様なセックスをしたのかは1番知りたかったです。しかし、詳しく
聞けば私自身耐えられるのか自信が無く、また、精神的に裏切られた事よりその様な事を気にす
る、野田より小さい男と思われるのが嫌で聞けませんでした。野田は自分も浮気された時、その
事が気になり、詳しく知りたかったのだと思います。だから私の気持ちが分かり、私の気持ちを
揺さぶって妻との仲を切り裂こうとしたに違いありません。現に私はその作戦にまんまとはまっ
てしまいました。忘れようとしていた事を言われ、作戦だと分かってもやはり気になり、眠れま
せん。見ても聞いてもいないのに、インターネットで見た婦人科の分娩台のような物に、大きく
足を開いた格好に固定され、バイブを使われて狂ったようにお願いしている姿や、温泉の家族風
呂に入り、湯船に腰掛けた野田の物を頬張り、部屋へ戻ると要求通りに、どの様な恥ずかしい格
好も受け入れてしまう姿が浮かびます。実際分からない為に想像が膨らみ、自分で自分を苦しめ
てしまいます。
  1. 2014/08/22(金) 17:53:59|
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戦い 第14回

7月12日(土)
午前10時ごろ寝室の戸が開く音で目を覚まし、音の方を見ると妻でした。妻は私を見るなり正
座して頭を床に付け。
「あなた、ごめんなさい。一晩考えましたが、やはり私が間違っていました。正直、課長の話と
あなたの話を聞いた時、あなたを信用したいと思いながら訳が分かりませんでした。何があって
も私はあなたを信用するべきでした。私が間違っていました。許して下さい。お願いします。許
して下さい。」
「どうした?一晩ぐらいで本当に分かったのか?昨夜は野田と会ったか?会っても慰謝料が怖く
て抱いてもらえなかったので、また俺に寝返ったのか?それとも可愛がってもらったが、野田に
そう言えと指示されたのか?」
妻が来てくれた事が嬉しくても、また意地悪な事を言ってしまいました。妻は涙を流しながら私
の目を見て。
「課長とは会っていません。本当です。昨日来たかったのですが、涙が止まらなくて外に出る事
が出来ませんでした。ごめんなさい。ごめんなさい。私が今まであなたの目を見られなかったの
は、あなたの目を見ていると、あなたに申し訳なくて、辛くて泣いてしまいそうだったからです。
私はあなたを裏切りました。あなたを取り返しの付かないぐらい傷付けました。その事を忘れて
欲しいなんて都合のいい事は言いません。でも、でも、今は裏切っていません。信じて。今はあ
なたの事しか考えられません。今更遅い事は分かっています。あなたに離婚されそうになってか
ら分かっても遅いのは分かっています。本当に大事な物を失いそうになってから気付いても遅い
のは分かっています。でも今は・・・・・・・・・・・。」
妻が話し終えて泣いている間、私は無言でずっと自問自答していました。今回と同じ事を友人に
相談されれば、間違い無く別れる様に助言すると思います。取る物取って、そんな女は叩き出せ
と助言すると思います。私はどうして出来ないのか?妻をまだ愛していると思っているだけで、
本当は20数年の生活を変えたく無いだけではないのか?色々考えましたが答えは出ません。た
だ分かったのは、理屈では無く、やはり妻と別れたくない。何を言われようと、どう思われよう
と、この女を失いたく無いという事でした。もう1つ分からないのが、私の事を愛しているのに、
他の男に心を奪われたという事です。私を裏切り、嘘をつき通してきた妻を、この様に言うのも
変ですが、妻は真面目な女です。真面目なだけに野田との事が、遊びで無いのは分かっています。
妻の性格から考えて、野田を愛してしまい、私に気持ちが無くなっていれば別れを切り出してい
たと思います。冷静に考えれば、私を愛していても野田を好きになったという、妻の気持ちは本
当なのでしょうが、私には到底理解できません。私は機会が無かっただけで、部下の女子社員に
相談されて、妻と同じ状況になった時、間違いを犯すかも知れません。しかし、相手を好きにな
っても、今までの生活を壊したくなくて離婚を考えない事は有るかもしれませんが、やはり2人
とも好きになるという感情が理解できません。
この夜私は妻を抱こうと思いました。抱いて妻の愛を確かめようと思いました。しかし、まだ意
地を張っていて、以前のようにキスをしてからという様な、優しい行為が出来ません。
「美鈴は俺の事を愛していると言っているが、それが本当なのか確かめる。どのぐらい愛してい
るのか確かめる。言葉では何とでも言える。肌を合わせば分かるような気がするから、着ている
物を全て脱いでベッドに寝ろ。」
妻は俯いてゆっくりと脱ぎ出しました。
「まだ俺に抱かれるのは嫌なのか?」
それを聞いて慌てて裸になり、言い付けどおりベッドに寝て、両手で顔を覆っている妻の足を開
き、開いた足の間に座って良く見ると、妻のあそこは久し振りに見たせいか、以前と変わった様
に見えました。身体全体を見ても、半年以上経てば多少太ったり痩せたりするので、変わるのは
当たり前かも知れませんが、野田に変えられたような気がして、気力が萎えていきます。両手の
指で摘み、妻を開いて中を見ると野田の顔が浮かび、ここに野田の物が入ったかと思うと、悔し
さと寂しさに襲われて妻を抱く気になれず、妻の横に寝転びました。それを察した妻が身を起こ
し、私の物を口に含んで必死に舌を使ってきましたが、野田にも同じ事をしていたかと思うと、
私の物は反応せず、必死に縋り付く妻を押し退けました。妻は私を背にして声を殺して泣いてい
ます。私は何もかも嫌になり、天井を見詰めている内に眠ってしまいました。

7月13日(日)
物音で目が覚めて時計を見ると、2時間程うとうとしていた様で、午前1時を過ぎていました。
妻はトイレに行っていたらしく、戻るとすぐに私に気付き。
「ごめんなさい。ごめんなさい。お願いですから、もう一度、もう一度試して下さい。一生懸命
します。あなたの望む事は、何でも一生懸命しますからお願いします。もう一度お願いします。」
「駄目なんだ。お前が一生懸命すればするほど、あの男にも同じ様にしていたと思うと、遣り切
れない思いになる。あいつにも同じ事を、いや、それ以上の事をしていたと想像してしまい、益々
駄目になる。逆にお前はどうなんだ?感じる事が出来るのか?女の身体の事は分からないが、俺
でも野田でも、誰に触られても同じ様に感じる事が出来て、濡れてくるのか?俺にされながら、
あの男の事を思い出さないのか?」
妻は何も答えずに、ただ泣いています。
「なあ、俺は前から気になって仕方が無いことがある。聞けば更にお前との関係が駄目になるか
も知れないし、俺の事を女々しい人間だと思うかもしれない。でも聞かなければ一生引き摺る様
な気がする。俺は聞かずに忘れようと思っていたが、俺には出来そうも無い。俺の質問に、正直
に答えてくれないか?」
「はい。何でも答えます。あなたの知りたい事は何でも正直に答えます。あなたが少しでも楽に
なれるなら、何でも答えますから言ってください。ごめんなさい。ごめんなさい。」
「それなら聞くが、あいつの相談に乗っていたお前が、最初に関係を持った時、どの様な心境で
そうなった?」
「はい。・・・・・・・・お酒のせいにするのは卑怯ですが、相談に乗っていた何度目かに、今日
は飲みたい心境だから、付き合って欲しいと言われました。私は飲めないので少ししか飲まなか
ったのですが、それでも酔っていて・・・・・・・・。いいえ、ごめんなさい。言い訳になりま
せん。気は大きくなっていましたが、自分が分からないほどは酔っていませんでした。店を出て
すぐにキスをされ、そのままホテルに・・・・・・・・・。あなたに悪いと思いながら、あなた
しか知らない私は、興味があったのも事実です。それに相手がみんなの憧れの的だった課長とい
う事もあって・・・・・・。ごめんなさい。でもホテルを出ると、私は何て事をしてしまったの
だろうと、罪悪感でいっぱいでした。」
「そんなに罪悪感を覚えたお前が、どうしてその後も関係を持った?本当に罪悪感があったの
か?今聞かれて、そう言っているだけでは無いのか?」
「正直に話しています。信じて下さい。私は二度と関係は持たないつもりでしたが、課長から、
“美鈴さんを抱いている時は、嫌な事を何もかも忘れる事が出来た。前から思っていたが、こう
いう関係になって、私は美鈴さんを愛してしまった事がはっきり分かった。”そう言われて、私は
悪い気がしませんでした。それでも断ると今度は。“美鈴さんにも、勿論ご主人にも悪い事をして
いる事は分かっている。でも、美鈴さんとの為なら地獄に落ちてもいい。もう死んでしまいたい
気持ちの私が、ここで踏ん張れるのも美鈴さんがいるからだ。一度裏切ってしまった事実は、何
をしてももう消えない。1度も2度も同じ事とは言わないが、もう戻る事は出来ない。私を助け
て欲しい。私を助ける事が出来るのは美鈴さんしかいない。愛している。”そう言われて、言葉だ
けで無く、前回の行為で課長は私を、好きなのかも知れないと思っていた私は、罪悪感に押し潰
されそうになりながらも、言われるまま何回も課長と関係持ってしまい、その内私も、課長を好
きだと勘違いして、恋愛ごっこの様な事を続けてしまいました。」
「・・・・・・・。俺はもっと詳しく聞きたい。お前が課長から、愛されていると思った行為と
は何だ?何をされた?」
「それは・・・・・・・。」
「何でも話すと言ったばかりだろ?あいつと2人だけの思い出にしておきたいから、俺には話せ
ないのか?言えないならもういい。」
「いいえ、言います。・・・・・・愛撫が・・・・・前戯がとても丁寧で、私の身体を大事に扱っ
てくれて・・・・・・・前も後も全身・・・・時間を掛けて・・・・気が遠くなるほど、時間の
感覚が無くなるほど・・・・・・・。」
「それだけで何回も達したのか?大きな声を出したのか?」
妻は答えずにただ頷きました。
その後、もっと詳しく話すように脅しながら言っても“許して”と言うだけで、泣いていて話し
ません。まだ、どうして縛られるような行為に応じるようになったのかや、SMの部屋での事、1
番気になる旅行の事など、聞きたい事は山ほど有りましたが、無理だと思った私は寝室に妻を残
し、ソファーで眠りました。
  1. 2014/08/22(金) 17:55:10|
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戦い 第15回

7月15日(火)
日曜日は妻と今まで以上に嫌な別れ方をしたので、ずっと気になっていましたが、私から電話す
る事はしませんでした。帰りにコンビニで買ってきた弁当を食べながら、ビールを飲んでいると
電話が鳴ったので、妻だと思って出ましたが、聞こえて来たのは野田の声でした。すぐに切ろう
かとも思いましたが、怒れてくるのは分かっていても、妻の事を知りたい事も有って切れません。
「もう夫婦関係はうまくいく様になったのか?その声ではまだの様だな。それなら美鈴さんが喜
ぶ方法を1つ教えてやるよ。あんたは今までバイブを使った事が無いそうだな。どうして使わな
いのだ?女は美鈴さんの年頃が一番いい時だ。しかし男はそうはいかない。充分満足させように
も体力が続かん。色々利用した方がいいぞ。美鈴さんは使われるのが大好きなのにどうして使わ
ない?」
「それがどうした?そんな事の為にわざわざ電話してきたのか?何かお前の焦りが、手に取るよ
うに分かのだが?・・・・・ご苦労さん。」
その時の妻の姿が浮かんで動揺していても、余裕がある様に言いましたが、更に野田は。
「そうか。余計なお世話だったようだな。電話したのはその事では無い。ご主人に私からも断っ
ておこうと思ってな。もう美鈴さんから聞いていると思うが、今度の土曜日に仕入先の葬儀があ
る。私と美鈴さんが参列する事になったが、これはあくまでも仕事だからな。本葬儀はもう終わ
っていて、ややこしい儀式は無い社葬だが、それでも1時間以上は掛かる。葬儀を抜いても、車
での行き帰りと昼食も合わせると2時間以上は2人だけでいる事になる。途中休憩に喫茶店にで
も寄ればもっとだ。後で苦情を言われても困るから、はっきりとさせておこうと思って電話した。
先週末に部長に言われているはずだから、まだ断って無いと言う事は、ご主人も了承したのだろ
うが、一応私からも電話しておかないと、まずいと思っていたのだが、聞いているのだろ?」
「・・・・・・・・・・・・・・。」
「おい、聞いてないのか?美鈴さんはご主人に黙って・・・・・・・・。これはまずい事を電話
してしまった様だ。すまん、すまん。美鈴さんが言うまで、私から聞いた事は黙っていてくれ。
頼む。それにしても美鈴さんは何を考えて・・・・・。要らぬ事を電話してしまった。失礼する。」
最初の話は、また私と妻を険悪にさせる為の、嫌がらせだと思っていましたが、流石に葬儀の話
はショックだったので、妻に電話すると。
「えっ、私聞いていません。本当です。聞いていたらあなたに話します。その様な場所に私が出
る事は考えられませんが、その事が本当なら断ります。こちらからまた電話します。」
10分ほどして、妻から電話が有りました。
「あなた・・・・私は葬儀に行かなくてもいいそうです。・・・・・・心配掛けてごめんなさい。
課長と2人で行く事はありません。」
「あの男に電話して確認を取ったのだろ?あいつは何と言っていた?」
「いいえ・・・・別に・・・・・・自分の勘違いだったと・・・・・・。」
「俺に隠し事はしないと言ったのは嘘だったのか?何を隠している?あいつは何を言った?」
「私はあなたを信じています。私を信じて。あなたを信じていますから。・・・・・課長はあなた
から電話が掛かって来たと言いました。最近また思い出しては遣り切れない思いでいるから、今
度の土曜日の昼過ぎにこちらに来て謝れと言われ、今度の土曜は取引先の葬儀に、部下と出なけ
れば駄目なので、日曜にして欲しい、気が収まるならまた殴ってもいいと言うと、急に怒り出し
て、その部下と言うのは妻の事か?妻と行く気だな?本当に葬儀に行くのか?違う所に2人で行
くのと違うのか?と訳の分からない事を言い出したので、怖くなって電話を切ったと言われまし
た。あなたがそう成ったのも全て自分のせいだと。取り返しの付かない事をしてしまったと。お
金はいくら掛かってもいいから、良い医者に看てもらって欲しいと言っていました。その様な事
は信じていませんから。あなたがどうなっても信じていますから。あなただけを信じていますか
ら。あなたがどうなっても、あなたを愛していますから。」
「俺がどうなってもと言う事は、俺がどうかしていると言う意味か?俺が変になったと思ってい
るのか?電話はあいつから掛かって来たんだ。通話記録を取れば分かる。お前は俺が医者に行っ
た方がいいと思っているのか?何も信用していないじゃないか。もういい、勝手にしろ。」
私の今までの言動や行動から、妻が疑心暗鬼になるのは分かります。しかし野田の事を信用する
のだけは許せませんでした。また、ここで怒れば野田の作戦に乗ってしまう事も分かっていまし
たが、それでも怒りは隠せませんでした。発覚当初は野田を殺してもいいと、真剣に思っていま
したが、野田と違い守る者がある私には出来ません。妻が野田だけを好きで私と別れたいと言え
ば別ですが、私の事が好きで、野田とは勘違いだったのでもう終わったと言われれば、真意はと
もかく、犯罪になる復讐も戸惑ってしまいます。そうかと言って、逆に野田から攻められている
今の状態では、妻との事を考える余裕も無くなり、このままでは私がおかしく成りそうです。い
え、既に少しおかしく成っているのかも知れません。
野田の目的は、私と妻が元の夫婦に戻るのが嫌で、揉めさせて離婚させ、妻を自分の物にしたい
のだと推測出来ますが、それだけでは無いような気がします。それ以外にも、何か凄く満たされ
ない物がある様に感じました。思い当たるのは、別れた奥さんの事です。野田が自分と同じ思い
だから、私の心境が分かるのだとしたら、逆に私は今妻と別れても未練が残るので、別れてさっ
ぱりした様に言っていますが、野田もまだ別れた奥さんに、未練があるに違い有りません。今度
の休みは家に帰り、野田の別れた奥さんに会ってみようと思います。
  1. 2014/08/22(金) 17:56:02|
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戦い 第16回

7月18日(金)
仕事が長引き、家に着いたのは可也遅い時間でしたが、妻はいつもどおり起きて待っていました。
私は着いてから一言も話さず、お風呂に入りに行こうとした時、妻が。
「あなた・・・・・ごめんなさい。明日・・・・急に・・・私が葬儀に行く事に・・・・・・・。」
「やはりそうか。本当は前から言われていたのと違うのか?誰と行く?あいつか?」
「はい・・・課長と・・・・。でも本当に今日言われたのです。もう一人の人が急に都合が悪く
なったから、先方と面識の有る私に行って欲しいと部長から言われました。」
「上手い事を言うな。今回俺が帰る事にしたが、本当ならお前が来る事になっていた。だから俺
には違う理由を言って、俺の所へは来ないつもりだったのだろ?最初からあいつと2人で行くつ
もりだったんだろ?また俺を騙していたと言う訳か。」
「本当です。この間は知らなかったし、課長に電話したら私とでは無いと言われました。本当で
す。信じて下さい。」
私は何が本当なのか、分からなくなってしまいました。
「信じろと言われても、その様な偶然があるのか?仮にお前の話が本当だとしても、どうして断
らなかった?あいつと2人で行きたかったのか?俺が嫌な事は知っているだろ?」
「部長から先に、明日は何か大事な予定でもあるのか?と聞かれ、特に無いと言ってしまいまし
た。その後葬儀に行ってくれと頼まれて、断れませんでした。」
「そうか。お前は俺が帰ってきて、一緒にいるのが大事な事だとは思っていないんだ。昔ならい
いが、お前が俺を裏切り、未だに俺を苦しめている今、一緒にいる事が大事だとは思わないのか?
本当は俺といると息が詰まるのか?別れたいならそう言え。子供達に知られたくないし、今の生
活は捨てたくないが、好きなのは野田ですと言え。明日は2人で楽しんでこい。明日行けば俺達
は終わりだ。その覚悟で行って来い。」
「ごめんなさい。行きません。私は今の仕事が好きです。あなたとの関係をどうしたら良いのか
分からず、どうやって償えば、少しでもあなたが楽になれるのか分からずに、悩んでいました。
その事から逃げられるのは仕事をしている時だけでした。少しでも仕事で不利になる事はしたく
なかった。私が悪いのに勝手だと分かっています。あなたはもっと悩んでいるのも分かっていま
す。ごめんなさい。言い訳になりますが、明日は別々に行くつもりでした。課長は車で迎えに来
ると言いましたが断りました。本当です。」
「だから?別々に行ってもどこかで落ち合えばいい事だ。本当に葬儀が有るのかも疑わしいな。
何を言われても駄目だ。第一俺はお前の事を全く信用していない。信用出来ない事をしたからな。
明日行っても良いが、帰りに離婚届を貰って来てくれ。風呂はやめた。もう寝る。」
妻を虐める為に酷く言いましたが、信用出来ない思いは本心でした。お互いにこれだけ信用出来
なければ、もう夫婦としては終わっているのかも知れません。

7月19日(土)
朝早く起きて居間へ行くと、妻は電話を掛けようとしていました。
「どこに電話する?俺が寝ている間に、あいつと口裏合わせをしようと思ったのか?」
「違います。今日の事を断ろうと思って・・・・・・・・。」
私は昨夜あの後考えていた事が有り、今日の事を断らずに、迎えに来てもらうように電話しろと
言いました。また野田と何かあると思った妻は躊躇していましたが、強引にそう電話させてから。
「どうだった?あいつは喜んでいただろ?」
「・・・・・はい・・・・・・どうして?私は課長と行くのですか?」
「行きたいのか?ところが違う。あいつは俺が帰ってきているのは知らないだろ?あいつが来た
ら、俺は隣の部屋に隠れて聞いているから、俺の言うとおりにしろ。」
出来ないと泣きなりながら断る妻を、離婚で脅し無理やり承諾させました。
10時にチャイムが鳴り、妻が上がるように勧めると。
「おい、美鈴・・・いや、美鈴さん。着替えてないのか?向こうで食事をしようと思っていたの
で、時間に余裕はあるが早く着替えてくれ。どうした?」
「課長は私と行く事になるのを、前から知っていたのですか?課長が部長に頼んだのですか?」
「いや違う。一緒に行くはずの奴が、急に親戚で不幸が出来たから、美鈴さんにお願いする事に
昨日決まった。本当だ。ただ部長に、美鈴さんにして欲しいと進言したのは私だ。でもこれは仕
事上の事だ。他に意図は無い。先方に面識のある美鈴さんが適任だと思った。それより、2人で
いる時は課長はやめてくれ。他人行儀じゃないか。」
妻の言っていた事は本当でした。野田は何らかの方法でもう一人を行かせずに、妻と行く事を最
初から考えていたのだと思います。
その後、妻はなかなか私の指示した通りにせず、沈黙が続いています。
「どうした?悲しそうな顔をして。早く行こう。」
「・・・・・・課長・・・・・私・・・・・あれから寂しくて・・・・・今日課長と・・・・以
前のように・・・・・・・また課長にして欲しくて・・・・・・主人には・・・私さえ黙ってい
れば・・・・・・分からないから・・・・・・・。」
妻には最初紳士的に対応していましたが、結局本音が出て。
「そうか。私も一緒の気持ちだ。しかし誓約書に書いた事は守りたい。美鈴が離婚すれば、すぐ
にでも迎えに来る。でも今は駄目だ。・・・・・・・・そうか。美鈴に恥を掻かせてはいけないな。
よし、私も腹をくくった。今は時間が無いから、葬儀が終わってからにしよう。その方がゆっく
りと出来る。そうと決まれば早く着替えろ。葬儀も最初だけ顔を出して、途中で失礼しよう。今
まで寂しかった分、美鈴が嫌と言うほど可愛がってあげるから、早く仕度をしろ。」
その時私が妻達のいる部屋に入って行くと、野田は驚きの表情を浮かべました。
「おい、人の家に来て、美鈴が嫌と言うほど可愛がってあげるからとはどういう事だ?美鈴を可
愛がるのも仕事か?何が誓約書に書いた事は守りたいだ。ずっと美鈴としたくてウズウズしてい
たのだろ?美鈴、俺がいるのにどういうつもりだ?本気で言ったのか?」
「・・・いいえ・・・・からかった・・・だけです。・・・こんなに・・・すぐに引っ掛かるとは
思いませんでした。・・・・・・盛りのついた・・・・犬みたい・・・・・。」
「そう言う事らしいから、もう帰れ。残念だったな。」
野田は妻がいる前では紳士を装っている為に、言い返しもせずに立ち尽くしていましたが。
「あのー。葬儀は・・・2人で出席しないと・・・・まずいので・・・・・・。」
「おい美鈴、どうする?まだ言いたい事が有るだろ?」
「・・・・・私は行きません。・・・・・お一人で・・・どうぞ。会社で顔を・・・・合わすのも
本当は・・・嫌だけど・・仕事だと思って我慢しています。・・・・・休みの日まで顔を・・・見
たくありません。」
「残念だろうが、1人で行って来い。顔を出して、途中で抜けられるぐらいだから、1人で充分
だろ?部長には、妻は途中で気分が悪くなって帰ったとか何とか、得意の嘘で誤魔化しておいて
くれ。それと、今の事は誓約書違反だが許してやる。妻がからかったみたいだからな。」
野田は1人出て行きました。妻は涙を浮かべて。
「もう会社には行けません。私辞めます。辞めさせて下さい。」
「どうしてだ?お前は会社に、あの男のご機嫌を取りに行っているのか?あいつと気まずくなっ
たとしても、仕事とは関係ない。あいつの顔を見なければいい。それとも、今まであいつの顔を
見に行っていたのか?今の仕事が好きだと言っていたが、本当はあいつと一緒に仕事するのが、
好きなのじゃないのか?」
「違います。仕事が好きでした。・・・分かりました。あなたの言う通りにします。ごめんなさい。」
まるで子供の仕返しの様な事をしてしまいました。これで妻は、益々私が正気では無いと思った
かも知れません。それでも、こんな幼稚な事でも、久し振りに野田の困った顔を見て、少し気が
晴れました。そんな私は本当に気がおかしく成っているようです。
  1. 2014/08/22(金) 17:57:07|
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戦い 第17回

