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闇文庫

主に寝取られ物を集めた、個人文庫です。

戦い 第51回

5月15日(土)の2
妻は口数の少ない私に、腫れ物にでも触る様に接していましたが、私が出掛けようとすると。
「あなた、今頃何処へ行くの?お願いだから一緒にいてください。私が悪かったです。ごめんな
さい。何処にも行かないで。」
私が何かするのでは無いかと思って、心配しているのは分かりますが、今の私には優しい言葉を
掛ける余裕は有りません。
「お前の様に、浮気しに行く訳では無いから心配するな。」
そう言われると妻は何も言えません。
アパートに着くと、野田の部屋にも隣の部屋にも、明かりが点いていました。
インターホンを押すと、ようやく彼が出たので。
「美鈴の亭主だが、妻が大変世話になったそうなので、お礼を言いに来た。ドアを開けてくれ。」
彼は上擦った声で。
「僕は何もしていない。関係ない。帰ってくれ。」
「何もしていなかったら、開けてくれてもいいだろ?とにかく、ここを開けろ。そうか、まあい
い。それなら月曜日に、△△商事にお邪魔する。遅くに悪かったな。」
そう言うと、慌ててドアを開けてくれた彼は、メガネを掛け、いかにも一流企業のエリートサラ
リーマンといった風情でした。玄関先で話そうとする彼を無視して、土足のまま上がって行くと、
テーブルの上に座り。
「妻が色々世話になったそうで、どうしても会ってお礼がしたくてな。すぐにお礼をしようと思
ったのだが、その高そうな眼鏡が割れると困るだろ?メガネを外してくれ。」
「どうして僕が、そんな事をされなくてはいけない?もう帰ってくれ。警察を呼ぶぞ。」
彼は電話の所まで行き、受話器に手を掛けましたが、その時、口では強がっていても、手が震え
ているのが分かりました。
「早く警察に電話しろ。警察に来てもらって何と言う?他所の奥さんに恥ずかしい事を3日もさ
せたら、旦那が押し掛けて来て困っている、とでも言うのか?早く電話しろ。」
彼は受話器から手を放し、私を必死に睨み付けていました。
「そうだな。俺も興奮しすぎた。ここへ来たり会社に押し掛けては、脅迫と言われても仕方が無
い。きちんと弁護士を連れて来るから、またその時に話をしよう。」
「弁護士?僕は何もしていない。ただ隣に行ったら、あんたの奥さんがHな格好でいただけだ。
指1本触れていないから慰謝料も発生しない。脅して無理にさせた訳でも無いから、強制猥褻
も当て嵌まらない。どういう理由で弁護士と会わなければならないか、教えて欲しい。」
「流石エリート。若いのに何でも知っているな。俺もお前を、何の罪に出来るか分からん。罪に
出来たとしても、お前は何も知らずにしていたのだから、民事かも知れない。ただ、女房を笑い
者にされて黙っていられるか?まあ、ここで話していても仕方がない。弁護士を連れてくるから、
6月13日に○○ホテルのロビーで会おう。何時が都合いい?」
「どうしてそれを?それは脅迫じゃないか。そんな所で話したら、みんなに知れる。破談になっ
てしまう。完全な脅迫だ。」
「お前は可笑しな事を言うな。お前は、自分は悪い事は1つもしていないし、自分のした事に非
は無いと思っているのだろ?それならどうしてみんなに知られては困るんだ?悪い事はしてい
ないのに、どうして破談になる?お前の両親にも、奥さんになる人にも、相手の両親にも聞いて
もらおうじゃないか。そこでお前は、他所の奥さんに恥ずかしい格好をさせたけれど、僕は悪く
ないと、はっきり言えばいい。それが脅迫と思うなら訴えろ。脅迫でも名誉毀損でもいいから訴
えろ。受けて立つ。奥さんになる人も、お前がどういう趣味か知っておいた方が、夫婦生活がし
易いのではないのか?」
私が帰ろうとすると、震えが大きくなって泣き出し。
「すみませんでした。許して下さい。お願いします。許して下さい。」
「簡単に謝るな。お前は悪く無いと思っているのだろ?そんな口先だけで謝るな。失礼する。」
彼は走ってきたかと思うと、私の足に縋り付き。
「許して下さい。30万・・・・・・・・30万払います。慰謝料として30万払いますから、
許して下さい。お願いします。」
「お前も想像してみろ。今度結婚する彼女が、同じ目に合ったらどうする?30万貰って満足す
るか?俺の女房も楽しんでいたから仕方が無いと、笑って済ます事が出来るのか?話にならん。」
「すみません。50万出します。お願いします。お願いします。」
「誰が金額の話をした?お前の誠意は金か?お前の謝罪は金か?もういい。13日に会おう。」
「許して下さい。どうやって謝罪すれば良いのか分かりません。教えて下さい。お願いします。
気の済む方法を教えて下さい。」
「そうだな・・・・・・・実は俺も分からん。本当は殺してしまいたい気持ちだが、そこまでは
出来ん。お前が結婚してから俺の前で、奥さんに同じ事をさせれば気が済むかもな。まあ、いつ
になるか分からんが、気が収まる方法が分かったら電話する。携帯の番号を教えてくれ。勤め先
も分かっているから、逃げたり、携帯を代えたりしても無駄だぞ。」
彼は野田に、利用されただけかも知れません。若い男があのような状況の中にいたら、無理も無
い事かも知れません。しかし、妻の事を考えると、そのままにしておく事は出来ませんでした。
私は、もう彼に連絡する気は有りません。彼はこれから結婚式まで、いいえ、結婚してからも、
いつ何を言ってくるのか、何をされるのかビクビクしながら過ごすと思います。
  1. 2014/08/24(日) 08:46:49|
  2. 戦い・MM
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戦い 第52回

5月15日(土)の3
彼の部屋を出ると、野田の所へ寄り。
「野田。今日は悪かった。時々発作の様に訳が分からなくなる。自分で何をしているのか、何が
したいのか分からなくなる。もう別れた方がいいのかも知れん。疲れた。」
それだけ言い残し、車で帰途に着きました。野田は、私の精神状態が不安定だと思ったはずです。
やはり真実が知りたくて、野田に何らかの行動を起こして欲しかったのです。
しかし、車を運転していて、どこかで妻を信用したい気持ちが有り、野田だけに行動を興させる
事ばかり考えている事に気付きました。それでは片手落ちで、妻が嘘をついている場合も考え、
妻が行動を起こせるチャンスも与えなければならないと思い、家に着くと。
「美鈴、今から濃い目の化粧をしろ。」
妻が素直に従って化粧をしている間に、2人の夜の為に買い揃えたセクシーな下着の中から、赤
い透けた物を選んで、妻に穿き代える様に言いました。
「1杯呑みたくなった。その格好でビールの用意をして、お酌してくれ。」
「あなた、許して下さい。許して下さい。」
「野田や見ず知らずの男の前では出来ても、俺の前では出来ないか。そうか。」
妻は目に涙を溜めながら、渋々従いました。
「ビールを呑みながら見ていてやるから、あの時と同じポーズをしてくれ。」
妻の目から涙がこぼれました。妻に色々な格好を要求している内に、酔いも手伝ってか、妻では
なくて、淫乱な娼婦でも見ている気分になってしまい、その後口でさせました。
シャワーを浴びてからベッドに寝転ぶと、妻が横に来て私の物を摩って来ます。
「泣いていたのに興奮したのか?」
「違います。・・・・・・・・寂しくて。」
「俺はもう出したから、する気にならん。脅されたにしろ、美鈴は俺の他に野田ともしていて、
ここのところ、俺よりも楽しんでいたから、もういいだろ?」
「ごめんなさい。でも、楽しんでなんかいません。」
「楽しんでいないのに、大きな声を上げて何回も達したのか?美鈴は器用だな。野田の部屋へ何
度も行ったが、隣の部屋の話し声や、物音は何も聞こえない。楽しんでもいないのに、余程大き
な声を出していたんだな。」
「・・・・・・ごめんなさい。」
「それよりも、生理の間は、手や口でさせられていたと言っていたが、土、日は朝から夜まで、
1日中させられていた訳では無いだろ?」
「・・・・・・はい。朝と昼過ぎと夜の3回させられました。」
「どんな格好でさせられた?」
「2日とも、朝、着くなり玄関で・・・・・昼はエプロンをしたままキッチンで・・・・・夜は
ベッドで、上だけ裸にされて・・・・・・・・。」
「他の時間は何をしていた?」
「掃除、洗濯、買い物、食事の用意と後片付け、それと喫茶店にも行きました。」
「それに下の世話までしていた。まるで夫婦じゃないか。買い物は何を?」
「スーパーで食材や、課長の下着なんかを・・・・。」
私の脳裏に、仲の良い夫婦の姿が浮かびました。
「買い物の時、まさか手は繋いでないだろうな?」
「・・・・・・・腕を組まされて・・・・。でも、1日中セックスの相手をさせられるよりは、
精神的に楽でした。」
どちらも嫌ですが、何故か私にはこの方が辛かったです。
「美鈴、警察に行こう。野田の犯罪を立証出来ないかも知れないが、このままで良いのか?悔し
く無いのか?子供達ももう大人だ。仮に知れても、きっと分かってくれる。美鈴の事を蔑んでも、
あいつらに限って、母親を捨てる様な事はしない。」
「あなた、許して。私には出来ません。私に有利な証拠なんて何も無い。例え何らかの罪に出来
ても、子供達に知られてしまう。今回あんな事をさせられていたと知られるだけでも、死ぬより
辛いのに、当然課長は、有利になる昨年の事も話してしまう。子供達はそれを知り、私を軽蔑し
て許してくれない。普通の不倫でも許してもらえないのに、あんな行為を、普通しないような行
為をしていたと知って、私を蔑み、きっと私から生まれた事を後悔する。もう一生会ってはくれ
ない。あなた、許して。ごめんなさい。ごめんなさい。・・・・・・・・子供達だけではなくて、
親戚、会社、近所の人にも知られてしまう。もう私のいる場所は無くなってしまう。生きていら
れなくなってしまう。」
妻の話を聞いていて、レイプされた女性のほとんどが、被害届けを出さないのと同じだと思いま
した。裁判で恥ずかしい事を、事細かに話さなければなりません。その上、配慮はしてくれても
何処からかみんなに知られてしまい、悪い事をしていないのに、世間の好奇の目に晒されます。
被害者が悪い事をしたかのように噂されます。ましてや妻の場合、野田との過去が有り、万が一
罪に問えても、誰が見ても、妻にも非が有るように見られて当然です。
「でも、全て事実だろ?お前のして来た事だろ?それで苦しんだ俺はどうなる?今も苦しんでい
る俺はどうなる?お前だけでは無い。俺だって世間から後ろ指を指される。妻を寝取られた、情
けない男だと噂される。お前と違い、俺は何もしていないのに、好奇の目で見られるのは同じだ。
このままで、俺を犯罪者にしたいのか?」
妻は泣いて謝るだけで、話になりません。
妻の言っている事も分かります。何より証拠が有りません。残っているのは妻がクシャクシャに
してしまった、妻が微笑んで足を開いている写真だけです。この写真は証拠になるどころか、逆
効果だと思いました。やはり、私が思ったように誰が見ても、昨年まで不倫していた人妻が、旦
那が単身赴任になってしまい、寂しくなって因りを戻した。ところが旦那にばれ、自分から男の
アパートに通っていたにも関わらず、自分可愛さに強姦されたと言い出した。と思う方が自然で
す。
これは、妻の話を信用した場合ですが、妻が自分から進んで会っていたか、それともまだ私に話
していない何らかの理由が会って、訴える事が出来ないので、そう言っている可能性も有り、考
えていた事を実行に移す事にしました。
「美鈴、明日から少しの間、距離を置かないか?俺の気が済むまで会わないでおこう。しばらく
帰って来ないから、お前も来るな。勿論電話もしない。1ヶ月ほど掛かるかも知れないが、1人
になって色々考えたい。」
「嫌です。お願い、許して。別れたく有りません。許してください。」
「別れる事を考えたいのでは無い。今後俺は何をすれば気が済むのか、1人で考えたいだけだ。
美鈴には悪いが、1度誰の事も気にしないで、自分が納得の行くように考えたいだけだ。」
「それにしても、1ヶ月も嫌です。お願いします。お願いします。」
「1ヶ月も身体が我慢出来ないか?野田の所へ行ってしまいそうか?」
「違います。その様な事は決して有りません。そんな事を言わないで。お願いします。もう、許
して下さい。お願いします。せめて電話ぐらいは・・・・お願いします。」
泣いて謝っていた妻も、私の意思が固いのを知り、どうにか承諾しました。
  1. 2014/08/24(日) 08:52:45|
  2. 戦い・MM
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戦い 第53回

5月23日(日)
あれから1週間、1度も妻の声を聞いていません。私の歳ならよくある事かも知れませんが、や
はり不安になります。ここ2、3日は嫌な夢ばかり見ています。昨夜などは、我が家に帰ると、
妻と子供達だけではなくて、妻の両親も一緒に食事をしているのですが、私の席には野田が座っ
ているのです。その後寝付かれず、今日は寝不足で疲れました。
今日も昨日も出勤しました。妻には言っていませんが、26日に本社で会議が有り、そのまま4
連休にして向こうにいる為です。もし妻が嘘をついていた時、電話も掛かって来ないのを良い事
に、次の日から、もう野田に会っている事も考えられますが、前回の事も有り、まだ警戒してい
て、その可能性は少ないと思いました。1ヶ月と言っていても、いつ私が帰って来てしまうか分
からないので、動くとすれば来週辺りだと読んでいますが、大した根拠では有りません。
私がしばらく帰らない事を、野田には伝えて有りませんが、毎日妻を観察しているあいつの事で
す。必ず妻の変化に気付くはずです。野田が嘘をついていた場合も、気付けばそろそろ、何か接
触を持つと考えました。

5月27日(木)
昨日は本社での会議が午後からだった為に、終わるのが遅くなり妻を見張る事が出来ず、夜8時
半頃家の前を通りましたが、明かりが点いていて、妻は何事も無く帰宅している様子でした。
今日は朝早くから、妻の会社の真向かいの、ビルの1階に有る喫茶店で様子を見ていましたが、
妻は普段通りに出社した為、宿泊先のビジネスホテルに一旦戻り、また昼前にこの喫茶店で様子
をうかっていました。この喫茶店は、落着いた雰囲気のお洒落な喫茶店なのですが、少々高い為、
ほとんど利用した事が無いと、以前妻と待ち合わせをした時に聞いた事が有り、妻の会社もよく
見え、見張るのには絶好の場所でした。
妻の言うとおり、多少高めのサンドイッチを食べながら見ていたのですが、野田が出てきただけ
で、妻は出て来ません。今日はお弁当を持って行ったのでしょう。夕方も妻が退社する1時間も
前から見張っていましたが、定時に退社すると駅の方に歩いて行きました。私はタクシーで先回
りしましたが、渋滞にあってしまい、すでに家には明かりが点いていて、今日も何事も無く帰宅
したようです。やはり、私の思惑通りには進みません。

