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闇文庫

主に寝取られ物を集めた、個人文庫です。

ココロ(プロローグ)

私36歳。妻33歳。
結婚して8年目になりますが子供はいません。
これはこんな私たち夫婦に起こった「妻物語」です。


――――――――――――――――――――――――――――――――


約半年間の海外への単身赴任を終え、我が家の前にタクシーから降りた私
は、久し振りに見るいつもと変わらぬ景色に心が休まる思いを噛み締めて
いました。

大手の製紙会社に勤める私は、海外に新設した工場の現場管理主任として、
受注や生産がおおむね軌道に乗るまでの約半年間と言う条件で赴任しま
した。そしてこの仕事が上手くいけば昇進も確実だと上司に太鼓判を押さ
れていたのです。

私はこの半年間、現地で雇っている従業員との親睦も深めながら、寝食も
惜しむようにして働きました。その甲斐あって、新規の海外工場としては
異例とも言える実績を上げ、上司からは昇進決定の報告も受けました。
そして私は予定よりも10日早く帰国する事を許可されたのです。

(半年ぶりか…由紀子のやつ、きっと驚くだろうな…)

私がこの日帰国する事を妻には知らせていませんでした。
妻の驚く顔を見たかったと言う悪戯心もありましたし、突然の私の帰国を
きっと喜んでくれるだろうと言う思いもありました。
そして何より、実はこの日は妻の33回目の誕生日だったのです。
時間がなかった事もあり、毎年恒例のケーキとワインは買う事が出来ませ
んでしたが、私の昇進確定の報告は、きっと妻にとっても最高のプレゼン
トになると思います。

出張に発つ前、「今年の誕生日は一緒にいられないね…」と少し寂しそう
に私に告げた妻の顔を思い出していました。
結婚して8年、年中仕事に追われていた私ですが妻の誕生日だけはどうに
か都合を付け、毎年途切れる事なく二人でささやかな誕生パーティーを開
いていました。
そして今年も、絶対に無理だろうと思っていた妻の誕生日にどうにか間に
合う事ができ、これは私たち二人にとっての神様からの贈り物だと喜んで
いたのです。

その時の私には、この後に待ち受けている悪夢のような出来事など想像す
ることすら出来ませんでした。
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  1. 2014/08/18(月) 11:47:05|
  2. ココロ・黒熊
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ココロ 第1回

最低限の荷物だけを詰め込んだスーツケースを静かに運びながら玄関ポ
ーチへ着くと、私はそれをポーチの脇へとそっと置きました。音がしない
ように鍵を開けてゆっくりと玄関ドアを開け、足音を忍ばせて玄関ホール
へと入ろうとした時です。私はふと足元を見遣り、そこに見慣れない靴が
ある事に気付きました。

(あれ?…誰か友達でも来てるのかな?)

私は最初そう思ったのですが、玄関にある靴はどう見ても男物のようです。
それも一組だけと言う事から、来客は一人だけと言う事になります。
私はシューズボックスの上にある置時計をチラリと見遣りました。時計の
針は20時30分を少し過ぎたところを指しています。

(こんな時間まで居る男性客となると…)

私は玄関のドアを開けたまま、少し考えを巡らせました。
親戚の誰かかも知れませんし、もしかしたら私の父親、それとも義父――
その時の私はそんな事を普通に考えていました。
そんな時です、廊下の先にあるリビングへの入口のドアから人の声が聞こ
えました。

「ねえ…もういいでしょ?」

「ハハッ…恥かしがってる由紀子さんも素敵だね?」

「もうッ…いいから止めてッ…」

それは確かに妻の声でした。そして相手の男の声は、私の聞いた事のない
若者の声なのです。

「そんな事言ってるけど…本当は由紀子さんも満更じゃないんでしょ
う?」

「馬鹿なこと言わないのッ!」

若い男をたしなめるような妻の声でしたが、どことなく恥じらいを含んだ
ような声色に、私の心には急激に不審の念が湧き上がってきました。
このままリビングへと向かうべきかどうか、私は迷いました。
そして私は再び玄関ホールを後にして、音がしないようにドアを閉め、鍵
を掛けました。
私はリビングの二人の様子がどのようなものであるのか知りたくなった
のです。

玄関から出ると、浴室とブロック塀との間の狭い隙間を抜け、多少の広さ
のある裏庭へと出ました。そこからですと、サッシ越しにリビングの様子
が窺えるはずです。
私は庭木の陰に身体を潜め、少しずつリビングのサッシへと移動しました。
あいにくサッシの内側にはカーテンが引かれており、すぐには中の様子を
伺う事は出来ませんでしたが、それは向こうからも此方の様子が窺えない
と言うことです。

私はどこか中が覗けるようなところがないか探しました。すると、サッシ
の一番隅の方からリビングの明りが洩れているところを見つけました。観
葉植物の枝に引っ掛かり、カーテンが閉まりきっていないようです。

私は物音を立てないようにしてゆっくりとその場にしゃがみ込み、リビン
グの中を窺いました。
そして私は、目に飛び込んで来たその光景に愕然としてしまうのです。
  1. 2014/08/18(月) 11:48:37|
  2. ココロ・黒熊
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ココロ 第2回

明々と照明の灯ったリビングのプラズマテレビには、なにやらアダルトビ
デオらしき映像が映し出されています。
そしてその正面に位置するソファーに、妻と若い男が隣り合って座ってい
るのです。
妻が夫の留守の間に若い男を家に上げていると言うだけでも信じられな
い事ですが、まるで恋人同士のようにソファーに並んで腰掛け、なんとア
ダルトビデオを鑑賞しているではありませんか。

実は私も以前、妻にアダルトビデオを一緒に見ないかと誘ってみたことが
ありました。しかしその時は「何ばかな事いってるのよ」と軽くあしらわ
れた事があるのです。
それがどうでしょう、今妻は私以外の男とソファーで隣り合ってアダルト
ビデオを鑑賞しているのです。

男の年齢は、見た目だけで判断すると20代半ばと言ったところでしょう
か。妻の由紀子よりはかなり若いようです。
それでも、私は妻の年齢を知っているからそう思うだけであって、年齢よ
り若く見られることの多い妻とその男は、何処にでも居る普通のカップル
のように見えます。

男がテレビの画面を指差しながら妻に何やら囁き掛けると、妻がイヤイヤ
と首を振るような素振りを見せているのが判ります。きっと男が無理に見
せようとしているアダルトビデオを、妻が恥らいながら断っているのでし
ょう。
男は何度か画面を指差し妻に見るように勧めているようですが、妻は俯い
たまま見ようとはしません。そこで男はようやく観念したようで、ソファ
ーの前にあるテーブルから小さなリモコンスイッチを取り上げビデオを
停止させました。
その後も男はしきりに何かを話し掛けているようで、妻も何やら言葉を返
しているみたいですが、閉じられたサッシ越しでは二人の会話を聞き取る
ことが出来ません。

私はもしやと思いサッシに指を掛けました。
妻は部屋の空気の入れ替えをするためによくサッシを開けているようで
したし、きちんと戸締りをするのは就寝前のようでした。
サッシに掛けた指をゆっくりと横に引くと、サッシは音も無くスライドし
たのです。

「それじゃあさッ…僕がさっき由紀子さんに言った事の返事、聞かせてく
れる?」

「あ、あれは…さっきもう、返事したでしょ?」

「だからぁ…もう一度真剣に考えてみて…後で返事を聞かせてって言っ
たじゃない…」

「もうその話は、やめましょう?…いくら考えても、私の返事は変わる事
はありません…」

「それは、ただ単に由紀子さんが一歩足を踏み出せないだけでしょ?…世
間体や体裁に囚われて…自分の本当の気持ちを誤魔化しているだけでし
ょ?」

「……だから…もうその話は…」

妻の言葉の途中で男は不意に妻へと身体を向け、両手を妻の両肩に乗せ、
グイッ…と男の方を振り向かせました。

「そんなにあやふやにしないでッ…ね?…僕は本気なんだよ?…本気で
僕は、由紀子さんの事を愛しています…きっと、旦那さん以上に…だから、
もう一度真剣に考えてみてよ?」