7月20日(日)
午後妻に黙って家を出て、野田の別れた奥さんの所に行きました。電話をしてからだと断られる
可能性が有るので、アポも取らずに直接行く事にし、奥さんと子供を残して野田が家を出たと聞
いていたので、誓約書に書いてある住所に行き、インターホン越しに名前を言うと、予想に反し
てすんなりとドアをあけてくれました。中に入ると小柄で可愛い感じの女性が、正座をして頭を
下げています。
「この度は大変申し訳ないことを致しました。どうか許して下さい。」
よく見るとお淑やかそうな女性で、とても自分から男を誘って、不倫していたとは見えません。
「頭を上げて下さい。私は奥さんに何かされた訳ではない。今日は文句を言いに来た訳では無い
でのす。大変失礼かと思いましたが、少し聞きたいことが有ります。」
部屋に通されてからも、奥さんはずっと謝っていました。
「私のせいなんです。私さえあのような事をしなければ、あの人もこんな事はしなかったと思い
ます。全て私が悪いのです。私のせいでご主人のご家庭を無茶苦茶にしてしまいました。どうか
許して下さい。何か償いをしなければと思っていても、償う方法も分からずに、そのままに成っ
ていました。先ほどあの人が来て、子供達を買い物に連れて行きました。子供達も夕方まで帰っ
て来ませんので、私に分かる事でしたら何でも答えます。」
「野田さんはよく来るのですか?」
「はい。色々理由を付けて週に2日は必ず来ます。来ても玄関より中に入らないし、私と話す事
も有りません。でも、生活費は毎月入れてくれますし、今日のように子供達には、色々買ってあ
げているようです。あの人は、今までの生活や子供達に、まだ未練が有るのだと思います。私に
もと言いたいのですが・・・・・・・・・・。初めてお会いしたのにこの様な話をしてしまい、
ごめんなさい。」
「と言う事は、奥さんも野田さんに未練があるという事ですか?ではどうして離婚を?」
「あの人は私の過ちを許せませんでした。それは当然なのですが、私は何とか許して貰おうと、
どの様な仕打ちにも耐えてきました。不倫が発覚してから、あの人を愛していると再確認しまし
た。子供から手が離れた私は、もう一度恋愛をしたかっただけで、相手の事を愛してしまったと、
錯覚していた事に気付き、勝手ですが、もう一度やり直させて欲しかったです。そんな時、あの
人から不倫していたと聞かされ、今まで張り詰めていた糸が切れてしまい、私の事が原因で文句
など言える立場では無いのに、あの人に当たってしまいました。その事が許せなかったらしく、
離婚する事になりました。私も今までの様に謝れば良かったのですが、正直、出口の見えないト
ンネルから出られる様な気がして、意地を張ってしまいました。本当にあの人を失ってしまい、
後悔してもどうにもならず・・・・・・・・・。結局、勝手な人間です。自分なら耐えられない
ような事をしておきながら、日が経つに連れ、こんなに反省しているのに、どうして許してくれ
ないのだろう。いつになったら許してくれるのだろう。これ以上私にどの様に償えというのだろ
うと思ってしまいました。」
「失礼な事をお聞きして申し訳ないのですが、あなたの様な人が、どうして不倫なんか・・・・?」
「・・・・それは・・良く分からないのですが・・・。最初は、他のお母さん達に嫌味を言われ
ている先生が可哀想で、慰め、元気付けようと思って誘いました。何回か話を聞いてあげている
内に、付き合った事は有っても恋愛と呼べる物は、あの人としかした事が無かったので、何か若
い恋人が出来たような気分になりました。いいえ、きれい事ばかり言いましたが、あの人しか男
の人を知らなかった私は、目の前に有る若い男の身体に、興味があったのも事実です。私はこの
ままあの人しか知らずに一生を終えるのだろうか?他の男の人に抱かれたら、どんな気分だろう
か?と思いました。しかし、その様な関係になった後、罪悪感でいっぱいになり、今回だけで終
わりにしようと思いましたが、先生は私が初めてで、縋ってくる先生が可愛くて仕方が無く、先
生にとって私は最初の特別な女になったという変な感覚も有り、ずるずると関係を続けている内
に、先生を愛していると思ってしまいました。ただ主人の事は愛していて、別れてまで先生と一
緒になる気は無かったです。本当に自分勝手だと、今思い出しても自分が嫌になります。あっ、
ごめんなさい。今まで聞いてもらえる人がいなかったので、べらべらと1人話してしまいました。」
話を聞いている間、奥さんが若い教師に手ほどきをしている姿が浮かび、その奥さんが今、目の
前にいる事で、不謹慎にも私の物が頭を持ち上げ出したので、慌てて質問をしました。
「いいえ、話辛い事まで話して頂いて、ありがとうございます。1ついいですか?奥さんはご主
人を愛しておられた、しかし他にも好きな人が出来た。そうですね?私にはその感覚が分からな
いのですが?」
「説明し難いのですが、私はあの人を愛していました。どちらを取るかと言われれば、迷わずあ
の人を取ります。1番失いたくない人でした。でも先生の事を好きになってしまいました。いえ、
好きだと勘違いしてしまいました。1番好きなあの人はあの人でそのままの関係を保ち、その他
に恋人がいる。罪悪感も有りましたが、それ以上に魅力が有りました。許されない事は分かって
いましたが、ばれなければ、このままでいたいと思ってしまいました。私は駄目な人間です。あ
の人が私を許せないのも仕方が無い、最低の人間です。一生懺悔しながら生きていきます。」
「ありがとうございました。野田さんと元に戻れるといいですね。」
「それは無理だと思っています。でもあの人だけを思って生きて行こうと思います。それが私に
出来る、唯一の償いです。それより、私に聞きたかった事とは?」
「いいえ。もう充分教えて頂きました。ありがとうございました。」
「いいえ、こちらこそ。変なご縁ですが、また愚痴を聞いてください。本当に申し訳ない事を致
しました。」
私は奥さんが妻と似ていると思いました。不倫した切欠や、相手の年齢など違う所は多いのです
が、考えていた事や、少し前の奥さんと今の妻の状況は同じだと思いました。また、野田と私の
立場や考えも似ています。しかし野田を許す事は出来ません。状況は同じだったとしても、妻と
関係を持った野田を、許す事は出来ません。しかし、奥さんの話を聞いて、妻と元の関係に戻り
たいのなら妻を許す。許せないなら別れる、という決断をしなければいけないと思いました。今
の状態が続けば、私も妻も壊れてしまいます。
何も言わずに出たので、家に帰ると妻は泣いていました。野田の所に何かしに行ったと思ってい
た様です。私の顔を見るなり抱きついて来ました。あれ以来私に抱きついて泣いている妻は、初
めてだと思います。この時は妻への憎しみも忘れ、いとおしく感じました。暫らくして妻は慌て
て私から離れ。
「ごめんなさい。つい・・・・ごめんなさい。ごめんなさい。」
その夜、寝室で向かい合って座り。
「俺は美鈴を愛している。愛しているが許せない。愛しているから許せないのかも知れない。で
も、このままでは駄目だと思った。俺も忘れる様に努力して、美鈴を許したい。しかし、それに
は、この間聞きたかった事が引っ掛かっている。やはり美鈴とあの男だけしか知らない事が有っ
ては出来ない。二人だけの秘密、2人だけの思い出が有っては出来ない。もう一度聞くが、全て
教えて欲しい。何を気にしているのかと馬鹿にしてもいい。俺には大事な事なんだ。」
妻は何度も頷きました。
「あいつと関係を持ってから、会うとどんな話をした?どんなセックスをした。詳しく教えて欲
しい。詳しく教えてくれないと俺の中で、嫌な想像がどんどん大きくなって行く。」
「話は・・・仕事の事とか・・・同僚の事・・・・・お互いの家庭の事・・・・・。セックスは・・・・。」
私は穏やかに話すつもりでしたが、苛立ってきました。
「そんな事を聞きたいのじゃない。ホテルでセックスをする時に、仕事の話をしていたのか?違
うだろ?言い難いのなら、俺が言う事に返事をしろ。分かったか?」
妻が頷いたので。
「セックスをする時、あいつは愛していると言ったのか?お前も言ったのか?前戯が長いと言っ
ていたが、それだけで何回も達したのか?我慢出来なくなって、お前からあいつの物を欲しがっ
た事が有るのか?安全日には中に出された事も有るのか?バスルームでした事も有るのか?毎回
あいつの物をその口で銜えたのか?お前が上になった時は、いつもみたいに自分で腰を使ったの
か?達しそうになった時は、その事を大きな声で伝えたのか?」
妻は私の質問に、消え入りそうな小さな声で、全てにハイと答えました。私は悔しくて、涙が出
そうになりましたが、質問を続けました。
「俺が以前ラブホテルで、バイブを買ってみようと言った時、お前は怖いから嫌だと言ったよな?
そんな変態みたいな事は嫌だと怒ったよな?あいつには使われただろ?バイブでも何回も達した
のか?俺には嫌だと言いながら、どうしてあいつにはさせた?」
「最初、嫌でした。でも無理やり・・・・私は身動きが取れなくて・・・・・2回目からは、怖
くなくなって・・・・・ごめんなさい。」
「身動きが取れないと言う事は、縛られていたと言う事だな?すんなり縛られたのか?抵抗しな
かったのか?縛られて感じていたのか?」
「許して下さい。課長との秘密を持ちたい訳じゃ有りません。あなたに知られるのが怖い。そん
な淫らな私を知られたくない。やはり私には言えません。ごめんなさい。ごめんなさい。許して
下さい。他の事は何でもします。聞かないで。許して・・・・・・・・・。」
妻は激しく泣き出し、何を言っても狂ったように泣いて聞き出せません。これが逆の立場で、私
が不倫していてこの様な事を聞かれたとしても、ここを触って、次にこうして、彼女はこう反応
してなどと話す事は出来ないと思います。また相手が話せば許すと言っても、気分を悪くさせる
事は分かっているので話せないでしょう。しかし聞きたい。怒りや寂しさが増すのは分かってい
ても、気になって仕方が無いのです。
この事は無理だと思った私は、もう1つ気になっていた事を聞く事にしました。
「セックスの事はもういい。今日はここまでにしておく。ただ、もう少しだけ教えてくれ。旅行
に行った時、腕を組んで歩いたか?肩を抱かれて歩いたのか?ずっと夫婦の様に振舞っていたの
か?宿泊名簿にも夫婦として同じ苗字を書いたのか?」
やはり妻は、何度も頷きました。セックスの事は勿論ですが、なぜか寂しさはこの事の方が大き
かったです。
「もうあいつの事を忘れる事が出来たか?まだ努力している途中なのか?まだ好きなのか?毎日
俺にこれだけ責められて、まだ俺とやり直したいと思っているのか?正直に教えてくれ。」
妻は顔を洗いに行き、気持ちを落ち着かせて戻ってきました。しかし私の正面に座るとまた涙が
こぼれ、涙声で話し出しました。
「課長と付き合い出してから、夜1人になると罪悪感に潰されそうでした。あなたと一緒に過ご
す休日は尚更で、もう止めなければいけないと、いつも思っていました。そう思っていても止め
る事が出来ず、その内嘘をつくことに慣れてしまい、そんな自分が嫌で罪悪感は増すばかりでし
た。あなたに知られた時、あなたを失うという恐怖感に教われましたが、こんな生活から抜け出
す事が出来ると、少し気が楽になったのも覚えています。私のしてしまった事を思えば、やり直
して欲しいとは言えません。ただ別れたく無いです。このままでもいいから失いたく有りません。
あなたに責められても、それは当然だと思っています。一生責められても、仕方が無い事をして
しまったと思っています。ただ時々・・・・・・・・・。」
「どうした?正直に話してくれ。何を聞いても怒らない。嘘をつかれるよりいい。」
「私があなたを裏切る前は、休日が楽しみでした。仕事は好きでしたが、あなたといると仕事で
の嫌な事を、忘れる事が出来ました。それが今は、仕事している時だけが私の気が休まる時です。
自分の蒔いた種で勝手だと分かっていても・・・・・・・。ごめんなさい。どうしたら償えるの
だろうとか、謝る事しか出来ない自分に苛立つ事があります。こんな生活から抜け出したいと思
ってしまう事も有ります。あなたに反省が足りないと言われても仕方が無い事を、思ってしまう
時が有ります。ごめんなさい。」
「こんな生活から抜け出したいと思ってしまう?俺と別れて楽になりたいと思う事が有ると言う
意味か?」
「違います。あなたと別れれば、今以上に苦しくなるのは分かっています。どうしたいのか分か
りませんが、そう思ってしまうことが有るのです。ごめんなさい。・・・・・ごめんなさい。」
「あいつとの事はどうなんだ?」
「恋愛感情は有りません。ただ・・・・・正直に言います。まだ嫌いにはなれません。でもまた
付き合いたいとか、未練が有ると言う事は有りません。ただあなたに隠れて、半年も付き合って
しまったから、他の人と同じかと言えば少し違います。上手く言えないですが、恋愛感情や、未
練は有りません。本当です。」
妻が言う様に、この間まで好きだった男を、すぐに嫌いに成る事は無いと思います。また半年も
身体の関係があった男を、他の者と同じ感覚になるのも難しいと思います。正直に言えと言って
おきながら、嘘でも嫌いになったと言って欲しかったです。嫌いになったと言えば、それはそれ
で、嘘をつくなと問い詰めるのでしょうが。
  1. 2014/08/22(金) 17:58:24|
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戦い 第18回

7月21日(月)
今日は祭日で休みなのですが、片付けておかなければならない仕事が有ったので、朝の新幹線で
戻り、4時間ほど会社に行ってマンションに帰ると、野田からまた電話が掛かってきました。あ
のままでは終わるはずが無いと思っていましたが、やはり野田は悔しかったようで。
「美鈴さんに電話して、一昨日の事はご主人に言われてそう言っただけで、本意では無い事ぐら
い分かっているから、気にせずに明日からまた一緒に仕事しようと言ったら、泣いて喜んでいた。
その時ご主人はもう帰ったと聞いたので、電話させてもらった。」
「わざわざご丁寧に、ご苦労な事だな。もう切ってもいいか?」
「いや、今日はご主人に忠告したい事があってな。あんた、最後に行った旅行の事が気になるだ
ろ?俺の妻も浮気していた時に1度だけ旅行に行った。やはりその事が1番気になったが聞けな
かった。だからあんたも気になっているだろうと思って電話した。聞いてもたぶん美鈴さんは言
わない。あんな事言えるはずが無い。俺もあんな凄い美鈴さんを見られるとは思わなかった。旅
の恥は掻き捨てとはよく言ったものだ。」
勿論知りたかったのですが、野田から聞かされるのは我慢出来ませんでした。
「誰でもお前と同じだと思うなよ。俺はもう全然気にしていない。相手がまともな奴なら気にな
るかも知れないが、お前ではな。」
「本当か?全て知ってスッキリさせないと、俺の所みたいになるぞ。いいのか?俺はその方がい
いが、あんたが可哀想になってな。」
「お前の所と言えば、昨日お前の別れた奥さんに会って来た。かわいい人じゃないか。俺は玄関
で失礼しようと思っていたが、強引に部屋に通されてな。何か償いをしたいと言うもので、とん
だ長居をしてしまった。帰りにまた会って欲しいと言われたので、いつにするか考えていたとこ
ろだ。別れたのだからお前には関係の無い事なので、黙っていようと思っていたが、丁度良かっ
た。今度いつ子供達を連れ出す?子供達がいると都合悪いので、予定が有ったら教えてくれよ。」
「妻に何をした?何かしたのか?」
「俺はほとんど何もしていないが、あの人は・・・・・・・。それより妻じゃ無いだろ?美鈴と
違ってあの人はフリーだ。お前に何か言われる筋合いは無い。」
野田は電話を切ってしまいました。お互いにまるで子供の言い合いです。幼稚な喧嘩です。しか
し、奥さんの言っていた事と今の野田の慌てようから、まだ別れた奥さんに未練が有ることが分
かりました。

8月23日(土)
あれから1か月ほど経ちましたが、その間変わった事は有りませんでした。野田からの電話もあ
れ以来無く、私が妻を責める事もしませんでした。変わった事と言えば、アルバイトで帰って来
なかった子供達が、お盆には帰って来たので、久し振りに妻の笑顔を見た事ぐらいです。その後
はお盆前と変わらず、妻は笑顔を見せませんし、私も笑う事は有りません。ただ来月からは生活
が大きく変わりそうです。来月初めに挨拶を済ませて、その後本社に帰れる事になりました。も
うそろそろだとは思っていましたが、私の会社は4月の移動が多く、今回は寝耳に水の人事異動
でした。最初は喜びましたが、よく考えてみると手放しでは喜べません。依然妻と2人でいても、
会話らしい会話も無く、妻もそうでしょうが、私も息が詰まりそうでした。来月から毎日その状
態が続くのです。ここで何とかしたいと思った私は、あれからも忘れる事無く、気になっていた
事を知る為に、強硬手段に出る事にしました。
「美鈴、久し振りに来週は2人で旅行に行こう。」
妻は急に顔が明るくなり、嬉しそうに頷きましたが、私のその後の言葉を聞くと、今度は顔が今
まで以上に曇りました。
「前に美鈴があいつと泊まった旅館に行きたい。部屋も同じ部屋にしたいから教えてくれ。他の
日程も同じにしたい。」
部屋の名前か部屋番号を聞いても、本当なのかどうか分かりませんが、忘れたと言って言いたが
りません。どうにか2階の1番奥の部屋である事を聞き出し、予約を取る為に電話すると、夏休
み最後の土日なので、無理かもしれないと思っていましたが、すんなりと予約を取る事が出来ま
した。妻は何が起きるのか不安そうな顔をしていたので。
「来月から毎日顔を合わす事になる。美鈴は嬉しいか?今のままで耐えられるか?俺はもう嫌だ。
早く忘れてしまいたい。でも、やはりこの事が気になって吹っ切れない。美鈴は辛いだろうが協
力してくれ。美鈴があいつと廻ったコースを辿り、何を見て何をしたのか知りたい。このままで
は、一生嫌な想像をして暮らす事になる。毎日とは言わないが、以前の様に2人でいても、たま
には笑って過ごしたい。こんな事をして吹っ切れるのかどうかも分からないが、このままでは駄
目になる。いずれ別れる事になる様な気がする。協力してくれるな?」
「私はいつ離婚を切り出されるのか、毎日ビクビクしていました。明るく振舞おうと思っても、
明るく振る舞えば、もう私だけあの事を忘れて、反省も止めたと思われないか、不安で出来ませ
んでした。私もこのままだと、いつか離婚を言われそうな気がします。もしあなたが離婚したい
と言えば、私は何も言えません。今聞いた瞬間、私は行きたくない、そんな事は止めて欲しいと
思いました。今でも怖いです。私があなたに隠れて何をしていたのか知られるのが怖いです。私
はあなたの事も忘れて、言えない様な恥ずかしい事をしました。知られれば逆に、もう終わって
しまうかも知れません。でも最後のチャンスだと思って、出来る限りあなたの言う通りにします。
お願いします。」
  1. 2014/08/22(金) 17:59:25|
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戦い 第19回

8月30日(土)
昨夜家に帰ってきて、朝、妻達が行った時と同じ様な時刻に出発しました。車の中で何を話した
のか、何処に寄ったのか、その時は腕を組んだのか、あるいは肩を抱かれて歩いたのかなど、詳
しく聞きながら同じ事をしました。最初言い難そうにしていた妻も決心を固めたのか、自分から
話したり、行動で示したりしてくれる様になりましたが、温泉街が近付くに連れて話さなくなっ
たので、そのまま旅館に行き、駐車場に入ったのはまだ午後3時でした。この温泉街には大きな
旅館がいくつも有るのに、私達の旅館は中心から少し離れた所に有る、小さな寂れた旅館でした。
部屋数も少なそうで、まだ時間が早い事も有るのでしょうが、私達の他には、お客のか従業員の
か分からない車が1台止まっているだけです。
「あの男はどうしてここを?」
「急に決まったので、ここならいつも空いているらしくて・・・・・。それとここには小さな混
浴の露天風呂が有って、少しお金を出せば、家族風呂のように貸し切りに出来ると言って・・・・・・。」
なかなか足が進まない妻の背中を押しながら玄関を入り、フロントらしき所でチェックインを済
ませましたが、妻はずっと下を向いていて顔を上げません。その内に私よりも年上らしい、やけ
に化粧の濃い仲居さんが、鞄を持ってくれようとしました。その時仲居さんは妻の顔を見て、少
し驚いた表情をしました。部屋に案内されてお茶を入れてくれたのですが、その間も時々妻の顔
を上目使いに見るだけで、何も話さないので何か有るとおもった私は、不倫カップルを装い。
「お姉さん、彼女の顔に見覚えがあるの?」
「・・・・いいえ・・・・初めてです・・・・・・。」
「知っているのでしょ?5月に旦那と来て、同じ部屋に泊まったはずなのだが?彼女の事は気に
しなくてもいい。変な趣味だと思うだろうが、彼女の旦那も、今日ここに泊まる事は知っている。」
心付けを渡しながら言うと、仲居さんはホットした表情になり。
「そう言う事ですか。お連れの方が違うので、どちらが旦那様か分からなくて、何と言っていい
のか分からないからドキドキしました。そうですか。」
「でも、どうして覚えているの?何か印象に残る事でもあったの?」
俯いて顔を上げない妻を見て、言い難そうにしていましたが、私が耳元で。
「俺達は少し変わっていて、旦那と来た時と同じ事をする為に、部屋も同じ所にしてもらった。
彼女も旦那と同じ事を、他の男にされると燃えるらしい。今も嫌なのではなくて、もう興奮して
いるのだと思う。どういう様子だったか教えて欲しい。その方が彼女も・・・・・・・・。」
仲居さんは嫌らしい顔付きになり。
「あの時も私が受け持ちでした。と言っても、仲居は私の他にもう1人いるだけですが。到着な
さって1時間ぐらいした頃、夕食の時間を聞き忘れていて怒られたので、慌てて聞きにきたら、
部屋の外で聞こえるぐらい、奥様のあの声がしていたので内線で聞く事にして、30分程してか
ら電話しました。電話に出られないので、悪いと思いながらももう一度部屋まで行き、ノックす
ると入る様に言われましたが、まだ奥さんの声がしていたので迷っていると、また旦那様が入れ
と言うので仕方なく入りました。決して見ようと思って入ったのでは有りません。早く夕食の時
間を聞いてこないと、板前さんにも怒られるし・・・・・・・・。」
「何を見たの?」
「・・・・・・・・・・・。」
「詳しく教えてよ。その方が燃えるから。」
私がまた少しのお金を渡しながら耳打ちすると。
「入り口に背を向けて、旦那様が後ろからしている最中で、奥様は私が入って来たのも気付かず
に、凄い声を上げていました。私が夕食の予定を聞いても知らん顔なので、もう一度大きな声で
聞くと、やっと奥様は私に気付いて、狂った様に嫌がって離れ様としました。でも旦那様は止め
るどころか、奥様の腰を掴んで動きを早くしたので、奥様は私がいるのに・・・・・・・・・。」
私は唖然としましたが、気を取り直し。
「混浴の露天風呂を借りた時はどうでした?」
「その事も知っていらっしゃるんだ。夕食が終わってすぐの時間を借りられたので、その頃私は
夕食の後片付けに追われていてよくは・・・・・・・・ここは小さいから、何でもしないといけ
ないから・・・・。ただ貸しきりは少しですがお金を頂くので、普通借りられるのは1時間が多
いです。あの時は2時間も借りられたので、何かしていたのではないかと・・・・・ねえ奥様?」
妻は俯いたまま顔を上げません。仲居のおばさんはその気になって、色々話し出しました。
「それと、私は帰っていて聞いた話ですが、隣の部屋には若いご夫婦が泊まってみえて、隣に聞
こえるほど声が大きいので、最初はそれを聞きながら興奮していたらしいです。しかし、延々と
夜中になっても終わらないので、眠れないと苦情が来て、今日もそうですが、他の部屋が空いて
いたので、そこに代わってもらったそうです。今日は隣の部屋は空いているので、心置きなく楽
しんで下さい。この前と同じ様に、露天風呂を貸し切りにします?2時間で1000円です。」
仲居さんがいなくなってから、本当ならセックスをしていたのでしょうが、ただでさえその気に
成れないのに、仲居さんの話を聞いて更にその気は無くなり。この後何をしたのか妻に聞くと。
「仲居さんがいなくなって、すぐにキスをされて押し倒され・・・・・・関係を持った後、別々
に温泉に入ってから、夕食の御馳走を頂きました。その時私もビールを少し飲みました。」
「いや、押し倒された後が聞きたいんだ。」
「普通の・・・・・・・・・。」
「普通とはどういうセックスがふつうなんだ?どうせバイブも使われただろ?それに仲居さんが
来ても止めずに、いや、見られる様にわざと呼んでおいて、それのどこが普通だ?」
「私は嫌だったけど・・・・・・・ごめんなさい・・・・・・・・。」
しばらく寝転んで休憩し、その後温泉に浸かって戻ると夕食の準備が出来たところでした。先ほ
どの仲居さんが部屋を出て行く時に、私の気も知らず耳元で。
「どうしたの?何もしなかったの?彼女の旦那様に負けるわよ。」
そう言われて更に気が落ち込み、夏休み最後の休日でも、閑散としている訳が分かる様な料理を
食べてから露天風呂に行き、ここで何をしたのか妻から聞き出し、野田がさせた様に、お風呂の
中で立ち上がった私を、妻に口でさせましたが、その後の行為が出来る状態には成りません。2
時間借りていた露天風呂も、妻を残して1時間ほどで切り上げて部屋に戻り、冷蔵庫からビール
を出して飲んでいると、しばらくして戻って来た妻は化粧をしています。妻は予備の浴衣の紐を
出して来て、自分が着ている浴衣の紐も解き、目に涙を溜めながら私に渡すと浴衣を脱ぎました。
妻は下着を着けておらず、全裸で、すでに敷かれていた布団に横になり、目を閉じて泣いていま
す。それを見て、その後の行為を聞く気になれず、矢継ぎ早にビールを口に運ぶと、布団に入っ
て寝ました。
  1. 2014/08/22(金) 18:48:19|
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戦い 第20回

8月31日(日)
まだ夜も明けぬ頃、ビールの酔いで熟睡していた私は、何か下半身に気持ち良い感覚を覚えて目
を覚ましました。次第に意識がはっきりして来ると、妻が私の下半身にうずくまっているのが分
かりました。妻は私の浴衣を開いてパンツを膝まで下ろし、しきりに口と舌を使っていました。
意識が朦朧としている時は痛いほど元気だった物も、意識が戻るとやはり休息に萎えていきます。
妻は単にセックスがしたいのか、何とか私と元の関係に戻りたくてしているのか、または野田と
この部屋で行った行為を思い出して、興奮したのかは分かりませんが、柔らかくなった物に必死
で口を使っているのを見ていて、何故か可哀想に感じました。妻を引き寄せ、何ヶ月ぶりかにキ
スをしてから浴衣の紐を解いて妻の乳首に吸い付き、しばらく乳房で遊んでから全身至る所に舌
を這わせると、妻の息遣いは荒くなって来ましたが私は軟らかいままでした。しかし、久し振り
の妻の身体は柔らかく暖かかったです。必死に声を押し殺し、しきりに私の軟らかい物に手を伸
ばして来る妻がいとおしくなり、妻だけでも気持ち良くさせてやろうと、野田と同じ事をする為
に買って来たバイブを出して、初めて妻に使ってみると、妻は相変わらず声が出ないように唇を
噛んで耐えていますが、それでも何回か達する事が出来たようです。今度は妻をうつ伏せにして
浴衣の紐で後ろ手に縛ると、それだけで腰が動き出し、自分からお尻を上げた格好になったので
後からバイブを使ってやると、今までと違い、私が今まで聞いた事も無いような大きな声を上げ
出し、壊れそうなほどお尻を振っていました。普段の妻からは考えられない様な乱れ方を見ても、
この姿を野田にも見せていたのかと思うと軟らかいままでしたが、色々考えている内に次第に硬
くなり、急いでスキンを付けてバイブに代えて後から入れると、妻の声は更に大きくなり、狂っ
たように最後の言葉を何回も告げたので、私も久し振りに妻の中で果てました。しかし、妻には
言えませんが、妻で硬くなった訳では無いのです。野田の事を考えている内に、野田の別れた奥
さんの事を思い出したのです。野田の性癖なら、あのお淑やかな奥さんにも、この様な事をして
いたのだろうと思った時、私の物は急速に硬くなったのです。後ろからしていたので顔が見えな
い事もあって、あの奥さんにしている様な気分になり、激しく腰を前後させていたのです。
後ろ手に縛ってある紐を解いて妻を自由にしてからスキンを外そうとすると、妻が私の手を払い
除け、慣れた手付きで外して中の物が出ない様に縛り、私の物を口で綺麗にしています。こんな
事まで仕込まれたのかと思うと遣り切れない思いになりましたが、もう充分に綺麗になったはず
なのに、妻はその行為を止めません。まだ満足出来ないのか、あるいは私と交わる事が出来た事
で、以前と近い関係に戻れるかも知れないという思いを、もう一度確認したいのかは分かりませ
んが、私の制止も聞かずに続けています。そんな妻がまた可哀想に思え、今度は自分から野田の
別れた奥さんを思い出すようにしていると、私の物は回復して来ました。それを見た妻は新しい
スキンを、また慣れた手付きで被せると、自分から上に跨って私の物を納め、激しく腰を使って
来ました。妻には一度もスキンを付けさせた事が無いにも関わらず慣れていた事や、妻はこの体
位は元々好きでしたが、以前の様に、ただ前後に腰を使うだけでなく、腰をいやらしく回したり、
大きく上下させたりして、色々な動きをする妻を見ていると、やはり野田に仕込まれた事を思い、
萎えそうになります。その時は目を閉じて奥さんの事を思い出し、妻の行為を奥さんがしている
と思うようにして、どうにか最後まで行く事が出来ましたが、終わった後は虚しさが残り、実際
に私を裏切っていた妻と違い、他の女を思い浮かべていただけなのに、妻に対して後ろめたい気
持ちがありました。
奥さんとその様な関係になる事は有り得ません。その様な勇気も私には無いです。しかしこれも
心の浮気でしょうか?
夜が白み出し、久し振りに私の腕の中で、満足そうな顔をして目を閉じている妻を見ていると、
また虐めたくなってしまい。
「美鈴、凄かったな。色々あいつに教えられたんだな。」
「ごめんなさい。私・・・・・・・ごめんなさい。でもあなたのが入って来てくれた時、凄く嬉
しかった。凄く感じて、身体がバラバラになりそうだった。」
凄く感じたと言うのは、私に対しての気遣いかも知れませんが、凄く嬉しかったと言われると、
心が少し痛みます。
「バイブで何回も達したのに、最初の内どうして声を出さないように我慢した?あいつの時は最
初から、部屋の外に聞こえるほど凄い声を出していたんだろ?」
「恥ずかしかったんです。あんな物で感じる私を見られるのが恥ずかしくて、知らぬ内に声を出
さない様に我慢してしまいました。」
「あいつには全て曝け出せるのに、俺には出来ないと言うことか?」
「ごめんなさい。良く分かりません。何故か恥ずかしくて。ごめんなさい。」
よく浮気相手には、妻に出来ない行為も出来ると聞きますが、私には気を許せず、野田には許し
ていたと言われている様で良い気はしませんでした。
「手を少し縛っただけで急に変わったが、縛られると感じるのか?」
「・・・・・恥ずかしいから・・・・・嫌です・・・・・でも・・・・・なぜか・・・・・・・。」
「あいつには、もっと色んな格好に縛られたり、もっと色々な事もされたんだろ?」
妻は小さく頷きました。
「スキンを付けるに慣れていたが、あいつにさせられていたのか?美鈴が上の時、腰の使い方が
以前と違っていたが、あいつに教えられたのか?」
また妻は腕の中で小さく頷きました。ただの不倫では無く、妻が野田に色々教え込まれ、今まで
と違う快感を覚えてしまった事を目の当たりにして、野田に対して発覚当初以上の怒りが戻って
来ました。私がどうして妻と1つになる事が出来たのか何も知らない妻は、これで私とやり直せ
る望みが出来たと思ったのか、まだ意識が朦朧としていて今の状況が分からないのか、その後、
ローソクを使ったり鞭などで叩かれたりする様な、過激な行為はされなかった事や、後ろへ指は
入れられた事はあっても野田の物は受け入れていない事など、私が知りたかった疑問に、素直に
答えました。
「あいつは無言でそんな行為をしていたのか?」
「・・・・・いいえ・・・・・・・・・・。」
「色々言ってきて、美鈴にも恥ずかしい事を言わせるのか?何を言わされた?」
妻は最初頷いただけで、流石に内容までは話しませんでした。
朝食を終えた時、あの仲居さんが近くに来て、小さな声で。
「旦那様・・・・・・とお呼びしていいのかな?昨夜はどうでした?」
「ああ。そう呼んでいいぞ。本当は俺が亭主なんだ。」
「えっ・・・・・・・・・・・・。」
その後仲居のおばさんは私を避け、何も話し掛けて来ませんでした。
  1. 2014/08/23(土) 10:24:14|
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戦い 第21回