5月28日(金)の1
2日間で自信を無くし、半ば諦めながら昨日の喫茶店で昼食をとっていると、今日は外食なのか、
妻が若い女子社員と2人で出て来ました。すると野田が小走りで出てきて、2人を呼び止めたら
しく、2人は立ち止まったのですが、少しして気を利かせる様に若い女子社員1人が歩き出し、
妻と野田は何やら深刻そうに話しています。その後妻は、少し離れた所で待っている女子社員の
所に行き、野田は1人で反対方向へ歩いて行きました。
仕事の話だったのかも知れませんが、今週、どちらかが行動を起こす事を期待していた私は、今
夜何か有ると思いしまいました。
今日も定時に退社した妻は、すぐタクシーに乗り込みました。駅までは近く、普段タクシーを利
用する事は有りません。私は慌てて喫茶店を出るとタクシーを拾いました。妻の乗ったタクシー
はもう見えませんが、行き先は想像が付きます。
タクシーを降りてアパートに入ろうとした時、もう1台タクシーが着いたので、野田だと思った
私は、急いで2階の踊り場に駆け上がり、身を隠しました。ドアが開いて、閉まる音がしたので、
野田の部屋に行こうとすると、足音が近付いて来ます。2階から外を見ていると、野田が不機嫌
そうな顔で、携帯で何やら話しながら、自分の車に乗り込むと出て行ってしまいました。訳が分
からない私は部屋まで行くとチャイムを鳴らしてドアに耳を当てましたが、人の気配は有りません。
タクシーで我が家に急ぐと、家の前に野田の車が止まっていましたが、すでに野田の姿は無く、
妻が我が家に野田を入れたかと思うと、怒りが込み上げて来ます。少し通り過ぎた所で降り、ど
ちらが嘘をついているのか確かめる為に怒りを静め、静かにドアを開けようとすると、どちらが
閉めたのか鍵が掛かっていました。合鍵で開けて入ったのですが、少し音をたててしまい、気付
かれたかと思いましたが、中に入ると、客間の方で2人の言い争う声が聞こえました。
  1. 2014/08/24(日) 10:51:38|
  2. 戦い・MM
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戦い 第54回

5月28日(金)の2
私は忍び足で客間のドアの前まで行き、聞き耳を立てていると。
「だから、どうしてアパートに来てくれなかったかと訊いているだろ。」
「もう許してください。もう嫌なんです。帰って下さい。」
「許して?それでは私が脅している様に聞こえるじゃないか。確かに最初は脅す様な形になって
しまった。そうでもしないと会ってくれないと思った。しかし、それからは違うだろ?」
「いいえ。ずっと脅されて・・・・・・。」
「本当にそう思っていたのか?俺は遊びのつもりだった。最初の日を覚えているか?口では嫌が
っていたが、今迄に見た事も無い様な乱れ方だった。美鈴は何回も達してしまい、私も2回出し
てしまったので、もう終わりにしようと思ったが、美鈴は“もっとして。もっと頂戴。欲しい、
これが欲しいの。お願い、入れて。入れて下さい。”と言って私のを咥えて来た。何とか硬くし
ようと必死に口を使っていた。」
「・・・・・・私・・・・・・そんな事は・・・・・・・・。」
「覚えてないのか?その時私は思った。美鈴は“主人が有りながら、他の男に犯されている。嫌
なのに無理やりされている”と思う事で、余計に感じているのだと。だから私はゲームのつもり
で、その役になり切った。美鈴も分かってくれていると思っていた。」
「違います。私は脅されて・・・・・・・。」
「本当にそうか?嫌がるのは最初だけで、自分から私の物を触ってきた事も有っただろ?私が何
も言っていないのに、後からされるのが好きな美鈴は、自分から四つん這いになった事も有った
だろ?それも覚えていないか?」
「私・・・・・そんな事は・・・・・して・・・・・・。」
「私は最初から、写真なんて他の者に見せる気は無かった。美鈴に嫌われる様な事をするはずが
無い。真面目な美鈴は、その方が私の所に来易いと思った。“行きたくないのに、脅されている
から仕方なく行くんだ”と自分に言い訳が有った方が来易いと思った。何より、その方がより感
じている様子だったし。本当に脅すつもりなら、写真を処分なんかしない。本当にもう1枚も持
っていない。」
「だって、今日。」
「今日?今日は大事な話が有るから、アパートに来て欲しいと言っただけだ。写真なんて一言も
言っていない。会社の窓から見ていて、タクシーに乗ってくれたので、来てくれていると思って
いたが、帰っても居なかったので、少し興奮してしまった。でもタクシーに乗ったところを見る
と、本当は迷っていたのだろ?」
「・・・・・・・・・・・。もう帰って下さい。ここには来ないで。早く帰って、帰って。帰っ
て。・・・・・・いやー、離して。離して。」
おそらく、野田が妻に抱きついたか何かしたのでしょう。私は、飛び込んで行きたい気持ちを我
慢しました。
「美鈴、落着け。私の話を聞いてくれ。別れた妻が再婚する。」
「えっ。」
妻は知らなかった様で、それを聞き、抵抗を止めたのか静かになりました。
「あいつが再婚する事になった。それも相手は以前不倫していた先生だ。私は何もかも嫌にな
り、2人共殺してしまいたいと思った。しかし出来なかった。何故だか分かるか?私ははっきり
と気が付いたからだ。別れた妻に有るのは未練だけで、本当に愛しているのは美鈴だけだと、気
が付いたからだ。」
「そんな・・・・・・・一方的に・・・・・・・・・・。」
「みんなには黙っていたが、来月の初め海外に転勤する。部長待遇にはなるが、小さな支店で、
ほとんど左遷と同じだ。今海外に飛ばされると、また転勤が有ってもたぶん海外で、もう定年ま
で帰れないかも知れない。会社も勝手な物で、私が独身になったから、遠い所にでも自由に移動
させやすくなったのだろう。先月の初めに打診が有り、別れた妻にその事を言いに行こうとした
時、再婚する事を知った。」
私は、ただ言いに行ったのではなく、向こうでもう一度やり直す為に、一緒に行ってくれる様に、
頼みに行ったのだと思いました。野田はずっと、復縁を持ち掛ける機会を伺っていたのでしょう。
良い切欠が出来、今日こそ言おうと張り切って出かけた。しかしその時、楽しそうに食事をして
いる所を見てしまった。野田にすれば天国から地獄だったでしょう。野田の悔しさは、私の想像
以上で有った事を知りました。
「でも良かった。再婚話のお蔭で、自分の本当の気持ちに気付いた。私はどうしても美鈴と一緒
に行きたくなったが、こればかりは1人で決められない。それで美鈴を試してみたくなった。
美鈴が私の事を、どの様に思っているのか知りたかった。美鈴と何回か会い、身体を重ねていて
“美鈴は付いて来てくれる。私からは離れる事は出来ない”と確信し、一緒に来てくれと、いつ
切り出そうか考えていた時、旦那に分かってしまった。それでも私は美鈴を信じていたが、私が
ずっと脅して関係を持っていたと聞かされた時、私とはセックスだけの関係で、本当に愛してい
るのは旦那だと思って諦めた。」
「勝手な事ばかり言わないで。私は脅されて・・・・・・・。」
「本当にそうか?そう言い切れるか?自分でそう思いたいだけでは無いのか?私はそんな女で
は無いと、自分に言い聞かせているだけでは無いのか?」
私は妻が、野田の言う通りだったのでは無いのかと思いました。自分では気付かなくても、気付
きたく無くても、何処かに引け目が有り、訴えるとかいう、強い態度に出られなかったのでしょ
う。
もしもその通りだとすると、2人共が私を騙していた事になります。
「一度は諦めたが、よく考えたら、美鈴は、以前の私と同じでは無いかと思えてきた。旦那には
未練が有るだけで、それを愛と勘違いしていないか?本当に私と、もう会えなくなってもいいの
か?今の生活を守りたいだけだろ?このまま旦那に責められながら、一生を終わってもいいの
か?そういう人生でいいのか?もう子供も大きくなった。これからは美鈴自身の事を考えてもい
いのではないのか?」
妻の声は聞こえません。私は心の中で“どうして黙っている。違うとはっきり言ってやれ。脅さ
れていただけで、お前は嫌いだと言ってやれ。”と何回も叫んでいました。
「もう一度よく考えてくれ。確かに私と美鈴は、旦那に対して取り返しの付かない事をした。だ
からと言って、一生責められるだけの人生でいいのか?まだ人生、半分有るのだぞ。何もかも忘
れて、私と向こうで楽しく暮らそう。別れた妻や子供達の為に、ほとんどを渡してしまったから、
財産と呼べる様な物は無いが、持っている物全て、旦那に慰謝料として渡す。美鈴も全て置いて
出て来い。向こうで1からやり直そう。」
私は固唾を飲んで、妻の返事を待ちました。
  1. 2014/08/24(日) 10:53:27|
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戦い 第55回

5月18日(金)の3
妻の身体だけが私を裏切ったのか、気持ちまで裏切っていたのか知りたくて、耳に全身系を集中
させていました。
「それと・・・・少し言い難いのだが、美鈴の旦那は精神的におかしいぞ。美鈴の前ではどうか
知らないが、あれは可也苦しんでいる。もう楽にしてやってはどうだ?別れたいのに、自分では
決断出来なくて苦しんでいる。旦那の為にも私と遠くへ行って、楽にしてやれ。一緒に行ってく
れるな?」
しばらく沈黙が続いた後。
「嫌です。私が愛しているのは主人だけです。主人には一生責められても、仕方が無いと思って
います。課長とは行きません。私は主人といます。本当に主人がおかしいとしたら、それは私が
原因です。尚更私は側にいます。第一、主人に離婚されても、好きでも無い課長と一緒になる事
は有り得ません。」
妻に交際を申し込んでから、返事をドキドキしながら待っていて、やっと付き合いを承諾してく
れた時を思い出しました。ずっと野田の話を聞いていて、妻に裏切られた気分でいました。しか
し、妻の答えを聞いて、何故かほっとしたのですが、すぐに返事をしなかった事が気になります。
私から責められて過ごす人生か、野田と楽しく暮らす人生の、どちらが良いか迷っていたのでし
ょうか?それとも、本当に愛しているのは、私なのか野田なのか考えていたのでしょうか?その
事を思うと、ほっとしてはいられません。
「だからそれは、未練が有るだけだと言っているだろ。それに、私の事を好きでは無いと言うな
ら教えてくれ。私の事は嫌いか?顔も見たくないほど嫌いか?正直な気持ちを教えてくれ。」
「嫌いとか好きとかでは有りません。仕事では尊敬していますし・・・・・・。」
「ほら見ろ。脅されて犯されたと思っていたら、嫌いになるはずだ。顔を合わせてしまう会社に
は、出て来られないはずだ。美鈴の言う、脅す様な形で結ばれた次の日も、会社に出て来たのを
見て、私の事をまだ好きなのだと確信した。美鈴が“全て脅されて関係を持った。”と言ってい
た事を旦那から聞かされた時、もう諦めたはずが、それなら何故、まだ会社を辞めずに普通に接
してくるのだろうと考えたら、やはり、まだ私の事を好きなのだと思った。」
「だから違います。負け犬になりたくなかっただけです。あのまま辞めてしまったら、課長に負
けると思いました。仕事で見返してやろうと思ったから・・・・・・・・・。」
「それなら聞くが、あのセックスは何だったんだ?美鈴は、嫌いな男でもイク事の出来る女か?
嫌いな男に抱かれて、何回も達してしまう様な女なのか?違うだろ?私の事を好きなんだろ?」
「違います。私が愛しているのは主人だけです。」
「それなら美鈴は、ただの淫乱な女と言う事か?」
「・・・・・・・・・・・・。」
「美鈴はそんな女ではない。今の生活を変える事が怖いだけで、本当はまだ私を好きなんだ。」
「違います。私が愛しているのは主人・・・・やめて下さい。離して。何をするのですか?止め
ないと大きな声を出します。」
「美鈴が迷っているから、背中を押してやるだけだ。また私と1つになれば、きっと本当の自分
の気持ちに気付く。」
「止めてください。嫌です。大きな声を出し・・・・。」
妻の言葉が途中で途切れた時、私は部屋の中に飛び込んで行きましたが、そこで私が見た物は、
唇を野田の唇で塞がれた妻の姿でした。
2人は私に気付いてすぐに離れましたが、なぜ私がいるのか訳が分からず、急な事で言葉も出せ
ずに固まっています。私が無言で近付いて行くと、ようやく妻が駆け寄って来て。
「あなた、違います。これは違うんです。これは・・・・・・・。」
「何が違う?どう違う?」
妻の頬を平手で張ると、妻は泣き崩れました。
私が野田に近付くと、野田は崩れ落ちる様に座り込んでしまいましたが、少なくなった髪の毛を
掴んで上に引っ張ると、素直に立ち上がりました。
私は1歩下がって思い切り殴ると、野田はソファーに尻餅をつきましたが、それでも気が収まら
ず、今度はまた髪の毛を掴んで顔面を膝で蹴りました。すると、歯に当たってしまったのか、膝
に痛みが走りましたが、野田も歯で上唇を酷く切ったらしく、口から可也血を流しています。
野田の唇はどんどん腫れていき、小さなタラコの様になっていきました。野田は余程痛いのか、
両手で口を覆いましたが、また髪の毛を掴んで、覆っている手も一緒に、もう一度膝で蹴ると、
流石に野田は呻き声を上げて、顔を手で覆ったまま床に蹲りましたが、私は更に、蹲っている野
田の腹を1発蹴って部屋を出ました。
  1. 2014/08/24(日) 10:55:01|
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戦い 第56回