男の表情は真剣そのものと言った感じです。傍から見ていても、その男が
真剣に妻を口説いていると言う事が判りました。
男の言葉に、私の中で嫉妬心がメラメラと燃え上がるのが判ります。私は
そのままリビングへと踏み込んで、男を殴り倒そうかとも考えました。し
かし、私はそうはしませんでした。
男の真剣な眼差しと言葉に、妻がどのような反応を返すのか見てみたかっ
たのです。

「………………」

妻は男の視線から顔を逸らし、少し俯き加減で黙っています。
どうしてそこできっぱりと断らないのかと、私の嫉妬心は益々膨れ上がっ
ていきます。

「ねえ?…もう僕の気持ちは充分に判っているでしょう?…それに由紀
子さんも…きっと、もう気付いているはずだよ?…自分の本当の気持ちに
…」

言いながら男は、両肩に手を乗せたまま、俯いた妻の表情を真剣な眼差し
で覗き込みます。

「…由紀子さん…今日は由紀子さんの誕生日だよね?…だから…新しい
自分に生まれ変わる最高のチャンスだと思うんだ…だからね…もう世間
体なんかに縛られるのはやめて…もっと自分のために生きてもいいと思
うんだ…」

「………………」

「ね?…もう我慢するのはやめて…自分に正直になりなよ?……今日か
らは新しい人生を歩いていこうよ?…僕と2人で…きっと幸せにします
…約束する…だから、ね?…今度ははっきりと答えを聞かせてよ?」

男はそう言うと、真剣な眼差しで妻の表情を覗き込みながら、自分の顔を
妻の顔へと近づけていきます。きっと口付けでもそようと考えているので
しょう。
私はここで踏み込むべきか否か迷いましたが、結局は何も行動を起こしま
せんでした。
妻が口付けを受け入れる訳が無いと言う思いもありましたし、男の言葉に
対する妻の本心を聞いてみたいと思ったからです。
  1. 2014/08/18(月) 11:49:36|
  2. ココロ・黒熊
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ココロ 第3回

男の顔が…いや、唇が、妻の唇へと近付きます。
妻はこの男の口付けを本当に受け入れるつもりなのだろうかと、私は気が
きではありませんでした。
しかしその時です――ハッと我に返ったように顔を上げた妻がグイッ…
と男の身体を押し返したのです。
息も詰まる思いで見ていた私も、ホッと胸を撫で下ろしていました。気付
けば掌は滲み出た汗でグッショリと湿っています。

「…ヒロユキ君…本当にごめんなさい…あなたの私に対する気持ちが本
気だと言うことは、充分理解できるわ…でも、もう何度も言うようだけど
…私の気持ちは変わりません…私は今の生活を壊す気はないの…それに
…主人のことを今でも愛しているんです…」

ゆっくりと男を諭すように告げる妻の言葉に、メラメラと燃え上がってい
た嫉妬心が少しだけ鎮まるのが判りました。
今までにどんな経緯がこの二人の間にあったのかは勿論気になるところ
でしたが、最終的に妻の出した結論は私の事を選んでくれたのです。
それも私を目の前にしてではなく、やんわりと遠回しにでも断れるような
私が居ない状況の中で、妻ははっきりと男に私の事を愛していると告げた
のです。

「嘘だ!…それって、由紀子さんの本当の気持ちじゃないでしょ!?…ね
えッ、もう世間体にとらわれるのはやめて…そんな体裁だけの言葉じゃな
く…由紀子さんの本当の気持ちを聞かせてよッ!?」

男は妻の肩を揺さ振るようにしながら尚も詰め寄ります。

「判ってッ!…これが私の本当の気持ちなのッ!…ヒロユキ君が私の事
を想ってくれる気持ちは嬉しいけど…私はそれに応えることは出来ない
のッ!…ごめんなさいッ…ごめんなさいッ…」

「そんなのッ!…そんなの信じられないよッ!」

男の手を払い除けようとしながら告げる妻に、ヒロユキと呼ばれる男は尚
も食い下がるようにして妻の肩にしがみ付きます。
私はそろそろ潮時だなと思い、意を決してリビングへと踏み込もうとしま
した。
しかしその時です。男の発した言葉に私の身体は硬直してしまうのです。

「じゃあなんなのッ!?…このビデオに映ってる由紀子さんは嘘だって
言うのッ!?…違うでしょ?…これが本当の由紀子さんなんでしょ
う!?…ねえッ!…お願いだから本当の事を言ってよッ!…ねえッ!」

男の言葉に、私はアダルトビデオの事を思い出しました。
妻と男の会話と様子に全神経を奪われていた私は、最初疑念を抱いたアダ
ルトビデオの事などすっかり忘れてしまっていたのです。

男が再びテーブルの上の小さなリモコンスイッチを取り上げ、テレビの方
へと向けて腕を伸ばしました。私はその伸ばされた先へと視線を移します。
そこで気が付いたのですが、テレビの前にはハンディタイプのビデオカメ
ラが置かれています。それから伸びるコードがテレビの正面にある入力端
子へと繋がっていました。
ビデオカメラが我が家の物ではないと言う事はすぐに判りました。と言う
事は、それは男が持ってきた物なのでしょう。そして、先程まで画面に映
されていた映像もこの男が撮影したものであろうと推測できました。

男がリモコンの再生ボタンを押したのでしょう、テレビの画面には再びア
ダルトビデオが映し出されました。

(…えッ!?)

私は一瞬で度肝を抜かれてしまいました。
テレビの画面に視線を集中すると、そこに映し出されている男と女の姿は、
紛れもなく今ここに居る若い男と、そして私の妻である由紀子だったので
す。
  1. 2014/08/18(月) 11:51:35|
  2. ココロ・黒熊
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ココロ 第4回

(な…なんだこれは?…一体…なぜ?…なぜこんな映像が…)

画面の中の妻は、頭の上で両手を縛り上げられた格好でベッドに寝かされ
ていました。そしてその妻の身体の上には、今目の前に居る若い男が覆い
被さっているのです。
私は訳が判りませんでした。殆どパニック状態だったと思います。

「ほらッ!…聞いてよッ!…由紀子さんの本当の声を…もう一度ちゃん
と聞いてよ!」

リビングから聞こえる男の声に私はハッと我に返りました。
男は手にしたリモコンを何やら操作しているようです。そして次の瞬間、
リビングのサラウンドスピーカーからビデオ映像の音声が響き渡りまし
た。

『アアアッ!…イッ!…イイッ!…ア…ア…ヒロユキ…くんッ…アアン
ッ!…す、すごいぃッ!』

それはあられもなく悶え喘ぐ妻の善がり声でした。
そしてその声は、私との営みでは聞いたこともないほどに蕩け切り、淫猥
な雰囲気を醸し出しているのです。

(う…うそ…だろ…?)

私はテレビの映像とスピーカーから流れる善がり声が、今までずっと一緒
に暮らしてきた妻の物であるとは到底信じられませんでした。しかし画面
に映っているのは確かに妻であり、スピーカーからの声は確かに妻の声な
のです。

『…アアッ!…す、すごいのッ!…アアンッ!…こ、こんなの初めてッ!
…アアッ!…も、もっとッ!…アアアァァンッ!』

「イヤッ!…やめてッ!…そ、そんなに大きくしたら外まで聞こえてしま
うッ!」

「ねッ?…これが本当の由紀子さんの姿でしょう?…ほら、あんなに僕の
身体に脚を絡めて…」

『アッ!…アアッ!…すきッ!…すきッ!…アアンッ!…ヒロユキくん
ッ!…ヒロユキくんッ!』

スピーカーから響く妻の善がり声に、私は愕然としてしまいました。そこ
で妻ははっきりと、その男の事を「好き」と告げているのです。

「お願いッ!…も、もう止めてッ!…ねぇッ!…もうお願いッ!…ヒロユ
キ君ッ!…もう止めてッ!」

妻の哀願に、男はゆっくりとソファーから立ち上がると、ビデオカメラへ
と近付きました。妻はと言えばビデオを止めてもらえると思ったらしく、
恥かしそうに俯いたまま両手で顔を覆っています。
しかし男はカメラからテープを取り出すと、その横に置かれていたもう1
本のテープをカメラに入れ再びソファーへと戻りました。
そしてテレビの画面には、新たな映像が映し出されたのです。

(…なッ!?)