9月1日(月)
昨夜の内に最終の新幹線で戻り、今日は転勤前の引継ぎなどで、大忙しだった為に流石に疲れま
した。体力の衰えを痛感し、旅行に出かけた時期が悪かったと反省しています。
私はお湯に浸かるのが好きなのですがシャワーで済ませ、缶ビールを飲んでいると電話が鳴った
ので、野田からだと思いました。それと言うのも、野田に対して、旅行に行くほど夫婦仲は回復
していると思わせたかったのと、私が戻ってくる事を話せる切欠になればと思い、昨日の帰りに
みんなで分けられるお土産を買って、妻に持たせたからです。その様な訳で、野田がまだ妻の事
が好きなら、たとえ相手が亭主とはいえ、身体の関係を持たれるのは悔しいと思い、電話をして
来る様な気がしていましたが、受話器を取るとやはり思ったとおり野田の声が聞こえました。
「私の教えた通り旅館に行って来たそうだな。美鈴さんがみんなに渡していたお菓子を、私も1
つ頂いたよ。それに本社に帰れるそうで良かったな。私達が行った温泉に行って来たらしいが、
どこの旅館に泊まった?浴衣はいいだろ?気分が変わって夫婦関係も持てたようだな。美鈴さん
が先週より明るくなった様な気がしたから、私にはすぐに分かった。」
野田はまだ諦めておらず、妻を毎日の様に観察していたのでしょう。
「それと、もう1つ忠告しておいてやるが、関係を持てたぐらいで安心するな。美鈴さんは私と
の事を思い出していたのかも知れないぞ。まだ忘れられるはずが無い。どの様な事かは聞いてい
るだろ?美鈴さんに色々してもらったか?」
野田は自分がそうだった様に、私も妻と関係がもてる筈が無いと高を括っていたのでしょう。い
つもより強い口調から、悔しさが伝わって来ます。野田が妻を自分の物にしたいが為に、私に対
抗心を持つのは分かります。しかし以前から、妻への思いより私に対する対抗心の方が、強いよ
うに感じていました。
「妻は改めて俺しか駄目だと分かったそうだ。同情だけで、他には何も無かった事が分かったそ
うだ。妻の浮気相手が、女に同情される様な、俺より劣った情けない男で良かったよ。それより、
お前の方はどうなんだ?別れた奥さんと少しは上手く行く様になったのか?あの奥さんの調子だ
と駄目だろうとは思うが、まだ未練が有るのだろ?」
「未練なんて全く無い。私から離婚を望んだのだ?それとこの間、美代子と、さも何か有った様
な口振りだったが、何もなかったようだな?」
野田は離婚した現実に慣れて来たのか、妻と言わず名前で言うようになっていました。名前を聞
いた事は有ったのですが、気にもしていなかった為に忘れていて、この時美代子という名前だっ
た事を思い出しました。
「美代子がそう言っていたのか?済まん、呼び捨てにしてしまった。あっ、いいのか。お前とは
もう関係が無いのだったな。」
「・・・・・・・・・・・何も聞かないが、長年連れ添った私には、顔を見ただけで分かる。」
「不倫されていても、すぐ分からなかったのに?まあ、その事に関しては俺も人の事は言えない
が。そう思いたいのなら、それでいいじゃないか。どちらにしても、別れたお前にはもう関係の
無い事だ。」
「私には関係ないが、そんな事をして私達みたいにならない様に、あんた達の事を思って言った
だけだ。一緒に住む様になったからと言って、油断していると知らないぞ。あんたと身体の関係
が戻った事で、逆に私との事を思い出さなければいいが。」
電話をしている時は意地になってしまいますが、本当に幼稚な言い合いです。野田と私は似てい
るのかも知れません。この様な事をわざわざ電話して来て、警戒心を持たれるのは得策とは思え
ません。それでも何か言わなければ気が済まないのでしょう。そう思っていても、野田の最後に
言った言葉は、やはり気になります。野田に対する好きという感情は、もう無いと信じたいので
すが、仮に愛情が完全に無くなっていても、野田との快楽を思い出し、危ない橋を渡ってまで、
人生を掛けてまで、また関係を持ってしまうという事が、実際に有るのでしょうか。

9月5日(金)
月曜日から本社勤務になるので明日引越しをする為に、毎晩少しずつでも大事な物を整理しよう
と思っていましたが、あれから妻達のしていた事が気になり、帰るとパソコンの前に座り詰めで、
不倫の事やSMの事ばかり調べていて何も出来ませんでした。業者の方が全てしてくれるので、
何もしなくても良いと言われたのですが、やはり大事な物だけは自分で梱包しようと、最後の挨
拶を午前中で済ませ、昼には退社させてもらったお蔭で夕方には大事な物の整理も終わり、缶ビ
ールを横に置きながら、またパソコンに向かってしまいました。全て本当なのかは分かりません
が、その様なページには、愛情に関係無くその様な行為を楽しんでいる方が沢山おられ、不安は
増すばかりです。写真が有るページでは、そこに写っている女の人が妻に見え、悔しさと寂しさ
を覚えますが、美代子さんもこの様な事をされていたかと思うと、興奮も有って複雑な心境です。
  1. 2014/08/23(土) 10:26:12|
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戦い 第22回

9月6日(土)
流石に業者の方は手早く、午後4時には全て家の中に納まりました。少しの間離れていただけで、
それも時々帰っていたのに、今日からここで生活するかと思うと何か新鮮な感じがします。
一週間ぶりに会った妻は、先週私と1つになれた為か、以前ほどでは無いのですが明るくなって
いました。明るい妻を望んでいたはずなのに、まだ妻を許す事が出来ない私は、明るくされると
されたで、もうこれで今回の事は終わったと思っていないかと、良い気持ちはしませんでした。
私は自分でもどうしたいのか分かりません。
夜になり、妻は私のベッドに入って来て抱き付いてきました。もう二度と妻を他の男に行かせた
く無いので毎晩でも抱きたいのですが、やはり旅先と違い、現実に裏切られた事を思うと抱く気
になれません。美代子さんを思い出してするという、あの時に使った手もする気になれず、引越
しの疲れを理由に断りました。妻の行為はただの性欲からかも知れませんが、私との絆を深めた
いと思ってしているとすれば、このままでは駄目だと思い直し、寂しそうな顔で自分のベッドに
戻ろうとしている妻を、引き寄せてキスしてから。
「美鈴、俺の今の気持ちを正直に話すから、お前も話して欲しい。俺はまだ美鈴の事を許しては
いない。勿論許すように努力しているし、元の夫婦に戻りたいと思っている。でも、まだお前と
野田の事を思い出して身の置き場が無くなる時が有る。悔しくて眠れない時も有る。先週は旅先
と言う事もあってお前を抱く事が出来たが、現実に戻ると、やはりお前があいつに抱かれている
姿が浮かんでしまう。あいつに縛られて喜んでいるお前の顔が浮かんでしまう。俺もお前を抱き
たい。抱いてお前の温もりを感じたい。でも駄目なんだ。お前はどうだ?俺が抱いてやれないと
我慢出来ないか?また他の男に走りそうになるのか?野田との関係が戻りそうになるのか?」
今の気持ちを正直に話そうと思いましたが、他の女の人を思い浮かべてしていた事は話せません
でした。
「ごめんなさい。ごめんなさい。あなたを裏切る事はもうしません。それだけは何があってもし
ません。・・・・・・・ただ・・・・・・・淫乱な女だと思われるかも知れないけど、気持ち良く
なりたい時があります。・・・・・・・正直な気持ちです。ごめんなさい。」
「そうか。お前はくだらない事と思うかもしれないが、凄く気になっていた事がある。美鈴にと
って答え難い事だと思うが、どうしても知りたい。」
「・・・・・・・・・何ですか?」
「俺とあいつを比べてどうだ?あいつとしていた方が気持ちいいのか?先週はどうだった?久し
振りに俺としてどう思った?あいつとの方が気持ち良かったか?」
「・・・・・・・・あなたとの方が・・・・・・良かったです・・・・。」
「言い難そうだな。本当の事を教えてくれ。あいつとの方が良かったのだろ?俺とのセックスは
幼稚に思えただろ?物足りないだろ?」
「そんな事有りません。良く分からないけど、あなたとの方が安心感が有りました。上手く言え
ないけど、あなたとは終わった後もいつまでも気持ち良さが残ります。」
「それは、あいつと関係を持った後、罪悪感が有ったからだろ?もしも俺があいつとの関係を許
していたり、俺と別れて誰に気兼ねする事も無くセックス出来れば、あいつの方が気持ちいいと
いう事だろ?」
馬鹿な質問でした。野田との方が気持ち良くても、そう言える訳が有りません。私との方が良い
と言われても、納得出来るはずが有りませんでした。野田との方が気持ち良かったと言われるの
が怖いくせに、そう言われないと納得出来なかったのです。そう言われて、また妻に罵声を浴び
せ、妻を虐めたかっただけかも知れません。妻だけでなく、自分で自分を苦しめて何も残らない
のは分かっていても、言わずに居られない。妻を虐めている様で、結局、自分で自分を虐めてい
るのです。
「お前の浮気が俺にばれて、罪悪感が有ると言いながら、どうしてまだ関係を続けた。それも旅
行まで行って。相手が先生だと騙していたので、ばれなければいいと思っていたのだろ?あいつ
を好きだったにしても普通出来ないだろ?好きだっただけか?抱かれたいと、気持ちのいい事を
色々されたいと言う思いは無かったのか?これがばれれば、俺とは終わってしまうという思いは
無かったのか?そうなっても良いと思えるほど魅力が有ったと言う事だろ?正直に行って見ろ。」
「・・・・・・・そうかも知れません。課長よりもあなたを愛していたのは本当です。知られな
ければ、まだ付き合っていたかも知れません。まだ課長の事を好きだと勘違いしたままだったか
も知れません。でも身体の関係だけは断ち切るつもりでした。課長から旅行に行こうと誘われた
時、もうあなたを裏切る事は出来ないと思いました。でも“今は発覚して間もないので、逆にご
主人は油断している。先生はマークされているかも知れないが、まさか相手が私とだとは思って
いない。いつ別れる事になっても良い様に、思い出を作りたい。知られる事は絶対に無い”そう
言われましたが、一緒に泊まればまた関係を持ってしまうと思い、強く断りました。その後も断
り続けていたのですが“一生の思い出を作りたい。忘れられない一夜にしたい。きっと忘れられ
ない夜にしてやる。”と言われた時、駄目だと分かっていても・・・・・。これを最後にしようと、
甘い考えが・・・・・・・・。ごめんなさい。」
「期待したのか?意思とは裏腹に身体が求めたのか?俺にばれなくても最後に出来たか?」
「あなたに知られて良かった。そうでないと私・・・・・・・。あの朝課長に“どうだ?俺を忘
れる事が出来るか?関係を断ち切る事が出来るか?美鈴の身体がこの事を忘れる事が出来るの
か?”そう言われた時、私は返事が出来ませんでした。ごめんなさい。あなたに知られて良かっ
た。ごめんなさい。ごめんなさい。」
妻は泣き出しました。正直な気持ちを話してくれる嬉しさも有りましたが、話の内容には当然怒
りを覚えました。しかし、ここで怒ってしまっては、今後正直な気持ちを話してくれなくなると
思い、怒りを隠して。
「今まで俺ばかり質問して、美鈴は謝ってばかりだ。美鈴も俺に聞きたい事が有るか?怒らない
から、疑問に思っていることが有れば、何でも聞いてくれ。」
「いいえ、私はあなたに質問出来る立場では有りません。何も無いです。」
「そう言わずに、何でもいい。これからやり直そうと思うなら、腹に溜めておかないで何でも聞
いてくれ。」
「それなら・・・・1ついいですか?私があなたを裏切った時、課長に言われたとはゆえ、あな
たの怒りが少しでも軽くなる様に、相手が先生だと逃げてしまいました。相手が課長と分かった
時、あなたの怒りや落胆のしようは、相手が先生の時と比べようが無いほどでした。それは、心
の繋がりも有ったからですか?裏切った上に嘘をついて、2重にあなたを裏切ったからですか?」
「相手を誤魔化して、まだ付き合っていた事。相手に対して好きという感情があった事。両方有
る。それと・・・・・・・・・・。」
「それと何ですか?あっ、ごめんなさい。私にあなたを問い詰めるような言い方が、出来る立場
では有りませんでした。ごめんなさい。」
最初はこの2つが大きかったです。しかし、今まで頭に来ていただけで、きちんと整理して考え
た事は有りませんでした。他にも、先生と違って私と別れて一緒になる可能性が有る事や、若さ
に惹かれたのでは無くて、相手が私より年上だった事など色々考えられますが、もう1つ、妻に
言いかけた、私のしなかった様なセックスをされ、私以外の男に妻が変えられた事。私では覗け
なかった世界を見せられた事も、大きいような気がします。妻の心だけでは無くて身体も引き止
めるには、それ以上の快感を与えるか、この事を忘れさせる。または妻に我慢させるしか無いと
思います。しかし妻が経験した以上の快感を与える事は、正直自信が有りません。自信が無いど
ころか、今は抱き合う事すら嫌悪感があるのですから。
  1. 2014/08/23(土) 10:27:27|
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戦い 第23回

9月7日(日)
昨夜の事で、旅行前ほどでは無いのですが、妻はまた暗い表情に戻ってしまいました。昨夜の会
話を後悔して色々話し掛けたのですが、どこかギクシャクしていて会話が続きません。また振り
出しに戻ってしまった様な気分です。このままでは駄目だと思い、今夜は私から誘ってみようと
思っていたのですが、夜になるとその気にはなりません。こんな事では解決にならないと思いな
がらもベッドで目を閉じて、美代子さんの事を思い出そうとして、インターネットで見た色々な
場面を美代子さんに置き換えようとしましたが、もう美代子さんの記憶も薄れかけ、顔もはっき
りと思い出せずに、妻の顔に置き換えてしまいって逆効果です。私は諦めて、妻に背を向けて眠
ろうとしましたが、妻と野田との事が色々浮かんで眠れません。その内妻のベッドから苦しそう
な声が微かに聞こえ出したので、そっと寝返りを打つ振りをして薄目を開けて見ると、妻は私に
背を向けて、苦しそうなうめき声を出していました。薄明かりの中、お腹でも痛いのかと思って
近付くと、布団がゴソゴソと動いています。妻が何をしているのか分かった瞬間、何も考えられ
ずに、いきなり掛け布団を剥いでしまいました。妻は私の存在に気付き、慌てて膝まで下ろして
いたパンティーを上げながら。
「いやー、見ないで。見ないで。いきなり酷い。いやー、いやー。」
こんな事をしている妻を見るのは初めてで、しばらく声が出ませんでした。
「すまん。悪かった。」
何か凄く悪い事をしてしまった気がして、見てはいけない物を見てしまった気がして、自分の心
臓の音だけが聞こえて来ます。妻以上に私も動揺していて、掛け布団を元に戻しながら、何をし
たい訳ではなく、妻に背を向ける格好で、妻のベッドに並んで寝てしまいました。妻もショック
だったのか、啜り泣きが聞こえます。
「美鈴、悪かった。・・・・・・・・・・・・・。」
妻が泣き止んだ頃私も少し冷静になり、何を思い浮かべてしていたのか聞きそうになりましたが、
私を思ってしていた可能性は無く、思い止まりました。私自身、結婚してからも自分でした事は
有りましたが、妻を思ってした事は無かったからです。ビデオを見たり、雑誌を見たり、最近で
はこの歳で恥ずかしいのですが、赴任先でインターネットを見ながら、美代子さんを思い描きし
てしまいました。妻は、野田を思ってしていたかは分かりませんが、野田との行為を思い出して
していた事は想像が付きます。私を含め、誰にも抱いてもらえなかったここ数ヶ月、妻は時々し
ていたのでしょう。私が赴任先にいて妻1人の時は、毎晩だったかも知れません。このままでは、
野田としていた行為への思いが、強くなってしまうのでは無いかと思いましたが、やはり今の私
には普通のセックスすらする気になれません。
「美鈴、本当に悪かった。何も恥ずかしがる事は無い。正直に言うと、俺もお前に隠れてした事
が有る。お前を抱く事が出来ないのに悪いが、最近では、ここに帰ってくる前に赴任先でしてし
まった。」
妻が背を向けている私に抱き付いて来たので、妻の方を向き、抱き合って眠りました。
  1. 2014/08/23(土) 10:28:38|
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戦い 第24回

9月14日(日)
野田への怒り、復讐心は依然有りますが、今の私の頭の中は、それよりも妻との事が大部分を占
めていました。昼間は、今夜こそ妻を抱こうと思うのですが、やはり夜になるとその気にはなれ
ず、明日にしようと先延ばしにしていました。このままでは一生妻を抱けない様な気がして来て、
美代子さんにも妻にも悪いと思いながらも、もう一度美代子さんの力を借りる事にしてしまいま
した。力を借りると言っても、美代子さんに何かしてもらおうとは思っていません。ただもう一
度会ってもらい、私の頭の中に美代子さんの事を焼き付け、美代子さんを思って妻と関係を持と
うという、姑息な事を考えていたのです。
美代子さんを好きになった訳では無いのですが、性的魅力が有りました。可愛く清楚な感じがす
る人で、特別色気が有るという訳では無いのですが、不倫をしていた事や野田の性癖を知ってい
る私にとって、この人があんな事をされていたとか、あんな事をしていたと想像するだけで、性
の対象として充分すぎるほど魅力が有りました。今回会って私を興奮させる為に、少し際どい事
も聞こうと思っていました。他所の女の人には聞けない事でも、美代子さんには聞ける気がしま
す。それは、美代子さんが不倫していた事で私の中に、セックスが好きな、少し軽い女という思
いも有ったからです。妻も同じ立場なのですが、妻の事はそう思いたく無くても、他の人だとそ
う思えてしまうのです。
教えて欲しい事が有るので、土曜日にお伺いさせて欲しいと金曜日に電話したところ、本当の離
婚理由を子供達に聞かれたく無いので、子供のいない日曜ならいいと言われ、美代子さんに会っ
た日に妻を抱こうと思っていた私は。月曜日も祭日で休みなので、それでお願いしました。子供
達は野田の所に泊まりに行くそうです。
妻には嘘をついて美代子さんに言われた時間にお邪魔すると、先日と同じ様に玄関の上がり口に
正座して頭を下げてくれました。ただ先日と違い、お淑やかな感じがしません。先日はアップに
束ねていた髪の毛も、束ねずストレートに伸ばしてあり、スカートはミニほどでは有りませんが、
短いタイト気味の物で、正座している為にストッキングに包まれた太腿が露になっています。ま
た、ブラウスは白の為に、スカートとお揃いで淡いピンクのブラジャーが透けて見えます。何よ
り、掛け忘れたのか、わざとそうしているのかは分かりませんでしたが、上から3つ目までボタ
ンを掛けていない為に、お辞儀をするとブラジャーと共に、包みきれない胸の膨らみが目に飛び
込んで来ます。お淑やかそうな彼女が、先生にセックスの手ほどきをしていた事や、野田に縛ら
れて色々されていたであろうギャップに興奮を掻き立てられていたのですが、それとはまた違っ
て、これはこれで凄く魅力的でした。
座敷に通され、最初は世間話など他愛も無い話しをしていたのですが、その内、座敷机に肘を乗
せて、前屈みの格好になって話を聞き出したので、私からはブラジャーと白く柔らかそうな胸の
膨らみが見え、気になって仕方が有りません。
「この様な質問はし難いのですが、妻との事が分からなくなっていて、出来れば教えて欲しいと
思いまして。思い切って聞きます。興味半分で聞くのではないので、嫌な奴だと思わないで下さ
い。前回お会いした時に、野田さんだけを思って生きて行くと言ってみえましたが、気持ちはそ
うでも、身体が、何と言うか、寂しくて、そのー。」
この様な質問が出来たのも、やはり美代子さんの事を軽く思っていたからでしょう。
「私にも責任が有るので、何でも聞いて下さい。お聞きになりたい事は分かります。主人に知ら
れて先生と別れてから、身体が寂しくて誰かに抱かれたいと思った事は、何度も有ります。正直、
先生との事を思い出した事も有ります。特に離婚してからは、誰でも良いから抱いて欲しいと思
う夜もしばしばです。ふしだらな女だと思われたでしょ?」
話を聞いている間、どうしても胸に目が行ってしまい、それに気付いて顔を上げると、美代子さ
んと目が合ってしまいましたが、彼女は少し微笑んだ気がしました。私は慌てて質問を続け。
「野田さんに抱かれたいと思った事は無いのですか?」
「勿論あります。発覚してから1番抱かれたいのはあの人でした。でも無理だと思っていたので、
愛しているのはあの人でも、先生との事を思い出してしまう事も有りました。」
美代子さんが淫乱に見えて、普通ではとても聞けない事も聞いてしまいます。
「野田さんより、先生とのセックスの方が良かったのですか?」
「あの人との関係は、ほとんど私が受身でした。年下で経験も無かった先生には、嫌らしい事も
積極的に出来たし、嫌らしい言葉も平気で言えました。あの人はノーマルだったので・・・・・。」
『野田がノーマル?』思わず口から出そうになりましたが、その言葉を飲み込みました。野田は、
美代子さんには妻にしていた様な行為をしていなかったのでしょうか?美代子さんに裏切られた
事で、最初、妻を美代子さんの代わりだと思って、虐めて喜びを得るようになったのでしょうか?
そうかも知れません。現に私も、妻を言葉で虐める事は出来ても、その様な事はする気になれま
せん。実際には出来ませんが、美代子さんにならしてみたい願望は有ります。美代子さんが大き
く足を開いた格好に縛られて、色んな道具を使われているのを想像しただけで、言い表せない興
奮が有ります。野田も同じだったのではないかと想像出来ます。
そんな事を考えながら、また美代子さんの胸に目が行っていたので、立ち上がれば、興奮が分か
ってしまう状態になっていた為に帰れず、美代子さんを押し倒して、あの白い胸にむしゃぶり付
きたい感情を抑え、どうにか違う話題に持っていって、必死に私の物を鎮めました。
家に戻り、寝室でベッドに寝転んで、今日の事を考えていました。美代子さんの服装。ボタンを
外していた事。話の内容。私に覗かれていると気付いていたはずなのに、前屈みの姿勢だった事
など、冷静に考えると、どれを取っても私を誘っていたのかも知れません。いいえ、冷静に考え
なくても、美代子さんと会っている間、ずっとそう思っていたはずです。後の事を考えると、野
田たちの離婚に至った経緯を考えると、私に勇気が無かっただけです。今誘えば、美代子さんと
関係を持てると考えていたはずです。見送りに出てくれた、美代子さんの落胆したような表情か
ら考えても、誘われていた様に思います。美代子さんに恥を掻かせてしまったのでしょうか?い
いえ、据え膳食わぬは男の恥で、私が恥を掻いてしまったのでしょうか?
そのような事を考えている内に美代子さんの白い胸が、はっきりと脳裏に浮かび、まだ午後4時
だというのに、妻に鍵を閉めて寝室に来るように言い、引き千切る様に服を脱がせて荒々しく欲
望を妻にぶつけました。乱れていた妻の呼吸が収まると。
「あなた、どうしたの?何か有ったのですか?」
「いや、別に。美鈴はいやだったのか?気持ち良くなかったか?」
「いいえ。凄く良かったです。嬉しかったです。」
興奮の冷めない私は、夜も関係を持ちました。興奮している妻は私の上で、自分では気付かない
内に野田に仕込まれた腰の使い方をしていましたが、美代子さんの事で頭がいっぱいの私は、野
田の事を思い出す事は有りませんでした。しかし、後からしていた時に、膝と顔で身体を支える
格好になり、縛られてもいないのに自分から、両腕を背中で交差させたのを見た時は、流石に野
田の事を思い出しましたが、今日見た美代子さんの刺激の方が強く、萎える事は無く、何度か妻
の最後の言葉を聞いてから、背中に欲望を吐き出しました。興奮が冷めた後、旅行の時と同じで
虚しさが残りました。これではまるで、美代子さんを思って自分でしているのと同じです。私の
右手の代わりを妻がしているのと同じです。
前回会った時には、野田だけを思っている様な事を言っていた美代子さんが、私を誘っていたの
だとしたら、妻も私に隠れて、その様な事をする可能性が有ると言う事でしょうか?また不安が
大きくなって来ました。今まで強がって生きて来ましたが、ここまで心配性で気が小さい男だと
は、自分でも気付きませんでした。
  1. 2014/08/23(土) 10:29:55|
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戦い 第25回