5月28日(金)の4
部屋に戻ると、妻は泣きながら震えていましたが、私の右手に包丁が握られている事に気付き、
私の所に走って来て。
「あなた、やめてー。止めて下さい。ごめんなさい。私・・・・・私・・・・・。ごめんなさい。
許して下さい。」
「そんなにこいつが大事か?見るのが嫌なら隣の部屋に行っていろ。」
「違います。私があなたを犯罪者にしてしまう。ごめんなさい。ごめんなさい。」
「お前が謝るのは聞き飽きた。それに、もう犯罪者になっている。野田の顔を見てみろ。」
「これ以上は。これ以上は・・・・・・・・。」
妻を突き飛ばして野田の所に行きました。包丁を取りに行った時は、殺してやりたいと思いまし
たが、私には刺せません。刺せないどころか私の足も震えています。
本当に自分の弱さが嫌になります。暴力もそうです。自分が弱い人間だと分かっているから、逆
に強く見せようと、すぐに手が出てしまいます。喧嘩が強い弱いでは無く、人として弱いのです。
私には人を殺せないと何処かで分かっているのに、カッとしてこの様な行動に出てしまいます。
殺す事は無理だと分かると、今度は脅しに変わっていました。軽く蹴りながら仰向けに寝る様に
言うと、野田は首を捻って私を見て、手に包丁が握られている事に気付き、顔を両手で覆ったま
ま、素直に仰向けになって震えています。私は一度包丁を置いて、野田のズボンとパンツを剥ぎ
取りましたが、余程怖いのか、野田は何の抵抗もしません。野田の物は恐怖の為か、縮まってい
る様でしたが、私が包丁の背で軽く叩くと更に小さくなり、子供のそれの様になっています。
私はずっと、くだらない事が気に成っていました。見た事も無い野田の物に、コンプレックスを
持っていました。妻をここまで虜にした野田の物は、私より遥かに太くて長いと思っていたので
す。特に昨年夢で見た、一升瓶ほど有る野田の物が頭から離れず、当然そこまでは有る筈が無い
のは分かっていますが、私が見た事も無い様な、大きな物を想像していました。
野田の物を見て、この様な時に、今後どうなるか分からない大事な時に、少し気が楽になりまし
たが、またちっぽけなプライドが邪魔をして、自分のと比べたくて裸にしたとは、気付かれたく
有りません。咄嗟に次の言葉を用意しているずる賢い私です。ずる賢さは野田以上かも知れませ
ん。
「これが美鈴の中に入ったのか。こいつを切り取れば、幾らかでも気が収まるかも知れない。お
前も殺されるよりはいいだろ?」
私は妻の所に行き、髪の毛を鷲掴みにして連れて来ると、野田の縮んだ物に、妻の顔を擦り付け
様としました。野田は恐怖心からか、仰向けのまま、じっと動かずに震えています。
「小さくなり過ぎて、切り取り難い。美鈴が大きくしてやれ。早く口に咥えないか。得意だろ?」
妻は必死に野田の物から顔を背け。
「ごめんなさい。許して下さい。ごめんなさい。」
私は妻を放し、包丁を持ったまま、テーブルを挟んだ向かい側のソファーに座って、次に何をす
れば良いのか、考えようとしましたが、一度殺すと言った手前、引っ込みが付かなくなっていて、
思ってもいない事が、口から出てきます。
「野田、死にたくないか?俺の言う事を何でも聞けるか?」
野田は仰向けに寝転んだまま、手で覆った顔で何度も頷きました。
「美鈴、お前も俺の言う事を聞けるか?そうすれば、包丁は置く。」
「はい。何でも聞きます。言って下さい。あなたの言う事は何でも・・・・・・。」
「そうか。それならここで、俺の目の前でしてみろ。今まで、俺に隠れてしていた事をしてみろ。
もう美鈴を妻とは思わん。こんな女を妻と思いたくない。お前達がしている所を見れば踏ん切り
がつく。野田、チャンスだぞ。俺達が別れれば、お前の思い通りに成るかも知れないぞ。」
しかし、野田は震えているだけで動きません。
「あなた、許して。出来ません。そんな事出来ません。」
「あなたと呼ぶな。お前を妻だとは思わないと言っただろ?今何でもすると言ったのは嘘か?早
くしろ。美鈴の1番好きな事だ。それに、他人に見られている方が感じるんだろ?どうする?俺
が野田を殺すか、俺の前でこいつとセックスをするか、2つに1つだ。」
「ごめんなさい、出来ません。許して下さい。出来ません。」
「美鈴は自分が可愛いだけだろ。俺を犯罪者にしたく無いと言ったのは嘘だろ?・・・・・・・
・・・野田、悪いな。出来ないそうだ。」
私が包丁を持ったまま立ち上がると、妻が夢遊病者の様に野田に近付き。
「・・・・・分かりました。・・・・・・・あなたの気が済む様に・・・・・・。」
「そうか。早く野田の物を大きくしてやれ。」
妻は野田の横に座って手で触ろうとしましたが、すぐに手を引っ込め。
「ごめんなさい。やはり出来ません。私には出来ません。」
妻は泣き崩れました。
「野田。俺がいては大きくならないか?美鈴、俺はキッチンに行っているから、その気になった
ら、大きな声で呼んでくれ。」
私はドアを開けたまま、キッチンへ行って水を1杯飲むと、気持ちが少し落着きました。
気持ちが落着くと、そこには、傷害で警察に捕まった時の言い訳を考えている、気の小さな私が
いました。
  1. 2014/08/24(日) 10:56:09|
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戦い 第57回

5月28日(金)の5
私の目の前で、妻と野田にセックスをしろと言ってしまい、その時は、思ってもいない事が口か
ら出たと思いましたが、妻の泣き声を聞きながら考えていて、本当にそうだったのかと、自問自
答していました。
私には、野田と妻のセックスを見てみたい気持ちが、ずっと有りました。それは勿論、見て興奮
する為では有りません。興奮どころか、悔しさが増すだけだと分かっています。それでも、妻と
野田だけの世界が有る事に我慢出来ません。私の知らない妻がいることに我慢出来ません。例え
それが、私にとって辛い事でも、妻の事は何でも知っていたいのです。
野田が海外に行ってしまうと聞き、もうチャンスは無いという思いが何処かに有って、あんな事
を言ってしまったのだと気付きました。
それならば、あのまま飛び込んで行かなければ、2人はそう成っていたかも知れませんが、妻の
言葉が途切れ、キスをしていると思った瞬間、その後に進む事は許せませんでした。私の意思で
は無く、野田の意思で結ばれる事は、我慢出来ませんでした。される事は同じかも知れませんが、
勝手にされるのかどうかでは、私の中で大きな違いが有ります。
私が客間に戻ると、野田は大事な所が見えない様に、膝を立ててソファーにもたれ、涙を流して
います。この涙は、恐怖心からでは無く、何もかも失ってしまった思いから、出て来たのだと思
いました。今は下を向いて泣いていますが、私が入って来た時、妻は泣きながら野田の顔を見て
いました。いいえ、見ていたと言うより、私には見詰めている様に見えました。
私の考え過ぎかも知れませんが、まだ妻を疑っている私には、こういう小さな事も気になり、そ
の事でまた怒りが増し。
「2人共何をしている。俺の言った事が分からないのか?泣いても誤魔化されないぞ。早く服を
脱げ、俺の前でしてみろ。それ以外絶対に許さん。美鈴、今更恥ずかしく無いだろ?俺が脱がせ
てやる。」
妻は抵抗するだろうと思っていましたが、以外にも、何の抵抗もしないで、私にされるまま全裸
になりました。妻は涙を流していても、もう泣き声は無く、焦点の合わない目で、一点を見詰め
ています。
「野田、美鈴は素直に裸になったぞ。美鈴に恥を掻かせる気か?お前も俺が脱がさないと出来な
いのか?」
野田も焦点の合わない目をして、ゆっくりと上着の釦を外しだしました。
妻の背中を押して、長いソファーまで連れて行き、仰向けに寝かせましたが、妻は恥ずかしい所
を隠しもせずに、人形の様に横になっています。
「野田、どうした。美鈴が待っているぞ。」
野田は力無く立ち上がり、妻の前に立ちましたが、何もせずに立ち竦んでいました。私は妻の足
元に回り、妻の片足をソファーの下に落とすと、足が開いた格好になりましたが、それでも妻は
隠す事をせずに、じっとしています。
野田の後頭部を掴み、妻の中心に顔を押え付けようとしましたが、片手をソファーにつき、初め
て抵抗しました。私は2人から少し離れた所に座り込んで、2人の様子を見ていましたが、2人
共魂が抜けてしまった様に動きません。この部屋の中で生きているのは、私だけの様でした。
妻を見ていて、私が知りたかった妻は、こんな姿の妻では無かった事に気付き、今日は無理だと
思いましたが、この行為で見てみたい気持ちは更に大きくなり、野田が外国に行ってしまう前に、
私には見せない妻の姿を見る事が出来ないか、先の事を考えてしまいます。
今日は無理だと知ると、今度は気の小さな私が現れ、この行為で、妻の気持ちが野田に向いてし
まったのではないかと、少し心配になり。
「もういい。美鈴と2人で話しをするから。お前はこっちで待っていろ。」
また髪の毛を掴み、玄関まで引っ張って行ってドアを開けると、全裸の野田は流石に少し抵抗し
ましたが、私は野田を外に蹴り出して鍵を閉めて部屋に戻り、涙を流して、そのままの格好で寝
ている妻の枕元に座り。
「もう俺の事が嫌になっただろ?別れたくなっただろ?」
その言葉を聞き、ようやく身体を起こして座ると、両手で大事な部分を隠した妻は、勢い良く何
度も首を横に振りました。それが本当かどうか分かりませんが、少し安心した私は。
「美鈴、今日俺がいなければ、抱かれるつもりだったのか?俺達のこの家で、抱かれるつもりだ
ったのか?」
妻はまた、何度も首を横に振りました。
  1. 2014/08/24(日) 10:58:24|
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戦い 第58回

5月28日(金)の6
妻は上半身を捻って私の方を向き、縋る様な目で、私の目を見詰めました。
「お前が嫌がっていたのは聞いていた。でも、どうしてキスされた時に抵抗しなかった?」
妻は弱々しい小さな声ですが、ようやく口を開き。
「抵抗しました。課長に抱き付かれて抵抗したのに、強引にキスされた瞬間、あなたが入って来
て・・・・・・・・・・・。」
「そもそも、何故あいつを家に入れた。少しは期待していたのだろ?」
「違います。帰ってくれる様に何度も頼みました。あのままでは近所の人に・・・・・・・。」
「近所に自分の事を知られるよりは、抱かれた方がいいと思った訳だ。俺が来た時鍵が掛かって
いたが、お前が掛けたのか?」
「抱かれるなんて、思ってもいませんでした。課長が大事な話があるから、聞いてくれればすぐ
に帰ると言ったから、玄関先で騒がれるよりはいいと思って。それと、鍵を掛けたのは私では有
りません。課長です。」
「鍵を掛けられたのを知っているじゃないか。普通そこでおかしいと思うだろ?鍵を掛けられた
時点で、何をされるか想像がつくだろ?やはり野田の言っていた様に、自分に言い訳が欲しいだ
けで、抱かれたかったのだろ?今日だけでは無い。今までも、無理やりされていると思いたいだ
けで、抱いて欲しくて野田のアパートに行っていたのだろ?」
「違います。そんな事有りません。違います。課長が、重大な話だから、途中で誰にも邪魔され
たく無いと言ったから・・・・・・・。」
「美鈴、お前はどうして野田をそこまで信用する?家に入れた時も、鍵を掛けられた時も、どう
して信用する?お前を脅して犯した男だろ?お前は俺に殺したいほど憎いと言っていたよな?
そんな憎い奴をなぜ信用する?なぜ俺達の家に入れる?本当は野田の事を・・・・・・・・。」
今まで縋る様な目をしていた妻の目が険しくなり。
「違います。私が愛しているのは、あなただけです。あなたが好きです。あなたを愛しています。」
私は妻の真意を計り兼ねていました。妻の目を見ていると、本当に私を愛しているのだと思って
しまいます。私の知人にも、若い時は真面目だったのに、歳を取ってからギャンブルに嵌ってし
まい、未だに抜け出せない奴がいます。また、昔は真面目で、隣に女の子が座る店でさえ、そん
な店は汚らわしいと言っていたのに、女遊びに嵌ってしまい、離婚した奴も知っています。
妻も彼らと同じで、若い頃から超が付くほど真面目でした。それが野田との不倫で、今までとは
違ったセックスの良さを知ってしまい“こんな事はいけない、こんな事は止めよう”と思ってい
ても、抜け出せないでいただけなのでしょうか?
しかし、自分は人妻なのだから夫以外を愛してはいけない、夫の事を愛していなければ駄目だと、
思い込んでいる事も考えられ、本当は野田の事が好きでも、世間一般の概念で許されない事だと
いう思いから、野田への思いを閉じ込め、その裏返しに私の事を好きだと、思い込んでいる可能
性も有り。
「本当に俺を愛しているのか?野田を愛しているのでは無いのか?」
「課長を愛してなんかいません。あなたを愛しています。あなたが好きです。」
「そうか・・・・・。それなら、どうして野田に抱かれた?どうして好きでも無い奴で感じた?
さっき聞いてしまったが、愛してもいない奴で、どうして自分が分からなくなってしまうほど、
感じる事が出来たんだ?本当は野田が好きなのでは無いのか?愛していてはいけないと思って
いるだけだろ?そうでないと、そこまで感じる事は出来ないだろ。」
「ごめんなさい。分かりません。どうして感じてしまうのか分かりません。ごめんなさい。でも、
愛しているのはあなただけです。本当です。本当です。」
この質問は昨年から何回もしています。答えもほとんど同じです。嘘でも妻に“あなたを愛して
います。”と言って欲しいだけかも知れません。自分に自信が無く、そう言われないと、不安な
のかも知れません。
私も結婚前は、愛の無いセックスもしました。最近も、野田の別れた奥さんと、そうなれる事を
期待していました。愛が無くても快感を得られる事は知っています。しかし、男のエゴかも知れ
ませんが、女である妻が、愛も無いセックスで快感を得る事は許せませんでした。愛も無しに男
の所に通う女では、あって欲しく有りませんでした。そうかと言って、野田との間に愛が有れば、
もっと許せないのでしょうが。
  1. 2014/08/24(日) 10:59:19|
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戦い 第59回

5月28日(金)の7
以前は私が責めて泣かせていても、妻が涙を流している姿を見ると心が痛みました。ところが今
では、慣れてしまったのか、さほど感じなくなっています。私は意地に成っているだけで、妻へ
の愛情が醒めてきているのかと、考えている自分に寂しさを覚えました。
別れるかどうかは別にしても、もう元の夫婦には戻れないと思うと、昔の事が頭の中を巡ります。
付き合っていた頃、初めて結ばれた時、結婚式、子供が生まれた時、子供が手を離れて行った時、
色々な事が頭の中を通り過ぎて行きます。
「美鈴、昔は楽しかったな。子供が生まれ、子供達と動物園へ行ったり、遊園地へ行ったり。こ
の家族がいれば、他には何もいらなかった。美鈴や子供達が笑っていれば、他には何も望まなか
った。子供達が成長して、手を離れていった時は寂しかったが、喜ばなければいけないと、自分
に言い聞かせた。まだ俺には美鈴がいると思った。美鈴だけを見て、生きて行こうと思った。で
も美鈴は違っていたんだな。美鈴には俺だけでは無かったんだな。昔に戻りたいな。昔を懐かし
く思うのは、歳を取った証拠かもな。昔には戻れない、以前の夫婦には戻れないと分かっている
のに・・・・・・・・・・・。」
昔を思い出し、つい出てしまった言葉が、結果的に妻を責める事になってしまい、妻は、近所に
聞こえるのでは無いかと思うほど、大きな声で泣き出しました。
妻が泣き止むのを待っていて、野田の事を思い出し、野田の服とセカンドバッグを抱えて玄関を
出ると、野田は片方の手で股間を隠し、もう一方の手で口を覆って隅の方に蹲り、身を隠してい
ます。“これがあの雄弁で強気だった野田か”と思えるほど、野田は小さく見えました。その姿
を見た時、私の家庭を、私の人生を無茶苦茶に壊した男なのに、妻を辱め、その妻を奪い去ろう
としている男なのに、何故か哀れに思えました。しかし、優しい言葉は掛ける気にならず、持っ
ていた物を投げ付けると。
「野田、いつから転勤になる?いつ向こうへ行く?」
「来月の・・8日に・・・・日本を発とうかと・・・・・・。」
私が部屋に飛び込んでから、野田の声を聞いたのは初めてです。
妻の所に戻ると、妻はまだ激しく泣いていたので、頭を冷やす為にもシャワーを浴びようと、服
を脱いでいると、ドアの外に人の気配がしました。
「美鈴、今日は洗ってくれないのか?」
妻は裸のまま入って来て、ボディーソープを付けたスポンジで、私の身体を力一杯擦りながら泣
いています。いつも通り最後の場所は手で洗ってくれ、泡をシャワーで洗い流すと、何も言わず
俯いていたので。
「今日は、最後のサービスは無しか?」
それを聞き、妻はむしゃぶりついて来ました。精一杯、私にサービスするつもりで、一生懸命し
てくれているのですが、流石に今日は、私の物も反応しません。
「もういい、気持ち良かった。美鈴もシャワーを浴びて来い。」
まだまだ知りたい事が有り、寝室で待っていましたが妻は来ません。余りに遅いので様子を見に
行こうと思った時、バスタオルを巻いただけの格好で妻が入って来ました。
「遅かったが何をしていた?まだ聞きたい事が有ったが、今日はもう寝よう。」
すると妻は、私の質問には答えないで、立ったままバスタオルを下に落とし。
「あなた、抱いて下さい。こんな私ですが抱いて下さい。一生のお願いです。今夜だけはどうし
ても抱いて欲しい。無茶苦茶にして欲しい。」
私の返事も聞かずに、飛び掛るように私を押し倒し、乱暴に私を裸にすると、夢中で体中に舌を
這わせて来ます。私は呆気に取られ、妻のしたい様にさせていました。妻の執拗な攻撃で、今日
は無理だと思っていた私の物が反応を示すと、妻は上に跨り、自分で中に収めると、凄い勢いで
腰を使って来ます。この時の妻は鬼気迫る物があり、達して胸に崩れ落ちても、またすぐに起き
上がり、腰を使って来ます。私が一度放出したにも関わらず、妻の物と私の出した物で、べとべ
とになった物を、また口に含み、これでもかと言うぐらい舌を使い、また元気にすると腰を沈め
て来ました。
  1. 2014/08/24(日) 11:00:42|
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戦い 第60回