私は再び驚愕してしまいます。
新たに映し出された映像は、妻が男の股間に顔を埋め男根を口に含んでい
る場面でした。

『チュパッ…チュパッ…ジュルッ…ジュルルッ…』

先程の善がり声とは違い、今度は糸を引くような粘着質な水音がスピーカ
ーから響きます。

「えっ?」

俯いて顔を覆っていた妻がビクリと表情をあげました。

「ほら、由紀子さん…あれが本当の由紀子さんの姿でしょう?…あんなに
美味しそうに僕のをしゃぶって…あんなの旦那さんにもしてあげた事が
ないって言ってたじゃない…」

「あ…あ…い…いやッ…いやぁッ…」

妻は再び俯いて頭をブルブルと振りながら顔を覆い隠します。ここから見
ても、妻の耳や頬、首筋が真っ赤になっているのが判りました。

『…ジュポッ…ンムムムッ…アアッ…す…すごいぃッ…チュバッ…チュ
バッ…ンンッ…こ、こんなに…大きいなんてッ…アアンッ…ジュルッ…ジ
ュルッ…ンンムムムゥゥッ…ジュボッ…ジュルジュルッ…ンンンッ…大
きいッ…おおきいっ…』

スピーカーから聞こえる妻の淫らな言葉に、私は心を引き裂かれるような
思いになりながらも自然と視線は画面へと吸い寄せられていました。
そしてその画面に映し出されている男の男根を見て、私は愕然としてしま
うのです。

その男根は色こそ日本人のものですが、サイズ的には黒人男性のそれを思
わせるように長大で逞しいものでした。
そして妻が、その日本人離れした特大の男根に舌を絡め、喉の奥深くへと
咥え込んでいるのです。

(由紀子は…あんなモノで……)

頭からスーッ…と血の気が引くのが自分でも判りました。全身から力が抜
け、脚はガクガクと震え、私はその場にへたり込んでしまいました。
それでも視線だけは、リビングの中の二人の様子を覗き込んでいるのです。
  1. 2014/08/18(月) 11:54:32|
  2. ココロ・黒熊
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ココロ 第5回

リビングのソファーでは、恥かしそうに俯いて両手で顔を覆う妻に男が何
やらしきりに話し掛けています。当然その声は私にも届いているはずです
が、呆然自失としていた私の耳には聞こえていませんでした。
私は部屋の中の二人の様子を、まるで夢でも…いや、悪夢でも見ているよ
うな感覚で呆然と眺めていました。目の前で起こっている事態が、どうし
ても現実のものだとは感じられなかったのです。

最初に目にしたのは、懸命に妻を口説き落とそうとしている若い男の姿で
した。そしてそれをきっぱりと断った妻。
それまでの経緯は判らないにしても、その時点まででしたらまだ私の頭の
整理もどうにか付いていたはずです。
しかし、大画面のテレビに映し出されている妻と男の痴態――両手を拘束
されていたと言う事から、無理矢理に犯されてしまったのかとも考えまし
たが、妻の善がり声や仕草などから見ると決して嫌がっているようなふう
でもなく、それどころか嬉々としてそれを受け入れているようなのです。
「もっと」と男の責めを強請る妻。
「好き」と告げながら、男の名前を愛しそうに叫ぶ妻。
「大きい」と告げながら、さも大事そうに男の怒張へと奉仕をする妻。
どの場面でも妻の眼差しは淫猥に蕩け切り、その男の事を心から愛しく思
っているように感じました。
そしてそれは、決して私との営みでは見せた事がないほどに、男に対して
献身的に尽くしているのです。

(…どう言う事なんだ?…一体…由紀子は…)

私は妻の本心が判らなくなりました。
確かに先程は、男からの告白を断り私の事を選んだはずです。私の事を「愛
している」とも言っていました。
しかし、画面の中で繰り広げられる妻と男の交わりを見れば、そんな妻の
言葉も全て嘘に思えてしまうのです。

――それって、由紀子さんの本当の気持ちじゃないでしょ!?…ねえッ、
もう世間体にとらわれるのはやめて…そんな体裁だけの言葉じゃなく…
由紀子さんの本当の気持ちをおしえてよッ!――

男が妻に詰め寄った時の言葉が、私の頭の中でグルグルと巡りました。男
の言うように、私を愛していると言うのは本心ではないのでしょうか。た
だ世間体や体裁だけで、本当の気持ちを押さえ付けているのでしょうか。
そして、この男の存在です。
妻は私より、本当はこの男の事を愛してしまったのではないでしょうか。
ビデオの映像とスピーカーからの音声を聞く限り、私にはそう思えて仕方
がないのです。

(もしかしたら俺は、妻に捨てられるかも知れない…)

私の心の中でそのような思いが急激に湧きあがってきました。それは嫉妬
と言うよりも、もはや敗北者としての感情のほうが大きくなってしまって
いました。
その時、呆然自失の状態で固まっている私の耳にリビングからの妻の声が
聞こえました。

「お願いッ!…もうこれ以上私を困らせないでッ!」

妻はシクシクとすすり泣きを零しながら、俯いたままの顔を両手で覆って
頭をブルブルと振っています。

「お願い…私の事も判ってッ…私には夫が居るのッ…家庭があるのッ…
だから…もうこれ以上私を困らせないでッ!…お願いッ…お願いだから
ッ…」

そんな妻の姿を見ながら、私は身動き一つすることも出来ず、ただジッと
リビングの様子を覗っているだけなのです。

「由紀子さん…」

男はゆっくりと口を開きました。

「僕は旦那さんよりも…由紀子さんの本当の姿を知っていると思う…そ
して、由紀子さんは旦那さんと一緒に居る限り…ずっと…一生…本当の自
分を隠して生きていかなきゃいけないんだよ?…それでいいの?…由紀
子さんは、それで本当に幸せなの?」

男の言葉に、妻は両手で顔を覆ったままシクシクとすすり泣きを零すばか
りで何も答えようとはしません。

「ほら…ビデオを見てよ…」

テレビの画面には、男の怒張を愛しそうに奉仕する妻の姿が未だに映し出
されています。それは決して私にはしてくれた事のない情熱的な奉仕なの
です。

「旦那さんには…こんなに激しくしてあげた事ないって言ってたよね?
…それってつまり…旦那さんには本当の自分をさらけ出せないってこと
でしょ?…でも、僕の前でだったら…由紀子さんは本当の自分になれるん
だよね?」

男は俯いたままの妻をジッと見詰めながら告げます。そしてこう付け加え
ました。

「…きっと…それが本当の愛だと思うんだ…」

そう言うと男は、顔を覆ったままの妻の両手をそっと外し、優しく包み込
むように握り締めました。そして妻はその手を払い除けようともせず、た
だ俯いてすすり泣きを洩らすのです。
そんな二人の姿を見ながら、私はもはや負け犬同然の気持ちになっていま
した。
  1. 2014/08/18(月) 11:57:21|
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ココロ 第6回

男は妻の両手を握り締めたまま、そっと妻の表情を覗き込みます。

「由紀子さん…僕は本当に、由紀子さんの事…心から愛しているんだ…き
っと…幸せにしてみせるから…」

私と妻が交際している時期でも告げた事のないようなセリフを、男は優し
く囁くように告げるのです。それだけで、私の心は打ちのめされてしまい
そうでした。
男性器の大きさも然ることながら、この男は妻を悦ばせる術を知り尽くし
ているように思えるのです。セックスのテクニック然り、愛情表現然り、
そして優しさと強引さ――到底私には真似の出来ないことであり、そして、
この男は妻が本当に求めている物全てを持ち合わせているように思える
のです。
そうやって私が情けなくも敗北感に打ちのめされていた時、男が次の行動
にでました。男は優しく握り締めていた妻の手を、そっと自分の股間へと
宛がわせたのです。