9月18日(木)
今日は午前中に仕上げるはずの書類が出来ずに昼食が遅れ、部下と2人で遅い食事に行って会社
に戻る途中、横断歩道で信号が変わるのを待っていると、助手席に妻を乗せた商用車が前を通り
過ぎて行き、妻は運転している男の方を向いて、笑いながら仕切りに何か話していたので、私に
気が付きませんでした。妻に気を取られていてはっきりは分かりませんでしたが、運転していた
のは野田だった様な気がします。それからの私は落着かず、仕事を定時で切り上げて家に帰ると、
私よりも勤め先が近いので、普段なら夕食の準備をしているはずの妻は、まだ帰っていませんで
した。それから30分ほどして帰って来た妻は。
「今日は早いのですね。どこか身体の具合でも悪いのですか?いつもより帰りが遅くなってしま
って、ごめんなさい。」
「どこかで道草でもしていたのか?」
「今日は企画した商品の見本が出来上がって来たのですが、思っていた物と少し違うので、修正
してもらっていて遅くなってしまいました。すみませんでした。お腹が空いたでしょ?今すぐに
作りますから、先にお風呂にして下さい。今仕度します。」
お風呂でお湯に浸かりながら、今日見た事をどの様に切り出そうかと考えていた時、ふと、この
様な思いをしてまで、なぜ仕事を辞めさせないのかと自問自答していました。今までは、経済的
な事と、仕事を辞めさせても会おうと思えば会う事は出来るので、妻自身が断ち切らなければ同
じ事だからという理由でしたが、よく考えてみるとそれだけでは無い様な気がします。
私は対外的には割りと威張っていました。妻も良く尽くしてくれて、私を立ててくれました。他
人から見ると亭主関白に見えたかもしれません。しかし妻もある程度の収入が有り、その上家事
までこなしていたので、私の中にどこか妻には頭が上がらない所が有りました。それが今回の事
で、夫婦の間では気持ち的に私が優位な立場になり、不安が有るくせに、この状態を続けたい気
持ちも、少しは有ったように思います。今までは妻にも働いてもらっているという思いが有りま
した。しかし今は、好きな仕事を続けさせてやっているという思いに変わっています。こんな危
険を冒してまで、こんなに嫌な思いをしてまでその様な小さな事に拘っている、本当に器の小さ
い男です。
お風呂を出ると妻は夕食の仕度をしていました。私は冷蔵庫から缶ビールを出して飲みながら。
「企画課にいると、自分達が企画した物を商品化する時、メーカーに出向く事も多いのか?」
何でもストレートに聞くのが1番良いと分かっていても、今の私には出来ません。
「いいえ。時には行く事も有りますが、ほとんどはこちらに来てくれます。私が行くのは、月に
1度有るか無いかです。」
「1人で行くのか?」
「いいえ。必ず2人で行きます。」
「そうか。俺も昔、女子社員と外回りをした事が有ったが、あれは傍目で見るより嫌な物だな。」
「そうですか?私は仕事と割り切っていますから、さほど感じませんが。」
「慣れればそうでも無いだろうが、最初は妙に意識してしまって何か落着かなかった。普通でも
そうなのに、以前体の関係が有った者同士だと、尚更気まずいだろうな。いや、逆か。話題が色々
有って、楽しい時間かもしれないな。昔の話題で盛り上がり、気が付けばいつの間にかホテルに
に入っていたりして。特に相手が課長クラスだと、どの様な言い訳も出来る。仕事の話を早く切
り上げて帰りにホテルで楽しんでも、話が長引いたと言えば文句の言える奴は誰もいない。まあ、
そんな不真面目な奴はいないか。」
妻の夕食を作る手が止まりました。
「美鈴、俺の会社から1本南の大きな通り沿いに、美味い定食屋が出来てな。そこは昼飯を3時
までやっている。お前もあの通りを通る事が有るようだから、一度寄ってみろ。値段も安くて美
味いぞ。もう準備してくれているのに悪いが、昼飯が遅かったから夕飯はいい。もう1缶ビール
を貰っていく。」
ビールを持って寝室に行き、何を見る訳でも無いのですがテレビを点け、余裕が有る振りをして
ビールを飲んでいましたが、内心は妻が言い訳に来るのを、今か今かと待っていました。本当に
何も無かったのか気が気では有りませんでした。私はこの様な人間では無かったはずです。まだ
怒りを素直に表していた頃は良かったのですが、こんな嫌味な事をする様になってしまいました。
妻を虐める事が上手くなってしまいました。
しばらくして、エプロンを外した妻が入って来ましたが、私は妻の方を見ずに、テレビを見てい
る振りを続けていると。
「あなた、お話が。今日私は課長と2人でメーカーへ行きました。でも本当に仕事だけで、他に
は何も有りません。疚しい事は何もしていません。本当です。」
「そうか。それならいいじゃないか。仕事なら仕方が無い。」
「嫌です。あなたはそう思っていない。」
「それなら聞くが、車の中ではどの様な話をした?」
「ほとんど仕事の話ばかりです。」
「そうか。お前の会社は楽しそうでいいな。笑いながら仕事の話が出来るんだ。俺に気付かない
ほど楽しそうに話せる仕事が有るんだ。羨ましい。俺の所では喧嘩腰になる事は有っても、笑い
ながら出来る仕事は無いからな。」
「ごめんなさい。全て仕事の話だけでは無いです。でも本当に企画した商品の話がほとんどです。」
「分かった。それでいい。仕事以外の話はしませんと、2人とも約束した様に思っていたが、あ
の時の事を未だに思っているのは、俺だけという事か。他の約束もどうなっているのか分かった
物じゃ無いな。」
「ごめんなさい。本当にメーカーへ行っただけです。信じて下さい。」
「だから、もういいと言っているだろ。普通あんな事が有ったら、2人で出た時は、疚しく無く
て俺の気持ちを理解していれば自分から話すだろ?ところが、俺が話してようやく話し出した。
俺が知らなければ、話す事は無かっただろ?会社によって違うだろうが、俺の所では課長が部下
と2人で出向く事はまず無い。仕事の話と言いながら、以前関係の有った2人が楽しそうに話し
ていた。女は身を乗り出すように運転席の方を向いたまま、夢中になっていて周囲には何も気が
付かない。そんな日に限って帰りが遅い。“課長、こんな所を通ったらあの人に見つかります。”
“もう昼休みは終わった。こんな所にいるはずが無い。それに少しスリルが有るだろ。”“それも
そうですね。あの人はもうすっかり信用しているから、前を通っても、まさかと思って気が付か
ないかも。それよりも何処へ連れて行ってくれるの?”“美鈴の1番好きな所”“いやだー”あの
時、何かお前達の会話が聞こえたような気がした。全て俺の被害妄想だ。もう分かった。も信じ
るから、向こうに行ってくれ。テレビが聞こえん。」
こんな事なら仕事を辞めさせればいいのです。本当に何も無かったのか知りたいのに素直に聞か
ず、妻を虐め、苦しめたくなります。未だに裏切られた事を根に持ち、許し切れずにいます。も
う許して仲良くしたいと思っていても出来ません。自分で自分の感情が抑え切れないのです。
テレビを見ている振りをしながら、神経は妻の方に行っていました。妻は泣きながら部屋を出て
行ったので、追いかけて問い詰めたかったのですが、それも出来ませんでした。
泣き止んで戻って来た妻は、私の方を怖い顔で睨みながら、服を脱ぎだしました。
「あなた、今日私が何かしてきたか、あなたを裏切ったか調べて下さい。」
妻のこの様な険しい顔を見た事は無い様な気がします。妻は全て脱ぎ終わると、ベッドの上に寝
て足を開きました。私は大きく開かれた足の間に座ると両手で摘んで妻を開き、またテレビの前
に戻って。
「悪いな。俺はあいつと違って結婚してからお前しか知らない。そういう事に詳しくないので、
何をどうやって調べたら良いのかも分からない。こんな俺を誤魔化す事ぐらいベテランのお前達
なら容易い事だろ?」
妻は泣き出し。
「私が悪かったです。今日の事もあなたに話すべきでした。こうなったのも私があなたを裏切っ
たからです。全て私が悪いです。でも、もう終わりにさせて下さい。私には無理です。もう終わ
りにしたい。離婚して下さい。お願いします。離婚したいです。」
私が1番恐れていた事を言わせてしまいました。妻が開き直る事を恐れていました。妻を引き止
めたい。このまま別れたくない。そう思っていても、口から出たのは。
「やっと本音が出たな。今日あいつに抱かれて別れたくなったのか?それとも、ずっとあいつと
繋がっていて、離婚を切り出すチャンスを伺っていたのか?早く別れて俺の所に来いと言われて
いたのか?こんな事だろうと思っていた。俺に抱かれていても、あいつの事を思って抱かれてい
ただろ?身体の動きが全てそうだった。あいつに散々使われた身体を見る度に、どうして俺があ
いつの使い古しを引き受けなければいけないのか、自分が嫌になっていた。これで俺も楽になれ
る。離婚してやる。慰謝料もいらん。その代わり、全て置いて出て行け。」
妻が服を抱えて部屋を出て行ってから、すぐに家を飛び出さないか心配で眠れません。しばらく
してから、水を飲みに行く振りをして様子を見に行きましたが、泣き疲れてソファーで寝てしま
っている妻を見て、少し安心した私も眠りにつきました。
  1. 2014/08/23(土) 10:30:54|
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戦い 第26回

9月19日(金)
朝寝坊してしまい、慌ててキッチンへ行くと朝食の用意がして有り、妻はいつも通りに洗い物を
していましたが、妻の出勤時間も迫っているにも関わらず、慌てた様子も無く、こちらを見ずに
無言で黙々と洗っています。私も妻に声を掛ける事無く、急いで食事を済ませて家を出ました。
やはり仕事に身が入らず、こんな事ではいけないと自分に言い聞かせ、早く仕事を済ませて今日
も定時に帰りたいと思っていましたが、休み前でそうもいかず、かえっていつもより遅い時間に
なってしまいました。家に着くと鍵が閉まっていて家中真っ暗です。それでも妻がいないかと探
し回りましたがいません。妻の兄嫁と両親はあまり上手く行っているとは言えないので、実家に
行ったとは考えられず、子供達には知られたく無いので、そこも考えられませんでしたが、妻が
行っていないかとは聞かずに一応電話をしました。しかし、何も変わった様子は無く、隠し事を
している様には感じません。あと妻が急に転がり込める所は1ケ所しか思い浮かばず、悔しさで
体が震えました。これだけ心配でも変な意地を張っていて、携帯に電話する事が出来ません。
情けない事に酒に逃げてしまい、ウイスキーをがぶ飲みしている内に、服も代えずに眠ってしま
いました。夢の中で、妻が裸で変な椅子に固定され、やはり裸の野田とキスをしては、時々私を
見ながら笑っています。野田の物は一升瓶ほどあり、妻はそれを楽々受け入れてしまいました。
ゆっくりと腰を前後させている野田の背中には、いつの間にか裸の美代子さんが抱き付いていて、
3人とも笑いながら楽しそうです。その夢で私は飛び起き、意地を捨てて携帯に電話しましたが、
電源が切られおり繋がりません。
  1. 2014/08/23(土) 10:31:50|
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戦い 第27回

9月20日(土)
結局あれから眠れずに、朝もう一度電話しましたが、やはり電源が切られたままです。今頃野田
の腕の中にいるかと思うと居ても立ってもいられず、聞いていた野田のアパートに車を飛ばしま
したが、まだ朝の7時だというのに留守です。またあの様なホテルに泊まったのだと思い、悔し
さが増しました。10時まで3時間も車の中で帰りを待ったのですが、帰って来る様子は無く、
もう一度妻の携帯に電話をすると、今度は呼び出すのですが出ずに切られてしまいました。続け
て電話すると、今度は電源を切られていて繋がりません。野田の携帯に電話する事も考えました
が、万が一、一緒ではない事を考えると、弱味を見せる様で出来ませんでした。
仕方なく家に戻りましたが何もする気力が無く、また酒を飲んでベッドで眠ってしまい、目覚め
ると目の前に妻が俯いて立っています。最初訳が分からずに、ぼんやりと妻を見ていましたが、
次第に意識がはっきりしてくると状況を思い出し、悔しさが込み上げてきました。時計を見ると、
もう夜の7時です。
「どこに行っていた。あいつの所か?よく帰って来られたな?」
「違います。ごめんなさい。私・・・・・・・・・・。」
「私、何だ?あいつと会っていたんだろ?お前という奴は。」
立ち上がり、両手で突き飛ばすと、よろけてベッドに倒れ。
「違います。ホテルで1人考えていました。これからどうすれば良いのか考えていました。」
「嘘をつけ。1人じゃ無いだろ?どんなホテルに泊まっていた?あいつも家に居なかったぞ。」
私は妻に襲い掛かり、嫌がって暴れるのを押さえつけながら、パンティー1枚の姿にすると、引
き千切るように脱がせた為に、穴が開いてしまったパンストで後ろ手に縛り、仰向けにして両方
の乳首を抓りましたが、乳首はいつもより大きく既に硬くなっています。
「本当の事を言え。あいつに抱かれて来たんだろ?今迄あいつに抱かれていたんだろ?まだ乳首
が硬いままだぞ。」
「それは生理前だから。痛い。1人でいました。本当です。ごめんなさい。止めて。痛い。」
片手で乳首を抓りながら、もう一方の手でパンティーの上から妻の花弁を抓り。
「本当の事を言え。言わないか。」
「止めてー。痛い。痛いです。本当です。嘘じゃ有りません。」
今度はパンティーごと指を突っ込む様にして。
「ここにあいつのを入れられたのか?一晩中入れられていたのか?くそー。」
しばらく続けていると、口では嫌がっていましたが少し湿ってきたように感じ、嫌がる妻を無視
して無理やりパンティーを脱がせると、股の部分に染みが出来ていました。その部分を妻の目の
前に持っていき。
「これを見ろ。お前は反省もしていないのか?俺は怒っているのだぞ。こんな時に感じやがって。
この淫乱。」
「違います。止めて。いやー。」
私はバイブを持ってきて、もう既に濡れて準備の出来ている所に突っ込み、スイッチを入れると
最初から激しく動かしました。妻はすぐに達してしましたが、私はバイブを動かし続けました。
縋るような目で私を見ている妻に。
「俺は怒っているのに感じやがって。お前はこんな時でもいけるのか?正直に言え。本当の事を
言え?」
「本当です。嘘はついていません。許して下さい。」
また妻の声が大きくなり、身体が硬直しました。それでも動かすのを止めません。
「お願い。嘘はついていません。お願い。また・・・・・・・。」
妻は面白い様に達し続けます。私は妻の身体を無茶苦茶にしたかった。傷つける事は出来ません
でしたが、何でも良いからとにかく無茶苦茶にしたかったです。
「本当の事を言え。言わないといつまでもこのままだ。いいのか?本当の事を話せ。」
妻は狂ったように腰を上下させ、大きな声で。
「もう止めて。課長といました。課長に抱かれてきました。これでいい?お願い、また・・・・・・。」
野田と一緒に居たと言われ、今迄なら変化しないはずの物が何故か硬くなっています。私は妻の
口に突っ込み、またバイブを動かしながら。
「この口でもしたのか?一晩中咥えていたのか?口に出されて飲んだのか?身体中使って喜ばせ
ていたのか?」
最初必死に吸い付き、舌を使っていましたが、また達しそうになると口を離してしまい。
「そうです。口も使われました。飲まされました。ごめんなさい。ごめんなさい。」
絶頂を迎えた妻を四つん這いの格好にして腰を持ち上げ、休ませる事無くすぐに入れて激しく腰
を使うと、またすぐに達してしまって崩れ落ちましたが、それでも許さず、また腰を持ち上げて
激しく動き、生理前だから中に欲しいと言う妻の声を聞きながら、思い切り中に放出しました。
興奮が醒めると、野田の所に行って抱かれていたという現実に落胆し、妻の両手を自由にしてか
ら、シャワーを浴びようと黙って部屋を出ると、妻は裸のまま慌てて後を追って出てきました。
私を呼び止め、バッグからホテルの領収書を出して。
「あなた、ごめんなさい。本当に1人でした。1人でここに泊まりました。」
見るとそれはシティーホテルの領収書で、宿泊人数は1人となっています。
「今、野田と一緒だったと・・・・・・・・・。」
「本当です。ホテルの方に聞いて下さい。さっきはそう言わないと、いつまでも・・・・・・・。」
妻がそこまで手の込んだ嘘をついているとは思えず、その事より、今の興奮は何だったのかシャ
ワーを浴びながら考えていました。最初は悔しさだけをぶつけていましたが、途中から異常に興
奮していました。野田の事を思い出してもそれ以上の興奮が有り、美代子さんの力を借りる事も
無く、妻だけで最後まで行きました。シャワーに打たれながらぼんやり考えていると、妻が入っ
て来て無言で私の身体を洗い出し、最後にあそこを洗ってくれたのですが、かなり野田に仕込ま
れたのか、手馴れた感じで凄く上手く、綺麗になっても止めず、結婚前に行った事が有る風俗を
思い出しました。今迄なら悔しいだけで、かえって萎えてしまった物が、先程の興奮が残ってい
るのか首を持ち上げてきます。すると今度はシャワーで洗い流して口に含みましたが、これもま
た上手く、私は妻に身を任せてしまっていました。野田に仕込まれたであろう色々な技を使われ、
私は限界に近くなり、その事を妻に告げましたが、止めるどころか逆に激しくされ、出したばか
りだというのに妻の口に出してしまうと、妻は顔色も変えずに全部飲み込みました。
「色々教え込まれたんだな。」
「ごめんなさい。怒られながら、色々教えられました。私が覚えるまで、何回も何回もさせられ
ました。あなたに抱かれた時は出来るだけその事を隠そう、そんな事が出来るように成ってしま
った私を、知られない様にしようと思っていましたが、もう隠すのは辞めました。私が課長と間
違いを犯してしまい、そんな事を覚えてしまった事はもう消せません。それを消し去ろうとか、
忘れてもらおうと思っていた事に無理が有りました。もう課長との行為を聞かれても正直に全て
話せます。あなたは気に入らないかも知れませんが、あなたが抱いてくれた時は、あなたが気持
ち良いように、教えられた事を色々してみようと思いました。あなたを二度と裏切りません。課
長と久し振りに車の中で2人きりになったけど、また付き合いたいとか、抱かれたいとかいう感
情は少しも有りませんでした。もう私から別れたいとは言いません。私に決める権利は有りませ
ん。あなたに叩き出されるまで、ここに居座ります。あなたを裏切り、あなた以外の男に抱かれ
て色々教え込まれた事実は消せません。あなたしか知らない私では無くなってしまいました。自
分でしてしまって勝手ですが、昔の私に戻れるなら、あなたしか知らない私に戻れるなら戻りた
いと思いました。過去が消せないなら、変わってしまった私を、あなたに受け入れて欲しいです。
受け入れてくれる様に努力します。受け入れてもらえるなら何でもします。あなたを傷つけた事
を忘れてしまいたい、忘れて欲しいと思っていましたが、それが間違いだったと気付きました。
一生忘れないようにしようと思います。忘れずに一生償って行きます。ホテルで1人考えていて、
そう思いました。勝手な事ばかりして、ごめんなさい。私はもう、一生受け入れてもらえないか
も知れない。でも、ここに居させて下さい。受け入れてもらえなくても努力したいです。あなた
を失いたくない。勝手な事を言っているのは、自分でも分かっています。何でもしますからお願
いします。」
妻は開き直ったと思いました。でも、離婚したいという開き直りと違い、前向きな開き直りだと
思います。今の話が嘘なら、かなりの悪女です。私に嘘をつき裏切り続けていましたが、本来嘘
の嫌いな誠実な妻でした。その妻がそこまで変わってしまったとは、そこまで変えられたとは思
いたくありません。私を裏切り私以外の男を、私とは味わった事の無いセックスを知ってしまっ
た妻を、受け入れられるかどうか分かりませんが、受け入れる努力はしようと思いました。
  1. 2014/08/23(土) 10:32:47|
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戦い 第28回

9月21日(日)
昨日の興奮が忘れられず、夜7時には2人でお風呂に入りました。お風呂ではまた妻に責められ
て、吸い取られてしまいましたが、ベッドでは私が責めるつもりでした。しかし妻は、野田に何
を教え込まれたか、全て私に教えるかのように責めてきます。私は昨日同様、出したばかりでも、
すぐに体勢が整いました。この歳で考えてもみなかった事です。以前妻が上になった時、妻は野
田に教え込まれた腰の使い方をしていると思っていましたが、それはほんの序の口で、隠す事を
辞めた妻の腰は別の生き物のように動き、まるでアダルトビデオを見ているようです。野田に怒
られながら、腰の使い方を教えられている妻の姿が浮かびましたが、私の物は萎えるどころか益々
硬くなっていました。数日前なら当然萎えていたでしょう。私の心の変化が自分でも分かりませ
ん。妻では無く別の女を見ている気分です。
興奮が醒めて現実に戻ると、野田によって変わってしまった事が悲しくなります。妻とのセック
スでは、色々注文を出したくても出来ませんでした。もう少しこうしてくれれば、もっと気持ち
いいと思っても言えませんでした。妻も同じだったと思います。それを野田にされてしまった。
いいえ、それ以上の事を教え込まれてしまった。妻を抱かれただけでも悔しいのに、こんな悔し
い事は有りません。そんな事を考えている内に、妻を許そうと決めたはずが、また疑念が湧いて
きます。本当に1人で泊まったのか?ホテルをチェックアウトしてから、夜までどこに居たのだ
ろうか?どうして携帯に出なかったのだろうか?野田が朝早くに留守だったのは偶然だろうか?
疑問だらけです。
私は妻を疑う事を楽しんでいるのかもしれません。苦しむ事を楽しんでいるのかもしれません。
妻を虐めて楽しんでいたのかもしれません。気付かない内に楽しんでいたにしても、こんな苦し
い楽しみは嫌です。平穏に暮らしたい。女としての妻は受け入れる事が出来そうな気がしますが、
妻として許せる時が来るのでしょうか?

9月22日(月)
明日は祭日なので、今日はじっくり妻を責めてみようと思っていましたが、いざ始まってみると
また逆に責められっぱなしで、口や手でして貰っている時などは、出そうになる度にわざと動き
を止められ、焦らされる始末です。結局最後まで妻主導で、これはこれで気持ち良かったのです
が、終わってみると何か面白く有りません。妻は野田に縛られ、甚振られていたはずです。その
妻に責められっぱなしでは、上から野田、妻、私の上下関係が出来たようで嫌な気持ちがしまし
た。妻を縛ってみようとも思いましたが、私に出来るのは後ろ手に縛る程度で、SMの様な行為
は、野田と比較されそうで、野田の真似をしている様で、する気になれませんでした。
「あいつに焦らされたりしていたのか?」
妻は野田との行為をもう隠さないと言っていた通り、素直に答えました。
「はい。課長は私に色々言わせるのが好きで、身動きが出来ないように縛られたまま焦らされて、
色々言わされました。」
やはり自分がされていた事を私にしていたようです。私を喜ばせる為にしていたとすれば、妻は
焦らされる事で、快感を得ていた事になります。
「口と手の使い方が上手かったが、どうやって教えられた?」
「普通に教えられる事も有りましたが、ほとんどは、私の身体に火をつけておいてから、いかせ
て欲しければ言うとおりにしろと言われて、最後までして欲しい私は、言われるとおりに、必死
に。ごめんなさい。」
「腰の使い方もそうか?」
「言われた通りに動かないと、途中で動けないように腰を捕まれて。」
妻が貪欲に快感を貪る姿が浮かびます。ただセックスをしていただけでなく、人の妻を自分好み
に変えようとした、野田への怒りが増しました。犯罪になるような復讐は出来そうに無い今、ど
の様な復讐が出来るでしょうか?何か有るはずです。
  1. 2014/08/23(土) 10:33:49|
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戦い 第29回

4月に昨年の9月分まで掲載させて頂き、その後、野田からの揺さぶりや、妻と多少のトラブル
も有りましたが、今年の正月休みに家族4人で旅行に行き、やはり妻がいなければ駄目だと再確
認出来、全面的に許す事に決めました。
野田への復讐も色々考えましたが、慰謝料も貰った今、法的な復讐は出来ず、そうかと言って非
合法な事は考えるだけで、現実には出来ずにいました。
“戦い”という題名なのに少しも戦っていないとご指摘を受けましたが、これは私自身の心の中
での自分との戦いを、単身赴任先で書いた物でした。
実は、前回の単身赴任から戻り、またすぐに、今度は子会社の社長を命じられ、今年の3月から
前回より遠い所に赴任しています。社長といえば聞こえは良いのですが、ここは8月末で解散さ
せる予定の社員10人の小さな会社です。私の仕事はここを整理する嫌な仕事です。幸い社員は
他の関連会社に組み込み、リストラせずに済むのですが、下請け業者などは殆ど切り離さなけれ
ばなりません。当然、相手は生活が掛かっているので必死で、身の危険を感じる事も少なく有り
ません。相手に同情してしまう事も多いのですが、その事を隠して非情にならなければいけない
この仕事は精神的にきついのですが、身体は比較的楽なので、アパートに戻るとこれを書いてい
ました。
あれから単身赴任するまでの半年近く、妻は私に一切逆らわないで昼も夜も献身的に尽くしてく
れ、私さえ野田との件を忘れる事が出来れば、こんな快適な暮らしは無かったと思います。
今回、妻を1人残してくる事に不安が無かった訳では有りませんが、赴任期間も半年と短く、ま
た、以前の様に信用する事が本当に許した事になると思ってそうしました。
28話を載せさせて頂いた時は、妻を許す事に決めた正月までの心の葛藤を書かせて貰い、30
話で“戦い”を、ハッピーエンドで終わらせる予定でした。

4月29日(木)
今年の正月までで書くのを止めていた日記を、今日からまた書く事にしました。日記と言っても
以前と同じ、ただパソコンで箇条書きにしたものですが、まさかまた書く事になるとは、自分で
も思っていませんでした。
今年のゴールデンウイークは、私はカレンダーどおりの休みしか取れませんが、妻は29日から
5月9日まで休みなので、今日こちらに来て、1日から私と3泊4日で近くの温泉に行き、その
後私のアパートでゆっくりしてから7日には帰り、10日からの仕事に備える予定でした。
妻は私がここに掲載させて貰っていることや、日記のような物をつけていた事すら知らないので、
妻が帰った後で箇条書きの日記に、その時の気持ちなどを詳しく書き足して、“戦い”を終える
予定でいました。
ところが最後のハッピーエンドを、その時の吹っ切れた晴れやかな私の気持ちを、書く気が起き
なくなっています。
3月に赴任した時は毎週妻を呼び付けていましたが、流石に片道4時間以上掛かる為、口には出
しませんが、妻も疲れている様なので、4月になってからは月初めに一度来てもらっただけです。
妻が来ると朝までしてしまい、日曜の昼過ぎに起きて帰って行くという、ただセックスをしに来
ただけの様な日も有り、この歳になって新婚に戻ったような気分でした。
妻は従順で、こちらに来いと言うと、どの様な予定が有っても私を優先させて必ず来ました。昼
間の生活は勿論ですが、初めの内は、野田に教え込まれたテクニックで妻主導だったセックスも、
今では私の言いなりで、どの様な要求にも応えてくれていました。
ところが、今朝電話が有り、ゴールデンウイーク明けから生産に入る商品に、今頃になって改善
しなければならない箇所が見つかり、今日は会社に出なければならなくなったので、こちらに来
られるのは明日になると言うのです。たった1日の事ですが、あれ以来、何が有っても一度も私
に逆らった事の無い妻の、言い方は済まなそうに謝っていても、相談ではなく、もう決めたと言
わんばかりの態度に腹が立つと同時に、1年前の事を思い出して少し不安になりました。
その位の事でと思われるかも知れません。私もそう思います。しかし、今までの従順過ぎるほど
の妻と可也ギャップが有り、妻が嘘をついていると感じたのです。
これは私の被害妄想かも知れません。被害妄想というより妻を疑って、以前の様に問い詰め、虐
めたいのかも知れません。今度あの様な事が有れば離婚は避けられないと、妻は分かり過ぎるほ
ど分かっているはずです。妻が離婚覚悟で、また昨年の状態に戻るとは思えないです。それでも
疑ってしまいます。もうあの様な苦しい思いは嫌なのに、妻を問い詰め、虐めていた時が懐かし
く思った事も有りました。
これを書いていても嫌な予感が大きくなってきます。野田との仲が戻る事は無いと思うのですが、
何か嘘をついている様な気がして仕方が無いのです。
またあの様な事は絶対に嫌なのですが、それ以外の事で妻が嘘をついていたら、それを問い詰め
てみたい願望も少し有る、本当にくだらない男です。妻との主従関係を強くしたいのかも知れま
せん。結局、自分に自信が無いのでしょう。
  1. 2014/08/23(土) 10:34:43|
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戦い 第30回

4月30日(金)
昨夜はあの様に書いた後、冷静になってみると、妻がもう嘘をつく事は考えられないし、こんな
時も有ると思い直していました。ところが今朝妻から、商品の修正が上手く行かずいつまで掛か
るか分からないので、旅館をキャンセルして欲しいと電話が有り、今月の初めから妻に会ってい
ない、妻を抱いていない私は、この旅行を楽しみにしていたので、オモチャを取り上げられた子
供の様にイライラしてしまい、何も言わずに電話を切りました。その夜妻からの謝罪の電話を待
ちましたが、電話は掛かってきません。仕方なく私から電話を掛けましたが、家の電話も携帯も、
呼び出すのですが妻はどちらにも出ませんでした。
9時になり漸く妻から電話が有り。
「あなた、ごめんなさい。携帯に電話してもらったのですね。みんな連休が潰れそうなのでカリ
カリしていて、少しの音にも敏感になっているので、携帯をマナーモードのままバッグに入れて
有って気が付きませんでした。ごめんなさい。」
この言い訳で昨年の事を思い出し、頭の中は疑惑でいっぱいなのに、なぜか自分を隠してしまい。
「こんな時間まで仕事だったのか?」
「はい。このままでは連休が無くなってしまいそうなので、誰も仕事を止め様としません。おか
げで明日には終わりそうなので、2日にはそちらに行けそうです。本当にごめんなさい。」
「明後日は来られるのだろうな?もう夕食は食べたのか?」
「このまま行けば、たぶん大丈夫だと思います。何か疲れてしまって、夕飯は牛乳を飲んで済ま
せました。」
「何か食べないと駄目だぞ。じゃあ明後日待っているから。」
「ありがとう・・・・・・。ごめんなさい。」
「美鈴。泣いているのか?大丈夫か?」
「いいえ。喉の調子がおかしいだけです。ありがとう。」
妻は最初から声に元気が無く、最後は涙声だったと思います。これは私に対して、申し訳無い気
持ちからなのか、私に対して嘘をついている後ろめたさからなのか分かりませんが、最近の妻と
何か違う物を感じました。
これが私の被害妄想だと良いのですが。