5月29日(土)の1
昨夜は、何がどうなったのか分からないぐらい私も興奮し、達しても、達しても求めて来る妻に、
私も激しく応戦したせいか熟睡してしまい、目が覚めると昼前でした。隣で寝ていたはずの妻
の姿は無く、家中探しましたが何処にもいません。窓から外を見ると妻の車が有りません。
訳が分からず、水を飲もうとキッチンへ行くと、先程は気付きませんでしたが、テーブルの上に
1枚の便箋を見付けました。
〔あなた、ごめんなさい。私もずっと昔の事を思い出していました。私も昔に戻りたいと思いま
した。あなたに出会った時から、現在までの自分と向き合っていて、その時私は、気付いてしま
いました。あなたの言う通り、心のどこかで課長に抱いて欲しくて、アパートに行っていたと気
付いてしまいました。そんな筈は無いと、またその事を打ち消したのですが、シャワーを浴びな
がら考えていると、色々な事が分かって来ました。昨年あなたを裏切ってしまい、あなたに許し
てもらえたのに、今年になってからも、あなたがいない夜、何回も課長との行為を思い出して、
自分で慰めていた事も分かりました。いいえ、分かっていたのに今まで、そんな事は無いと、自
分で自分を否定して来ました。結局昨年から、ずっとあなたを裏切り続けていたのです。言われ
た通り、今回も私は、脅されて無理やりされたと、自分に言い聞かせていただけで、本当は気持
ち良くなりたくて、被害者を装いながら通っていたと、はっきりと分かりました。でも本当にそ
れまでは、脅されたから仕方無かったと思っていました。私は被害者だと思っていました。こん
な事を書いてから、信じてもらえないでしょうが、私が愛しているのは、あなただけです。課長
との行為に溺れてしまった私ですが、愛しているのは、あなただけです。あなたを愛しています。
それだけは信じて下さい。自分のしてしまった事に気付いた以上、もうあなたの目を見る事は出
来ません。本当は、人生最後の瞬間はあなたに手を握り締めていて欲しかったのに、それも自分
で駄目にしてしまいました。あなたと出会えて良かった。あなたと夫婦になれて良かった。あな
たの妻で凄く幸せでした。今まで本当にありがとう。愛しています。〕
この便箋は、何箇所か文字が滲んでいます。
私の頭に“自殺”という文字が浮かび、昨夜の妻を不思議に思いながらも、気が付かなかった事
を悔やみました。
妻の携帯に電話しても、電源が切られています。こんな緊急事態でも、詳しい内容までは話せず、
夫婦喧嘩をしたら出て行ったと、妻の実家や、子供達の携帯に電話をしましたが、妻は何処にも
いません。いつ出て行ったのかさえ分からず、今向かっている可能性も有り、もしもそちらに行
ったら連絡が欲しいとだけ言い、警察に行くと。
「夫婦喧嘩で、それも今朝いなくなったばかりでしょ?一応探しますが、心配無いと思います
よ。」
私が真実を話せず、便箋も見せなかったので無理も有りません。野田の所には行っていないと思
いながらも、アパートに急ぎました。
野田は私と分かると、ドアを開けてくれなかったので、もしや?と思いましたが、妻がいなくな
った事を言うと、ようやく中に入れてくれました。野田に便箋を見せると、野田の表情は見る見
る変わり。
「私も心当たりを探します。」
そう言って、すぐに誰かに電話し。
「君の所に、美鈴君は行っていないか?そうか。実は今、ご主人から連絡が有って、親戚で不幸
が出来たそうなのだが、携帯を切ったまま忘れているらしくて、何処に行っているのか分からな
いそうなんだ。もしもそちらに行ったら、すぐ私に連絡をくれ。」
流石野田です。咄嗟の嘘が上手だと、こんな時にも感心してしまいます。
野田の所には来ていないと思いながらも、微かな期待を持っていたのですが、慌てようから、野
田も妻の所在を、本当に知らないのだと思いました。
野田は、見つかり次第すぐに連絡すると言い残し、唇が腫れた顔と、まだ梳かしていないボサボ
サの髪のまま、また誰かに携帯を掛けながら車で出て行ってしまいました。その後私も、心当た
りを探し回りましたが、妻は見つかりません。
  1. 2014/08/24(日) 11:01:35|
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戦い 第61回

5月29日(土)の2
辺りが暗くなり出した頃、私は海沿いにある公園に向かっていました。ここは私が妻にプロポー
ズをした場所です。野田のアパートを出た時、思わない事も無かったのですが、そんなドラマの
様な事は無いと思い、後回しにしてしまったのです。
公園へ着くと、もう真っ暗でしたが、駐車場の一番奥に妻の車が止まっているのを発見しました。
しかしまだ喜べません。一度立ち寄ったものの車をここに置いて、また何処かに行ってしまった
可能性も有ります。最悪、海に入ってしまった事も考えられます。
何組かのカップルに、変な目で見られながら探し回っていると、1人でベンチに座っている、妻
らしい人影を見付け、静かに近付いて前に立つと、顔を上げた妻は人目も憚らず、急に泣き出し
て抱き付いて来ました。
しばらくベンチに座り、昔の事を思い出しながら、真っ暗な海を見ていましたが、気が付くと妻
は、右手でしっかりと私の上着の裾を握っています。
「俺達の家に帰ろうか?」
妻はゆっくりと頷き、心配なので1台は置いて行こうと言う私に、もう大丈夫だからと言い残し、
自分の車に乗り込みました。家に着いても何を話していいのか分からず、キッチンのテーブルを
挟んで、向かい合ったまま黙っていると、その時携帯が鳴り。
「心当たりは全て探したが、見つからない。すまない。これも全て私のせいだ。美鈴さんに、も
しもの事が有ったら・・・・・・・・・。」
「ちょっと待て。連絡が遅れたが少し前に見つかった。美鈴は無事だ。」
野田は怒った声で“どうしてすぐに”と言い掛けましたが、“良かった。そうか。良かった。”と
言って他は何も聞かずに電話を切ってしまいました。
「美鈴。これから俺達はどうなるか、どうすれば良いのかまだ分からんが、こんな事だけはする
な。こんな事は許さん。一生お前を怨むぞ。」
「ごめんなさい。もうしません。ごめんなさい。あなたや子供達の顔が浮かんで、私には出来ま
せんでした。1人では怖くて出来ませんでした。私はずるい女です。あそこにいれば、あなたが
来てくれると思いました。あそこで待っていれば、必ず迎えに来てくれると信じていました。本
当にずるい女になってしまいました。」
悪く考えれば、最初から死ぬ気など無くて、これも妻の計算通りだったのかも知れません。しか
し私は、そこまで妻が変わってしまったとは、思いたく有りませんでした。
安心したせいかお腹が減り、朝から2人とも何も食べていなかった事を思い出し、インスタント
ラーメンを2人で作って食べていると、家の前で車の止まった音がしたので、こんな時間に誰だ
ろうと思い、窓から覗くと、それは私が少し援助して、娘が買った古い軽自動車で、助手席から
は息子も降りて来ました。
娘は入って来るなり。
「お母さん、帰っているの?帰っているのなら電話ぐらいしてよ。」
娘と息子は険しい顔で座り、携帯をテーブルの上に置き。
「お母さん。これはどう言う事?どう言う意味?」
俺の所にも来たと言う、息子の携帯メールを見ると。
〔ごめんなさい。お母さんはお父さんを裏切ってしまいました。あなた達を裏切ってしまいまし
た。取り返しの付かない事をしてしまいました。あなた達の母親でいられる権利を、自分で放棄
してしまいました。お父さんの事をお願いします。こんな母親でごめんね。ごめんね。〕
その時娘が。
「お父さんを裏切ったって、まさか・・・・・・・そうなの?お母さん、そうなの?」
子供達が来てから、ずっと俯いていた妻は顔を上げ、私の目を見詰めて涙を流しました。私もそ
んな妻が心配で、妻の顔を見ていると、2人の様子を見ていた息子が。
「なんだ、心配して損した。親父、勘弁してくれよ。脛をかじっていて言い難いけど、俺達も忙
しいんだ。夫婦喧嘩は2人でやれよ。子供まで巻き込むなよ。」
娘がまた妻に何か言おうとしましたが、息子がテーブルの下で娘の足を蹴りました。それは妻に
も分かったと思います。娘は大きな溜息をつくと。
「そうね。心配して損したわ。お母さんは家をすぐに飛び出すし。お父さんはお母さんの姿が、
少し見えないだけで大騒ぎだし。お母さん、今日のガソリン代と、高速代はお母さんが払ってよ。」
そう言うと、私を見詰めながら涙を流している妻の前に手を出しました。すると息子も手を出し
たのを見て、娘が。
「途中で食べたハンバーガーも私が出したし、あんたは何も払っていないでしょ?」
「俺だって、バイトを途中で抜けさせてもらったから、半日分のバイト代は、もらう権利は有る。」
娘と息子が言い争いを始めましたが、わざとそう振る舞ってくれている事は分かっていました。
知らない内に、2人は大人になっていた様です。妻だけでなく、私も救われた気持ちでした。
今日は遅いから泊まっていけと言うと“そうするか。”と言う息子に、今度は娘がテーブルの下
で息子の足を蹴り“明日もバイトで夜の方が道も混んでいないから。あんたも明日バイトが有る
でしょ。”と言って席を立つと、妻は慌てて自分の財布からお金を出し、泣きながら2人に渡し
ていました。子供達も赤い目をして帰って行ってしまいましたが、これも私達に気を利かせた事
は、言うまでも有りません。
子供達の成長に感謝しましたが、これで問題が解決した訳では有りません。私の中では、これで
元の夫婦に戻れるほど、簡単な問題では有りませんでした。
  1. 2014/08/24(日) 11:02:51|
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戦い 第62回

5月30日(日)の1
前夜は一睡もしていなかったのか、妻はベッドに入るとすぐに寝てしまい、私の横で寝息をたて
ています。私も一度は眠ったのですが、疲れているはずなのに早くに目が覚めてしまい、その後
寝付かれずに、妻との事を考えていました。私にとっての夫婦とは何なのか考えていました。
勿論、婚姻届を出した時から、法律上夫婦で有る事は間違い有りません。
しかし、
お互いに相手に対する愛情がないと、それはただの共同生活者だ。
たとえ実際には束縛していなくても、夫婦なら相手を束縛したい気持ちが有って当然だ。
育った環境も違い、お互い1人の人間だから、考えや方が違うのは仕方ないが、時には自分を殺
して、お互いに歩み寄るのが夫婦だ。
片方の気持ちが離れた時、離婚届は出さなくても、それはもう夫婦では無い。
と思っていました。
それともう1つ。
長い結婚生活、間違いの1度や2度は有るかも知れないが、気持ちまで相手に行かなければ、
夫婦でいられる。
とも思っていましたが、私を愛していても、妻の身体が他の男を求めてしまった今、この考えは、
私に都合の良い考えだったと気付きました。風俗など私が妻を裏切る事は有っても、妻に限って、
私以外の男と関係を持つ事は、考えられなかったからこそ思えた事だったのです。
人間と同じ様に、夫婦と呼べるのかどうかは分かりませんが、多くの生物は、子孫繁栄の為の生
殖行為をしたものが、夫婦の様な形をとります。1度その様な行為をしただけで死んでいく者も
有りますが、前回とは違う相手と、行為を行う者も少なく有りません。それは、より強い、より
良い子孫を残す為だと思います。
当然、夫婦の関係はセックスだけでは有りません。それ以外の部分の方が大きいかも知れません。
お互いに納得して、セックスレスでも仲の良い夫婦でいられる方もみえますし、歳を取り、その
様な行為が出来なくなっても、夫婦でいられます。
しかし、人間も1つの生物だと考えると、子供に恵まれたかどうかは別にしても、以前私達は間
違い無く夫婦でした。ところが、妻の身体が野田を選んだとしたら、妻の雌の部分が野田に惹か
れたとしたら、今は野田と妻の方が、夫婦に近いのでは無いかと思えるのです。
ただ、人間は他の生物と違い、遊びも覚えました。子孫を残す為だけにセックスをする訳では有
りません。私も今では、子供を作ろうと思って交わった事は有りません。それどころか、子供が
出来てしまわなかったか心配な時も有ります。しかし、そこまでの過程は遊びでも、男が女の中
に入り、腰を振っている瞬間は、子孫を残そうとする生殖活動その物ではないかと思えるのです。
これらは私の夫婦感です。勿論人それぞれで、10人いれば10通りの考えが有ります。それら
を否定するつもりは有りません。当然妻にも妻の考えが有って当然です。しかし、お互いに歩み
寄るなど、今まで考えていた夫婦の形を、自分で否定してしまう事になるのですが、今の私は、
妻の身も心も私に向いていないと、夫婦として満足出来ません。夫婦としてやって行く自信が無
いのです。
夫婦はセックスだけでは無いと分かっていても、妻と野田とのしてきた行為を考えた時、私の中
で、その部分が大きな割合を占めてしまうのです。
外が白み出した頃、ドアの音で起こしてしまったのか、トイレから戻ると妻が。
「ごめんなさい。私のせいで眠れなかったのですね」
「違う。トイレに行きたくて目が覚めてしまった。やはり歳だな。」
お茶を煎れてくれると言う妻に、コーヒーにしてくれと頼み、2人でコーヒーを飲みました。
「くどい様だが、やはりどうしても気に成っている事が有る。」
「何でも聞いて下さい。今なら何でも話せる気がします。」
「そうか。俺の事を愛してくれているのは分かった。では、野田の事を愛してはいないと言って
いたが、嫌いでは無いのだな?野田にはどういう感情が有るのだ?」
「はい。昨年は同情から、課長の事を好きだと勘違いしてしました。あなたを愛しているのとは
違った感情でしたが、愛に近い物を感じていました。それは間違いだったと気付いてからも、そ
れらの感情は無くなりましたが、嫌いには成れませんでした。」
「それは今回、脅されて無理やりされたと思っていても、そうだったのだな?自分と向き合って
みて、分かっているのだろ?」
「ごめんなさい。気付かない内に、私も抱かれたいと思う気持ちが何処かに有って、そのせいか
も知れませんが、あなたには嫌いだと言いましたが、どうしても嫌いには成れませんでした。」
「それも愛の一部では無いのか?」
「違います。それだけは、はっきり違うと言えます。」
「気持ちが身体に負けてしまうのか?本能がそうさせるのか?」
「よく分からないのですが、何となく思うのは、あなた以外、私にとって始めての男の人だった
からかなと・・・・・・。あなたしか知らなかった私が、課長という男の人を、知ってしまった
からかも知れません。」
今まで敵から命を掛けて群れを守り、食べ物を調達し、交尾の時期を迎えた時、自分より強い雄
が現れて群れを追われ、その雄と今まで妻だった雌の交尾を、横目で見ながら群れを出て行く、
はぐれ猿の姿が頭に浮かびました。私には負け犬根性のような物が、染み付いてしまった様です。
「俺しか知らなかったのが、野田に抱かれて、もっと気持ちの良い世界を知ったと言う訳か?俺
より野田の方が、気持ちが良かったという訳か?」
「そんな事有りません。あなたと課長を比べた事など、1度も有りません。私の言い方が悪かっ
たです。ごめんなさい。」
私は妻を責める為に、質問をしたのでは有りませんでしたが、また妻を責めている事に気付き。
「悪い、悪い、そんな事を聞くつもりでは無かった。元へ戻るが、それなら野田に、情が移って
しまったと言う事か?野田の身体に愛着が有ると言う事か?」
「それとも違う様な気がします。誤魔化している訳では無くて、上手く説明出来ません。ごめん
なさい。・・・・・・・ごめんなさい。」
「そうか、謝らなくてもいい。美鈴、コーヒーをもう1杯もらえないか?やはり何処の喫茶店よ
り、お前の煎れてくれたコーヒーが1番美味い。」
妻はやっと笑顔を見せ、コーヒーを注いでくれましたが、この時私は、妻と別れようと思ってい
ました。それは妻の答えを聞いたからでは有りません。その前から考えていた事でした。
  1. 2014/08/24(日) 11:03:46|
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戦い 第63回