「…えッ?…アッ…いやッ!…やめてッ!」

男の行動に、妻はその手を振り払うような素振りを見せます。

「由紀子さんッ、逃げないでッ…お願いだからッ…」

男は妻の手を股間に押し付けたまま、真剣な眼差しで妻を見詰めます。

「勿論、セックスが全てじゃないって事は僕にも判ってる…でも、お互い
の愛を確かめ合う上では…それも充分必要なことなんだよ…そして、愛が
深ければ深いほど…きっと、感じる快楽も大きくなってくると思うんだ
…」

「そ…そんなこと…それとこれとは…」

それとこれとは違うと、妻は言おうとしたのでしょうか。しかし男は妻の
言葉を遮るようにして話を続けます。

「由紀子さんに対する僕の愛の深さがわかるでしょう?…僕は…凄く気
持ち良かった…そしてきっと、由紀子さんも…旦那さんとの行為以上に…
感じてくれてたはずだよね?」

「だ…だから…それとこれとは…」

「由紀子さんも僕の事「好き」って言ってくれたじゃないか…」

「…………………」

「ほら…本当はもう判ってるんでしょう?…由紀子さんにとって、僕と旦
那さん…どちらが大切な存在なのか…」

男はそう言うと、股間に宛がわせた妻の掌で、ジーンズ越しの膨らみを撫
で上げさせるのです。

「…ッ…ァアァッ…」

妻の唇から小さな吐息が零れるのが判りました。そして既に、妻は男の手
を振り払おうとする素振りすら見せないのです。
このままだと、きっとこの二人はこの場で愛を確かめ合ってしまうと私は
直感しました。もはやこの二人の間には私の入り込む余地などないのでは
ないかと、情けなくも思ってしまったのです。

「由紀子さん…」

男はそう言って、股間に宛がわせていた妻の手から自分の手を離しました。
しかし、妻の手は依然と男の股間の膨らみを撫で上げているのです。

「僕の気持ちを受け止めてくれるね…」

男が妻の身体を正面から抱き寄せ、抱きしめます。妻はと言えば、もはや
男の成すが侭になってしまっています。
男はそれが暗黙の了解とばかりに、妻の身体をソファーへと押し倒します。
しかし、その時です。

「いやッ!…だめッ!…駄目よッ!」

妻は男の身体を力強く押し返しました。男は唖然とした表情で妻の表情を
見詰めていましたが、徐々にその表情は憮然としたものに変わっていきま
した。
  1. 2014/08/18(月) 11:58:21|
  2. ココロ・黒熊
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ココロ 第7回

「どうしてッ!?…何が駄目なのッ!?」

「駄目なのッ…わたし…わたし…もうこれ以上あの人を裏切れない…判
ってッ…私は主人の事を愛しているのッ…誰よりも主人の事をッ…」

妻はソファーの背凭れに斜めに身体を預けたまま、両手で顔を覆って「ワ
ッ…!」と泣き声を上げます。

「そんなのないよッ!…ねッ?…ほら…」

男は釈然としない表情のまま再びビデオのリモコンを取り上げ、何やら操
作をしています。そしてテレビの画面に、また新たな映像が映し出されま
した。

『…アアッ!…イッ…イイッ!…気持ちいいッ!…アアンッ!…こ、こん
なのッ…初めてよッ!…アアッ!…わ、わたしッ…も、もうッ!…アアア
アッ!!』

スピーカーから聞こえる音声は、先程の善がり声よりも更に卑猥さを増し
た、狂ったような妻の嬌声でした。
そして画面には、自分の脚を男の腰に絡み付けて、自ら卑猥に腰を振りた
くる妻の姿が映し出されているのです。

「ほら…僕たちはもうこんなに愛を確かめ合ったんだよ?…どう見たっ
て、お互いに愛し合ってる二人じゃないかッ…ねッ?…旦那さんなんかよ
りも…きっと僕のほうが由紀子さんにはピッタリなんだよ…」

男が話し掛ける間にも、妻は顔を手で覆ったままイヤイヤと首を振ってい
ます。
それでもスピーカーからは妻の狂ったような善がり声が響き渡るのです。

『…アアッ!…ダメッ!…アアンッ!…そこッ!…そこッ!…アアッ!
…イイッ!…イイのッ!…気持ちいいッ!…アアアアンッ!…こ、こんな
の初めてッ!…アアンッ!…ダメッ!…ダメェッ!…アッ!…イ…イク
ッ!…イクッ!…イクイクッ!…アアアッ!…イクゥゥゥゥゥッ!!』

「ほらッ…由紀子さんも思い出してよッ…僕たちあんなに愛を確かめ合
った仲じゃないかッ…ねッ?…旦那さんとじゃ、あんなに気持ち良くなれ
ないんでしょ?…由紀子さんは、僕とじゃなきゃ駄目なんでしょッ?」

妻との激しい性交の場面を見せながら、男は執拗に詰め寄ります。そして
再び妻の手を取ると、自分の股間へと導くのです。

「ああッ…だ、だめッ…お願いッ…違うのッ…あれは…あれは…違うのッ
…お願いッ…もう…これ以上は…赦してぇッ…」

そう言って拒絶の言葉を吐きながらも、妻は男に促されるままに男の股間
を摩り上げるのです。その仕草は、まるで男を受け入れようとしているよ
うに私には見えました。
そして私はこの時、完全に妻を失ったような感覚に襲われたのです。もは
や妻はこの男から離れられないのだと、私は本能的に感じたのでした。

「由紀子さんッ!」

再び男が妻の身体に圧し掛かっていきました。

「駄目ッ!…だめぇッ!…お、お願いッ!…もうこれ以上は駄目なのッ!
…お願いッ、判ってぇッ!」

「そんなの関係ないよッ!…僕が由紀子さんの全てを受け止めてあげる
からッ!」

目の前で起こる出来事に完全に打ちのめされていた私ですが、妻に圧し掛
かる男の姿を見て雄の本能が呼び覚まされたのでしょうか。私は不意に激
しい怒りに全身を震わせていました。
それは男に対するものなのか、それとも妻に対するものなのか、あるいは
両方に対するものなのか、その時の私には判りませんでした。
しかし、私は全身から湧き上る怒りに任せてサッシ窓を力強く押し開けた
のです。
  1. 2014/08/18(月) 11:59:56|
  2. ココロ・黒熊
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ココロ 第8回

激しい音を立てて開けられたサッシへと、二人はビクリ!と全身を弾ませ
るようにして振り向きました。そして一体何が起こったのか理解できない
といった表情で石のように固まっています。
それもそうでしょう、この場に…いや、日本に居るはずのない私がいきな
り現れたのですから。

私は土足のまま二人へと歩み寄り、呆然としている男の胸座を掴んで立ち
上がらせると、怒りに任せて顔面を殴り付けました。

――グシャッ…!