5月1日(土)
今日から休みなので遅くに起きて、近くの喫茶店にブランチを食べに行きましたが、何か胸騒ぎ
がして落着きません。コーヒーを飲みながら考えていて、結局私が帰る事にしました。
家に着いたのは夕方の5時でしたが、妻は車で行っているようで私の車しか有りません。
6時30分を過ぎても帰って来ないので、携帯に電話しましたが、やはり呼び出しているのです
が、妻は出ないので、すぐに留守電に変わってしまいます。
しばらく考えていましたが居ても立っても居られず、気が付くと車で妻の会社に向かっていまし
た。会社の前に着いたのは7時30分でしたが、どの窓も明かりが点いておらず真っ暗です。
仕方なく家に戻り、妻をどの様に問い詰めれば良いのか考えていると、9時近くになって妻の車
が戻って来た音が聞こえたのですが、妻が入って来ないので窓から覗くと、妻は運転席のシート
にもたれたまま動きません。家に明かりが点いていた事で、私が帰っている事を悟り、言い訳を
考えているのかと疑い、私が出て行って運転席側の窓を叩くと、妻は私が帰っていた事を知らな
かった様子で、驚いた様な顔をして車から降りて。
「あなた、帰って来てくれたのですね。」
そう言うと私に抱き付き、涙を流しました。ここでは近所の人に見られると嫌なので、妻を抱き
抱えるように家の中に入り、ソファーに座らせ。
「どうした?車の中でぼんやりして。それに何を泣いている?」
「少し気分が悪くて目眩もしたので、しばらく車から降りることが出来ませんでした。ごめんな
さい。でも、あなたは怒っていると思っていたので、まさか帰って来てくれるとは思わなかった
ので嬉しくて。あなたの顔を見たら、つい。」
「身体は大丈夫か?」
「せっかく帰って来てくれたのに、ごめんなさい。たぶん疲れているだけだと思います。」
妻は本当に疲れ切った様子だったので、妻の会社が真っ暗だった事は明日聞く事にし、食欲が無
く何も食べたく無いと言うので、栄養ドリンクを買ってきて飲ませ、久し振りに妻を抱きたい気
持ちを抑えて寝かせました。
  1. 2014/08/23(土) 10:35:38|
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戦い 第31回

5月2日(日)
朝、目が覚めると、妻は隣のベッドでまだ眠っています。起こさない様にそっと部屋を出て、コ
ーヒーを煎れていると妻が起きてきました。
「すみません。私が用意しますから休んでいて下さい。」
「今日はいいから休んでいろ。」
妻の顔を見ると、泣いた後のように目が少し腫れているような気がします。
コーヒーとトーストだけの朝食を食べながら、疑問だらけの私は。
「昨日は何処で仕事をしていた?帰ってから、一緒に夕飯でも食べようと美鈴の会社まで行った
が、誰もいなかったぞ。」
「え・・・・。言って無かったですね。ごめんなさい。会社ではなく、メーカーで・・・・・。」
言ってしまってから後悔しました。妻に先に言わせないと言い訳されてしまいます。この様な時
でも、私は妻と駆け引きをしていました。
「あいつも一緒だったのか?」
「はい。でも、私は自分の車で行っていたので行き帰りも別々で、他の社員も5人行っていまし
た。あなたが疑うのは当然です。ごめんなさい。仕事以外、何も有りません。」
妻の会社へは電車を利用した方が便利ですが、メーカーへは車で行った方が早いので、妻の話は
辻褄が合っています。しかし、妻の力の無い話し方が気になりました。
「俺と別れる様な事はしていないだろうな?俺を犯罪者にしてしまうような事はしていないだ
ろうな?信じていいのか?」
「・・・・・・はい。」
妻はまだ少し身体がだるいと言って、寝室に行きました。
私には、もう1つ疑問に思っていた事が有りました。昨夜帰って来てから、妻はシャワーを浴び
るどころか、下着も穿き代えた様子が無いのです。妻の性格からいって、少しでも動ければシャ
ワーを浴びたがるはずです。それが出来なくても下着ぐらいは穿き代えるはずです。何か秘密が
有るような気がして、寝室に行き。
「急に美鈴のが見たくなった。下を脱いでくれ。」
「私、今日は。」
「分かっている。何もしない。見るだけだ。」
妻は仕方なく、パジャマのズボンと一緒にパンティーも脱ぎました。妻の足を開き、覗き込んで
いると、この様な時でも私の物は、自然と元気になってきます。
変わった様子は有りませんでしたが、ただ、昨日出掛ける前にシャワーを浴びたとしても、もう
24時間は経っています。その前の夜だとしたら30時間以上です。そのわりに妻の匂いが少な
い様に感じました。次に、パジャマと一緒に脱いだパンティーを手にとって見ましたが、普段ど
おりの白い物で、特別セクシーな物では有りません。ただこれも、長い時間穿いていたにしては、
きれいだと思いました。
この様子を見ていた妻は、私がなぜこの様な事をしているのか分かり。
「あなた・・・・。私・・・・・・・。」
「どうした?」
「いいえ。疑われても仕方ないです。ごめんなさい。」
そう言う妻の目には涙が溜まっています。この涙は、私を裏切っていて出てくる物か、私に疑わ
れて、悲しくて出てくる物かは分かりません。ただ妻が普通でない事は感じました。

5月3日(月)
この日も妻はほとんどベッドから出てきません。
「病院に連れて行こうか?」
「大丈夫です。ただの疲れだと思います。」
コンビニへ昼食の弁当を買いに行き、妻が眠っているといけないので、物音を立てない様に家に
入り、そっと寝室のドアを開けると、妻は携帯で電話していました。私に気付いて慌てた様子で。
「ではまた6日にメーカーの方に行きます。失礼します。」
妻の携帯を取り上げて調べると、掛かって来たのではなく、妻から野田に電話したものでした。
「どういう事だ?説明してくれ。」
「ごめんなさい。仕事が気になって。あなたには言えませんでしたが、まだ終わって無かったの
で、昨日もみんなはメーカーに出向いているはずです。私があまり疲れているようなので、私だ
け休めと言われました。私は行くつもりでしたが、とても行けそうも無くて。」
「どうして俺のいない時に電話するんだ?疚しくなければ俺がいてもいいだろ?」
「折角帰って来てくれたのに、私がこの状態で、その上仕事の話だと気分を悪くすると思いまし
た。相手が課長では尚更・・・・・・・。」
妻が言っている事は本当の話かもしれません。しかし、もうピエロになるのは御免です。何とか
調べてみようと思いました。妻の話が本当なら、それに越した事は無いのですから。
  1. 2014/08/23(土) 10:36:56|
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戦い 第32回

5月6日(木)
今日、明日と仕事の為、昨夜赴任先に戻って来ました。昨日戻る途中で、昨年お世話になった興
信所へ電話して、今日から9日までの妻の行動を調べてもらう積もりでしたが、9日まで休みだ
とアナウンスが流れ、私の思惑が狂い、この様な気持ちのままでは仕事にならないので、明日午
後から休みを取り、また帰る事にしました。

5月7日(金)
昼過ぎに赴任先を発ち、家に着いたのが夕方の5時を過ぎていました。妻の車は無く、帰りを待
ちましたが、やはり8時を過ぎても帰ってきません。色々考えている内に、帰ってからの妻の行
動を知りたくなり、玄関の鍵を閉め、靴を隠し、家中の電気を消して私が帰っていることを悟ら
れないようにして、真っ暗な中でソファーに寝転んでいると、妻と野田が裸で抱き合い、キスを
している姿が浮かんで来ます。妻が大きなバイブを入れられて、腰を激しく前後させている姿が
浮かんで来ます。妻が野田の物を口に含んでいる姿が浮かんで来ます。
その様な事を考えていると、妻の車が戻って来た音が聞こえたので、慌てて2階に行き、階段を
上り切った所で身を潜めて、下の様子を伺っていましたのですが、泥棒にでもなった気持ちで、
見つからないか気が気ではなく、なぜか見つかった時の言い訳を考えている、情けない私がいま
す。
妻は直接私達の寝室へ入っていった様子で、しばらく出て来ませんでした。10分ほどして寝室
のドアを閉める音がし、続いてバスルームのドアを開けた音がしたので、シャワーを浴びに行っ
たと思った私は、そっと階段を下りて寝室に入ると、妻のベッドの上に置かれているバッグの下
に、白い無地の封筒を見つけ、それを開けた瞬間、私は後頭部を鈍器で殴られた様な衝撃を受け
ました。中身は全て妻の全裸の写真で5枚有ります。椅子に座り、手は後に、足は肘掛に開いた
格好で縛られている物。その妻の中心にバイブを入れられている物。妻が男の物を口に含んでい
る物。妻が騎乗位になっている物。その妻が男の上で達した瞬間であろう表情の物です。写真の
角度から最後の2枚も、妻と交わりながら男が撮ったもので有る事が分かります。
ベッドに並べた写真をみながら声も出せずにいると、髪をタオルで拭きながら入って来た妻は、
私がいる事に驚き、すぐに並べられた写真に気付き。
「イヤー。見ないで。イヤー。」
タオルを捨ててベッドに飛び乗り、写真を鷲掴みにすると背を丸めて泣き出しました。
私は無言で部屋を出て気を静めようとしましたが、その時は頭が混乱していて、怒りよりも失望
感の方が強く、1時間ほどして寝室を出て来た妻に。
「終わってしまった。」
「あなた。ごめんなさい。ごめんなさい。」
「謝らなくてもいい。もう俺達は終わったな。」
「イヤー。そんな事言わないで。イヤー。イヤー。」
私の足に縋り付いて泣いている妻を蹴飛ばし。妻のパジャマと下着を剥ぎ取って裸にすると、妻
は泣きじゃくりながら、下ではなく両方の乳房を隠しています。その手を強引にどけて見ると、
両方の乳房にキスマークがついていました。いいえキスマークというより、わざと付ける為に強
く吸ったらしく、青痣のようになっています。これを見られるのが嫌で気分が悪い振りをして、
私とセックスしないでいいようにしていたと悟り、ようやく怒りが込み上げ。
「今度は別れる事になると分かっていただろ?あんな写真まで撮られて。相手は野田だな?ただ
別れるだけでは済まんぞ。」
「ごめんなさい。私、脅されて。去年撮られた写真で脅されて・・・・・・。私・・・・・。」
「もう言い訳はいい。もう誤魔化されないぞ。本当に脅されていたのなら、どうして俺に言わな
い。何でも話す約束だっただろ?」
「本当です。私の恥ずかしい写真を子供達に送ると言われ、無理やり。そしてまたその度に写真
を撮られて、きれいに撮れているだろうと言いながら渡され、それでまた次の関係を迫られまし
た。信じて。本当です。信じて。」
「そのキスマークは何だ?」
「もう俺以外とセックスはするなと言って・・・・・・。あなたとも出来ないようにしてやると
言って・・・・・・・。もう俺だけの物になれと言って・・・・・・・・。」
妻は狂った様に泣き出し、とても問い詰める事が出来る状態では有りませんでした。
  1. 2014/08/23(土) 10:37:54|
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戦い 第33回

5月8日(土)
一晩中妻の泣き声を聞いていましたが、朝方少し眠り、妻も泣きつかれて眠ってしまいました。
また妻の泣き声で起こされ、少し眠ったつもりが時計を見ると、もう午後の3時でした。
妻にシャワーを浴びて来る様に言い、シャワーを浴びて泣き止んだ妻に。
「本当に脅されたのか?無理やりされたのか?」
「本当です。4月の16日に会社で封筒を渡されました。家に帰って開けてみると、去年撮られ
て、あなたに課長との関係が知られた時に、全て処分したと言っていた写真でした。しばらくし
て電話が掛かり、懐かしい写真を見てくれたかと言うので、全て返してくれる様に頼んだら、今
からアパートまで取りに来てくれと言われたので、夜1人では行けないと断ると、明日来てくれ
と言われました。あなたはもう来なくていいと言ってくれましたが、私は行くつもりだったので、
明日は主人の所に行くのでそれも無理だと断ると、課長は急に怒り出し、今まで私が聞いた事の
無い様な口調になり、それなら何も知らない子供達の所へ送ってやる。インターネットにも載せ
て日本中、世界中の人間に見せてやると言いました。あなたに相談しようと考えましたが、やっ
と最近上手くいっていた関係を壊したくなかった。一晩考え、隣の部屋には人がいるだろうし、
何か有ったら大声を出せば何とかなるし、朝ならその様な気も起こらないのではないかと思いま
した。何より、課長は無理やりその様な事をする男では無いと思っていました。私が軽率でした。」
「野田のアパートに行ったんだな。それからどうした?」
「課長のアパートに着くと、課長は今までの紳士的な話し方に戻っていて、人に聞かれるから中
に入る様に言われました。私が、約束が違う、全て処分してくれたはずだと抗議すると、パソコ
ンに取り込んだ物を処分するのを忘れていて、私の目の前で削除すると約束してくれ、パソコン
のある奥の部屋に通されたのですが、そこは寝室だったので入り口で躊躇していると、課長はパ
ソコンの前に座り、私の写真を沢山画面に出して、心配ないように自分で削除しなさいと言われ
たので、パソコンの前に座って全て削除しましたが、立ち上がったところをベッドに押し倒され、
そして・・・・・・・・・。」
野田の顔が浮かび、頭の中で何かの線が、音を出して切れていくのを感じました。
「押し倒されてどうなった?抵抗しなかったのか?もう俺には何でも話す約束だろ?詳しく話
せ。」
涙を流しながら話し出した、妻の話はこうでした。
「課長、止めて下さい。嫌です。大きな声を出します。」
「ああ、出してもいいぞ。その内、嫌でも大きな声を出させてやる。ただ違う声だがな。残念な
がらこのアパートはほとんどが1人者だ。みんな休みの日は遊びに行っているのか、ほとんど誰
もいない。お隣さんは昨夜から留守のようだ。例え誰かが気が付いたとしても、そういうプレー
だと言えば、恥を掻くのは美鈴だ。」
そう言われましたが私が暴れて抵抗すると。
「大人しくしろ。写真を子供達に送って、母親がこんなに淫乱だと知られてもいいのか?」
「今、写真は全て削除しました。」
「ああ、あそこに入っていた分はな。もう1箇所他の所にも少しだけ保存して有る。」
「卑怯者。課長がそんな人だとは思いませんでした。何かしたら死にます。」
「死にたければそうしろ。美鈴が死んだら俺の人生も終わったような物だ。俺も一緒に死んでや
る。そうなれば世間には、仲良く心中した事になる。それに一緒に死ねば、あの世で一緒にいら
れるかも知れない。」
そう言われて私が怯んだ隙に、用意してあった手錠をされてベッドの上につながれ、口にはガム
テープを貼られましたが、自由な足で蹴ったりして抵抗すると。
「そんなに暴れて大丈夫か?いくらその手錠には痕が付かない様に、柔らかい布が付いていると
言っても、そんなに暴れると付くぞ。両手首に痕が残ればあいつはどう思うかな?」
抵抗出来なくなった私の足も片方ずつ縛られ、その後課長に夜まで抱かれました。
「それは完全な犯罪じゃないか。どうして警察に行かない。今からでも行こう。」
「あなた、ごめんなさい。警察には行けません。証拠も有りません。課長に都合が良い様な写真
も撮られました。私の事がみんなに知られてしまう。その上課長の犯罪は成立しない。」
「どうしてだ?写真があれば尚更証拠になる。」
妻が泣いて答えないので、焦れた私は、車で野田のアパートに向かいました。
アパートに着くと野田の車は止まっているのですが、明かりが点いているのは1部屋だけで、野
田の部屋も真っ暗でした。一応部屋の前まで行ってチャイムを鳴らしましたが、やはり留守のよ
うです。しばらく車で待っていましたが、たまに通る人が不振な目で見て行くので、車を違う所
に止め、時々野田のアパートの前を通って、明かりが点いていないか確かめていると、ようやく
4回目で明かりが点いていたので、部屋の前まで行きチャイムを鳴らしました。
出てきた野田は呑みに行っていたようで、酒の匂いがし、少し酔っているようです。
「久し振りだな。今年になって電話もしていないので、懐かしく感じるよ。君が来たという事は、
ばれてしまった様だな。確かに美鈴とまた関係を持ってしまった。慰謝料でも何でも払う。裁判
にしてもらってもいい。それより離婚してくれないか?君が離婚を承諾してくれれば、美鈴と再
婚する約束もしている。」
野田の勝ち誇った顔を見て、気が付くと殴り倒していました。
「また暴力か?もっと殴れ。俺にはもう怖い物は無い。会社をクビになってもいいと思ってい
る。怪我をさせられたら今度は警察に行く。」
「何が警察だ。ふざけるな。」
倒れている野田を思い切り蹴りました。
「もっと殴れ。蹴れ。あんたが刑務所に入っている間、邪魔者がいなくて、美鈴と自由に逢える。」
殺したいと思いましたが、現実にはそこまで出来る勇気が無く、その代わり、足腰が立たなくな
るまで殴るつもりでした。しかし私が警察に行っている間、妻が無理やりされている姿が浮かび、
無抵抗の野田に対して、ストーカーの様な不気味な怖さを感じ。
「勝手にしろ。お前のやった事は脅迫と強姦だ。美鈴を連れて警察に行く。」
「脅迫?強姦?何か勘違いしていないか?これは美鈴も合意の上だ。美鈴がそう言ったのか?」
「去年撮った写真で脅し、強引に関係を持っただろ。そしてまた写真を撮ってそれで脅した。卑
怯な奴だ。絶対に許さん。」
「いくら俺でもそんな犯罪の様な事はしていない。第一その様な事をすれば、美鈴に嫌われてし
まう。たとえあんた達が離婚しても、俺と結婚して貰えなくなる。」
野田は奥の部屋に行き、しばらくして、持って来た封筒を私に手渡し。
「これは私達二人だけの思い出だから、他の奴には見せたくなかった。しかし、脅迫だの強姦だ
のと言われ、卑怯者と思われるよりはましだから見せてやる。これを見てから判断してくれ。確
かに美鈴が来ても何もしなければ良かった。我慢出来なかった俺の責任も大きい。俺は逃げも隠
れもしない。まずはこれを見てくれ。・・・・・・そうか、美鈴はその様な事を・・・・・・・・・。」
野田お得意の嘘だと思っても、頭が混乱して訳が分かりませんでした。
  1. 2014/08/23(土) 10:38:58|
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戦い 第34回

5月9日(日)の1
家に戻ると日付が変わっていました。妻は寝ずに待っていて、私の顔を見ると少しほっとした表
情をしましたが、妻が貰ったのと同じ封筒を持っているのに気付き、私の所まで走ってくると、
奪い取ろうと必死でしたが、私が手を上げて届かないようにすると。
「それは見ないで。お願いです。それは違います。脅されて、課長が都合の良いように撮られた
物です。」
「離せ。見られて困る物なのか?俺は野田を信用していない。しかし俺には見る権利が有る。」
私の力には勝てずに、諦めた妻は泣きながら寝室に走って行きました。私はなかなか見る勇気が
出ずに、しばらくテーブルに置いた封筒を見詰めていましたが、ようやく決心して、中の写真を
取り出すと、それは妻と野田との行為中の写真でした。これには日付が入っていて、全て妻が最
初に呼び出されたと言っていた4月17日の物でした。
テーブルに並べると6枚有り、ベッドの上で大きく足を開き、自分の指で中心を開いて、中まで
見せている物が2枚。自分でローターを一番敏感な所に当てている物。中心に先が埋もれた真っ
黒なバイブを自分で持っている物。あとは野田で有ろう男の上に跨っている物が2枚です。しか
しこの6枚の写真は、妻のバッグに入っていた物と違い、有ろう事か写っている妻は、全てカメ
ラの方を見て微笑んでいる様に見えます。これを見て私の頭は益々混乱して、整理が付きません。
妻と野田が関係を持ったのは、写真からも動かせない事実です。しかし、妻が言う様に脅されて、
無理矢やりされたのか、または野田の言う様に、私に知られて咄嗟についた嘘なのかでは、大き
な違いが有ります。強姦にしろ、不倫にしろ、野田は許す事が出来ず、何らかの報復はするつも
りですが、その事がはっきりしないと、私の対処の仕方も違ってきます。勿論妻を信じたいし、
今まで野田のして来た事から考えても、妻を信用しなくてはいけない事は分かっています。
しかし、昨年の不倫についてこの1年で、全て事細かに話してくれたと思っていたのですが、写
真を撮られていた事は聞いていませんでした。そこへまた、この6枚の写真に写っている妻の表
情を見て、完全には妻を信用出来なくなっているのも事実です。
寝室に行き、ベッドで泣いている妻に。
「このままでは俺達は終わりだ。終わりと言うよりも、写真を見て、終わらせた方が楽になれる
という思いも少し有る。美鈴がまだ俺と一緒にいたいと思っているなら、泣くのを止めて詳しく
説明してくれ。俺よりも野田と一緒になりたいのなら説明はいらない。リビングで待っているか
ら、話せるようになったら来てくれ。」
私はソファーに寝転んで待っていると、その内眠ってしまいました。以前ならとても眠れる状況
では無いのですが、この様な事に慣れてしまったのでしょうか?こんな時に眠れる自分が分かり
ません。
妻に肩を揺すられて目覚めると、もう夜が明けようとしていました。
「あなた、ごめんなさい。もう泣きません。今度の事はあなたに疑われても仕方の無い事です。
どの様な理由でも、私が課長のアパートまで行き、抱かれたのは事実です。脅されて、毎回最初
どんなに抵抗しても、最後には感じてしまいました。あなたに離婚と言われても仕方が無いほど
気持ち良くなってしまいました。でも私は別れたくない。信じて下さい。前回と違い、脅されな
かったら関係を持つ事は絶対に無かった。感じさせられても、また会いたいと思った事は1度も
無かったです。またその時の写真を渡されて、呼び出されるのが嫌だった。課長を殺したいとか、
自分も死んでしまいたいと思った事も何回か有ります。あなたを裏切りたくなかった。でも、子
供達に私のあんな姿を見られる事は、何をされるより嫌でした。殺されるより耐えられない事で
した。疑いを晴らしたい。何でも話します。信じて。私を信じて。」
妻の強い口調から、信じたい気持ちは有りましたが、私には聞きたいことが山ほど有り。
「去年の事を全て詳しく話してくれたと思っていたが、どうして写真を撮られていた事だけは隠
していた?」
「ごめんなさい。あんな写真を撮るなんて。あんな普通では考えられない事までしていた事を、
言い辛くて。」
「はー。お前の普通の基準が分からん。縛られ、後ろに指を入れられて、感じてしまった事は話
せてもか?野田が処分したと言っていたので、隠しておけば知られる事は無いと思った訳だ。俺
は今まで、野田との事を全て話せと言ったはずだ。今までに聞いていれば、今度の事は防げたか
も知れない。この分だと、まだ隠している事が有りそうだな。」
「他には有りません。本当です。ごめんなさい。ごめんなさい。」
「聞きたい事はまだ沢山有る。しかし腹が減ったから、その前に何か作ってくれ。」
こんな時にもお腹は減ります。以前なら食欲も無かったのでしょうが。
  1. 2014/08/23(土) 10:40:47|
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戦い 第35回

5月9日(日)の2
「片付けは後にしろ。俺には時間が無いから、早くここに来い。野田に抱かれたのは、何日と何
日だ?それと何処で抱かれた?まだ1ヶ月も経っていないから覚えているだろ?」
「・・・はい・・・・。4月17日から5月1日まで、毎日課長のアパートで、それと5月6日
7日です。ごめんなさい・・・・・・・。」
「生理の日もか?」
「・・・・・・その間は手や口でさせられ・・・・・・。」
「・・・・・・何だそれは・・・・・・・。でも俺が電話した時は、必ず家にいたよな?」
「あなたは、平日は夜の10時。休みの日は夜7時にしか電話をして来なかったので、それまで
には帰してもらっていました。」
「それも野田の指示か?」
「いいえ、課長はあなたに知れて離婚になった方がいいと言いました。あんな写真を撮られてい
た事を今更言い難く、その事をあなたに知られず解決しようとして、もっと酷い状況になり、ま
た嘘をついて誤魔化そうとしました。1度嘘をつくと、その嘘がばれないように、またそれより
大きな嘘をつかなければならなくなり、結局あなたを傷つけてしまいました。私が馬鹿でした。
ごめんなさい。ごめんなさい。元はと言えば去年、あんな男とは知らずに、あなたを裏切った事
が既に間違いでした。あなたが言っていたのも聞かず、そんなに酷い人では無いと思っていた私
が馬鹿でした。今頃分かっても遅いですね。ごめんなさい。ごめんなさい。」
確かに妻を見ていて、野田に対しての好きとかいう、恋愛感情はもう無いと思っていました。し
かし、嫌いな訳では無いと思っていたので、妻の話が本当ならば、野田の正体を知って殺したい
ほど嫌いになった事は、身体の関係を持たれた事を除けば、私にとっては良い事でした。
しかし、信用し切れない私がいます。
「まだ聞きたい事は沢山有るが、少し出かけてくる。」
話が聞きたくて、また野田の所に向かいました。野田の顔を見れば、また手が出てしまいそうで
す。しかし手を出してしまえばまともな話は聞けないと思い、また、どの様な事が有っても、妻
の裸の写真を持たれているのは耐え難いので、妻の画像を残らず消してこようという目的の為に
も、冷静でいようと心に誓いました。
チャイムを鳴らすと、待っていましたと言わんばかりに部屋の中に通され、アイスコーヒーを出
してくれました。
「また来ると思っていたよ。まさかもう慰謝料の話では無いだろ?写真の事では無いのか?」
「ああ。写真を全て返せ。あとパソコンに取り込んである物と、デジカメの記憶媒体もだ。」
「君が帰ってから俺も考えた。知っている通り俺も妻に浮気された。相手が妻の裸の写真を持っ
ていたら、どうしていただろうと。きっと殺したくなる。違うか?いくら快感を高める為のお遊
びだと言っても度が過ぎた。君にとっては耐えられないだろう。済まなかった。許してくれ。プ
リントして有る物はもう無い。パソコンの中も全て削除した。デジカメはこれだ。全て削除して
ある。そう言っても、今までの君と私の関係では信用できないだろ?しかし本当だ。デジカメで
撮った画像を記憶させる、この小さな物も1つとは限らない。家中探してもらっても結構だが、
小さい物なので何処にでも隠せる。信用してもらうしかない。何ならパソコンは初期化しよう
か?」
野田は奥の部屋に行き、しばらくして呼ばれたので覗くと、パソコンは確かに初期化作業の途中
でした。今まで見たことも無い野田の態度に戸惑っていると。
「昨日は少し酔っていて、すまなかった。殴られても仕方が無い事をした。殺されても文句言え
ないが、流石にまだ死にたくない。もう1発殴って暴力はもうそれで勘弁してくれ。何も責任を
逃れる為に媚を売っているのではない。法的な責任は取るつもりだ。さあ。」
野田が立ち上がったのでいきなり殴ると、野田はソファーに倒れ込み、殴られた左の頬を押えて
います。
「何を格好つけているんだ。お前のやった事は犯罪だぞ。」
「その事だが、美鈴さんがそう言ったのなら、その通りだと言ってやりたい。しかし、内容が内
容だけに私もその通りだとは言えない。誓約書に書いた事を守らずに、また関係を持ってしまっ
たのは事実だ。また殴られそうだが、まだ美鈴さんを愛していて、諦め切れないのも本心だ。し
かし、いくら私でもそんな事はしていない。私より自分の妻を信用するのも分かる。でも本当だ。
私はこの1年、美鈴さんが私のところに来てくれるのを待っていた。その為に、会社では好感を
持たれる様に振る舞っていた。それが、その様な事をしてしまっては、身体の関係を持てても嫌
われるだけだ。・・・・・正直に言おう。美鈴さんを見ていて、また抱きたいと毎日のように思
っていた。しかし、無理やり犯そうと思った事は1度も無い。本当だ。」
私の目を見て話す野田に、私は益々混乱していきました。
  1. 2014/08/23(土) 10:42:15|
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戦い 第36回