5月30日(日)の2
2日間休んだので、早く戻って月曜からの仕事の準備をすると言って、早い昼食にしてもらい、
赴任先へ戻る準備を始めると、妻も大きなバッグを出してきて、暗い表情で自分の衣類を詰め出
しました。
「美鈴、何をしている?」
「あなたと一緒に・・・・・・・・・。」
「そんなに休んでも大丈夫なのか?」
「えっ、仕事を続けてもいいのですか?」
「ああ。今の仕事が好きなんだろ?」
「ありがとう。ありがとう。続けさせて下さい。」
目には涙が溜まっているのですが、表情は少し明るくなりました。
「でも、流石に明日1日ぐらいは休みたいのですが、電話をしてみないと分かりません。」
「そうだな。1日ゆっくりしろ。野田がお前を探してくれている時、会社関係らしい人に、親戚
で不幸が出来たと嘘を言ってくれていたから、そう言えば休み易いだろ?」
「そうします。ありがとう。」
そして玄関を出る時に。
「来週はまた俺が帰ってくるから、来なくてもいいぞ。それと、野田と2人で会ってもいいぞ。
話も有るだろ?」
「いいえ、もう課長とは・・・・・・・・・。」
「自棄に成って言っているのでは無い。もう野田は日本にいなくなる。このままモヤモヤした気
持ちを持っていられるよりは、俺もその方がいい。そうは言っても、美鈴からは誘えないだろう
から、野田が誘って来たらの話だがな。」
「・・・・・・・・・・・・・でも・・・・・・・。」
「美鈴から誘って、勘違いされても嫌だから、野田から誘われたらの話だ。その時は会ってスッ
キリとして来い。本当に俺は構わないから。」
「ありがとう。あなた、ありがとう。」
私はその足で、野田のアパートに向かうと、野田はすぐにドアを開けて、中に入れてくれました。
「課長、昨日は連絡が遅れて悪かったな。」
「課長?」
「ああ。まだ怨みは消えないから、野田さんとは呼び難い。美鈴がそう呼んでいるから、俺もそ
うした。」
野田は何回も頷いてから。
「私を訴えないのか?」
「いいや、微妙だからな。第一美鈴が被害届けを出すかどうかも分からん。それより課長も、警
察に行かなかったのか?」
「こちらも微妙だったから・・・。私の方の非が大きいし・・・・・・。それなら慰謝料は前の
口座でいいのか?」
「どうでもいい。・・・・・・・・・・そうだな。けじめだから貰っておくか。金額は任せる。
そこから治療費を引いておいてくれ。」
私は本題に入りました。
「今日お邪魔したのは、課長と会えなくなる前に、聞きたい事が有って来た。俺にとって敵の、
課長に聞くのも変な話しだが、課長なら、俺の気持ちを分かってくれると思った。」
“俺と同じ様に、妻に不倫された。”と言う言葉は飲み込みました。
「知りたい事の想像はつく。知りたい気持ちも分かる。しかし聞けば、普通ではいられないのと
違うのか?」
「もう大丈夫だ。また怒り出して、暴力を振るう事は絶対に無い。何にでも誓う。」
「・・・・・・そうか。あの時は本当に殺されると思った。」
“今更聞いて何になる。”という気持ちも有りましたが、知っておきたい欲望に勝てませんでし
た。
  1. 2014/08/24(日) 11:05:22|
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戦い 第64回

5月30日(日)の3
野田は黙って席を立つと、コーヒーを煎れて来てくれたのですが、妻の煎れてくれたコーヒーを
飲んだ後の私には、正直あまり美味しく有りません。
「何から話せばいい?何でも聞いてくれ。」
「ああ。知ったところで、どうにも成らない事は分かっているのに、どうして知りたいのだろう
な?正直に言うと、もう関係を持たれるのは何より嫌な筈なのに、課長と美鈴の行為をこの目で
見てみたかった。しかし、私がいては本当の姿は見られないと思い、思い直した。男らしく過去
の事として忘れれば楽になるのに、それが俺には出来ない。女々しいと思うだろ?」
「ああ、確かに女々しい。しかし私もそうだった。2人の会話は勿論の事、その時の反応、ちょ
っとした指の動きまで、全て知りたかった。別れた今でも知りたい気持ちは有る。気になると言
う事は、美鈴さんを愛している証拠では無いのか?」
野田の“今でも知りたい”と言う言葉の中に、別れた奥さんへの、未だに断ち切れない思いを感
じました。
「最初、美鈴とそうなった切欠から話してくれるか?」
そう言うと野田は、ぽつりぽつりと話し出し。
「私は妻の浮気を知り、目の前が真っ暗になった。晴天の霹靂とは正にこの事だった。妻を責め、
相手を罵り、いくら2人が謝っても心は晴れない。誰かに聞いて欲しいと思っても誰にも話せず、
おかしく成ってしまいそうだった時、目の前にいたのが美鈴さんだった。
以前から、可愛くて真面目で素敵な人だと思っていて、気になる存在では有ったが、それ以上の
感情は無かった。しかし、妻との事から一時でも逃げ出したい私は、いつしか美鈴さんを目で追
い、色々空想する様になっていた。そう思って見ていると、美鈴さんの仕草は可愛く、次第に“も
しも美鈴さんが私の妻だったら”とまで思い描く様になってしまい、1度でいいから2人だけで
お茶でも飲みたいと思っても、気の小さな私は、どの様に声を掛ければ良いのかも、分からなか
った。」
「気が小さい?」
「こんな大それた事をしておいてと思うだろうが、私は気が小さくて臆病な人間だ。会社で威張
っていたのも、その事を知られたく無いからなんだ。小さなミスでも、舐められない様に厳しく
叱った。しかし怨まれるのは怖いから、仕事以外では優しく接した。それがいつの間にか、普段
は優しいが仕事には厳しいと、部下から慕われる様に成っていた。」
「美鈴も、女子社員から人気が有ると言っていた。」
「妻の方が積極的に不倫していたと知り、誰かに私の胸の内を、知ってもらいたいと思った時、
もう美鈴さんしか考えられなかった。優しい美鈴さんなら癒してもらえると思ったし、ただお茶
に誘うのと違い、相談なら誘い易かった。
何回か話を聞いてもらい、今まで妻にも見せた事の無い、弱い私を見られてしまい“しまった”
と思ったが、美鈴さんの反応は逆で、より私に優しく接してくれる様に成った。ある時酒に誘っ
たが、その時点で下心が有った訳ではない。いや、多少有ったが、そこまでの勇気が無く、考え
ない様にしていたと言った方が、正しいかもしれない。
しかし、酒に弱い美鈴さんは、少し呑んだだけで顔がほんのりピンクになり、その顔を見ていて
凄い色気を感じてしまい、妻と遠ざかっていた私は人肌が恋しく、酒の力も借りて思い切って誘
ってみると、良い返事は無かったが、強く拒む事もなかった。
その後ホテルで見た美鈴さんの裸は、妻しか知らない私にとって、凄く眩しく綺麗だった。」
「えっ、妻しか知らない?」
「ああ。恥ずかしい話だが、私は美鈴さんを知るまで妻しか知らなかった。一生それでいいと思
っていた。」
「いや、馬鹿にしているのでは無い、以外だっただけだ。」
妻を手玉に取っていた様に思っていましたが、野田も妻に溺れていたのだと思いました。
  1. 2014/08/24(日) 11:06:35|
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戦い 第65回

5月30日(日)の4
野田は余程感激が大きかったのか、興奮気味に話し出しました。
「セックスに興味が無かった訳ではないので、知識だけは豊富だったが、妻との経験しか無く、
実践には乏しいので、はたして私のやり方で、美鈴さんを喜こばせる事が出来るのか、凄く心配
だったが、美鈴さんは何回も何回も達してくれて、これが普段会社で見ている、あの清楚な美鈴
さんかと、疑いたくなる程の乱れようだった。私は美鈴さんを、喜ばせる事が出来た事で、有頂
天になった。会社で美鈴さんの姿を見ているだけで、あの嫌らしい腰の動きや、妻の低い声とは
違う、可愛い喘ぎ声、達する時の表情までも思い出し、デスクの下で、あそこを硬くしていた。
美鈴さんと目が合うと、恥ずかしそうに下を向く仕草がまた可愛く、私は美鈴さんの虜に成って
いった。」
「美鈴は最初からすんなりと受け入れたのか?」
「いや、ホテルの部屋に入ると、正気に戻った様に“やはり私は主人を裏切れない”と言って帰
ろうとしたので、抱き締めてやや強引に・・・・・すまん。」
「次に関係を持った時は、すぐに付いて行ったのか?」
「美鈴さんは凄く罪悪感を持っていた。もう二度と裏切れないと言われたので“美鈴さんだけが
生きる糧で、美鈴さんと付き合えないなら、死んでしまいたい。”と言って、優しさを利用して
しまったが、美鈴さんを手放したくなかった。1度結ばれただけなのに、愛してしまっていた。
嘘をついてでも、脅してでも、もう離したく無いと思った。」
「別れた奥さん、美代子さんの事は、もう愛していなかったのか?」
「・・・・・・・・いや、愛していた。怒られそうだが、2人とも愛していた。」
私にはこの感覚が分かりませんでした。昨年不倫していた時の妻もそうだったのですが、気にな
るとか、素敵だと思うとか、あの人を抱いてみたいまでは分かっても、2人の人間を同時に、同
じ様に愛せるという感覚が、私には理解出来ません。
「細かい事を聞くが、この頃はちゃんと付けていたのか?」
「美鈴さんを愛していて、大事に扱っていたから必ず付けていた。」
「その後、中に出した事も有ったのだろ?大事に扱っていたのなら、どうしてそんな事をした。」
「そうだな。嘘はいかんな。本当は大事に扱っていたからでは無い。最初の頃、私の興奮も凄く、
美鈴さんが達するまで我慢出来る自身が無かった。早く出してしまって、美鈴さんに馬鹿にされ
ないか心配で、少しでも感覚を鈍らせる為に付けていた。それに妊娠でもして、ご主人にばれる
のが怖かった。そうかと言って、出る直前に外へ出す自信も無かった。」
「それでも中に出す様になった。そうだろ?」
「すまん、安全な時だけだ。何回か関係を持った頃、私はどうしても付けずにしてみたくなった。
最初の内は、付けずに入れても少しの間だけで、危なくなる前に付けていた。しかし有る時、誘
惑に勝てず、中に出してしまった。たまたま安全な時期なので良かったが、美鈴さんは泣いて抗
議して来た。しかし、その時の征服感、優越感は言い様が無いほどだったので、逆に安全な時は
教えて欲しいと頼んだが拒否され、それで私は、“私は子供が出来ても構わない。美鈴との子供
が欲しいくらいだ。”と腹にも無い事を言って脅した。ご主人にばれるのが怖かったくせに。た
だでも、美鈴さんがご主人に打ち明けてしまわないか、毎日ビクビクしていたのに。」
どうしてこんなにも、中に出された事に拘るのか、自分でも分かりませんでした。この事に付い
て、もっと事細かに聞きたかったのですが、やはり耐えられず、他に聞きたい事も有ったので、
次の質問に移ろうと思ったのですが、私は険しい顔になっていたらしく、私の顔を見た野田は、
黙り込んでしまいました。
私の顔が険しくなったのは仕方が無い事です。ここに来た時から、出来る限り友好的に接してい
ますが、野田への怒りが、全く無くなっていた訳では有りません。妻と私との問題だと思う様に
なっていて、確かに以前ほどの怒りは有りませんでしたが、それでも私の生活を壊した、責任の
半分は有る男です。妻を真剣に探してくれたぐらいで、そう簡単に許せるものでは有りません。
しかし私には、妻の事を聞き出したいのと、もう1つ目的があったので、出切る限り、険しい顔
にならない様にしていたつもりなのですが、野田の話を聞いていて、妻と野田の様子が頭に浮か
び、悔しさから、自然と怖い顔になっていた様です。
  1. 2014/08/24(日) 11:07:59|
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戦い 第66回

5月30日(日)の5
野田の表情が少し変わったので、飲みたくは無かったのですが、もう1杯コーヒーが欲しいと言
うと、野田は急いでキッチンへ行き、コーヒーを煎れて来てくれました。
「怖い顔をしていたか?つい今迄の怒りを思い出してしまった。でも今は、もう美鈴との問題だ
と思っているから安心してくれ。これを飲んで少し落着く事にするよ。」
野田はあの時の恐怖を思い出していたのか、怯えた様な表情になっていましたが、私の言葉を聞
き、ほっとした表情になり。
「もう止めておこうか?」
「いや、もっと知りたい事が有る。途中で俺が怒った様な顔になっても、何もしないから話を続
けてくれ。頼む。」
野田は頷きました。
「最初の内は、普通に関係を持っていた様だが、いつから縛ったりとか・・・・・・・つまり、
SMのような事をした?」
「最初の内は、美鈴さんと関係を持てるだけで充分だった。嫌な事を忘れられる唯一の時間だっ
た。しかし、回を重ねる内に、それだけでは満足出来なくなり、勝手な考えだと分かっていても、
私は美鈴さんとしかしていないのに、ご主人とも関係を持たれる事に嫉妬心を覚える様になった。
独占したくなった。美鈴さんに、ご主人の事を好きでも構わないから、身体の関係だけは持たな
いで欲しいと頼んだが、当然拒否され、色々考えた末に・・・・・。」
「俺に知られるのが怖かったのだろ?美鈴が俺を拒否し続けたら、当然ばれるとは思わなかった
のか?」
「私に美代子以外にも好きな人が出来たせいか、美代子との関係は益々悪くなっていた。私は自
棄になっていて、その頃には、ばれても殺される事は無いだろうと思っていたので・・・・・・・。」
「それとSMの様な行為と何の関係が有る?それは課長の性癖だろ?」
「勿論それも有る。若い頃からずっと願望は有って、その様な雑誌や小説をよく読んでいて詳し
かったが、実際には、変態だと思われないか心配で美代子には出来ず、そうかと言って、他に女
を作る勇気も無かった。美鈴さんにも嫌われないか心配だったが、私にはご主人と引き離す為だ
という、大義名分が有った。」
私には、それでどうやって、私と妻を引き離す事が出きると考えたのか、理解出来ませんでした
が、野田がまた、ぽつりぽつりと話し出し。
「美鈴さんを見ていて、その様な行為と美鈴さんは結び付かず、絶対にした事が無いと思ってい
た。もしそうなら、その様な事をすれば、それで感じる事が出来れば、真面目な美鈴さんは“私
はこんな事をしてしまった。こんな女になってしまった。私は普通の女では無くなった。”と思
い、ご主人に顔向けが出来ず、ご主人と関係を持つことをためらうと考えた。実際私の考え通り
に行くかどうかは分からなかったが、どちらにしろ、私がその様な行為をする、自分に対しての
言い訳にはなった。私が何も言わなくても、実際ご主人との行為を避け出したので、その事が原
因かどうかは分からなかったが、上手く行ったと思った。」
本当にそこまで考えていたのか、ただ自分の欲望を満たす為にしていたのかは分かりませんが、
他人事の様に、感心しながら聞いていました。しかし野田の言葉が途切れた時、本来聞きたかっ
た事を思い出し。
「最初、どのような事をした?美鈴はどうだった?」
「美鈴さんが前戯だけでイッてしまい、まだ余韻に浸っていて朦朧としている時、持って来てい
たロープで、両手首を縛ると、気が付いた美鈴さんは可也嫌がり抵抗したが、そのロープの端を
ベッドの上に縛った。それでも私を罵りながら、足をばたつかせて抵抗していたので“何もしな
い、暴れると足も縛るぞ、それに、手首に痕が残って旦那にばれるぞ”と脅すと大人しくなった
が、私がバイブとローターを出してきたのを見て、また暴れ出した。それを見て私は逆に興奮し
てしまい“両手首に痕が残れば、普通の男は何をしていたのか分かる。旦那だけでは無くて、会
社のみんなにも分かってしまうぞ”と脅すと、それからは抵抗しなくなった。
それで私はローターを当てると、言葉とは裏腹に感じ出したが、次にバイブを使おうとすると“怖
い。止めて、怖い”と少女の様に怯え、それがまた、かえって私を興奮させた。
しかしこれも、嫌がっていたのは最初だけで“美鈴はこんな物でイクのか?”とか言葉で辱めな
がら使っていると、美鈴さんは腰を上下させながら、何回も達してくれた。
その後ロープを解いて自由にし、私がコンドームを着け終わると同時に私を押し倒して、始めて
自分から私に跨って腰を振り出した。しかし腰の動きはぎこちなく、思った快感を得られない様
だったので、私も下から助けてやると、我を忘れたかのように両手で自分の髪の毛を掻き毟り、
口からは涎を垂らしていた。
あの可愛い顔からは想像がつかない、下品に涎を垂らしている美鈴さんを見て、もっと色々な事
を試したくなった。」
野田の話を聞いていて、以前の怒りを思い出して拳に力が入りますが、ぐっと我慢しました。
  1. 2014/08/24(日) 11:08:51|
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戦い 第67回