肉が潰れるような嫌な音がしたのを覚えています。
男は殴られた顔面を両手で押さえて床へと崩れ落ちました。
私は再び男の顔面を蹴り上げます。その時も凄まじい音がしました。辺り
に血しぶきが飛び散るのが判りました。
それでも怒りの収まらない私は、グッタリとした男の腹や脇腹をこれでも
かと蹴り上げました。
と、そこで、背後から私の腰に誰かがしがみ付いてきました。

「あなたッ!…やめてッ!…お願いッ!…もうやめてッ!」

妻でした。妻が涙でグシャグシャになった顔を引き攣らせて、私の腰にし
がみ付いているのです。
私はもう一度男の腹に蹴りを入れると、今度は妻へと向き直りました。
「お願いッ!…やめてッ!…やめてッ!」と尚も私の腰にしがみ付く妻の
髪を鷲掴みにすると、私は妻を引き摺るようにして立ち上がらせます。

「ふざけるなッ!!」

私は叫ぶように言うと、今度は妻の頬を張りました。妻はソファーへと崩
れ落ちます。
それでも私はもう一度妻の髪の毛を掴み上げ、片手を振り上げました。
すると再び、背後から誰かが腰にしがみ付きます。

「すみませんッ!…すみませんッ!…悪いのは僕なんですッ!…すみま
せんッ!」

私に蹴り上げられてグッタリとしていたはずの男が、必死に私の腰にしが
み付いているのです。
そこで私はもう一度妻の頬を張り倒し、再び男へと向き直ります。
男の顔面は血だらけでした。口からもダラダラと血反吐を滴らせています。
そんな痛々しい男の顔を見ても、私の怒りは納まることはありませんでし
た。
しかし、これ以上殴る蹴るの暴行を繰り返せば取り返しの付かない事にな
ってしまうと本能的に察知したのでしょう。私は蹴り上げると言うよりも、
靴の裏側で男を押し遣るようにして蹴倒しました。
それでも妻は私の多少の手加減にも気付く事はなく、「お願いッ!…やめ
てぇッ!」と繰り返しています。

「ハアッ…ハアッ…ハアッ…ハアッ…」

私は興奮状態のまま、深い呼吸を繰り返しながらその場に立ち尽くしてい
ました。

「あなたッ…ごめんなさいッ…ごめんなさいッ…赦してッ…馬鹿な私を
赦してくださいッ…」

私の腰にしがみ付いたまま、妻がボロボロと涙を零しながら赦しを乞いま
す。

「すみませんッ…悪いのは僕なんですッ…本当にすみませんッ…」

男は血だらけの顔を床に押し付けるようにして土下座をしています。

「ふざけるなッ!…お前ら二人して俺を馬鹿にしやがってッ!」

未だに怒りの収まらない私は、目の前のソファーを思いっきり蹴り上げま
した。ソファーは倒れこそしませんでしたが、ガガッ!とフローリングの
床を引っ掻くような音を立てて斜めを向きました。

「ヒッ!…や、やめてッ!…お、お願いッ!…お願いですッ!」

「すみませんッ…すみませんッ…全て僕の責任ですッ」

腰に縋りついた妻と土下座をした男が必死で赦しを乞います。
それでも怒りの収まらない私でしたが、このまま暴力を繰り返していても
何の解決にもならないと思い、腰にしがみ付く妻を払い除け、斜めにずれ
たソファーへとドッカリと腰を下ろしました。
すると男は私の前へと身体を移動させ、そこで再び床へと額を擦りつける
ように頭を下げます。それを見た妻も男の隣に並ぶようにして座り、同じ
ように土下座をするのです。
  1. 2014/08/18(月) 12:19:45|
  2. ココロ・黒熊
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ココロ 第9回

ソファーに腰を下ろし多少落ち着きを取り戻すと、未だにテレビの画面に
は妻と男の痴態が映し出されている事に気付きました。

『アアッ!…アアアンッ!…イイッ!…イイのッ!…アアッ!…ヒロユ
キくんッ!…わたしッ…わたし、またイッちゃうッ!…アアアアンッ!…
イッ!…イクッ!…イクッ!…イクウゥゥゥゥゥッ!!』

スピカーからも依然と妻のあられもない善がり声が響いています。しかし、
突然の出来事に必死で赦しを乞う二人は、その事さえ忘れてしまっている
ようです。

「早く止めろッ!」

私は目の前で土下座をする二人に向かって吐き捨てるように言いました。
すると二人は「えッ?」とでも言いたげな表情で顔を上げます。未だに私
の言ったことの意味が理解できていないようでした。

「早くその厭らしいエロビデオを止めろと言ってるんだッ!」

私が語気を強めながら言うと、妻はようやく言葉の意味が理解できたよう
で、「ヒッ…!」と声を詰まらせながらテーブルの上のリモコンを取り上
げ、あたふたと停止のボタンを押しました。そしてすぐさま額を床に擦り
つけ「ごめんなさいッ…ごめんなさいッ…」と詫び続けるのです。

「一体どう言うことだ?…判るように説明してくれ…」

私は懸命に感情を抑え込み、どうにか冷静な口調でそう問い掛けていまし
た。しかし、私の問い掛けに二人は土下座をしたまま何も返す事ができま
せん。

「由紀子ッ!…どうしてこんな男が俺の家に居るんだッ!」

「そッ…それはッ…」と私の問いに声を返したのは妻ではなく男でした。

「お前は黙ってろッ!…俺は由紀子に聞いてるんだッ!」

私は男を威圧するような態度で言います。すると妻がゆっくりと顔を上げ
ました。

「わ…判りました…私が…ちゃんとお話ししますから…もう彼は帰して
あげてッ…は、早く病院に行かないと…」

「そんな事はどうでもいい!…それとも、そんなにこいつの事が心配
か!?…俺達夫婦がどうなるかも判らないのに…それよりもこいつの事
の方が大事だとでも言うのか!?」

「そ…そんなことは…」

妻が何か言おうとした時、今度は男が顔を上げました。

「ぼ、僕のことだったら心配しないでください…このくらいの傷…何とも
ありませんから…」

そう言う男の顔は見るも無残に腫れ上がり、未だに止まらない血がポタポ
タと床に滴り落ちています。それでも男は必死に妻の事を庇うように、心
配しないでと繰り返すのです。
「そんな事言っても…」と妻も男の怪我が心配なようで、しきりに私の顔
色を覗っていますが、怒りの収まらない私は意地でも男を帰すことはしま
せんでした。
そして今の私には何を言っても無駄だと判断した妻は、ようやく私の質問
に答え始めるのです。
  1. 2014/08/18(月) 12:24:37|
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ココロ 第10回

妻の話はこうでした。

男の名前は「吉田裕之」(ヨシダヒロユキ)。妻の勤める出版社に1年ほど
前に入社した26歳の独身男性だそうです。
妻へのアプローチは彼の方からでした。
会社の歓送迎会や何らかの打ち上げ、懇親会――事あるごとに彼は妻に近
付き、真剣に妻を口説いたそうです。
しかし妻も夫のある身でしたから、決してそのような誘いに乗る事はなか
ったと言います。
ところが、今から5ヶ月ほど前――私が出張に発って1ヶ月が過ぎようと
していた頃――の事です。事件(事故)は起きました。

その日も何らかの打ち上げか飲み会があり、会社の皆と10名ほどで居酒
屋で食事をしたそうです。
そしてその居酒屋から二次会へと向かう途中――妻は二次会へは行かず
帰宅予定だったらしいのですが、駅までの道程が途中まで一緒だったので
皆と一緒に歩いていたそうです――横断歩道を渡っていると、一台の車が
信号無視をして妻達の集団へと突っ込んできたのでした。そして、その車
の突進してくる丁度正面に位置するところを歩いていたのが妻だったの
です。
「危ないッ!」と周囲の人達も大声を上げたそうなのですが、突然の出来
事に妻は身体が固まってしまい、ただ悲鳴を上げて立ち尽くしているだけ
だったのです。その時妻は、もうこれで終わりだと死を覚悟したと言いま
す。
しかしその時、彼が咄嗟に妻へと駆け寄り、身を投げ出すようにして妻を
救ってくれたのでした。
彼の咄嗟の判断で、妻は膝に掠り傷を負った程度で済みますが、妻の身を
庇うようにして地面へと転がった彼は、弾みで手首を骨折してしまったの
でした。