5月9日(日)の3
私は心の中で、信用してはいけないと何度も自分に言い聞かせ。
「4月の16日に写真を渡しただろ?それも美鈴の嘘か?」
「いや、それは本当だ。その時点で誓約書の内容を破っていた。すまなかった。しかし、写真で
脅した事はない。」
「それなら何の目的で渡した?何故まだその様な写真を持っていた?」
「すまん。君には耳を覆いたくなるような話だろうが、怒らず聞いてくれ。美鈴さんと関係を持
っていた時、美鈴さんの嫌がる顔が見たくて、あの最中に写真を撮ってみた。やはり怒って嫌が
ったが、その後の乱れようは今までに無い物だったので、怒りながらも興奮していると感じた私
は、時々撮る様になり、その内美鈴さんは、口では怒りながらも、私の要求するポーズもとって
くれ、撮られている間も興奮している様子だった。2人で会った時に写真を見せると、それを見
ているだけで、美鈴さんの息遣いが変わってくるのが分かった。私はその写真を、他の者が見ら
れない様に、ロックを掛けてパソコンに保存していたのだが、特に気に入った何枚かを、すぐに
は分からない別の所に保存していて、その事をすっかり忘れてしまっていたが、先日ふと思い出
し、悪ふざけで渡してしまった。・・・・・いや、これも正直に言うと、また私との事を思い出
して欲しかったのかも知れない。すまん。」
野田は深々と頭を下げましたが。
「都合の良い様に言うな。それで脅したのだろ?」
「君が私を信用出来ないのも分かる。当然だ。君には殺されても仕方がない事をしてきたから
な。昨年発覚してからも、散々な事をしてきた。私が言うのも変だが、私も浮気された亭主の辛
さは分かる。絶えず君には、悪い事をしているという気持ちは有った。盗人猛々しいと思うだろ
うが、君にすまないという気持ちはいつも持っていた。本当だ。しかし私は焦っていた。毎日美
鈴さんを見ていて、どうしても美鈴さんが欲しかった。正確には、妻も美鈴さんも同じ様に愛し
ていて、2人とも自分の物にしたかった。君達を別れさせ、美鈴さんを自分だけの物にしたかっ
た。勝手な考えだと重々分かっていても、美鈴さんが君とセックスしていると思うだけで狂いそ
うだった。妻と離婚してからは尚更だ。美鈴さんへの愛が大きくなった。いや、また怒られそだ
が、今の方が大きいかも知れない。」
「2人とも?まあいい。脅していないと言うなら、写真を渡しただけでなく、どうして電話して
きた?電話で何を言った?どうやって美鈴をアパートまで呼びつけた?」
「いや、言い難いが、私からは電話していない。美鈴さんが電話してきた。」
「お前の話を信用している訳ではないが、仮にそうだとして、何を言ってきた?」
「美鈴さんは怒っていた。すぐに処分してくれと言うので、私は現実に戻されて写真を渡した事
を後悔した。美鈴さんに嫌われたと思って悔やんだ。今からすぐに削除すると約束したのだが、
信用出来ないので今から確かめに行くと言われ、本心は来て欲しかったが、また誠実な振りをし
て“変な誤解を受けてもいけないので来るな。それに、私は今から出かけるので留守になる。”
と嘘を言うと、明日の朝行くと言って一方的に電話を切られてしまった。次の朝、美鈴さんが来
たので玄関先で、もう何も無い事を説明したのだが、確かめさせてもらうと言って勝手に上がっ
て行き、しばらくパソコンを見ていたので、内心嬉しかった私は、コーヒーを煎れて勧めると、
凄く嬉しそうな顔をしてくれた。君には悪い事をしたが、その後、コーヒーを飲みながら不倫し
ていた時の話で盛り上がり、美鈴さんが上着を脱いで横に置いたのを見ると、白いブラウスから
真っ赤なブラジャーが透けて見えていた。顔を見ると潤んだような目で私を見詰めていたので、
美鈴さんが誘っていると感じた私は、隣に座って抱き締めてしまった。美鈴さんは“やめて、主
人をもう裏切れない”と言ったので一瞬躊躇したが、そう言いながら美鈴さんも抱き付いて来た
ので唇にキスしてしまった。唇を離すと“主人に悪いので私には出来ない”と言われたが、久し
振りに柔らかい唇に触れて。我慢出来なくなっていた私は、美鈴さんのスカートを捲ると、パン
ティーも赤いセクシーな物だった。そのパンティーを見て、私の所に来た理由を確信した私は、
君に殴られようが、慰謝料をいくら請求されようが、会社にいられなくなろうが、どうなっても
良いと思った。その時は君に殺されてもいいとさえ思った。すまなかった、許してくれ。」
野田を信用している訳ではないのですが、私は話に引き込まれていました。
「次の日からも、勝手に美鈴が押し掛けて来たのか?」
「いや。最初はそういう事だが、その後誘ったのは私だ。すまん。写真が効果的だと思った私は、
その時また写真を撮って渡し、明日も来て欲しいと頼んだ。美鈴さんは、もう主人を裏切れない
ので二度と来ないと言ったが、その写真を持ち帰り、結局は来てくれた。それで味を占めた私は
毎回写真を撮って渡しながら誘った。美鈴さんを繋ぎ止めようと必死だった私は、もう君の事は
頭の片隅にも無かった。自分だけの世界に浸っていた。本当に悪い事をしてしまった。許して欲
しい。出来る事なら君と別れて、私と一緒になりたいと言ってくれたので、あの最中の話だから
当てにならないと思っていても、有頂天になっていた。しかし美鈴さんがあの日の事を、君にそ
の様に言ったという事は・・・・・・・。すまん。君に話すような事では無かった。許してくれ。」
野田はそう言い終ると目に涙を溜め、また深々と頭を下げたまま上げません。野田の話は、自分
の非は認め、違う事は違うとはっきりと言っている様に聞こえ、信じそうになりました。
「まあその内、どちらが嘘をついているのかはっきりさせるが、どちらにしても、お前が約束を
破った事に違いは無い。1度ならず2度までも、人の女房に手を出した事に違いない。責任はと
ってもらう。その上、もしもお前の言う事が嘘で、妻を無理やり犯したと分かったら、俺も人生
を捨てる覚悟で徹底的にやってやる。」
私はそう言い返すのが精一杯でした。初めて私以外の男で有る、野田の物が妻の中に入ったと知
った時よりは、その行為についての怒りが小さいのは感じていましたが、当然怒りが無い訳では
有りません。悔しさが無い訳では有りません。2度目という事で、精神的な裏切りに対する悔し
さは、今度の方が大きいです。
嘘だと思っていても、出来る事なら私と別れて、野田と一緒になりたいと聞いた時は、言い表し
ようが無い寂しさを感じました。しかし、殴るどころか言い返しもせずに、じっと野田の話に聞
き入ってしまいました。
勿論、野田の、今までと違う好意的な話し方も有ったと思います。しかし、この男は私の家に土
足で踏み入った男です。野田の話が本当だとしても、許しがたい男です。私の1番大事な物を奪
いたいと思っている男です。私はどうして怒りもせず、こんな話をじっと聞いているのか、自分
でも分かりませんでした。
「私がしてしまった事の責任はとる。逃げはしない。金の事ばかりですまんが、当然慰謝料も前
回より多く、借金してでも払う。本当に悪かったと思っている。ただ、気持ちを逆撫でしてしま
うが、美鈴さんを愛している。今は美鈴さんだけを愛している。これは何を言われても、殴られ
ても、私の気持ちだから変え様が無い。もう私からは連絡しないと約束するが、今度の様に、美
鈴さんが私を必要としてくれた時は、美鈴さんから来てくれた時は、殴られようが殺されようが、
後がどの様になろうとも、受け入れたいと思っている。」
私は釈然としない気持ちで、野田のアパートを後にしました。
  1. 2014/08/23(土) 10:43:35|
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戦い 第37回

5月9日(日)の4
家に着くともう午後の4時でした。明日の仕事を考えると、赴任先へ戻らなければいけない時間
ですが、このままでは帰れません。明日の朝にでも部下に電話して、妻を病気にするか、親戚の
叔父が死んだ事にしてでも休もうと思いました。今の時期、生きるか死ぬかの下請け業者も多い
中、申し訳無いとは思いましたが家庭の方が大事です。私は、サラリーマンとしては失格です。
「今、野田と話をしてきて、写真は全て処分してもう残っていない。」
「あなた、ありがとう。」
「でも、写真を渡した事は認めたが、脅してはいないと言っていたぞ。」
「本当です。子供達に見せると脅されました。信じて。私を信じて。」
「お前は電話が掛かってきたと言っていたが、野田はお前から掛かってきたと言っていた。まあ
これは、通話記録を取れば分かる事だ。」
「・・・・・・・・・・・・。」
「どうした?」
「ごめんなさい。あの時は興奮していて、ついそう言ってしまいましたが、私が電話しました。
でも本当に抗議の電話で、課長は私から電話してくるだろうと待っていたのです。写真を処分し
て欲しくて電話したんです。本当です。」
これで妻への疑いも大きくなり、何を信じて良いのか分からなくなりました。野田には、どちら
が嘘をついているのか、はっきりさせると言い切りましたが、妻の事も疑っている今、正直、ど
の様に嘘を暴けば良いのか分かりません。妻が強姦されたにしても、旦那が単身赴任している間
に、昨年不倫関係に有った相手のアパートまで行き、無理やりにしろ、関係をもった事を半月以
上旦那に隠し、ばれたら今度は強姦されたと言っても、私が疑っているぐらいですから、警察も
信用しないでしょう。手錠などが見つかっても、証拠にもなりません。散々そういった行為をし
ていたのですから。
「美鈴が最初強引に犯された日、ベッドに手錠で繋がれたところまでは昨日聞いた。その後を詳
しく話してくれ。辛いだろうがお前の潔白を証明する為にも、今後野田に対抗する為にも、一昨
日までの事を全て詳しく知りたい。俺が知っていないと、野田に言い返す事も出来ない。」
詳しく聞いて、妻か野田の嘘を指摘出来る所はないかという考えも有りましたが、野田だけが知
っている、私の知らない妻の姿を、2人だけの秘密にさせたくないという嫉妬心も有りました。
「課長に手錠を掛けられ、足も縛られて、1時間以上経ってから、口のガムテープは外してくれ
ましたが、服も全て脱がされました。」
「ちょっと待て。1時間以上も放って置かれたのか、縛られたままでは脱がせ無いだろ。それと
も服を破られたのか?その時手錠を外されたなら、抵抗して逃げようとは思わなかったのか?詳
しく話せと言っただろ。」
「ごめんなさい。1時間以上触られていました。手だけで無く・・・・・・・・。」
「もっと詳しく。」
妻の話が本当で無理に犯されたのだとしたら、妻に対して私は、とんでもない酷い事をしている
事になります。
妻は目に涙を溜めながら、詳しく話しだしました。
最初課長は、服の上から触っていましたが、私が睨みつけているのを見て、スカートの裾から手
を入れて、確かめる様に下着の上から触り。
「以前ならもう濡らしていたのに、このぐらいの刺激では感じなくなったのか?」
そう言いながら上着とブラウスの釦を全て外され、ブラジャーを乳房の上に上げられました。今
度はスカートを上に捲くり、パンティーの股の部分を横にずらされ、乳首と大事な所を直に触ら
れていましたが、私は感じるどころか、悔しくて涙が出てきました。それを見た課長は。
「美鈴、どうした?まだ泣かなくても、嫌と言うほど泣かせてやるから。そうか、すまん。手だ
けでは嫌で泣いているのだな。これを使って欲しいのか?やはりそうか。」
課長は私が口を塞がれていて話せないのをよい事に、好き勝手な事を言いました。
「この白いのと黒いのとどちらがいい?どちらでもいいから早く入れて欲しいのか?黒い方が
太くていいのか。相変わらず美鈴は欲張りだな。でも太い方なら、もう少し濡らした方が良くな
いか?これでしてやろう。これも好きだっただろ?」
そう言うと、私の敏感な所に右手に持ったローター当て、左手は乳首を触っていました。私は感
じそうになり、必死に快感と戦っていましたが、私がどうされれば感じるのか熟知している課長
には勝てず、次第に濡れていく自分の身体が恨めしかったです。
私の反応を見て、今度はスイッチを入れた黒いバイブを大事な所に摩り付け。
「もう欲しくなった様だな。久し振りだから今日は焦らさないで、もう入れてやろうか?そうか、
口が利けなくても美鈴の身体は正直だな。腰がバイブを追いかけて来る。」
左手に持ったローターで乳首を刺激され、右手のバイブは出し入れされて、私は続けて2回も達
してしまい、その後、手錠と口のガムテープが外され、足の紐も解かれましたが、私にはもう抵
抗する気力は有りませんでした。
  1. 2014/08/23(土) 10:44:44|
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戦い 第38回

5月9日(日)の5
課長は私を全裸にすると、もう待ち切れないとばかりに入れて来て、いきなり激しく動かれたの
で、敏感になっていた私は、すぐに達してしまいましたが、課長は動き続け、お腹の上に出され
るまで、私は何回も達してしまいました。課長はそれでも許してくれず、自分の物が回復するま
ではまたバイブを使われ、回復すると今度はスキンを付けた課長の上に乗せられ、課長が出すと
またバイブを入れられ、また回復した課長の物を、後から入れられたところまでは覚えているの
ですが、私は気を失ってしまったらしく、気が付いた時はすでに外が暗かったです。
「気が付いたか?相変わらず美鈴は激しいな。そうだ、また縁が戻った記念に、美鈴の笑った写
真を撮ってやろう。俺の言うポーズで撮らせてくれ。」
「写真はもう嫌だし、今日だけで終わりにして下さい。」
私がそう言うと、課長の態度が急変し。
「そうか。それならもういい。これを見ろ。」
課長は私が気を失っている間に撮った、日付の入った恥ずかしい写真を見せました。
「今日から美鈴は俺とここで暮らせ。旦那もこれを見れば、また関係を持った事を知って哀訴を
つかし、子供達もこの写真を見れば、美鈴を軽蔑して諦めるだろう。ここが嫌なら、誰も知らな
い土地へ行って、2人で暮らすか?仕事探しから始めなければならないが、その方が後の面倒が
無くて良いかも知れないな。早速何枚かプリントして送ってやろう。」
そう言いながらパソコンの前に座ったので、私はあなたに離婚されても、課長に付いて行く事は
無いし、現実に出来る訳が無いと思いながらも、このままでは何をするか分からない課長が怖く
なり、課長が要求するポーズで写真を撮られる事を承諾してしまい、何枚も撮られました。
それも、微笑んで“お願い、私のここを撮って”と言わされながら。
妻の話を聞き、悔しさが込み上げます。怒りが込み上げます。しかし、それらの感情以外に、も
う1つ、何か自分で気付かない感情もある様に思えました。当然、性的興奮など有りません。そ
れどころか悔しさと怒りが大きくなって行きます。それなのに、もっと聞きたい、全て知りたい
と思ってしまいます。
嫉妬心を楽しんでいる?いいえそんな事は有りません。普通の生活、妻が野田を知らなかった、
元の生活に戻れるなら戻りたいです。
妻の話は即席に作れるような物ではなく、野田との間で本当に有った事だと思いました。しかし、
プレーの1つとして、これに近い会話や状況が過去に有り、それに色々付け足して、17日の出
来事の様に話したのかもしれません。私は可也疑い深くなっています。
「17日に野田の所へ行った時、どんな下着で行った?」
妻は寝室に行き、下着を持って戻ってきましたが、それは白い普通の物です。
「本当にそれか?赤いのではなかったのか?」
「これに間違いないです。あの時これとスカートを少し汚してしまい。帰ってすぐに、泣きなが
ら洗ったので覚えています。これに間違いないです。」
私は何を質問しているのでしょう。仮に妻が嘘をついているにしても、セクシーな真っ赤なのを
着けて行きましたとは、言わない事ぐらい分かっています。一度質問を止めて、頭を整理しない
と駄目だと思いました。
夕飯を食べてから、仲が戻ってからは、一緒に入っていた風呂に別々に入り、別々のベッドに寝
て、私は頭の後ろに手を組んで考えていました。
まず思ったのは、離婚してしまえば楽になれるのかと言う事でしたが、これは考えるまでも無く
すぐに答えが出ました。野田が嘘を言っている場合、元々妻が蒔いた種で自業自得ですが、妻は
被害者です。強姦された妻を二重に苦しめる事になります。次に妻が嘘を言っている場合ですが、
この場合、離婚すれば妻と野田は再婚する可能性が有り、これは何より耐えられません。自分の
器の小ささが嫌になりますが、2人が幸せになるのは耐えられないのです。
人は変わって行きます。当然私も、昔のままの私ではないでしょう。妻も同じだと分かっていま
す。心だけで無く、あの様なセックスを教えられた身体も変わったと思います。しかし昔の妻を、
2年前までの妻を追い掛けてしまいます。妻が嘘をついていて、私が想像している妻の姿が、今
の本当の妻かも知れません。しかし、その様に変わってしまったとは思いたくないのです。
これは私のエゴです。しかし理屈ではなく、歳をとった時、隣にいて欲しいと思ってしまいます。
昔の妻が隣にいて欲しいと思ってしまいます。
それで次に考えたのは、妻と離婚出来ないのなら全面的に妻を信じ、野田には犯罪の立証は無理
でも、不倫としての責任をとらせて、この問題を終わらせれば良いという考えでした。しかし本
当の妻の姿を知らなければ一生気になり、その時隣にいてくれたとしても、妻を責めたり、問い
詰めたりするでしょう。結局、全てはっきりとさせなければ、私は満足出来そうに有りません。
ではどちらが嘘をついているのか?野田は昨年の事でも明らかな様に口が上手く、自分の為なら、
平気で嘘をつける人間です。妻はと言えば、以前の誠実で嘘の嫌いな妻なら、全面的に信用して
いたでしょうが、今回でも、脅されていたにせよ、野田と会っていた事を仕事だと言って、嘘が
上手くなりました。小さな事ですが、自分が少しでも有利になる様に、電話も野田から掛かって
来たと言いました。何より、妻の話を聞いた後でも、あの微笑んで写っていた写真が、気になっ
て仕方が有りません。
嘘を暴く方法なんて無いのではないかと、イライラした気持ちで考えていると、妻が私のベッド
に来ました。
  1. 2014/08/23(土) 10:51:24|
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戦い 第39回

5月9日(日)の6
ベッドに来た妻はすでに裸で、私に添い寝するとパジャマの上から、右手で私の物を擦ってきま
す。妻は、後ろめたさを隠す為にしているのか、私に信じて貰えずに、寂しくてしているのか、
または、こんな時でも身体の疼き、ただ抱かれたいだけなのか計りかねていた私は、手を頭の後
ろに組んだまま、妻のすることを見ていました。
私の物は妻に擦られ続けて、多少は元気になってきたのですが、完全とは言えません。すると妻
は、私のパジャマの上着の釦を全て外して開き、乳首にキスをしながら擦り出しました。それで
も完全には元気にならないのを見て、今度はパジャマのズボンをパンツと一緒に脱がせて咥えて
来ました。妻は頭を上下させると同時に、下にぶらさがっている物を右手で、時には強く、時に
は触れるか触れないかぐらいに、強弱をつけて触り、その内に息遣いがおかしくなって来たので、
咥えているだけで興奮しているのだと思ったのですが、妻の下腹部に目をやると、空いた左手で
自分の感じる所を触っています。
私の物が完全に元気になると妻は口を離し、上に跨り、私の物に右手を添えて、自分で中に入れ
ると同時に、激しく腰を使ってきました。私はそれでも一切動かず、手を頭の後ろで組んだまま、
別の生き物のように激しく前後に、時には円を書くように動く、妻の腰を見ていました。
妻は結婚前、普段は物静かで大人しく、何かする時は活発にテキパキとこなす、笑顔の可愛い女
でした。それは結婚してからもあまり変わらず、それが私の自慢でした。その妻のこの様な姿を
誰が想像出来るでしょう。私だけが知っている妻の姿と言いたいのですが、もう1人、妻のこの
様な姿を、いいえ、これ以上かも知れない姿を知っている男がいます。それを思うと、遣り切れ
ない気持ちになります。寂しさを感じます。
そんな事を考えていると、妻の腰の動きが激しくなり、声が一段と大きくなったかと思うと、叫
ぶように最後の言葉を口にして、私の胸に崩れ落ちました。
私はようやく、頭の後ろで組んでいた手で妻を抱き締め。
「美鈴。美鈴はエッチが好きか?そんなに気持ちいいか?」
「好き。大好き。」
「毎日でもしたいか?」
「したい。毎日したい。毎日気持ち良くなりたい。」
「それは俺でなくても同じか?気持ち良くなれれば、俺でなくてもいいのか?」
「ごめんなさい。課長にされても気持ち良くなって・・・・・・ごめんなさい。でも、あなた
しか嫌。あなた以外の人に、感じさせられたくない。もう、あなた以外とは絶対に嫌。」
「俺と一緒にいない日はどうしていた?したくならなかったのか?誰でもいいからして欲しい
と思った事は無いのか?」
「あなた以外は考えもしなかった。だから、その時は・・・・・・自分で・・・・・・・・。」
この様な会話は、妻が不倫するまで考えられませんでした。長く夫婦をしていても、何処かに照
れが有って出来ませんでした。例え私が聞けても、妻は答えなかったと思います。
妻の目に涙が溜まっているのを見て、今は涙に誤魔化されては駄目だと思いながらも、妻を強く
抱き締めて腰を動かすと、妻は自由に動きたいのか腕の中で身悶え、私の動きに合わせる様に、
大きくは動かす事の出来ない腰を動かしています。
「気持ちがいい様に、美鈴が動いてごらん。」
抱き締めていた手を離すと妻は起き上がり、先程のようにしばらくは、腰を前後させたりしてい
ましたが、その内立膝になり、激しく腰を上下させました。妻がまた最後の言葉を告げた時、私
も限界になったので、妻に降りるように言いましたが、妻は。
「中に。大丈夫だから、中にください。そのまま中に。」
妻がまた崩れ落ちるのと同時に、中に出してしまいました。中に出すのは言い様の無い征服感が
有り、気持ちの良いものです。しかし、妻にまだ生理が有る以上妊娠の可能性も有るので、妻の
呼吸が落着くのを待って。
「どうして大丈夫なんだ?今は安全な期間ではないだろ?」
「以前本で読んだ事が有ります。ある程度の歳になると、男性の精子も活動が弱まり、女性の卵
子も生殖機能が弱まるらしいです。ですから妊娠の確立は、可也低くなると。」
「確立が少なくなるだけで、完全では無いだろ?」
「はい。でも多分大丈夫です。途中で止めて欲しくなかった。今日は中に欲しかったです。あな
たを中に感じたかった。」
そう言われて悪い気はしませんでしたが、また嫌な事を思い出し。
「同じ事を野田には話していないだろうな。野田には中に出させていないだろうな。」
「言っていません。ただ・・・・・・。正直に話します。生理が来そうになったら教えろと言わ
れ、教えなければ生理中もすると脅されて、4月の20日に、もう来そうだと言うと、生理が来
た22日前の2日間は、今は安全な期間だろ?と言って、嫌がる私を無視して・・・・・・。」
「・・・・・・・・・そうか・・・・・・・。」
聞けば悔しさは増しますが、それでも聞きたいと思ってしまうのは、本当に妻の全てを知りたい
からだけなのか、自問自答していました。
  1. 2014/08/23(土) 10:52:17|
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戦い 第40回

5月10日(月)の1
朝、コーヒーの心地良い香りで目覚めましたが、意識がはっきりしてくると現実に戻され、昨夜
の事を考えていました。前回不倫された時は、野田の物が妻の中に入ったと思うと、悔しくてセ
ックスなどする気になれませんでした。しようと思っても私の物は反応しませんでした。
ところが昨夜は、妻と野田が関係を持ったと分かって日も浅く、その上、妻を疑惑の目で見てい
るはずなのに私の物は反応しました。
野田の物が妻の中に入る事に、妻が野田の物で歓喜の声を上げる事に慣れてしまった?その様な
事は断じて有りません。妻と野田の行為を想像するだけで、今でも居た堪れなくなるのですから。
コーヒーの香りに誘われてキッチンに行くと、妻はスーツ姿でした。
「もうすぐ用意が出来ますから、顔を洗ってきて下さい。」
「それより、そんな物を着て何処へ行く?会社にはもう行か無いだろうし。」
「・・・・・・・・・・。」
「どうして黙っている?行くつもりなのか?俺はもう会社は辞めると思っていた。辞めさせよう
と思っていた。昨夜の事で安心したかも知れないが、完全にお前を信用出来た訳では無い。野田
と会わさないように、赴任先に連れて行くつもりだった。何を考えている?まさか、野田と逢い
たくて・・・・・・・・・・・・。」
「違います。課長に負けたくない。このまま私が辞めれば負けになってしまう。ごめんなさい。
ごめんなさい。」
妻は走って寝室に行き、1人残された私は椅子に座って今後の事を色々考えた後、寝室に行くと、
妻はベッドに座り、ぼんやりと壁を見詰めています。
「そうだな。美鈴の言う通りかも知れない。行って来い。美鈴が行けるのなら、俺はそれでいい。」
「本当にいいの?ありがとう。ごめんね。ありがとう。」
私の言った事は本意では有りません。本意で無いどころか、二度と妻と野田を会わせたく有りま
せん。しかしこのままでは、どちらが嘘をついているのか、分からないままになってしまいます。
私は2人をもう少し泳がせてみようと思ったのです。しかしこれは、危険が伴います。もう二度
と関係を持たれるのは嫌です。
「俺もそうは休めないから、美鈴が帰って来た時はもう居ない。くれぐれも気を付けろ。」
妻を送り出した後、それまで気付かなかった疑問が頭を駆け巡りました。いくらバリバリ仕事を
こなすキャリアウーマンとは言っても、妻は女です。はたして、自分を無理やり犯した男に、会
える物なのでしょうか?不倫していた時に、恥ずかしい姿を散々見られた相手なので、初めての
男に犯されたよりは、羞恥心は少ないにしても、脅して強引に関係を迫った男と、一緒に仕事が
出来る物なのでしょうか?妻に対する疑惑が、また大きくなりました。
  1. 2014/08/23(土) 10:53:30|
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戦い 第41回

5月10日(月)の2
今日の午後、妻と2人で赴任先へ戻るつもりが、半日空いてしまい、1人でいても仕方が無いの
で、今から戻ろうと駅に向かいましたが、色んな事を考えながら歩いていて、急に野田の別れた
奥さんの事を思い出し、駅に着くと電車ではなく、タクシーに乗り込みました。
すぐに玄関を開けてくれた美代子さんは、白いTシャツにオレンジのミニスカートという、歳に
似つかわしくない格好でしたが、スタイルも良く、違和感は有りません。
「ご無沙汰しております。急にすみません。」
「それは良いのですが、今は私1人なので、ご近所の目も有り・・・・・・・・・。」
昨年訪問した時、私を誘っている様な素振りを見せていたので、もう一度行ってまた同じ対応な
ら、その時は抱いてみたいと思った事が何度も有りました。しかし、妻との関係が前向きになり、
私と妻と野田との関係をこじらせたく無かった私に、また来る勇気は有りませんでした。
何となく野田の事を聞きたくて来たと思っていましたが、美代子さんの言葉を聞いて、がっかり
した自分に、下心が有った事を知り。
「すみません。何の配慮も無くて。大した話では無いので失礼します。」
恥ずかしくなり、逃げ帰ろうと思った私に。
「家には上がって頂けませんが、この先にファミリーレストランが有ります。私もこの機会に聞
いて頂きたい事が有りますから、そこで待っていて貰えないですか?」
ファミリーレストランへ行くと、食事の時間から外れているせいか、客は数組しかいなかったの
で、1番離れた席に座ると、少しして美代子さんが来ました。
「お待たせしました。お話って何ですか?」
「いいえ、美代子さんからどうぞ。」
「そうですか。実は・・・・・・・私・・・再婚する事になったのです。」
相手は野田だと思い、その様な時に、妻と関係を持った事に怒りは増しましたが、感情を隠し。
「おめでとうございます。元の鞘に納まった訳だ。」
「元の鞘と言うか、何と言うか。ただ手放しでは喜べませんでした。余りに歳が違うので、お母
様に大反対され、やっと許してはくれたのですが、一緒には暮らしたく無いと言われ、私の家で
暮らす事になりました。でも反対されて当然ですね。私は四十過ぎの子持ち。彼は若くて初婚。」
「えっ。相手は野田さんでは無いのですか?もしかして先生?」
「あら嫌だ。私言いませんでしたね。どおりで元の鞘なんて、皮肉な言い方をされると思ってい
ました。そうです。」
美代子さんが、若い格好をしている訳が分かりました。
「でもあの時は、まだ野田さんの事を・・・・・・。」
「はい。彼には悪いのですが、野田に未練が無いと言えば嘘になります。でも決めました。お正
月に神社で偶然会い、これも神様が引き合わせてくれたのかも知れないと言って、あれからも私
だけを想い、誰とも付き合わずにいた事を打ち明けてくれました。それからお付き合いする様
になり、私も決めました。このまま生活していても何も変わらない。私だけを見ていてくれた、
彼の一途な愛に応え様と。」
「この事を野田さんは知っているのですか?」
「はい。4月の初めに彼とここで食事をしていたら、私の所に来るつもりだった野田が、偶然こ
こに来たらしいのです。彼の話が面白くて、夢中になって聞いていた私達は、野田に全く気付き
ませんでした。その夜電話が有り、どういうつもりだと凄い剣幕で怒っていたので、正直に話し
て謝りました。しかし野田は怒ってばかりで私の話など聞いてくれず、つい私も、もう他人なの
だから干渉しないで、いつまでも夫面しないでと、きつく言ってしまいました。」
「私達と言う事は、2人だけでは無かったのですか?お子さん達も?」
「はい、子供達も一緒でした。それが何か?」
私は入り口を見ると、その時の野田の姿がはっきりと見えました。別れたと言っても、まだ愛し
ている美代子さんや、子供達にこれから会える。その前に食事をしようとファミリーレストラン
に入った。すると、これから会おうと思っていた美代子さんや、子供達が楽しそうに食事をして
いる。しかし、もう一度自分が座りたいと、思い焦がれていた席には他の男が座り、それもその
男は自分達の家庭を壊した憎い男。家族全てを横取りされた気がして、寂しさで立ち尽くしてい
たが、子供達までもが楽しそうに笑っていて、誰も自分の存在に気が付かない。寂しくてどうに
も成らなくなり、その場を立ち去ると今度は怒りが込み上げて来た。夜電話すると、あの憎い男
と再婚して、美代子さんや子供達との思い出が、いっぱい詰まった家で暮らすと言われた。今ま
で自分がいた空間を、出来るなら、また自分が埋めたいと思っていた空間を、憎いあの男が埋め
る。自分が築き上げた物全てをあの男に奪われる。何もかも、子供達まで。どうにかしたいが正
式に離婚している以上、法的にはどうする事も出来ない。
私には野田の怒り、寂しさが、手に取るように分かりました。
  1. 2014/08/23(土) 10:54:34|
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戦い 第42回