5月30日(日)の6
野田の話によると、ハードな行為までは望まなかったそうですが、妻に恥ずかしい格好をさせ、
恥ずかしい言葉を言わせたりして、普段会社で見ている清楚な感じの妻との、ギャップに興奮し
ていたようです。
そう言えば、私も初めて美代子さんに会った時がそうでした。野田は当然妻である美代子さんに
も、その様な行為をしていたと思っていたので、お淑やかそうに見えた美代子さんが、縛られた
り他人には言えない様な事をされていると思うと、性的に凄い魅力を感じました。美代子さんの
崩れ様を見てみたいと思った覚えが有ります。
「旅行に行き、仲居さんに見せたのは?」
「旅行に行ったのは、美鈴さんが私から離れて行きそうな気がしたからで、美鈴さんを愛してい
た私は、美鈴さんがご主人の元に戻ってしまう事が一番怖かった。美代子も愛していたが、どち
らを取るかと聞かれれば、子供の事や今迄の生活を考え無ければ、間違いなく美鈴さんを取って
いたと思う。
しかし美鈴さんは、私の事を好きだと言ってくれていても、どちらを選ぶかと聞けば、ご主人の
方を選ぶ事は分かっていたので、旅行に行き、現実から気持ちを引き離そうと思った。私とは離
れられないと思わせたかった。
美鈴さんはずっと罪悪感を持っていて、何回会っても1つ返事で受け入れてくれる事は無かっ
た。旅行に行こうと誘った時は尚更だったが、いざ旅行に行ってみると旅館に入る時以外、自分
から腕を組んで来たりして、今迄に無く積極的だった。部屋に入ってからも、今までの様に、拒
むような素振りは微塵も見せなかった。
最初は、旅行に来て開放的に成っているのだと思ったが、次第に、美鈴さんはこの旅行で、私と
の関係を最後にする積もりでは無いのかと思えて来た。仲居さんに見せたのも、普通では有り得
ないような事をしたかった。
帰りの車の中で“美鈴は凄いな。他人に見られながらイケる女はそうはいない。普通の生活に戻
れるのか?あんな事をした女が、何も知らない、あの真面目な旦那の顔を見ながら、何食わぬ顔
で生活していけるのか?出来るとしたら美鈴は、とんでもない悪女だな。”と自分の事は棚に上
げて言い続けた。何とか引き離そうと必死だった。」
「美鈴は何と答えた?」
「・・・・・・・・・・いや、ただ声を上げて泣いていた。」
他にも、もっと詳しく聞きたい事は有ったのですが、聞く気力が無くなっていき、野田から聞け
るチャンスは、もう無いと思いながらも、今迄の事を聞き出すのを止めました。
「本当に外国へ行くのか?」
「ああ。ご主人を前にして言い難いが、ここまで話したついでに聞いてくれ。私は本当に美鈴さ
んと行きたかった。もし断られれば、会社を辞めて日本に残ろうかとさえ思っていた。ところが、
あの便箋を見せられ、美鈴さんはご主人と別れる事は出来ないとよく分かった。正直ショックだ
ったが、探し回っている内に、もしもまだ死んでいなくて、私と一緒に行った喫茶店とか私との
思い出の場所にいたら、まだ望みは有ると思い直して、余計必死に探し回った。しかし、結局見
付けたのは私では無くご主人の方だ。多分思い出の場所にいたのだろ?・・・・・・・・私は外
国に行くよ。」
「俺の推測だが、転勤の話があった時、美代子さんと行こうと思ったのでは無いのか?」
「・・・・・・・お見通しか。私は卑怯な人間だ。その通りあいつと行こうと思った。しかし再
婚すると知り、犯罪者に成ってでも2人の仲を壊してやろうと思ったが、その時頭に浮かんだの
が美鈴さんの顔だった。ずるい考えだが、私にはまだ美鈴さんがいると思ってしまった。」
私は良いタイミングだと思い、ここへ来たもう1つの目的を話しました。
「課長は明日会社に行くのか?」
「いや、思ったより早く腫れはひいたが、唇がまだこの色だ。準備が有ると言って、2日ぐらい
休もうと思う。引継ぎぐらいで大した仕事も無いし、会社にそのぐらいの無理は言ってもいいだ
ろう?」
「明日は美鈴も休むと言っていた。俺はこの足で赴任先に戻る。会って、スッキリとした気持ち
で日本を離れたらどうだ?」
「いいのか?2人で会ってもいいのか?会ってしまって、また・・・・・・・・・・・・・・・・。」
野田は言葉を濁しましたが、何を言いたいのか分かりました。
私がドアの外に出ると野田も付いて出て来たので、美代子さんがいつ籍を入れるのか聞くと、相
手の母親が引き伸ばしていて、早くても秋だと、子供から聞いた事を話しました。
「美代子さんには転勤の話はしたのか?話せば何らかの・・・・・・・・・・。」
「いや、子供達の事も有るから、行ってから連絡はしようと思っていた。美代子と会っては話さ
ない積もりだが、子供達には話してから行く事にするよ。」
この事を話したのは、野田に対する優しさでは有りません。妻と野田が会う段取りをとりながら、
気付かない内に、妻だけに目が行く事をさせない様にしていました。
  1. 2014/08/24(日) 11:10:10|
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戦い 第68回

5月31日(月)の1
昨日は、赴任先のアパートに着く直前に妻から携帯に電話が有り、アパートに電話したが、もう
着いているはずの私が出なかったので、とても心配したと言う内容でした。
明日まで待てずに昨夜会う約束をして、様子を伺いに電話して来たともとれ、裸で抱き合う野田
と妻の姿が浮かび、中々寝付かれませんでした。
今朝も重い気持ちで、だるい身体を引き摺るように出社しましたが、流石に仕事が始まると忙し
く、私にその様な事を考える暇を与えてくれませんでしたが、昼休みに成ると、やはり気になっ
て食欲も有りませんでした。
コンビニで買ったパンを、牛乳で胃に流し込んでいると、妻から電話が掛かり。
「先程課長から電話が有って、今夜食事をしながら話がしたいので、会って貰えないかと言われ
ました。本当に会ってもいいのですか?」
私は“思い止まれ。会うにしても夜はやめろ。”と言いたいのを抑えました。
「ああ。会ってスッキリして来い。」
「会っても話をするだけですから。食事をしながら話をするだけですから。」
「ああ、分かっている。ご馳走してもらえ。」
「ありがとう。それなら6時にレストランで会わせてもらいます。あなたをもう二度と裏切りま
せんから。あなたや子供達を裏切る様な事は絶対にしませんから。ありがとう。」
話しをするだけだと何回も言われると、逆にその事を意識していると思へて、かえって心配にな
ります。
アパートに戻ると9時でした。あれから何も妻からの連絡は無く、私からは電話しない積もりで
したが、10時になっても連絡が無かったので、家に電話をしてしまいました。しかし妻は出ま
せん。やはり妻が野田と会っている事が分かり、1つ目の望みを無くし、落胆しました。
私は男らしく無く、決断力の無い人間です。妻と別れる事を決めてからも、まだ妻を愛している
と気付き、迷っていていました。そうかと言って、自分に対するちっぽけなプライドから、この
まま許す事も出来ず、妻と野田を会わせる様に仕向け、その結果で決めようと思ったのです。
まず、妻が思い止まって野田の誘いを断った時は、無条件で許す様に努力しようと思いました。
次に、妻が野田と会って話だけで済み、きっぱりと気持ちにけりを付けて来た時ですが、何も会
わなくても別れる事は出来るだろうと思っていましたので、離婚届は出しませんが、夫婦の関係
は解消して、フリーになろうと思いました。
次は、気持ちにけりを付けても、最後の関係を持った時です。この時は正式に離婚する積もりで
す。ただ離婚するのではなく、妻に離婚届にサインさせ、妻を奴隷の様に虐め貫いて、私の気が
少しでも収まった時に提出し様と思います。
最後は、また関係を持ち、気持ちの整理も出来なかった時ですが、野田は外国に行っても、行き
っぱなしでは無く、連休を利用して返ってくる事も有ると思いますので、妻とは離婚せず、一生
手元に置いて罵り、自由を奪ってやろうと思いました。
やはり私には、どうなろうとも妻を自由にしてやるだけの度量は有りません。
最初の、誘われても会わないと言うのは無くなった様ですが、携帯には電話せず、妻からの連絡
を待ちました。しかし10時30分を過ぎても電話は掛かって来ません。私の頭の中は、妻と野
田がセックスでしている光景で、一杯に成っていました。
書置きをして出て行った、前夜の妻を思い出し、今頃これが最後だと思い、激しいセックスをし
ているのかも知れません。日本に帰った時は必ず会おうと約束をしながら、激しくキスをしなが
ら、交わっているのかも知れません。
私の中でどんどんと、嫌な妄想が膨らんでいきます。野田が自分の物を妻の中に入れ、動かずに
妻の髪を撫ぜながら、話している2人の声が聞こえます。
「美鈴、私と縁を切れるか?」
「私には無理です。」
「向こうへ行って、生活する為の準備が出来次第呼ぶから、その時はすぐに来い。」
「はい。必ず連絡してね。・・・・・課長、それよりも動いて下さい。」
「課長と言わず、昔の様に呼んでくれ。」
「はい・・・・。あなた、早く動いて。」
その時急に電話が鳴り、そんな妄想をしていた私は驚き、心臓が止まりそうでした。
  1. 2014/08/24(日) 11:11:33|
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戦い 第69回

5月31日(日)の2
妻からの電話だと分かっていても、腹立たしくてすぐに出る気にはなれず、しばらく放って置き
ましたが鳴り止まないので、一度大きく深呼吸をしてから。
「美鈴か?今日は疲れてしまって、服も代えずに少しベッドに横になったら、眠ってしまった。」
「起こしてしまって、ごめんなさい。」
「もうこんな時間か。随分と長くレストランにいたのだな?店の人に嫌な顔をされなかった
か?」
「遅くまで、ごめんなさい。レストランでは落ち着いて話が出来なかったので、その後喫茶店に
行ったのですが、そこも人が多く、すぐ隣にも人がいて話せませんでした。課長は呑むつもりで
車は置いて来ていたので、私の車の中で話をしていました。でも本当に話だけで、課長を送って
行った時も、アパートの中には入りませんでした。本当です。」
私は“ホテルにでも行って、抱き合いながら話していたのでは無いのか?仮に車にいたのが本当
でも、車の中で何もしなかったのか?”と言いたいのを我慢して。
「そうか。それで、気持ちの整理は出来たか?」
「はい。今迄ごめんなさい。これで私も、身も心もあなただけを見ていく事が出来ます。本当に
ありがとう。こんな事をしてしまい、汚れた身体は元に戻らないし、あなたを裏切り続けた事は
消せませんが、私の気持ちは、昔の私に戻れると思いました。あなたが許してくれれば、これか
ら一生懸命に償い、あなただけを見て生きて行きたいと思いました。」
この言葉は以前にも聞いた事が有り、素直に喜べない私がいます。もし本当に踏ん切りを付ける
事が出来たとしても、今夜2人の間にどんな会話が有って、そう思える様になったのか気掛かり
でした。もしかしたら、これで最後だと思い、激しく抱かれた後なので、今はスッキリとしてい
るだけかも知れません。
「良かったな。それじゃあ。」
「えっ、それだけですか?」
「ああ。それとも他に、俺に話さなければ成らない様な事が有るのか?」
「・・・・・・・いいえ。今日はありがとう。」
聞きたい事が山ほど有るのに、素っ気無く電話を切ってしまいました。野田と会った事や、帰り
が遅すぎる事への怒りがそうさせたと思いましたが、2人の間に何が有ったのか、聞くのが怖か
ったのかも知れません。2人にまた関係を持たれる事がそんなに怖いのなら、最初から、2人を
会わさなければ良かったのです。自分の馬鹿さ加減に呆れてしまいます。

6月5日(土)の1
妻が野田の誘いに乗り、会ってしまった事が分かり、後は身体の関係を持ったかどうかですが、
気の小さい私は、悪い方へしか考えられなくなっていました。
火曜日から昨日まで、妻は毎日必ず電話をくれましたが“今迄会っていたのではないだろうか?”
とか“電話をしておいて、今から会うのでは?”とか思い、週末が近付くに連れ“野田が毎日家
に来ていて、野田の隣で、裸で電話をしているかも?”とさえ思う様になっていて、自分で仕組
んでおきながら、妻を信用出来なくなっていきました。
待ちきれない私は朝早くに赴任先を出て、昼前には我が家に着きましたが、妻の顔を見ると何故
か聞けません。また、何か疚しい事が有れば、聞いても本当の事は言えないでしょう。
最近はあまり肉を食べなくなっていたので、買い置きは無いと思い。
「焼肉が食べたくなった。外に出るのは億劫だから、家で焼こう。悪いが買ってきてくれない
か?少しでいいぞ。」
「昼から焼肉なんて、珍しいですね。」
そう言いながらも、仕掛けていた昼食の準備を止めて、エプロンを外すと車で出て行きました。
妻がいなくなると、寝室、お風呂、居間からキッチンまで、何か痕跡が無いか探しましたが、何
も変わった事は有りません。もう一度寝室に戻り、妻の下着が入っている引き出しを開けて隅々
まで探し、パンティーを手に取った時、背後に人の気配を感じて振り向くと、スーパーの袋を手
に持った妻が、目に涙を溜めて立っていました。
  1. 2014/08/24(日) 11:12:36|
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戦い 第70回