妻や他の数名と病院へと向かい、診察結果は全治3ヶ月の右手首橈骨遠位
端骨折(とうこつえんいたんこっせつ)と言うものでした。約4週間はギ
プスで固定しておかなければならないと告げられたそうです。
その日は遅い時間と言うこともあり、彼は一晩入院する事になりました。
しかし明日退院した後、一人暮らしをしている彼はかなり不自由な生活を
強いられる事になります。
そこで妻は、感謝の気持ちから仕事が終わると彼のアパートへと行き、掃
除・洗濯・炊事などの面倒を見てあげる事になるのです。

そこまで妻の話を聞き、私には疑問に思う事がありました。
どうしてそのような出来事を夫である私に言わなかったのか。そして、ど
のような成り行きであったとしても、毎日他の男のアパートへと通わなけ
ればいけなくなった事をどうして私に告げなかったのか。

「そんな大事な事を…どうして俺に一言も言わなかった?…なぜ俺に隠
していたんだ?」

とにかく冷静に妻の話を聞こうと思っていた私ですが、どうしても棘のあ
る言葉を使ってしまう自分を抑える事ができません。つい「隠していた」
などと言う嫌味な言葉を使ってしまうのです。

「べ、別に隠していた訳ではありません…本当に…そんなつもりは全くあ
りませんでした…私はただ…昇進の掛かった大事な出張中のあなたには
心配を掛けたくなかった…結果的に掠り傷程度で済んだことでも…きっ
とあなたは、私の精神面のことを心配すると思ったから…」

妻はそう答えました。
今までであれば、そんな妻の言葉を私への愛情によるものだと信じて疑わ
ない私でしたが、悲しい事に今の状況ではただの言い訳にしか聞こえない
のです。
そして私の口からは、更に棘のある言葉しか出てきません。

「そんなの信じられると思うか?…嘘をつかず正直に言ったらどうだ?
…俺に隠れてこいつのところに行くのが楽しかったんだろう?…思いも
掛けず、こいつと二人っきりになれるチャンスが巡ってきて、本当は喜ん
でいたんだろうッ!?…あ!?…そうなんだろッ!?…俺に隠れて二人
でイチャイチャし合えるのが楽しかったんだろッ!?」

もはや私の言葉には冷静さなど微塵もありませんでした。ただ感情の赴く
ままに妻への嫌味を並べ立てるのです。

「違うッ…違いますッ…信じてッ…私にはそんなつもりは全くなかった
…ただ彼に対する感謝の気持ちと…申し訳ないと思う気持ちだけでした
ッ…本当ですッ…信じてくださいッ…」

妻はポロポロと涙を零しながら私に訴えます。しかし幾ら妻が泣いて訴え
ようが、目の前の男と妻が身体の関係を持った事は紛れもない事実なので
す。ビデオの中で、妻と男はまるで相思相愛の恋人同士のように激しく身
体を重ね合い、お互いを求め合っていたのです。

「嘘をつけッ!…毎日毎日こいつのアパートに行って…毎日毎日ヤッて
たんだろうッ!…俺が居ないのをいい事に、二人で毎日乳繰り合ってたん
だろうがッ!…違うのかッ!」

妻の言葉を信じたい、それが真実であって欲しいと願う私ですが、理性の
箍が外れた私は、普段では決して使う事のない「乳繰り合う」などと言う
下品な言葉まで使って妻を罵倒していました。

「ち、違うのッ…わ…私は…決してそんな…」

「ハハッ…じゃあ二日に一回か?…毎日じゃなきゃ、二日に一回ぐらいか
ッ!?」

「違うッ…違いますッ…そんな事は…そんな事はありませんッ…」

妻は縋るような眼差しで私を見詰めながらそう訴えると、ウウッ…と嗚咽
を零しながら俯き、「信じてくださいッ…信じてください…」とすすり泣
きながら繰り返すのです。

「ハッ…信じられると思うかッ?…じゃあ何だあのビデオはッ!…
あ!?…どう説明するつもりだッ!…こいつのアパートでなんだろ
ッ!?…こいつのアパートで愉しんでいたんだろうがッ!…あ!?…そ
れとも何か?…そんな事になる前から…既に関係があったとでも言うの
か?…俺が出張に行く前から…お前らは俺に隠れて陰でこそこそ乳繰り
合ってたのかッ!?」

怒鳴り付けるような私の言葉に、妻は俯いたままの頭をブルブルと振りた
くり、「そんな事はありませんッ…信じてくださいッ…」と訴え続けます。

「ふざけるなッ!!…じゃあ、どうしてだッ!…どうしてこんな事になっ
たッ!」

「そ…それは………」

興奮状態の私の問い掛けに妻は戸惑いながらそう呟きますが、その後の言
葉を続けることができず、涙を零しながら黙りこくってしまいました。

「黙ってちゃ判らないだろうがッ!」

私は黙りこくってしまった妻へと、苛々した表情を如実に浮かべて語気を
荒くして告げました。
すると、今度は男の方が顔を上げ、真剣な眼差しで私の顔を見上げてきた
のです。
  1. 2014/08/18(月) 12:26:13|
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ココロ 第11回

「すみませんッ!…全部僕が悪いんですッ!…僕が無理矢理、アパートで
由紀子さんを押し倒してしまいましたッ!」

意を決したような男の告白の言葉でした。
その声に、妻は俯いたいた顔をハッと上げ男の方を見遣ります。

「ち、違うッ!…あの時は…私も悪いのッ!…私が…私さえしっかりして
いれば…こんな事には…」

「違うッ!…由紀子さんは悪くないッ!…僕が…僕が全て悪いんです
ッ!」

まるでお互いを庇いあうような二人の言動に、私の心には再び怒りが込み
上げてきました。

「うるさいっ!…どっちでもいいから俺に判るように説明しろッ!」

苛立つ私の声に言葉を返してきたのは、ボッコリと顔を腫れ上がらせた男
の方でした。

「…僕のアパートに、由紀子さんが来たときでした…」

そう言って男は、ゆっくりと妻との関係の始まりを語り始めました。

献身的に世話を焼いてくれる妻に、彼は元から抱いていた恋心を更に燃え
上がらせていったそうです。
この人こそ自分の理想の女性だと、この人を逃したらもう一生これほど素
晴らしい女性に巡り逢える事はないだろうと思ったそうです。
しかし、相手は人妻です。どう足掻いても自分の物にはならない事は理解
していました。

そんなある日の事です。怪我をして2週間ほどが経過していたと言います。
男性でしたら殆どの人が理解できると思いますが、男と言うのは性処理が
必要な生き物です。そして彼も男です。それも、26歳と言うまだまだ精
気に満ち溢れた若者なのです。2週間と言う期間は、彼の中に性欲を横溢
させるには充分なものでした。

その日彼は、朝から何やらムラムラとした気分になっていたと言います。
そして昼過ぎ、どうにも耐えられなくなった彼は、以前からたまに利用し
ていたレンタルビデオ店にアダルトビデオを借りに行くのです。
かなり急いでいたのでしょう。アパートに帰るなり、彼は玄関のドアの鍵
を閉める事も忘れ、早速借りてきたアダルトビデオを鑑賞し始めます。
隣の部屋へ音声が聞こえないようにヘッドホンを装着し、いつしか彼は自
慰に耽り始めるのです。
そんなところへ、運悪くいつもより早い時間に妻が現れたのでした。

彼はヘッドホンを装着していたため、最初妻の存在には気付かなかったと
言います。
それでも視界の隅に何か物陰が動くのを感じ、玄関の方を振り向くと、忍
び足で出て行こうとする妻の姿を見つけたのでした。
ヘッドホンを着けたままの彼は、思わず「あっ!」と声を上げてしまいま
す。声を上げた事に「しまった!」と思った彼ですが、時既に遅しでした。
彼の声に妻がビクリと振り返り、お互いの視線が合うのでした。