5月10日(月)の3
一瞬野田に同情してしまいましたが、同情出来る相手では有りません。野田は離婚した奥さんと
私の妻の2人共を、自分の物にしようとしていた男です。私の妻を、今でも狙っている男です。
同情などしていると、今度は私の席を野田に盗られてしまいます。
「野田は最後に“教育委員会へ行って今までの事を全て話してやる。あんな奴が教育者で良いの
かと抗議してやる。お前達だけ幸せにはさせない。”そう言って電話を切ってしまいました。
ただの脅しだと思っていましたが、本当に抗議しに行ったらしく、後日彼は、教育委員会に呼ば
れました。しかし、生徒の親と不倫関係になった事は遺憾だが、過去の事で、すでに法的責任も
取っている。ましてや今回の結婚は、お互いに独身なので、何の問題も発生しないという判断を
してくれた様です。野田もそう言われているはずで、もう諦めがついたのか、その後、今まで何
も言ってきません。」
美代子さんは何も分かっていないと思いました。そんな簡単に諦められる事では有りません。
「前を向いて歩いていく事に決めました。そういう訳で、言い難いのですが、もう私の所へ来る
のは、今回で最後にして頂きたいと・・・・・・・。過去は忘れて、前だけ見て生きて行きたい
ので・・・・・・・・・。」
美代子さんは勝手だと思いましたが、彼女の人生に口出しできる立場ではなく。
「分かりました。幸せになってください。」
新幹線の中で考えていて初めに思ったのが、昨年の様に妻が同情して、また関係を持ってしまっ
たのではないかという事でした。しかしこの場合、私に知られて急に怖くなって保身に走ったと
しても、同情している野田を、犯罪者にしてまで自分を庇うでしょうか?
やはり、自棄になっていた野田は、本来なら美代子さんに向くはずの、どうする事も出来ない感
情が目の前にいる妻に向き、また自分の物に出来れば、少しでも楽になれると思ってしまった。
その為には、多少犯罪行為になろうとも、身体の関係さえ持ってしまえば、妻の身体は野田を思
い出して、また離れられなくなると考えた。しかし、いくら犯罪行為になっても良いと思ってい
ても、ずる賢い野田は、出来れば犯罪行為が立証され難い方法は無いかと考えて実行に及んだ、
と考える方が自然では無いかと思えました。
そうだとすれば、自棄になっているはずなのに、あの冷静な話し方は、逆に今までに無い怖さが
有ります。最初に感じた、ストーカーの様な陰湿な怖さを思い出しました。
野田が少し酔っている時に言った、“離婚してくれないか”という言葉が、今では“別れさせて
奪ってやる”と言われた様に思えます。
妻に多く向けられていた疑いは、これで大きく野田に傾きました。
アパートに着いて1人になると、私の不安は大きくなり、妻を連れて来なかった事を悔やみ、家
に電話すると、妻は帰って来ていたので少し安心しました。
「野田はどうだった?何か言われたり、されたりしなかったか?」
私の心配を他所に、妻は明るい元気な声で。
「いいえ、何も。今日はずっと課長を睨み付けていました。私と目が合いそうになると、下を向
いて目を合わさないのです。今度2人になった時は、私を脅した事や、嘘をついている事を、強
く抗議してやります。罪を償えと言ってやります。」
私は不思議でした。いくら脅される事はもう無いと思っていても、野田は男で妻は女です。妻は
怖くないのか不思議でした。
「もうお前はあいつに関わるな。それに2人になる事が有るのか?あんな事が有ってもお前は2
人になれるのか?例え仕事でも、2人にだけになる様な事があるのなら会社を辞めろ。俺が嫌な
事は知っているだろ?本当に無理やりされたのか?」
「ごめんなさい。つい調子に乗って言ってしまいました。課長と2人だけには、絶対になりませ
ん。約束します。ごめんなさい。」
仕事を辞めるか辞めないかは別にして、明日にでもこちらに来させるつもりで電話しましたが、
私の事を気遣い、わざと明るく振る舞っている様には聞こえず、妻への疑いも完全には消える事
が無く、そのまま電話を切りました。
私はこの時、今までに無いぐらい、会社を辞めさせたいと思いました。昨年から今までに何度も
考えた事ですが、自分に色々理由を付けて、初めから決めていたように思います。
お金の問題も有りましたが、それは二の次で、仕事を辞めさせても、妻の心が変わらなければ同
じだとか、野田から逃げる事に私のちっぽけなプライドが許さないという理由が、1番だと思っ
ていました。勿論それらの理由も有りますが、冷静に考えると、それは自分に対する見栄で、お
金の問題が1番だったのではないかと思えて来ます。
私の育った家は、とても私を大学に行かせる事の出来る経済状態ではなかったのですが、父は1
つ返事で笑って許してくれました。しかし家に帰る度、父も母も、いつも同じ服を着ており、私
は下宿代や食費などは勿論ですが、アルバイト学費の一部も出し、月末にはバイト代が入るまで、
酒瓶を拾い集めてパンに代えてもらい、食い繋いだ事も有りました。
しかしそれは、苦労したとは思っていませんし、今では良い思い出だと思っているのですが、や
はり子供達にはさせたくないのが本心です。特に息子の入った学部は学費も高く、4年で卒業出
来ません。回りにはバイトもしないで、高級外車を乗り回している者が何人もいるそうです。上
を見れば桐が無く、とてもその様な生活はさせられませんが、学費とアパート代くらいは、出し
てやりたいと思ってしまいます。
子供達は、私が何も言わなくても、家に帰る間が無いほどバイトをしてくれ、食費などの生活費
は、自分で稼いでくれています。レベルは違っても、自分の学生時代を思い出し、これ以上は言
い難いのが正直な気持ちです。夫婦が壊れるかも知れない時に、くだらない親の見栄かも知れま
せん。
家のローンと今後の生活を考えれば、2人の退職金も当てにならず、バブルの時代に、どうして
大きな家を買ってしまったのかと悔やみます。自分の甲斐性の無さ、不甲斐無さが嫌になります。
  1. 2014/08/23(土) 10:55:41|
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戦い 第43回

5月11日(火)
出社すると、昨日休んだのが響き、仕事が山積みになっていて、アパートに戻れたのは11時で
したが、それでも仕事は片付かず、何日かはこの状態が続きそうです。
今朝は寝坊をしてしまい、昼もどうにか食事が出来る時間しか無い状態だったので、今日は1回
も妻に連絡が出来ませんでした。妻からは今帰ったと7時にメールが入って来ましたが、返事も
出せませんでした。
帰ってすぐに電話をしましたが、それは妻にでは有りません。
「もう寝ていたのか?お前はいいな。された俺はなかなか眠れない。」
「いや、まだ起きていた。そんな言い方をしないでくれよ。本当に私も反省している。」
「まあいい。少し聞きたい事が有るのだが。お前は妻の中に出していたそうだな。妊娠したらど
うするつもりだった?美鈴の身体に傷を付けるつもりか?いい加減にしろよ。もう、どちらが嘘
をついているかなんて、どうでもいい。何もかも嫌になって来た。お前だけは絶対に許さん。」
中に出していた事を聞きたい思いも、怒りも有りましたが、この様な言い方をしたのには、それ
以外にある考えが有りました。
「すまん、許してくれ。確かに最初の日と生理前の2日間は誘惑に負けてしまった。言い訳にな
るが、美鈴さんが途中で止めるのを嫌がって望んだ事だ。いや、言い訳にならんな。誘惑に負け
て、我慢出来なかった俺が悪い。生理が来てくれて良かった。その3日だけで、あとは必ず外に
出していた。本当だ。」
昨年の野田なら得意になって、もっと私が悔しがる様な言い方をしたでしょう。下手に出て謝る
ような態度が、美代子さんの話を聞いた後の私には、余計不気味に感じました。
「あとは外に?スキンを付けた事は無いのか?」
「すまん。美鈴さんに聞けば、ばれる事だから正直に話すが、いつもそのまま・・・・・。」
妻に私以外の男の物が入れられるのは、耐え難い事です。ましてや、何も付けずに入れられると
いう事は、性器と性器が直に触れ合い、悔しさも違ってきます。その上、中に出される行為は、
私が中に出した時に、征服感を感じるのと逆に、妻を征服された様でとても許せる行為では有り
ません。また、同じ中に出されたとしても、安全な時期かそうで無いかでは、大きな違いが有り
ます。たとえ妊娠しなくても、妻の中で妻と私以外の男が結び付こうとするのです。新しい命を
作ろうとするのです。それは何より許せる事では有りません。
妻の話では、最初に犯された日、妻が野田に跨る体位の時、野田はスキンを付けてその中に出し、
あとは外に出したと言っていましたが、野田に途中で付けるだけの配慮があるとは思えません。
また、快感に負けてしまっていた妻が、途中で止めるように強く言ったとは思えず、ましてや、
両方がある程度の歳だと、妊娠し難いと思っているとしたら、途中で止めないで欲しいと、頼ん
だ可能性も有ります。
私に言ったのと同じ様に“お願い、止めないで。美鈴はもうすぐなの。そのまま、そのまま中に
出して。”とお願いしたかも知れません。最初の日、中に出されたのは間違い無いと思いました。
「それ以外は、本当に中に出していないだろうな?あとは何処に出していた?」
「お尻やお腹の上にも出したが、ほとんど・・・・・口に・・・・・。」
「飲ませたのか?」
「すまん。以前に関係があった時は、飲めと言って飲ましてしまった事は有ったが、今回は違う。
何も言わなくても、口に出すと飲んでくれた。他に出した時も、自分から吸い付いてきて、残り
を飲んでくれたりもした。俺からは何も言っていない。本当だ。・・・・・・言い訳にならない
な。君にしたら大した違いは無いな。本当に悪かった。」
私は唖然としました。不倫していた時、度々野田に言われて、飲まされていた事は聞いて知って
いました。飲まされる行為は、中に出されるのとは違っていても、何故か同じくらい嫌な物です。
野田の話を信用している訳では無いのですが、自分から進んで飲んだと聞き、飲まされたのとは
比べられないほどの、怒りや寂しさを感じました。その話が本当なら、その行為には妻の野田へ
の愛しさ、野田の物への愛着を感じてしまうからです。
私が野田に電話をして、今までなら悔しくて野田に聞けないような事を聞いたのも、野田の話を
信じて、野田のペースに嵌った振りをするためなのに、危うく引き込まれてしまうところでした。
「お前は美鈴に何をした?美鈴がその様な事をしたのは、何かされたからに違いない。くそー。
あんな奴、俺から捨ててやる。いや、離婚はしない。別れないでこのまま飼い殺しにしてやる。
やはり着の身着のままで放り出した方が楽になれそうだ。違う、離婚だけはしない。」
そう言って一方的に電話を切りました。
野田が嘘をついているとすれば、それはただ犯罪行為を誤魔化したいだけでは無く、美鈴を自分
の物にする為に、私の気持ちを揺さぶり、私を追い詰める事が目的だと思い、その作戦にわざと
乗り、精神的に追い詰められている振りをしようと思ったのです。
今の言動で、もう一歩だと思ってくれれば、何らかの行動を興すはずです。
  1. 2014/08/23(土) 10:56:51|
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戦い 第44回

5月13日(木)
昨日は流石にメールではなくて、携帯とアパートに電話して来ましたが、私が出なかったので、
留守電に“どんなに遅くてもいいので、電話して来て下さい。”と入れて有りました。
子供染みた考えですが、何か私の様子が変だと思わせ、妻に心配させたくて、色々聞きたい思い
を我慢して電話に出ませんでした。ただこれは、妻がまだ私の事を心配してくれれば、の話しで
すが・・・・・・・。
今日も留守電に入っていて、口だけかも知れませんが、可也心配している様子だったので、電話
しましたが、妻が話す前に。
「美鈴、どうして嘘をつく。最初の日にも中に出されていただろ?お前の全てが信用出来なくな
った。そんな小さな事をと思っているのか?お前には哀訴が尽きた。」
「ごめんなさい。ごめんなさい。言えませんでした。無理やりされて、その上・・・・・・。自
分が惨めで、言えませんでした。」
私に圧倒されたのか、その事はすぐに認めました。
「どうして正直に言わない?まだ隠している事が有るだろ?生理前に、中に出された事は話せた
のに不自然だ。お前の嘘が分かる度に、どんどんお前を疑ってしまう。本当は、自分から進んで
抱かれに行ったのでは無いのかとさえ思えて来る。隠すな。」
妻が泣いているのが分かりました。
「それは本当です。信じて。脅されて無理やり・・・・・・。信じて。」
「お前が逆の立場なら信じられるのか?色々聞きたいが、今日はもう時間が遅い。どうしてその
事を黙っていたのか、その事だけでいいから、正直に詳しく話せ。」
妻は涙声で、ぽつりぽつりと話し出しました。
最初の日、1回目が終わった時に中に出された事を知り、私は泣いて抗議しましたが、課長は聞
き入れてくれず、その後も全て中に出さました。次の日、また脅されてアパートに行くと。
「どうだ、美鈴。私を思い出したか?私を未だに愛している事を思い出したか?」
「愛してなんかいません。思い出すも何も、私が愛しているのは主人だけです。」
「いや、違う。そう思い込んでいるだけだ。美鈴は今でも私の事を愛している。何か私が脅した
様な形になってしまったが、昨日来てくれたのは、写真を見て愛し合っていた時を思い出し、自
分の本当の気持ちに、気付いたからだと思っていた。しかし、美鈴は優しい言葉を掛けてくれな
い。以前の様に愛していると言ってくれない。それならば美鈴が早く気付く様に、2人の愛の証
を作ろうと思った。」
「酷い。愛してもいないのに。それに、もしも出来たとしても私は生みません。年齢からしても
生めないし、何より課長の子供など生みたくも有りません。」
「生むか生まないかは、どうでもいい。2人の愛の結晶が出来たかどうかが重要なのだ。」
私が帰ろうとすると、前日撮られた写真を出し。
「いいのか?私も脅すような事はしたくないが、これも美鈴の為だ。いつか自分の本当の気持ち
に気付いた時、必ず悔やむ。私の人生はこれで良かったのかと、必ず悔やむ。私は美鈴に、その
様な悔いの残る人生を送らせたくない。」
課長の話は真実では無い事ばかりでしたが、写真を見せられると、逆らう事が出来ません。
この日課長は、わざとゆっくり動きながら。
「昨日1日だけでは、出来てないかもしれない。今日からもがんばろうな。美鈴が私の子供を身
ごもれば、必ず本当の自分に気付く。今は知らず知らずの内に生活の事や、子供達の事を考えて
しまい、自分の本心を隠してしまっているが、そうなれば必ず本当の自分に気付く。」
私は何も言えずに、ただ泣いていました。
「どうした?生むにしろ生まないにしろ、年齢的に危険が伴うから怖いのか?それならどうして、
自分の本心にふたをして、素直になろうとしない?私の事を愛していると言えない?私も美鈴を
危険な目には合わせたくない。自分に正直になり、私を愛していると言ってくれれば、本当の自
分を曝け出してくれれば、この様な事はしたくない。どうだ?私を愛しているか?正直に言って
みろ。」
そう言いながら腰の動きを早くされ、出されてしまうと思った私は“本当はあなたを愛していま
す。”と言ってしまいました。それを聞き、また動きをおそくしましたが、時々早くしては“出
そうだ”と言われ、その度に私は“あなたを愛しています。”とか“本当はあなたと一緒に暮ら
したい。”とか言わされ続けました。
その後も関係を持つ度に、中に出したいと脅されながら、同じ事を言わされましたが、私はそれ
よりも妊娠していないかが心配でした。生理前に嫌々ながらも、中に出される事を承諾したのは、
課長に“安全な日は中に出させろ。そうしないと誘惑に負けて、いつ出してしまうかも分からん”
と言われたからです。
生理が来た時は、凄く嬉しかった。今の私の境遇を忘れるほど嬉しかったです。しかし、生理中
も手や口でさせられ、すぐに現実に引き戻され、生理が終わった後の事を考えると、怖くて仕方
が有りませんでした。生理後も写真で脅されて、仕方なくアパートに行きましたが、あの様な苦
しい思いは二度と嫌で、課長のを入れられている時は、もう脅されなくても“あなたを愛してい
ます。”“もうあなたと離れたくない。”と言って、機嫌をとる様になってしまいました。
特に課長は、あなたにライバル心を持っていて、あの最中に“あいつとどちらが気持ちいい?”
とか“本当はあいつの物では満足出来なくて、ずっとこいつが欲しかったのだろ?”とか聞いて
きました。あなたの事を言われ、あなたを思い出して辛かったのに、恐怖心の方が強く“比べ物
にならない。”“ずっとこれが欲しかった。”“もうこれでないと気持ち良くなれない。”とあなた
を侮辱するような事も、色々言っていました。
自分からその様な事を言っていたと、あなたに知られたくなかった。恥ずかしい事をされた事よ
り、その様な事を言っていたと、知られる方が辛かった。
妻を可哀想に思い、野田に対して怒りが込み上げましたが、それとは違った感情もありました。
しかしそれが何なのかは分かりません。
「本当に愛していたのでは無いだろうな?」
「違います。本心で言ったのでは有りません。信じて。あなただけを愛しています。信じて。」
「でも、そこまでされても感じたんだろ?気持ちいい声を出したんだろ?野田の方が気持ちいい
と言ったのは、本心じゃないのか?」
「本心じゃ有りません。あなたの方がずっといいです。信じて。家にいても会社にいても、毎日
が地獄でした。特に課長のアパートにいる時は、死にたいほど嫌でした。本当です。でも、ごめ
んなさい。嫌だと思っていても、色々されている内に私の身体が、身体が勝手に反応してしまっ
て。次第に快感に負けて、もっと気持ち良くなりたいと思ってしまって。ごめんなさい。ごめん
なさい。」
明日の午後、会社を早退してこちらに来たいと言う妻に、明後日私が帰るから来なくてもいいと
言って、電話を切りました。
  1. 2014/08/23(土) 10:58:07|
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戦い 第45回

5月14日(金)の1
アパートに帰ると、私の部屋に明かりが点いています。中に入って靴を脱ぐと同時に、妻が抱き
付いて来ました。私も抱き締めそうになりましたが、ぐっと堪え。
「来なくてもいいと言ったのに、どうして来た?俺に帰られては、不都合な事でも有るのか?」
「違います。お疑いなら、明日私も一緒に帰ります。ただ1日でも早く、逢いたかっただけです。」
妻がより強く抱き付いたので。
「俺は疲れているのに、いつまで抱き付いている。風呂に入りたい。用意は出来ているだろう
な?」
妻は慌ててお風呂に行って、バスタオルなどを用意し、私の前を通り過ぎたかと思うと、あわた
だしく下着などの用意をしていました。
私がお湯に浸かっていると、妻は下着だけの姿で入って来て、狭い洗い場に正座しています。
私がお湯から出ると、妻は1ケ所を残し、頭の先から爪先まで洗ってくれ、1度全身を洗い流す
と、仁王立ちの様な格好で立っている私の後に回り、ボディーソープを付けた両手を前に回して、
残された所を、時間を掛けて丁寧に洗ってくれました。あまりに丁寧に洗われたので、私は反応
してしまい、それを手に感じた妻は洗うのを止めてシャワーで流し、前に来て跪いたかと思うと
口に含んできたので、一瞬“この様な時に何を考えているのだ”と思いましたが、前を大きくし
てしまっている私には、その言葉は言えずに、黙って妻のする事を見ていましたが、この時の妻
の動きは、今の自分を忘れてしまいたいかの様に、今までに無く激しく、私は堪らず妻の口に出
してしまいました。
妻は顔色1つ変えずに、口の中の物を全て飲み込んで、その後も私の中に残っている物を、1滴
も残さず吸い取るかのように、吸い付いています。
この前の時は野田の顔を思い出してしまい、この様な事は考えられませんでしたが、私も変われ
ば変わるものです。
私がビールを飲んでいる間に妻も入浴を済ませ、2人で遅い夕食を摂りましたが、その間2人共
無言でした。食べ終わっても、妻は片付けようとせず、無言で俯いていたので。
「どうした?何か話したい事でも有るのか?」
「あなた、すみませんでした。どうしても自分を庇ってしまって・・・・・・。嘘はつきたく無
いのに、言い難い事はつい隠してしまい、その後苦しくなって話したくても、何を今更と思われ
そうで、言い出せなくなってしまって・・・・・・。でも、昨日あなたに聞いてもらって、少し
楽になりました。あなたは余計辛くなったのに、ごめんなさい。」
「何でも話せ。野田と不倫するまでのお前は、嘘や隠し事が大嫌いだったよな?身体だけで無く、
そんな事まで野田に変えられてしまった様で、どんな小さな嘘でも分かる度に、俺はどんどん辛
くなる。まだ聞きたい事は沢山有るが、それは追々聞くとして、今までの事で隠している事は、
もう無いだろうな?」
「それが、実は・・・・・・。その事を早く言おうと思って、今日来ました。電話では嫌だった
ので・・・・・・・。」
「何だ?早く話せ。」
「私が課長のした事を、犯罪には出来ないと言ったのは、もう1つ理由が有って・・・・・。」
「分かっている。写真の事だろ?前に不倫関係にあったとか、美鈴からアパートに行ったとかだ
けでは無くて、あの微笑んだ写真を見せられたら、おそらく誰も信用しない。俺もあの写真が未
だに気になっている。無理やり犯された女が、いくら脅されたにしても、微笑んで写真を撮られ
る事が、出来る物なのかと疑っている。以前なら、何が有ってもお前を信用したと思う。しかし、
不倫中やその後のお前は、嘘や隠し事を平気で出来る女になってしまった。昔俺が好きだった美
鈴とは別人の様だった。最近になって、ようやく信用出来る様になったと思った矢先に今回の事
だ。お前の言っている事が本当かも知れない。しかし、余りにも嘘や隠し事が多い。正直、今の
俺は、お前の言う事全て、疑いながら聞いている。」
妻は、信用されない事が辛いのか、そういう女になってしまった事が辛いのか分かりませんが、
大粒の涙を流しました。
「あれは本当です。心から微笑んではいません。本当です・・・・・・・。これからは何も隠し
ません。どんなに恥ずかしい事でも、話せばあなたに嫌われてしまう様な事でも、正直に話しま
す。どの様な小さな事でも話します。あなたに嫌われたくない。昔の私に戻りたい。」
妻は涙を拭いて、大きく深呼吸をすると。
「今日聞いて欲しいのは、写真の事では有りません。もう1つ課長のした事を犯罪行為に出来な
い理由が有ります。もし訴えても課長には、有利な証言をしてくれる、証人がいるんです。」
「なに?証人?詳しく話せ。」
証人がいると言う事は、妻と野田の関係を知っている人間が、もう1人いると言う事です。
私にはそれが誰なのか、何故知っているのか見当も付かず、聞くのが怖い反面、早く聞きたいと
焦っていました。
  1. 2014/08/23(土) 10:59:03|
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戦い 第46回

5月14日(金)の2
まだ妻を疑っている私は、野田以外の誰と何が有ったのか、早く知りたい焦る気持ちを抑えて、
話に辻褄の合わない所は無いか、黙って妻の話を聞きました。
私が犯されてから2日後の19日“今日からは平日なので、しばらくは呼び出される事も無い。
もしかしたら2日間だけで、もう満足したかも知れない”と思いましたが、昼休みに白い封筒を
渡され、トイレでその中を見た時、私の考えが甘かった事を知らされました。
中には、昨日の日付の入った新しい写真と、メモ書き、アパートのスペアキー、お金が入ってい
て、メモには。
“今は暇な時期なので残業も無いから、仕事が終わり次第私のアパートに来い。私もすぐに帰る
が、美鈴の方が早いだろうから、部屋の中で待っていてくれ。タクシーなら10分掛からない距
離だから、そのお金で今週は足りると思う。昨日の写真もきれいに撮れているだろ?こんなに上
手く撮れると、美鈴の子供達にも見せて、自慢したくなる。このメモは私が処分するから、読ん
だらすぐに返してくれ。つまらぬ事に使われては困るからな。会社のみんなに知られない様に気
を付けろ。俺はもう独身だからいいが、美鈴は嫌だろ?”と書いて有りました。
アパートには行かず、このメモを証拠に警察に行こうか迷いましたが、裁判にでもなれば、子供
達に私のしてきた事が知られないか気掛かりで、何より、自棄になった課長が写真を送り、子供
達がそれを見ている姿を想像すると、とても私には逆らう勇気は無くて、結局アパートに行って
しまいました。
アパートに着くと、すぐに課長も帰って来て。
「メモはどうした?どうしてすぐに返さなかった?余計な事を、考えていたのでは無いだろう
な。」
「違います。みんなに知られずに、渡す機会が有りませんでした。」
私がメモ、スペアキー、お金を差し出しながら言うと、課長はメモだけを受け取り、破りながら。
「本当か?まあいい。今日でその様な気は起こらなくなる。それより、美鈴はこれから毎日ここ
に来るのだから、そのスペアキーとお金は持っていろ。」
「もう許して下さい。もう何もしないで。」
「許して下さい?それじゃあ私が無理に来させている様に聞こえるな。嫌なら来なくてもいいん
だぞ?さあ、話はその位にして服を脱げ。今日は時間が無いから、早くしないと美鈴は最後まで
いけないかもしれないぞ。最後までいきたいだろ?」
課長は、私が逆らえない事を知っていて好きな事を言い、黙って俯いている私を遠まわしに脅し
ながら、剥ぎ取る様に服を脱がせると、シャワーも使わせてくれずに、最初から恥ずかしい場所
に吸い付き、すぐに入れると激しく腰を使ってきました。
課長が“もう出そうだ。中にいいか?”と脅すので、私が何回も“愛しています”と言うと、満
足そうにお腹の上に出しました。流石に平日は早く帰してもらえると思い、汚された身体をシャ
ワーで洗い流し、濡れた身体を拭いていると、課長が箱を持って入って来て、タオルで前を隠し
ただけの、裸の私に中を見せながら。
「美鈴。今から着ける下着を選べ。昨日あれからアダルトショップまで行って、美鈴に似合いそ
うな、美鈴が興奮しそうなのを買ってきてやった。結構選ぶのに時間が掛かったし、高かったん
だぞ。」
箱の中には、色取り取りな下着が何枚も入っていましたが、私が黙って目を背けると、課長はそ
の中から赤いのを出して。
「迷っている様だから選んでやった。これを着けろ。どうした?嫌なら無理にとは言わん。」
そう言われると余計に怖くて、それを受け取りましたが、ブラジャーもパンティーも透けていて、
恥ずかしい所を隠してくれる様なフリルも付いていないので。
「他の物にしてください。私に選ばせて下さい。」
「もう遅い。だから選べと言っただろ。」
課長は箱と私の服を持って出て行ってしまいました。仕方なくそれを身に着けると、思った以上
に透けていて、乳首も恥ずかしい毛も丸見えです。少しでも足を開けば、全て見えてしまいます。
課長は様子を見に来て、私の姿を見ると満足そうな笑みを浮かべ。
「思った通りよく似合う。その格好のままビールの用意をしてくれ。」
「今日はもう帰してくれるのでは・・・・・・。」
「誰がその様な事を言った?美鈴は黙って俺の指示に従えばいい。グラスは2個用意しろ。」
「私は呑みたく有りません。それより、もう帰して下さい。」
「美鈴は呑まなくていい。黙って用意しろ。」
私はキッチンでビールとグラスを用意していましたが、この格好では落着きません。その時チャ
イムが鳴って誰かが入って来た様なので、私はキッチンの隅に身を隠しました。
  1. 2014/08/23(土) 11:00:01|
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戦い 第47回