6月5日(土)の2
私は何か痕跡が無いか探すのに一生懸命で、妻が帰って来た事に気付かず、不意を突かれた格好
になってしまい、凄く悪い事をしている気持ちになり、妻に掛ける言葉が見つかりません。
妻は涙を一筋流すと、何も言わずにキッチンへ行ったので、私はベッドに座り、まだ手に握られ
ていた白いパンティーをぼんやりと眺めながら、妻を問い詰めることよりも、何故か、今私がし
ていた事の言い訳を考えていました。
暫らくすると妻が寝室の入り口まで来て。
「あなた、遅くなってごめんなさい。仕度が出来ましたから、召し上がって下さい。」
キッチンへ行くとホットプレートの上に、少しの野菜と肉が乗っていて、ご飯やお箸、タレの入
ったお皿は1人分しか有りません。妻は食べないのか聞こうとした時、妻は寝室へ行ってしまい
ました。
本当に焼肉が食べたかった訳では無く、キャベツを1切れ摘み、気になって寝室の前まで行くと、
妻のすすり泣きが聞こえます。
自分を信じてもらえなかった事が悲しいのか、私のそんな姿が哀れに思えたのか、又は他に理由
が有るのか分からず、キッチンへ戻って考えていると、その時電話が鳴り、それは野田からでし
た。
「ご主人が帰って来ていると思い、電話させてもらいました。今夜7時頃にお邪魔させてもらえ
ないでしょうか?話しておきたい事が有ります。お願いします。」
「ああ。俺は構わない。」
「ありがとう。では7時に。」
電話を切ってから嫌な予感がし、悪い方へしか考えが行かず。
「美鈴さんを私に譲って下さい。」
「あなた、お願いですから、私と離婚して下さい。」
2人が私の前に正座して、そう言いながら頭を下げている光景が浮かびます。
勝手にその様な事を想像して、怒りよりも無性に寂しくなり、泣けて来そうになります。今から
問い詰めなければ成らない事が沢山有るのに、可也弱気になっていましたが、そんな素振りは妻
には見せず。
「おい、今夜野田が来るそうだ。何を言いに来るんだ?」
妻は何回も首を横に振っています。
「野田が来る前に、何か俺に言っておく事は無いのか?」
やはり妻は何回も首を横に振りました。
無言で首を振る妻を見ていると、婚約したての時を思い出します。2人で家具を見に行こうと待
ち合わせをした時、待ち合わせ場所に行くと、妻は見知らぬ男と2人でいました。少し離れた所
に車を止めて暫らく様子を見ていると、妻は私に気付かずに凄く楽しそうにしていたので、嫉妬
深い私は腹が立ち、男が去るとすぐに妻を乗せ、矢継ぎ早に質問の嵐です。
その男と妻が、疚しい関係で無い事は分かっていても、疑っている様な言葉が口を突き、その時
の妻は今と同じで、無言で何回も首を横に振っていました。結局、学生時代の同級生に偶然会い、
もうすぐ結婚する事を楽しそうに話していたと分かったのですが、私はそれからも時々嫌味を言
い、悲しそうな顔をする妻に申し訳ないと思いながらも、妻に対して貸しを作った様な、下らな
い優越感を感じた事を思い出しました。
今思えばその頃から、自分に自信の無い、小さな男だったのです。
妻を疑っていても無性に愛しくなり、力一杯抱き締めたく成りましたが、素直にそれが出来ませ
ん。妻を抱き締めて、一緒に泣きたく成りましたが、それが出来ません。
妻をまだ愛していると再確認しましたが、これは、まだ昔の妻を追いかけていて、昔の妻を愛し
ているだけなのでしょうか?
惚れたが負けで、今の自分の気持ちをぶつければいいのに、それが出来ないのです。
これも私のちっぽけなプライドなのでしょうか?
  1. 2014/08/24(日) 11:13:33|
  2. 戦い・MM
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戦い 第71回

6月5日(土)の3
妻の泣いている訳が知りたくて、少し落ち着くのを待ってから。
「どうして泣いている?疑われた事が悲しかったのか?」
「・・・・・いいえ・・・・・嬉しくて・・・・・。」
「嬉しかった?」
私に考えられるのは、泥棒の様にこそこそと探し回っている私を見て、私を軽蔑し、どうしよう
かまだ迷っていた気持ちに、踏ん切りをつける事が出来て嬉しかったという事ぐらいです。
妻が私を馬鹿にしているのかと思うと、妻に手を上げそうになりましたが、ぐっと我慢してキッ
チンへ戻り、冷蔵庫からビールを出して呑み始めると妻が来て、私がつまみの中で1番好きな、
チンゲン菜と油揚げのゴマ油炒めを作り、ビールの横に置いてくれました。
ゴマ油の香ばしい良い香りに、ついお箸を持ちそうになりましたが、子供の様なつまらない意地
を張り、ただビールだけを次から次と胃に流し込んでいると、ペースが速かったのか、2本空に
なった時、眠くなってしまい、ソフアーまで行って眠ってしまいました。
「あなた、起きて下さい。車が止まりました。多分課長だと思います。あなた、お願いですから
起きて下さい。」
「野田が来た?」
何時間寝たのか、酔いは殆ど醒めていましたが、すぐには状況が掴めず、ぼんやりと座っている
とインターホンが鳴り、妻は寝室の方へ引っ込んでしまったので、仕方なく出ると野田の声が聞
こえました。
野田を待たせて水を一杯飲むと、ようやく頭がはっきりとしてきたので玄関へ行き、野田を迎え
入れ。
「ここでは何だから、上がってくれ。」
「いや、電話でもいいかと迷ったが、やはり会って一言お礼を言いたいと思い、来てしまった。
すぐに失礼するからここで充分です。」
「お礼?今美鈴を呼ぶ。おーい、美鈴。」
「呼ばないでくれ。美鈴さんはいい。ご主人にお礼が言いたかっただけだ。・・・・・・最後に
チャンスをくれてありがとう。会って、一緒に行ってくれないか頼む積もりだった。断られるの
は分かっていたが、それはそれでいいと思っていた。気持ちに区切りがつくと思っていた。しか
し美鈴さんに、もう会わないと断られ、水曜も木曜も誘ったが会ってもらえなかった。今思えば
この方が、スッキリとした気持ちで行けそうだ。」
「会わなかったのか?」
「ああ、会ってもらえなかった。何も聞いていないのか?・・・・まあいい。もう私には関係の
無い事だ。・・・それと、ご主人に言われた様に、昨日美代子に会って転勤する事を伝えた。子
供の事も有るので、一応向こうの住所と連絡先を教えてきた。」
「美代子さんは何と言っていた?」
「先生が母親の言い成りらしく、入籍は見合すと言っていた。先生とは無理かもしれないと言っ
ていた。私の所に、遊びに行っても良いかと聞かれたので、来ないでくれと断った。」
「どうして?まだ未練が有るのだろ?」
「未練は有るが、美鈴さんをまだ・・・・・・・・・・。すまん。それに美代子は、離婚してい
たと言っても、私を2度も裏切った女だ。美鈴さんと駄目になったとからと言って、それなら美
代子と、という気分にはなれない。・・・・・暫らく向こうで、ゆっくりと考えるよ。」
月曜日はもう出社しないので、妻によろしく言っておいてくれと言い残し、妻と会わずに帰って
行きましたが、野田の言葉は“私は、1度は許す気になったが、2度は許せない。あんたは美鈴
に、2度も裏切られて許す事が出来るのか?それでも夫婦を続けるのか?”と聞こえました。
寝室に行き、息を潜めていた妻に。
「どういう事だ?本当は会わなかったのか?」
妻は頷きました。
「もう俺には嘘をつかない筈では無かったのか?どうしてだ?」
「寂しくて・・・・・・・つい・・・・。」
今までとは反対の嘘ですが、私は妻に試されたと思い、なぜ私を裏切り続けた妻に、逆に試され
なければいけないのかと思うと怒りが込み上げ、妻の前まで行って、平手で頬を張ってしまいま
した。
  1. 2014/08/24(日) 11:14:32|
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戦い 第72回

6月5日(土)の4
妻が野田と会わなかった時は、許す様に努力しようと決めていましたが、本当は、会ったと言っ
た物のその後2人で何か企み、やはり会わなかった事にしようと、嘘をついている事も有り得る
と思え、どちらにしても、ここまで信用出来なければ夫婦としてはもう無理だと思い、離婚届は
出さずに、夫婦の関係は解消しようと思いました。
妻とはこれで最後になるかも知れないと思うと、無性に妻を抱きたくなりましたが、私が怒って
いる事を分からせたくて、普通に抱く気にはなれません。シャワーを浴びたいからと言ってお風
呂に誘い、いつもの様に洗わせてから、いつもの様に口でさせましたが、そこからはいつもと違
い、出してしまう前に止めさせ、浴槽に手を付かせて大事な所に指を持っていき、咥えていただ
けで濡らしてしまっている事を確認すると、後から入れて最初から激しく動きました。
妻はすぐに気持ちが良い時の声を上げ出し、その声は浴室に響いて、普段より感じている様に聞
こえ、こんな時にもすぐに感じる事に腹が立ち、悔しさをぶつける様に、更に激しく打ち込み、
私が出したくなったその時、妻が若干早く達してしまい、膝をついた形に崩れ落ちたので、妻の
奥深くに、思い切り出してやろうと思っていた目論見は外れ、私の物は寂しく投げ出され、妻の
背中に大量に吐き出していました。
その事が面白く無く。
「腹が減った。簡単な物でいいから、早く身体を洗って用意しろ。」
そう言い残すと、肩で息をしている妻を1人残して出て行きました。
食事をしてから、後片付けをしている妻に。
「そんな事は明日でいい。寝室に行って、去年お前が俺を裏切ってから、買い揃えた下着の内、
一番嫌らしいのを着けて、化粧もしておけ。それと、去年お前が俺を裏切ってから、買い揃えた
中で、お前が1番好きなバイブも出しておけよ。」
「・・・・・・・・どれか分かりません。あなたが選んで下さい。」
「俺では分からん。今まで美鈴が使われて、1番気持ち良かったやつだ。用意が出来たら呼んで
くれ。」
私はサディスティックな気分になっていて、妻を虐めながら自分も気持ち良くなる方法を考えて
いると、妻の呼ぶ声が聞こえたので、寝室へ入って行きました。
妻は首まで布団に入っていたので、私はベッドに腰掛けて、妻に布団から出て前に立つように言
うと、黙って従った妻はパジャマを着ていました。私はそれが気に入らず。
「どうしてそんな物を着ている?野田に言われた時もそうだったのか?素直に従っていたのだ
ろう?言った物も用意して無いし。もういい寝ろ。俺はビールでも呑んでくる。」
私は事有るごとに不倫の話や、野田の事を持ち出して虐めていました。
ビールを呑もうと、冷蔵庫を開けた時。
「あなた、来て下さい。もう一度お願いします。何でも言う通りにしますからお願いします。」
寝室に戻ると、妻はパジャマを脱ぎ捨て、上下とも赤い小さな下着を着けて立っていましたが、
下を両手で覆って隠していたので。
「野田の時も最初は隠していて、言われてから手を退けていたのか?それなら俺も頼もう。手を
退けて足を開いてもらえるかな?俺では駄目か?」
妻は涙を流し、足を開きました。今までは同じ様に虐めていても、妻に嫌われては困るという感
情が何処かに有りましたが、今の私には、不思議とそういう感情が有りません。
妻の泣き顔を見て何故か少し満足感が有りましたが、それでも更に、ベッドの上に置いてあるバ
イブを見付けて。
「美鈴は太いのが好きだったんだ。俺は、この太いのは余り使った事は無いが、野田とはいつも、
こんなので遊んでいたのか?俺に黙ってされていないで、太いのにして下さいと、言えば良かっ
たのに。」
小さいのが出してあれば、それはそれで“野田の時は太いので、俺の時はこんなのか?”と難癖
を付けていたと思います。
  1. 2014/08/24(日) 11:15:24|
  2. 戦い・MM
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戦い 第73回

6月5日(土)の5
妻を前に立たせたまま、恥ずかしいポーズをとらせながら言葉で虐めましたが、素直に従う妻を
見て、妻が惨めに思えるだけで興奮は有りません。これが妻では無くて他の女の人なら、既に飛
び掛かっていたと思います。
妻を虐めるのを止め、ベッドに誘って肌を合わせていると、ようやく私の物は反応しました。
先程お風呂で出していたので、妻が2度ほど達しても私の物は元気なままだったので、横向きに
寝た妻の後から中に入れた格好で抱き付き、息も絶え絶えの妻に耳元で。
「最初から野田と会わないつもりだったのか?」
「いいえ。あなたに会って来いと言われた時は嬉しかったです。会おうと思いました。」
「野田に会える事が嬉しかった?」
「違います。課長に会って一言だけ“もう二度と会いません。さようなら。”と言いたかったの
です。そうすればケジメが付けられると思いました。」
「会ってそれを言わないと、また野田と関係を持ってしまう事が、有るかも知れないという事
か?会わなくても美鈴の気持ち1つで、ケジメは付けられるのと違うのか?」
「その通りです。でもその時はそう思ってしまいました。ごめんなさい。でもよく考えてみたら、
あなたは私が課長と、2人で会う事が1番嫌だったはずです。それが何故会ってもいいと言って
くれたのか考えていて、もう私の事を切り離したのでは無いかと思えて来ました。こんな私は、
あなたに哀訴をつかされても仕方が無いと思いました。
私は今まであなたに甘えていました。主人で有りながら、親の様に思っていました。心のどこか
に、あなたは私を絶対に見放さないという思いが、有ったのでは無いかと思いました。今まで好
き放題あなたを裏切り、勝手なのは分かっていても不安に成ってしまい、課長から誘われたのは
昼食だったのですが、夜だと嘘をついてしまいました。
ところが、あなたに平然と“ご馳走してもらえ”と言われた時、やはり、あなたの中から私は消
えてしまったと思い、もうどうにも成らないのかと・・・・・・・・・・あっ、嫌。」
この時、私の物は小さくなってしまい、妻の外へ出てしまいましたが、後から抱き付いたままい
ると、妻は話を続け。
「夜になって、あなたからの電話をずっと待っていました。10時になり、やっと家の電話が鳴
り、出たいのを我慢して“出なければ、きっと携帯に掛けてきてくれる。こんな遅くまで何をし
ているんだ”と怒ってくれると思って、携帯を握り締めていましたが、携帯は鳴りませんでした。
思い余って電話すると、あなたに“仕事で疲れたので眠っていた”と言われ、私は“大変な物を
無くしてしまった。命より大切な物を無くしてしまった。”と思い、その後何を話したのかさえ
分かりませんでした。あなたが帰ってきたら、その事を切り出させないように、出来るだけ普通
に接しようと必死でした。でも買い物から帰って、あなたを見た時・・・・嬉しくて・・・・。」
「美鈴は“甘えていた。”で済むかもしれないが、俺にとっては、そんな簡単な言葉では済まな
い。」
妻は私の方を向き、抱き付いて来ました。
私はこの時、別れを切り出すタイミングを見計らっていたのですが、妻と抱き合っている体勢で
は、切り出し難く。
「美鈴、俺はまだ出していない。元気にしてくれ。」
妻が必死に口を使っている様子を見て、今は何もかも忘れて快感に身を委ねようと思いました。
その後私の上で前後左右に起用に動く妻の腰を見ていて、別れてもセックスだけは、出来る方法
は無いかと考えている、ずるい私がいます。
結局、喧嘩をしてもその後肌を合わせれば、仲直りが出来るのと同じで、妻を抱きながら、別れ
話は無理だと悟り、その話は明日する事にして、私も下から激しく腰を突き上げました。
  1. 2014/08/24(日) 11:16:18|
  2. 戦い・MM
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戦い 第74回