妻と彼との会話はぎこちないものになりますが、妻は責任感から彼の食事
を作ります。
そしてぎこちない雰囲気を打開するために、彼は敢えて自分の自慰の話題
を口にするのです。
「恥かしいけど、見られちゃったものは仕方がないよね…」
「正常な男だったら、誰でもやっていることだし…」
「特に僕なんか…何週間もご無沙汰だったんだから…」
そんな話を冗談を交えながらしているうちに妻にも笑顔が戻り、気を良く
した彼は更に際どい話題を妻に向けるのです。
「由紀子さんはどうなの?…今、旦那さん出張中でしょう?」
「もう2ヶ月近くってことは…僕よりも長い間ご無沙汰なんだ?」
「女の人ってのは…我慢できるものなの?」
そんな会話を続けながら、彼は今日借りてきたアダルトビデオの話題を振
ります。
「由紀子さんは…こんなの見たことあるの?」
そう言いながら彼はビデオを再生します。
妻にとっては、そんなビデオを見るのは始めてのことだったのですが、や
はり多少の興味はあったのでしょう、恥じらいながらもそのビデオを止め
てとは言わなかったと言います。
そうこうしているうちに、再び彼の男性器は膨らみを見せ始めます。それ
もそうでしょう、先程は途中で中断してしまい、蛇の生殺し状態と言って
も過言ではなかったのですから。
それに、隣には憧れの女性が居るのです。
「やばいよ…僕なんだか…また興奮してきちゃった…」
そう言うと、興奮状態の彼は思わず妻の手を握ってしまいます。妻は驚い
たような表情を見せただけで、彼の手を振り払おうとはしませんでした。
それに気を良くした彼は、今度はその手を自分の股間へと持っていきます。
「由紀子さん…僕もう…我慢できないよ…」
彼はそう言うと、妻の身体を押し倒すのでした。
しかし、妻は抵抗を見せます。
「だめッ!」「やめてッ!」と言いながら、妻は懸命に彼の身体を押し遣
ろうとします。
しかし男の腕力には敵う筈もなく、遂には彼から圧し掛かられてしまうの
です。

と、それが男の話でした。
男はそこまで話すと、再び額を床へとこすり付けて「すみませんでした
ッ!」と赦しを乞います。

「すみませんッ!…僕が無理矢理に、由紀子さんを押し倒して…本当に申
し訳ありませんッ…」

私は「ふざけるなッ!」と怒鳴り散らしました。

「何がすみませんだッ!…人の女房を何だと思ってやがるッ!…ふざけ
るのも体外にしろッ!」

私が思わず男に手を上げそうになった時、私の振り上げた腕に妻がしがみ
付いてきました。

「あなたッ!…違うのッ!…わたしがッ…本当は私が悪いのッ!」

そう言うと今度は妻が口を開き、ポツポツと語り始めたのです。
  1. 2014/08/18(月) 12:27:04|
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ココロ 第12回

その日は珍しく仕事が速めに切りが付き、妻はいつもより早い時間に彼の
アパートへと向かったそうです。
妻が彼のアパートに行くと、ドアを何度ノックしても返事がありませんで
した。留守なのかなと思いましたが、取り敢えずドアノブを廻すとドアが
開きます。無用心ね…と思ったそうです。
妻は彼が鍵を掛け忘れたまま外出しているのだと思い、取り敢えず食事の
用意だけでもしておこうと、無言でドアを開けました。そしてキッチンへ
と行きかけたとき、奥の部屋に彼の姿を見つけたのです。

何をしているのだろうと思いそっと部屋の中を覗くと、テレビにはアダル
トビデオと思われる映像が映し出されいます。そして彼はヘッドホンを装
着し、下半身丸出しで自慰に耽っていたのです。
驚いた妻は「あッ…」と声を上げ視線を逸らします。しかし、彼がその声
に気付くことはありませんでした。
妻はどうしたものかと迷い、もう一度彼へと視線を向けます。そこで妻の
目に映ったのは、彼が懸命に扱き上げている男性器でした。
それは、妻が久し振りに目にする男性器だったのです。
なぜならば、その時私は長期の出張中でしたし、出張に行く以前も仕事に
追われており妻との性交は殆どなく、1年以上の間セックスレスの状態だ
ったからです。

久し振りに見る男性器に、妻の視線は釘付けになってしまったと言います。
そして、何やら熱い疼きが妻の身体を駆け上がったのでした。
妻は彼の男性器から目が離せなくなってしまいます。久し振りに見る男性
器と言うこともありましたが、彼の男性器は今まで見たこともないほどに
長大で、逞しかったのです。
その男性器を扱き上げる光景を見て、妻の下腹部は甘い疼きに見舞われて
しまいます。下腹部の奥がジワリ…と蕩けるような感覚だったと言います。
妻は自分でも気付かないうちに太腿を擦り合わせ、柔らかいフレアースカ
ート越しの股間を片手で押さえ付けていました。
そしてその時、思わず「アアッ…」と甘い吐息を洩らしてしまったのです。
妻は自分の洩らした吐息で我に返ります。そして自分の行為を恥じながら、
彼に気付かれないように玄関へと戻ったのでした。
そしてその時です。奥の部屋から「あっ!」と言う声がしました。

その後妻は彼の料理を作るのですが、その時も彼の男性器が瞼に焼き付い
て離れなかったと言います。そして一度感じた下腹部の疼きは、益々酷い
物になっていったそうです。
そんな時、不意に彼が先程の自慰の話題を口にしてきました。
妻は自分の淫らな反応を悟られまいと、無理に笑顔を作って冗談を返しま
す。それでも、先程の彼の男性器が頭の中で益々リアルに思い描かれて、
知らず知らずのうちに視線は彼の股間を追いかけているのです。
そうしているうちに、話題は益々際どいものになっていき、妻の性生活の
ことに触れ始めます。
(2ヶ月どころか…もう1年以上もご無沙汰なのよ…)
(今の私は…裕之君以上に飢えているのかも…)
彼からの問い掛けににこやかな笑顔で冗談を返していた妻ですが、内心で
はずっとそのような事を考えていたそうです。
そしてそんな事を考えれば考えるほど、妻の肉体は浅ましく欲情していっ
てしまったのでした。
それでも彼からの「我慢できるものなの?」との問い掛けには「女は男と
違って、そのくらい我慢できるものなのよ…」と、笑顔で返すのです。
実際、妻自身その日までは絶対にそうであると信じて疑った事がなかった
らしいのです。

妻はその時点では、早くここから立ち去らなければと考えていたと言いま
す。自分の肉体の淫らな反応に戸惑いながら、これ以上ここいたらとんで
もない事になるかもしれないと感じていたのです。
しかし、彼がアダルトビデオを再生し始めると、妻はそこから動けなくな
ってしまいます。
初めて目にする卑猥なビデオに多少の興味もあったのですが、それ以上に、
1年以上に渡り抑制されていた妻の性欲が、どんな形でもいいから刺激を
求めていたのです。
  1. 2014/08/18(月) 12:27:52|
  2. ココロ・黒熊
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ココロ 第13回

妻はビデオを見ながら、私との性交を思い出していたと言います。もう随
分とご無沙汰な私との性交の記憶を蘇らせて、そして1年以上もほったら
かしにされていた事に遣る瀬無い気持ちを昂ぶらせていたのでした。
(あなたが構ってくれないから…)
だからこんなにも肉体が疼いてしまうのだと、妻は私を恨んだと言います。
(早く帰ってきて…私を抱いてッ…)
そのような想いを抱きながら、妻は画面の中の男と女に自分と私とを置き
換えていきます。
しかし、それは所詮想像の産物でしかありません。いくら私との性交を思
い描いたところで、欲情した肉体の疼きを鎮めることなどできないのです。
いや、それどころか、妻の肉体は益々刺激を求めて昂ぶっていったのでし
た。

そんな時、ふと隣に視線を移すと、彼のジーンズの股間がモッコリと盛り
上がっているのが判りました。
途端に、先程目撃した彼の男性器の姿が妻の脳裏に思い描かれます。そし
て疼き続けていた下腹部の奥がキュ~ンッ!と引き攣るような感覚を味
わったのです。
彼も興奮しているんだ…と妻は思ったそうです。
そして、本当にもう帰らなければ取り返しがつかない事になってしまうと
の思いが再び湧きあがってきたそうです。