5月14日(金)の3
私が息を潜めて身を隠していると、課長が大きな声で。
「美鈴、ビールを持って来い。」
そう言われてもこの格好では、出られるはずが有りません。課長は怖い顔でやって来て、耳元で、
小さな声で。
「聞こえなかったのか?心配しなくても、美鈴には指1本触れさせない。ただその格好でお酌を
してくれればいい。嫌なら帰っても構わんぞ。そんなに写真を見せたいのか?本当は子供達に“お
母さんもまだ捨てた物では無いでしょ”と自慢したいのと違うのか?」
私は諦めて、何か身体を隠せる物を探していましたが、また課長に怒られて仕方無く、その格好
のまま、ビールとグラスが乗ったトレーを持って行きました。
部屋に入ると課長の前のソファーに、20代後半ぐらいに見える男の人が座っていました。裸同
然の私は恥ずかしくて、トレーを胸の高さに上げて、乳首が見えない様に隠し、足が少しでも開
かない様に太腿を閉じて、ゆっくり歩いていると。
「早く来い。お客さんを待たせるな。伊藤君、こいつが美鈴だ。名前は知っているな?君が想像
していたのとどうだ?お乳も少し垂れているし、腹の周りにも少し肉が付いている。おばさんで
驚いただろ?」
「いいえ、そんな事は無いです。想像以上です。顔は凄く可愛いし、オッパイといいウエストの
括れといい、若い僕が見ても堪らないです。本当に40を過ぎているのですか?」
「伊藤君は、お世辞が上手いな。これでも若い頃は、我が社のマドンナだったんだぞ。」
「いいえ、今でも充分通用しますよ。それに、何よりその格好にびっくりしました。」
彼は、私の全身を嘗め回すように見ながら言いました。
私は恥ずかしくて、トレーをテーブルに置くと部屋の隅に行って、身を縮めていました。
「伊藤君は、美鈴のファンだ。そうは言っても、会った事は無かったから、正確には美鈴の声の
ファンと言った方が正しいな。」
「いいえ、声だけでは無く、今、美鈴さんのファンになりました。」
「そうか。美鈴、何をしている?伊藤君がこんなに褒めてくれているのに。早くこっちに来て、
お酌をしないか。」
そう言われても、恥ずかしくて行けません。
「心配しなくてもいい。この人は隣に住んでいる伊藤君だ。隣同士でも、今までほとんど話した
事が無かったので、名前と一流企業に勤めている事ぐらいしか知らなかった。それが、今朝ゴミ
を出しに行った時、一緒になったので“昨日は、何度も大きな声が聞こえただろ?迷惑にならな
かったか?”と訊いたら“いいえ、楽しませて頂きました。”と正直に答えてくれた。伊藤君は
出かける予定だったのに、美鈴のあの声が大きいから、つい壁に耳を当てたまま聞き入ってしま
い、結局出掛けられずに、自分で4回も抜いてしまったそうだ。」
それを聞き、更に恥ずかしくなった私を見て、楽しむかの様に。
「美鈴は達する時に“美鈴イキます。”と大きな声を出すだろ?その声を何回も聞き、名前を覚
えてしまったそうだ。私は数えた事も無いが、美鈴は名前を覚えてもらえるほど、達したんだな。
美鈴はこれからも毎日、大きな声を出してしまうだろうから、その声でまた伊藤君が興奮して、
後から実物を見てガッカリするといけないので、今夜見に来るか聞いたら“是非お邪魔させてく
ださい。仮病を使ってでも早く帰ってきます。”と言ってくれたので来てもらった。」
私はただ恥ずかしくて、消えてしまいたい思いの中、何度も課長に急かされてお酌をさせられま
した。
「伊藤君どうだ?実物を見ても、また声が聞こえた時に自分で出来るか?」
「勿論です。美鈴さんを思い出して、昨日以上に興奮すると思います。」
「美鈴、聞いたか?嬉しいだろ?美鈴の身体を思い出して、声だけで出してくれるそうだ。お礼
を言わないか。どうした、早く。」
「ありがとう・・・・・・・ございます。」
「週末は朝帰りも多かったし、今朝、あの様な事を話してくれたので、堅物ではないと思ってい
たが、伊藤君とは気が合いそうだ。私は嫉妬深いから、触らせる事は出来ないが、もう少しサー
ビスしてやろう。美鈴、身体を隠していないで、立ち上がってよく見てもらえ。こら、手で隠す
な。手は頭の後ろに組め。」
課長は彼には分からない様に私を睨み、私は仕方なく従いましたが、涙が出てきて止まりません。
「よし。今度は向こう向きになって、お尻を突き出せ。どうした?言う事が聞けないのか?私の
言う事を聞かなくてもいいのか?私は構わんぞ。」
私が泣きながら従うのを見て。
「野田さん、もう充分満足しました。もうやめましょう。」
それを聞いて課長は、私にビールを取りに行かせました。
  1. 2014/08/23(土) 11:01:12|
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戦い 第48回

5月14日(金)の4
私がキッチンに行くと、普通に話していても充分聞こえるのに、わざと大きな声で。
「伊藤君、どうした?」
「だって美鈴さんは泣いていましたよ。」
「伊藤君は若いな。美鈴は虐めて欲しくてわざと逆らい、興奮を高めているんだ。まだ外には溢
れていないが、おそらく、濡らしているのは頬だけでは無いぞ。」
「そうなのですか?本当に、こんな世界も有るんだ。」
「ああ。全て言わなかったが“言う事を聞かなくてもいいのか?私は構わんぞ”の後に“その代
わり、この前みたいに、またお仕置きだぞ。”と続くんだ。」
「お仕置き?」
「ああ。前にも私の言う事を聞かなかった事が有って、その時は何回もイク寸前で止めてやった。
すると、自分でしようとしたので、両手を使えないように縛ってやると、大声で泣き出して大変
だった。結局、可哀想になってしまい、美鈴の股に枕を挟んでやると、器用に腰を使いながら、
あそこを擦り付けて、枕で達してしまった。さっきは、もう少し逆らっていようと思っていたが、
私の言葉で、また同じお仕置きをされると思い、その時余程辛かったのか、慌てて従った。」
「でも、泣きながら従うと言う事は、やはり嫌なのでは無いのですか?」
「いや。涙は流しているが、恥ずかしい事をさせられている自分に酔い、興奮している。その内
伊藤君にも分かる。美鈴は本当に淫乱な奥様だ。セックスが好きで仕方が無いんだ。私は週1、
いや2週間に1回でいいと思っているのだが、旦那が単身赴任しているから、毎日来ると言って
聞かない。私も嫌いではないが、流石に連日では身が持たん。」
課長の言った事は、ほとんど嘘でしたが、言い返せない私は、彼が信じたかと思うと恥ずかしく
て、仕方が有りませんでした。
「そうですか。心配をして損しました。それにしても分からない物ですね。今の格好ではなくて、
普通に服を着ていたら、とてもその様な女性には見えません。あの様な声を出すとは分かりませ
ん。今でも顔だけ見ていると、真面目そうで可愛いし、セックスなんてしない様に見えます。そ
れなのに、あの身体とあの下着、堪らないです。」
それからの彼は、やはり課長の話を信じたのか、私が恥ずかしいポーズをとらされて、涙を流し
ていても同情してくれなくなり、それどころか“もう少し足を開いて欲しい”とか、注文まで出
すようになりました。
課長は私と彼の顔を交互に見ながら、嬉しそうに。
「美鈴。美鈴はあの時に、声を出さないでいられるか?これからも大きな声を出して、迷惑を掛
けてしまうだろ?それなら、伊藤君の言う通りにしないか。」
その言葉で調子に乗った彼は。
「美鈴さん。四つん這いになって、僕の方にお尻を突き出して下さい。もっと足を開いて。」
彼は野田がいる事を忘れているかの様に、次々に恥ずかしいポーズを要求しました。
「次は寝転んで、両足を胸に抱えて。駄目、駄目、もっと足を開いてくれないと。凄い、凄い、
前も後も丸見えだ。あれ?美鈴さん濡れていませんか?触られてもいないのに、まさか違います
よね?しばらくそのままの格好でよく見せて下さい。」
彼は私に近付いて来て、恥ずかしい所を覗き込んでいました。
すると、笑いながら見ていた課長が。
「伊藤君、泣いているが、本当は喜んでいると言っただろ?今に分かると言った通りだろ?きっ
と中は凄い事になっているぞ。最初に言った様に、私は嫉妬深いから、中まではお見せ出来ない
のが残念だ。外と違い、中はまだピンクがかっていて綺麗だ。濡れていると更に綺麗に見える。
見せてやりたいが、そこだけは私しか見る事の出来ない場所だ。いや、違うか。もう一人、奥さ
んがこんなに淫乱だとは知らずに、隠れて何をしているのかも知らずに、一生懸命働いている馬
鹿な男がいる。」
私はあなたを思い出し、声を出して泣きました。
課長は、そんな私を無視して、私の身体のどこをどうすれば感じるのか説明し出し、それを真剣
な顔で聞いていた彼は、少し酔いが回ったのか、下着を脱いで中まで見せて欲しいとか、少し触
らせて欲しいとか言い出しました。すると課長は怖い顔になり。
「明日も仕事だ。今日はこれで終わりにしよう。また機会が有ったら呼んでやるから。帰る前に
写真をお願い出来ないか?」
彼にデジカメを渡し、課長とキスをさせられているところや、座った課長の膝の上で、恥ずかし
い下着姿のまま、大きく足を広げられているところを、何枚も撮られました。
「伊藤君。美鈴はノーマルなセックスさけでは満足出来ない女だ。これからも“いやー”とか“助
けてー”とか言う声や、泣き声が聞こえるかもしれないが、本当に嫌がっているのでは無い事を、
分かってくれるか?悲しくて泣いているのでは無い事を理解してくれるか?今の美鈴を見てい
ても分かってくれただろ?」
「はい、よく分かりました。」
「そうか。本当に嫌なら、どの様な理由が有っても、初対面の男の前で足は開けない。ましてや、
あそこを濡らしたりはしない。辱められるのが好きなくせに、嫌いな振りをした方が燃えるんだ。
それに、嫌な事を私の為に、頑張ってしたと思わせた方が、その後、いっぱい可愛がってもらえ
ると思っている。好き者と言うのは、美鈴の様な女を言うのだろうな。」
「はい、泣いていても美鈴さんが、喜んでいる事は分かりました。お二人が仲の良い事も、よく
分かりました。」
彼は酔いも手伝ってか、課長が喜ぶ事を言って帰って行きました。
「美鈴、良かったな。私の部屋は端だからお隣は彼だけだ。上の部屋も先日引っ越して行って、
今は空き部屋だし、これで心置きなく大きな声を出してもいいぞ。それに彼は、私達の仲が良い
事も、美鈴が嫌がっているのではなくて、喜んでいる事も分かってくれた。お隣が理解の有る人
で良かった。」
課長の言葉は“この部屋で私に何かされた時、助けを呼んでも無駄だぞ。それに、もし訴えても
証人もいるから、恥を掻くのはお前だ”と聞こえ、どうして彼を来させたのか、やっと分かりま
した。
  1. 2014/08/23(土) 11:04:27|
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戦い 第49回

5月14日(金)の5
どちらが嘘をついているにせよ、隣の男に妻の恥ずかしい姿を見せたのは事実だと思いました。
妻は証人を作る為だと言っていますが、それは妻が脅されていた事が本当であった時のみ成立し、
野田が脅していない時は、ただ他人の前で、妻を辱める事が楽しくてしている事になります。
妻も野田に気に入られようとして従っていたか、その行為で快感を得ようとして、していた事に
なります。
どちらにしても、旅行に行った時もわざと仲居さんに見せた事を考えると、野田には、そういう
事をして興奮する、性癖が有るのだと思いましたが、妻はどうなのだろうと気になり。
「野田が話した事は全て嘘だろ?美鈴を辱める為に嘘を言っていたのだろ?」
「課長が言った事は嘘です。私が脅されていて何も言えないのを良い事に、事実ではない酷い事
を言われました。・・・・・ただ・・・・枕と・・・・・もう1つだけは・・・・・・・。」
「枕ともう1つ?」
「・・・・・・あなたに嫌われても、もう隠し事はしない、嘘はつかないと決めたから話します。
以前あなたを裏切っていた時に、あなたとセックスをするなと言われ、それは出来ないと言って
逆らった時に・・・・・その様な事を・・・・・・・・。」
「焦らされて、枕で達したのか?それも、野田に見られながら?」
「・・・・・・はい・・・ごめんなさい。でも、その後言った事は嘘です。その事を思い出して、
従ったのでは有りません。脅されていたから・・・・・・仕方なく・・・・・・本当です。」
「・・・・・・・・・・・・・・・・もう1つは?」
「・・・・・・・・・・私、濡らしてしまいました。早く終わって欲しい、夢なら醒めて欲しい
と思っていても、濡れて来るんです。こんな時になぜ?感じてなんかいないのになぜ?と思って
いても、濡れて来てしまうんです。ごめんなさい。ごめんなさい。嫌で、嫌で、興奮なんかして
いないのに・・・・・私・・・・・・。」
妻は、感じていなかったと思っていますが、ただ濡れてくる事は有り得ません。自分を否定して
いるだけで、その様な自分では無いと思いたいだけで、おそらく感じてしまっていたのでしょう。
私だけの妻を野田に見られたと知った時も、妻が私と野田の両方が好きだと思っていた時も、心
のどこかに“野田に何が分かる、野田は口先だけで、妻を1番理解しているのは俺だ。”という
自負が有りました。“妻と俺には歴史が有る。セックス意外、野田と妻に何が有る。”と思ってい
ました。私には出来なかったセックスをされ、私では与える事の出来なかった快感を、野田に教
え込まれたと知った時も“夫婦では、したいと思っても出来ないだけで、浮気だからこそ出来た
だけだ。”と自分に言い聞かせていました。これらは全て、妻を寝取られた男の、負け惜しみな
のかも知れません。しかし、そうでも思わないと、妻と前には進めませんでした。
妻の話を聞き、当然怒りも有りましたが、それよりも、性行為に関しては、野田の方が妻の本性
を見抜いている様で、妻さえも気付かない妻の姿を知っている様で、無性に寂しさを感じました。
その様な事を考えながら妻の顔を見ていると、若かった頃を思い出します。
妻と初めて結ばれてから、しばらくの間会うのを断られました。私は嫌われたと思っていたので
すが、そうでは無く、恥ずかしくて顔を合わす事が出来なかった様です。結婚してからも、妻か
ら誘われた事は無く、あまりセックスは好きでは無いと思っていました。40歳を過ぎてからは、
いざ始まると、何回も求める事も有り、少しは積極的になりましたが、それでも妻から誘われた
事は有りません。不倫するまでは、一緒にお風呂に入っても、明るいから恥ずかしいと言って、
必ずタオルで隠して入って来ました。
私はずっと、それが妻だと思っていました。妻はいつまでも、恥じらいを忘れない女だと思って
いました。妻自身もそう思っていたと思います。それが野田の手によって変えられていった。い
え、本来の妻を引き出されていったと言う方が、正しいかも知れません。その事は、身体の関係
を持たれたのと、同じぐらい悲しく寂しい事でした。
妻の涙を見ながら、その様な事を考えていましたが、野田にその様な性癖が有るとすれば、これ
で済んだとは思えず。
「その他にも、知らない男の前で何かされなかったか?外で恥ずかしい事をさせられなかった
か?」
「いいえ。それは無かったけれど、隣の彼にはその後2回、同じような事を・・・・・・。」
「エスカレートしなかったのか?触られたり、それ以上の事をされなかったか?」
「いいえ。同じ様に恥ずかしい下着姿で、お酌をさせられたり、色々なポーズをとらされたりし
ましたが、それ以上は、課長が断っていました。」
裸同然の格好をさせ、恥ずかしいポーズをとらせて、ビールを呑みながら、指を刺して冷やかし、
笑っている2人の姿が目に浮かびました。泣きながら惨めな格好で、2人の男の機嫌をとってい
る、妻の姿が目に浮かびました。
私だけの妻の身体を、妻の恥ずかしい姿を、野田だけでも許せないのに、何回も見ず知らずの男
に見せたか思うと、怒りで胸が苦しくなります。その時の妻の姿を想像すると、胸が張り裂けそ
うになります。妻を自分の物の様に扱い、同性の仲居さんでも許せないのに、他の男の前で辱め
たと思うと、いくら感じていたとは言っても、妻が惨めに思え、野田に対しての怒りが、私の中
で限界を超えてしまいました。
例え嘘をついているのが妻だとしても、もう法的な制裁だけで済ませる気は有りません。まだ、
どういう方法が有るのか分かりませんが、慰謝料を貰って済ませるような事は、絶対にしないと
心に誓いました。
  1. 2014/08/23(土) 11:35:08|
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戦い 第50回

5月15日(土)の1
今日は早い時間に、自宅に帰るつもりでいましたが、家に着いたのは、午後の4時でした。昨夜
はあれから、妻を可哀想に思ってしまい、両手でしっかり抱いてやって眠りました。当然その様
な事をするつもりは無かったのですが、妻を抱いているだけで、何故か私の物は元気になってし
まい、気が付くと妻を裸にしていました。妻の話を聞いて怒りを覚えながらも、知らない内に興
奮していた?いいえ、その様な事がある筈が有りません。今考えても、怒りで手が震えてきます。
しかし、妻もいつに無く激しく乱れ、結局寝るのが遅くなり、寝過ごしてしまったのです。
今日帰って来たのには目的が有ります。野田の他に、もう一人許せない男が出来たからです。
野田との問題の前に、まずはこの男を何とかしようと思い、会ってみたくなったのです。
家に着くとすぐに、妻を残して野田のアパートに向かいました。勿論、野田に会うためでは有り
ません。駐車場には野田の車以外1台も無く、留守かと思いましたが、一応部屋まで行ってイン
ターホンを鳴らすと、やはり返事は有りません。アポを取って有った訳ではないので、留守でも
仕方ないのですが、この時の私は苛付いていて、彼が留守だった事に腹が立ち、隣の部屋に行っ
てしまいました。
「やあ、あれから連絡もせずに申し訳ない。慰謝料の事だが・・。」
その瞬間、私は野田の顔を殴ってしまいました。野田は倒れずに、頬を押さえながら1歩近付い
て来て。
「気が済んだか?1発は仕方ないが、これ以上・・。」
言い終わらない内に、今度は鳩尾を殴っていました。野田は一瞬息が出来なかったのか、呻き声
を上げて蹲り、私は一言も話さず、力任せにドアを閉めて車に戻りました。暴力では解決出来な
い事は分かっています。しかし、殴らずにはいられませんでした。
1時間ほど近くの喫茶店で時間を潰し、もう一度アパートに行くと、今度は野田の車の他に2台
車が止めて有ります。彼は車を持っているのかさえ知りませんでしたが、帰っている様な気がし
て、部屋に行ったのですが、彼はまだ留守でした。すると、また腹が立ち、野田の部屋へ行って
ドアを何回も叩いていると、鍵は開けてくれたのですが、ドアを開けても野田の姿は有りません。
すると奥から。
「もう暴力は御免だ。流石の私も、今度したら警察を呼ぶ。」
私が上がって行くと、野田は部屋の隅に立っています。私はソファーに座り、気を落着け様と、
目に前に置いてあったタバコを、無断で1本出すと火を点けました。最近止めていたので、久し
振りのタバコは美味く、フィルターの近くまで吸ってしまい、火を消すのにガラスで出来た、大
きな灰皿にタバコを擦り付けていると、ふと、これで野田を殴りたい衝動に駆られ、灰皿を持つ
と野田の方を向いて、頭の上に振りかざしましたが、野田の怯えた目を見て我に返り、テレビに
向かって投げ付けました。幸いテレビには当たりませんでしたが、隣にある趣味の悪い洋酒棚に
当たり、静かな部屋にガラスの割れる音が響きました。
結局この時も、一言も話さないで部屋を出ましたが、話す事が無かった訳ではありません。話せ
ば声が裏返ってしまいそうで、声を出せなかったのです。
一旦家に帰ると、私が何処で、何をしてきたのか分からず、心配そうな妻に。
「野田の隣の部屋の奴について、知っている事が有ったら教えろ。どんな小さな事でもいい。」
「はい。彼は△△商事に勤めているらしいです。一度、仕事帰りの彼に、部屋の外で会ってしま
い、冷やかされました。その時、△△商事と印刷された大きな封筒を持っていました。課長が、
一流企業に勤めていると言っていたし、間違い無いと思います。・・・でも、どうして?」
「お前は知らなくてもいい。他には?」
「6月の13日に○○ホテルで、結婚式を挙げるらしいです。」
「もうすぐじゃないか。あいつ、その様な時期に・・・・・・。美鈴はどうやってその事を知っ
た?」
「はい。3回目に彼が来た時、課長が結婚祝いだと言って、エッチな下着をプレゼントしていま
した。彼は“真面目なお嬢さんなので、こんなのを穿いてくれと言ったら、結婚してすぐに離婚
になってしまいます。”と笑いながら断っていました。その時の2人の会話を聞いていて・・・・。」
私は彼が留守で良かったと思いました。あの時いたら、たぶん殴って終わりだったでしょう。ど
の様な奴かも分からないので、今頃警察沙汰になっていたか、または、若い彼の方が強く、逆に
殴られて、より悔しい思いをしていたかも知れません。
その時、頭に浮かんだ、警察沙汰という言葉で野田の事を思い出し、今頃、暴行と器物破損で被
害届けを出していないか、少し心配になっている、気の弱い自分に気付きました。
  1. 2014/08/24(日) 08:44:59|
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訪問介護・サンコウシン (6)
狙われた人妻・亜紀・恋愛小説家 (7)
マラソンを愛する妻・スポーツトレーナー (3)
妻が汚れてしまった・常陸の親方 (10)
妻は専務のおもちゃだった・道騎士 (6)
妻の二人の夫・妻を愛する夫 (27)
見えない檻・生き物係り (30)
美樹がやられた・無能な夫 (41)
愛妻を・・・・川島クロード (12)
序破急・中務 (75)
月の裏側・久生 (14)
婚約者の調教動画が見つかって (12)
官舎 送別会・公務員 (5)
撮られていた妻・スネ夫 (8)
夫婦の恩返し・赤とんぼ (8)
1話完結■職場関係 (20)
■義父または近親 (65)
妻は義父のモノ・クスコ (3)
イトコと親友に、そして・・・ ・正光 (16)
巨乳妻・ゆうき (18)
家族遊戯・六郎汰 (14)
疑わしい行動・圭太 (9)
妻の絶頂・こうくん (5)
■隣人または友人 (491)
はちきれそう・ゆう (7)
仕掛けられた糸・赤いかげろう (6)
本当のこと。・一良 (14)
リフォーム・とかげ (22)
友達・悦 (13)
悪夢・覆面 (10)
ビデオ・はじめ (4)
言えない真実、言わない真実・JOE (17)
私しか知らなかった妻・一樹 (3)
妻の秘密・光一 (54)
清楚人妻 一夜の陵辱劇 ~親友に騙された~・仁 (6)
俺が負けたので、彼女が手コキした (5)
惨めな自分・子無き爺  (6)
田舎・マス夫 (16)
秘密・POST (14)
新妻の幻想・TAKA (4)
遠方よりの友・ちかこmy-love (11)
管理組合の役員に共有された妻・エス (136)
団地・妄人 (50)
抱かれていた妻・ミリン (18)
パーティー・ミチル (33)
友人・妄僧 (7)
甘い考え・白鳥 (22)
乳フェチの友人・初心者 (6)
1話完結■隣人または友人 (7)
■インターネット (54)
チャットルーム・太郎 (19)
オフ会・仮面夫婦 (10)
ターゲット・アイスマン (5)
奇妙な温泉宿・イワシ (14)
落書きの導き・マルタ (4)
1話完結■インターネット (2)
■旅先のアバンチュール (63)
バカンス・古屋二太郎 (7)
妻との旅行で・けんた (5)
無題・ざじ (10)
A温泉での忘れえぬ一夜・アキオ (18)
露天風呂での出来事・不詳 (2)
たった1度の体験・エロシ (9)
旅行・妄人 (12)
■医者・エステ・マッサージ (62)
孕まされた妻・悩める父親 (7)
とある会で。 ・けんじ (17)
亜希子・E-BOX (14)
子宝施術サービス・かえる (23)
1話完結■医者・エステ・マッサージ (1)
■借金 (56)
私達の出来事・不詳 (9)
私の罪・妻の功・山城 (9)
失業の弱みに付け込んで・栃木のおじさん (3)
変貌・鉄管工・田中 (5)
借金返済・借金夫 (5)
妻で清算・くず男 (5)
妻を売った男・隆弘 (4)
甦れ・赤子 (8)
1話完結■借金 (8)
■脅迫 (107)
夢想・むらさき (8)
見えない支配者・愚者 (19)
不倫していた人妻を奴隷に・単身赴任男 (17)
それでも貞操でありつづける妻・iss (8)
家庭訪問・公務員 (31)
脅迫された妻・正隆 (22)
1話完結■脅迫 (2)
■報復 (51)
復讐する妻・ライト (4)
強気な嫁が部長のイボチンで泡吹いた (4)
ハイト・アシュベリー・対 (10)
罪と罰・F.I (2)
浮気妻への制裁・亮介 (11)
一人病室にて・英明 (10)
復讐された妻・流浪人 (8)
1話完結■報復 (2)
■罠 (87)
ビックバンバン・ざじ (27)
夏の生贄・TELL ME (30)
贖罪・逆瀬川健一 (24)
若妻を罠に (2)
範子・夫 (4)
1話完結■罠 (0)
■レイプ (171)
輪姦される妻・なべしき (4)
月満ちて・hyde (21)
いまごろ、妻は・・・みなみのホタル (8)
嘱託輪姦・Hirosi (5)
私の日常・たかはる (21)
春雷・春幸 (4)
ある少年の一日・私の妻 (23)
告白・小林 守 (10)
牝は強い牡には抗えない。・山崎たかお (11)
堅物の妻が落とされていました・狂師 (9)
野外露出の代償・佐藤 (15)
妻が襲われて・・・ ・ダイヤ (6)
弘美・太郎棒 (11)
強奪された妻・坂井 (2)
痴漢に寝とられた彼女・りょう (16)
1話完結■レイプ (5)
■不倫・不貞・浮気 (788)
尻軽奈緒の話・ダイナ (3)
学生時代のスナック・見守る人 (2)
妻・美由紀・ベクちゃん (6)
押しに弱くて断れない性格の妻と巨根のAV男優・不詳 (8)
妻に貞操帯を着けられた日は・貞操帯夫 (17)
不貞の代償・信定 (77)
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