6月6日(日)の1
朝になり、いつもの様に妻が煎れてくれている、コーヒーの良い香りで目覚めると、妻が寝室に
呼びに来てくれました。私は何も無かった時と同じ様に、新聞を見ながらコーヒーを飲んでいま
したが、新聞の内容など頭に入りません。
「やはり美鈴が煎れてくれたコーヒーが1番美味い。長年親しんだこの味を、今日で味わえなく
なると思うと寂しいな。もう一杯もらえるか?」
一瞬微笑みかけた妻の顔が見る見る青ざめて行き、この様な形で、別れを切り出すつもりでは無
かった私も、急に自分の心臓の音が聞こえ出しました。
「嫌です。私は嫌です。」
「きちんと話す。聞いてくれ。」
妻はテーブルに泣き伏し、肩を揺すっても泣きじゃくるだけで聞こうとしません。私は、野田の
所で久し振りに吸ったタバコの味を思い出し、家を出ると、タバコを1箱とライターを買い、近
くの公園で吸いながら“禁煙していたのに、これでまた元に戻ってしまうのかな?”などと考え
ていました。
1時間ほど時間を潰して家に戻ると、妻は抱き付いてきて。
「許してください。お願いします。許してください。」
そう言うだけで、私の話を聞こうとしません。
「話を聞いてくれ。離婚届を出す訳ではない。」
妻は私の顔を見上げ、一瞬泣き止みましたが、また泣き出したので妻を寝室へ連れて行き、落ち
着くのを待ちました。
「もう話してもいいか?」
「別れるけれど、離婚届は出さないと言う事ですか?」
「ああ。俺は美鈴と別れたいと思っている。だが、古い考えかも知れないが、あの子供達の為に、
2人が結婚するまでは両親揃っていてやりたい。正式に別れるのはそれからでも良いと思ってい
る。」
子供達の事を考えれば、これは私の本心なのですが、本当はずるい考えで、この問題を先送りし
ているだけかも知れません。しかし妻にすれば、私と別れる事に変わり無いと思えるのか。
「嫌です。私は嫌です。許して下さい。許してください。」
「でもこれは、美鈴が望んでいた事だろ?俺は美鈴を縛り付けたかった。俺自身も縛られたかっ
た。しかし美鈴は、夫婦でいたいが、その他は自由になりたかったのだろ?美鈴の思い通りでは
無いのか?」
それを言われると、妻は泣く事しか出来ません。
「俺の好きだった美鈴は、嘘の嫌いな真面目な女だった。不倫するまでは嘘をつかれた事が無か
った。いや、今までは嘘をつかなければ成らない様な事を、した事が無かったのだと思う。もっ
とも、嘘もつかずに“はい、課長に抱かれました。あなたとは経験出来ない様な快感も教えても
らいました。凄く気持ちが良かったです。気に入りませんか?”と正直に話されるよりはましだ
と思うがな。」
「私、そんな事は・・・・・・。」
「沢山嘘をつかれたが、全ての元は野田との事1つだ。でも今の私には、全て嘘に聞こえてし
まう。許してと言いながら腹の中では、舌を出しているのではないかと思ってしまう。夫婦にと
って一番大事な信頼が無くなって来ている。」
つい厳しく言ってしまいましたが、そこまでは思っていませんでした。しかし、今は本当に反省
して、許して欲しいと思っていても、また何かの切欠で、この様な事が起こらないとも限らない
という思いは有り。
「正式に離婚届は出さないので口約束になってしまうが、お互い自由になって考えてみよう。俺
も以前の美鈴は、間違い無く愛していたが、今も愛しているのか考えてみる。俺を裏切り、他の
男と関係を持って、心まで奪われそうになった、今の美鈴を愛して行けるのか考えてみる。」
また、妻が言い返せ無い様な言い方をしてしまいましたが、何度言っても、首を縦に振る事は有
りませんでした。
  1. 2014/08/24(日) 11:17:09|
  2. 戦い・MM
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戦い 最終回

6月6日(日)の2
しばらく説得していましたが、やはり妻は首を縦には振りません。
「俺が自由に成るだけではない。美鈴も自由だ。野田と別れてからでは卑怯な気もしたが、やは
り、俺を裏切った野田と美鈴の関係だけは、今でも許せない。今日からの新しい恋は裏切りに成
らないから、好きな人が出来たら俺を気にしないで、付き合ってもいいのだぞ。野田との関係は
これからも許せないと言っても、美鈴が追い掛けて行ってしまえば、それまでだがな。野田も両
手を上げて歓迎してくれるだろうし。」
「課長とは二度と会いません。新しい恋なんて考えられません。私はあなたを・・・・・・。」
「まあそう固く考えるな。今すぐに見つけろと言っているのでは無い。もしも好きな人が出来た
らの話だ。・・・・・・・・・さあ俺も、新しい恋でも探すか。」
その時妻は、涙がいっぱい溜まった目で、私を睨みつけました。
「嫌です。他の女を見ないで。私以外の女を見ないで。勝手な事を言っているのは分かっていま
す。こんな自分勝手な事を言える立場で無い事も分かっています。でも嫌です。あなたがまた私
を好きになってくれる様に、愛してくれる様に・・・・私・・・・・・・・・・。」
妻はまた泣き出しましたが、私は考えていた、別れた後どうするかを告げました。
「出来る限り相手を干渉しない。
連絡は必要な時だけとする。
同居が始まってからも生活は分け、寝室も別にする。但し子供達が帰って来た時は、今まで通り
に振る舞う。
好きな相手が出来ても、子供達が結婚するまで正式な離婚はしない。」
ようやく妻は、泣きながら頷きました。
「それと、1番大事なお金の事だが、子供達に掛かるお金や、共同生活に掛かるお金は、収入の
割合で負担する事で良いか?ローンの残っているこの家の名義や、他の事は追々決めていこう。
それでいいか?」
「いいえ。慰謝料として、私の給料は全額あなたに渡します。生活費はそこから出して下さい。」
「いや。食事も別になるから美鈴にも自由なお金がいる。それに慰謝料はいらない。美鈴がこん
な事をしたのも、私にも何か悪いところが有ったのだと思う。」
「あなたは何も悪くない。みんな私が・・・・・・。ごめんなさい。ごめんなさい。」
「好きな人が出来ても相手が既婚者の時は、お互い、身体の関係は持たない様にしような。こん
な夫婦を、もう出さない様に。」
妻は頷き。
「1つだけ教えて下さい。私にもチャンスは有りますか?またあなたに選んでもらえるチャンス
は有りますか?」
「分からない。分からないと言うより、そんな事を考えないで、昔の美鈴ではなくて今の美鈴を、
1人の女として見て行きたい気持ちは有る。」
また声を出して泣き出した妻を残し、後ろ髪を引かれる思いで赴任先に戻りました。

9月15日(水)
8月の末に単身赴任が終わり、我が家に帰って来るまで妻は、電気代がどうしただとか、下らな
い内容の電話を毎日欠かさず掛けてきて、週末には、相談したい事が有ると言って、毎週赴任先
に来ていました。
単身赴任が終わって一緒に暮らし出してからは、慰謝料をとって貰えなかった代わりに、家政婦
として仕事で返すと言い、炊事、洗濯、掃除をしてくれ、あんな偉そうな事を言っていた私は、
また妻のコーヒーを味わっています。
寝室は別にしましたが、恥ずかしい事に、この家政婦に夜の方まで、毎晩お世話になっている始
末です。
妻は何事にも、私に対して必死で、早くも妻をまた選んでも良いかと考えている、本当に情けな
い私です。
しかし前回も、安心した頃に問題が持ち上がったので、しばらくはこの生活を続けようと思いま
すが、本当はそれだけの理由では無く、ベッドの中の妻は、私を喜ばせようと更に必死で、今の
生活が、居心地が良いのも有ると思います。

だらだらと長い話で皆様を引っ張り、こんな結末で申し訳御座いません。
ただ全て忘れられた訳では無く、今は自分との“戦い”です。
また何か変化が有りましたらここに書き込ませて頂くと思います。(アンチの方、ごめんなさい。)
その時は宜しくお願い致します。
  1. 2014/08/24(日) 11:18:16|
  2. 戦い・MM
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抱かれていた妻・ミリン (18)
パーティー・ミチル (33)
友人・妄僧 (7)
甘い考え・白鳥 (22)
乳フェチの友人・初心者 (6)
1話完結■隣人または友人 (7)
■インターネット (54)
チャットルーム・太郎 (19)
オフ会・仮面夫婦 (10)
ターゲット・アイスマン (5)
奇妙な温泉宿・イワシ (14)
落書きの導き・マルタ (4)
1話完結■インターネット (2)
■旅先のアバンチュール (63)
バカンス・古屋二太郎 (7)
妻との旅行で・けんた (5)
無題・ざじ (10)
A温泉での忘れえぬ一夜・アキオ (18)
露天風呂での出来事・不詳 (2)
たった1度の体験・エロシ (9)
旅行・妄人 (12)
■医者・エステ・マッサージ (62)
孕まされた妻・悩める父親 (7)
とある会で。 ・けんじ (17)
亜希子・E-BOX (14)
子宝施術サービス・かえる (23)
1話完結■医者・エステ・マッサージ (1)
■借金 (56)
私達の出来事・不詳 (9)
私の罪・妻の功・山城 (9)
失業の弱みに付け込んで・栃木のおじさん (3)
変貌・鉄管工・田中 (5)
借金返済・借金夫 (5)
妻で清算・くず男 (5)
妻を売った男・隆弘 (4)
甦れ・赤子 (8)
1話完結■借金 (8)
■脅迫 (107)
夢想・むらさき (8)
見えない支配者・愚者 (19)
不倫していた人妻を奴隷に・単身赴任男 (17)
それでも貞操でありつづける妻・iss (8)
家庭訪問・公務員 (31)
脅迫された妻・正隆 (22)
1話完結■脅迫 (2)
■報復 (51)
復讐する妻・ライト (4)
強気な嫁が部長のイボチンで泡吹いた (4)
ハイト・アシュベリー・対 (10)
罪と罰・F.I (2)
浮気妻への制裁・亮介 (11)
一人病室にて・英明 (10)
復讐された妻・流浪人 (8)
1話完結■報復 (2)
■罠 (87)
ビックバンバン・ざじ (27)
夏の生贄・TELL ME (30)
贖罪・逆瀬川健一 (24)
若妻を罠に (2)
範子・夫 (4)
1話完結■罠 (0)
■レイプ (171)
輪姦される妻・なべしき (4)
月満ちて・hyde (21)
いまごろ、妻は・・・みなみのホタル (8)
嘱託輪姦・Hirosi (5)
私の日常・たかはる (21)
春雷・春幸 (4)
ある少年の一日・私の妻 (23)
告白・小林 守 (10)
牝は強い牡には抗えない。・山崎たかお (11)
堅物の妻が落とされていました・狂師 (9)
野外露出の代償・佐藤 (15)
妻が襲われて・・・ ・ダイヤ (6)
弘美・太郎棒 (11)
強奪された妻・坂井 (2)
痴漢に寝とられた彼女・りょう (16)
1話完結■レイプ (5)
■不倫・不貞・浮気 (788)
尻軽奈緒の話・ダイナ (3)
学生時代のスナック・見守る人 (2)
妻・美由紀・ベクちゃん (6)
押しに弱くて断れない性格の妻と巨根のAV男優・不詳 (8)
妻に貞操帯を着けられた日は・貞操帯夫 (17)
不貞の代償・信定 (77)
妻の浮気を容認?・橘 (18)
背信・流石川 (26)
鬼畜・純 (18)
鬼畜++・柏原 (65)
黒人に中出しされる妻・クロネコ (13)
最近嫁がエロくなったと思ったら (6)
妻の加奈が、出張中に他の男の恋人になった (5)
他の男性とセックスしてる妻 (3)
断れない性格の妻は結婚後も元カレに出されていた!・馬浪夫 (3)
ラブホのライター・され夫 (7)
理恵の浮気に興奮・ユージ (3)
どうしてくれよう・お馬鹿 (11)
器・Tear (14)
仲のよい妻が・・・まぬけな夫 (15)
真面目な妻が・ニシヤマ (7)
自業自得・勇輔 (6)
ブルマー姿の妻が (3)
売れない芸人と妻の結婚性活・ニチロー (25)
ココロ・黒熊 (15)
妻に射精をコントロールされて (3)
疑惑・again (5)
浮気から・アキラ (5)
夫の願い・願う夫 (6)
プライド・高田 (13)
信頼関係・あきお (19)
ココロとカラダ・あきら (39)
ガラム・異邦人 (33)
言い出せない私・・・「AF!」 (27)
再びの妻・WA (51)
股聞き・風 (13)
黒か白か…川越男 (37)
死の淵から・死神 (26)
強がり君・強がり君 (17)
夢うつつ・愚か者 (17)
離婚の間際にわたしは妻が他の男に抱かれているところを目撃しました・匿名 (4)
花濫・夢想原人 (47)
初めて見た浮気現場 (5)
敗北・マスカラス (4)
貞淑な妻・愛妻家 (6)
夫婦の絆・北斗七星 (6)
心の闇・北斗七星 (11)
1話完結■不倫・不貞・浮気 (18)
■寝取らせ (263)
揺れる胸・晦冥 (29)
妻がこうなるとは・妻の尻男 (7)
28歳巨乳妻×45歳他人棒・ ヒロ (11)
妻からのメール・あきら (6)
一夜で変貌した妻・田舎の狸 (39)
元カノ・らいと (21)
愛妻を試したら・星 (3)
嫁を会社の後輩に抱かせた・京子の夫 (5)
妻への夜這い依頼・則子の夫 (22)
寝取らせたのにM男になってしまった・M旦那 (15)
● 宵 待 妻・小野まさお (11)
妻の変貌・ごう (13)
妻をエロ上司のオモチャに・迷う夫 (8)
初めて・・・・体験。・GIG (24)
優しい妻 ・妄僧 (3)
妻の他人棒経験まで・きたむら (26)
淫乱妻サチ子・博 (12)
1話完結■寝取らせ (8)
■道明ワールド(権力と女そして人間模様) (423)
保健師先生(舟木と雅子) (22)
父への憧れ(舟木と真希) (15)
地獄の底から (32)
夫婦模様 (64)
こころ清き人・道明 (34)
知られたくない遊び (39)
春が来た・道明 (99)
胎動の夏・道明 (25)
それぞれの秋・道明 (25)
冬のお天道様・道明 (26)
灼熱の太陽・道明 (4)
落とし穴・道明 (38)
■未分類 (569)
タガが外れました・ひろし (13)
妻と鉢合わせ・まさる (8)
妻のヌードモデル体験・裕一 (46)
妻 結美子・まさひろ (5)
妻の黄金週間・夢魔 (23)
通勤快速・サラリーマン (11)
臭市・ミミズ (17)
野球妻・最後のバッター (14)
売られたビデオ・どる (7)
ああ、妻よ、愛しき妻よ・愛しき妻よ (7)
無防備な妻はみんなのオモチャ・のぶ (87)
契約会・麗 (38)
もうひとつの人生・kyo (17)
風・フェレット (35)
窓明かり ・BJ (14)
「妻の秘密」・街で偶然に・・・ (33)
鎖縛~さばく~・BJ (12)
幸せな結末・和君 (90)
妻を育てる・さとし (60)
輪・妄僧 (3)
名器・北斗七星 (14)
つまがり(妻借り)・北斗七星 (5)
京子の1日・北斗七星 (6)
1話完結■未分類 (1)
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