「あなたが居れば、家に帰ってすぐにでも抱いてもらいたかった…」

告白の途中、妻はそう言いました。
しかし、その時点での私の帰国の予定はまだ4ヶ月以上も先の事だったの
です。
その時彼が「また興奮してきちゃった…」と言いながら妻の手を握り締め
たのでした。その瞬間、妻は何とも言えぬ心地よい刺激に見舞われたので
す。

いつの間にか妻の性感は敏感になってしまっていました。そこに、久し振
りに男の手が触れてきたのです。
妻は手を握られただけだと言うのに下腹部をジワッ…と蕩けさせてしま
ったと言います。
そしてその心地よい快楽に、妻は彼の手を振り解く事が出来なくなってし
まったのです。
(アアッ…駄目なのにッ…)
妻はそう思いながらも、手を握られるだけなら別に夫を裏切る訳じゃない
と、自分の都合のいいように解釈してしまいます。
しかし、彼は妻の手を自分の股間へと導いたのでした。
(アッ!…だ、駄目ッ!)
妻は宛がわれた股間から手を離そうとしますが、久し振りに感じる男性器
の感触に肉体は過敏に感応してしまいます。
ショーツの内側に愛液がトロリと溢れ出し、既に濡れている肉襞がクチュ
リと音を立てるのです。
妻は彼のジーンズ越しの男性器に触れただけで、この1年以上の間感じた
事のない悦楽を感じてしまったのです。
そして妻は、彼の股間から手を離す事が出来なくなってしまいます。
その時彼が不意に妻を振り向き、「我慢できないよ…」と告げながら妻を
押し倒してきます。
「だめッ!…だめよッ!…裕之君ッ!…や、やめなさいッ!」
妻は彼の身体を押し返しながら抵抗します。しかしその抵抗は形だけの物
だったと妻は言うのです。

「本当に拒むつもりだったら…まだ抵抗のしようもあったと思います…
それに、彼を納得させることも出来たと思います…」

妻は私にそう言いました。

「勿論、あなたを裏切る事なんて絶対出来ないと言う気持ちはありました
…その気持ちが一番大きかった…でも、心の奥底に…このまま彼に抱かれ
てもいいと言う欲望も…確かにあったのです…」

そんな妻の告白に、私は頭の中が真っ白になっていました。
勿論妻を責めたい気持ちもあります。
男に食って掛かりたい気持ちもあります。
しかし私は、何も言い返す言葉が見つからないのです。
  1. 2014/08/18(月) 12:28:40|
  2. ココロ・黒熊
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ココロ 第14回

「すみませんあなたッ…私は…私はふしだらな女です…でも、これだけは
信じて欲しい…私は、今でもあなたの事を愛しています…あなただけを…
愛していますッ!」

呆然としている私に妻はそう告げると、「ごめんなさいッ…」と再び頭を
下げます。そんな妻の態度からは、私に対する切実な想いが伝わってきま
した。

妻の告白からすると、私にも至らない点があったのだと思います。
仕事に追われて妻の事をないがしろにしてしまっていた事。妻の存在を居
て当たり前だと思っていた私の思い上がり。釣った魚には餌をやらない的
な、妻の事を一人の女として見ることが出来なくなっていた自分。そして、
夫としての責任を放棄していたにも等しい1年以上のセックスレス。
ここ数年の生活を振り返り、妻に対する愛情と呼べるものが果たして存在
していただろうかと私は考えました。

炊事をし、洗濯をし、掃除をする――それが妻として当たり前の事だと思
っていました。
仕事がどんなに遅くなろうとも、きちんと食事や風呂の用意をして待って
てくれた妻。
仕事のトラブルで苛々している時も、いつもと変わらぬ優しさで接してく
れた妻。
夜遅くに会社の上司や同僚・後輩を家に連れてきたときも、嫌な顔一つせ
ず接待をしてくれた妻。
新婚当初であれば、そんな妻に対し私も労いの言葉や感謝の言葉を返して
いたと思います。しかし、いつしかそれが当たり前の事だと思うようにな
ってしまっていました。そして、感謝の気持ちすら忘れてしまっていたの
です。
それでも妻は愚痴一つ零さず私に尽くしてくれました。それはきっと、私
に対して変わる事のない愛情を持ち続けていてくれたからなのでしょう。
そんな妻に対し、私は果たして愛情と呼べる接し方をしていたでしょうか。
今考えれば、その答えは「NO」です。

そんな事を考えていると、妻に対して申し訳なかったと言う感情が込み上
げてきます。
しかし、いくら自分にも非があったとしても、今の私には妻の言葉を到底
聞き入れる事など出来ませんでした。
私の脳裏には、ビデオの中の妻の姿が焼き付いて離れないのです。
決して私には聞かせた事のない激しい善がり声。全てを支配してくれる事
を望むようなお強請りの言葉。蕩けきった表情。そして、献身的なまでの
口奉仕。
それを思い出せば、またしても私の心には沸々と怒りが込み上げてきます。
出会って以来の妻の私に対する態度が、全て嘘で塗り固められた偽りの姿
だったのかと思えて仕方がないのです。

「ふざけるなッ!」

再び私は大声を上げていました。

「何が愛してるだッ!…そんなの信じられるかッ!…じゃあ…じゃあ何
だあれはッ!…こいつの身体にしがみ付き…好きなどとほざきながら気
持ちよさそうにしていた姿は一体何なんだッ!!…馬鹿にするなッ!!」

私は一気に捲し立てるように言うと、「フウゥッ…フウゥッ…」と鼻息も
荒く妻を睨み付けました。
妻は一瞬グッ…と唇を噛み締めると床に倒れこむようにして突っ伏して
しまい、「ごめんなさい…ごめんなさい…」と繰り返しながらすすり泣き
を零します。

「謝って済むことか!…ほら!…見てみろ!…これがお前の本当の姿な
んだろッ!?」

私は言いながらテーブルの上に置かれていたビデオのリモコンを取り上
げ、再生のボタンを押します。

『…アアッ!…す、凄いッ!…アッ!…アアッ!…またッ…またイッちゃ
うッ!…アアンッ!…裕之くんッ!…アアッ!…イッ…イクッ!…アア
ッ!…い、一緒に…裕之くんも一緒にイッてぇッ!』

途端にスピーカーからは男に媚びるような激しい善がり声が響き、画面に
は快楽を貪り合うような妻と男の痴態が余すところなく映し出されます。

「ああッ!…いやッ!…いやぁッ!…止めてッ!…あ、あなたッ!…お願
いッ!…見ないでッ!…見ないでぇッ!…お、お願いですッ!…お願いだ
からッ!…止めてぇッ!」

床に突っ伏していた妻は、スピーカーから自分のあられもない善がり声が
響くと同時に、私の腕にすがり付くようにしながらリモコンを奪い取ろう
とします。

「俺には見せられないのかッ!?…こいつとは愉しそうに見ていたのに
なッ!」

そう言いながら私は妻の髪の毛を掴み上げ、無理矢理にテレビの画面の方
を振り向かせました。

「いやッ!…いやぁッ!…あなたッ!…赦してッ!」

『…アアッ!…アッ!…イ、イクッ!…裕之くんッ!…わたしッ!…また
イッちゃうッ!…アアッ!…イクゥゥッ!…イクウゥゥゥゥッ!!』

『由紀子さんッ!…僕もッ!…僕もイクよッ!…ッ…ウッ…ウウウゥゥ
ゥッ…』

画面の中の二人が同時に絶頂を極めました。
髪の毛を掴み上げられたままの妻は「いやっ!いやっ!…見ないでぇ
ッ!」と叫び声を上げています。
画面の中では、同時に果てた二人が寝具の上でギュッと抱き合いながら、
恍惚の表情で口付けを交わしていました。
それを見ながら私は、自分の理性や精神が音を立てて崩れていくのを感じ
ていたのです。
  1. 2014/08/18(月) 12:29:41|
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